2014年12月07日
Colt Detective "Fitz Special" グリップ変更♪
金曜日に中国出張から戻りました(*・ω・)ノ
出張中、ずっとFitz Specialのグリップの事を考えてました・・・(←仕事しろ!?)
やはりグリップスクリューが気に入らないのと、戦前タイプだとメダリオンも違うのです。
そこでグリップ箱から取り出したのがこちら!
ずいぶん前にマックジャパンで購入した、戦前タイプのジャンクグリップ。見ての通り大きく破損しています。スクリュー無し。
このグリップからスクリューの基部?とメダリオンを取り外し、入れ替えます。
戦前タイプのメダリオンはこのように薄い金属板をプレス(絞り)加工しており、グリップに開けた3つの穴の両脇のところで
裏からカシめて固定します。ベコベコになってたので、裏から押してある程度は修復。
穴の縁を深く掘る時にちょっとチェッカーが欠けちゃいましたが、オイルステインをちょちょっと塗って目立たなくしましたw
交換したメダリオンのアップ。
なんかノッペリしてますが、これが戦前タイプですw
使ってない他の実グリップからスクリューを拝借し、完成したのがコチラ!
さらにTylerのグリップアダプター、#20A-7(初期型Dフレーム用)を取り付けました~♪
グッと雰囲気良くなったと思いません?( ^ω^)
折角なので再び縦構図も!!
うん、これでようやく満足!!(`・ω・´)
出張中、ずっとFitz Specialのグリップの事を考えてました・・・(←仕事しろ!?)
やはりグリップスクリューが気に入らないのと、戦前タイプだとメダリオンも違うのです。
そこでグリップ箱から取り出したのがこちら!
ずいぶん前にマックジャパンで購入した、戦前タイプのジャンクグリップ。見ての通り大きく破損しています。スクリュー無し。
このグリップからスクリューの基部?とメダリオンを取り外し、入れ替えます。
戦前タイプのメダリオンはこのように薄い金属板をプレス(絞り)加工しており、グリップに開けた3つの穴の両脇のところで
裏からカシめて固定します。ベコベコになってたので、裏から押してある程度は修復。
穴の縁を深く掘る時にちょっとチェッカーが欠けちゃいましたが、オイルステインをちょちょっと塗って目立たなくしましたw
交換したメダリオンのアップ。
なんかノッペリしてますが、これが戦前タイプですw
使ってない他の実グリップからスクリューを拝借し、完成したのがコチラ!
さらにTylerのグリップアダプター、#20A-7(初期型Dフレーム用)を取り付けました~♪
グッと雰囲気良くなったと思いません?( ^ω^)
折角なので再び縦構図も!!
うん、これでようやく満足!!(`・ω・´)
2014年12月04日
Colt Detective "Fitz Special" 完成!
月曜から中国出張中ですー
月曜~火曜は深セン、水曜からは上海。金曜に帰国予定です!
そんな出張直前、Colt Detective "Fitz Special"が完成しました~~♪
・・・が、その前にFitz Specialってどんな銃!?と思われる方もいらっしゃると思うので、実銃画像を何枚か。
ネットで集めて保存した画像なので、同一個体かどうかは不明・・・というかたぶん別。
(画像転載に問題あれば削除します。すみません。)
Fitz Specialを一言で言うと、1920年~30年代にコルトのJohn Henry Fitzgeraldさんが、『如何に素早く抜いて撃つか』を
突き詰めるべく、2インチバレル/トリガーガードの前半分を切除/デホーンドハンマーとしたリボルバー達の事です。
今回紹介するのはディテクティブベースですが、オフィシャルポリスをベースにしたモデルなども存在します。
※詳しくはこちらのWikipedia(英語版)にて
何丁が製造されたのかまでははっきりと確認出来てませんが、このような程度の良いモノだと10,000ドルもの値が付くそうで・・・
そんな価値はともかく、この攻撃的な外観にコロッとやられてしまったワケです。素敵♪(はぁと
で、先日も書きましたが加工途中の画像が無いため、加工前の形状(以前の記事で使ったモデルガンの画像)にて
加工箇所を説明しま~す♪
① フロントサイトの形状変更&刻印変更(手彫り)
② エジェクターロッド形状変更
③ クレーン基部形状変更&シリアルナンバー追加(手彫り)
④ トリガーガード前半分切除
⑤ トリガー形状変更&チェッカリング追加
⑥ トリガーガード内側のフレームおよびサイドプレートのライン変更
⑦ フレームライン変更、刻印追加(手彫り)
⑧ グリップスクリュー変更
⑨ ラッチのチェッカリング追加
⑩ デホーンドハンマー加工&チェッカリング追加
⑪ フレームトップのセレーション追加
⑫ ガスガンではモールド再現のボルトピン?のリアル化
⑬ クレーンロックのダミー再現
・・・とまぁ、加工は多岐に渡りました(;^_^A
タナカが初期型ディテクティブを出してくれれば良いのですが、ほとんど新規になっちゃうので難しいかな・・・
という事で、大変前置きが長くなりましたが、完成したのがコチラ!!
