2016年11月30日

SIG SAUER P229 モデルガン

今回のご依頼はSIG SAUER P229です。

もしかしたらSIG P22系を弄るのは初めてかも!? 好きな人には申し訳無いんですが、P226とか
デザイン的にあまり好きじゃないんですよね(;^_^A でも、このP229のスライドデザインは好きで、
むかーし作った銀小ガバのスライド形状はP229をイメージしたものだったりします。

まぁ、そんな話はどうでも良くてw


ベースはタナカのHWガスガンで、刻印が薄かったので手彫りで追い彫り~




フレームの刻印は不要な部分を埋めてやります。



MADE IN JAPANのJAPANも消してやりました。



そこにGERMANYの文字を手彫りで入れ、全体にトップガードを吹いてから艶消しウレタンクリアーで仕上げ!







トリガーやハンマー、右側のマガジンキャッチプレート、前後サイトは面出ししてブルーイング。









スライド上面の丸みを強めに修正してます。





セレーションは1本1本ヤスリで目を立て直し・・・







特にスライド前面周りに目立っていたパーティングラインも綺麗に処理!





バレルも同様に塗装仕上げです。





全体です♪







さて、最初に「ベースはタナカのHWガスガン」と書きましたが、実はコレ・・・



モデルガンなんです!! エキストラクターはスチールの削り出し!

バレルは完全閉塞のダミーカートモデルです


製作者さまのお名前は伏せますが、その世界ではその名前を聞くと誰もが震え上がるという・・・(嘘

いや、これまでにいくつか作品は拝見させてもらってはいたものの、やっぱりモデルガン化する人ってスゲーや!

実銃の構造を理解して、必要に応じてアレンジして、色んな機種からパーツを流用したり、ワンオフで作ったり、
そして一番重要な安全性はバッチリ確保!! もう尊敬の眼差しですよ♪
だって、経験を積み重ねないと出来る事じゃありませんからね~



・・・てヤバッ! 一番最後に貼るつもりだった写真忘れてた(;´Д`)



うーん、素敵♪(♡∀♡)


  


Posted by あじゃ  at 21:13Comments(10)SIG P229

2016年11月27日

VFC/UMAREX VP9 小改良

前回情報を頂いたマガジンキャッチ不具合、主な原因はマガジンの前後のガタのようでフレーム内部にテープを貼ると改善されるとの事。

私のは今の所マガジンが落ちる症状は出ていませんが、転ばぬ先の杖という事で私もやってみましたー


ただ、紹介頂いたクラフトテープもアルミテープも手元に無かったので、取り敢えずビニールテープで様子見。



マガジンキャッチの反対側、リアシャーシの下の方にビニールテープを3枚重ねて貼りました。トータルの厚みは約0.5ミリです。


これでマガジン上の方はガタが無くなったのですが、下の方は前方向にガタつくので前側に同じく3枚重ねを左右に分けて貼り付け。



どちらもマガジンの角が当たって剥がれないように、一番上のテープを大きめにして端っこが1枚分の厚みになるようにしました。


マガジン挿入後のマガジンキャッチ位置がやや変わり、若干下寄りに。



マガジンキャッチにマガジンがより強く押し付けられてる証拠です。これで将来的にもマガジンが落ちてくる事は恐らく無いでしょう♪
ガタも無くなり、作動も全く問題無しです!

もしこれでも改善されない方は、マガジンのノッチを深くするとか、更なる修正が必要かも・・・


さて、これでもマガジンの抜き挿しがキツくなる事は無いのですが、やはりビニールテープでは一枚の厚み自体が厚くて
後ろに貼った方はすぐに角がめくれて来ちゃいました(;´Д`A


なので、リアシャーシには0.3ミリの鉄板を両面テープを2枚重ねて貼り付け。(トータル約0.5ミリ)



リアシャーシの下面を板厚分削って鉄板を曲げ込んだので、角が当たって剥がれる事も無さそうです♪



次に右側のスライドストップ。

ちょっとガタが大きいんですよね・・・

回転方向のガタはちょっと修正が難しそうなので、取り敢えず抜け方向だけでも改善しようかと。

右側スライドストップの抜け止めパーツがスライドストップ軸の上にあります。





引っこ抜くとこんな形してます。





元は真っ平らなコイツを、ライターで炙って若干反らせました。(表面がブツブツしてるのはそのせいです)



反らせた方を内側にしてセットし直したら、抜け方向のガタがだいぶ改善されました♪



それと左側のスライドストップですが、フレームとの隙間が大きくてマガジン抜いた状態で操作しようとするとすごく奥に引っ込んで
しまって気持ち悪いんですよね・・・





そこで、適当な長さの3ミリロールピンをスライドストップ裏側に接着してやりました〜





最後にサイト。

ドットにはわざわざ別部品で白い樹脂が埋め込まれていますが、実銃のデフォルトは蓄光サイトのようなのでこのような
蓄光パウダーとクリア塗料を用意!





