2015年05月23日
59式手槍 完成!!
という事で59式手槍、完成です!!
今回の塗装は銃Ⅰとブラックパーカーを3:1でブレンドして吹き付け、シコシコして部分的に下地を出し、
もう一回吹き付け、軽くシコシコしてからポリッシュ仕上げとしました。
59式手槍はノリンコながら外観の仕上げを頑張ったのか、実銃画像見ると元は綺麗だったんだろうな~と
思える仕上げだったので、ちょっと艶っぽくしてみた次第であります!(`・ω・´)
真横から。
グリップ~フレーム加工によって、実銃の『ちょっとスリムなマカロフ』具合を再現できたかと♪
削って穴が開いた部分も綺麗に埋まりました!
トリガーガードの形状修正も、スリムな印象付けに一役買ってると思います~
手彫り刻印集w
このセフティがね、鉄で大変だったんだよなぁ~ww
ハンマーも同じく鉄で、側面に押し出しピン痕やヒケが結構あったんですが、ガッツリ削って面出ししてます。
セフティ同様に極薄くブルーイング。放置したら赤錆浮いてリアルにならないかな~と(;^_^A
今回、グリップの塗装に悩まされました。
ベークライトっぽくワザとムラにするのって、慣れないと難しいんですね! 一度気に入らなくて全剥離してやり直しました。
それっぽい雰囲気は出せたのではないかと・・・
下地にホムセンで買ったチョコレートブラウンを吹いて、乾燥後にそれよりやや明るめのブラウンとレッドを薄めて筆塗りし、
薄め液をエアブラシで吹いて、完全乾燥”前”にSUSワイヤーブラシで表面を叩いて、最後にエナメルの艶消し黒でウォッシング。
『盾に5つ星』マークも適度に汚く(w)リアルな雰囲気が出せたと思います~
うん、我ながら上出来!!ww
スライド先端はエッジの下地を強めに出してみました。
バレルも本体同様の仕上げです。
勝手な想像でストレートに簡略化したスライド上面のセレーション。
ホールドオープン!!
スライドストップの作動軸が実銃と異なり前方にあるため、ちょっと違和感がありますが構造上仕方ないのでしょう(;^_^A
それでは最後に縦構図で!!
『ちょっとスリムなマカロフ』
見慣れると、普通のマカロフが太く見えてしまうのでありました(;^_^A
あ、この個体もご多分に漏れずお預かりした時点で『シングルアクションでハンマー落ちない病』にかかっていましたが、
トリガーバーの曲げと、ともさんに教えてもらったトリガーバー後端のトリガーバーリンクのガタ取りにて、現在のところは
快調に作動しております~~
今回の塗装は銃Ⅰとブラックパーカーを3:1でブレンドして吹き付け、シコシコして部分的に下地を出し、
もう一回吹き付け、軽くシコシコしてからポリッシュ仕上げとしました。
59式手槍はノリンコながら外観の仕上げを頑張ったのか、実銃画像見ると元は綺麗だったんだろうな~と
思える仕上げだったので、ちょっと艶っぽくしてみた次第であります!(`・ω・´)
真横から。
グリップ~フレーム加工によって、実銃の『ちょっとスリムなマカロフ』具合を再現できたかと♪
削って穴が開いた部分も綺麗に埋まりました!
トリガーガードの形状修正も、スリムな印象付けに一役買ってると思います~
手彫り刻印集w
このセフティがね、鉄で大変だったんだよなぁ~ww
ハンマーも同じく鉄で、側面に押し出しピン痕やヒケが結構あったんですが、ガッツリ削って面出ししてます。
セフティ同様に極薄くブルーイング。放置したら赤錆浮いてリアルにならないかな~と(;^_^A
今回、グリップの塗装に悩まされました。
ベークライトっぽくワザとムラにするのって、慣れないと難しいんですね! 一度気に入らなくて全剥離してやり直しました。
それっぽい雰囲気は出せたのではないかと・・・
下地にホムセンで買ったチョコレートブラウンを吹いて、乾燥後にそれよりやや明るめのブラウンとレッドを薄めて筆塗りし、
薄め液をエアブラシで吹いて、完全乾燥”前”にSUSワイヤーブラシで表面を叩いて、最後にエナメルの艶消し黒でウォッシング。
『盾に5つ星』マークも適度に汚く(w)リアルな雰囲気が出せたと思います~
うん、我ながら上出来!!ww
スライド先端はエッジの下地を強めに出してみました。
バレルも本体同様の仕上げです。
勝手な想像でストレートに簡略化したスライド上面のセレーション。
ホールドオープン!!
