2019年10月19日

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

とうとうこの日が来ました・・・

ペガサスベースのアラスカンが完成してから6年目の今年の春頃でしたか。マルシンがアラスカンを今年の9月に
発売するとの事で、速攻で予約を入れていました。まぁ、マルシンの事ですから今年出てくれたらラッキー♪
つか、最悪お蔵入りなんて事も良くある話なのであまり期待せずに待っていたのですが、何と10月に発売!
どえらい早いじゃないか!!w

で、ついに届きました~♪




箱デカッ!!www

9.5インチとかのスーパーレッドホークと共用なので仕方ないんでしょうけど、縦方向も容赦なく大きいです。
何処にしまおう・・・(;´Д`)


肝心の中身ですが、うん。コレは正にアラスカン!(当たり前







マズルは金属削り出し! ライフリングが無いのは残念。





フロントサイトも良い形状だと思います♪





ただ、ちょっと仕上げが荒い感じなのとその色味からまさかの樹脂製??なんて思いきや・・・



磁石がピタッと! これはテンション上がる!!


更に、色艶からアルミ製かな?なんて思ってたマズルもこの通り!!



この辺は嬉しい誤算でした♪



あの時に苦労してデータ作って手彫りで入れた刻印たちがキッチリとフルで入ってる事に、人一倍感動しちゃいます♪









シリンダーのは一部薄い部分があったり、シリアルナンバーは文字が大きすぎる感じもありますが、許容範囲内です。
逆にMARUSHINとかの変な刻印が無いのも素晴らしい!! 



さて、ペガサスと違ってマルシンXカートシリーズはリアルなカートをズボズボと出し挿れ出来るのが魅力ですね♪
(実はワタクシ、Xカートリボルバーは初購入だったりしますw)





うん、良い眺めです♪



エキストラクターの可動量はちょっと少なめかな?


すっぽり貫通シリンダー。



隣の部屋との壁を無くすことで安全性を確保(というかアピール)してるんですね。外からは見えないし、良いアイデアですね~


マルシンのスーパーレッドホークでもう一つ素敵なのは、ヨーク(クレーン?)側のロックもライブな事!





センターピンに連動したロックパーツがしっかりとフレームの溝に嵌り込みます。
タナカのペガサスでは構造上再現出来なかった部分で、これも大きなアドバンテージですね♪


で、そのシリンダーに収まる.454カート!



これまたデカい!! 真鍮ケースに銅メッキの弾頭。カッコいいです♪


ちなみに、こちらは.454カスールの実ダミカ。



今回のアラスカン到来に備え、2週間ほど前に入手してシコシコしておいたものです。


サイズを比較してみると・・・





右が.454のXカート、真ん中がその実ダミカ、左は.44マグナムの実ダミカです。

Xカートの方が一回り大きく見えると思いますが実際.44と.454の差とほぼ同じ、0.4mmほど太くなってます。(.468口径!?w)
まぁ、これも安全対策の一つなんでしょうね。確かタケさんが.44のダミカ仕様のアラスカンを作られた時も、同様にXカートの方が
太いって言ってましたし。


緩々のブカブカなので気持ち良くはないですが一応、実ダミカも入ることは入ります。





HW仕様という事で気になる重さですが、Xカートとガスが入った状態で、何と987gありました!





ちなみに冒頭でお話ししたペガサスベースのウチの子は、ガス無しとは言え922g。(負けた・・・)



マルシンのはグリップ内ガスタンクやXカート自体の重さが効いてるようですね。
このコンパクトさ(と言っても十分デカいですがw)でこの重量なので、数値以上に重く感じます。

作動に関してもハンマースプリングの硬さからトリガープルは重めではありますが、ゆっくりダブルアクションで
トリガー引いてもしっかりチチバンしますし、変な軋みも無く、その重さと相まってソリッド感?カタマリ感?が凄い!!

ちょっとマルシン舐めてましたスミマセン・・・


という事でマルシンのアラスカン、なかなか良いですよ!!




