2024年04月16日

WA / Wilson Combat / Bill Wilson Carry 手直し完成!

という事で、Bill Wilson Carryの手直し、完成です♪




ちょっぴりはみ出すフルサイズ用Wilsonマガジンは、実物なら装弾数8発!




コンパクト用Wilsonマガジンは7発です。




長さ、厚み共に程よいサイズのバンパーに仕上がったと思います♪

苦労したUltraLightハンマーも、良い感じかと!







更に今回、サイトも弄りました♪
ココは実銃とは異なり完全に好みでTrijiconのハッカーソンサイト風にすべく、Φ3のドリルで少し深めの穴を開けてセラコートし、
穴にルミノーバ粉を混ぜたクリアエポキシを詰め込んだところにWAVEのH-EYES3ミニ(クリア)のΦ1.5レンズを真ん中に乗せ、
硬化後にレンズの周辺に白、そして蛍光オレンジのラッカー塗料を爪楊枝で塗布しました~




日中なので分かりにくいですが、ライトを当てておけばちゃんと真ん中だけ光ってくれます!




刻印はレーザーで~




リアサイトのドット部はΦ2の穴開け&セラコート後、同様に蓄光材とレンズを埋め込み、周囲を黒塗りしました。




コチラも光ります♪




上記以外は4年前に弄って以降は特に手を付けていませんが、改めて。





あ、モデル工房Sさんに作って頂いたグリップ、とてもシャープに削り出して頂いていたのですがちょっとエッジが
効いてるのが気になったので少し丸めたところ、かなり握り易くなりました♪


このBill Wilson Carryについては、もうやり残した事は無いかな~?







最後になりますが、2020年にカスタムした当初と今回も、コチラの動画が細部形状の確認に大変参考になりました。



何ならシリアルナンバーも同じにさせて頂いてます。動画主様に感謝です!!
(外国の方なのでウチのブログなぞ見られる事は無いと思いますが・・・)

  


2024年04月15日

WA / Wilson Combat / Bill Wilson Carry 少し手直し開始〜

※今回はアホ程の枚数の、似たような部品画像が並ぶので興味無い人は読み飛ばし推奨ですww

さて、かれこれ4年前にWAのBill Wilson Carryを仕上げ直したのですが、当時からいくつか心残りがありまして…

まずはその一つ、上記リンクの当時の記事にも少し触れてましたが、ハンマー形状。

WAではSCW以降のWilsonモデル等に長らく下の画像(WilsonCombatのHPよりお借りしました)の形状を摸した
ハンマーを装備してました。



当初は実銃Wilsonもこのハンマーだったので良かったのですが、その後のコンプリートモデルでハンマー形状が変わってから
(私の知る限り少なくとも2回は変わってます)もWAでは同じハンマーだったので、(あー、ずっとコレで行くんだろうなー)と
勝手に思っていたのですが…

WAのメルマガで今更ながらに気付いたのですが最近のWilsonモデルでは、例えばコチラのキャリーコンプのように
違う形状のハンマーを装備してるんですよね。おぉ…遂にWAも重い腰を上げたのか…!と、私も重い腰を上げようと思った
次第でしてw

ただ、私が今回のBill Wilson Carryで再現したいハンマー形状はコチラのタイプなんです(;´Д`A




こちらは真横からの画像。



どれもコレもほんの少しの違いですし、Wilson以外にも世の中には相当な種類の(実銃メーカー純正やカスタム含めた)
形状のハンマーがありますし、前述の通り同じモデルでも時期によって形状が変わったりもするので、それらを全て
トイガンメーカーに再現しろなんて無茶はもちろん言いませんが、気になる以上は自分でどうにかしなきゃいけない訳で…

という事で前置きが長くなりましたが、手持ちのWA SCW Ver.3ハンマーをいくつか並べてみました。



左のが最初に書いた、SCW当初からWAがWilson各モデルに使ってた形状。
真ん中のはSCW初期のSIG GSR用で、恐らくWAが最近のWilsonモデルに使ってるのがコレのホールを貫通させたモノかと。
右のはコマンダー等のリングハンマー、です。

私も最初は真ん中のハンマーのホールを貫通させて使おうか?と思ったのですが、再現したいハンマーとは少しだけホールの
形状が違うので…

リングハンマーのホールを拡大加工します!



このようにテキトーにマジックで線を引いて、穴を開けて…

穴を繋げて、リューターやヤスリでひたすらシコシコ!!





綺麗に出来た!!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

・・・と思ったものの、実物画像と比べるとどうも打撃面側を少し薄くし過ぎた感が・・・(-_-;)

テキトーにマジックで線を引いた自分を恨みつつ(w)、改めてパーツ箱を漁っていると、ダブルホール(?というか長穴)
ハンマーが出てきたので、リベンジ!!






今度は打撃面側を厚めに残せました!!

・・・が、今度はリングの上下&後ろが薄くなってしまったか・・・?

右が一つ目、左が二つ目のです。




どちらも元々セレーションが11本のところ、一番後ろを削り飛ばして10本に修正するため外形形状も調整してる事もあり、
なかなか思い通りに行かないです・・・(´・ω・`)

そこで、打撃面側を薄くし過ぎた一つ目にジーナスを盛ってシコシコし直しました。







ん!! 今度は良い感じ!!!

という事で、二つともまとめて自家セラコート♪






良い感じに出来ました~ヾ(*´∀`*)ノ
今回は右側の、ジーナス盛って修正した一つ目を使おうと思います。強度的にも問題は無いでしょう。・・・たぶんww


続いては、マガジンバンパー。このようにロングマガジン用の薄いバンパーを加工したものが使われているのですが・・・




ちょっと薄過ぎ&先端が短過ぎかなぁ・・・と。

という事でWAのWilsonマガジンに付いてる、このバンパーを加工します。




このように、ちょっとフレームとの隙間が気になるので・・・




マガジン前面のカーブに合わせて切り抜いた0.5mm厚のABS板を接着。





仕上がり狙いよりも2mm弱薄くなるように、切ります。




で、2mm厚のABS板を貼り付けて整形。




何でわざわざABS板を貼り付けたのかと言いますと、こういう事!




・・・どういう事だって?

元々はM3のプラス皿ネジ2本でマガジンベースに取り付けるのですが、六角穴付き皿ネジを入れた状態で、六角レンチが
通るギリギリの穴を開けたABS板を貼ったのです!



少しでもネジを目立たなくしようと、涙ぐましい努力を…w

塗装して、六角レンチを突っ込んで取り付け~




バンパーを取り外した時にネジを紛失する心配も無くなります!(どうでも良いかw)

ちなみにコチラが参考にした実物マガジン。最近知りましたが、バンパーが樹脂のとスチールのと2種類あり、こちらはスチールの方。



実物はマガジンケースがフレームよりやや長いので相対的にバンパーが薄く見えますが、先端側の厚みを見るとフレームからは
それなりに突出するサイズであることが分かると思います。


最後になりますが、WAフルサイズマガジンをコンパクトフレームに使う為のカッコいいバンパーをこちらの出品者様
製作されていると知り、早速購入! 3Dプリンターの積層痕をシコシコして、塗装して仕上げました~





とても良い…(*´ω`*)

長くなってしまったので今回はこの辺で!

次回、手直し完成編です♪

  


2024年04月03日

マルイ 千束の銃ゲット!~プチカスタム

2週間ほど前になりますが、遂にマルイからリコリコの千束の銃が発売されましたね~
やはり大人気のようでしたが、友人の計らいにより幸運な事に1stロットを入手することが出来ました。感謝です♪






・・・え? こーゆー架空銃も買うんだ?って意外に思われるかも知れませんが・・・ はい、初めてかも知れませんww
以前の私ならきっとスルーしてたと思うんですが、一昨年~昨年に子連れ狼さんのと、ともさんの千束の銃(どちらも
3Dプリントパーツ組込品)を仕上げ直した事で好きになっちゃった訳でして(;^_^A アニメも楽しめましたしね♪

既に入手された方も多いと思いますし、発売から日数も経ってはおりますが軽ーく紹介していきます~

まずはハンマー。(そこからかよw)



有り難い事にトリガー共々黒染めになってます♪
前述の仕上げ直した二丁はメッキをゴリゴリ削って落としたり、M1911のハンマーから削ったりして大変だったので・・・ww

サイトピクチャーはこんな感じで、前の二丁と似たリアサイト形状です。たぶん樹脂製。




フロントサイトは元のデトニクスと異なり別パーツですが、これも恐らく樹脂製でスライドに接着固定されてるようです。



コンプ部のスリットは3本ですね。

長くなるのでグリップ周りは割愛しますがちょっと太めに感じるものの、ビーバーテイル一体の専用MSハウジングや
専用マガジンバンパー(マガジン自体はデトニクス用ではなくV10用)と合わせて専用に金型で作られた部品なので
外観は文句無しですね♪


で、やはり気になるのはストライクデバイス!





なかなかボリューミーでカッコいいと思います♪ ヒケも少なく、パーティングラインは角に持って来てるので目立たないですね。
スライド幅よりもやや太く、トリガーガード付近の斜めの長方形形状が凸になってる辺り、前述の二丁とは違う解釈なのが
興味深いですね~♪


このストライクデバイス、3Dプリント品ではどちらもリコイルスプリングガイドにネジ止めする固定方法でしたが、そこは流石マルイ!
しっかりした固定方法を取っていて、尚且つ簡単に取り外しが可能になっています。

トリガーガード左側、ストライクデバイスにレバーが隠れてまして・・・




それを後ろに引くとロックが解除されます。




ちなみにこの白いドット・・・ 何と蓄光になってますw



普段は隠れて光が当たらないところを蓄光にしたのは、ロックの戻し忘れ防止ですかね??
もしかしたら説明書とかに書いてあるのかも知れませんが、スミマセン読んでませんww

で、ロック解除の状態でストライクデバイスを前にスライドさせます。




そこからそのまま前に・・・ではなく、下にズラして取り外せます。




ストライクデバイスの内側、下の方に可動式のフックが仕込まれてます。




そのフックの先端がフレームに予め固定された基部パーツに入り込み、レバーを戻すとロックされる仕組み。



かなりしっかりと固定されますよ♪


参考までに、ストライクデバイスはこんな部品構成になってます。



凝ってるなぁ・・・


唯一?残念なのは、アウターバレルがデトニクスのそれと全く同じシルバーメッキな事ですかね?