スライドストップの作動軸が実銃と異なり前方にあるため、ちょっと違和感がありますが構造上仕方ないのでしょう(;^_^A
それでは最後に縦構図で!!
『ちょっとスリムなマカロフ』
見慣れると、普通のマカロフが太く見えてしまうのでありました(;^_^A
あ、この個体もご多分に漏れずお預かりした時点で『シングルアクションでハンマー落ちない病』にかかっていましたが、
トリガーバーの曲げと、ともさんに教えてもらったトリガーバー後端のトリガーバーリンクのガタ取りにて、現在のところは
快調に作動しております~~
2015年05月21日
59式手槍 小物パーツの加工とか
続いて、トリガーガードの整形。
亜鉛という材質の制約からか、はたまた実銃でもこういう肉厚・形状のがあるのか分かりませんが、KSCマカロフのはちょっと
ブ厚くてカーブがキツい感じなので、全体を削り込むと同時に下側のラインが直線っぽくなるように整形してシャープな印象に♪
イイ感じかと~♪ ただし、強度は保証しませんw
ところで、今回お預かりしたマカロフで気になったのが、このバレル基部の亜鉛パーツ・・・
なんでこんなに凸凹してるのよ!? 明らかな成型不良だと思うんですが全部そうなのでしょうか・・・?
ガッツリ削ってやっと凸凹を除去しましたー
アウターバレルも一緒にシコシコしておきます♪
トリガーガード、バレル基部、スライドストップ、トリガーをブルーイング。
そう言えばスライドの刻印を紹介してませんでしたが、フレーム同様に手彫りでシリアルナンバーを彫りました。
半田コテで埋めたところが部分的にめくれて来ちゃったので、結局全部削り落として瞬着とHW粉で埋めなおしてます(;^_^A
で、この銃にはもう1箇所、シリアルナンバーが彫られてまして・・・
それはセフティレバー。
コチラは実銃同様に下4桁のみ、手彫りで彫りました♪
それにしてもえらく硬ぇな~~と思ったら・・・
磁石がピタッとww コレ、鉄じゃーーーんwww
・・・なぁんて、実は彫る前に気付いていた訳ですが、裏側をいつもの針でガリガリやったら傷が付いたので、
これなら彫れる!!(`・ω・´)
と何故か思ってしまったんです・・・
スゲー指痛かったけど・・・
でも、何とか彫れて良かった♪ヽ(´ー`)ノ
C面追加して、薄~~くブルーイング。
今回は軽くビンテージ仕上げにするので、スライド・フレーム・アウターバレルをEX-STで塗装し、ウレタンクリアーでコーティング。
ココまでが下地塗装。
次回、いよいよ完成です!!
亜鉛という材質の制約からか、はたまた実銃でもこういう肉厚・形状のがあるのか分かりませんが、KSCマカロフのはちょっと
ブ厚くてカーブがキツい感じなので、全体を削り込むと同時に下側のラインが直線っぽくなるように整形してシャープな印象に♪
イイ感じかと~♪ ただし、強度は保証しませんw
ところで、今回お預かりしたマカロフで気になったのが、このバレル基部の亜鉛パーツ・・・
なんでこんなに凸凹してるのよ!? 明らかな成型不良だと思うんですが全部そうなのでしょうか・・・?