・・・と、ココまでがポジティブな内容で、ここからがネガティブな内容になりますww


まずは、全体的に適当なパーティングラインの処理。





メッキ品とかはどうなんだろ? ABSだからもうちょっと処理しやすくて綺麗に仕上げられてると良いんだけど・・・


次にグリップ。





HogueのTamerグリップを模してはいるようですが、もちろんガスタンクの制約があるのは理解するものの、だいぶ似てない(´・ω・`)


実グリ装備のウチの子と並べると良く分かるかと・・・





何と言うか、違ったら申し訳ないですが、今どき私のような素人でも持ってる実グリの現物を見ないまま、写真だけ見て
設計してないですかね・・・? 他の銃ですが実グリと並べても見分け付きにくいくらいのタナカを少しでも良いので
見習って欲しいです。

この厚みの違いはガスタンクのせいでどうしようもないんでしょうけど・・・




リアサイトの形状や、ハンマー周りのフレーム形状やバレル周りなんかもちょっと気に入らないところがアチコチに。
まぁその辺は以前のスーパーレッドホークを見て購入前から予想は出来てた事もあって、今回HWにしたってのは
ありますがw


マルシンのアラスカンは結構売り切れてるところも多いようなので、その人気ぶりを見てタナカがモデルガンで出して
くれたら、万事解決なんですけどねw


  


Posted by あじゃ  at 18:09Comments(8)Ruger Alaskan

2015年01月03日

アラスカン&ディテクティブ

2015年一発目の記事は・・・

この子!!



昨年のお正月一発目の記事でも登場したアラスカンです♪



完成したのは2013年の11月でしたから、何故今年になってまた・・・?





実は、昨年末についに真の完成を見る事が出来たのです!!

ほら!!





・・・分かりました?


そう! グリップがスタームルガー純正ロゴ入りのラバーグリップになったのです!!

まぁ、作ってるのはホーグですし、形状も全く同じなのですが・・・ やっぱり純正グリップだと気分が180%くらいアップしますね♪




そして今回は新旧リボルバー対決?という訳ではないのですが、この子にも登場頂きましょう~



タナカのディテクティブ、ペガサスのスチールジュピターフィニッシュモデルです♪



ジュピターフィニッシュに良く見られる表面が荒さが若干見られますが、全体的にはかなり綺麗です♪









これなら苦労して塗装仕上げしなくても良いかなぁ~


なぁんて思ったりもしますが・・・


それじゃ記事にならないので今年もバリバリ塗装しますよっ!!


という事で、今年も『オラガバニスト』(←字小っさw)をよろしくお願いします♪


  


Posted by あじゃ  at 01:32Comments(18)Ruger Alaskan

2014年05月21日

ALASKAN 美麗画像!

いつもお世話になっている館長こと、偽レーサーTさんに無理言ってお願いし、私のアラスカンを撮影して頂きました♪

こちらのモデルガンミュージアムのゲスト館で皆さんにも見て頂けるのですが、掲示板形式で古い記事はどんどん
下がっていってしまうので(w)、こちらでも公開させて頂きます♪

ただし、大変残念ながら当ブログでは表示の都合でオリジナルサイズではありません。
それでもすっごい綺麗なので、是非とも皆さんにも見て頂きたくて~~

写真って、技術ももちろんですが、やっぱりセンスが大事なんだな~と思います・・・(そのセンス、どこかに落ちてませんか?w)

それでは、どうぞ!!



















館長さま、この度は本当にありがとうございました~~

アラスカンは、近々回収しに参ります!ww

  


Posted by あじゃ  at 00:01Comments(20)Ruger Alaskan

2013年11月21日

アラスカン 再仕上げ完成!!




日本全国(数名の?w)アラスカンファンの皆さま、お待たせしました!!

一度は綺麗に仕上がったものの、何か求める仕上がりと違ったので再仕上げを強行

その後も水面下で試行錯誤を繰り返し、ようやっと満足いく仕上がりになりました♪



言っておきますけど、実銃じゃないですよ? (←分かってるっつーの!!ww)


実銃のアラスカン画像を見ると、表面の磨き傷が結構残ってるんですよね。


それを何とか再現できないものかと思い・・・ 

前回はメッキパーツを使用した金属部品は、実銃でもフレームと色味が違って見えるシリンダー以外を、黒パーツと交換の上
本体と同色に塗装。

下地塗装の記事でチラッと書きましたが、EX-ST塗装⇒ウレタンクリアー⇒メッキシルバーNEXT⇒水性クリアー⇒ウレタンクリアーで
塗装したのですが、メッキシルバーNEXTの前のウレタンクリアー硬化後、表面をピカピカにせずに敢えてスポンジやすりで磨き傷を
残しました。それも実銃画像を見ながら、磨き傷の方向も合わせてね♪


するとどうでしょう!!


こんな風になりました~~♪



磨き傷、見えますよね? ちなみに銃口部分は前のままなのでピカピカのままです。



左側も!





フレームトップも!





うん・・・ちょっと分かりづらいか・・・


でもこれはちょっとビビるでしょ?(^ω^)



普通のシルバー塗装ではここまで表現できなかったと思います。下地状態をモロに反映するメッキシルバーNEXTならではの
使い方と言ったところでしょうか♪ メッキっぽさは逆に出てないですが、今回はそれが狙いなのでOK!(`・ω・´)



しつこいようですが、(ほぼ)総手彫りの刻印もバッチリ!







