2022年06月29日

S&W M13 Carry Gun PC ダミーブレットとか

今回のM13 Carry Gun PCにも、P.P.P.同様にC-Tecのダミーブレットを取り付けています。
ただし、P.P.P.ではディテクティブ用を使いましたが、今回はM19用。実は、ストラウプの仕上げ直し完成記事の時にも
それを付けていました。

M19用ダミーブレットの弾頭部分はこのようにJHPを模していて、鉛色部分と銅色部分の2ピースに分かれてます。




それはリアルで良いのですが、長い事もあって取り付け時にシリンダー前面ギリギリになるんですよね。




ですが、前にも書きましたがKフレームの.357シリンダーよりも、実弾(これはダミーカート)はこれくらい短いのです。



ちなみにコルトリボルバーはシリンダーが短いので.357弾がギリギリで正解ですが、S&Wはちょっとシリンダーが長めなのが
多い気がします。


で、せっかくリアルな2ピース構造ですが、銅色部分を使わず先端の鉛色部分だけ使う事に。



鉛色部分はインサートの逃げの為、一部削りました。また、それを奥までねじ込めるようにナット側のネジ内径を半分ほどΦ3.5の
ドリルで掘り込んでます。


M13のシリンダーに装着したところ。



やや奥まった弾頭を再現出来ました♪


次はフレームの刻印です。
元のS&Wモノグラムは瞬着で埋め、S&W Performance Centerのモノグラムと、MOD.13-4のモデルナンバーを手彫りんぐ。



ちなみにバレルはフォーシングコーンを残すように根元にノコギリを寸止めで入れて、除去してます。
とある方からバレルを引っこ抜く方法も教わったのですが、上手くいきませんでした(´・ω・`)


いつものように自前のデータを印刷してテープで貼り付けた上からツンツンして、剥がして点と点を針で繋いでいきます。



今回のPCモノグラムは何種類かある中でもシンプルな方ではあるものの、外径の二重線などの細かい部分はやはり気を遣います。


彫り終わったところ。



綺麗に彫れましたぁ!!


次回、一番の特徴であるバレル加工の紹介で製作記は終了です。

お楽しみに~♪


  


Posted by あじゃ  at 23:33Comments(0)リボルバーS&W M13 Carry Gun PC

2022年06月14日

VZ Grip + TRP & M&P R8

3月にWhite Rookさんに注文していたグリップが先週末に到着したので、早速装着してみました♪

まずは先日仕上げ直したタニオコバのSF TRPカスタム





着けていたOperatorⅡも良かったんですが、本家標準にしたくて買ってしまいました。うん、やっぱりカッコいい!!


今回注文したのはパターンがDiamond Back、色はブラックグレーでマグウェル+サムノッチ+アンビカット付きです。






グリップを変えたので、刻み直したフロントストラップのチェッカリングを再度撮影。





グリップと相まって惚れ惚れしますなぁ~♪(半分手前味噌でスミマセンww)


本家みたいに白バックで真横から。





やっぱガバってカッコいいな・・・

ゴメン・・・やっぱり俺、撃てないかも・・・www


さて、注文するのが1個じゃ送料が勿体ないので(ケチだなw)、NフレームRバットのコンバージョングリップも注文しました。
こちらはタナカのS&W PC M&P R8に装着!





こちらはOperatorⅡで、カラーは同じくブラックグレー、スクリューはステンレスです。


バックストラップも覆うのでやや前後には長いですが、幅は細めでなかなか握り易いです♪






ボトムが切り上がったこのデザインだと、もうちょいバレルが短いモデルの方が似合いますかね?





でもまぁ、これはこれでカッコ良いのではないかと!!(`・ω・´)


ではまた次回♪(^_^)/~


  


Posted by あじゃ  at 21:21Comments(0)リボルバーモデルガン

2022年04月13日

タナカ S&W PC M&P R8 HWモデルガン

また更新サボってしまった…

今回紹介するのは、もう1ヶ月前になりますがタナカから新発売となったS&W PC M&P R8、HWモデルガンです。



R8はペガサスで出て以来、モデルガンで出ないかな〜?と10年以上思い続けてきたので、発売されると聞いて即ポチしましたw


迫力満点の.357Mag 8連発のシリンダー!




一発ずつ装填するも良し、付属のクリップを使って一気に装填するも良し!!






マズルパーツは金属製の別パーツ。




ですが、Oリングのテンションで止まってるだけなので紛失にはご注意を…




ペガサスも同様ですが、フロントサイト は工具無しで着脱が可能です。







今回もフロントサイト がプラなのはちょっと残念。実銃がどうかは知りませんが。


5インチの本体に対して箱がデカいな〜なんて思ってたら、そもそもペガサス2インチでも同じ箱でしたw




今回は画像少なめですが、これは間違いなく買いの一丁です!

