2021年09月10日

マルイ Colt Government Mark IV Series'70 エングレーブ!

今回は井浦先生からのご依頼品です。

マルイのシリーズ70がベースです。5月にご依頼頂き、今回も私の方で下地処理後に井浦先生が彫刻され、こちらで仕上げました。
途中ちょっと紆余曲折ありまして時間が掛かってしまいましたが、依頼者さまも納得頂ける仕上がりになったのではないかと思います!

それではズラッと貼りますので、思う存分ご覧あれ♪
































塗装はいつものEX-ST⇒ウレタンクリアです。

スライドは下地処理で平面出しした時に刻印が薄くなってしまったので、全て追い彫りしました。文字数多くて大変でした(;^_^A

また、社外品のアウターバレル&チャンバーカバーが取り付けられていて見た目は良いのですが、相性が悪いのか最初はまともに
動かない状態だったので、チャンバーカバーに引きバネを追加するなどして何とか作動するように調整しました。


それはともかく、今回も井浦先生の魂のこもった力強い彫刻を堪能させて頂き、元気が出ました♪










  


Posted by あじゃ  at 21:20Comments(2)エングレーブ

2021年03月23日

MGC/シリーズ70 リブサイト&ランパント/アーティラリー エングレーブ

今回は2丁!両方コルト!!そしてエングレ!!!

久しぶりに井浦先生からご依頼頂きました♪ 実は昨年末には井浦先生の彫刻まで完成していたものの、
寒い冬はベランダで塗装するのが厳しくて・・・(;´Д`A  大変お待たせしてしまいましたが、ようやく完成です。

今回も無駄な説明は却って目障りになるだけ。井浦先生の超絶手彫りエングレーブをとくとご堪能ください。


まずはガバから…




























自分で見てても息が止まるほど!

ガバの仕上げは、スライドが下地処理→黒サフ後に井浦先生に彫刻頂き、ダークパーカー→ポリッシュ→メタルパーカー→ポリッシュ。
フレームは下地処理→グレーサフ後に井浦先生彫刻→EX.ST→ウレタンクリアー→ポリッシュ→エナメルつや消し黒で墨入れ。
ハンマーピン、シアーピン、ハウジングピンを銅メッキ→ニッケルメッキ。
エキストラクター、Fピンプレートは研磨してブルーイングです。


続いてアーティラリーです。皆さんも窒息しないようにお気を付けくださいw


































ハァ…ハァ… 皆さん、息してますか?w

こちらの仕上げはHWのフレーム~バレル、シリンダーが下地処理→グレーサフ、バックストラップやトリガーガードは研磨後に
井浦先生に彫刻頂き、その後ミッチャクロン→EX.ST→ウレタンクリアー→ポリッシュ→エナメルつや消し黒で墨入れ。
センターピンやシリンダー中央のスリーブ、ラチェット、ボルト(シリンダーストップ)、ハンマーノーズ、エジェクターのロッド部分や
各スクリューは銅メッキ→ニッケルメッキ。ハンマーとトリガーは研磨&ポリッシュ後にケースハードゥン風にブルーイング。


今回もまた、このような芸術作品に関わる事ができ、大変光栄に思います。


井浦先生へのエングレーブ依頼については、コチラもしくはコチラからお問い合わせください。

こんな芸術作品を彫られる方なので敷居が高いのでは?と感じられるかも知れませんが、こう言ったら失礼かもですが大変
気さくな方で、予算に応じて相談に乗って頂けるので、気になる方は是非とも!!

  


Posted by あじゃ  at 00:32Comments(0)エングレーブ

2017年07月28日

エラン シリーズ70 エングレ完成!

訳あって間が空いてしまいましたが、以前下地処理して井浦先生にお送りしていたエランにエングレが
施されて帰って参りました♪



毎度の事ながら素晴らしい彫り・・・ 言葉が出ません。


シルバー仕上げをご希望との事で、今回もEX-ST後にウレタンクリアーを薄く吹き、エナメルの艶消し黒で
墨入れして仕上げました。グリップスクリューやハンマー・シア・ハウジングの各ピン、マガジンキャッチロックや
マガジンボトムプレートはニッケルメッキで仕上げ。


ここから先は下手な説明は不要でしょう。

それではご覧下さい♪



































・・・息が止まるかと思いましたw

それでは最後に縦構図で・・・












今回もご依頼者さまに大変喜んで頂けたとのご連絡を頂きました。

良かった♪(*´▽`*)


  


Posted by あじゃ  at 20:59Comments(2)エングレーブ

2017年05月08日

MGC SFA BUREAU 6インチ リブサイト 完成!