今回はビンテージ風に仕上げてみました♪
加工後、ミッチャクロン&サフ⇒シコシコ⇒EX-ST⇒ウレタンクリア⇒シコシコ⇒トップガード⇒ポリッシュ⇒銃Ⅱ上澄み
⇒ポリッシュ⇒ヘアライン入れ、でこんな感じに。
それではクローズアップ行きます!
今回のバレル刻印は根元のテーパーに掛かっているので、ちょっと難しかったですね~
クレーン基部は分割ラインが異なるところ、筋彫りでそれらしくしてみました♪
エジェクターロッドやフロントサイトもイイ感じ~~(^ω^)
ちなみにバレル右側の刻印は追い彫りしただけで変更はしていません。
フレームとクレーンに彫ったシリアルナンバー『409023』は、実在する1932年製のFitz Specialのもの。
ズバッと切り取られたトリガーガード!
形状変更&チェッカリングを追加したトリガー。
トリガー根元付近のフレーム&サイドプレートのラインも修正。
本当は残ったトリガーガードのラインもちょっと違うのですが、強度の都合で修正を断念(;^_^A
トリガーガードの根元には、実銃画像を参考にしてアルファベットのSを入れました。
ちなみにこの場所にVPマークが入っているという文献もあるのですが、実銃画像では確認出来ませんでした・・・
グリップ根元のフレームライン修正。
スクリューはジャンクパーツ(恐らくタナカのS&Wの何か用)を加工流用しました。ちょっと気に入らないのでまた換えるかも・・・
グリップ自体は多分タナカ純正で、チェッカリングを若干潰したりして古っぽさを演出♪
デホーンドハンマーとラッチのチェッカリング。
ペガサスのハンマーはスパーを切り落とすと穴が開いてしまうので、薄い銅板で蓋をしてます。
ラッチのチェッカリングがいい味出してますでしょ♪ 今回もお馬さんは追い彫りしております。
これはもうおなじみとなった、フレームトップのセレーション。
50LPIのセレーション彫るのって、ズレないように結構気を遣うんですよ~
ボルトピン?のリアル化と、クレーンロックのダミー再現。
中期モデル以降はクレーンロックがスクリューに内蔵されていますが、この頃のは別軸になってたんですね。
今回はスクリューの前にピンを追加してそれらしくしてみました~
そうそう、今回もリコイルプレートを手彫りで再現しております♪
穴はもちろん貫通してませんよw
あと、今回はリムとリムの間の橋渡しを塗装で仕上げました。
マスキングが面倒ではありますが、削って染めるよりは数倍楽でしたw
それでは最後に縦構図で!!
今回も長くなってしまいました(;^_^A
お付き合いありがとうございました~♪
月曜~火曜は深セン、水曜からは上海。金曜に帰国予定です!
そんな出張直前、Colt Detective "Fitz Special"が完成しました~~♪
・・・が、その前にFitz Specialってどんな銃!?と思われる方もいらっしゃると思うので、実銃画像を何枚か。
ネットで集めて保存した画像なので、同一個体かどうかは不明・・・というかたぶん別。
(画像転載に問題あれば削除します。すみません。)
Fitz Specialを一言で言うと、1920年~30年代にコルトのJohn Henry Fitzgeraldさんが、『如何に素早く抜いて撃つか』を
突き詰めるべく、2インチバレル/トリガーガードの前半分を切除/デホーンドハンマーとしたリボルバー達の事です。
今回紹介するのはディテクティブベースですが、オフィシャルポリスをベースにしたモデルなども存在します。
※詳しくはこちらのWikipedia(英語版)にて
何丁が製造されたのかまでははっきりと確認出来てませんが、このような程度の良いモノだと10,000ドルもの値が付くそうで・・・
そんな価値はともかく、この攻撃的な外観にコロッとやられてしまったワケです。素敵♪(はぁと
で、先日も書きましたが加工途中の画像が無いため、加工前の形状(以前の記事で使ったモデルガンの画像)にて
加工箇所を説明しま~す♪
① フロントサイトの形状変更&刻印変更(手彫り)
② エジェクターロッド形状変更
③ クレーン基部形状変更&シリアルナンバー追加(手彫り)
④ トリガーガード前半分切除
⑤ トリガー形状変更&チェッカリング追加
⑥ トリガーガード内側のフレームおよびサイドプレートのライン変更
⑦ フレームライン変更、刻印追加(手彫り)
⑧ グリップスクリュー変更
⑨ ラッチのチェッカリング追加
⑩ デホーンドハンマー加工&チェッカリング追加
⑪ フレームトップのセレーション追加
⑫ ガスガンではモールド再現のボルトピン?のリアル化
⑬ クレーンロックのダミー再現
・・・とまぁ、加工は多岐に渡りました(;^_^A
タナカが初期型ディテクティブを出してくれれば良いのですが、ほとんど新規になっちゃうので難しいかな・・・
という事で、大変前置きが長くなりましたが、完成したのがコチラ!!