この翌日に届いたアレが無ければ、このR8もテンションアゲアゲでもっと写真撮ってたと思うんですが…


そのアレについては、また次回。



  

Posted by あじゃ  at 16:17Comments(0)リボルバーモデルガン

2022年02月19日

ZEKE Pre-M10 ちょいカスタム?

今年初めにアップしたZEKE Pre-M10ですが、子連れ狼さんからお借りした・・・と言うのは実は嘘でしてw

ちょいとカスタム?をご依頼頂いたのでした。


という事で、早速分解!



丁寧にグリスが塗られてますね~


その前に注意点。サイドプレートの取り外しですが、かなりタイトに嵌め込まれています。
ので、実銃のようにグリップフレームあたりをゴムハンマー(写真ではドライバーの柄ですがw)でトントンして、
サイドプレートを反動で浮かして取り外す必要があります。




逆に組み立てる時もキツいので、フレームと並行を保った状態で押し込んであげましょう。(5スクリューだから出来る)




ちなみにハンマーやトリガーなど、タナカのKフレームとスワップ出来ないか?試してみましたが、やはり微妙に寸法が異なり
少なくとも無加工では無理でした。(もちろん加工なぞしておりませんw)


で、今回カスタムするのはコチラのパーツたち。




エキストラクター周りの各パーツ。亜鉛黒染めのエキストラクターはこの後の工程を考慮し、出来る限り表面を研磨しました。




表面は複雑なので端面のみの研磨。




それと、鉄製のスクリューやピンなど。これらはそのままで大丈夫。




これらのパーツを、メッキ屋さんに出してニッケルメッキしてもらいました♪




メッキ厚は10umでお願いしましたが、エジェクターロッドの穴の内側などにカス?が付着していたので3mmのドリルで軽くさらいます。




エキストラクターのネジ部もキツくなっていたので、M5のタップを通しておきます。



ちなみにこのPre-M10では逆ネジではなく正ネジです。取説によると実銃通りなんだそうです。


・・・ココまでの画像で気が付いた方は相当なマニアかと思いますが、ネジを1本忘れてましてw
5スクリューなのでトリガーガード前面にももう1本あるのをすっかり忘れてて、慌ててメッキ屋さんに追加依頼しましたww


で、完成したのがコチラ!





うん! イイ!! 金色ボディにシルバーのトリガー&ハンマー、しかもグリップはアイボリー風となると、他の黒いパーツも
シルバーにしたくなるのが人情というもの(?) 

ワタクシ個人的にも金⇒黒への『脳内変換』は無理でも金⇒銀へは容易な気がしてまして、金属モデルガンの小物パーツは
シルバーの方が好みなので、HFのDTもネジなどのパーツをニッケルメッキしてました。(あの時は自家メッキでしたが)


やはり本業さんの綺麗なメッキは良いですね~♪




亜鉛合金製のエキストラクターもしっかり同じ色味です。



しかしこの後カート入れようとしたらキツくて入らず、よく見たらエキストラクターの角に小さなメッキの花が咲いていたので、
ちょいと削ってあげました。


サムピースのスクリュー。



スリットから見える奥のボルトは、見える部分だけ白磨きしておきました。(その為だけにサイドプレート外しましたw)


グリップで1本隠れてますが、サイドプレートを留める4本のスクリュー。




で、忘れてたトリガーガード前面のスクリューw




ストレインスクリューも。




ハンマーノーズは実銃のニッケルモデルでも黒っぽかったので、そのままにしておきました~


という事で本日、子連れ狼さんにお返ししました~ 喜んで頂けて何よりです♪






  


Posted by あじゃ  at 22:37Comments(4)リボルバーモデルガン

2022年01月12日

ZEKE Pre-M10 5inch ランプサイト

2022年、1発目の記事はやっぱり昨年に引き続きSIGかな~?と大晦日からシコシコしていましたが、
ここに来てリボルバーの神サマが降臨!?何と、あのZEKEのPre-M10が我が家にも来ました!!!







・・・なぁんてねw 先にネタバレしちゃいますが、昨年末に入手された子連れ狼さんがブログで自慢されて
いたのでコメントしましたら、早速持ってきてくれましたww しかもブログネタにどうぞと、お貸し頂いた次第です♪

いやぁ~~!T館長をはじめ、先に入手された方々のレビュー通り、期待通りの・・・いや、期待以上の出来ですねコレは!!
(リンク先のT館長のお写真も必見です!)








このヨークとフレームの噛み合いなんて、もう涎モノ!!