ピカピカメッキだったシリンダーはナイロンたわしでゴシゴシして、磨き傷を付けました♪



ヨーク(クレーン)のピンはモールドを削り落としてピンを入れ、リアル化しています。



ハンマーピンはアクセントとして、磨いて塗装せずにウレタンクリアーのみ。



トリガーとハンマーは磨き傷入れずに仕上げて、本体とは色味を変えた・・・つもりw



実銃ではない証拠に♪ (←分かってるっつの!ww)





最後に縦構図で~











如何だったでしょうか?

仕上げ直して正解ですよね? ね? ね??www


私自身は大正解だったと思います!

組みあがった瞬間、思わずニンマリしてしまいましたもん♪  


Posted by あじゃ  at 00:15Comments(38)Ruger Alaskan

2013年10月29日

アラスカン 下地塗装 Part2

今回は下地塗装です♪

前回で素っ裸になったアラスカン、サーフェイサーまですっかり綺麗に落ちてしまいましたので今回も
サーフェイサーから・・・ではなく、部分的に加工箇所を溶きパテで均してから、直接EX-STを吹きました。



サフ吹いたほうがその後の塗装が楽なんですけどね。直接のほうが食い付きが良いかな?と思いまして~

あと、シリンダー以外の金属パーツは黒のを研磨して、ミッチャクロン⇒EX-STを吹きました。
やっぱりこの方がリアル路線には良いと思うんですが、さてどうなるか。



刻印も更に太く深く追い彫り。





さて、十分綺麗に塗装できてはいますが、冒頭に書いたようにこれは下地ですww
前回は黒下地としましたが、今回は銀下地にしてみました。

この後、ウレタンクリアー⇒メッキ塗装⇒水性クリアー⇒ウレタンクリアーと塗装していきます。

下地の銀がメッキ塗装時に吉と出るか凶と出るか!? 乞うご期待!!!(`・ω・´)



私は今から天安門がアツい北京に出張行ってきますんで!!ww  


Posted by あじゃ  at 13:02Comments(14)Ruger Alaskan

2013年10月24日

アラスカン 仕上げ直し・・・

えーっと・・・ 先日完成したばかりの.44版アラスカンでしたが・・・


アップしたその日にこんな姿になりましたwww





何でかって?

前回の画像では分かりにくいんですが、リアサイト取り付けの時にピンの先が滑って小傷付けちゃったり、ヨークと擦れるフレーム
内側がペリッと剥げたり、色々と気になってしまいまして(;^_^A

ウレタンクリアーだと部分修復が難しいので、再度擦り合わせをやり直す為にもウレタンクリアーを専用?のシンナーで全て落として
しまいました。下地のサーフェイサーから全て落ちてしまいましたが、HW樹脂や瞬着、金属パテ等には影響有りませんでした♪
(もちろん事前に他ので実験してからやった訳ですがw)



しかし、ABS板を貼り付けた部分は溶けてしまったので加工し直し・・・



つまり、HW(薬品に強いナイロン系ベース?)だから出来たのであって、ABSモデルでは出来ない芸当ですなww



ついでに、仕上げてみたらバレルが若干細身に見えるのが気になったので、.454版でやったように瞬着で肉盛りして
なだらかなRにしました。





年内に仕上げ直せるかな? こんな時期に台風とかマジ勘弁して欲しいですよねぇ・・・  


Posted by あじゃ  at 17:46Comments(18)Ruger Alaskan

2013年10月19日

アラスカン 完成編その2

では前回の.454カスールに引き続き、.44マグナム版のほうをどうぞご覧下さい!!





こちらはややメッキ感を抑えた・・・訳ではないのですが何故かちょっぴり.454とは違いが出てしまいました・・・

でも、メッキパーツよりも実銃のステンレスっぽくね!?(負け惜しみw)



気を取り直して、迫力の銃口!!



刻印の時に実銃画像も貼りましたが実銃もそれほどエッジは立っていないので、ヌルッとした感じにしてみました。

真鍮から削り出したフロントサイトは結局、ミッチャクロン⇒ブラックスチール⇒ブラックパーカーの塗装仕上げ。
あ、最後にウレタンクリアーを砂吹きしたら塗膜強度上がるかしら??