今回はビンテージ風に仕上げてみました♪
加工後、ミッチャクロン&サフ⇒シコシコ⇒EX-ST⇒ウレタンクリア⇒シコシコ⇒トップガード⇒ポリッシュ⇒銃Ⅱ上澄み
⇒ポリッシュ⇒ヘアライン入れ、でこんな感じに。
それではクローズアップ行きます!
今回のバレル刻印は根元のテーパーに掛かっているので、ちょっと難しかったですね~
クレーン基部は分割ラインが異なるところ、筋彫りでそれらしくしてみました♪
エジェクターロッドやフロントサイトもイイ感じ~~(^ω^)
ちなみにバレル右側の刻印は追い彫りしただけで変更はしていません。
フレームとクレーンに彫ったシリアルナンバー『409023』は、実在する1932年製のFitz Specialのもの。
ズバッと切り取られたトリガーガード!
形状変更&チェッカリングを追加したトリガー。
トリガー根元付近のフレーム&サイドプレートのラインも修正。
本当は残ったトリガーガードのラインもちょっと違うのですが、強度の都合で修正を断念(;^_^A
トリガーガードの根元には、実銃画像を参考にしてアルファベットのSを入れました。
ちなみにこの場所にVPマークが入っているという文献もあるのですが、実銃画像では確認出来ませんでした・・・
グリップ根元のフレームライン修正。
スクリューはジャンクパーツ(恐らくタナカのS&Wの何か用)を加工流用しました。ちょっと気に入らないのでまた換えるかも・・・
グリップ自体は多分タナカ純正で、チェッカリングを若干潰したりして古っぽさを演出♪
デホーンドハンマーとラッチのチェッカリング。
ペガサスのハンマーはスパーを切り落とすと穴が開いてしまうので、薄い銅板で蓋をしてます。
ラッチのチェッカリングがいい味出してますでしょ♪ 今回もお馬さんは追い彫りしております。
これはもうおなじみとなった、フレームトップのセレーション。
50LPIのセレーション彫るのって、ズレないように結構気を遣うんですよ~
ボルトピン?のリアル化と、クレーンロックのダミー再現。
中期モデル以降はクレーンロックがスクリューに内蔵されていますが、この頃のは別軸になってたんですね。
今回はスクリューの前にピンを追加してそれらしくしてみました~
そうそう、今回もリコイルプレートを手彫りで再現しております♪
穴はもちろん貫通してませんよw
あと、今回はリムとリムの間の橋渡しを塗装で仕上げました。
マスキングが面倒ではありますが、削って染めるよりは数倍楽でしたw
それでは最後に縦構図で!!
今回も長くなってしまいました(;^_^A
お付き合いありがとうございました~♪
2014年11月19日
Colt Python 2.5インチ 進捗など
このところ仕事が忙しくてなかなか進められなかったパイソン 2.5インチですが、あと一息というところまで来てます。
今回は画像少な目ですが、一応進捗報告と言う事で・・・
まずはマズル周り。
CAWのアルミバレルはマズルパーツが別体になっているので、一体化して瞬着を盛り、根元にRを追加。
ついでにライフリングも追加しときました。
0.5mm厚のプラ板を短冊状に切り出し、60°間隔で6本貼り付け、そのままだと厚過ぎるので内径を削って仕上げてます~
これで加工完了し、シリンダーもシコシコして、ミッチャクロン&黒サフで下地塗装。
この後、仕上げ塗装に取り掛かっております。
エッジが出たりしなければもうすぐ完成!