完全新規金型によるディテールやナカさんの表面研磨、そして綺麗な金メッキ。どれを取っても隙が無く、まさに完璧・・・










グリップはモデル工房Sさん謹製のフェイクアイボリー! 金色ボディに良くマッチしていると思います♪



ちなみに本製品にはグリップが付属しないので、ユーザーが自分でグリップを用意・取り付ける必要があります。
これだけ素晴らしい製品ですから、下手なプラグリップなぞ不要!ですよね。


ハンマーノーズもリアルですねぇ♪




金属モデルなので当然バレルはフレームと一体で完全閉塞。




ハンマーノーズブッシングは・・・まぁ、無いものねだりしても仕方ないですね~




いやコレはホントに素晴らしい・・・作動も完璧♡超スムーズ・・・(だんだん言葉を失う私






しかし今回一番困ったのが、この鏡のような表面! ちょっと油断するとワタシのiPhoneが写り込んじゃうww




最後に真横から~~






あっ、写真撮り忘れましたがC-Tecの.38Spl空撃ちダミーカートが付属します。
さすがZEKEさん、必要なものと不要なものを良く分かってらっしゃるなぁ・・・


これで税別152,000円(ランプサイトモデル)は決して高くは無いですね!


ワタシには買えんけど・・・(´・ω・`)


追伸
子連れ狼さんのこちらのM29(M629?)も凄かったぁ~~ ヨダレじゅるじゅる




  


Posted by あじゃ  at 16:55Comments(2)リボルバーモデルガン

2021年12月30日

魅力的なリボルバーたち

タイムリーではないですが、まずは買ったまま記事にしていなかったタナカのSMOLT 4インチ HWモデルガンの紹介。
今年弄ったのはSIGオートばかりでしたが、新品を買ったのはリボルバーの方が多いかも?w

いきなりですが、グリップは手持ちのHogueの木製グリップに交換しました。フィンガーチャンネル無しのラウンドバット用です。
材は確かパーフェローだった・・・かな??(自信無し)






リアルな刻印が嬉しい♪










ヨークの内側は無刻印ですが、変な刻印入れられるよりずっと良いです♪




どこぞのM586と違い(w)、エジェクターロッド先端のローレットもしっかりと入ってますね。




S&W同様にシリンダーのロックも確実!




ちなみにバックストラップはセレーション入り~




ですが、フロントストラップはプレーン。




シリンダーはカウンターボアード無し。




個人的には大きな不満の無い外観ですが、一部だけ。フレームの内側にはゲート跡の処理と思われる抉れが・・・



仕上げ直す際には埋めなきゃです(´・ω・`)


フォーシングコーンの後ろの凹みも大部分は埋められていますが、少しだけ凹みが残ってます。



埋めるの面倒臭そう(´・ω・`)


ところで海外ではスモルトと呼ぶ方が一般的らしいですが、日本では古くからスマイソンの方がなじみが深いですよね。
精度の高いパイソンのバレルをスムーズなアクションのS&W M19に取り付けた、そんな良いトコ取りなスマイソン
(ここでは敢えてこう呼びます)は私も好きでして、HWSのも持ってるので一緒にパチリ♪





HWSのはじんぎすかんさんお手製のグリップ付き! と言うか、以前ご本人が出品されていたのをこのグリップ目当てで
落札したものですw このグリップがタナカに付けば最高だったんですが、残念ながらHWSはスクエアバットなので叶わず。

同じスマイソンをモデルアップしているものの、ちょっとバレルが細くやや貧弱に見えてしまうHWSに対して、タナカのは
ちょうど良いバランスかと思います♪

並べてみると、バレル部の外径の違いが良く分かります。左がHWS、右がタナカ。






タナカに戻り、バレル上面とフレームの上面の接合部を見ると、ほとんど段差がありません。



実は以前、タナカパイソンRタイプガスガンのバレルを入手して、前述のHWSスマイソンのバレルと挿げ替えようかと
考えたのですが、この部分の段差がめちゃくちゃ大きくなり、辻褄を合わせるのが大変そうだったので諦めていました。
HWSはフレームトップが薄いせいもあるかと思いますが、それだけでも無さそう・・・

どうやらこのタナカSMOLTのバレルは同社パイソンのバレルそのままではなく、若干寸法を変えてKフレームに合うように
調整してあるようです。左がタナカパイソンRタイプガスガンのバレルで、右がSMOLT。





バレルの太さは同じですが、バレル上部のリブ天面がやや低くなってます。SMOLT専用寸法のバレルを作ったんですね~


実は実銃SMOLTには段差がある?ような話も聞いたことがありますが、やはり段差は無い方が気持ち良いですもんね♪







さて、前置き(だったのかいw)が長くなりましたが、つい先日大変魅力的なリボルバーをお迎えすることが出来ました♪

その名も、.32 セイフティ・ハンマーレス! Pocket’s Gunsmithingさん作のガレージキットです♪







レジン製のガレージキットですので内部機構はオミットされているものの、ガレージキットと言うと精度が悪いんじゃ・・・?
なんてイメージがあっという間に崩れ去るほど精度良く作られていて、中折れは出来るしトリガーやグリップセフティは動くし、
何よりチェッカリングやバレル上面の細かい刻印などのディテールが気になる気泡も無く、綺麗に出ているんですよ奥さん!(?)

