2014年08月05日
KJ CZ P-09 ホップの問題
さて、ガスが入りにくかったKJ CZ P-09ですが、もう一つ大きな問題がありました。
ホップ調整が上手く決まらないのです。
前回のコメントで頂いたように、ホップチャンバー~インナーバレル内を清掃してもダメでした。
もうちょっと・・・のところで昇竜拳になったり、何もせずにドロップになったり、大変せわしないww
他の方のコメントやレビューでも、ホップについては良く書かれてないようです(´・ω・`)
という事で、どこが悪いのか探るべく、分解しましょう~~
アウターバレルをチルトさせるためのロールピンを抜かないと、インナーバレルを取り出せません。
メンテナンス製は良いとは言えませんね(;^_^A
インナーバレルASSYを取り出したところ。
銀色のリング状の部品が、取り付けられたネジによって上下し、ホップを調整するようです。
で、この状態で(なくても良いのですが)銃口側から覗いて見ると、こんな感じになってます。
黒い影が三日月状に見えますよね。
どうやら前述のリング状の部品により、ホップチャンバーのホップ用突起のみならずホップチャンバー全体を押し下げて
しまっているように見えます。コレが悪さしてるのか・・・?
左側に見えるネジを外すと、分割できます。
インナーバレルの形状はマルイ等と良く似ていますね。(残念ながら後述のホップチャンバーと併せて互換性は無し)
若干バリがありますねー
ホップチャンバーの内側の突起。
ホップ用突起は両サイドが切り立った形状です。Vホップなどではありません。
本来、このホップ用突起が綺麗に下がっていれば、銃口から覗いた時に平坦なホップ突起が見えるはず。
リング状の部品を見ると、このように突起を押し下げる部分があるものの・・・
低過ぎるために、その周囲の円弧部分までホップチャンバーに当たってしまい、ホップ用突起のみならずホップチャンバー全体も
押し下げてしまうようです。
そこで、ホップ用突起に0.5mmのプラ板を貼り付けてあげました!
反対側は、ホップチャンバーになるべく当たらないように逃げ加工。
この加工により、組んだ後に銃口から覗くとホップ用突起がほぼ平らなまま下がるようになりました♪
この状態で試射してみると・・・
改善はしました。
が、まだ安定しない・・・
何でだ・・・
つか、そもそもマルイ式ホップ(インナーバレルとホップ用突起でBB弾を保持)なら、手前のホップチャンバーが多少
歪んでても影響ないはず・・・? つまり、それを改善したところで効果あるはず無い・・・?
でも上記の加工である程度の効果は認められるし・・・
じろじろと見ていると、意外な盲点に気付きましたよ~~!
こちら、ホップチャンバーの内側。インナーバレルの手前に段差があり、2段になってるのが分かるでしょうか?
そして、ローディングノズルでBB弾を定位置に押し込んだ状態。
奥側の段差でBB弾が保持されていますね。
はい、そこはまだホップチャンバーの円筒部。インナーバレルの手前で保持されてやがります!!
部品の形状などから、てっきりマルイ方式だと勘違いしてしまっていました。
マルイの特許を回避するためでしょうか? もう手放しちゃったけど、同じKJのG19ではどうだったんだろ・・・??
ともかく、そこで改めてインナーバレルの根元(上と同じ画像)を見てみると、
言われてみればC面がデカいですね!
そのC面、パッと見は綺麗に加工されているようですが、顕微鏡で見るとC面の終わり(内径側)の角に白いカスが
付着していました。
ココが犯人か~~!! と、C面の角をなだらかにしてポリッシュ!!
ついでに銃口側はブラスブラックで黒染め。
んで、その結果ですが~~
箱出しと比べたら飛躍的に安定しました!! 昇竜拳もドロップも無く、ほぼ狙い通りに調整できます!!
いや、マルイと比べたらあと一歩届かず、ってところではありますが、いわゆる『躓きホップ』では仕方ないところでしょうか。
それと、リング状のホップ調整部品(ホップアジャスター?)の形状、材質も良くないのかな?