・・・するといいなぁ・・・( ´∀`)
<オマケ>
2年半近くブログ画像の撮影その他もろもろで活躍していた愛機iPhone4sが先月末に突然不調に。
3G回線、Wi-Fi等の通信機器が全て使えず、iTunesから復元もリカバリーも出来ず、PCに繋ぐと起動すら出来ず、
バッテリー100%表示なのにコネクター抜くとプツンと電源が切れ、バッテリー交換しても症状変わらず。
辛うじてコネクターをコンセントに繋いでる間だけは起動するものの、1分と経たずに落ちて再起動を繰り返す有様。
ネットで調べてみると、iPhone4sはWi-Fiモジュールのハンダが経年劣化で接触不良になる爆弾を抱えているとかなんとか・・・
今回の症状がその原因かは不明ですが、色々試しても復帰しないので結局新しいiPhone6買っちゃいました(;^_^A
こまめにバックアップ取っていれば良かったのですが、ここ最近始めてた数点のカスタムの加工途中画像ががががが
と言う事で、いきなりですがコレなーんだ?
・・・これで分かる人は相当な変態さんかとww
コレ、ディテクティブのトリガーなんですが、いわゆる初期型を作ってます。
トリガー背面にABS板を曲げて貼り付け、前面にはチェッカーを1本1本精密ヤスリで丁寧に手彫りんぐ!!
サラッと書いたけどこのカスタムで一番悩んだのがこのチェッカーで、一番最後に加工した箇所でしたww
しかし、ただの初期型ではなく・・・
Fitzgerald(フィッツジェラルド)のFitz Specialです! トリガーガードが一部切り取られているアレ!!
タナカペガサスベースなので、初期型ディテクティブとは形状の違いが多くて加工に苦労したのですが・・・
途中画像が全てパーになってしまったので、ココでコッソリお披露目ww
完成記事(時期未定w)で、各加工箇所を紹介したいと思います!!(`・ω・´)
今回は画像少な目ですが、一応進捗報告と言う事で・・・
まずはマズル周り。
CAWのアルミバレルはマズルパーツが別体になっているので、一体化して瞬着を盛り、根元にRを追加。
ついでにライフリングも追加しときました。
0.5mm厚のプラ板を短冊状に切り出し、60°間隔で6本貼り付け、そのままだと厚過ぎるので内径を削って仕上げてます~
これで加工完了し、シリンダーもシコシコして、ミッチャクロン&黒サフで下地塗装。
この後、仕上げ塗装に取り掛かっております。
エッジが出たりしなければもうすぐ完成!
・・・するといいなぁ・・・( ´∀`)
<オマケ>
2年半近くブログ画像の撮影その他もろもろで活躍していた愛機iPhone4sが先月末に突然不調に。
3G回線、Wi-Fi等の通信機器が全て使えず、iTunesから復元もリカバリーも出来ず、PCに繋ぐと起動すら出来ず、
バッテリー100%表示なのにコネクター抜くとプツンと電源が切れ、バッテリー交換しても症状変わらず。
辛うじてコネクターをコンセントに繋いでる間だけは起動するものの、1分と経たずに落ちて再起動を繰り返す有様。
ネットで調べてみると、iPhone4sはWi-Fiモジュールのハンダが経年劣化で接触不良になる爆弾を抱えているとかなんとか・・・
今回の症状がその原因かは不明ですが、色々試しても復帰しないので結局新しいiPhone6買っちゃいました(;^_^A
こまめにバックアップ取っていれば良かったのですが、ここ最近始めてた数点のカスタムの加工途中画像ががががが
と言う事で、いきなりですがコレなーんだ?
・・・これで分かる人は相当な変態さんかとww
コレ、ディテクティブのトリガーなんですが、いわゆる初期型を作ってます。
トリガー背面にABS板を曲げて貼り付け、前面にはチェッカーを1本1本精密ヤスリで丁寧に手彫りんぐ!!
サラッと書いたけどこのカスタムで一番悩んだのがこのチェッカーで、一番最後に加工した箇所でしたww
しかし、ただの初期型ではなく・・・
Fitzgerald(フィッツジェラルド)のFitz Specialです! トリガーガードが一部切り取られているアレ!!
タナカペガサスベースなので、初期型ディテクティブとは形状の違いが多くて加工に苦労したのですが・・・
途中画像が全てパーになってしまったので、ココでコッソリお披露目ww
完成記事(時期未定w)で、各加工箇所を紹介したいと思います!!(`・ω・´)