2013年04月10日
VFC HK416 + Beta EMAG
さて、同時進行していたJフレーム3丁が全て仕上がったので次のご依頼品に取り掛かっておりますが、
まだまだ記事に出来る状態ではないので・・・
またまたM4系でスミマセンww
今回はVFCのHK416に、WAM4用のマガジンを使えんか?という疑問に対して人柱ってみますた(゚∀゚)
入手したのは、悪名高き?Beta ProjectのEMAG(GBB用)です。
サンコーさんの某オークションでダメ元で入札したら1.2kで落札ww
同時に2本出てたもう一方は4.5kくらいまで上がってたので、ホントにラッキーですた(;^_^A
(画像はサンコーさんより拝借。すみません。)
さて、発売されてから数年が経過したこのEMAG、商品説明にもありましたがバルブが固化したグリスで動かなく
なってたので、分解してクリーニング。(画像無し)
とりあえずWAM4に挿してみたものの、確かに外観は良いが作動はイマイチといったところでしょうか・・・
ウチの個体ではガスルートパッキンの位置は悪くなかったのですが、バルブの長さとかバルブ開度とか、
色々ダメな理由は何となく分かりました。
しかし今回の目的はそこではありません。そう、コイツがVFCに使えるか否か?です。(`・ω・´)
そこで、VFC純正マガジンと比較・・・
左が純正、右は今回のEMAGと中身が同じ同社のPMAGです。
まず目に付くのは、当たり前ですがバルブロックが無いこと。(マルイ方式?でファイアリングピンロックはフレーム側)
それから、ボルトストップを押し上げるパーツの形状違い。さらにバルブ自体の長さ。(VFCのはかなり短い)
ガスルートパッキンやリップの位置は大差無さそう?
バルブロックは取り外せばOKとして、他のは最悪捨てる覚悟で加工しなけりゃいけません・・・
しかしそこは前述のとおり捨て値で入手したマガジンですから、迷わずにやっちまいましょう~!!ゝ( ゚∀゚)メ(゚∀゚ )ノ
さて、まずはバルブを短くする・・・のですが、実はこのEMAGのバルブはWAM4用としても若干低めに位置しているため、
そのままの太さではファイアリングピンの位置まで届かず、空振りしてしまいます。
そこで、適当なジャンクパーツから内径3mm、外径6.5mm、長さ5.8mmのSUSパーツを削り出します。
バルブも現物合わせで短くし、先端に浅い凹みを付けておきます。
SUSパーツをバルブに挿入。
バルブ先端に付けた凹みの周辺を叩き、SUSパーツが抜けないようにカシメます。
これでバルブが太くなり、VFCのファイアリングピンに届くようになりました♪ 追加したSUSパーツの縁のほうを
ファイアリングピンが叩くイメージです。WAM4用の他のマガジンでは試してませんが、短くするだけでいけるかも?
ここでの肝はSUSパーツの長さ。5.8mmと書きましたがそれは私の個体の場合であって、マガジンによって最適な
長さは異なる可能性があります。(ちなみに私はHK416CとDがあるので、どちらでも動くようにしてあります)
次にボルトストップを押し上げるパーツ。そのままだと抜き挿しの時にファイアリングピンに干渉してしまうので、
干渉しないように、かつボルトストップは押し上げられるように、適度に(w)削ります。
一番右のが今回加工したEMAGです。真ん中が加工前のEMAGと同じPMAG、左は純正。
さて、これでやっとHK416に挿せるようになりました。
・・・が、このままではブシューっと生ガス噴いて終わります。何故かと言うと、ガスルートパッキンがノズルに
届かないから。ガスルートパッキンが低いと言うより、マガジンキャッチの位置が低いのでしょう。
マガジンキャッチの位置はこれがリアルという説もありますが、ともかくそのままでは使えないのでガスルート
パッキンを持ち上げます。純正マガジンと比較したところ、1mmほど持ち上げる必要がありそう・・・
Betaのマガジンは純正同様にリップ部分とガスルートパッキンがセットになってますので、リップごと上に
持ち上げます。
リップの裏側に、0.5mm厚の平ワッシャーを2枚ずつ2箇所に貼り付けました。
そうするとガスルートパッキンと本体の気密が取れなくなるので、0.5mm厚のゴムシートを切り抜いて2枚重ねの
ガスケットを自作。
さらに給弾ルートに1mmの隙間が出来てしまうので、ケースに1mm厚のABS板を貼り付けます。
ついでに、レンジャープレートを取り付けるのでガス注入バルブの位置を変更します。
元々は下からなのですが、注入の都度プレートをズラさなきゃいけないので、レンジャープレートにすると面倒なんですよね。
幸いなことに、背面にも注入バルブと同じネジが切られたメクラネジがありますので、それらを入れ替えます。
その位置に合わせて、ケースに穴開け。背面の穴は銃に挿すと見えない位置なのも素敵♪
そして完成!!ヽ(´ー`)ノ
あ、そもそも論で本体に挿入できるか?という疑問ですが、左右はOK、前後に関しては私のHK416はハウジング内を
削っていることもありガタ気味ですが、ノズルにガスルートパッキンを押し付けた状態でキャッチが掛かるので、実用上は
問題ないレベルと思います。
ちょっと肌寒い日はプラ外装の為かさすがにノーマルマガジンより若干作動性は落ちますが、暖かくなってきた最近は
ほとんど純正マガジンと変わらないリコイルが堪能できました♪
やった~~!!ヽ(´▽`)ノ
・・・駄菓子菓子!!