んで、こちらの売りは何と言っても総手彫りの刻印



右側はやり直した甲斐あって、我ながら完璧なんじゃないかと・・・♪



線が細いので下地と最後の合計2回のウレタンクリアーで埋まってしまわないか心配していましたが、むしろ線の周りが
丸みを帯びて、何となく打刻っぽく見える副次的効果が得られました♪



まぁ、もうちょっと吹き過ぎたら埋まってたと思いますが(滝汗



シリアルNo.も無事です。





左側の刻印の若干のアラは、塗装の眩しさで誤魔化すww



まぁ実際、全く気にならないくらいにはなったとは思いますが・・・



そしてまた右側刻印で自己満足に浸りますwww





縦構図行きます~~









.454オリジナルカスタムと.44マグナムリアル路線の2ショット♪









更に! ルガー用としてはちょっとレアな?パックマイヤーグリップに交換してみたり♪









パックマイヤーは大きな手の人向けかな・・・ 中指のところに薬指まで入っちゃいますww



という事で、これで画像は以上になりますw ちょっと多かったですかね(;^_^A



そして、この二人は同じご依頼者さまの元へ・・・ではなく、生き別れになる事に!?


そこには衝撃の・・・そして感動のフィナーレが!!!




・・・なぁんて(;^_^A


実は~~

.44のほうは最初からウチに居る事になってたんです♪


ご依頼者さまからは2丁分(しかもHWとメッキなので合計4丁!)の素材を提供するので、1丁は私の分として同時進行を
ご指示頂いていたのでありました!

私もいつか作りたいと思っていた矢先のお話だったので、お言葉に甘えてしまいました~


本当にありがとうございました♪  


Posted by あじゃ  at 01:22Comments(30)Ruger Alaskan

2013年10月16日

アラスカン 完成編その1

いよいよメッキ塗装の終わったフレームに、ご依頼者さまにご用意頂いたトワイライトクロームモデル
シリンダー周りやトリガーガード周り、ハンマー等の金属パーツを取り付けて、完成です!!

2丁ありますが、まずは.454カスールのオリジナルカスタムバージョンから~~






やはり本当のメッキの質感には及ばないと言うか、まぁぶっちゃけタナカのメッキが綺麗過ぎるんですがw
これはこれでアリなんじゃないかと!!

そしてこのグリップ、どうですか? この子のために、はるばるタイから取り寄せた実銃用の木グリですよ~♪
純正に似た細身の形状で、とても握りやすいです♪ 木目も綺麗でしょ?(^ω^)



それでは各部のアップを何枚か行きましょう♪


まずはフレームトップ。



マウント用の切り欠きは金属パテで綺麗さっぱり消えて無くなりました~
集光フロントサイトと、自作のベース部分もなかなか似合ってると思います♪

おっと! フレームに何やらiPhone構えたイケメン霊が写り込んでいますが気にしないで下さいww



前方からマズル付近。



シリンダーがバレルに写り込んでます♪



まぁそのピカピカなメッキシリンダーにはどうしても何かが写り込んでしまいますがww





若干肉盛りしてノッペリ感を出したバレルもちょうど良い塩梅かと♪





お約束のシリンダーオープン!



これで弾が取り出せるモデルガンだったら言うことないのになぁ・・・ タナカさん、モデルガン出さないの?(´・ω・`)



形状修正した内側はこんな感じでマットな仕上がりに。



2mmのベアリングを埋め込みましたが、インサートの都合で穴が浅く、ちょっぴり出っ張り気味なのはご愛嬌(;^_^A



最後は縦構図で!!











そして次回は.44マグナムのリアル路線タイプです♪  


Posted by あじゃ  at 00:08Comments(18)Ruger Alaskan

2013年10月14日

アラスカン メッキ塗装にトップコート♪

という事で今回はメッキ塗装へのトップコートを行います。

色々調べたり試してみた結果、やはりメッキ塗装へのダメージが少ないのは水性のもののようなので、クレオスの
水性トップコート(スプレー缶のみの販売)を缶から取り出し、ざっくり20%程度IPAで希釈してエアブラシで吹きました。



水性とはいえ水で希釈すると弾くようになるらしく上手く吹けませんでしたが、IPAなら大丈夫でした。
でも、ちょっと曇ってしまったかな・・・?



その後軽く研ぎ出しして、最後にウレタンクリアーでコート。





こちらも硬化後に研ぎ出しして、ここまでメッキ感が回復しました。





前回記事のトップコート前と比べると、どうしてもメッキ感がやや損なわれてしまったとは思いますが、銃としては
十分な輝きなのではないかと・・・

ガン用塗料のシルバーよりはメッキっぽいし、ウレタンクリアーで保護しているので塗膜の強度は申し分無いです♪


これでようやく塗装完了~~ヽ(´ー`)ノ

次回、完成編です♪  


Posted by あじゃ  at 02:16Comments(16)Ruger Alaskan

2013年10月06日

アラスカン メッキ塗装リベンジ!