先月、下地処理をして井浦先生に返送したガバ2丁のうち、MGCの方が帰ってきましたので仕上げさせて頂きました♪

いきなりですが、全体像!!







今回はツートン。フレームはシルバーでスライドはブルーイング調で・・・とのご依頼で、特にスライドは色々悩みましたが、
銃Ⅱ上澄みをサフの上に吹き、一度ウレタンクリアーでコーティングしてからシコシコポリッシュ、そして最後にメタルパーカーを
吹いて、ポリッシュして仕上げました。
メタルパーカーの皮膜はちょっと弱いですが、ブルーイングっぽく塗装で仕上げるには最適な塗料かと♪





リブサイトはアルミ製で綺麗な仕上がりだったので、そのまま生かしております。


フレームはいつものようにサフの上にEX-STを吹き、ウレタンクリアーでコーティングしてからエナメル黒で墨入れ、です。

今回、小物パーツも綺麗なメッキ品だったので、基本的にそのまま墨入れ。
黒かったプランジャーチューブと、仕上げが粗かったマグキャッチの右面だけ面出しして、フレーム同様の塗装で仕上げました。





ハンマーストラットはニッケルメッキ、エジェクターやFピンプレートはブルーイング。





平面出しで消えそうだった刻印は全て追い彫りしておいたので、無事に残ってます♪







もちろん、井浦先生のサイン入り!





今回の彫りも井浦先生だからこそ!の生命力溢れた、見ているだけで元気をもらえる芸術品!






こんな芸術作品のお手伝いを出来て、私は幸せです♪


  


Posted by あじゃ  at 18:53Comments(6)エングレーブ

2017年04月14日

エラン シリーズ'70 & MGC ビューロー6インチ リブサイトカスタム

G28は一旦お休み!!

先日、S&W M686 3インチの記事の最後に書いた”凄いの”を紹介します♪

今回は井浦先生から、塗装仕上げ前提の下地処理ご依頼の2丁。


まずはコチラ!



エランのシリーズ'70です♪

エランのガバは以前にも仕上げ直しをしたので珍しくはない・・・とは言え、やはり18まんえんもするモデルガンを
お預かりするのは緊張しますね(((( ;゚Д゚)))


失敗でもしたら弁償モノですし。


ドキドキするなぁ・・・


・・・あ。



届いて即効で分解してIPAに浸けて塗装を剥がし、シコシコしてサフを吹きましたw

シコシコ、と言ってもそこはエランなのでほとんどの面は綺麗に平面が出てます。
フレームの後ろのハンマー横の面とか、マガジン挿入部の面とかをちょちょいと手直しするくらいでOK!



それとコチラ。



訳有って上下バラバラで届いたので処理前の写真を撮ってませんでしたが、MGCのBUREAU 6インチのリブサイトカスタムです。

つか、こんなの出てたんですね。知らない事ばかりだ・・・


こちらはABSスライド+アルミリブサイトにHWフレームの組み合わせで、スライドなどはかなーり面が歪んでいたので、
面出ししたら消えてしまいそうな刻印は全て追い彫りしてからせっせと面出ししてサフを吹きました。







今回はどんなエングレーブが施されるのでしょうか!?

仕上がりが楽しみです♪


  


Posted by あじゃ  at 00:11Comments(2)エングレーブ

2015年11月21日

マッコイ!!!

井浦先生からのご依頼です。





今回もマッコイガバ!
スタッグ?のグリップがフィットしてなかったので、座グリを調整してピッタリ取り付け出来るようにしました♪


まずは下地処理。
IPAに浸けて塗装を全剥離。比較的簡単に剥離できます。

するとよりハッキリと加工痕が見えてきます。





これをシコシコして全て消します~



サフを吹き、同様に金属パーツにも残ってる加工痕をシコシコして~~



これで下地準備完了!!