調整はこれだけでは終わらないのでありました・・・(´・ω・`)
続く!ww
まだまだ記事に出来る状態ではないので・・・
またまたM4系でスミマセンww
今回はVFCのHK416に、WAM4用のマガジンを使えんか?という疑問に対して人柱ってみますた(゚∀゚)
入手したのは、悪名高き?Beta ProjectのEMAG(GBB用)です。
サンコーさんの某オークションでダメ元で入札したら1.2kで落札ww
同時に2本出てたもう一方は4.5kくらいまで上がってたので、ホントにラッキーですた(;^_^A
(画像はサンコーさんより拝借。すみません。)
さて、発売されてから数年が経過したこのEMAG、商品説明にもありましたがバルブが固化したグリスで動かなく
なってたので、分解してクリーニング。(画像無し)
とりあえずWAM4に挿してみたものの、確かに外観は良いが作動はイマイチといったところでしょうか・・・
ウチの個体ではガスルートパッキンの位置は悪くなかったのですが、バルブの長さとかバルブ開度とか、
色々ダメな理由は何となく分かりました。
しかし今回の目的はそこではありません。そう、コイツがVFCに使えるか否か?です。(`・ω・´)
そこで、VFC純正マガジンと比較・・・
左が純正、右は今回のEMAGと中身が同じ同社のPMAGです。
まず目に付くのは、当たり前ですがバルブロックが無いこと。(マルイ方式?でファイアリングピンロックはフレーム側)
それから、ボルトストップを押し上げるパーツの形状違い。さらにバルブ自体の長さ。(VFCのはかなり短い)
ガスルートパッキンやリップの位置は大差無さそう?
バルブロックは取り外せばOKとして、他のは最悪捨てる覚悟で加工しなけりゃいけません・・・
しかしそこは前述のとおり捨て値で入手したマガジンですから、迷わずにやっちまいましょう~!!ゝ( ゚∀゚)メ(゚∀゚ )ノ
さて、まずはバルブを短くする・・・のですが、実はこのEMAGのバルブはWAM4用としても若干低めに位置しているため、
そのままの太さではファイアリングピンの位置まで届かず、空振りしてしまいます。
そこで、適当なジャンクパーツから内径3mm、外径6.5mm、長さ5.8mmのSUSパーツを削り出します。
バルブも現物合わせで短くし、先端に浅い凹みを付けておきます。
SUSパーツをバルブに挿入。
バルブ先端に付けた凹みの周辺を叩き、SUSパーツが抜けないようにカシメます。
これでバルブが太くなり、VFCのファイアリングピンに届くようになりました♪ 追加したSUSパーツの縁のほうを
ファイアリングピンが叩くイメージです。WAM4用の他のマガジンでは試してませんが、短くするだけでいけるかも?
ここでの肝はSUSパーツの長さ。5.8mmと書きましたがそれは私の個体の場合であって、マガジンによって最適な
長さは異なる可能性があります。(ちなみに私はHK416CとDがあるので、どちらでも動くようにしてあります)
次にボルトストップを押し上げるパーツ。そのままだと抜き挿しの時にファイアリングピンに干渉してしまうので、
干渉しないように、かつボルトストップは押し上げられるように、適度に(w)削ります。
一番右のが今回加工したEMAGです。真ん中が加工前のEMAGと同じPMAG、左は純正。
さて、これでやっとHK416に挿せるようになりました。
・・・が、このままではブシューっと生ガス噴いて終わります。何故かと言うと、ガスルートパッキンがノズルに
届かないから。ガスルートパッキンが低いと言うより、マガジンキャッチの位置が低いのでしょう。
マガジンキャッチの位置はこれがリアルという説もありますが、ともかくそのままでは使えないのでガスルート
パッキンを持ち上げます。純正マガジンと比較したところ、1mmほど持ち上げる必要がありそう・・・
Betaのマガジンは純正同様にリップ部分とガスルートパッキンがセットになってますので、リップごと上に
持ち上げます。
リップの裏側に、0.5mm厚の平ワッシャーを2枚ずつ2箇所に貼り付けました。
そうするとガスルートパッキンと本体の気密が取れなくなるので、0.5mm厚のゴムシートを切り抜いて2枚重ねの
ガスケットを自作。
さらに給弾ルートに1mmの隙間が出来てしまうので、ケースに1mm厚のABS板を貼り付けます。
ついでに、レンジャープレートを取り付けるのでガス注入バルブの位置を変更します。
元々は下からなのですが、注入の都度プレートをズラさなきゃいけないので、レンジャープレートにすると面倒なんですよね。
幸いなことに、背面にも注入バルブと同じネジが切られたメクラネジがありますので、それらを入れ替えます。
その位置に合わせて、ケースに穴開け。背面の穴は銃に挿すと見えない位置なのも素敵♪
そして完成!!ヽ(´ー`)ノ
あ、そもそも論で本体に挿入できるか?という疑問ですが、左右はOK、前後に関しては私のHK416はハウジング内を
削っていることもありガタ気味ですが、ノズルにガスルートパッキンを押し付けた状態でキャッチが掛かるので、実用上は
問題ないレベルと思います。
ちょっと肌寒い日はプラ外装の為かさすがにノーマルマガジンより若干作動性は落ちますが、暖かくなってきた最近は
ほとんど純正マガジンと変わらないリコイルが堪能できました♪
やった~~!!ヽ(´▽`)ノ
・・・駄菓子菓子!!