前述の二丁ではメッキを落としたり塗装したりしましたっけ・・・


・・・てな訳で、今回はこのアウターバレルをプチカスタムします♪ と言うか、今回はこのアウターバレルは弄らずに、
別のパーツを作ります~♪

まずは内径Φ15/外径Φ18のアルミパイプを削り、23mm程の長さでΦ18→Φ17のテーパを付けたスリーブを作ります。



同じ太さのABSパイプがあれば更に良かったのですが、手持ちの材料ではアルミパイプしかなかったので・・・


続いて2mm厚のABS板を20mm角にカット&1辺にほぼ接するΦ18の穴をレーザーで加工します。




先ほどパイプから加工したテーパスリーブの太い方に、ABS板の枠を接着。



アルミスリーブ外周の接着箇所には浅い溝を入れておき、しっかり接着されるようにしておきました~

続いて、マルイM1911(ミリガバ)の純正アウターバレルを3分割します。



右側の先端側は内径にライフリングがある区間で、今回は使いません。

インナーバレルを保持する真ん中の部分から、こんな部品を削り出しました~
元の外径Φ15に対し、マズル側約2mmの区間を外径Φ13にして、根元にC1付けてます。




外径Φ15の区間を2mm残し、その後ろ側2mmをΦ11に。




それを、先ほどのスリーブ内径に接着!



ココも、アルミスリーブ内径の接着部分に浅い溝を入れてから接着してます。

スリーブの内側はこんな形に。




はみ出した接着剤を削って綺麗にします。






次に、先ほど3分割したアウターバレルのチェンバー側。全長75mmにしてます。




その先端から深さ7mmの内径に、丸めた0.5mm厚のABS板を接着。




今回はチェンバー部分のみシルバーにしたくて塗装するか?アルミテープ貼るか?

・・・と悩みましたが、GM-7のようなSUS板貼り付けにチャレンジしてみる事に!
とは言え、分厚いSUS板を丸められる訳も無いので、0.1mm厚のSUS板を切り出しまして・・・




適当な丸い棒(使ったのは丸ヤスリの柄w)に巻き付けて丸めます。



SUSなのでスプリングバックが強く、なかなか丸めるのが難しかったです(;^_^A


チェンバー部分はヤスリや彫刻刀で1段削り落とします。





これも結構難しかった・・・(;^_^A

で、丸めたSUS板を接着して、はみ出した部分をヤスリで削って整形!!





ついでに粗目のペーパーでヘアラインも入れました。SUS板が変に歪んだりしないか心配でしたが、想像以上に
上手く出来たと思います♪

先ほどのスリーブと合わせて、自家セラコート!!



元のアウターバレルとプラパーツは使いませんが、ショートリコイルアシストスプリングはそのまま流用します。

また、インナーバレルも少し長めの84mmに交換。



今回は適当に長いのを切って、先端だけブラスブラックで染めておきました。

まず、交換したインナーバレルとアウターバレルを組み込んで・・・




作ったスリーブ部品に、スプリングの太い方を入れるとΦ11に削った部分にピッタリ嵌ります。




これをバレル先端に差し込み・・・




ストライクデバイスを取り付けます。





Φ12に削ったスリーブ先端がストライクデバイスのコンプ後端に入り込み、ショートリコイルアシストスプリングで前に
押し付けられて固定され、アウターバレルのみがショートリコイルする形です。インナーバレルを少し長くしたのは
このスリーブの内径で先端を保持する為。長くしなくても動くとは思いますが、より動作が安定するかな?と。


スライド無しの方が分かり易いかも?

スライドが後退してショートリコイルした状態。




スライド閉鎖時。



アウターバレルだけが動いてるのが分かるかと・・・


改めて、組み上がり状態をば。





うん、良いですね!!




ともさんから誕プレの一部として貰った千束のアクリルスタンドに飾ってみたりして♪



ただ、この状態で部屋に飾る勇気は出なかった・・・ゴメンねww


アニメ中のシーンを完全再現!(?)









うんw 銃はともかく手が全然違うのは分かってるから何も言わないでwww




  


Posted by あじゃ  at 00:42Comments(14)デトニクス

2024年03月11日

SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 再び




中華Hellcatの二つ目、仕上がりました♪










ご覧の通り、手を加えた部分は前回ディテールアップした内容とほぼ同じですが、少しだけ違うのが・・・



重量です。前回もノーマルの314gから30gアップして344gとなっていましたが、今回は更に25gアップして369gに!

その秘密はアウターバレル。元々はこのように軽量なアルミ製アウターバレルが樹脂のチェンバーにネジ込まれています。


(レーザーモジュールは取り外し済み)


それを亜鉛製のVFC G19用アウターバレルに置き換えるべく、適当な長さでぶった切ります!



この亜鉛アウターバレルは以前、チェンバー下の羽根が折れてジャンク箱に転がっていたもの。捨ててなくて良かった~!w

この亜鉛アウターバレルの根元にネジを切れればベストですが、チェンバーのネジは見たところインチピッチの1/2-28。
それ自体は実銃スレッデッドバレルとかにも使われてるサイズなのでタップとかも市販されてますが、困った事に逆ネジ
なんですよね・・・ いくらネットで探してもそんなタップは出てこないし、この為だけに買うのも何ですので、チェンバー側の
ネジ山は削り取ってしまいました~



バレル内は釣り用の錘を加工した鉛+鉛板でピチピチに塞ぎます♪

これをジーナスでガッチリと接着!




今回も完全閉塞です。



グロック用のアウターバレルなのでライフリングがポリゴナルなのはご愛敬(;^_^A


で、今回もこれらのパーツを全て自家セラコート!




亜鉛に置き換えたアウターバレルごとセラコートしたので、統一感が出ました♪






元のアルミアウターバレルより0.4mm程太いので、スライドとの隙間も極僅か!



その為少しでも曲がってしまうと動作に影響してしまうので、接着の時は大変気を遣いました(;^_^A


その他のアップデート内容としては、トリガーセフティのピンの上のピンモールドを開口してロールピンに置き換え。



この部分は中にトリガーセフティのスプリングがあるので、干渉しないように2.5mmほどの長さに切ったΦ1.5のロールピンを
左右から入れてます。

こちらは、前回すっかり忘れていたダストカバー下のシリアルナンバープレート。



亜鉛の別パーツが内側から嵌め込んであり、何とユニーク(個別)シリアルナンバーが黒塗装の上に薄くレーザーで
彫られていましたが、削り落として新たにスライドなどと同じシリアルナンバーをレーザーで彫りました。


フロントサイトのトリジコン風蓄光埋め込みは前回と同じですが、埋め込むレンズをΦ1.2からΦ1.5に変更。



リング部分は白下地に蛍光オレンジを爪楊枝で塗布。レーザーで入れた刻印が気分を盛り上げてくれます♪


少しだけ明るくなったような気がします。(気のせいレベルかw)




前回仕上がってから、垂直に切り立ったフロントサイトの背面が気になってしまったので、今回は僅かに前傾させました。




リアサイトの細かな面取りや、ノッチ前の凹み部分も全て面出ししたのは前回同様ですが・・・




U字のホワイトラインの溝はやや浅めに。




スライドは微妙な角度の面構成なので、面出しが意外と難しいのです・・・




エジェクションポート内側の面取りは前回同様に。



何度も遊んでるメッキカートが傷だらけに・・・ もうちょい強いメッキにしてもらえると嬉しいのですが・・・


という事で、多少のアップデートはあれど前回とほぼ同じ外観で仕上げました~



何故なら前回の子はこの記事の直後、旧友の誕生日にプレゼントしたからです♪
毎年私の誕生日に、私の心を読んだかのように嬉しいプレゼントを贈ってくれるので、そのお礼&お返しに。

とても喜んでもらえたので、良かった~!!ヾ(*´∀`*)ノ







  


Posted by あじゃ  at 00:11Comments(2)モデルガン

2024年02月25日

SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 仕上げ直し完成!

という事で、スライド・チェンバー・カバー・スクリュー・前後サイトや、トリガー等のフレーム側金属パーツを全て自家セラコートし、
完成です!!!











だいぶ良い雰囲気になりましたね♪ 重厚感が一気に増したかと!!(重量はほとんど変わりませんがww)


エジェクションポート内側下の面取りも再現してます~






せっかくもう一つ買ったので、箱出し状態のと並べてみます♪ コンプ付きのが箱出しです。






コチラは箱出し。




仕上げ直し後。



トリガーセフティのピンはΦ1.5のロールピンに交換しました。


箱出し。




仕上げ直し後。




箱出し。




仕上げ直し後。



箱出しで赤く塗られてた部分は、実銃画像を見ても確認できなかったので黒のままにしました(;^_^A


箱出し。




仕上げ直し後。



ショートリコイルこそしませんが、チェンバーの面取りをやや大きくして少しリアルに…


箱出し。




仕上げ直し後。





刻印もレーザーで入れちゃいました♪


箱出し。




仕上げ直し後。




上面の角の丸みを少し大きくしてみました。




下に見えてるマガジンケースもセラコートですよ♪



新たに購入したサテンアルミだけだとちょっと明るすぎるので、アーマーブラックを少々混ぜて吹きました。

個人的にコンパクトオートはカタマリ感が重要なのですが、好みの感じに仕上がって満足です♪

さて、もう一つも仕上げましょうかね~~


  


Posted by あじゃ  at 11:38Comments(6)モデルガン

2024年02月25日

SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック ディテールアップ編

中華Hellcat、初のトイガン化だという贔屓目はあるかも知れませんが、外観もかなり良く出来てるんですよね~
せっかく仕上げ直しするならば、ちょっぴりディテールアップしていきたいと思います♪

まずはエキストラクター。前回も使った画像ですが少し奥まっているのと、プランジャーの再現が無いのが残念・・・




なので、表側にアルミ板をジーナスで接着しました。




プランジャーはダミーで再現すべく、半割りにしたΦ3の鉄ピンをこれまたジーナスで接着してます。




硬化後、シコシコして整形。





回転軸部分を一部削っているのは、組み立ての為です。

後ろの一部が埋まっていたスライドのエキストラクター溝を全て開口。




ダミープランジャーの逃げ溝をスライド内側に掘ります。




組んだところ。



これでいいかな~と、一旦これでセラコートしたものの、実銃画像を改めて見てみるとちょっと形が違う・・・

という事で、シコシコ整形し直し!!