あ、そうそう。マッコイガバってかなりの確率でグリップスクリュースタッドがねじ込まれたフレームの穴がバカになってますが、
今回は4本全部ナメてましたw 瞬着を盛ってM6タップ(ミリネジ)切って復活させておきましたー


さて、今回はどんな彫りになるのでしょうか!? 請うご期待!!!(`・ω・´)



  


Posted by あじゃ  at 23:02Comments(4)エングレーブ

2015年11月12日

CAW Remington M1875 完成!

先日のマッコイ記事の最後に書いたCAWのレミントンM1875が、井浦先生の手によりエングレーブされて戻ってきました!



ん~~! 今回も素敵な彫りですよ!!



今回はシルバー仕上げ。

下地に吹いておいたサフを軽く研ぎ直し、EX-STをエアブラシで吹いてからウレタンクリアーでサッとコーティングし、エナメル黒で
スミ入れして完成!!







トリガー/ハンマースクリュー付近のアラベスク模様(って言うのかな?)はご依頼者さまが用意されたものを貼り付けてます♪





接着剤がはみ出さないように慎重に慎重に・・・



ハンマーとトリガーはケースハードン風に~ との事だったのですが、こんな感じで良いでしょうか?(;^_^A



ケースハードンというか虹色に・・・ ケースハードン難しい・・・



ハンマーのチェッカリングは目を立て直しておきました。






ハンマーノーズはニッケルメッキ。





その他、グリップスクリュー以外のスクリュー類も見える部分をニッケルメッキしてます。



ハンマーやトリガーのスクリューもそうですが、こんな小さいスクリューにまでエングレ! 凄い!!
でもスミ入れも大変!!w



エジェクターロッドやシリンダーのセンターロッド?は磁石が付きますが、ポリッシュしてしばらく放置しても錆びる様子が
無かったのと、ウチのやり方では広い範囲を綺麗にニッケルメッキ出来ないので、そのまま組みました。





バックストラップからの眺めがまた良いですね~♪



純正のグリップについては特にご指示頂いてませんでしたが、もしかしたら別のグリップにするかな?と思いつつ、
そのままだとしたら未仕上げのグリップではちょいと不釣合いになってしまうので、表面を研磨して軽くTru-Oilで
仕上げておきました。あまり艶々にはせず、しっとりと落ち付いた感じにしてます~♪
横の縞模様は最初、機械加工痕か?と思いましたがいくらシコシコしても消えなかったので、こういう木目なのだと
思います。たぶん。



上からの眺めも素敵ですね~♪





今回の先生のサインはグリップエンドに!



テンション上がります~♪

今回もこのような芸術作品を仕上げさせて頂き、ありがとうございました!!



P.S.
ご依頼者さまが作動時の傷付きを気にされてると井浦先生からお聞きしてました。
エングレ+塗装仕上げなのでそうガチャガチャと動かされるわけでは無いと思いますが、カートの出し入れとかで
どうしたってちょっとは動かしますもんね。
という事で、なるべくシリンダーに傷が付かないようにと、かなり強めだったボルト側のリーフスプリングの幅を半分くらいまで
削り込んでおきましたー



シリンダーと接触するボルトもポリッシュ、シリンダーのウレタンコーティングもして、その他干渉してる部分を下地仕上げ前に
重点的に研磨しましたので、出来るだけの事はしたつもり!

一応、シリンダー1周分だけ動かしてみて一発で傷が付くような事がないことは確認したものの、もちろん何度も動かしていれば
剥げる可能性はあるので、ご注意下さい♪



  


Posted by あじゃ  at 18:03Comments(13)エングレーブ

2015年10月05日

リアルマッコイ M1911 完成!

井浦先生からお預かりしたマッコイガバ、今回はシルバーではなくブラックで仕上げます。

ので、まずは金属パーツをブルーイング!!



エングレーブを損ねないように慎重に研磨し、G.スミス.Sのシャイニーブルー(亜鉛用)で染めました。
我ながら綺麗に染まったのではないかと♪

それにしても、ガバってパーツ多いなぁ・・・



本体は、先日エランのGCNMを仕上げたときと同じく銃Ⅰ・ブラックパーカー・トップガードを3:1:1で調色してエアブラシで塗装し、
今回は全面ポリッシュにする事もあってウレタンクリアーを吹き、エナメル黒で墨入れ後、最終的にシコシコポリッシュして仕上げました。
(途中画像無しw)



という事で完成したのがコチラ!!