今回はメッキ塗装のリベンジ。

先日、一度はメッキ塗装を行ったアラスカンでしたが、パッと見はそこそこ綺麗なものの恐らくこれが
メッキシルバーNEXTの実力ではない・・・ そう思い、ピカピカに仕上げたい部分のみコンパウンドで
メッキ塗装のみ落としちゃいました!



シルバーが残ってる部分は、ピカピカにしないのでそのまま・・・

そして実は上の写真、シルバーを落とした後に私のブログでは初登場となるウレタンクリアーでコートしてます!
(初登場なのに透明だから見えないというw)


目的は平滑な下地を作るためと、この後のメッキ塗装後のコートで出来るだけメッキ感を残すため・・・

その辺が上手くいくかどうかは、また追々。



で、そこに今回は吹き過ぎないようにエアブラシの圧を0.04MPa程度、吐出量も出来るだけ絞ってフワリフワリと
メッキシルバーを塗る、というより表面に乗せるイメージで塗装していきます。


・・・緊張します。塗装でこんなにドキドキするの初めてかもww


そして、こんな仕上がりになりました~♪





お? これならメッキと言われても分からないくらいでは!!?





前回よりも艶に深みがあると思いませんか? 実際、写り込みもナカナカのものです♪



ちょっと磨き傷も目立つけど細かい事は気にしない!!(`・ω・´) (←お前が言うなー!w)



さて、実は問題はココからなんです!!

メッキ塗装は塗膜強度が低く、飾っておくだけならまだしもベタベタ触りたい銃ではあっと言う間に剥げてしまいます。
数あるメッキ塗料の中では強い方と言われるメッキシルバーNEXTでも、トイガンとしての実用強度には遠く及びません。

そこで何かしらでコーティングしたい訳なのですが、普通にラッカー系クリアーなどを吹いてしまうとメッキ塗装の表面の
金属粒子を浮かせてしまうらしく、実際にテストピースでやってみましたがメッキ感ゼロのただのシルバーになってしまう
という問題が・・・(´・ω・`)

まぁ、塔四郎さんもこちらの記事そちらの記事あちらの記事で色々やられていたので皆さんご存知とは思いますがw


塔四郎さんの記事やネット情報を参考にして、コーティングしていきたいと思います♪  


Posted by あじゃ  at 19:05Comments(16)Ruger Alaskan

2013年09月28日

アラスカン メッキ塗装!

このところ本業が忙しく、更新が少なくてすみません・・・


さて、下地塗装も完全に乾燥したアラスカン、いよいよクレオスのメッキシルバーNEXTによる塗装を行いました!





手彫り刻印もこのとおり♪





こちら側も!





さすがメッキシルバーNEXT! 写り込みもバッチリ・・・


・・・ん・・・?


バッチリか・・・?



・・・あれ? こんなもん・・・???



上の画像を冷静に見て頂くと分かると思うのですが、そんなに言うほど写り込んでないですよね・・・

確かに普通のシルバー塗装よりは金属感は出ていますが、何と言うか若干酸化したアルミの表面のようになって
しまいました(´・ω・`)


下地の黒はそれなりに磨き込んではいますが、磨きが足りなかったか?


いや、恐らくですがメッキシルバーNEXTの吹き過ぎが原因かと・・・

気を付けたつもりでしたが、いつもの艶々塗装は垂れる寸前まで厚吹きしているので、その癖が出てしまった
のかも知れません。


まぁ、ぶっちゃけアラスカン実銃もピカピカな訳ではないのでこれで十分ではありますが、折角なのでもうちょっと
頑張ってみたいんですよね。

・・・と言うことで、やり直し決定です!!(`・ω・´) シャキーン  


Posted by あじゃ  at 00:09Comments(18)Ruger Alaskan

2013年09月14日

アラスカン 下地塗装

刻印を彫り直したは良いけど湿気ムンムンで塗装できなかったアラスカンでしたが、このところスポット的に
涼しくなる日があったので、暑さと湿気の隙を見て(w)下地塗装しました。



今回はシリンダーその他金属パーツが綺麗なメッキなので普通のシルバー塗装では釣り合わないでしょうから、
出来るだけ近づけるためにクレオスのメッキシルバーNEXTを使ってみようと思っています。



そのため、下地は黒。やや厚めに重ねて塗装してスポンジヤスリとコンパウンドでなるべく平滑に仕上げますが、
実銃のアラスカンも磨き傷バリバリなので(w)多少の磨き傷は残ってても良いでしょう!



手彫り刻印は深めに彫ったので、やや厚めの下地塗装でもこの通りクッキリ♪



左側の刻印。



文字のバラツキもそれほど気にならないかと・・・


完全乾燥後にメッキシルバーNEXTで仕上げます!(`・ω・´)


・・・初めて使うんだけど上手く出来るかな・・・?  