先端がちょっと斜めになってるのがポイントです♪ この、少ーしだけ斜めにするのって、なかなか難しいんですよね・・・


リアサイトのUノッチは白いラインで縁取られていましたが、タンポ印刷?のようで仕上げ直すと取れてしまうので、リューターで
ノッチの周りを一段下げて全体を面出し&一旦ブルーイングし、白を入れ直しました。




フロントサイトも申し訳程度のホワイトドットが入っていましたが、大きく掘り直してこちらも面出し&ブルーイングし、ホワイトを
入れ直しました。




フレーム側の金属パーツは塗装剥離剤で塗装を除去。





何だかメーカーの未仕上げ量産試作品みたいw


続いて、フレームのピンモールドをリアル化(ダミーですが)すべく、穴を開けます。



元のモールドに合わせて、トリガーピンの穴はΦ4.5、その上はΦ2.5で開けました~


一方でトリガーピンはΦ4、その上のピンはΦ2の鉄ピンから削り出します。



抜け止めの為、適当に2~3本溝を入れておきました~


ブルーイングして、ピンの先っぽだけ露出させて熱収縮チューブで包みます。




それを、先ほど穴を開けたフレームに圧入♪




先ほど、ピンの先っぽ熱収縮チューブを余らせていたのはフレームへの圧入時にチューブの端が引っ掛からないように
する為だったので、挿入したら余った邪魔なチューブは切っておきます♪




次はスッカラカンのバレルを重量アップ!
釣り用の錘を加工して、バレル内にすっぽり入るようにします。




加工した錘は約24g。




錘の先端を黒く塗って、組んだ状態。完全閉塞仕様です♪




また、スライドにも作動の調子を見ながら錘を追加。



こちらは6gほどです。

これらの錘追加により、314gだった重量が344gまで回復しました♪




いよいよディテールアップの最後!

先ほど一旦ブルーイングで仕上げたサイトですが、亜鉛の質が悪いのか私のやり方が悪いのか、ちょっとムラになって
しまったので他の部品同様に自家セラコートするついでに、蓄光フロントサイトにしてしまいます♪

クリアーのエポキシ接着剤に、ルミノーバ粉を混ぜます。




コレを、深めに穴を開けておいたフロントサイトに詰め込み、真ん中にウェーブのHアイズ3ミニ(クリア)の1.2mmレンズを乗せます。




エポキシが固まる前に、真ん中に来るように慎重に調節。




硬化後、レンズの周りに下地の白、そして蛍光オレンジを塗りました。





実銃Hellcatのフロントサイトはトリチウム発光でリング部分は黄色ですが、好みでオレンジにしました。
また、ルミノーバを埋め込んだとは言え小さいレンズの部分しか光らないのでさほど明るくもありませんが、雰囲気は十分出たかと♪


あ、これらの仕上げ直しの間もHellcatで遊べるように、もう一つ買っちゃいました♪



今回はショートバレル無しのスタンダード版です。
プレミアム版と合わせてAmazonでお安くなってるので、皆さまもおひとついかがですか?w





  


Posted by あじゃ  at 00:00Comments(0)モデルガン

2024年02月04日

Glock17 Gen4 フィンガーアク(ry ちょっぴり?カスタム♪

本日は2話連続でお送りします!ww


という事で、なかなかのお気に入りとなった中華フィンガーアクションブローバックのGlock17 Gen4ですが、使用する
カートリッジが黄土色?の一体成型なのがなぁ・・・

という事で、オプションパーツ?のリアル風メッキカートリッジを買ってみました♪



このパッケージは良いのか・・・?ww


弾頭もケースも樹脂製ですが、メッキされていて見た目はなかなかリアルです。(こちらも実弾よりは短いですが)



ただ、ご覧の通りメッキもさほど綺麗ではないし、他に無いから仕方なく買いましたが樹脂製で20発(+予備1発)3,800円は
チト高いかなぁ・・・ 2,000円くらいだと嬉しいんですけどね(;^_^A


で、このリアル風カートをマガジンに詰めて銃に入れるとこんな感じ♪ 良いですね~!




んが! いざ装填しようとするとカートがお辞儀してつっかえてしまいます・・・(´・ω・`)




こんな感じで、フル装填に近くなるほど一番上のカートがお辞儀しやすくなってしまいます。



モデルガンでも良く見る景色ですね・・・

試しにテフロン系潤滑剤をマガジン内部やカートに吹いてみましたが、全く効果ありませんでした。




どうやら原因はカート直径の違いにあるようです。

黄土色カートはケース部分、リム付近から先端まで9.70~9.75mmでほぼ寸胴になってます。






対してリアル風メッキカートでは、リム付近が9.75mmに対してケース先端が9.60mmとなっていて実弾同様にテーパが
付いてるんですね。





ほんの僅かな違いですが、17発も装弾していくと塵も積もって弾頭側のスペースが広がり、カートがお辞儀してしまう訳です。

そこで、0.5mm厚のABSを1mm程の幅で切り出します。




これをマガジンケース内側の、フォロアーのスライドストップを押し上げる突起が通る溝に沿わせて接着します。





フォロアー側は元々逃げの溝が付いてるので、無加工で大丈夫でした。




念のため、マガジンケース上部の内側を面取り。



これでカートがお辞儀せず、スムーズに給弾できるようになりました!


んが、このリアル風メッキカートは本体付属の黄土色カートよりコンマ数ミリ長いので、排莢不良気味になります(´・ω・`)

そこで、エジェクターを0.5mmほど少し短くし、かつ前面を斜めにしてみました。



これで排莢がスムーズになります。が、今度は最終弾のエジェクトおよびホールドオープンが不安定に・・・
エジェクター側は斜めにするくらいで、チェンバー側の角を取る方が良かったかも?

また、元からそうでしたがややカートの飛び方が不安定なんですよね。スライドが後退してカートを蹴り出す時点では既に
慣性だけで後退している状態ですが、運動エネルギーが足りないのかなぁ・・・ スライドが軽すぎるのかな?

元のスライド可動部の重量は約49g。




そのスライドの空っぽの後部に鉛のウエイトを追加してみました。




また、スライド前部のバレル横のスペースにも薄板の鉛を貼り付け。






装着後の重量は63gなので、14gの増量です。



たった14g!?ですが元の3割近くの増量ですし、あまり増やし過ぎると銃口下向きでホールドオープンしない、銃口上向きで
閉鎖不良になる、等々が発生するので、色々試してみた結果この重さとしました。

結果は狙い通り!

・・・と、ここでXにアップした動画を埋め込もうとしたんですが、何故かエラーが出て貼り付けられず・・・
ポストのアドレスはこちらです(;^_^A

この時は付属の指サック付けてました。と言うのも、トリガーを引き切る直前にカチッと音がして(前述の爪とPOMパーツがリンクする音)、
その時すでにトリガーはフレームに当たってるくらいなのですが、そこから更にグッと力を込めないとブローバックしなかったんですよね。

なので、少ーしだけトリガー上部を削りました。削り過ぎるとブローバックしなくなるはずなので、少しずつ慎重に・・・



前述のカチッという音のタイミングでブローバックするようになり、指が痛くなりにくなりました♪


それからスライドストップ。スプリングテンションが掛けられておらず、プラプラです。
少なくとも私の個体では勝手にスライドストップが掛かることは無く、実用上は大きな問題はありませんが・・・

フロントシャーシにこのような溝&穴を加工し、Φ0.5のSUSバネ材を曲げてスプリングを自作してみました。




こんな風に組みます。





バネの先端がスライドストップ根元の回転軸より少しだけ後ろを押さえるようにして、あまり大きな力が掛からないように調整しました。
軽いスライドストップが逆さまでも持ち上がる程度の力で大丈夫です。(強すぎるとスライドストップ掛からなくなるので注意)


最後になりますが、外観の仕上げ! 良く出来ているのですが、やや仕上げが気になる部分があります。

埃を巻き込んだ塗装。




かなり頑張ってますが、後端角Rの端に僅かに見えるパーティングラインと、セレーション凹み内のヒケ。




スライド内部構造がシンプルで肉厚の変化が少ないのでヒケもかなり少なめですが、エジェクションポートの下に少しだけ。




という事で、スライドを面出し!!







元の浅いシリアルナンバーは削り落とし、実在するシリアルナンバーに変更しました。

チェンバーカバーは元々深堀刻印されている樹脂製の方を使い、こちらも面出ししてシリアルナンバーを変更。






そして、スライドとチェンバーカバーをセラコートして完成です!!!





















シリアルナンバープレートも元の刻印を削り落とし、アルミテープを貼った上にレーザーで刻印しました~


元からなかなか良い造形でしたけど、質感も良くなって更にお気に入りになりました♪











  


Posted by あじゃ  at 15:55Comments(2)モデルガンGlock

2024年01月21日

マルイ Glock17 Gen5

すっかり怠けていたらもう1月下旬(滝汗) 皆さま2024年もよろしくお願いします~m(_ _)m

今年最初のネタは完全に出遅れてますが、ちょうど1ヶ月ほど前に発売されたマルイのGlock17 Gen5です。





パッケージが凝ってますねぇ♪ マルイは開ける時のワクワク感も大事にしてるそうで、流石です。素晴らしい!!

マルイのグロックはいくつか持ってるものの、発売と同時に新品で買うのは2000年11月に発売されたGlock26以来、
実に23年ぶり! その間に買ったのは中古のG18Cくらいで、今回はスライド側のエンジンのみならず、いよいよフレーム側にも
大幅に変更が入るとの事で、コレは大事件だ!!と思い購入した次第です。





届いてすぐ、冷たいままのマガジンにガスを入れて空撃ちしてみたところ、しっかりしたリコイルと共にスライドストップしたのには
驚きました。すでに手にされた方も多く、この耐寒性能含めて詳細なレビューもたくさんアップされているので、今更私が書く事など
何も無いとは思いますが・・・ 一応何か書いてみます(;^_^A

まずはトリガープル。




トリガーを引いていくと、この辺でトリガーバーがシアに接触。



今までのモデルと比べると、かなり後ろ寄りになってますね。リセットもここまで戻せば良いので、ダブルタップもしやすくなってます。


グッと引いて、ブレイク(発射)。



ブレイク後のオーバートラベルもかなり少なめで好印象です。
トリガープルの感触は、そうですね・・・感じ方には個人差あると思いますが、私は細い生枝を折るようなイメージに感じました。
実銃のグロックもそんな風に表現する人もいるので、リアルって事なのかも?


