2017年02月27日

KSC STI エントリーA1

今回はともさんからのプチカスタムのご依頼♪

・・・と、ちょうど2年前の記事冒頭と同じ書き出しですがw、今回もKSC STI エントリー1であります。

やはりあの糞ノッチ対策はいただけない・・・と言うことで、ノッチ対策をやり直しましょう~



こちらがデフォの状態ですが・・・



まぁ、こんな感じにノッチ周りが盛り上がってる事が多いですよね~(;^_^A





今回、糞ノッチプレートがいとも簡単にポロッと取れましたw





コレ幸い♪と、プレートは取り除いて溝を瞬着で埋め戻し、1.5mm角の真鍮棒を埋め込みました。




ノッチ周りの盛り上がりを均して平面出しして、ついでに右サイドの刻印は追い彫りして、元々はスライド全体をブラックパーカーで
吹きっぱなしで仕上げる予定でしたが、擦り傷が目立つのでサイド面に軽くヘアラインを入れて完成!!






システム7のSTIは良く動くし良く当たるし、とても良い製品なんですけどね~

あんな糞ノッチ対策で無ければ、もうちょっと売れたんじゃないかなぁ・・・(´・∀・`)


  


Posted by あじゃ  at 23:04Comments(8)STI

2017年02月22日

MGC S&W M586 仕上げ直し

さて! 昨年末にモデル工房Sさんにお送りしていた2丁のM586が帰ってまいりました♪




まずは3インチから。

フレームにくっきりとS&Wロゴが♪





アドレス刻印もこの通り!!





PPCカスタムのほうも同様にアドレス刻印を。





そして更に、バレル(MGC製のABS削り出し)にはデイビスマークが!!





反対側はデイビスのサイン!!!



むっひょー!! かっちょええ!!!! Sさん最高!! 今回もありがとうございました!!



・・・さて、ちょっと落ち着こうかww

PPCのバレル上部に付いてるリブサイトですが、塗装されてたので剥離剤で剥がしました。



真鍮削り出しですよ奥さん!!


だけどエッジに小さなバリが結構残ってたので、シコシコして面出し。



めっちゃ綺麗になりました♪

塗装するのは勿体無い気もしますが、塗装で仕上げます!!(`・ω・´)


ただ、2丁同時だと全パーツが乾燥機に入らないので、じっくりと1丁ずつ仕上げようかと思います~


  


Posted by あじゃ  at 18:21Comments(6)S&W M586/M686

2017年02月17日

G42 マガジンバンパー

さて、スライドストップとマガジンキャッチをVickers Tacticalっぽくしたら、やはりマガジンバンパーも揃えたいですよね!


(これまたネットから画像拝借しました)


って、先日の記事に写ってるのでお気付きの方もいらっしゃると思いますが、マガジンバンパーはVickers Tacticalの
2個セットの実物を入手済みであります♪ (国内ショップでソコソコのお値段だったので瞬殺だったと思います。)





ただし、残念ながらポン付けとはいきません。

まず、奥まで入らないのでマガジンバンパー内側前方をゴリゴリと削りました。


(左が加工前、右が加工後)


これで奥まで入るようになりますが、かなり叩き込まないとマガジンキャッチが掛からないので、バンパー上面を
削りました。(ココは個人差や個体差もあると思いますが)





2個とも同様に加工し、これで見た目はOK!







・・・なのですが、マガジン側のレールが後ろ半分ほどしかないので、このままだとバンパーの前の方が
上下にガタガタしちゃうんです・・・

そこで、レールの延長線上、前方にM1.4のネジを2本立ててやりました。



と言うか、最初からマガジンバンパー前方内側は削らずにマガジン側を加工して引っ掛かりを作れば
良かったのかも・・・?(後の祭り)

ともかく、これで上下のガタは収まりました♪



・・・駄菓子菓子!!(;◎Д◎)


スライドさせた時の固定が側面の小さなポッチだけなので、底面がフラットなノーマルならまだ良いのですが
今回のように斜めになってるバンパーだと、マガジンを叩き込んだ時にバンパーが前にズレちゃうんです・・・

そこで、バンパーの穴に合わせてマガジンボトムに凹みを付け、穴にはM6タップでネジを切り、そこにM6ネジを
短く切ってマイナス溝を入れたスリワリ付きネジを用意します!