ガッツリ削ってやっと凸凹を除去しましたー
アウターバレルも一緒にシコシコしておきます♪
トリガーガード、バレル基部、スライドストップ、トリガーをブルーイング。
そう言えばスライドの刻印を紹介してませんでしたが、フレーム同様に手彫りでシリアルナンバーを彫りました。
半田コテで埋めたところが部分的にめくれて来ちゃったので、結局全部削り落として瞬着とHW粉で埋めなおしてます(;^_^A
で、この銃にはもう1箇所、シリアルナンバーが彫られてまして・・・
それはセフティレバー。
コチラは実銃同様に下4桁のみ、手彫りで彫りました♪
それにしてもえらく硬ぇな~~と思ったら・・・
磁石がピタッとww コレ、鉄じゃーーーんwww
・・・なぁんて、実は彫る前に気付いていた訳ですが、裏側をいつもの針でガリガリやったら傷が付いたので、
これなら彫れる!!(`・ω・´)
と何故か思ってしまったんです・・・
スゲー指痛かったけど・・・
でも、何とか彫れて良かった♪ヽ(´ー`)ノ
C面追加して、薄~~くブルーイング。
今回は軽くビンテージ仕上げにするので、スライド・フレーム・アウターバレルをEX-STで塗装し、ウレタンクリアーでコーティング。
ココまでが下地塗装。
次回、いよいよ完成です!!
2015年05月17日
59式手槍 グリップ周りの加工 その2
それでは引き続き59式手槍のグリップ加工を進めていきます。
今回はいよいよ『盾に5つ星』マークの作成!
紙にフリーハンドで盾の枠を書き、1mmのABS板から切り出した土台を削って膨らみを持たせ、縁の部分は0.5mmのプラ板を
貼り付け。星の部分は星型シールを貼り付けました。
この星型シールはネイル用のステンシルシートから拝借。
今回もGlockのフロントサイトに使ったマニキュアを購入した、女の子向けの雑貨屋さんで購入しましたw
今回は店員さんをビビらせないように、娘を連れて行きましたよww
で、これを2個作るのも面倒なので、これまた『型取り君』で型取り~~
そこにプラリペアを流し込んで複製します。
こんな感じで2個作成!
グリップのチェッカリング部分を盾の枠形状に削り落とします。
複製したマークを貼り付け。
サフを吹きました。
盾マークやチェッカリングは良い感じなんですが、サムレスト?部分は削り込んだけどまだまだ大きいかな・・・
という事で、更に削り込んでみました!
お? イイ感じじゃね??(^ω^)
次回、小物パーツの加工に続きます~~
今回はいよいよ『盾に5つ星』マークの作成!
紙にフリーハンドで盾の枠を書き、1mmのABS板から切り出した土台を削って膨らみを持たせ、縁の部分は0.5mmのプラ板を
貼り付け。星の部分は星型シールを貼り付けました。
この星型シールはネイル用のステンシルシートから拝借。
今回もGlockのフロントサイトに使ったマニキュアを購入した、女の子向けの雑貨屋さんで購入しましたw
今回は店員さんをビビらせないように、娘を連れて行きましたよww
で、これを2個作るのも面倒なので、これまた『型取り君』で型取り~~
そこにプラリペアを流し込んで複製します。
こんな感じで2個作成!
グリップのチェッカリング部分を盾の枠形状に削り落とします。
複製したマークを貼り付け。
サフを吹きました。
盾マークやチェッカリングは良い感じなんですが、サムレスト?部分は削り込んだけどまだまだ大きいかな・・・
という事で、更に削り込んでみました!
お? イイ感じじゃね??(^ω^)
次回、小物パーツの加工に続きます~~
2015年05月15日
59式手槍 グリップ周りの加工
さて、ノリンコ59式手槍の気になるところなのですが・・・
まずはこちらが普通の?実銃マカロフ。
そして前回も貼った実銃の59式手槍がコチラ。
何か・・・スリムじゃありません?(;^_^A
これら二つの画像をサイズ調整して重ねてみましょう。
写真の角度や距離の違いで微妙な差異は当然あるものの、サムレスト部?の形状(大きさ)が全然違うし、
何よりもグリップの前後が細い!! それでスリムに見えたようです。それと関係して、ハンマー下(親指の
付け根が当たるところ)の削り込みも大きいようです。ランヤードリングも妙に立ってますね~
『盾に5つ星』マークに気を取られていましたが、思わぬ落とし穴ががががががが
という事で、グリップ&フレームをゴリゴリと削ります!!