Posted by あじゃ  at 07:26Comments(14)Ruger Alaskan

2013年08月19日

アラスカン刻印 リベンジ!

前回見事に失敗したアラスカンの手彫り刻印


あの後すぐに失敗した刻印を瞬着で埋めました・・・



瞬着なのでこれだけ盛っても1日も経たずに硬化はしますが、その後も若干ヒケるため1週間以上放置。

その後表面を均してサーフェイサーを吹いておきます。



そしていよいよリベンジ!!

今回は文字の大きさ、傾き等々、実銃画像をよ~~く見ながらデータを作成しました。



前回のデータと比べると・・・全然違いますねww



そして前回同様に文字を縁取るように針で点を打ち、点と点を繋げて線にします。
この時も実銃画像を見ながら縁取るところ(線が2本)とそうでないところ(線が1本)を間違えないように細心の注意を
払って~~



完成!!





どうっすか? 全然前回より良くないですか!? つか、手彫りでコレって凄くないっすか!??(゚∀゚)



やり直して正解ですよね?? そうだと言って!!!wwww



我ながら上出来なこの右側刻印に対し、左側の注意書き刻印は・・・



・・・あれ? 文字のバラツキががががががが


でも、30cm離して肉眼で見るとあまり気にならなかったりしますので、これくらいで勘弁して下さい(´・ω・`)  


Posted by あじゃ  at 00:33Comments(18)Ruger Alaskan

2013年07月30日

アラスカンに刻印を・・・

重い腰をよいしょと持ち上げ、いよいよアラスカンの刻印作業に取り掛かりました!

フォトショで刻印データを作成し、プリンタで印刷して切り抜き、セロテープで貼り付けます。


バレル左側の注意書き&所在地刻印。





メインとなるバレル右側の機種名刻印。





フレーム右側のシリアルNo.(実在する番号にしました!)と、トレードマーク横の®印。





いつものように文字を針でツンツンとしていきます。





するとこのように点の集合体が出来上がります。







点と点を針で結びながら彫っていきます。



まだ文字がガチャガチャしてますが、手直ししながら仕上げていきますよー

ちなみに使っているのは針と言っても、ミシン針の先端を角断面に削ったのをピンバイスに取り付けて彫り易くしとります。



最後に薄くサフを吹いて、こんな感じになったシリアルNo.と®印。



シリアルNo.は狙ったわけでもなく良い感じに上下にバラついてくれましたww



バレル右側の機種名刻印はこんな感じに・・・



縁取り文字は見てのとおり通常の文字の2倍の手間が掛かりまして、ここまでにほぼ半日は費やしながらも何とか
見れる程度には彫れたかと!!(`・ω・´)



・・・思ったのですが・・・



・・・あれ?(;・ω・)



改めて下の実銃画像と見比べてみると、傾き具合やALASKANの文字の大きさ、それに縁取り方法も全然違くね?




何やってんだ俺・・・orz

彫る前にしっかり確認しよーよ。だいたい、データ作ってる時に傾きとか大きさとか、フォント決まったら調整しようって
思ってたじゃん。どこかに焦りがあったのか・・・? もう、俺の馬鹿バカばか馬鹿バカばかっ!!!!ヽ(`Д´)ノ

と言うことで、やり直し決定です!!(´;ω;`)ブワッ  


Posted by あじゃ  at 00:01Comments(27)Ruger Alaskan

2013年07月23日

アラスカン サフ吹き

今回はアラスカンの進捗報告。

加工痕を消すために溶きパテ塗布⇒乾燥後にシコシコ⇒サフ吹きしたところです。



細かい作業手順や方法については、昨日めでたく100万ヒットを迎えたタケさんの記事が大変詳しいのでぜひ参考にして下さい!ww



シコってはサフ、シコってはサフを数回繰り返し、やっと綺麗な下地が出来ました♪



でも、完全乾燥すると加工痕がまた浮き上がってきたりするので、もうちょい様子見ます。



44.のほうは刻印も彫らなきゃですが、まだやる気が出ません・・・



まずはデータ作らなきゃなんですが、実はこれが一番面倒だったり。

この記事書いて自分のケツ叩くしかないですねww  


Posted by あじゃ  at 00:05Comments(8)Ruger Alaskan

2013年07月09日

アラスカン ディテールアップ

急に暑くなりましたね~~(;´Д`)

エアコンの無い私の部屋はもう蒸し風呂状態です。こんなんじゃシコシコもろくに出来ない・・・

ですがシコシコしますww


今回はアラスカンのディテールアップと言うことで、まずはファイアリングピン周りから。

こちらは例のメッキフレーム2トンモデルの画像ですが、インナーシャーシを固定するネジが思いっきり見えますね・・・



これがファイアリングピンだと脳内補完するにも、ちょっと位置が上過ぎますし。



インナーシャーシはフレームと固定してしまっても組み立て等には影響しないので、固定した状態でネジのところに
金属パテを盛り付けて穴を塞ぎました♪





銃身の軸線真ん中を狙って、φ2のドリルで窪みを付けました。ここにはインサートが入っているので、もちろん貫通なんて
させませんよ♪



すでにサーフェイサーを吹いた後です。最後に小さいベアリング球でも入れたらリアルになるかな??