パウダーに少量のクリア塗料を混ぜて、白い樹脂を奥まで押し込んだところに入れてあげました。







イイ感じです♪


  

Posted by あじゃ  at 02:48Comments(3)HK VP9

2016年11月23日

VFC/UMAREX VP9 マガジンキャッチ不具合?

えー、最新ニュースです。

先ほど、ようやく手元にVP9が届いたセイさんからの情報によりますと、撃ってる途中にマガジンが抜け落ちる不具合があるとの事です。

幸いにも?単に撃ち込んでないだけ?か、私のはそういった症状は見られませんが、そう言われて気になるところはあったのでメールに返信・・・

何故か弾かれる。

もう一度・・・

また弾かれる(;´Д`A

という事で、業務報告?がてら記事にしちゃいますw


・・・・・・

まずは原因を探らないといけません。

現状では症状の出ていない私の個体で、何枚か写真撮ったので比較してみて下さい!


まず、マガジン無し状態。マガジンキャッチ操作部の上面とトリガーガード内側上面がツライチくらい。





マガジン挿入途中。マガジンキャッチ操作部の下半分がトリガーガード下面からはみ出すくらい。





マガジン挿入後、マガジンキャッチ操作部の真ん中がトリガーガード厚みの真ん中くらい。





マガジンのノッチです。



前面含めて外形を研磨してるみたいなので、研磨しすぎるとノッチが浅くなったり、フレームとのガタが大きくなってマガジンが落ちやすくなるのかも??


ちなみにノッチ付近のマガジン外形前後サイズは、背面に直角にノギスを当てて32.4mmでした。





同じような症状の方、いらっしゃいましたら情報提供よろしくお願いします!!


  

Posted by あじゃ  at 16:52Comments(21)HK VP9

2016年11月23日

GHK ステアーAUG

今回はちょっと前にGHKから発売されたステアーAUGです。

・・・と言っても預かり物ですけどね~


全体写真を撮る間もなく全バラww



これらの樹脂外装部品を脱脂洗浄して・・・



こうじゃ!!





ODで塗装しました♪


今回使ったのはイサムのエアーウレタン。2液混合型ウレタン缶スプレーです。



315ml入りの缶で、もしも1本じゃ足りなかったら面倒なのでまとめて2本買いましたが、1本で全然大丈夫でしたw

初めて使いましたが、なかなか良いですねコレ・・・ スプレーする時もレバーの押し加減である程度吹き付け量を
調整出来ますし、乾燥後はさすがウレタン、ラッカー塗料などと比較にならない皮膜の強度がありそうです。


実際、組み立てる時にちょっと力技が必要な部分もあり、うっかり爪で引っ掻いてしまったのですが全く大丈夫でした。


と言う事で、完成!!






やっぱAUGはODじゃないとね~♪ という方にはオススメできるスプレーです!!!


  


Posted by あじゃ  at 00:15Comments(4)長物GBB / ガスガン

2016年11月18日

エキスパートピストル ハイブリッドコンプ RMR載せ 完成!!

お待たせしました!!


・・・心の準備は良いかね?


目んタマかっぽじって良ーく見やがれ!!(←んな事したら見えんがなw)





うん、手前味噌だけど何かめっちゃカッコいいInfinityになりました♪




ご覧のとおり、グリップはPRIMEの削り出しにしました~ 数ヶ月前にサイドアームズさんで売れ残ってた?のを
数年前の発売当初よりはお安くゲット。手の小さい私にはピッタリのスモールグリップです♪



当初はなかなか買えませんでしたが、やっぱ良いですわコレ。めっちゃ握り易いし加工精度高いし、複雑な組み合わせ
形状のマガジンキャッチなど、値段だけの事はあるな~と今更ながらに感心しました。



さて、ココから画像ちょっと多めですが、是非とも最後までご覧下さい!!