すると色んなところに穴が開きますw
穴を瞬着で塞ぎ、ココに収まるリアシャーシなどは角を削って対処します。
これ以上削ると塞ぎきれないので、コレくらいが限度ですかね・・・
ランヤードリングの右上の穴は埋めて、やや左に穴を開け直しておきました。
あ、グリップは塗装されてたのでIPAに浸けて落としておきました~
サムレスト?部分は厚みがあるように見えるので、2mmのABS板を貼り付けてボリュームアップ!
続いて、例の『盾に5つ星』マークの再現に取り掛かります!!(`・ω・´)
まずは元のマークを削り落とします。
『盾に5つ星』マークとは位置や大きさが微妙に異なり、チェッカリングが足りない部分が出るので・・・
削った部分にプラリペアを盛り付け、すかさずチェッカリング上部で型取りしておいた『型取り君』を押し当てます!!
チェッカリングの角度がズレないように細心の注意が必要です。
上手く行けば、数分後にはこのようにチェッカリングが復活♪
ただ、プラリペアを盛る量が難しくて周りより少しモッコリしてるので(w)、結局やすりで整形しました(;^_^A
まだ汚いですが、もうちょっと綺麗に仕上げますww
続いて、いよいよ『盾の5つ星』マークを~
・・・というところで、続く!!!!www
まずはこちらが普通の?実銃マカロフ。
そして前回も貼った実銃の59式手槍がコチラ。
何か・・・スリムじゃありません?(;^_^A
これら二つの画像をサイズ調整して重ねてみましょう。
写真の角度や距離の違いで微妙な差異は当然あるものの、サムレスト部?の形状(大きさ)が全然違うし、
何よりもグリップの前後が細い!! それでスリムに見えたようです。それと関係して、ハンマー下(親指の
付け根が当たるところ)の削り込みも大きいようです。ランヤードリングも妙に立ってますね~
『盾に5つ星』マークに気を取られていましたが、思わぬ落とし穴ががががががが
という事で、グリップ&フレームをゴリゴリと削ります!!
すると色んなところに穴が開きますw
穴を瞬着で塞ぎ、ココに収まるリアシャーシなどは角を削って対処します。
これ以上削ると塞ぎきれないので、コレくらいが限度ですかね・・・
ランヤードリングの右上の穴は埋めて、やや左に穴を開け直しておきました。
あ、グリップは塗装されてたのでIPAに浸けて落としておきました~
サムレスト?部分は厚みがあるように見えるので、2mmのABS板を貼り付けてボリュームアップ!
続いて、例の『盾に5つ星』マークの再現に取り掛かります!!(`・ω・´)
まずは元のマークを削り落とします。
『盾に5つ星』マークとは位置や大きさが微妙に異なり、チェッカリングが足りない部分が出るので・・・
削った部分にプラリペアを盛り付け、すかさずチェッカリング上部で型取りしておいた『型取り君』を押し当てます!!
チェッカリングの角度がズレないように細心の注意が必要です。
上手く行けば、数分後にはこのようにチェッカリングが復活♪
ただ、プラリペアを盛る量が難しくて周りより少しモッコリしてるので(w)、結局やすりで整形しました(;^_^A
まだ汚いですが、もうちょっと綺麗に仕上げますww
続いて、いよいよ『盾の5つ星』マークを~
・・・というところで、続く!!!!www
2015年05月14日
59式手槍 スタート!
今回からスタートするのは、KSCのマカロフのカスタム!