スライド内部はブリーチに取られる部分を最小化し、エンジンの断面積やストロークを出来るだけ大きく取る手法そのものは
右のVFC製FNS-9などでも見られたものですが、トリガーバーを下げる部分までブリーチから無くしてちょっと無茶し過ぎちゃった
感もあるVFCと比べて、マルイならではのきめ細やかな心配りと言うか、もうちょい安心できる形状になってます。



平たく言えばコンサバ寄りとも言えますが、実際あらゆる状況でも不具合が起きないようにと考え抜かれた形状なのではないかと。


あ、ただ一点だけ気になった点が。




この赤矢印の部分、亜鉛ブリーチにバリが出ていて樹脂製のシリンダーに深めの傷を付けてしまっていました。




ので、こんな感じにブリーチ内側の角のバリを取ってあげとくと良いかも知れません。



まぁ、これで作動が更に良くなるとかは特にありませんが、精神衛生上の話ですw


フレーム側は、エンジンストロークが伸びた関係でハンマー周りの形状、構造も刷新されました。(こちらも右はFNS-9)



G17Gen5はG18Cのような異形ハンマーローラーでスライド閉鎖時の干渉を逃げ、FNS-9はスライド側のバタフライプレートで逃げる
違いはあるものの、前述のエンジンストローク延長に伴いハンマー先端がハンマーピンの位置より後ろにオフセットしている点など、
共通点も見られます。

一方でシアの構造はFNS-9とも今までのマルイグロックとも全く異なり、G17Gen5ではG18Cのフルオートシアの位置になったのは
非常に良いですね! 今までのマルイグロックのシアは鍵爪の内側のようになってて非常に弄りにくい形状でしたが、今度の形状ならば
弄り易く、カスタムの幅が広がるのではないかと思います。





また、トリガースプリングは以前のは引きバネ一つでトリガーの戻しとトリガーバーを押し上げる機能を兼用していましたが、
今回のはトリガーを戻すのはトリガー根元のトーションスプリング、トリガーバーを押し上げるのはリアシャーシに組まれた
専用のトーションスプリングに分けられてます。
今までだと例えばトリガーの戻りを弱く/強く調整したいのに、トリガーバーを押し上げる力も連動して弱く/強くなってしまうため
調整できる幅が限られていましたが、今度のはそれぞれ別々になってる点もカスタムの幅を広げるのではないかと♪


今回、スライドに新しい材料を採用したとの事で、メーカーHPでは
『よりハードになった反動を受け止めるために、スライドには高耐久カーボン入り樹脂を採用しています。』
と書かれています。カーボンフィラーが配合された強化グレード樹脂だろうと思いますが、ベースレジンが何かまでは情報無し。
触った感じでは今までのABSスライドよりも確実に硬質・高剛性ではありますね。(なので、少しブリーチ外しにくいです)

気になる?重さですが、スライドアッセンブリーの状態で約93g。




比較用のG18Cは95gです。




ブリーチや錘など、外せるものは全て外した状態のG17Gen5スライド単品+カバーは、約34g。




同様にG18C・・・ただしフロントの小さい錘は外せなかったのでそのままですが、こちらも約34gでした。



という事で形状や条件も僅かに違うのでイコールコンディションでの比較は出来ないものの、そう大きく比重が異なる材料と
いう事では無さそうです。


さて! ココからが本題です!!(←前置き長すぎーーww

これまでに無い耐寒性能や常温時のリコイル、そして命中精度(知らんけど多分ねw)など、性能には文句の付け所が無い
このG17Gen5ですが、まぁだからこそと言いますか、どんなに良い製品でも重箱の隅を突きたくなる性分の私としては、ですが
スライドの仕上がりが気になるんですよぉぉぉ・・・

AUSTRIAと9x19の間、上方にあるヒケ。




内側のレール溝に沿ってセレーションの凹み内にも見えるヒケ。




そして一番は、エジェクションポート周辺のヒケ。



また、ガンメタな塗装も、お好きな人には申し訳ないんですが銀色の粒子がチラチラ見えるのがちょっとイヤン・・・


という事で、スライドを仕上げ直します!

今回はMOS周りの耐久性懸念からか、エキストラクターが一体なのでちょっとやりにくいですが・・・




スライドの材質が不明なので、接着がどれくらい利くかも分からないのでひらすら削ってヒケを取っていきます。

左面は割と簡単にヒケを消せましたが・・・




意外にも?一番ヒケが深そうなのはエジェクションポートの前側と・・・




フロントサイト後方でした。あくまで私の個体の場合ですが、ご参考まで。



あ、リアサイトのところのピンは元々スライド上面より突出してたので、短くカットしちゃってます。

更にシコシコして、セレーションの凹みもシコシコして、ヒケとおさらばします!! もちろん、僅かに見えていたパーティングラインも~







光学機器を載せる予定は今のところ無いので、MOSカバーも。

削った感触ですが・・・ やはりABSとは違いますね。ですがナイロン系ほどの粘りは無さそう?何となくPC(ポリカ)っぽい
ような気もしないでもないですが・・・ やっぱり分かりませんでしたww


で、スライドとカバー、それからついでにアウターバレルも面出しして、自家セラコートして完成!!





個人的にこれまでに経験の無い材料なので、長い目で見た時にセラコートによるケミカルアタックは気を付けなければいけませんが、
今のところは大丈夫みたいです。万が一割れたりする頃にはDetonatorとかNOVAとかがカスタムスライド出してるでしょうw

今はスッキリしたこのスライドを愛でようと思います♪












アウターバレルもスライドなどと同じArmor BLackですが、半乾き状態でシコシコして艶を変えました。








セラコートしてちょっと気になったのは、使ったCシリーズは焼付タイプなので樹脂向けの最低推奨温度である65℃で、今回は
長めに4時間ほど熱処理したのですが、その後組もうとした時にブリーチがえらいキツかったんですよね。
まぁそれでも組めない程ではなく、スライドを組んでフレームに挿そうとしたら、これがまためっちゃキツくなってしまっていて・・・

元々タイトな嚙み合わせだったので、スライドレールの内側にセラコート乗せ過ぎちゃったかな~?と、リアシャーシのレール部分を
結構シコシコ。うーん、塗膜分以上に削らないと動かないな・・・




フロントシャーシに至ってはレール部分だけでなく、スライドのアゴの下も擦れるようになっていたので、その辺もシコシコと。




内側にほとんど塗料が付着してなかったアウターバレルも動きが悪くなってしまったので、ホップチェンバーをシコシコする羽目に・・・




そう言えばアウターバレルをシコシコした時も、あれ?これもABSじゃない別の樹脂かも・・・?と思いましたが、ひょっとして、
ひょっとしたら、ですが、スライドもアウターバレルもちょっと高温に弱かったりするのかも・・・?

他のスライドを高温化に置いて実験とかした訳ではないので確証はありませんし、単なる杞憂に終わる事を願うばかりですが、
念のため、暑い時期になってからは銃本体を直射日光下や車の中とかに放置したりしない方が良いかも知れません(;^_^A

  


Posted by あじゃ  at 18:33Comments(6)Glock

2023年12月31日

2023年 総括

いよいよ2023年も最終日! 毎年恒例の総括をしていきましょう♪

いつものように購入記事やカスタム完成記事などを中心に取り上げますが、今年買ったものの紹介できていない
モノもあり・・・ その紹介は来年に持ち越しとしたいと思いますm(_ _)m

1月
タナカ S&W M65 STROUP 仕上げ直し(今度こそw)完成!


2月
デトニクス リコリコ/千束仕様風 再び!


3月
HK45CT 分解組み立て

4月
デトニクス Mk.Ⅶ CIAスペシャル 少〜し手直し


SFA V6 Micro Compactも少し更新♪


MGC S&W M59


G22ハンドガード製作


7月
Ron Power Custom / Grand Master Universal 完成!!


8月
BWC / Ron Power Custom / Grand Master Deluxe


S&W .32 Safety Hammerless 完成編&15周年


9月
MARUYAMA SCW-9 PRO-G


10月
SIG SAUER P220 Nitron 完成!!


HK VP9SK&VP9K-T 遂に完成!!!


11月
マルイ V10 Ultra Compact 仕上げ直し完成♪


12月
700万PV達成!&G42カスタム トリガー交換


Voisky SIG SAUER P250 完成


Lambda Defence B&T GHM9-G



今年は依頼品を除いては純粋に今年から始めて完成したカスタムはP220とP250、Safety HammerlessとV10シルバーくらい
でしょうか。加工等の作業を楽しむため、今年からはあまり慌てて進めずにじっくりやらせて頂いたので、数は少ないですね~

その他ではストラウプやCIAスペシャル、V10黒、VP9SKなど、昨年以前からやり残していたものを完成させることが出来ましたが、
それは良いメッキ屋さんを見つけたり、良い塗料や素材を見つけたり、自前で良いレーザー刻印機を買ったり、セラコートしたり等々、
今まで自分では出来なかったことが出来るようになった事も大きいです♪

自分用を優先して進めてるので、今年仕上がった友人からの依頼品はリコリコとM59、G22ハンドガード、グランドマスター
ユニバーサルのみ。もう一つ進めていますが、紹介は来年になります。依頼の予約は来年分もすでに一杯かな・・・

また、今年は記事数が少ない代わりに1回1回がえらく長くなりがちでしたね(;^_^A
なかなか記事をアップする時間が取れないとか言いつつ、夜な夜なシコシコは続けてるのでネタが溜まっていく一方でしてw
この辺は来年も特に改善する予定はありませんが(w)、こんなダラダラ自堕落ブログにお付き合い頂ければ幸いです♪

喪中の為、新年が明けても挨拶は控えさせて頂きますが、皆様良いお年を!!(^_^)/~


  


Posted by あじゃ  at 16:33Comments(18)日記

2023年12月21日

Voisky SIG SAUER P250 完成

年末でバタバタしてたので、記事アップが遅くなってスミマセン〜

スライドをインディのパーカーシール+高耐久艶有り黒のブレンド→高耐久半艶クリアーを吹いて、完成です!!





本当はグリップフレームもいくつか気になる部分があるので何とかしたいところですが、スライド周りが仕上がったら
満足しちゃったので、しばらくはこのままかな…(;´Д`A






それでは、いつものように前の方から見ていきましょう〜♪

スライド前進位置の調整、ライフリング再現&完全閉塞化したマズル、穴内径の段差除去、アゴの角R追加、
リコイルスプリングガイドの長さ調整&先端穴開け。





セラコートしたので分かりにくいと思いますが、リコイルスプリングガイドはデフォでステンレス製!
FCU内の各ピン類もステンレス製で、何か変なところに金掛かってたりしますw


ちなみにスライド後端はこれくらいの位置。



実銃でもスライドが前進気味で個体差もあるようなので、この辺はお好みで…


ショートリコイルして上向いたバレルがリアルです♪




PLやヒケを除去した上面や前後サイト。







リアサイト前のピンはソリッドピン(これもステンレス製w)でしたが、スパイラルロールピンに変更してます。


一度削り落としてABS板で埋めてから入れたレーザー刻印。






ヒケが酷かったチェンバー周りもスッキリ!




砲底面には非貫通の穴…と言うか凹みを追加しました。



しつこいようですが、非貫通でファイアリングピンは出て来ません。

ハンマー等、よく目に入るリア周りもしっかり仕上げました♪



FCUシャーシはサフ代わりに高耐久シルバーを吹いてシコシコしてから、EX-STで仕上げてます。


凹みの内側もヒケ処理したセレーション。






指掛け部分を形状修正したスライドストップ。セラコート後に研磨して、実銃同様に艶を出しました〜






先ほどのハンマーの他、トリガー、テイクダウンレバー、マガジンキャッチも全てセラコート。






作動含めた再現に苦労したAFPB機構。












マガジンも綺麗に仕上がりました♪







樹脂製マガジンとは思えないでしょ(*´ω`*)


フィールドストリップ。




ほとんど樹脂製ですが、パッと見は分からないかと♪




テイクダウンレバー外すだけでFCUを取り出せるのは便利ですね〜




そして、完全分解! 実銃とほぼ同じパーツ構成、点数です。違うのはハンマースプリングが実銃は二重な事くらい?