チャームポイントであるハイブリッドコンプ、我ながら手加工で良く頑張りましたw













ほぼ隙間無し! でもスムーズに動きます♪

あ、でもフロントのコッキングセレーションで操作するとスライドが撓んで渋くなります(;^_^A



プラグとバレルの隙間(=心のスキマ)もしっかり埋まりました~♪





そして、もう一つのチャームポイントであるRMR(レプリカ)直載せ♪











WAエンジンでのローポジションとしてはほぼ限界です。
見えない部分の目隠しに貼ったSUS板を無くせばあと0.1mm下げられますが、見て分かる人いないでしょうし・・・

コッキングセレーションがやや乱れてますかね・・・ この辺は手加工ゆえご勘弁を(;´Д`)



サイトピクチャーはこんな感じ♪



この写真ではハイブリッドコンプの真ん中に持って来ましたが、この後試射したらちょっと上にズラすだけでOKでした。
約1マガジン動かしましたが、スライドが割れてRMRが吹っ飛ぶような事も無く、一安心♪



シュッとした感じに形状変更したアンビセフティや、グリップセフティにラインを合わせたシャーシなど。









Fピンプレートやエジェクターのモールドなどは、シコシコしてブルーイング。



エキストラクターの内側モールドも追加してます。



形状変更したスライドストップ。



元のスライドは貫通ノッチでしたが、非貫通に修正。スライドストップは非貫通用のをベースにしました。



エジェクションポート周りは大き目にR加工。
Infinityってシャープな造形のイメージがありますが、実銃の写真を見る限り角という角は全て丸められてるのが多いですね。



刻印が賑やかなハイブリッドコンプ用チャンバーカバーは、いつもお世話になってる方から落札♪ やっぱこうでなくちゃね!



シャーシの両サイドをスライド幅に合わせて削り落としたので、煩わしいWA ASGK刻印も綺麗サッパリw



あ、スライドは側面のみ軽いヘアライン入りのメッキ風塗装です。


シャーシの下面も溝含めて綺麗にしました~





スライドオープン。ハイブリッドコンプが映えます♪







最後は縦構図2枚です!







ん、もうマジで、鼻血出そうなくらいカッコいいわ・・・(♡∀♡)


ただ、元々箱無しの中古品という事もありますし、そもそもRMR載せちゃってるので、入れる箱が無いのが困ったチャン・・・

Infinityの青いハードケースが欲しい!!! どっかに売ってないかなぁ~


  


Posted by あじゃ  at 19:36Comments(24)Hybrid Comp 6.0 / RMR

2016年11月17日

HK VP9 vs イロイロ

さて、今回VP9というポリマーオートの新入りが入ってきた事で、ウチに居る他のオートたちがザワついています。
特に気が気でない様子なのがポリマーオートたち。

まず最初に鳶職人の親方、G17(StarkArms)がお出迎え。


G17 「おう、お前か新入りってのは。」

VP9 「あ!G17さん!そッス、俺が新入りのVP9ッス!よろしくお願いしゃッス!」(ちょっとチャラい)
   「昔から憧れなんス!記念に一緒に写真撮らせてもらっていいッスか!?」



G17 「おぅ、兄ちゃんなかなかいい体してんな? まぁ頑張れよ・・・」


とそこに歳の離れた妹、G19(StarkArms)がやってくる。

G19 「あ~! お兄ちゃんばっかりズルい~~!! アタシも一緒に写真撮って!」




VP9 「G17さんの妹さんッスか? へぇ~可愛いッスねぇ!!」

G19 「えへへ~~♪」



G19 「あ、でも、VP9さんって見かけによらずアタシとバレルの長さ変わらないのね?」



VP9 「(ギクッ!) え、そ、そうなんスよね~ 最近はグリップがフルサイズでバレルは短めってのが流行らしいッスよ!?」

G19 「ふぅ~ん」

と、バレルもグリップも短いG19は口を尖らせた。



そこに顔を出したのはエリートサラリーマン、S&WのM&P9(Cybergun)だ。

M&P9 「何ですか騒がしいですね・・・」

先日の大統領選でトランプ氏が当選して以来、すこぶる機嫌が悪い。

VP9 「うぉおお!?M&P9さんじゃないッスか!?入ってくださいよ!!」

と怪訝そうなM&P9と無理やりツーショット。




M&P9 「ふっ・・・また賑やかになりますね・・・」

実はツンデレなM&Pなのであったw



次に出てきたのはフリーターのG17 SAI(StarkArms)だ。

SAI 「何スか?新入りッスか!?うっひょ~!よろしくッス~!!」(負けじとチャラい)