前回記事でチラッと書いた動物の形に抜かれた部分には、金メッキされた象嵌を貼り付けました。





接着剤で貼り付けるわけですが、平らなところに平らなものを貼り付けるとどうしても接着剤がはみ出してしまうので、
スライド側に動物の形に抜かれた部分の内側を彫刻刀で掘り込んみ、接着溜りを設けておきました。こうする事で
塗装面ではなくスライド材料に直接接着出来たので、接着強度も上がって一石二鳥かと♪

それにしてもこの象嵌も躍動感が半端無いですね・・・ 凄い!!



こっから先は私の稚拙なコメントは抜きで画像をご覧ください・・・


























ちょっと渋いけど動かす事も可能です。ただ、今回は確認のため一回だけスライド引きましたが、やっぱりあまりお勧めはしません(;^_^A









マッコイのHWはタングステンを使用していてブルーイング出来ない(らしい)という事で、私へ塗装での仕上げをご依頼頂きましたが、
ブルーイングの金属感には及ばないもののブルーイングとはまた別の魅力を出せたかな?と思います♪


井浦先生、今回もご依頼ありがとうございました!!!













  


Posted by あじゃ  at 18:24Comments(30)エングレーブ

2015年10月01日

リアルマッコイ M1911 再び+α

はい。今回もリアルマッコイです!


(今回はちゃんとバラす前に撮ったww)


先日、井浦先生からご依頼頂いて同じマッコイガバを仕上げましたが、今回も井浦先生からご依頼頂きました♪


前回の最初の記事でも書きましたが、マッコイガバは各パーツの機械加工痕が激しいので綺麗に平面出ししてサフ吹き。



あ、今回は彫りの関係上、スライドの刻印は全て埋めております。



小物パーツも、加工痕の目立つものを中心に平面出し。





これらを井浦先生にお送りして、数週間後に戻ってきたのがコチラ!!



今回はまた変わった模様の彫りですが、相変わらず井浦先生の彫りは力強く躍動感に溢れてますなぁ♪

動物の形に抜かれた部分には・・・ムフフフ♪ それは完成時のお楽しみ♪


今回も頑張って綺麗に仕上げたいと思います!!(`・ω・´)



・・・がその前に!!!


更に同時にこちらもお預かり~~




・・・えーっと、正直この辺は詳しくないのですが、CAWのレミントンM1875っていう銃みたいです(;^_^A
どっかで見たことあるな~?と思ったら、タケさんトコでしたw つーか、改めて見てもあの仕上げはスゲーな・・・


一部の部品はオーナー様の手により?研磨されていましたが、フレームやシリンダー、トリガーガード等々を私が研磨して
上の写真の状態になってます。



そして、フレームやシリンダーにサフを吹いた状態。




この子はどんな彫りを入れられるのかな? 楽しみ~~♪( ´艸`)



さて、この記事を書く段になってこの銃について調べようとしたんですが、CAWって昨年ショップを閉店したためか、普通に
検索してもホームページが出てこない!? メーカーとしてはちゃんと存在してるはずなのに・・・

それでも何とか調べてみたら、この45口径のはM1875 3rd 5-1/2インチモデルのようで、72丁の限定品だとか。
もしかして貴重品なの!?

http://www.ookizouen.com/caw/rem-m1875/m1875-3rd55.html

・・・っつか、ドメインの大木造園って何なんですかねコレは・・・ (左上のCAWをクリックすると大木造園HPへジャンプ!ww)


  


Posted by あじゃ  at 01:12Comments(5)エングレーブ

2015年06月20日

リアルマッコイ M1911 エングレーブ 完成!

下地を整えた状態で井浦先生にお送りして彫って頂いたので、後は塗装するだけ!

彫りの際にどうしても付いてしまう細かい傷を丁寧にシコシコして除去、慎重に脱脂洗浄、乾燥して~

(金属パーツはミッチャクロンを吹いてから)EX-ST⇒ウレタンクリアー⇒エナメルの艶消し黒で墨入れ!