ちなみにこちらは実銃画像。



ファイアリングピンの穴の周りが黒っぽくなっていて一見別部品になっているようにも見えますが実は一体で、
黒っぽいのはプライマーによって焼けた痕のようです。パイソンもそうでしたが、フレーム側にファイアリングピンが
有る機種は一体型が多いみたい??



次に、シリンダーストップ周り。

シリンダーストップが入る穴の周りはインナーシャーシが露出しています。



元はこんなに段差はありません。削って一段落とし込んであります。



そこにABS板を貼り付けて蓋をしてしまいます♪





出っ張ったABSを削って穴を開け直し、サーフェイサーを吹いた状態。





もちろん、同時進行の2丁とも同じ加工をしておきましたよ♪

後は.44の刻印と塗装・・・ なんですが、こう暑いとはかどりませんね(;^_^A  


Posted by あじゃ  at 00:07Comments(10)Ruger Alaskan

2013年06月30日

アラスカン 番外編

さてさて、アラスカンの.44も.454も加工途中ではありますが、ここらでちょいと一息♪


どちらもHWフレームにトワイライトクロームの金属パーツを移植すると言うことは、つまりはこういうことになる訳でw



長いままの2トンモデルがまるっと2丁出来上がる訳です(`・ω・´)



短いのスキーなご依頼者さまにこのままお返しするのも忍びないよねー?(*´・∀・)(・∀・`*)ネー


・・・と言うことで、片方だけですが簡単お手軽アラスカン風にしてみましょう♪


まずはアウターバレルからマズル部分を23mmの長さで切り出し、先から2mm弱残して外形をφ20弱にする
のはHWの時と同じ。



ですが、めっきを残したいのでクラウンは今回このままにします♪
ついでにインナーバレル固定のパーツもHWの時同様にカットしておきましょう~(画像割愛w)



バレル(フレーム)にはこのように2つの穴と溝を開けます。



今回は前側がφ3、真ん中の凹み内のがM3ネジ切りですのでお間違え無く!(`・ω・´)



前側の穴を使い、マズル部分をイモネジでインナーバレルに固定。





今回は純正のフロントサイトを基部ごと流用します。

裏側の突起の両サイドを平らに削りましょう♪



左が加工前、右が加工後です。



んで、この基部をバレル(フレーム)にネジ止め~





フロントサイトを挿し込んで、ハイ出来上がり♪





おぉ~~! 小難しい加工などしなくても、十分カッコいいではないですか!?





まぁ、マズル上部の溝がチラッと見えたり、スコープマウント用の溝がそのまま残ってるのはご愛嬌って事でw



.44マグナム刻印に.454カスールシリンダーなのもスルーでww



イメージとしてはそのまま、実銃のスーパーレッドホークをDIYで切り詰めてアラスカン風にした感じです。





つか、本場のそういう画像も良く見ますしね♪



グリップパネルはこちらもご依頼者さま所有のキャロム製ココボロ。



以上、お手軽アラスカン風カスタムのご紹介でした~♪ヽ(´ー`)ノ  


Posted by あじゃ  at 00:05Comments(10)Ruger Alaskan

2013年06月22日

アラスカン .44 フロントサイト

オリジナルカスタムの.454に対して、リアル路線(あくまで路線ww)の.44フロントサイトはさすがに作るしかないので・・・


タケさんの真似っこでアルミ板から削り出し!!


・・・と思ったらちょうど良いアルミ板が無かったので・・・


5mm厚の真鍮板から切り出し!!(`・ω・´)



大きさや形状は最終的に調整するので、大きめに切り出しました♪



後はサイトブレード部の厚みが3.5mm、基部の厚みが3mmになるまでひたすらヤスリでゴリゴリ・・・


シコシコ・・・


ゴリゴリ・・・・・・


シコシコシコシコシコシコ・・・・・・・・・・・・・・


あまり真鍮って加工したこと無かったけど、やっぱアルミ(A1000番台)より硬いですね~(当たり前ですがw)


約3時間の格闘の末、何とかココまで辿り着きました~(;´Д`)





お? なかなか良い出来かと!?