※また加工前の写真取り忘れちゃったので、KSCのサイトから画像お借りします(;^_^A 問題あれば削除しますm(_ _)m
しかもただのマカロフではなく59式手槍という中国ノリンコがコピーしたマカロフ、それも59年当初に生産されたと思われる、
グリップのマークが『盾に5つ星』のタイプを作って欲しいと・・・
マカロフ含めてこの辺全然知らないので調べてみると、1959年にノリンコがソ連のマカロフを採寸・コピーして生産したものの、
あまり普及せずに生産停止になってしまったみたいです(((( ;゚Д゚)))
生産停止になった理由として、Wikiでは旧来のトカレフやそのコピーの54式手槍が使われ続けたために59式は普及しなかった(要約)
とありますが、別のサイトではマカロフはこう見えて(失礼w)高度な生産技術が必要で、当時中露関係が悪化してロシアの技術
サポートを受けられずに採寸コピーしただけの59式は大変信頼性が低く問題が多発した為、翌年には生産停止した(!)ともあります。
理由はともかく生産数が少ないのは事実なのか、ネットで色々と語句を変えて(中国語表記の59式手枪なども)検索するも数枚の
画像しかヒットしません。
後年、再生産された?グリップのマークが普通の一つ星のは沢山あるのですが・・・
それも、他にも何枚かあるものの、このように左側ばかり。
辛うじてこの画像で上面と右側面が見える程度。
うーん・・・ 資料少ないけど、雰囲気が出れば良いか・・・
と思ったら! 今回のご依頼、何とブルーイングで仕上げて欲しいって言うんですよ奥さん!!ww
ブルーイング苦手なんですが・・・
え? ムラムラでも全然構わないっつか、ノリンコだしその方が雰囲気出る?
まぁ確かに・・・
ただ、刻印は打ち替えなきゃいけないのがネックですよね。スライドのシリアルナンバーは位置も違うし。
KSCのはご丁寧にレーザーで深くクッキリと入れられているし、瞬着で埋めたらブルーイングしてもバッチリ見えちゃうし。
・・・という事で、ダメ元で同じKSCのHW樹脂を半田コテで溶かしながら刻印を埋めてみました!!
・・・やっぱダメでしたーーー!!!
コテ先の温度を色々調整して何度もトライしたのですが、やはり均一な表面には出来ませんでした(´・ω・`)
という事ですみません、やっぱり塗装でいきます・・・
さて気を取り直して〜
セフティクリックの凹みはKSCマカロフのは楕円ですが59式は真ん丸なので、一旦埋めます。
それとスライド上面のリブにあるセレーションですが、マカロフは波型になってますが上の実銃画像では59式はストレート?っぽく
見える気が・・・ 実際そうなのかどうか分かりませんが、加工が面倒臭そうな部分は当時のノリンコだったら省略するだろうと
(いう先入観でw)、ストレートにしちゃいました!
※波型を瞬着で埋めたので波型の模様が見えますがストレートに加工済み
しかも前から後ろまで貫通させちゃってます。もしかしたら仮に本当にストレートであってもフロントサイト手前で止まってるかも
知れませんが、ココは中華の雰囲気&加工性重視でww
(ちなみに後年再生産されて輸出されたタイプはフロントサイトとリアサイトの間のみ、チェッカリングみたいになってます)
一旦フロントサイトを削り落とした事もあり、ABS板から新造してスライドに溝を掘ります。
挿入して接着。
続いて、刻印に取り掛かります。
まずはフレームから・・・ 上の実銃画像の中から辛うじて判別できるシリアルナンバー、2037643にします。
サフを吹いたフレームに、いつものように作成したデータを印刷してセロテープでペタリと。
真ん中の△56は、KSCのマニュアルに書いてあったのでその通りに。
右の59SHIは59式の意味です。(式は中国語のピンインで書くとSHI)
そうそう、このフレームなんですが運良く無刻印のものを入手できました!!
イヤ、実はちょうど子連れ狼さんがKSCにフレーム単品を注文されてまして、それが届いてみたら無刻印!
KSCのトカレフはフレームに個別のシリアルナンバーを入れており、パーツ単品ではその周りの刻印も含めて入れてない
みたいで、アレ?だったらこっちのフレームと交換すれば良くね??となった次第です♪
この後フレームは彫り終えてますが、実銃画像を見てて別の部分に違和感を感じて・・・
現在、ちょっと面倒な加工に取り掛かっております(;^_^A
グリップの『盾に5つ星』マークもどうにかしなきゃ!!
続く!!