ピンやハンマーストラット、マガジンキャッチロック、グリップスクリュー等の鉄部品はニッケルメッキ⇒スクリューに墨入れ。


それでは、どうぞご覧下さい♪





毎回同じようなコメントになってしまいますが、井浦先生の彫りは本当に生命力がみなぎっていると言うか、見て触れるだけで
元気をもらえるような、凄いパワーがあるんですよ。そんな彫りを仕上げで引き立てられた・・・かな?


それでは一気に、クローズアップいきます!(`・ω・´)



























・・・息、出来ました?(^ω^)

どんな方が所有されるのか分かりませんが、気に入ってもらえると良いなぁ♪



  


Posted by あじゃ  at 00:20Comments(29)エングレーブ

2015年06月14日

リアルマッコイ M1911

さて、今回のご依頼品は私も触るのは初めて!のリアルマッコイ M1911です♪

初めて!なのに元の状態を撮り忘れるとか(TДT)



すでに分解して各パーツをシコシコし終わった状態。



リアルマッコイをお持ちの方はお分かりと思いますが、スライドもフレームも特に側面にガッツリと機械加工痕が残っていて、
ある意味それがアイデンティティーな気もしますが、とある理由により全て綺麗に面出ししました。



スライド、フレーム、バレルにサフを吹いて・・・



数週間呪文を唱え続けると・・・


はいこうなった!!




・・・ってゴメンなさい! 井浦先生からのご依頼なのでした♪


この繊細かつ躍動感溢れる彫りを台無しにしないように塗装しなければなりません。


ベストな気候を狙って・・・


  

Posted by あじゃ  at 00:06Comments(10)エングレーブ

2014年12月28日

HWS ベビーボーチャード 完成!

先日スタートしたベビーボーチャード、ご覧になられた皆さん全員のご想像の通りと思いますが、
井浦先生の元へ旅立っておりました♪

10月末に依頼者の子連れ狼さんにお誘い頂き、井浦先生宅を訪問!
先生の奥様の手料理、『割烹 井浦』を堪能しながら、エングレ内容を打ち合わせました。
先生、奥様、その節はありがとうございました~m(_ _)m


そして約一か月後、エングレされたベビーボーチャードが戻って来ました♪





12月になって出張やらでバタバタしていて仕上げるのが遅くなってしまいましたが、こんな感じになりました~♪





全体をEX-STで塗装後、ウレタンクリヤーでコーティングして、最後にエナメルの艶消し黒でスミ入れです。
文字のところはゴールドでスミ入れを試してみたのですが、シルバーだと全然映えないので結局黒で。



いつ見ても井浦先生の彫りは力強く、生命力を感じさせてくれます・・・

余計な解説は不要でしょう。じっくりとご堪能ください♪



























・・・どうでしたか? この息を呑むエングレーブの美しさ!



それではまた全体を何枚か。















うん。このバレル長さ、我ながら絶妙かと!

それにしても、このような芸術作品のお手伝いを出来た私は幸せ者だ~♪

井浦先生、子連れ狼さん、今回もありがとうございました~~!!


  


Posted by あじゃ  at 18:40Comments(16)エングレーブ

2014年10月17日

HWS ベビーボーチャード 開始♪

今回はHWSのボーチャード!





以前、T館長ご依頼で井浦先生エングレのボーチャードを仕上げましたが、今回は子連れ狼さんからのご依頼です。


ひょんな事からHWSボーチャード訳アリ品を入手された子連れさん。

折角だから誰も持ってないカスタムにしましょう♪ と言う事で始まった今回の企画。


それでは始まり始まり~~♪


まず、訳アリの理由がコレ。



バレルがすっぽ抜けますw 接着が剥がれちゃってるんですね。真鍮の棒みたいなのは割り箸のように縦割りになってて、
インサートを挟む形で挿入されており、ウェイトアップに一役買っている模様。



んで、せっかくバレルがすっぽ抜けるのですから、そのまま戻してもツマラナイですよね?