VP9 「SAIさんじゃないッスか!よろしくッス!!」



SAI 「いや~、最近何か肩身が狭かったんスけど、何か嬉しいなぁ~!!」
   「・・・っと、VP9さん、長老にはもう挨拶しました?」

VP9 「長老? いやまだッスけど・・・」


SAI 「じゃあ紹介するッス! ちょっと待ってて下さいね~」


と、SAIが連れて来た長老がそう、他でもないブローニング・ハイパワー(タナカ)だ。



ハイパワー 「ほ~ほっほ、キミかね新入りの子は。優秀な子じゃと聞いておるよ♪ みんなと仲良くするんじゃぞ~」


VP9 「はい!ありがとうございます!!よろしくお願いします!!!」


長老の前ではちゃんとした挨拶をする世渡り上手なVP9であった。



~終わり~ (特にオチ無しw)

注)全てフィクションです。それぞれのキャラクターは全てあじゃの妄想であり偏見が含まれていることをご容赦くださいw



さて、ここからはもうネタが続かないので(w)、手当たり次第にツーショット撮りまくった写真をズラッとな!
比較の為に全部同じ向きです! け、決して手抜きではな(ry


HK USPコンパクト(KSC)




S&W M&P9c(Cybergun)




Walther PPQ M2(Umarex)




S&W M&P9 VTAC(Cybergun)




CZ P-09(KJ)




CZ P-07(KJ)




Beretta PX-4(マルイ)




Beretta PX-4 Compact(WE)




こっからはもはや口径も違いますがw

Springfield Armory XDM Compact(WE)




FN 5-7(マルシン)




G42(Hogwards)




Kimber(WA)




FN FNX-45 Tactical(Cybergun)




以上、お手持ちの銃との比較が出来れば幸いです♪


  


Posted by あじゃ  at 00:45Comments(10)HK VP9

2016年11月15日

HK VP9 ライト取り付け

HK VP9、どんなライトが似合うか試してみました♪

まずはトップバッター、ド定番のX300レプリカ。



一気にタクティコゥ度がアップしますねぇ~ レールのサイズもキツ過ぎず緩過ぎず、ピッタリです♪

ただ、こうなるとやっぱりネジ切りサイレンサーアウターが欲しくなりますねww



お次はSBAL-PLレプリカ。



こちらだと特殊部隊度が大幅アップ!(単純だなw) ただ、ちょっとゴツ過ぎますかねー?



最後にSurefire XC-1Aです。



サイズ的にはこれがピッタリな気もしますが、トリガーガードからのラインの合い具合とかはやっぱりX300に
軍配が上がるかな?



お次は~~



・・・コレでネタ切れでしたw



んで結局、私は何も付けない事にしましたww


【お詫びと訂正】

最初のVP9記事でSpacialComboセットのスチールパーツ、特にリアサイトを見て私は
「特に仕上げが良いというわけでも無さそう」
とコメントしましたが、その後の調べで実銃のHK標準リアサイトにも同様の位置に押しピン跡があることが
判明しました。


(画像はebay出品物より借用、トリミングしました)


なので、Crusaderの形状はリアル!という事です♪(ドットに蓄光樹脂が埋め込まれていれば完璧)

もし、私の記事を見てSpacialComboセットをやめて通常モデルにしちゃったじゃん!という方がいらっしゃい
ましたらゴメンなさい(;´Д`)

  


Posted by あじゃ  at 21:26Comments(4)HK VP9

2016年11月14日

HK VP9 マズル修正

Infinityはちょっとおあずけ♪

ネタは熱いうちに~ という事で、先日アップしたVP9記事の中でも書きましたが、どうにも
ネジ切りマズルが気に入らない!!



インナーバレルがギリギリまで来てるのは、組み立て時にインナーバレルを押し込まないと
ディスアッセンブリーレバーを戻せない為、ではあるのですがコレも気になります。



という事で、ネジ部をΦ11のドリルで除去!