さて、ここまでの画像ではKSCのダミーカートを突っ込んで撮影してまして、そのまま装填や排莢を楽しむ事も出来ますが、
エキストラクターやエジェクターも樹脂製なので何度もやると摩耗や変形の懸念があり、お勧めしません。

やはり付属のプラカードで遊ぶのが安心♪ なのですが、オレンジ色のカートはなぁ… (´・ω・`)

そんなところに、ヤフオクで3Dプリント製のちょっとリアルなカートを発見!!



12発で送料込み1,500円というのもリーズナブルですよね♪ 全長や弾頭径、ケース部のテーパ等々かなり正確な寸法で作られてます。
ただしリム部分だけは3Dプリントの為か外径約10.4mmと少し太めでそのままでは使えませんでしたので、全数リム部だけを
10.0〜10.05mm程に削ってあげたら、バッチリ使えました!!



円周状の積層痕も少し均しましたが、あまり削ると折角のリアルサイズが崩れてしまうので程々にしています。
ちなみにこのマガジン、デフォでどのカートも14発までは入りました。実銃は15発、あと1発なのが実に惜しい(;´Д`A


最後に、前回紹介し忘れた加工箇所を。
デフォでは『マガジンが自重で落下しません』が、マガジンキャッチと干渉してる為なのでこの辺を様子見ながら
削ると良いですよ♪




また、グリップフレームの内側ですがFCUシャーシやトリガー、トリガーバーとの隙間が大きめなので、下の画像の赤矢印各所に
適度な厚みのABS板を貼り付けました。





樹脂製で柔いFCUシャーシゆえの作動時のグニャッとした感触を完全には拭えませんが、これにより少しはシャキッとした
作動感になります。

という事で今回も長くなりましたが、以上です!
最後までご覧頂きありがとうございました♪


今年もあと僅かですが、もう一本くらいはネタをアップ出来るかな〜!?





  


Posted by あじゃ  at 20:30Comments(10)SIG P250

2023年12月10日

Voisky SIG SAUER P250 加工編

2023年も残りあと僅か! 今回の子が今年最後のネタになりそうです。
やはり私、腐ってもオラガバニストですので、一年を締めくくる為にはやはり・・・

SIG SAUERじゃないとね♪(ツッコミは全力でスルーw)

という事で今回紹介するのは、VoiskyのP250です!良く出来てるとの噂を聞き、10月頃にコチラのAmazonで購入しました




P250って何?かと言いますと、ポリマーフレームのダブルアクションオンリーのモデル。フレーム側の機構が収められた
FCUと呼ばれるインナーシャーシにシリアルナンバーが打たれているので、ユーザーが自由に登録等の必要無くサイズの異なる
グリップフレームやスライドを交換できると(不細工さと共にw)当時話題になりました。残念ながら現在はディスコンとなっています。
しかしその後、この機種をベースに開発されたストライカー方式のP320が米軍に正式採用されるとは、当時誰も思ってなかった
のでは・・・?

で、今回の子はどんな商品かと言うと、スライドやフレーム、バレルはもちろんマガジンやトリガー、ハンマー等々の外装パーツの
ほとんどが樹脂成形品のダミーカートモデルガンです。昔のLSとかマルイとかの組み立て式モデルガンを彷彿とさせますが、
モナカ割りの接着個所などは無い一体成型のパーツで構成されています。パーティングラインなどはそのままなので、外観の
クオリティは決して高くはありませんが、前述のFCU含む部品構成やパーツ形状はかなりリアル!
この辺はコチラのメーカーの製品紹介動画なども見て頂けると良く分かるかと思います。

という事で私の方からの紹介はこれくらいにして(写真は一枚だけかよw)、前述の通り構造や形状はかなりリアルなので、仕上げ
直して行きたいと思います~♪

まず最初に、バレル。ライフリングの再現が無いので、0.5mm厚の細切りABS板を貼り付けていきます。



実銃のライフリングは6条右回りなので、それっぽく角度を付けてみました♪


シコシコして整形。




マズルクラウンもまっ平でしたが、それっぽく丸めました。




で、この子の一番気になる部分はバレルがすっぽ抜けな事・・・ ブリーチフェイスは塞がれていてファイアリングピンがカートを
叩くようになっていないとは言え、ちょっとそのままにはしておきたくない状態です(;^_^A

ので、重量アップも兼ねて鉛の丸棒(釣り用の錘を流用)を用意。



ちなみにチェンバー部分はヒケが酷かったのでゴリゴリ削って面出ししましたが、ナイロン樹脂でとても削りにくいです・・・

で、鉛の棒をガッチリとバレル内に接着して完全閉塞しました!!






その後作動させると、スライドが閉じる少し前に引っ掛かる感触がある事に気付きました。バレルに錘を入れたからか?
それとも最初からこんな感じだったっけ・・・? 分解して観察してみると、原因はこの部分でした。



バレルが後退したこの状態から前方斜め上方向に移動していく時、チェンバーの角がシャーシのレール部分に干渉するんですね。

そこでふと実銃バレルの画像を見てみると・・・



角の部分が抉られてますね!

こんなトコもある意味リアルなのか・・・などと変な感心をしつつ、リューターで削って再現してみました。



効果はバッチリ!干渉せずにスムーズに動くようになりました♪

あと、スライドの閉鎖位置が前寄り過ぎに見えた(実銃も前寄り気味ですがそれ以上に)ので、バレルのロッキングラグ部分
(斜め45度になってる面、ココがテイクダウンレバーの軸と当たってスライドの閉鎖位置を決めます)に0.5mmのABS板を
貼り付けて調整しました。




チェンバー側面には刻印が入っていましたが、面出しでかなり薄くなってしまったので消えるまで削り落としてからレーザー
彫刻機で入れ直しました!



ナイロン樹脂での条件出しが難しく、あまり綺麗に入れられませんでしたが良しとします(;^_^A


それにしてもこのナイロン樹脂、本当に削り難くて平面出しがメチャクチャ大変でした・・・









白っぽくなってるのがナイロン樹脂を削ったところで、斑に黒っぽく見える部分はヒケやEP痕を瞬着で埋めた部分です。

スライド先端周りではバレルが通る穴にあった段差を埋め、アゴの角にRを追加するなどしました。




後端側はエキストラクターのプランジャーが入る部分、プランジャー径Φ5に対してΦ6のガバガバな穴が開いていたので、
外径Φ6内径Φ5のアルミパイプを突っ込んで整形。



しかし、それにしてもこのスライドが一体成型とは・・・ やるな中華!!


マガジンケースも一体成型の樹脂製でパーティングラインが目立っていたので、綺麗に処理しました。




で、スライドにサフを吹いて刻印を仕上げます。
元々、リアル刻印とは言いつつも実銃とは異なり凹文字で入れられていたのですが、平面出しで薄くなってしまったのと
実銃同様の袋文字っぽくしたいと思って手彫りで追い彫りを始めたのですが・・・



これまためちゃくちゃ彫り難い( ;∀;)

彫り難いわ彫ってもバリだらけになるわで、ちょっと自体も違うしこれ以上頑張ってもなぁ・・・ かと言って削り落すのも大変だし
スライドの形状が崩れちゃうし・・・


ということで、頭に来て刻印部分だけをリューターで削り取ってしまいましたww




そこにABS板を接着!




シコシコして形状を整えます。




黒サフ吹いて真っ黒に。




そして実銃画像から判を起こして、レーザー刻印!!



コチラはABS板に彫っているのでめっちゃ綺麗に出来ました♪
自分の手彫りより綺麗なのは当たり前ですが、何かちょっと悔しいww


お次は(実はコチラも入手してすぐやりましたが)ハンマーです。前述の通り樹脂製なのですが、それを起こすトリガーバーは
プレス成形のスチール製。なのでダブルアクションで引っ掛けてハンマーを起こす、この部分があっという間に削られてしまいます。




そこに、Φ1.7のステンレスシャフト(釘とも言うw)を入れてあげました♪



効果は抜群です!これでしばらくは楽しめるでしょう~~


お次はスライドストップ。この部品はプレス成形のスチール製で、こんな形をしていますが・・・





P250の初期型から後期型まで、さまざまな実銃画像を見てみましたがこのような形状のは見当たらないんですよね(;^_^A


なので、指掛け部分を削ってからジーナスをモリモリ。




削って形状を整えます。




左右とも。




それからそのスライドストップ、残念ながらスプリング復帰が省略されているので、輪切りにしたアルミパイプをジーナスで
接着し、適当なスプリングを入れました。




で、ここまで来ると更に欲が出てきまして・・・

この子、かなり実銃に近いパーツ構成なのですが残念な事にAFPB(オートマチックファイアリングピンブロック)が省略されてるんです。
周辺の関連部品の形状はソレが入りそうな形状になっているにも拘らず、です。

もしかしたらメーカーで作ったものの上手く作動しなかったのかも?しれませんが、ダメ元で実銃の分解動画やパーツリストを参考に
してAFPBを真鍮板で作ってみました。




適当なスプリングと共に、リアサイトの下に収めます。




スライドに組んだところ。





これを押し上げればファイアリングピン(と言ってもブリーチフェイスには貫通していないダミー)のブロックが解除される訳ですが・・・


そのままでは機能しませんでした(´・ω・`)
AFPBを押し上げるセフティというパーツがハンマーの横に組まれているのですが、その長さが足りないのです。

そこで、こちらも真鍮板から少し長いセフティを自作!




これくらい長くしました。




フレームに組んだところ。




トリガーを引くと、このセフティがトリガーバーと連動して回転し、AFPBを押し上げます。




ちょっと見辛いですが、セフティがAFPBを押し上げてる様子が分かるでしょうか?




まぁ、元々機能しないファイアリングピンをブロックしようがしまいが、更に外からは全く見えない部分なので説明しなきゃ
分かってもらえない部分ではあるのですが、これが漢(おとこ)のロマンって奴ですwww


仕上げは一旦、通常のラッカー塗装で仕上げたところ、やはりスライドと擦れるハンマーの先端部分が剥がれてしまったり、
一方でその他は思ってた以上の質感だったので(コレは妥協しない方が良いな!?)と考えを改め、小物パーツについては
自家セラコートで仕上げ直しました!




バレルはチェンバーから先の部分を研磨してよりリアルに♪






すっかり長くなってしまいましたが加工編の最後。

一旦仕上げて動画を撮り、Xにアップしたのですが・・・


見返してみて、ここはまぁいっか・・・と妥協していたセレーションの凹内のヒケがどうしても気になってしまい、再度仕上げ直す事にw






最初はササッと面出しして塗装すれば良いかな~?と仕上げ直しを気軽に始めたつもりだったのですが、結局こんな事に・・・

という事ですっかり長くなってしまいましたので、完成編はまた次回!!