また何より、モデル選定が良いですよねぇ。いや、実はこのモデルの事は良く知らなかったんですが、こんな可愛い子がいた事を
知れて、その上この手で愛でる事が出来る。こんなに嬉しいことはない・・・(突然のアムロ化)

お陰さまで今年も良い正月を迎えられそうです♪


・・・っと! 2021年の総括もしなきゃ!!


ん-、明日頑張ろww





  


Posted by あじゃ  at 19:51Comments(6)リボルバー

2021年06月12日

タナカ S&W M13 3インチ

いやぁ、ホントに待ちに待ったタナカのS&W M13のHWモデルガン、とうとう来ました!!





この日をどれだけ待ちわびた事か・・・

発売が決まった時にあまりの嬉しさに親指が痙攣し(嘘w)、3つもポチってしまいましたw




Ver.2なので各部リアル刻印!!








ヨーク周りの形状はこのタイプ。




リアサイト。



賛否両論あるかと思いますが、ワタシ的にはちょっと古いタイプを再現したい場合はどちらも削れば良いので有難い仕様です♪


ハンマーノーズ周りもVer.1と違ってハンマー上部のスリットが開口されてるのが嬉しい♪



ガスガンと共用の為に変な位置にピンがあるのはご愛敬。(いや、無ければ最高なんですが)

写真撮り忘れましたがハンマーノーズをバラしてみたところ、Ver.1の頃はハンマーの溝の内側に変な位置にあったガスガンの
ノーズスプリング用の凹みが掘られてないので、デホーンドする時も穴が開くのを心配しなくてよさそうな感じです。



取り急ぎ、手持ちのグリップに換装♪



コンバットグリップ(ストック)は先日、Domino251さんからお譲りいただいたモノ。ありがとうございました!マジ最高です♪

でもサービスサイズ&Tylerアダプターもゴンカロバナナも良いし、一つ選ぶなんて無理!! なので本体3つ買いましたw


・・・というのは半分嘘で、9年前に仮仕上げしたままのCarry Gun PCとか、他にも昔から作りたいのがあったので
三つ買ったんですが、ちょっと今はまだSIG熱が冷めないんですよね(;´Д`A


長い間待たせた罰じゃよ。その時が来るまで、ちょっとの間眠ってておくれ・・・(¦3[____]



  


Posted by あじゃ  at 22:10Comments(9)リボルバーモデルガン

2016年10月15日

【超】バントライン、完成!

このところめっきり涼しくなりましたね~ 天気も良くて過ごし易い日々が続いております♪

そんなある日の朝、今日も良い天気だなぁ~と欠伸しながら外を見てみると、目の前に巨大な煙突が
立ってるじゃありませんか!!




なななななんじゃこりゃあ~っ!!???





・・・という訳で(w)、16インチの【超】バントライン、完成でーっす!!





え? ボディがお子様サイズに見えるって? ですよねw でももちろん、ボディは普通サイズですww

塗装は12インチのM29の時と同様に元のHWに似せた感じで、という事で同じくブラックパーカーとトップガードを
ブレンドして吹きました。



繋いだバレル・・・





テーパも自然な感じで、自分でも何処で繋いだか分からなくなりましたw





他は特に弄ってないので、縦構図に行きます!









とにかく長過ぎて写真撮るのも一苦労でしたw



<オマケ>
16インチのM4と♪



確かに16インチのようですww



  


Posted by あじゃ  at 12:47Comments(12)リボルバー

2016年10月01日

Colt SAA バントライン バレル延長加工

先日紹介したColt SAA バントラインスペシャルのバレル延長加工に取り掛かります!

お預かりしてからしばらく、どんな方法で延長するか考えてました。
以前やったM29 12インチではフロントサイトを使う為に中継ぎしましたが、今回はテーパーもあり難しい。
タナカのキャバルリーのバレルはCAWのバントラインのよりもテーパがキツく、先端が細身です。

と言う事で、タナカのバレルのテーパーを緩くし、バントラインの先端に継ぎ足す事にしました。

継ぎ足す方法ですが、当然ながらバントラインの銃口近くまでインサートが来ているので、パイプなどを
突っ込もうにも強度が出せそうにない・・・ そこで、銃口から30mmほど外径を削って被せよう!と
思い、加工し始めたところ・・・



何と亜鉛のウエイトが鋳込まれていました! しっかりと鋼鉄製のインサートも鋳込まれているので安全性は
問題無し。良く考えられてますね~

ともかく、この亜鉛ウエイトの外径がこれまたちょうど良い事にキャバルリーのバレル内径とほぼ同じ13mm!