さらに先端外径ギリギリまでC面を付けます。



VP9はポリゴナルライフリングなので、同様にポリゴナルライフリングっぽいのが再現されているVFCもとい
StarkArmsのG19のアウターバレルのマズルを、型取くんで型取りします。



センター出ししやすいように、このように外径も覆うと良いでしょう♪



先ほど内径を拡げたVP9のマズル部分、および型にもジーナスGM-8300をタップリ盛り付けて、
型をズボッ!と入れます。





硬化後、型を取り外したところ。



ライフリング部の未充填を防ぐ為にタップリ盛り付けたので、このように盛大にはみ出します(;^_^A



内径を8.6mmのドリルで開口し、外径はゴリゴリシコシコしてブルーイング、ジーナスで出来てる
前面~ライフリングは塗装で仕上げて・・・(途中画像無しw)


完成!!



上手い具合にポリゴナルライフリングを再現出来ました♪



インナーバレルも3.5mmほど長さを詰めて、再度ブラスブラックで先端だけ黒染め。



組み立ての時には銃口に小指を突っ込んでインナーバレルを押してあげれば大丈夫です。



型取りの時に外径も被せたので、このとおりセンターもバッチリ♪





派手に付いてるツールマークをやや大人しめにしてブルーイングしたバレル。



ちなみにチャンバー部分は浅いレーザー刻印があるため、そちらは弄ってません。
本当は面出しして仕上げ直したいところではありますが、我慢しましょう~


ともかく、マズルのネジが無くなって余は満足じゃ♪


・・・ネジ切りアウター(もちろん雌ネジじゃなくて雄ネジ)が出たら買っちゃうかも知れんけどww


  


Posted by あじゃ  at 20:56Comments(8)HK VP9

2016年11月12日

エキスパートピストル パーツ加工&仕上げ

前回記事からだいぶ間が空いてしまいましたが、エキスパートピストルの細かい加工をば。

まず、2mmアルミ板からこんな形状のパーツを切り出しまして~





同じくアルミ製のWA純正プラグの先端をちょっと短くしたところにジーナスで接着!



やっぱりね、バレルとプラグの隙間は心のスキマ。出来るだけ埋めたいんですよ・・・( ´,_ゝ`)フッ



それと、いきなりですがフレーム側パーツの仕上げ完了!!



全て、EX-STを吹いてから半艶のウレタンクリアーで仕上げました。

加工としては~

ちょっと幅広なシャーシはスライド幅に合わせて卓上旋盤+フライスアタッチメントにて両サイドを荒削りして、仕上げは
手ヤスリでシコシコ。グリップセフティ周りのラインも修正して、カンペの塗料はがしで塗装を全剥離。

セフティはいつものシュッとした感じ(w)に形状変更。スライドストップも形状変更。

グリップセフティ、ハンマー、トリガー、プランジャーガイド?は面出し。



え? マガジンキャッチやハウジング、マグウェルはどうしたって?


その辺は次回、完成編にて・・・




  


Posted by あじゃ  at 17:37Comments(4)Hybrid Comp 6.0 / RMR

2016年11月10日

VFC/UMAREX HK VP9

(※一部写真差替えました。)

たまにはタイムリーなネタを・・・w


実銃の評判も高いHK VP9、それが個人的に好きなVFC(UMAREX)から出るという情報から待つこと数か月。

先月、国内各ショップが予約受付を開始したところで、ちょくちょくお世話になってるFOXさんで予約。

そしてついに一昨日届きました♪





もちろん、数点のパーツがCrusader製のスチール製になってるSpacialComboセットです♪

(ところで思うんですが、Crusaderって中の人はVFCなんでしょうか?)



スチール製になってるのは、まずはエキストラクター





ディスアッセンブリーレバー





それからフロント/リアサイト、ですね。




・・・が、ご覧のとおり特に仕上げが良いというわけでも無さそうではありますw
(※ちょっと訂正。実銃標準装備のリアサイトにも同様の位置に押しピン跡があり、逆にリアルである事が判明しましたw)



とは言えさすがVFC、外観はほぼ言う事無し! スライドに気になるパーティングラインも無いですし、
フレーム共々完璧な刻印。フレームのシボなどの質感も非常に高いです。
スライドの塗装がややザラツキ過ぎだけど、それはまぁ良しとしましょう(;^_^A
スライドとフレームの隙間やガタなども問題無いですね。ホント良く出来てます。
ちなみにFN5-7を彷彿とさせるスライド後端の出っ張りも、しっかり別パーツで再現されてます。


