2018年04月18日

マルイ H&K USP 仕上げ直し~

更新サボってしまってスミマセン(;^_^A

今回のネタは、先日発売されたばかりのマルイ製USPです!
友人のアメカジ67さんから仕上げ直しをご依頼頂きました♪

レビューはすでにアチコチで挙げられてますので詳細は割愛しますが、弾けるような鋭いスライドの動きに
ちょっとビックリ。なかなか悪くないですね。

という事で、早速バラバラに♪



構造は以前持っていたUSP Compactと同様です。



まずはスライドの平面出し。





マルイに限らずABS樹脂成型スライドは、艶消しで分かりにくくはなっているものの結構アチコチにヒケがあります。
特に内側にリブなどが立っていて肉厚が変化する部分・・・今回の場合は特にエジェクションポート後方辺りが深めでしたので、
当て木をして240番でガシガシと削りました。逆に側面はさほど酷くなく、刻印が消えるような事はありませんでした♪

あ、写真撮り忘れましたがアウターバレルのチェンバー部分の刻印は浅いので、すべて追い彫りしてから平面出しする
必要がありました~


さて、スライドはどうって事無いのですが、今回のネックはフレームなんですよ。
一枚目の画像でも分かるように、思いっきりマルイ刻印が入ってるんですね。まぁいつもの事ではありますが。

それをまずは瞬着で埋めてヤスリで均す訳ですが、そうすると周りの梨地との差が目立ってしまいますよね。

そこで、黒い溶きパテを硬めのスポンジに付けて表面をトントンとすると・・・

あら不思議! 完璧とは言いませんが、ほとんど分からなくなったではありませんか!!





あとは刻印データを作って印刷してセロテープでペタリ♪



今回は近いフォントがあったのでCADは使わず、エクセルのワードアートのみで作成。
ちなみに実銃USPは時期により刻印の入れ方が異なり、後期のは一段凹ませたところに刻印が入ってますが、
マルイがモデルアップしてるのは前期モデルなので、梨地面に直接刻印が入ります。


いつものように針でツンツンしてから点と点を繋げて・・・


あれ、梨地だとツンツンした点が見えにくいなぁ・・・


つーか、ABSって柔らかくて逆に彫りにくいねぇ・・・


~~~~~~画像省略~~~~~~~~


・・・そんなこんなで下地処理が完了したので、スライドはブラッセンで、フレームはウレタン艶消し黒で塗装して完成!







この辺の刻印にはエナメル白で墨入れ~




スライドは完全な艶消し仕上げではつまらないので、半艶なヘアライン仕上げとしました。




平面出しが効いてます♪




前後サイトはDETONATOR製に交換。






スライド前面もキッチリ仕上げ!




うっすらパーティングラインが残っていたアウターバレルもピシッと。



インナーバレルは先端をブラスブラックで黒染め。


チェンバー部分もキッチリ面出しして、追い彫りしておいた刻印に白の墨入れ。





今回、基本的に金属パーツは綺麗だったのでそのままですが、エキストラクターだけはちょっと凸凹してたので、
面出ししてブルーイングし直しておきました。





セフティ軸の右側部分は一体成型ですが、塗り分けて別パーツ感を出したつもり♪





そして、今回一番苦労したフレームの刻印はこうなりました!!



元のマルイ刻印よりずっと良いでしょ♪(*^ω^*)
流石にこの部分のためだけにリアル刻印フレームが出るとは考えにくい?ので、やった甲斐はあったかな~と。

それと細かいところですが、マルイってコスト重視な為かピンの端面が切りっぱなしで美しくないので、トリガーピンの
端面を綺麗に仕上げておきました!


更に太くて目立つハウジングピンもね!!





という事で生まれ変わったマルイUSP、如何でしょ?





スライドはそれこそDETONATORから削り出しが出てますがそれなりのお値段しますし、それ買うならメカもリアルな
VFC/UMAREXのUSPも買えちゃいますし、こうやって仕上げ直せば低コストでグッと質感良くなります♪

アメカジさんには喜んで頂けました♪ 良かった良かった♪ヾ(*´∀`*)ノ


  


Posted by あじゃ  at 22:30Comments(8)HK USP