素晴らしい・・・



んで、キャバルリーのバレルですが今回バントラインの12インチを16インチ(!)にしますので、先端から
102mm(4インチ分)+30mm(バントラインの先端を削った分)の長さでカットし、繋ぐ部分の外径が同じに
なるように削ります。



具体的にはバントライン側の先端外径が18mmに対し、キャバルリー側のカット後の後端外径が約18.5mm
だったので、13mmのドリルを突っ込んで電動ドリルでグルグル回しながら、後端が18mmになるように荒目の
平ヤスリを当ててテーパーを緩めてやりました。



そして、目視で真っ直ぐ繋がるように端面を整え、筒の部分にクイックウェルド、端面にはいつもの瞬着を塗って
接合! クイックウェルドは5~10分程度で固まり始めるので、その間バレルが斜めになったりしないように
注意しながら支えてやります。





最後にペーパーで表面を均します。



長すぎてもはや何の画像か分かりませんねww

気になるテーパーの度合いですが、バレル根元や先端、繋いだ部分の外径とそれらの距離などから勾配を
計算してみると若干の差異はあるものの、見た目には全く分からない程度には出来ました。


現在、サフを吹いて養生中です♪ 目地が出ないか、しばらく様子を見ま~す(*゚ー゚)ノ


  


Posted by あじゃ  at 03:09Comments(6)リボルバー

2016年09月23日

CAW Colt SAA 2nd?

さて、今回はご依頼品です。



私としては珍しいColtのSAA。実はワタクシ、自分勝手とは重々承知しておりますが自分の興味のない銃は基本的に
ご依頼をお断りしておりまして、SAAを弄るのは井浦先生のエングレ以外では初めてになると思います。

井浦先生のエングレはもうそれだけで元気頂けますから、お断りする理由はありません。

では今回は・・・?



その理由がコレ。



長っ!?

そう、こちらはバントラインスペシャル、CAW製の12インチモデルになります。



で、一緒に送られてきたのが・・・



タナカのキャバルリーモデル(ペガサス)のアウターバレルだそうで。



・・・そうです。12インチを更に長くせよとのご依頼なんです!! 以前製作したM29の12インチをご依頼頂いた
じんぎすかんさんからのご依頼で、こりゃ面白そうだ♪という事でお受けすることにしたのでありました~ヽ(´ー`)ノ


続く!!


  


Posted by あじゃ  at 19:05Comments(14)リボルバー

2014年08月10日

KSC ピースキーパーの復活

先日の記事の最後に書いた、落下してフレームが破損してしまったKSCのピースキーパー。

戴き物だし、このままジャンクにしてしまうのは忍びない・・・


と言う事で修復にトライしてみました!!

まずは折れた部分を瞬着で接合し、リュータービットで2ヵ所溝を追加。





1.5mm角の真鍮角線をフレームに沿って曲げます。



この真鍮角線、元々はガバ等のノッチ対策の為に購入しましたが1丁に使うのは1cm以下で、25cm×4本をいつになったら
使い切るんだー?などと思ってましたが、こんな時に役に立ってくれるとはww



この真鍮角線を埋め込むように、デブコンで接着!!



↑ちょっと少なかったので、半乾きの間に反対側に盛るついでに、こちら側も追加してモリモリと。



硬化後にヤスリで大まかに削り出します。





こっちは盛りが足りなくて所々凹んでしまってますね(;^_^A




スプリング等組んで作動させてみましたが、今のところ大丈夫そうです。また落としたらダメでしょうけどw


フレーム形状としてはこの方がリアルなので、修復と合わせて一石二鳥!!かな♪


  

Posted by あじゃ  at 04:12Comments(22)リボルバー

2014年06月14日

S&W Kフレーム バナナグリップ~

2週間ぶりですね~ 長い出張からようやく帰ってきました♪
上海の自社工場に行ったのに、急遽台湾行ったり北京に行ったりと、ドタバタでありました・・・

金曜に帰国して早々、溜まりに溜まったモノを吐き出すべくシコシコしておりますが、今回はグリップネタです。

以前、Kフレのゴンカロバナナのスムースを紹介しました。





思えばあの時、清水の舞台から飛び降りてから2年経ったんですね~・・・



その後、友人に譲って頂いたウォールナットのチェッカー♪







それから、希少なゴンカロのチェッカー♪





元の所有者さまの談では、恐らくゴンカロだけどもしかしたら違うかも?との事で、確かに木目の綺麗なウォールナットに
見えない事も無いですが、やはり身の詰まり具合(?)からしてゴンカロで間違いないでしょう♪



そして! そんな希少なゴンカロのチェッカーがもう一つ!!





