2016年03月27日

ワートホッグ1号機 リニューアル完成!

という事で、ようやく完成!!ヽ(´▽`)ノ






仕上げはスライドがトップガードでややグレーっぽく、フレームはブラックパーカーで真っ黒に。
どちらも半艶のウレタンクリア―でコーティングしました♪



今回も枚数多めなので、ダダ~ッと行っちゃいましょう!!







まずはセレーション。



後期型の特徴を再現しました♪



マズル周辺。



フロントサイトの取り付けやスライド先端の面取りも綺麗に出来ました~(^ω^)
ライフリング部分は黒アルマイトのアウターバレルから移植したので内径が黒いですが、実銃も撃てば
黒ずむでしょうからこのままで良いかな!?



スライドオープン!






アウターバレル外径はアルミパイプからシコシコ。実物のようなシャープさは出せませんでしたが、まぁ満足な
仕上がりです♪



エジェクションポート。



リリーフカット(・・・だっけ?w)も完璧!



ファイバーサイトは見やすくて良いですね♪






手彫り刻印!







スライドもフレームも、全て手彫りです!!



以前加工した部分ですが、グリップセフティも後期型を再現。





サムセフティも形状修正してます。


メインスプリングハウジングも切り詰めましたね~





グリップは実物ピアース。



この寸詰まり感がタマランww



それでは縦構図で!











それでは・・・



まだ続きますww

折角なので、2号機と一緒に♪





実はこの2号機、何度もオフ会に連れ出しているうちに小傷が目立つようになってきてたので、今回一緒に
仕上げ直してあげました♪







2号機の方がサイトまで再現したりして、それはもう気合入りまくってましたねw



ちなみに割と初期のタイプを再現した2号機のグリップセフティ形状はこうです。



下端のインデックス周りの形状が1号機と違うのが分かりますかね・・・?


刻印自体は同じですが、2号機はレーザーで入れてもらってました。




手彫りの1号機を改めて同じ角度で。





右側も。こちらがレーザーの2号機。




こちらが手彫りの1号機。



線の太さの違いこそあれ、言わなきゃ分からなくないですか!? うん、俺頑張った!!ww



最後にオマケ。



ベレッタM1934とサイズ比較。

ビーバーテイルの分、全長はちょっと長めですが全高はむしろ低かったりします。
これで実銃は.45ACPが10発入るんだから凄いよね♪


その分、横幅は太いけどww



  


Posted by あじゃ  at 23:53Comments(10)ワートホッグ

2016年03月21日

ワートホッグ1号機 スライド刻印とか

とうとう300万ヒット達成!!

2008年8月のブログスタートから多くの方々にご覧頂き励まされ、何とかこれまで続ける事が出来ました。
ありがとうございます♪

今後も出来るだけてっぽーを弄って行きたいと思いますので、よろしくお願いします!


それでは早速、ワートホッグ1号機の続きを〜

いよいよ、スライドの刻印を入れます!

1号機も2号機もレーザーで入れてもらってましたが、今の私なら手彫りでも出来るんじゃね・・・!?


という事で、2号機の時に作った刻印データをプリントアウト。



スライドはサフ後にセレーション部分にアラがあったのでシコシコした状態です。



刻印データを切り抜き、セロテープでペタリとな♪







線を針でツンツンしてからデータを剥がし、点と点を針で結んで線を彫って行きます。





取り敢えず線が彫れた状態。





この後、更に針でバリを取って線の太さや深さを調整したり、ハミ出した部分を修正します。

どうやら何とかなりそうです♪


〈オマケ〉
SCWのコンパクト用エンジンを使いますが、元々ストロークを制限するために樹脂スペーサーが組まれているところ、



6mmほど長いスペーサーをアルミパイプから作りました。
これを入れなくても空作動は可能ですが、スライドの後退量が少なくなってるので給弾出来なくなります(;^_^A


すると今度はエジェクションポートから生ガスを吹くようになるので、ガスカットのタイミングも5mmほど早めるべく、
ジャンクパーツから亜鉛のひし形パーツを削り出し、ブリーチに接着。




これで一通りの加工が終了。

仕上げ塗装して、次回完成です!!!