これでやっとバンパーがガッチリと取り付けられました♪



そして、実物なのでちょっと躊躇しましたが、フレームに合わせてスティップリング~



ただ、トイガンのフレームとは材質が異なりより高い耐熱性を持ってるようで、半田コテで溶かして押しのけられた
部分は爪で擦ると簡単に取れちゃう・・・ 結果、フレームのスティップリングとはちょっと異なる感じになってしまうため、
逆にフレーム側を再度ナイロンたわしやスチールブラシでゴシゴシして、近い感じにしてみました。



フレームは元々ちょっとトゲトゲし過ぎたなーと思ってたのですが、好みの肌触りになりました♪



これで今度こそ全ての加工が完了したので、セラコートに出したいと思います~


  


Posted by あじゃ  at 21:39Comments(2)Glock

2017年02月14日

G42 マガジンキャッチ&スライドストップ その2

と言うことで、届きましたこのAce1ArmsのNDZタイプマガジンキャッチ。



アルミ削り出しのアルマイト仕上げ。綺麗に出来てます♪


早速、別のG42に取り付け!!


・・・ようとするも、バネ(ピアノ線?の丸棒)が上手く引っ掛からない・・・

ちょいと角を削って、バネが入りやすくしました。ついでにバネの先端も角を落としておきました。





で、組み込み完了!





・・・したものの、キャッチの掛かりが悪いと言うかめっちゃ浅くて、撃つとマガジンが落ちる(滝汗

マガジン挿入時にマガジンキャッチがホンの僅かしか動いていなかったので、マガジンキャッチの稼動範囲を
増やすべくストッパー部分を半分くらいの厚みに削りました。



これで問題無く使えるようになりました♪



・・・が!

先の加工もあり、ボタン部分の突出量がこんなにも。



確かに実物も突出量大きめではありますが、こんなに出てたら不意に押してしまいそうですよね(;^_^A


と言うことで、こちらもVickers Tactical風にしちゃえ!と届いたその日にゴリゴリ削ってしまいましたww





そしてまた、丹精込めて1本1本丁寧にセレーションを彫りました♪





うん。2個目って事もあるけどコッチの方が綺麗に出来たな・・・


と、今度は1個目の出来が気になってしまい、セレーションを削り落としてジーナスを再度盛りってやり直しました(;^_^A



そこっ! 変わってないとか言わないっ!!ww



ついでにスライドストップももう一個やっちゃいましょ〜

まずは穴を開けてヤスリで表面を荒らします。





せっかく1個目があるので型取ります!





ジーナスを盛って、30分ほど置いてから不要な部分を切り取った型を軽めに押し当てます。





硬化後。





型は大まかな形状を出すのが目的(メインはセレーションのピッチ転写)なので、形状を整えつつセレーションを彫り直します。





これでVickers Tacticalタイプのマガジンキャッチとスライドストップが2セット完成♪





続く!!

  


Posted by あじゃ  at 20:49Comments(0)Glock

2017年02月12日

G42 マガジンキャッチ

さて、今回はG42のマガジンキャッチですが、こちらはサードパーティからカスタムパーツが出ています。

『G42用NDZ Performance Type Mag Release』
(勝手ながらいつもお世話になってるTacticsさんの商品ページにリンク)

まぁ、こちらも購入してはいますが・・・

当ブログ的にはポン付けするだけじゃつまらない!? という訳でもないのですが(w)、前回スライドストップを
Vickers Tactical / TangoDownっぽくしたので、マガジンキャッチも合わせたいな~と。


(ネットから実銃画像拝借しました)

NDZ Performanceタイプは横セレーションに対して、コチラは後ろ半分に縦セレーションが入ってます。(ちなみに樹脂製)


という事で、ノーマルのマガジンキャッチを削り込み、2ヶ所穴を開けて1ヶ所にはジーナスがより喰い付くようにと
イモネジを立てます。(でも結局、加工時に邪魔になってイモネジは除去してジーナスで埋め直しましたw)





ジーナスを盛り盛り。



テープで簡易的な外枠を作ってやると、不要な部分への付着を防げます。



固まってテープを剥がし、ヤスリでシコシコと削り出します。





セレーションは今回も実物画像を見ると40LPI相当なので、精密ヤスリで1本1本丹精込めて彫りますw





フレームに装着してみたところ。



イモネジを除去してジーナスで埋め直した痕がうっすら見えますが、塗装しちゃえば分からなくなるでしょう!(たぶんね!!)