調整はこれだけでは終わらないのでありました・・・(´・ω・`)
続く!ww
DNA VFC M4用STANAG 30連型マガジン
Trijicon ACOG TA11SDO-CP レプリカ
VFC/UMAREX HK416A5
400万ヒット御礼!&VFC/UMAREX M27 IAR
VFC HK416C + 20連マガジン リベンジ!
HK416C + 20連マガジン
Trijicon ACOG TA11SDO-CP レプリカ
VFC/UMAREX HK416A5
400万ヒット御礼!&VFC/UMAREX M27 IAR
VFC HK416C + 20連マガジン リベンジ!
HK416C + 20連マガジン
おぉぉぉ やっぱ416+EMAGって破壊力ありすぎ・・・
だがしかし、聞いていた以上に加工&調整がめんどくさそうですねぇ~
>幸いなことに、背面にも注入バルブと同じネジが切られたメクラネジがありますので
なにそれ・・・展開が出来過ぎじゃまいか・・・
ウチのヤツは予想していた以上に肉厚がありました・・・
削らなあかん量に心はズタボロでしたがこの記事を見てやる気が沸いてきました!
VFCとWAは違うんですね(>_<)
実は自分もVFC買おうかなんて思っておりました
あんまりBETAのマグってよくないんですか?
おお、早速記事にしましたね。
読んでて一つ疑問が。
ガスルートパッキンの高さの問題ですが、マガジンキャッチの位置が低いようであれば
マガジンケース側のキャッチがはまる穴の部分を加工してリフトすれば問題解決のような気が。
も一つ、WAM4マグのバルブ開度が少ないときは、薄いリングを作ってシャフトにはめて
開度を大きくなるように調整ればバリバリ快調に動きますよ。
私も不調なマガジンにはたまにやりますが、すぐに冷えるという罠もありやすw
まさに諸刃の剣。
そういや、2つほどPMAG転がってるなぁ。
やろうかなぁと思ったけど、WAM4用に残しとこ。
WAM4の予備部品も少なくなってきたしw。
中々手のこんだ加工されてますね
感心するばかり
写真閉鎖解除しました、エアボーンにてopバレル加工変更しセンチュリーバレルに
したものそのうちアップしますね
>おぉぉぉ やっぱ416+EMAGって破壊力ありすぎ・・・
カッコいいですよね!!
>だがしかし、聞いていた以上に加工&調整がめんどくさそうですねぇ~
ですねぇ(;^_^A 一般的にはあまりお勧めは出来ませんね~
>なにそれ・・・展開が出来過ぎじゃまいか・・・
後ろのネジは前後のタンクを繋ぐ穴加工の為だと思うのですが、注入バルブにピッチを合わせてたりケースの穴開け以外は全く無加工で行けるので、中の人も想定していたんじゃないかと!
>削らなあかん量に心はズタボロでしたがこの記事を見てやる気が沸いてきました!
うぉおお! 大変そうですが頑張って下さい!!
お久しぶりです!!
>VFCとWAは違うんですね(>_<)
>実は自分もVFC買おうかなんて思っておりました
VFCはバルブロック周りの構造がWAM4とは変わってます。
初期型は評判良くなかったですが、去年あたりのVer.2以降は別物に生まれ変わりました♪
>あんまりBETAのマグってよくないんですか?
外観は文句無しで実物そっくりですが、性能は個体差あるみたいです。
当たりの人も居たとは思いますが・・・
こんちは!
>ガスルートパッキンの高さの問題
最初それを考えたのですが、スチールマグキャッチに負けないように金属なりをポリアミド系?の樹脂ケースに貼るのが自信無くて…
外観もアレですし(;^_^A
>も一つ、WAM4マグのバルブ開度が少ないとき
PMAGの方はちょっと違うアプローチですが、そんな効果を狙って加工しました♪
>なんとチャレンジャー!。
安かったんでww
>やろうかなぁと思ったけど、WAM4用に残しとこ。
PMAGだと前面リブ削らないとHK416には入らないですしね(;^_^A
>中々手のこんだ加工されてますね
>感心するばかり
恐れ入ります(;^_^A
金欠なので、お金かけずに手間かけて楽しんでますw
>写真閉鎖解除しました
また覗きに行きます!
>エアボーンにてopバレル加工変更しセンチュリーバレルにしたものそのうちアップしますね
センチュリーバレルがどんなのか分かってないので(w)、楽しみにしてます!