マルイのようなバネ性のあるプレス部品が何だかんだで良さそうな気が・・・
もしかしたら、もうちょっと形状を見直せば良くなる可能性はありますけどね。
お座敷派の私には今回の改良で十分です♪
ホップ調整が上手く決まらないのです。
前回のコメントで頂いたように、ホップチャンバー~インナーバレル内を清掃してもダメでした。
もうちょっと・・・のところで昇竜拳になったり、何もせずにドロップになったり、大変せわしないww
他の方のコメントやレビューでも、ホップについては良く書かれてないようです(´・ω・`)
という事で、どこが悪いのか探るべく、分解しましょう~~
アウターバレルをチルトさせるためのロールピンを抜かないと、インナーバレルを取り出せません。
メンテナンス製は良いとは言えませんね(;^_^A
インナーバレルASSYを取り出したところ。
銀色のリング状の部品が、取り付けられたネジによって上下し、ホップを調整するようです。
で、この状態で(なくても良いのですが)銃口側から覗いて見ると、こんな感じになってます。
黒い影が三日月状に見えますよね。
どうやら前述のリング状の部品により、ホップチャンバーのホップ用突起のみならずホップチャンバー全体を押し下げて
しまっているように見えます。コレが悪さしてるのか・・・?
左側に見えるネジを外すと、分割できます。
インナーバレルの形状はマルイ等と良く似ていますね。(残念ながら後述のホップチャンバーと併せて互換性は無し)
若干バリがありますねー
ホップチャンバーの内側の突起。
ホップ用突起は両サイドが切り立った形状です。Vホップなどではありません。
本来、このホップ用突起が綺麗に下がっていれば、銃口から覗いた時に平坦なホップ突起が見えるはず。
リング状の部品を見ると、このように突起を押し下げる部分があるものの・・・
低過ぎるために、その周囲の円弧部分までホップチャンバーに当たってしまい、ホップ用突起のみならずホップチャンバー全体も
押し下げてしまうようです。
そこで、ホップ用突起に0.5mmのプラ板を貼り付けてあげました!
反対側は、ホップチャンバーになるべく当たらないように逃げ加工。
この加工により、組んだ後に銃口から覗くとホップ用突起がほぼ平らなまま下がるようになりました♪
この状態で試射してみると・・・
改善はしました。
が、まだ安定しない・・・
何でだ・・・
つか、そもそもマルイ式ホップ(インナーバレルとホップ用突起でBB弾を保持)なら、手前のホップチャンバーが多少
歪んでても影響ないはず・・・? つまり、それを改善したところで効果あるはず無い・・・?
でも上記の加工である程度の効果は認められるし・・・
じろじろと見ていると、意外な盲点に気付きましたよ~~!
こちら、ホップチャンバーの内側。インナーバレルの手前に段差があり、2段になってるのが分かるでしょうか?
そして、ローディングノズルでBB弾を定位置に押し込んだ状態。
奥側の段差でBB弾が保持されていますね。
はい、そこはまだホップチャンバーの円筒部。インナーバレルの手前で保持されてやがります!!
部品の形状などから、てっきりマルイ方式だと勘違いしてしまっていました。
マルイの特許を回避するためでしょうか? もう手放しちゃったけど、同じKJのG19ではどうだったんだろ・・・??
ともかく、そこで改めてインナーバレルの根元(上と同じ画像)を見てみると、
言われてみればC面がデカいですね!
そのC面、パッと見は綺麗に加工されているようですが、顕微鏡で見るとC面の終わり(内径側)の角に白いカスが
付着していました。
ココが犯人か~~!! と、C面の角をなだらかにしてポリッシュ!!
ついでに銃口側はブラスブラックで黒染め。
んで、その結果ですが~~
箱出しと比べたら飛躍的に安定しました!! 昇竜拳もドロップも無く、ほぼ狙い通りに調整できます!!
いや、マルイと比べたらあと一歩届かず、ってところではありますが、いわゆる『躓きホップ』では仕方ないところでしょうか。
それと、リング状のホップ調整部品(ホップアジャスター?)の形状、材質も良くないのかな?
マルイのようなバネ性のあるプレス部品が何だかんだで良さそうな気が・・・
もしかしたら、もうちょっと形状を見直せば良くなる可能性はありますけどね。
お座敷派の私には今回の改良で十分です♪