ちょっと奮発してebayで落札してアメリカから発送してもらい、経済産業省に輸入承認申請をして、関税・消費税・地方消費税を
支払い、ようやく入手することが出来ました~♪ (しっかし面倒くさかったーw)



これはもう見紛う事無くゴンカロ!! そして、ココまで美しい木目のKフレバナナチェッカーはなかなか無いのでは!?
自慢になってしまいますが、私が今まで見たKフレゴンカロバナナチェッカーの中では最高の木目だと思います♪





バナナが4本~~ヽ(´ー`)ノ





手持ちのラウンドバット2丁に取り付けてみました!



上のはMGCのM586 3インチ、下のはタナカのM13 PCカスタム



折角なので、今回入手したゴンカロチェッカーの画像を何枚か・・・















美味しいバナナに囲まれて、幸せでありま~~す♪


  


Posted by あじゃ  at 21:06Comments(25)リボルバーS&W M13 Carry Gun PC

2012年09月29日

MGC S&W M586 3in.

以前にも登場したMGCのモデルガン、S&W M586 3in,が再登場です♪
S&W M13 Carry Gun PCにはS&W純正バナナスムースを取り付けたので、M586にホーグの木グリを取り付けました。







前にちょこっと書きましたが、MGCのM586は元々スクエアバットなので、ゴリゴリ削ってラウンドバット化しています。
目見当でずーっと前(十数年前?)に加工したものでしたが、今回ホーグのグリップを取り付けるにあたり、ちょうど先日
入手したばかりのS&W純正のサービスサイズ木グリに合わせて、改めてフレームラインを修正しました。



インナーシャーシを相当削ったつもりで、エイヤっとフレームに接着後にプラリペア等で前後を埋めてラインを削り出した
のですが・・・

このギリギリさ加減はどうなんだ!?ww



フロントストラップはギリギリなんとかシャーシ露出せずw





バックストラップもあんまり余裕無しw



縦セレーションは前後とも諦めて埋めちゃいました・・・(´・ω・`)
M586の現行版ラウンドバットはS&Wのサイト見る限りリアのセレーションは無いようですし?
縦セレーションって滑り止めにも効果無いっしょ!?

でも、M586のステンレス版M686の3in. CSモデルは昔のGUN誌を見る限りセレーション入ってますけどね・・・( ´,_ゝ`)



まだちゃんと仕上げてませんが、グリップとのラインはピッタリになりました♪



コイツもいつか、アドレス刻印彫り直して塗装して綺麗に仕上げてやるんだ・・・



さて・・・せっかく仕上げたコイツはどの子に着ければ良いやら?



先日紹介してから更に磨きこみ、最後はエアブラシでニスを吹いてから、更にシコシコしまくりましたw


グリップなのに素手で触るのが勿体無くなってしまったのは全くの想定外ですwww
  


Posted by あじゃ  at 07:46Comments(14)リボルバー

2012年09月19日

S&W M13 Carry Gun PC 完成♪(仮)

アウターバレルの整形およびフレーム周りの加工が終わり、もぉ~辛抱堪りませんので組み上げちゃいます!ww

フレームの刻印や塗装は、いつか会うその日までお預け!!
今はご依頼品が先だから!!(`・ω・´) (←途中でやり始めたくせにwww)


グリップはsirokumaさん他からのリクエストもあり・・・私も最初からそのつもりでしたが・・・
S&W純正ゴンカロアルベスのバナナスムースにしました♪


それでは、まだ前記事の記憶も新しい事ですし、細かい説明は抜きにしてだだ~っと行っちゃいましょう!!ヽ(´ー`)ノ


まずはバレル周り!











続いてフレーム周り!





そして全体像~♪













こんな感じでどうでしょ!?(←何が?)
フレーム仕上げがまだと言う事もあり、バレルは挿してあるだけです。


俺・・・いつか・・・コイツを綺麗に仕上げてやるんだ・・・



あ~さてさて、これだけでは終わりませんよ~♪

ついでにタナカベースに半自作したバナナグリップも表面のうねりを削り直し、sirokumaさんに教えて頂いたように
実グリ(ジャンク)から外したメダリオンとスクリューを移植、そして今回はニスで仕上げてみましたので、こちらも
ついでに(w)ご紹介♪



グリップをニスで仕上げるのは初めてですが、目止めしなかったせいかなかなか思うように仕上がりませんでした・・・
部分的に吸い込みが激しく、ちょっと(イヤかなり)厚塗りになっちゃってます(;´Д`)






んでも、表面を一皮剥いたら木目が甦ってイイ感じになったと思います♪


さすがタナカ純正だけあって、本体へのフィッティングは完璧ww







ただ、3インチバレルとのバランスで言ったら、やっぱりS&W純正のほうが好きかな~

しばらくは取っ替え引っ替えして悩もっと♪  


Posted by あじゃ  at 00:19Comments(14)リボルバーS&W M13 Carry Gun PC

2012年07月30日

M327 + M629 = ??