それに、大抵の人がボーチャードってバレル長いなーと思ってるはず。(←そうか?w)


・・・まぁ、タイトルからしてバレバレですが、こうなります♪



バレルインサートは前後で2分割されており、後半分はフレームのバレル基部にインサート成型されてるので、その長さでズバッと。



前半分のインサートはバレルに挿入されてるだけなので引っこ抜き、フロントサイト基部の後ろを一段細くして、カット。





本体側のバレル基部の先端樹脂部を1cmほどカットして、インサートを剥き出しに。





これらのパーツを組み合わせて・・・



ショートバレルが完成!!ヽ(´ー`)ノ



バレルを短くするだけでは物足りないので(w)、ボーチャードの特徴でもあるこの大きなコッキングハンドル(?)を・・・





このようにカット!



斜めカット&内R形状は、こちらのページにあるルガーの試作品をちょっとだけ参考にしてみました。←勝手にリンクすみませんm(_ _)m



更に、ショートバレルならストック付けないよね?って事で、このストック基部の出っ張りを~





カットしてツルッと!



子連れさんがストックも持ってるのは知りながら提案したら、アッサリとOKが出たのでw



最後に、ランヤードリングを切り飛ばして開いた二つの穴。





実銃も通常品をベースに改造したという脳内設定に基づき(w)、パテ等で埋めるのではなくピンを入れました。





とりあえず仮組み♪



おぉ!! なかなか魅力的なプロポーションではないですか♪ うん、少なくとも私は他では見た事無いです!

グリップやマガジンを切り詰めるのはチト面倒なのと、見た目のバランスも悪くないのでこのままで~



で、この後再度分解して平面出しをしていたのですが、刻印が薄くなりかけてしまったので追い彫り~







数字や文字が全て袋文字(縁取り)でレーザー刻印されていましたが、中洲?を全て掘り起こしてクッキリさせました。
何気に面倒臭かったですww



この後下地塗装して、一旦お返ししま~す♪




・・・ん? この展開、どこかで見たような・・・



気のせい気のせいww


続くっ!!  


Posted by あじゃ  at 21:59Comments(18)エングレーブ

2014年09月29日

B.W.C. Kimber Ultra Carry II 完成!

Kimber Ultra Carry II、下地塗装はすでに済んでるので、最後にサッとシコシコして、塗装して完成~♪




スライド、フレーム、バレル、スライドストップ、マガジンキャッチ&ロック、プランジャーチューブ、サムセフティ、
グリップセフティ、ハウジングは全てEX-STで塗装後、ウレタンクリヤーを遠目から吹き重ねてサテンシルバーに。
その後、エングレや刻印部分にエナメルのフラットブラックで墨入れしてます。

マガジンキャッチとハウジングのチェッカーは目を立て直し、ハンマーはホール内含めてパーティング処理済み。





前後プランジャー、シアピン、ハンマーピン、ハウジングピン、エジェクター、グリップスクリュー、ハンマーストラット、
それからグリップで隠れて見えませんがスクリュースタッド(ちゃんとリアルな別パーツになってます)は、ニッケル
めっきしておきました♪



ここからは細かい説明は割愛します。

純粋に、井浦先生の繊細かつ大胆な(うすっぺらい表現しか出来なくてスミマセン・・・)エングレーブをアップでご堪能下さい♪


























もうね、ご飯何杯でもイケそうです!!


それでは最後に縦構図で~~










折角のエングレにノーマルのラバーグリップはどうなんだ?と思いましたが、組んでみると黒とシルバーの
完全ツートンがより強調されて、意外と悪くないですね♪
象牙グリップでも持ってれば付けてみたかったですが、残念ながらコンパクトのは持ってないので・・・


と言う事で、今回は井浦先生とコラボすることができ、大変光栄でありました♪

ご依頼頂き、ありがとうございました~m(_ _)m



  


Posted by あじゃ  at 18:59Comments(24)エングレーブ

2014年09月23日

B.W.C. Kimber Ultra Carry II

今回から新ネタ!!

B.W.C.のKimber Ultra Carry IIです。40丁限定のダミーカートモデルガン!



久しぶりのガバですね~~ 何ヶ月ぶりなんでしょうかww


私が税抜き定価59,000円のモデルガンなんて買えるはずも無く・・・ はい、ご依頼品です(;^_^A


早速分解してスライドとフレームの平面出し&下地研磨!!