そうこうしてるうちにTacticsさんに注文したNDZタイプのが届きまして…





何だかムズムズしてきた!ww


  


Posted by あじゃ  at 20:22Comments(2)Glock

2017年02月10日

G42 スライドストップ

ちょこちょこと機械の練習がてら軽い気持ちで弄り始めたG42ですが、スライドセレーション入れて
フレームのスティップリングを入れ、前後のサイトまで製作すると・・・ 他も変えたくなっちゃいますw

そこで今回はグロックの定番カスタムの一つである、スライドストップを弄っていこうかと~

と言っても、Hogwards G42用のカスタムスライドストップは私の知り限りは出てませんし、どうせなら
マグロ用でも(多分)まだ出てないVickers Tactical / TangoDownにしてみたいと思います!(`・ω・´)


(ネットから実銃画像拝借しました)


こちらの画像は実物のスライドストップ単品。



指掛け部分の上方が若干盛り上がっていて、細かいセレーションになってるのが特徴です。



まず、ノーマルの指掛け部分にジーナスを盛ります。





盛る前の写真撮り忘れましたが、2ヶ所穴を開けて喰い付きを良くしています。





形を削り出します。





セレーションは実物の溝の数と間隔から40LPI相当のようですが、残念ながら40LPIの筋目ヤスリは持ってないので・・・



精密ヤスリで1本1本丹精込めて彫りましたw 思いのほか綺麗に出来ました♪



フレームに組んでみたところ。



良い感じ♪



さて、スライドストップも弄ってしまうとマガジンキャッチも気になりますね・・・


続く!!!



  


Posted by あじゃ  at 18:12Comments(6)Glock

2017年02月06日

ディテクティブ ショートフレーム完成♪

昨年末にちょこっとお知らせしていた、タナカ ディテクティブ(ペガサス)のショートフレームカスタムが
ようやっと仕上がりました♪

基本的には全て下地に黒サフ⇒シコシコ⇒メタルパーカー⇒ウレタンクリアー⇒シコシコ&ポリッシュ
で仕上げてます。トリガーとハンマーはシコシコしてブルーイング。


それでは各部を見ていきましょう~



マズルから見えるインナーバレルは先端だけブラスブラックで染めておきました。



塗装の厚みを考慮した下地処理が必要なクレーン周りもこの通り♪





フレーム上面はちょっと仕上げを変えてみました。



そうそう、久しぶりにハンマーシュラウド付きです。今回はアドベンですでに研磨&ブルーイングされたものでしたので、
そのまま取り付けさせて頂きました~ イチからシコシコするの大変なんですよね(;^_^A



この下からの眺めが好き♪





ブルーイングしたトリガー。





左下のピンはペガサスではモールドなので一旦穴を開けて、別体でピンを挿入。




バレルの刻印自体は元のままですが、浅いので全て追い彫りしてあります。







トリガーガード前側のVPマークはフリーハンドで手彫り。





後ろ側の検品者マークはいつもと同じ、あじゃのAで。





リコイルプレートとカシメ痕も手彫りで再現。



ただ、ペガサスの場合ココに改造防止のインサートが入ってるので、どうしても表面が綺麗なフラットにならず・・・
コレくらいで勘弁してください(;´Д`)



スイングアウト♪






グリップは依頼者さまのご要望で、コルト純正のスムースグリップを短くカットし、艶有り仕上げに。





仕上げにはトゥルーオイルを使いました。


ただ、下をカットした時にダボ穴が出てきてしまいまして・・・
鉄のロールピンを抜いてグリップを切った端材から丸棒を作って挿入、接着してから整形しました。



それでも目立ちますが、一応ご依頼者様には相談して了承を得ました(;^_^A



バックストラップ側のラインがちょっとズレてたのでグリップを削って合わせてます。



そうそう、アドベンのハンマーシュラウドですが、後ろのネジが追加されてました♪
フレームに穴開けてM3タップでネジを切り、ガッチリ固定してます。(外すことは想定外ですw)




それでは全体像を!