※また加工前の写真取り忘れちゃったので、KSCのサイトから画像お借りします(;^_^A 問題あれば削除しますm(_ _)m
しかもただのマカロフではなく59式手槍という中国ノリンコがコピーしたマカロフ、それも59年当初に生産されたと思われる、
グリップのマークが『盾に5つ星』のタイプを作って欲しいと・・・
マカロフ含めてこの辺全然知らないので調べてみると、1959年にノリンコがソ連のマカロフを採寸・コピーして生産したものの、
あまり普及せずに生産停止になってしまったみたいです(((( ;゚Д゚)))
生産停止になった理由として、Wikiでは旧来のトカレフやそのコピーの54式手槍が使われ続けたために59式は普及しなかった(要約)
とありますが、別のサイトではマカロフはこう見えて(失礼w)高度な生産技術が必要で、当時中露関係が悪化してロシアの技術
サポートを受けられずに採寸コピーしただけの59式は大変信頼性が低く問題が多発した為、翌年には生産停止した(!)ともあります。
理由はともかく生産数が少ないのは事実なのか、ネットで色々と語句を変えて(中国語表記の59式手枪なども)検索するも数枚の
画像しかヒットしません。
後年、再生産された?グリップのマークが普通の一つ星のは沢山あるのですが・・・
それも、他にも何枚かあるものの、このように左側ばかり。
辛うじてこの画像で上面と右側面が見える程度。
うーん・・・ 資料少ないけど、雰囲気が出れば良いか・・・
と思ったら! 今回のご依頼、何とブルーイングで仕上げて欲しいって言うんですよ奥さん!!ww
ブルーイング苦手なんですが・・・
え? ムラムラでも全然構わないっつか、ノリンコだしその方が雰囲気出る?
まぁ確かに・・・
ただ、刻印は打ち替えなきゃいけないのがネックですよね。スライドのシリアルナンバーは位置も違うし。
KSCのはご丁寧にレーザーで深くクッキリと入れられているし、瞬着で埋めたらブルーイングしてもバッチリ見えちゃうし。
・・・という事で、ダメ元で同じKSCのHW樹脂を半田コテで溶かしながら刻印を埋めてみました!!
・・・やっぱダメでしたーーー!!!
コテ先の温度を色々調整して何度もトライしたのですが、やはり均一な表面には出来ませんでした(´・ω・`)
という事ですみません、やっぱり塗装でいきます・・・
さて気を取り直して〜
セフティクリックの凹みはKSCマカロフのは楕円ですが59式は真ん丸なので、一旦埋めます。
それとスライド上面のリブにあるセレーションですが、マカロフは波型になってますが上の実銃画像では59式はストレート?っぽく
見える気が・・・ 実際そうなのかどうか分かりませんが、加工が面倒臭そうな部分は当時のノリンコだったら省略するだろうと
(いう先入観でw)、ストレートにしちゃいました!
※波型を瞬着で埋めたので波型の模様が見えますがストレートに加工済み
しかも前から後ろまで貫通させちゃってます。もしかしたら仮に本当にストレートであってもフロントサイト手前で止まってるかも
知れませんが、ココは中華の雰囲気&加工性重視でww
(ちなみに後年再生産されて輸出されたタイプはフロントサイトとリアサイトの間のみ、チェッカリングみたいになってます)
一旦フロントサイトを削り落とした事もあり、ABS板から新造してスライドに溝を掘ります。
挿入して接着。
続いて、刻印に取り掛かります。
まずはフレームから・・・ 上の実銃画像の中から辛うじて判別できるシリアルナンバー、2037643にします。
サフを吹いたフレームに、いつものように作成したデータを印刷してセロテープでペタリと。
真ん中の△56は、KSCのマニュアルに書いてあったのでその通りに。
右の59SHIは59式の意味です。(式は中国語のピンインで書くとSHI)
そうそう、このフレームなんですが運良く無刻印のものを入手できました!!
イヤ、実はちょうど子連れ狼さんがKSCにフレーム単品を注文されてまして、それが届いてみたら無刻印!
KSCのトカレフはフレームに個別のシリアルナンバーを入れており、パーツ単品ではその周りの刻印も含めて入れてない
みたいで、アレ?だったらこっちのフレームと交換すれば良くね??となった次第です♪
この後フレームは彫り終えてますが、実銃画像を見てて別の部分に違和感を感じて・・・
現在、ちょっと面倒な加工に取り掛かっております(;^_^A
グリップの『盾に5つ星』マークもどうにかしなきゃ!!
続く!!