  

Posted by あじゃ  at 15:56Comments(10)ワートホッグ

2016年03月18日

ワートホッグ1号機 ノッチ加工とか

ワートホッグのスライド加工も大詰め!

ノッチを後方に3mmほど移設します。



彫刻刀やデザインナイフを使って整形し、真鍮角線を埋め込んで削れ対策も。
まだちょっとイビツなので更に整形します。


でも、スライドのアゴは6mm後ろに増やしたのにノッチは3mm後退するだけでスライドストップ掛かるの?


はい。ハイスピードバッファーの無いガイド基部を使い、残りの3mmのうち2mmを稼いでます。



最後の残り1mmはスライドをいっぱいに引いた時にスライドストップが掛かるギリギリにする事で確保。
そうする事でノッチ前側の捲れを防止します。この辺分かり辛い説明なので読み飛ばして下さい(;^_^A

ちなみに二重のスプリングガイドはKSC・G26用のカスタムパーツを流用し、前述の通りWAのスプリングガイド基部を
移植して作ってます。



不要なスライド後端面のチェッカリングも削り落としました。



この部分の加工後に撮り忘れたので、この画像だけサフ後になってますw



アウターバレルも2号機同様に自作。



チェンバーカバーは今や貴重な?ガーダー製のパラオード刻印のモノ。以前、不人気で安売りされてたのを確保してたんですよね♪



Rタイプ時代のアルミアウターバレルのネジ基部とライフリング部、外径18mmのアルミパイプを組み合わせて作ってます。





今回のマズルは実銃の後期型に合わせてフラットなクラウン+C面取りとしました。



アルミパイプとライフリング部の隙間がちょっと見えちゃいましたね(;^_^A 気にしないようにしよう…



リアサイトですが、今回はノバックのファイバーサイトにします。ノバックと言ってもWA製の、ですよ(;^_^A



ポン付けです。

2号機の時のようにオリジナル形状の再現を期待してた方、ゴメンナサイ! だって、後期型のリアサイトは作るのが
大変そうな割にカッコ悪いので…w



フロントサイトもファイバーサイト。





アリ溝を糸ノコや三角ヤスリで掘りました♪





ジャストフィット!!



無事に傾きもなく一発で取り付けできて良かった♪



これで形状変更は完了です。

いよいよ、次回は刻印を入れます!!


  


Posted by あじゃ  at 22:08Comments(8)ワートホッグ

2016年03月13日

ワートホッグ1号機 セレーション加工

今回の1号機は先日(だから2年前だってw)もお話ししたように、後期のタイプにしようと思ってます。



以前作った2号機の前期〜中期型のセレーションよりシンプルになってますね。



一番後ろの一本は既存の一本と位置が合いそうなので、その一本を残して他は全て削り落としました。





同時にセレーション区間を前方へ6mmほど拡大。



セレーションは全部で5本なので、等間隔に4本の溝を糸ノコや精密ヤスリなどを使って彫ります。







彫った溝に、細長く切り出した1mm厚のABS板を接着!





セレーション範囲を前方には拡大しましたが、後方は2mmほど詰めるのでココにもABS板を貼り付けてます。



乾いてからシコシコと形状を整えます。





本数自体はCIAデトV10の時より少ないので楽チンなのですが、単なる矩形じゃくて先端が丸いのがメンドかったです(;^_^A


ついでにリーフカット(と呼ぶことにしようw)も整形。





エジェクションポート前側のカットも整形。





今回はここまで!!

安心して下さい。ちゃんと続きますよ!!ww


  

Posted by あじゃ  at 21:03Comments(4)ワートホッグ

2016年03月11日

ワートホッグ1号機 スライド製作開始!