おら、オラガバニスト!次回もぜってー見てくれよな!!m9(゚∀゚)








  


Posted by あじゃ  at 23:33Comments(14)SIG P250

2023年10月22日

HK VP9SK&VP9K-T 遂に完成!!!

という事でVP9SK、完成です!!




加工開始から随分間が空いてしまったので、今回も加工記事を古い順に貼っておきますね♪

VFC/UMAREX HK VP9 セラコート
こちらはVP9SKの加工記事ではありませんが、実銃VP9SKが発表された内容が記されていたので貼っておきます。
2017年の記事なので6年前か・・・ 結局、VFCからはVP9SK出ませんでしたね。残念なようなホッとしたようなw

ココからがVP9SK加工関連の記事になります。

VP9SK 製作開始!

VP9SK フレーム短縮開始

VP9SK グリップフレーム短縮とオッサンの涙w

VP9SK マガジン切り詰め~完成(仮)!

VP9K Tactical!?

VP9SK スライド再製作 完成(仮)

HK VP9SK マガジンフロアプレート

HK VP9SK フィンガーレスト付きマガジンなど

HK VP9SK 刻印入れ

・・・うん、長いね!!ww まぁ、それだけ大変だったという事で・・・(;^_^A


改めて、完成画像に行きます!!












Detonator製のアウターバレルを切り詰め、チャンバー部分から先の部分を自家セラコート。




実は一発目のセラコートでスライドを切り詰めた接合部の目地(金属パテのヒケ)が出てしまったので、硬化後にシコシコして
再度セラコートしました。お陰で綺麗に仕上がりました♪ スライド製作後、4年も放置したのでこれ以上ヒケることは無いでしょう~~






フィンガーレスト付きのマガジンもセラコート。右のフラットバンパー付きの方は当時鈴友さんにセラコートして頂いたモノです。





11から下の残弾加工穴をジーナスで埋めていましたが、ココも一発目のセラコートでは目地が浮いてしまったので
スライド同様に硬化後にシコシコして再度セラコートしました。


自家レーザー刻印♪






Vincentさんの機械彫り刻印! コレが無ければ完成しなかった・・・





マジ感謝です!!!

当時切り詰めたグリップ周り&後で埋め込んだVPプレート。









当時の俺・・・よく頑張ったなww


短くなっても、スライドストロークはフルサイズと同じです。




フラットバンパーマガジンを装着した姿も好き♪




フルサイズのVP9と。






グリップの長さはこんなに違います。




スライドもこんなに短いの~~




ダストカバーも!




マズルフェイスの比較。




今回の完成直前まではCrusaderのHeinieタイプサイトを付けていましたが、そう言えばDetonatorのTruGloタイプもあったはず・・・
部屋の中を捜索し、無事に発見出来ましたw



実銃VP9SKの画像を検索すると、このサイトが付いてることが多いんですよね♪ ただこの緑の文字、擦ると剥がれちゃうので
要注意です(;^ω^)


ついでにと言っては可哀想ですが、こちらのVP9K-Tactical(架空)も同時に完成~! スライド刻印はVP9SKにしちゃいましたけどw














こちらのシリアルナンバーもVP9SKと同じにしちゃいました。






単に面倒臭かったからではなく、こんなスワッピングも出来るようにしたかったからです♪



ショートスライドに30連型マガジン! 刺さる人には刺さるのでは?ww


一応、仮仕上げの時の動画も貼っておきます~




という事で、今回も長くなりましたが最後に我が家のVP9/SFP9の6人姉妹を並べて♪




ではでは〜♪














  


Posted by あじゃ  at 22:34Comments(4)HK VP9

2023年10月21日

HK VP9SK 刻印入れ

今回はVP9SKの最終工程となる、刻印入れです。





ラッカー塗装で仮仕上げとしていたスライドの塗装をIPAで除去し、改めて面出し。


・・・あぁ、唐突過ぎましたねw
何といっても、刻印入れる前までの加工は2019年の4月に終わってたので、実に4年越し!
(それ以降にフィンガーレスト付きマガジン作ったりアウターバレルを作り直したりはしてましたが、大きな区切りとしては4年前w)

当時は記事最後に書いたように、鈴友さんでレーザー刻印とセラコートをお願いしようと考えていたのですが、
相談したところパテ埋めした部分と金属部分ではレーザーで彫られる深さが変わってしまい、綺麗に出来ないとの事で・・・

ずっとどうしようか悩んでましたが、機械彫りならば!という事でブルーイングの名手でもあるVincentさんにお願いしちゃいました♪

CADで作っておいた刻印データを印刷して乗せて、イメージを伝えます。(実銃画像も何枚か一緒に)




で、彫って頂いたのがコチラ!!!



ウフーン♡ 完璧です!! Vincentさん、今回もありがとうございました♪

実は春頃には刻印入れまで完了していたのですが、ここで先日導入した自家セラコートを適用!!



これがセラコート導入の本命でしたが、やっぱりムズい!ムズ過ぎるよおかあちゃん!!!
一緒に塗装したのに、ちょっとした吹き方の違いでご覧のように艶が変わってしまいました・・・
理想は右の方で、左のは砂吹きになってしまったようです。(塗装中に自覚アリ)
まぁ、自分のだしこれで良いかぁ~~(;^_^A


で、LP4でレーザー刻印!



コレは良い感じ♪ Bの部分に黒い点が見えますが、アルミスライドの巣です。こればかりは致し方無し。


シリアルナンバープレートにも刻印を入れましょう~



元のシリアルナンバープレートを切り詰めてその裏側をシコシコしてヘアラインを入れたところに、LP4で刻印を入れます。
一発では深く彫れないので、1時間ほど掛けて50回彫り重ねました。(それでも刻印深さは0.1mm前後かな?)

彫り上がりは、文字の周りに煤が付いたようになってます。




枠の目安にしたマジックもろとも煤をパーツクリーナーで拭き取ると~~



めっちゃ綺麗に彫れました!!

・・・が、何だか下寄り・・・?




おかしいな、彫る前にちゃんとガイドレーザーで位置決めしたんだけど・・・

と、改めてABS板に彫って確認してみたところ、ガイドレーザー(青い光の枠)に対して実際に彫られた刻印の位置が下に
ズレる事をこの時に認識したのです。(この記事の時に言ってたヤツです)





何度も確認しましたが、やはり少しズレます。0.5~0.8mmくらいで、ズレ量はデータにもよるみたい?です。


という事で、今度は実際に彫る前にズレ量を目視で確認して、その分補正して彫ったのが上の。



適当なステンレス板が無く1mm厚のアルミ板から切り出したので、ちょっと質感変わってしまいましたが・・・


組んでみれば全然気にならない!!ですよね!!!(強制




ちなみにこのシリアルナンバープレートの向き、どっちが正しいんだろう?と実銃画像をネットで色々と漁ってみたところ、
ざっくりシリアルナンバーが224-2~までは下の2枚のように、トリガーガードのWARNING文字と天地逆向き。






224-3~以降はWARNING文字と同じ向きになっていました。(境目がどの番号かまでは調べてません)
更に、HKI-Columbusの後にカンマ(,)が追加されてます。






今回の私のは、Detonator製SFP9のアウターバレルのシリアルナンバーに合わせて218-000148としたため、前者の
向きにした次第です。(VP9SKのシリアルナンバーとしては考証的には合ってないかも知れませんが・・・)


という事で、次回完成編です!!!

週明けから中国出張行っちゃうので、その前にはアップしたいと思います~~~



  


Posted by あじゃ  at 20:14Comments(0)HK VP9

2023年10月15日

SIG SAUER P220 Nitron 完成!!

加工を開始してから約8か月・・・

SIG SAUER P220 Nitron、遂に完成です!!ヾ(*´∀`*)ノ



今回は特にのんびり、新しいやり方でやってみたり新兵器を導入してみたりと、じっくりと楽しみながら作業出来ました♪
マジで楽しかったぁ~~!!

仕上げはスライドがパーカーシール⇒アサヒペン高耐久半艶(*)クリア、フレームはアサヒペン高耐久半艶(*)黒です。
(*)艶有りと艶消しの混合
小物パーツは前回記事の通り、自家セラコート。

あまり長く時間を掛け過ぎちゃったので、どんな加工をしたのか覚えてない方も多いと思います(私もw)ので、
加工記事のリンクを古いのから順に貼っておきますね♪

SIG SAUER P220 Nitron カスタム開始! #220の日

SIG SAUER P220 Nitron フレーム加工①

SIG SAUER P220 Nitron フレーム加工②

SIG SAUER P220 Nitron ブリーチ周り加工、その他

SIG SAUER P220 Nitron スライドセレーション加工

SIG SAUER P220 Nitron その後…

以前カスタムしたP220 Nitron Carryと加工内容が重複してる部分はいくつか割愛しているものの、復習も済んだところで(w)
完成写真をズラ~ッと貼っていきます!

目ん玉かっぽじって良く見やがってください♪




















































はーい! ここで一旦深呼吸~~♪

実は、と言いますか当然ながらですが、フレーム側は前回作ったP220 Nitron Carryと全く同寸にしてあります。




という事で、上下を組み替えてフルサイズはSIG SAUER純正グリップ仕様にして、Carryの方をG10グリップ仕様に!





実は作り始めた当初から、こうする狙いでした!! 頂いたG10グリップはきっとCarryの方が似合うし、フルサイズは純正グリップ
の方が似合うだろうと思っていましたが・・・

やっぱりそうでした!!!(個人的感想ですw)


ぐへへへ・・・ カッコいいなぁ・・・♪






そんなこんなで我が家のカスタム済みモデルガン&ガスガンのP22*系は、11人姉妹にw




まだまだ増やすぞーー!!!www




  


Posted by あじゃ  at 19:18Comments(6)SIG P220

2023年10月08日

SIG SAUER P220 Nitron その後…

前回の記事からだいぶ間が空いてしまいましたが、SIG SAUER P220 Nitronの加工、少しずつ進めてきておりました。
3か月分(!)の加工を一気に紹介していきます!(またまた長い記事になってしまい申し訳ありませんw)

P226用のトリガーを移植&SRT(ショートリーチトリガーの方)に形状変更。






ハンマーもP226用を移植し、形状変更。










で、今回気付いたのですがP220にP226のハンマーを移植すると、ハンマーを起こした時の角度がちょっと浅いんですよね。



比較画像ありませんが、元のP226やP220と比べると浅いんです。


何でだろ?シアは同じ・・・



じゃない!!? 色はともかく、左のP226用の方が右のP220用よりもハンマーのノッチが掛かる部分が縦に厚いですね!?