あっついですねー _ノ乙(、ン、)_ 

昼間はもちろん、夜になっても温度だけじゃなく湿気でムンムンもやもや・・・
これではシコシコは出来ても塗装なんて出来やしないですー(´・ω・`)

あー エアコン欲しー!! 棒茄子またもや無しとかマジ勘弁ですよまったく!!!ヽ(`Д´)ノ


さてそんな中、久しぶりに仕上げ無しのシコシコオンリーのご依頼を子連れ狼さんから頂きました♪

他のご依頼品は瞬着やらパテやらの乾燥待ちだったりするので、合間にチャチャっとやっちゃいましょ~ヽ(´ー`)ノ


ブツはコチラです。



タナカのM327に、同社M629のアウターバレルを取り付けたいとの事。

それも、ゆくゆくは本体側をメッキモデルに換えたいという事で、基本的にアウターバレル側の加工のみで。



そのアウターバレルの基部比較ですが、同じNフレームながら形状が全然違うんですね~



取り付け基部のパッと見て分かる範囲の形状のみならず、外径も1mm弱太いです。
しかも画像では見づらいですが、内側上部にはホップレバーが入る溝や、下部にはフレームの突起が入る溝が・・・



メッキは結構硬いので削るのはなかなかしんどいですし、余計な部分に傷を付けてしまう事も考えられるので、
取り付け基部の外径は彫刻刀の平刀で慎重にメッキを削ぐようにして落としつつ、外径を一回り小さく。
溝は同じく彫刻刀の三角刀で彫りました。





ホップ調整用の穴を開け、M4のタップでネジを切っておきます。





そんなこんなで無事に取り付けできました~♪





ホップ調整のイモネジはシルバーに磨いておきました。



これが無いとホップ調整できないんで、これくらいは仕方ないですね・・・



という事で、お預かりしたその日に完成!ww



あ、もちろんインナーバレルも合わせて切り詰めてますよー♪



子連れ狼さんがM327のメッキモデルを探しているそうですがなかなか見つからないそうで・・・

フレームとかのガワだけでも良いので、もしご不要な方がいらっしゃいましたらご連絡お待ちしております♪  


Posted by あじゃ  at 00:19Comments(20)リボルバー

2012年06月13日

Kフレ バナナ再び

・・・と言っても、また新しく入手した訳ではありません(;^_^A

先日ご紹介した際に、『画像が少ないんじゃボケェ!』とのクレームが入った・・・

訳でも無いんですが、何となく画像少なかったなぁと。


まぁ、奮発して買ったんで自慢したいだけですゴメンナサイww





あはーん♪ イイ木目&色ですねぇ♪





前回と同じM13ではつまらないので、MGCのM586 3インチに取り付けてみました♪





MGCのM586をお持ちの方はご存じかと思いますが、4インチや6インチだけでなく、2.5インチやこの3インチも元々は
スクエアバットなのですが、3インチ以下はラウンドバットでしょう~♪ という極個人的な好みでフレームを削ってます。



まだ加工途中なんで、その辺は追々と・・・



それと、全くチチバンしないアクションをチチバン化したりもしてますが、その辺は広く知られている手法なので割愛
して良いですよね?(;^_^A





この子もちょっとカスタムしたいと思ってはいるんですが、いつになるやら。





先日タナカ製グリップをシコシコ削って作ったバナナの亜麻仁油も落ち着いてきたようです。銃はタナカM13。



あれ・・・反射して見えんやんけww



こっちは大丈夫。





うーん・・・





特に左側のメダリオン周り~スクリュー間、表面の”うねり”が目立ちますな・・・



曲面とは言っても、ちゃんと当て木して削らなきゃダメですね!

そのうちやり直したいと思いますー (やる気あんのか?w)  


Posted by あじゃ  at 00:26Comments(12)リボルバー

2012年05月17日

Kフレ バナナグリップ

ずっと欲しかったんです。Kフレ純正バナナグリップ。

綺麗な木目のが欲しくて、ゴンガロ?スムースのを清水の舞台から飛び降りる覚悟でポチってしまいました♪



とりあえず、タナカのM13 3インチ(ペガサス)に取り付けてみました。

(・∀・)イイ!! とってもイイ!! 細身のグリップが大変しっくりと手に馴染みます♪
ゴンガロでチェッカー入りのがあれば良かったのに~とも思いましたが、スムースでイイかも!!