マガジンも良い出来ですねぇ。







交換式のバックストラップ&サイドパネルもS/M/Lサイズが付属。



箱出しではMサイズが付いてましたが、私にはSサイズが合ってるみたいでとても握りやすいです。


パッと見、トリガーリーチが長いようにも見えますが、グリップ後ろの付け根からの距離はグロックなどとそう変わりません。





気に入らないのは、マズルが雌ネジになってる事。



後にサイレンサーアダプターが出るような話ですが、サイレンサー付ける気は無いんだよなぁ・・・
あ、インナーバレル先端は届いて速攻でブラスブラックにて染めてます。


スライドストップはグロックなどと比べて後ろ寄りになっていて、手の小さい私でも普通にグリップしたまま親指が届きます。



それがちょっとした問題の原因にもなってるようですが、その辺は後述します。



中身をちょっと見ていきましょう~

まずはスライド。



まんまG42を大きくしたような構造で、シリンダーの断面積を最大限に取る工夫がされていますね。
そのおかげか、ブローバックの強さはかなりのもの! バキンッ!バキンッ!と鋭く重いリコイルが楽しめます♪

ちなみに銀色にメッキされたパーツは全てスチール製。


初速を測ってみたら0.2gで76~79m/sと結構高め、一方でガスの消費量は0.25g/発とこれまた高めなので、
フローティングバルブのスプリングをちょっと弱めてあげようかと。



バラしたところ、結構長いスプリングが入ってました。


5巻きカットしたところ。



最終的にさらに1巻きカットしましたが、初速は72m/s前後まで落ちたものの、ガス消費量は0.23g/発とあまり変わらず・・・
ココは弄らなくても良かったかも?(;^_^A



G42では単にノッカーロックを押し下げるだけだった横っちょのレールですが、その先端がスライドストップに接触して
スライドのノッチを傷めない構造になってます。



スライドストップ自体もスチールプレスなのは良いのですが、板厚分しか接触しないのが勿体無いかなぁ・・・
先端を折り曲げて接触面積増やしてくれたらより安心なんですが。



リアシャーシ周りも、これまたG42と同じようなパーツ構成。



こちらも銀色にメッキされたパーツは全てスチール製。


ただ違うのが、ノッカースプリングがこのような引きバネになってます。



これは凄く良いです。組み立てる時はハンマースプリングだけ圧縮しながらノッカー入れてハンマーピンを通し、
その後にこの引きバネを引っ掛ければ良いので、とても組み立て易いです♪



ただ、そのハンマースプリングがやはり海外製なので結構強め。
国内ガスを使う限りここまで強いスプリングは必要無く、逆にブローバックの抵抗のデメリットが大きいので、
少し弱めてあげましょう。



右下のトーションスプリングがハンマースプリングです。デフォルトではこのように両端がほぼ水平状態。


これを、これくらいまで曲げてあげます。
注) 曲げる時は一ヶ所集中ではなく丸い部分も含めて全体的に少しずつ曲げないと、折れる危険性があります。
ペンチで円の部分を場所を変えて少しずつ圧縮し、弱くなり過ぎたらペンチの先の片方を真ん中に突っ込んでギュと。



かなり微妙な調整でして、ほんの少しの角度でもテンションが変わるので、何度かバラしたり組んだりして調子を見ます。
具体的には真夏の気温も想定して、食器乾燥機で温めたマガジンのバルブを叩けるギリギリまで弱めてやりました。

元々調子の良いブローバックが、抵抗が減ることで更に元気に!!



しかし、そのせいもあるかも知れませんが、この子の(個人的に思う)最大の欠点は、最終弾発射後のスライドストップが
結構な確率で上がらない事。(個体差あるとは思いますが)

G42の時のように冷えによってスライドが下がりきらないとかではなく、マガジンを温めるほどスライドストップが掛からなく
なります。スライドストップを指で押し上げながら撃つとバッチリ掛かることから、どうもスライドの往復スピードが速過ぎて
スライドストップが上がるスピードが追い付かない模様。(昔の初期WAコマンダー状態・・・と言って分かる人居るかな?)