持った重さからABSか~などと思っていたら大間違い! 上のリンク先にも書かれているように鉄粉入りだそうです。
その為もありそうですが、樹脂自体の表面もめっちゃ硬い!! でもやっぱり軽いけどw



ヒケは少なかったですが、鉄粉の密度が結構まばら・・・



スライド上面の頂点付近に集中してます。



フレームはダストカバー~トリガーガードの下面に銀色の点々が筋状に並んでました。






とりあえずミッチャクロン&サフを吹いて・・・



下地をシコシコ。



・・・ここで一旦ご依頼者さまに返却!!


何故かと言いますと・・・



こうなって帰って来るから!!




はい、そうです。

今回のご依頼者さまは、あの井浦先生なんですね~♪

鉄粉が集中していたスライド上面は、先生でも彫るのに苦労したそうです。
先生は実銃にも彫られるので、鉄自体が硬くて大変、という訳ではなく材質の不均一さがネックなんでしょうね~


あ、ちょっとネガな書き方しちゃったかも知れませんが、モデルガン製品としての魅力はかな~りあります!
他には無い3インチサイズのスライド&フレーム、二段式リコイルスプリングガイド、ロストワックス製のグリップセフティや
サムセフティその他、値段相応もしくはそれ以上だと思います♪

私がガバオンリーだった頃なら、奮発して買ってたでしょうね~(←買う買う詐欺)

つか、こんなモデルガンが出てたの知らなかったのはココだけの秘密w



さて今回、井浦先生からシルバー塗装&墨入れにてご依頼頂きました。

井浦先生の素晴らしい彫刻を損ねないように塗装したいと思います!(`・ω・´)


  


Posted by あじゃ  at 20:59Comments(16)エングレーブ

2013年11月11日

エングレ ボーチャード 撮り直し!

あ、仕上げ直しではないですご安心下さいww

何かね、前回のボーチャード写真の色味がちょっとおかしいかな?というのと、井浦先生の作品を撮るのに
iPhoneだけでは失礼だよなー?とも思いまして、久しぶりにコンデジで撮影してみましたよ~

各画像とも、クリックすると少し大きい画像が見れます♪





  


Posted by あじゃ  at 00:18Comments(12)エングレーブ

2013年11月09日

エングレ ボーチャード 完成!

ふぅ。このところ出張続きでちょっぴりお疲れモードではありますが、合間合間に作業を進め、ようやっとボーチャードが完成しました♪


前回のアップで下地塗装が終わってから3ヶ月以上・・・

決してサボっていたわけではなく、少しずつ、丁寧に塗装をしておりましたのよ?



完成品をごらん頂く前にまず、T館長からの依頼内容はコチラでした。



『こんな感じで♪』


えっと・・・こ、これは・・・??(;´Д`)


ビール党の私は知る由も無かったのですが、こちらはベル・エポックという高級シャンパンのボトルだそうです。
(しかもこのボトルはフローラル・エディションという限定デザイン。詳しくはコチラでもご覧下さいw)


確かにとても美しいデザインではありますが明らかに井浦先生の彫りのデザインとは違います。
井浦先生が彫った時点ではこのデザインを想定していなかったでしょうし・・・


あくまでイメージで♪との事で基本的にお任せ頂いたのですが、こういう美的センスには自信が無かったため、
お預かりしてから約半年、どうしたものかと悩んだ訳です(;^_^A

それでも何とか踏ん切りをつけて取り掛かったのですが、やはり初めての経験と言うこともあって出来上がるまで
イメージ通りになるか自信が無かったので、途中経過をお知らせできずにいました・・・


でも、何とか思い通りに仕上がったと思います♪


前置き長くなりましたが、完成画像をどうぞご覧下さい♪









前回の下地塗装後、彫りの部分を全て白で筆塗りし、さらにその上から花の部分以外をクリアーグリーンで筆塗り。
均一な色だとつまらないと思い、絵画っぽく濃淡を付けました♪



その後一度ウレタンクリアーでコートし、縁取りなどをエナメルのチタンゴールドでスミ入れ、水性クリアーでコートして
最後にまたウレタンクリアーで仕上げています。(スミ入れの件ではタケさんに相談に乗って頂き感謝です♪)



刻印もチタンゴールドでスミ入れ。



ベル・エポックのボトルデザインをそのまま取り入れようとすると彫りの縁を全てスミ入れする事になりますが、
この彫りでそれをやると全体にボヤッとしてしまうので、あえて要所要所のみのスミ入れにしています。



両サイドの動物はシルバーインレイっぽく、メッキシルバーで表現してみました。







後はクローズアップ画像を連続で。

























上からの眺めは特に壮観です♪







如何だったでしょうか?