という事で、シアもP226用に交換してみたところ、ちょうど良い角度になりました♪



ついでに以前同様にカスタムしたP220 Nitron CarryP245のシアもP226用に交換しておきました~


テイクダウンレバーは、今回も形状やサイズがリアルなKSC P226用を使います。



左がタナカMk25用、真ん中がKSCので、右のがそのKSC用を最終型形状に修正したもの。何度かやってるうちに、突起を
残したままヤスリで加工できるようになりましたw

タナカのモデルガンに使うためには、スプリングガイド後端のプランジャーを逃げるU字溝を追加する必要があります。




あと、フレーム右側への軸の突き出し量が少し大きめなので、少し詰めてあげました。




これくらいにすると良いでしょう♪




それと、そのままレバーを組むと少し垂れ下がり気味になります。


(分かり易いようにちょっと極端にしてますが、こういう傾向)

そんな時は、このひげバネをちょちょいと曲げてあげて・・・




レバーを入れる前は、やや後ろ側が高くなるように調整します。




この状態でレバーを入れれば、この通り♪



ただ、このひげバネはスライドストップのテンションにも関わるので、割とシビアな調整だったりします(;^_^A


続いて、エキストラクターを4mm厚の真鍮板から切り出します。



作業場所はゴミ箱の上ww


これくらい大まかな形状を削っておいてから切り離すと、後が楽ですね♪




以前Nitron Carry用に作ったエキストラクターをお手本に削っていきます。




爪の部分は本体に組んで装填・排莢の様子を見ながら、慎重に形状を調整していきます。



あっ、砲底面は以前紹介したように1mm厚の真鍮版を貼り付けてあるだけです。その奥は全て樹脂製なので誤解なきよう・・・


最終的にこんな形状に。





フルフラット砲底面で最終弾でもカートが下に落ち込んでエキストラクターから外れないようにしつつ、装填時に引っ掛からないように
しなければならないので、一番気を遣う部分ですね・・・


45口径化に伴い、チャンバーカバー後ろの突起の幅も増やすため、表面を削って地肌を出してドリルで凹みを付けます。



この後の写真撮り忘れちゃいましたが、この突起の両サイドに小さく切った1mm厚のアルミ板をジーナスで接着します。


と、ここで新型秘密兵器の登場です!!!



じゃーん! その名もLaserPecker 4!! そう、今年の誕生日にLaserPecker 1 Proというやつを偶然格安で手に入れましたが、
とても便利だと思いながらもややパワー不足で(というかレーザーの波長が向いてないため)HWや金属には彫れないのが
残念に思っていた矢先、この最新型のLaserPecker 4をCampFireというクラファンサイトで見つけ、散々迷った挙句ポチッと
してしまった次第ですw 2種類のレーザー波長を切り替えて使うことが出来、パワーもだいぶ上がってます。

届いたのは8月頭。届いてすぐに、色々な材質で試し彫り!

LP1 Proの0.5W 405nmレーザーでは全く歯が立たなかったHWも、2W 1,064nmレーザーなら余力を持って余裕で彫れました!




試しに亜鉛合金も。




アルミも。




真鍮も。




鉄も。



流石に鉄などは表面に色が着く程度ですが、亜鉛などは何度か重ねれば刻印に必要な深さには彫れそうです♪


という事で、まずは練習がてら彫ってみたのが古いT1レプリカ(アルミ製)。


(刻印後にアルミブラックで着色)


それと、先日紹介したMARUYAMAのSCW-9 PRO-Gのグリップ(ABS製っぽい?)に、小さなB&Tロゴを刻印してみました。






ここらでP220に話を戻しましょうw

チェンバーカバーに刻印を入れてあげました!!



彫り上がりはこのように文字の縁に煤が付いたように。




軽く表面を均して煤を除去したところ。



綺麗に彫れてますね♪

ですが、フォントの選択をミスって文字の角が角張ってるフォントにしてしまいました…

そこで、リュータービットで追い彫り!!



結局手彫りかよ!!ww いや、一から手彫りでは当然ここまで綺麗に彫れなかったので、ね。


次はフロントストラップに縦セレーションを入れるのですが、Nitron Carryの時は何だかんだで最終的に長方形に一段
掘り込んだところに、セレーションを彫っておいたABS板を貼り付けましたが、この一段掘り込むのがクソ面倒なんですよね・・・

という事で、レーザーで掘り込みましたww



流石に一度ではこんなに深く掘れないので、何度も何度も・・・ なんか、シボ加工みたい?(コレはこれで何かに使えそう)


彫刻刀でざっと表面を均します。




そこに、30LPIのセレーションを切っておいたABSを嵌め込みます。




深さの微調整をした後、ジンクパテで接着。




硬化後に整形&溝の端部を手作業で仕上げます。



今回失敗したな、と思ったのはこの溝の端部。ABS板の外に作るより、前みたいにABS板の内側に作った方が綺麗に
仕上げやすかったなぁ、と(;^_^A


これで本体の形状加工が終わったので、下地にミッチャクロン&黒サフを吹いて、いよいよ本体の刻印へ!

彫りながら微調整できる手彫りと異なり、レーザー刻印ではデータそのまま刻印されますので、ちゃんとしたデータを作り、
最小パワーでABS板やビニールテープに刻印してガイドレーザーと実際の刻印のズレを確認。







個体差はあるかと思いますが、私のはどうもやや下にズレる傾向にあるようです。左右も少しズレてますね。
あくまでガイドレーザーは目安という事で、過信は禁物のようです。
(実はコレの前に他のを彫った後に気付きましたw それはまた別の機会に紹介します。)

仕上がりは完成編で♪


最後に、またまた秘密兵器(?)が登場!!

自家セラコートにチャレンジしてみました~!!



今までセラコートは全て鈴友さんに依頼させて頂いていたんですが、鈴友さんもだいぶお忙しくなってきているので、せめて
自分用くらいは鈴友さんの手を煩わせないようにしようと・・・ セラコート購入は、もちろんセラコートジャパン(鈴友さん)から!

H-190 Armor Blackという一番基本的な艶消し黒なんですが、まぁ一言で言ってこりゃ大変だわwwというのが最初の感想。
温度調整できるオーブンがある前提で、一応0.5mmノズルのエアブラシ+ホビー用の低圧コンプレッサーでも吹けはしますが、
あまり絞って吹いてると詰まり易いですし、その前に主剤と硬化剤の混合比で艶具合が決まるのですが、それが
12:1(艶強め)~18:1(標準)~24:1(艶低め)という比率なので、数mlとか個人で少し使う分だととても調整が難しいんです。
自分で自分用に使うなら、私の場合はそれなりの妥協は必要なようです。(上の写真のパーツは運良く綺麗に仕上がってますが、
他で試したのはいくつかイメージと違ってしまったのも・・・)

ちゃんと仕上げるならやっぱり鈴友さんにお願いしないとな、と思った次第でっす!!!



  


Posted by あじゃ  at 19:17Comments(2)SIG P220

2023年04月03日

SFA V6 Micro Compactも少し更新♪





息抜きついでにコチラも〜

昨年作ったSFA V6 Micro Compact のセフティをアンビにしました♪

削り出し等の社外パーツならポン付けで終了!ではありますが、今回は(も?w)出費を抑えたいところなので
タニオコバのGM-7用のアンビセフティにします。

少し軸がキツいですが、耐水ペーパーでチョチョイと軸を削れば取り付け出来ます。




ハンマーピンとシアーピンの先端をフラットにするのも忘れずに。




懸念していた、ハンマーダウン時にセフティが上がる(自発的に上がるわけではなく、上げられてしまう)問題も無く組めました。



ただ、ご覧の通りフレームのラインとちょっと合わないので…


シコシコします!!



指かけの部分もややスリムにしたくて、セレーション1本分幅を詰めました。


ので、右側も同様にシコシコして幅を詰めたわけですが…




出ましたね、巣が。しかも細かいのが沢山… (´・ω・`)




埋めるしかありませんが、かなり細かいのと奥に深い巣もあるようなので、一旦リューターで巣エリアを一段削り落とします。




で、埋めるのは今回初登場!の『ジンクパテST』という金属パテ。Vショーの時にお話しした方に教えて頂いて、
モノは試しと買っておいたのが役に立つ時が来ました!



その名の通り亜鉛粉が混ぜられていて、教えて頂いた方によると亜鉛用のブルー液で染まるとか?
また、よく使っているジーナスよりもお値段が安いのも魅力です。

ただ、コチラの取説をご覧の通り主剤と硬化剤の配合重量比が100:4.8となっており、チョイ使いにはやや使いづらいですね…




こんな時はこのようなデジタルスケールを使ってますが、今回使う量だと主剤0.1gに対して硬化剤が0.005g程度。



安物ゆえ?流石に0.001g単位は振れまくるので、この量だと目見当よりはマシかな?程度ですが(;´Д`A


ともかく、早速盛り付けてみました!



主剤からして、ですがジーナスと比べるとかなりトロッとしてますね。あまり厚く盛るのは向いてないかも知れません。
また、メーカーさんに確認(と言うかツイートにコメント頂いた!)ところ、耐熱性は高くないそうで70℃くらいから
軟化し始める(温度が戻ればまた固まる)そうなので、焼付塗装には使えなさそうです。


で、硬化後にシコシコしたところ。



亜鉛粉が混ぜられてるとは言え、パテと亜鉛パーツですからね。そりゃ同じ色味にはならないかー

…と思いつつややダメ元でブルーイングしてみたところ、ほとんど目立たない仕上がりになりました!!



コレはイイかも!
長年亜鉛パーツの巣に悩まされてきましたが、このようなマットなブルーイングならジンクパテSTで何とかなりそうです!!
(焼付塗装やセラコートには引き続きジーナスが良さげ、メッキの場合は…まだ妙案無し)

組み込み〜












意地悪な角度から見ると修正跡が見えますが、これくらいなら言わなきゃ分からないかと?




アンビセフティ取り付けによって箱に入らなくなったので、スチロール部分を一部カット。




ピッタリ収まりました♪





最後に真っ白バックで〜♪






うん、やっぱり3インチにはアンビセフティだな!(個人的感想ですw)



  

Posted by あじゃ  at 22:20Comments(6)V6 MicroCompact

2022年11月06日

マルイ M45A1

今更ですが、マルイのM45A1買っちゃいましたw



記憶力の良い方は覚えてらっしゃるかもしれませんが、4年前に総セラコート仕上げしてました。
ですがあの子は依頼品だったので、私も自分用にそのうち欲しいなぁ~と漠然と思っていたらいつの間にか4年経っていたというw

4年経った今、何故か?と言いますと、先日とある友人宅に招かれてお邪魔した際に、実物MIL-TACのグリップを
戴いてしまったから!! こんな良いモノを戴いてしまったからには本体が無いと・・・という事で購入した次第です♪

加工前のグリップの写真撮り忘れちゃいましたが、通常のスクリュー径用だったので、ラージヘッド用に加工します。

まずは45度の砥石で1mm弱の面取りを付けます。




続いて9mm径の砥石の軸をスクリュー穴に通して、電動ドリルで咥えます。



手加工でも出来るだけセンターがズレないようにするためのアイデアです♪


それでもちょっぴりズレるのと、スクリューとの現物合わせで径や深さを丁度よく加工する為、最終的には表から普通に
仕上げますけどね(;^_^A




また、ノーマルグリップを参考にして右側セフティの逃げをヤスリで追加します。



削らなくてもセフティは干渉しませんが、何か挟んでしまった時でも確実にセフティを解除できるように、ですかね?