マガジンのフォロワースプリングは他機種と比べて決して弱くない感じですが、どうも前述したスライドストップの構造と言うか、
形状も影響しているように思います。



スライドストップの軸はトリガーピン、フォロワーで押し上げられるのは普通にマガジン前方。
で、スライドのノッチ(実際には銀色のレール)に接触するのはそのずっと後方なので、フォロワーの小さな動きに対して
スライドストップ後端は大きく動きます。つまり、フォロワーは最後のちょっとの一押しでスライドストップを上げなければ
なりません。
逆にテコの原理でフォロワーはより強い力で押し上げる必要がある一方で、スライドストップを下に戻すスプリングを
弱くすると、今度は通常の作動でスライドストップが上がってしまうリスクがあり・・・


まぁ、蘊蓄が長くなりましたが要はフォロワースプリングを強くしたい訳です。

ちょうど良いスプリングが無かったので、装弾数を犠牲にしてスプリングの下にスペーサーでもかまそうと思うのですが、
とりあえず様子見でBB弾を6発スペーサー代わりに入れました。



これでちょうど装弾数15発。スライドストップもバッチリ掛かるようになりました!

もしも同じ症状でお悩みの方へ参考になればと♪


ストライクアームズさんとかで強化スプリング出してくれると良いんですけどね~
(海外ガスだとより出やすい症状だと思うので、VFCが対策してくれるのが一番ですが)


  


Posted by あじゃ  at 00:49Comments(33)HK VP9

2016年11月08日

GCNM 10インチ ロングリコイルスプリングガイド製作

バレルが出来たら次はコレ! リコイルスプリングガイドです。



下のが6インチのMGC純正品、上のは直径8mm長さ200mmのSUS304の丸棒です。



純正のはこのように基部とガイド部に2分割出来ます。



このガイド部を置き換える訳です。長ぇw



右のが加工前のSUS丸棒で、これを真ん中のように穴を開けてネジを切る訳ですが・・・





出来ました(゚∀゚)



下穴をΦ5.4のドリルで20mmの深さまで開けて、先端2mmくらいだけΦ6.5にします。(雄ネジ根元の逃げ)
んで、M6.5 x P0.75(細目)のタップでネジ切り。



・・・とまぁ、これはさすがに電動ドリルじゃ真っ直ぐ穴を開けるのもキツい訳でして・・・


じゃじゃん!! あじゃはあたらしいぶきをてにいれた!!!



卓上旋盤です!!(中古)


お名前は伏せますが、ブログを見て頂いたとある方がいつも手加工の私を不憫に思い、お譲り下さいました(滝汗
しかも信頼の日本製!!

「30年モノのオンボロだけどね!」との事で、まぁ確かに(←失礼だなw)ベルトやベアリングの交換や足りない工具の購入、
チャックの振れの修正など、使えるようにする為に苦労はしましたが、ちゃんと使えましたよ~♪




使いこなすにはまだまだ修行が必要ですし音もそれなりに大きいので、今回みたいにどうしても手加工じゃキツい時に
使わせて頂きます!


○○さん、ありがとうございました!!!


<追記>
うっかり加工後の組み合わせたリコイルスプリングガイドの写真を貼り忘れてました(;^_^A



やっぱり長えぇっ!!!ww

あ、ほんのちょっと長めに作ってあるので最後にスライドに合わせて長さ調整します♪



  


Posted by あじゃ  at 20:48Comments(14)COLT GCNM

2016年11月02日

GCNM 10インチロングスライド バレル加工

続いてはバレルの加工です。

最初の画像にも写ってましたが、6インチスライドからはみ出すほどの長いバレルが付いてました。

その先端のライフリング部分をΦ12のドリルで拡げます。



もちろんインサート等には一切手を加えません!!



今回も繋げるのはWAのアウターバレルですが、今回はボブチャウ2用のこれまた長ーいのをじんぎすかんさんが
用意してくれました♪

そのアウターバレルを必要な長さでカット。





繋げる根元は面取りしておきます。





Φ12のアルミ材で継ぎ手を作りまして~





クイックウェルドでガッチリ接着!!




長い!!! だって10インチだもん!!ww

繋ぎ目は気にしないで下さい。組んだ状態ではスライド引いても元のバレル部分は見えませんので・・・



さて、バレルが出来たら、今度はアレかぁ~~



  


Posted by あじゃ  at 19:24Comments(6)COLT GCNM