そのまま縦構図で~











その他にお預かりしたグリップも取り付けてみました♪

こちらイーグル社のグリップですが、ショートフレーム用に元からこのサイズなんでしたっけ? それともカットしたのかな??
少なくともメダリオンは後入れですね。





ズバッとぶった切った感が半端ありませんが、それがまたイイ味出してますねぇ♪



最後はこれまたコルト純正の後期型。





握った時の安定感はやはりこちらが上ですが、こうなるとバレルもシュラウド付きの後期型じゃないと合わないかな・・・



という事でkonatsuさん! 近々発送しますので暫しお待ちを!!



  


Posted by あじゃ  at 21:18Comments(4)Colt Detective

2017年02月02日

G42 サイト製作開始~

今回はG42のアイアンサイトを作ろうかと!!

皆さんご存知のとおり、実銃グロックにはそれこそ星の数ほどのサードパーティ製アイアンサイトがあり、
トイガンでもマグロ用ならDETONATORその他からTrijiconやHEINIE、NovakにWarren Tactical、XS、
10-8、SAI等々たくさん出ていますが・・・ 私が気になってるのはコレ!!



TruGloのTFX PROというシリーズで、妙に前後に長いのが特徴的なこのサイトですが、後ろ半分はご覧のとおり
ファイバーサイトになっていて日中のサイト視認性をアップし、夜間は前半分に仕込まれたトリチウムがファイバーを
光らせるという夢のようなアイテム! ググッてみると海外での評判もナカナカよろしいようで♪

ただしそのまま再現するのは難しいですし、ちょっと好みにアレンジはしますけど( ̄ー ̄)


まずはフロントサイトから。

4mmのA5052アルミ板を適当なサイズに糸ノコで切り出します。





ヤスリでシコシコしまくって小判型の取り付け基部を作ります。





φ1.6で下穴を開けて、M2.0のタップでネジを切ります。



取り付け基部の前側に穴を開けかけたのは私のミスですw



タップを切る深さが短いので、まぁいっかと貫通させちゃいましたー





慎重に後ろからφ1.7の手持ち電動ドリルで真っ直ぐ前まで貫通させ、スリットだけは卓上旋盤+フライスアタッチメントを
使って2mmエンドミルで掘りました。







φ1.6のファイバーを入れてみたところ。





リアサイトは真ん中の溝や大まかな切り出しを卓上旋盤で行い、細かい寸法合わせは手ヤスリ万歳!!





実はリアにもファイバーを仕込もうと思い、これは手持ち電動ドリルで左右均等にするのは至難の業っぽかったので
卓上旋盤でやってみたのですが、セッティングがいい加減すぎて思いっきりズレてしまいました。(大泣)
そこでジーナスで埋めてファイバー無しにする事にして、50LPIの筋目ヤスリでセレーションを入れました。

・・・な、何か、本場のシューターの間ではフロントのみの1ドットが流行ってるらしいですしおすし。(強がり)



さて、リアサイトの幅がノーマルより狭くなる事でアリ溝の両脇から中のブリーチが見えるようになってしまうので、
スライド内側にアルミ板をジーナスで接着してます。(その分ブリーチも削ってます)





まだ合わせた目地が見えるので、もうちょい綺麗に仕上げ直したいと思います~



リアサイトの固定ネジはM3の六角ボタン頭に変更して、純正同様に内側から固定します。



ネジの先端に六角穴でも開けられれば表からはイモネジみたくなってリアルになりますが、難しいので
丸穴だけでも開けようかなー?



大まかな切り出しの時点で予定よりも低くなってしまった(滝汗)リアサイトに合わせてフロントサイトの高さを再調整し、
リアのノッチ幅に合わせて好みの幅に削り込み、ついでにセレーションを追加。




実物よりロープロファイルになってしまった気がしますが、よりコンシールド向けと思えばOKでしょ♪


スライドと合わせてセラコートしてもらったら完成!!ヽ(´ー`)ノ


まだ出してないけど・・・




  


Posted by あじゃ  at 18:57Comments(8)Glock