フレームの右側に出っ張ってるゲート跡は、フレーム表面から出ない程度に削っておきました。




取付完了♪





純正プラグリップにみっちり詰まってるウェイトが無くなる分、かなり軽くはなってしまいますがやはり本物の魅力には敵いませんね♪


私のも刻印直して総セラコートしたいところですが、鈴友さんのセラコート費用、特に小物パーツが大幅に値上げされたので、
ちょっと厳しいかなぁ・・・(´・ω・`)




  


Posted by あじゃ  at 17:49Comments(0)ガバメント系GBB

2022年08月17日

HK VP9SK フィンガーレスト付きマガジンなど

今回はVP9SKです。

以前(って、もう1年経つのか・・・早いな・・・)、実物フィンガーレスト付きマガジンフロアープレートを入手したっきり
放置していましたが、重い腰を上げてマガジンを切り詰めます!

実は昨年の記事の後、Virnaさんから新品のマガジンをお譲り頂いてました。(その節はありがとうございました♪)

今回はマガジンケースを24mmほど切り詰めます。




前回同様、中抜き工法で。





リューターやヤスリで1日掛けて削りました・・・ これが面倒でなかなか手を付けられなかったんですよね(;^_^A


ジーナスで接着!




残弾確認穴も11から下はジーナスで埋めてしまいます。



ジーナスで接着する部分は、予め塗装を剥離するのをお忘れなく!


ベースを留めるネジ穴は下穴を深く開け直し、M2.6のタップを切ります。




結構深くまでネジを切りました。




実物マガジンフロアプレートに、抜け止めのためΦ5のドリルで凹みを追加。



この画像では元のネジでベースを固定していますが、この後長いM2.6のネジを購入して交換しておきました。
このネジにガス圧が掛かるので、なるべく長い方が安心かな~と。


切り詰めたマガジン本体の比較。左が前回ので右が今回の。



2mm弱、今回の方が短くなってます。


フロアプレートを取り付けて比較。




部分的に塗装が剥がされて情けない姿ですが、鈴友さんにセラコートをお願いすれば左のような綺麗な仕上がりになるはず!




とりあえず本体に装着~♪



ピッタリ!!ガス漏れも無し!!やったね!!!ヾ(*´∀`*)ノ


ついでに、アウターバレルも切り詰めちゃいます♪ ・・・え? アウターバレルはもう切り詰めてあるだろって?

はい、3年前にノーマルアウターバレルを切り詰めてライフリングも再生していたのですが・・・



完成して割とすぐに、チャンバーカバー部分の角にクラックが入ってしまいまして(´;ω;`)
VFCのVP9の弱点の一つです。最近のロットのは改良されてたりするんだろうか・・・?


で、それからずっとDetonatorのアウターバレルが再版されるのを待ってたのですが、待てど暮らせど再版されず。
そんなところに、先日SFP9Mを組んだ時に元々組んでいたSFP9のアウターバレルが余ったので、ぶった切りました!!




中抜きして、ジーナスで接着~




材質は異なれど、一度やってるので楽勝でしょ♪ ・・・なんて余裕ぶっこいてたらミスりましたw

実銃SKのバレルには無い先端の面取りの分、前回はちゃんと計算して長めに切り詰めてから先端を削り落としていたのに、
それをすっかり忘れて切り詰めてしまったので、仕方なく面取り部分にジーナスを盛る羽目に。



後から目地が出ないことを祈るしか・・・(;^_^A


ちなみに、バレルの加工をしている間にDetonatorからアウターバレルが再版されましたw



使うか分からないけど、次いつ出るか分からないのでとりあえず買っておきましたww


次に、グリップのサイドパネルにVP刻印のプレートを埋め込みます~



これは以前、SFP9のフレームにSFP刻印のプレートを埋め込んだ時に一緒に作っておいたモノです。
右が黒サフを適当にペタペタと塗った状態。


ドリルやリューターを使い、このプレートより一回り大きな凹みをサイドパネルに彫ります。



フリーハンドなのでちょっと歪んでますが、最終的に気にならない程度に頑張りますw


オートウェルドで接着し、半乾きの状態ではみ出した接着剤を除去。




硬化後に溝部分や文字部分を細く削ったマイナスドライバーでシコシコして綺麗に仕上げます。




残るはスライドの刻印ですかね。問題は、刻印を埋めた個所に別の文字をレーザーで彫ると綺麗に仕上がらない点。
(金属とパテ部分でレーザーによる彫られ具合が変わるので、鈴友さんでは出来なくは無いが仕上がりは保証できないとの事)

さて、どうしたものか・・・(方策案はあるけどちょっと面倒臭い方法でして・・・ww)



  


Posted by あじゃ  at 18:03Comments(0)HK VP9

2021年12月01日

SIG SAUER P224 製作記③

SIG SAUER P224の完成記事はコチラ

続いてスライドの加工で~す♪

P229のスライドを・・・




ノコギリでカット!



今回は8mmほど切り詰めます。


アゴを短くカットして接合面を整えて・・・




補強&位置決めのダボを入れます。




途中の画像撮り忘れましたがガチガチに接着後、スライド両サイドを元のセレーション分削り落とし、セレーションの上部にABS板を接着。




また、ブルーガン採寸によりエジェクションポートから前の一段落ちてる部分もP229より少し太い事が分かったので、そこも
ABS板を接着しました。


(実はP224はスライドと嚙み合うフレームのレール部分も幅が広いのですが、そこは大掛かりなので見送ります。)


シコシコして形状を整えていきます。




エキストラクター用の溝も切りました。




上面もかなり削り込み、キツめのR形状に。




ブリーチにもエキストラクター用の溝を切削加工。今回は簡易フライスを使ってみました~♪




ブリーチフェイスはフラット化。



小さい穴を開けてますが、元の樹脂製Fピンは先端を短く切ってあるので、この穴からは何も飛び出しませんw


ブリーチをスライドと接着し、一体化します。






どんどんシコシコしていきましょう! スライド後端面を削り込んで角度をキツくしました。




エジェクションポート左側の内Rはいつも苦労します・・・ 




先端の特徴的な面取りは複雑すぎ!!でもそこがカッコいい!!




スライドに合わせてダストカバーもカットし、先端の面取りを再現。ココの内Rも難しかった・・・(やり直した痕跡が見えますねw)



そうそう、P224のスライドは他のP22※と異なりレール先端が貫通していないので、フレーム側のレールもロッキングブロック部分
までしかありません。その辺も旧来のSIGユーザーにイマイチ受け入れられなかった原因なのかも??


グリップラインに合わせてフレーム後端(ビーバーテール?の下側)には今回、肉盛りしました。



逆に上は削り込み、更にこれまた特徴的な面取りを追加してます。P224はあちこちに他のP22※にはない面取りがあるんです~


フロントストラップのチェッカリングは20LPIの筋目ヤスリと、デムバートで手彫り!






トリガーガード周りの細かい面取りも仕上げていきます。




バレルは先端付近で中抜き接着します。








シコシコしたところ。



チャンバーカバーは以前P229Rカスタムを仕上げた時にセラコートした、スレッテッドバレル用(シリアルナンバー無し)を使いました。


テイクダウンレバーは外形を削り込み、チェッカリング・・・



横筋は元のままですが、縦筋は下の突起が邪魔で筋目ヤスリもデムバートも通らないので、一本一本角ヤスリでシコシコしました!


いい感じに出来たかと♪




デコッキングレバーも指掛け部分を小さく削り、ココは30LPIでチェッカリング。




スライドストップは指掛け部分の根元だけ残してゴッソリ切除。




別の鉄板から、小さな指掛け部分を削り出します。




その裏に、ドブテイルっぽい溝を掘りました。




それを先ほどのスライドストップに差し込みジーナスで接着すると共に、差し込んだ部分を叩いて延ばして溝内に密着させました。



ガッチリとくっ付きました♪


そしてチェッカリング。ココも30LPIです。




長くなりましたね。今回はここまでにしましょう~

次回で終わる・・・かな?



  


Posted by あじゃ  at 00:15Comments(2)SIG P224

2021年09月26日

SIG SAUER P229 SAS 完成!

6月にスライドやフレームの加工と、細かいパーツ加工が完了してから間が空いてしまいましたが、
ようやっとP229 SASが完成しました~ヾ(*´∀`*)ノ





スライドはEX-ST、フレームは高耐久艶消し黒です。


スライドのSIG SAUERカスタムショップ刻印は、最終的に大人買いモデルガンのビンセントさんにお願いして機械彫りして頂きました!

この通り、もう言う事無し!完璧です!!



刻印頂いた後に、全体を高耐久艶消しクリアーを吹いておきました。


フレームの刻印は手彫り。我ながらこちらも完璧では!?w




スライド左側面のSIG SAUER P229 SAS刻印も手彫りで綺麗に彫れたんですが・・・

写真撮り忘れてた事に今気付きました(´;ω;`)

すでにオーナーであるJumoさんが記事をアップされてるので、そちらでご確認くださいww


気を取り直して、SASならではの丸みを帯びたスライド先端♪




スライド後端も~




エジェクションポート周りもしっかりと丸めてあります。





リアルロッキング化してあるので、チャンバーの高さも良い感じかと♪
チャンバーカバーとエキストラクターは鈴友さんでセラコートして頂きました。


フレーム側は、ダストカバー周りを控えめに丸めてます。




ノーマルトリガーを削り込んだショートリーチトリガーや、




形状修正したハンマー、






現行型を再現したテイクダウンレバーと、



マガジンキャッチもセラコート♪


ハンマー右横の、スライドとフレームの隙間も再現しました♪




定番のフロントストラップのセレーション修正もぬかりなく。




Hogueの実グリとフレームの合わせもバッチリ修正♪




ハンマーのレストポジションも見直してます。




バレルは研磨してヘアラインを入れ、塗装はせずにクレポリメイトでフィニッシュ。




いやはやしかし、スライドシルバーも良いもんですね♪

という事で、今回は以上です!


次回は久しぶりにベレッタを弄りま~す♪

  


Posted by あじゃ  at 23:50Comments(4)SIG P229