T館長のイメージに合うと良いのですが・・・


その前に、お待たせし過ぎちゃってスミマセン(滝汗  


Posted by あじゃ  at 00:32Comments(31)エングレーブ

2013年07月27日

HWS ボーチャード+井浦氏エングレ

唐突?ですが、新しいご依頼品です。

いや、新しいと言うのは正確ではなく実はT館長から昨年お預かりして、なかなか踏ん切りがつかなかったコチラ・・・



HWSのボーチャードピストルですが、何とあの井浦先生によるエングレでございます!!



まぁ、私なんぞがごちゃごちゃ言うのも何ですので、素晴らしい彫りをまずはご堪能ください・・・










私の写真ではその魅力を十分伝えることは出来ませんが、その細かさは人間業ではないものの、とても人間味
溢れる彫りと言ったら失礼でしょうか? しかし、井浦先生の彫りには何と言うか温かみを感じます。


さて、こんな素晴らしい美術品を私にどうしろと?(;・ω・)

最初はシルバー塗装に墨入れで・・・なんて話だったのですが、T館長にお会いしてお願いされたのは全然違う
仕上げでした。


少なくとも私は銃でそんな仕上げのは見た事無いなー・・・( ゚д゚) でもちゃんと出来たら綺麗だろうな~(*´д`*)

そんな感じ?(;^_^A


それが上手く出来るイメージがなかなか沸かず、ずいぶんお待たせしてしまいました。

まだ100%の自信はありませんが、腹を決めて取り掛かる事に!



さて、すでに彫りが完了しているので下地仕上げはあまり手を入れられません。

でも、元々HWSである程度綺麗にパーティングラインを処理してあったようで、部分的に手直しして塗装に入りました。

なるべく彫りを埋めてしまわないように薄くサフ吹き、それから銃Ⅱで塗装。更にクリアブルーとクリアイエローでクリア
グリーンを作ってコーティング。



この写真だとほとんどグリーンは感じられないですね・・・


ま、下地としてはこんな感じで良いかな!?

ここからが仕上げ塗装になります。果たして上手くいくのか!??

今回ばかりはちょっと心配(;^_^A  


Posted by あじゃ  at 16:03Comments(9)エングレーブ

2010年07月03日

Colt 25Auto+エングレ

今回はマルシンのColt 25Auto、しかもエングレ。

私としては珍しいって?(・∀・)


はい!
こちらはメインチャンスさんからのご依頼品で、スライド・フレーム・バレルを
私がシルバー塗装したものです♪



エングレーブは、もちろん井浦先生!!


私のところには、素の状態(HWのマットブラック仕上げ)にそのままエングレが施された
25Autoが届いたので、分解してバリ取りや下地仕上げをしてから塗装しました。




井浦先生の緻密な彫りを潰したりしないよう、細心の注意を払いながらの各作業・・・(;´Д`)




スライドとフレームはインディのブライトステンレスを缶吹き後、再度下地を
整えたところに同じスプレーを瓶に出して2.5倍程度に薄め、エアブラシで
吹き付けて、乾燥後にコンパウンドでポリッシュしました。




アウターはGスミスSのEX-STを缶吹きして、やはりコンパウンドでポリッシュ。




私の仕事はこれまで!

あとはメインチャンスさんが金属パーツの研磨やコーティング、象牙グリップを製作して
完成となるそうです♪

楽しみですね~(*´∀`)


・・・あれ?
そういや私、エアブラシ持ってたっけ?(`;・ω・)

実は半年ほど前に、タミヤのエアブラシ+コンプレッサーを購入していたのです♪



一番安いビギナー用?です。
でも今回、初めて箱から出して使ってみましたが、なかなか使えますね♪
  


Posted by あじゃ  at 00:59Comments(20)エングレーブ