左のグリップはタナカ純正のコンバットタイプです。フィンガーグルーブが私の手には合わないんですよね~(;´Д`)

木材はソノキリン(ソノケリン)、別名インドネシアローズウッド。
こちらもなかなか綺麗な木目をしているので、そのまま放っておくのも勿体無い・・・


と言うことで、入手したバナナグリップを参考に削り倒してみました!(`・ω・´)



仕上げ前の状態です。元の形状の都合上、まったく同じ形状には出来ず若干短めになりましたが、私の手には
ちょうど良いサイズになりました♪



んで、木目を生かすにはニスでも塗れば良かったのかも知れませんが、馬鹿の一つ覚えで亜麻仁油でフィニッシュ。



ありゃ。木目が大人しくなっちゃいました・・・

まぁ、コレはコレでアリかな!?  


Posted by あじゃ  at 01:53Comments(10)リボルバー

2012年03月19日

M10 x M10

何だかセンチメーターの記事アップしてから連日、いつもの倍くらいのアクセス数なんですが・・・(;´Д`)

やっぱりオラガバニストの復活が望まれているのか!? そうなのかっ!??


・・・しかしここで敢えてリボルバーww ま、まぁ次回からまたガバの予定なんで・・・


まずはコクサイの『S&W M10 2インチ OLD』です。





つい最近、MHW(メガヘビーウェイト)モデルが発売されましたが、こちらは従来のSRHWモデルです。





グリップはS&W純正に交換してます♪





コクサイのKフレームはアクションがしっかりしてて良いですね♪



いつか仕上げ直してやろう(`・ω・´) シリンダーも短くしてやろうかな・・・
(MHWモデルは最初からちゃんと短いシリンダーのようです)



このM10がとても良かった事もあり、4インチのヘビーバレルモデルも入手♪





とりあえず購入したまんま、グリップすら換えてません。





これをベースにカスタムしたい銃があるんですが・・・





いつになるか分からないし、結構難易度高そうなので目処が付いてから公表予定ww





っつか、4インチヘビーバレルモデルはシリンダーが長いまま(.357マグナム仕様)なのは見たままなのですが、
何とバレルの刻印まで.357 MAGNUMじゃないですかww これはもはやM10ではなくM13ですね~





でも、作りたい銃もちょうどM13ベースなので、長いシリンダーとセミワイドのトリガーと合わせて実は都合が良いのです。





フレームの刻印はこんな感じ。ここも彫り彫りするか・・・?





4インチの方だけ、サイドプレートにコクサイマークが。



これは絶対に消そうwww  


Posted by あじゃ  at 01:19Comments(18)リボルバー

2012年01月28日

タナカ S&W M66 4in.

このところの仕事の忙しさで思うようにシコシコする時間が取れません。
今日(正確には昨日)も京都に日帰り出張でした(;´Д`)


・・・シコりたいのにシコれない・・・


そんなストレスからか、携帯を持つ右手の親指が暴走して落札してしまったのがコチラ!



タナカのS&W M66 4in. HWガスガン(中古)です。



ヤフオクの商品説明では『M19にシルバー塗装されています』と書かれていました。
まぁ、間違いではないのですがタナカ純正のシルバー塗装です。





ホーグの木グリ付き♪





ホーグ木グリの同形状のスムースはちょくちょく見かけるのですがチェッカーが入ったのはあまり見た事が
なかったので、本当はM19のモデルガンが欲しかったのに、つい・・・(;´Д`)





本体はやや傷有りの中程度でしたが、グリップはほぼ新品と言える状態でした♪





タナカのM66の中古としてはやや高め?の価格まで上がってしまいましたが、このグリップを新品定価で
買ったらおまけで中古本体が付いて来たと思えばお買い得だったと思います!





さて・・・ コイツはどう料理してやろうかな・・・( ̄ー ̄)フフフ  


Posted by あじゃ  at 01:29Comments(10)リボルバー

2012年01月09日

M19 6in & Grip

皆さん、明けましておめでとうございます!(←遅せぇ!ww)
本年もどうぞよろしくお願い致しますm(__)m

この年末年始も、ちょこっとだけ実家に帰った以外はシコシコしていたのですが・・・思うような成果が上がらず(´・ω・`)


という事で、2012年最初のネタはこちら!



木目の美しいこのグリップは、ヤフオクでも有名なクレイトンファクトリーのモノ。
手彫りのチェッカリングにやや乱れが見られますが、全体的に高級感がありデザインも良く、かなり気に入りました♪



手が小さく大抵のフィンガーグルーブが手に合わない私好みのデザインなのですが、幅はちょっと太いかな~
まぁ、この辺は好みによりけりですが。





んで、銃は何かと言いますと・・・



コクサイの金属M19 6インチです。



コレは最近買ったわけではなく、かれこれ20年ほど前に購入した真鍮めっきのです。

今回グリップを購入したので久しぶりに引っ張り出したら表面が曇っていたので、ピカールで磨いてみたら
ご覧の輝きを取り戻しました~ヽ(´ー`)ノ









どちらかというと短いのが好きな私ですが、たまにはこんな長いのも良いですねぇ♪  


Posted by あじゃ  at 02:42Comments(16)リボルバー