立ててみたりしてww





セレーションは50LPIの筋目ヤスリです。





んでもって、バレル(フレーム)には幅3mmの貫通溝を掘りまして、その穴から3mmのイモネジでマズル部を
インナーバレルに固定。





最後にφ1.5mmシャフトで固定♪





まだちょっと大きいかな? でも、実銃の画像によってはこれくらいに見えたりもするし・・・

最後にまた悩んでみよっと♪


仕上げはバーチのブラスブラックか、黒ニッケルめっきで仕上げようかと思っとります(`・ω・´)  


Posted by あじゃ  at 08:51Comments(14)Ruger Alaskan

2013年06月20日

アラスカン .454 フロントサイト

そう、バレル切り詰めたらフロントサイト作らなきゃいけません(`・ω・´)

.454はプチオリジナルカスタムと言うことで、ご依頼者さまからこちらをお送り頂きました。



マルキャパ用のファイバーオプティクスサイトですね。ぶっちゃけ、無理して自作するよかコスパ高いですww



これを直接バレル(フレーム)に取り付け・・・てはさすがに低すぎるし、ボリューム感も不足ですので、サイトベースを
ABS板の積層で作りました♪



サイトを取り付けると隠れる部分に、ネジで固定するための穴を開けておきます。



裏側にはφ3のピンを立てておきました。





一方、バレル(フレーム)側にはこのように穴を2個開けます。



後側はφ3で前述のピンが入って位置決めをする役目と、マズルをインナーバレルにイモネジで固定するための穴でもあります。
先日のコメントでta-93さんから聞かれて接着で・・・と答えましたが、無い頭をフル回転で使ってみましたww

あ、白い部分は前回までの加工箇所に溶きパテを筆塗りしたもの。最終的にシコシコして綺麗にしますよ~(;^_^A



前側はM3でネジを切ってあるので、そこに前述のサイトベースをネジ止め。





んで、フロントサイトを挿入するとこんな感じです♪





今まで緑ファイバーばかりだったので、今回は赤ファイバーにしましょうかね?(^ω^)  


Posted by あじゃ  at 00:16Comments(10)Ruger Alaskan

2013年06月17日

アラスカン 口径違い

さて、実銃のアラスカンには.454カスールの他に.44マグナムのモデルもあります。

外観上の大きな違いはシリンダー。前者がフルート無しに対して後者はフルート有り。

今回の2丁で、その違いをラインナップしましょう♪と言うことでご依頼者さまから追加で送って頂いたのがコチラ。



同じくタナカの、トワイライトクロームモデル×2です。両方とも元は.454カスールモデルのところ、一つは.44マグナムの
シリンダーに換装されているようです。今回は、これらの金属パーツ類を移植して使います!


・・・いや、実は金属パーツのシルバー仕上げをサボりたくてご依頼者さまに相談したところ、無理してトワイライト
クロームモデルを入手して下さいました(;^_^A ご迷惑をお掛けしてスミマセンm(_ _)m


この辺の金属パーツは後日登場願うとして、HWのフレーム加工を進めて行きます!(`・ω・´)

まずは邪魔なマウントベース取り付け用の凹みを金属パテで埋めます。



パテがガッチリ食い付くように、凹みの内側をリュータービットでゴリゴリ削り、アンダーカットにしてから埋めました。



んで、ただ口径違いにするだけじゃツマラナイので、.44モデルはリアル路線に対して.454カスールモデルは
プチオリジナルカスタムにしましょうと言うことで、まずは銃口部分に違いを付けてみました。



左側が.44マグナム仕様で、右が.454カスール。.44の方のクラウンは実銃画像を参考にして内側をすり鉢状にし、
銃口の周りも斜めに削り込んでいます。あ、ライフリングに傷付けちゃった・・・(´・ω・`)



モリモリしたパテをゴリゴリ削ります。



上の画像では逆に右が.44です。こちらの刻印は全部彫り直すので、瞬着で埋めてしまいました!
(彫らなきゃいけない文字数を考えると気が遠くなりますが・・・w)

左の.454は刻印は弄らないものの、ご依頼者さまのお好みでヌメッとした感じにすべくバレル(フレーム)側面に
瞬着を盛って整形しましたが・・・ この画像じゃ分かりにくいですね(;^_^A



.44モデルは右側の刻印も、Rugerのトレードマーク以外全て埋めてしまいました。



元が.454なので口径表示も(TДT)


さ、刻印データ作らなきゃ!!(`・ω・´)

・・・と、その前にアレ作らなきゃですね~~
  


Posted by あじゃ  at 14:12Comments(12)Ruger Alaskan