さてさて♪ それでは早速、ワートホッグ1号機のスライドに取り掛かりますよ♪



・・・はぁ!?



と思われた貴方はスルドイっ!!ww

そうですね、ワートホッグ1号機のリニューアルを再開して最後の記事が・・・えーっとですね、あ、あった!
この時ですから、うん、気が付けばかれこれ2年以上経過していましたww
フレーム側が出来た時点で一区切り付いて、安心しちゃったんですね~(;^_^A


最近からご覧になられてる方で、ワートホッグ?1号機って何じゃ??という方は、是非コチラの『ワートホッグ』カテゴリーをご覧下さい♪
まぁ、今回含まずに全部で62記事ほどありますがwww


という事で、ベースとなるスライドはこのウィルソン・プロフェッショナル!



ってもう切ってますやーん♪



切り飛ばした先端部分から、U字に切り出したパーツをアゴの後ろに接着し、後ろに6mm延長。





こんな感じです。



スライドと一体の部分は4mmほどの幅しかありませんから、モデルガンとかじゃブッ飛ぶでしょう・・・
ガスガンでもガスカットのタイミングを早めたりしてリコイルを弱めてあげてたりします。(リンク先の通り別の理由がメインですが)



エジェクションポートのリーフカット?リバースカット?も形状が違うので、一旦HW粉+瞬着で埋めました。





スライドストップノッチも後方に移設するので、一旦ABS板で埋めます。



加工途中なのでスライド側面がきちゃないですが気にしないで下さいw ちなみに刻印も全て埋めます。



とりあえず今回はこんなところまで。


次回はまた2年後!!( ´∀`)ノシ (嘘ww)


  


Posted by あじゃ  at 18:34Comments(4)ワートホッグ

2013年11月18日

ワートホッグ1号機 グリップセフティ修正

絶賛リニューアル改装中のワートホッグ1号機、合間を見ながらスローペースではありますが進めております。

今回はグリップセフティ。

前回の記事で刻印を最新版にしましたので、グリップセフティも最新型を再現したいと思います!


やり方は2号機で再現した初期型と同様に、瞬着&削り粉でモリモリしてゴリゴリ削りましたw



ほぼ形状が出来上がり、最後の瞬着コーティングしたところですな。



最終仕上げ前がこんな感じ。





んで、塗装完了。



2号機との差別化を図るため、1号機は各部品ブラックで仕上げようと思ってます♪

塗料はインディのブラックパーカーですが、今回塗膜強度が上がるかな?と、試しにウレタンクリアーを下地に吹き、生乾きの
状態でブラックパーカーを重ねてみました。ウレタンは2液混合の化学反応で硬化するため、ラッカーを重ねても硬化するはず・・・
そして生乾きの上からブラックパーカーを重ねることで、より強固に食いつくかな??なぁんて妄想したのですが、果たして
どうなることやら(;^_^A



右側のは元になったグリップセフティ。長さだけでなく形状の違いがよく分かるかと・・・







フレームも塗装して取り付け~ ハンマーは後で黒くします(;^_^A



サムセフティも、指掛けの部分とかをワートホッグのそれっぽくなるように形状修正しています。



上面も綺麗に仕上がりました♪





新型(といってもだいぶ前からこの形状ですがw)の特徴は、初期型と比べてより押し込みやすいように下側の張り出しが
大きくなったことです。



確かに初期型の形状より確実に押し込める感じがします。なんとなくww



手彫りしたフレーム刻印はこんな感じに。





我ながら手彫りとは思えないくらい上出来かと♪



さて、スライドも弄らなきゃな・・・ww  


Posted by あじゃ  at 00:05Comments(6)ワートホッグ

2013年10月01日

ワートホッグ1号機 フレーム手彫り刻印!

先週上海出張だったのに、今日から台湾出張!! 全然進まんがな!!!ヽ(`Д´)ノ


・・・と言いつつ、北の巨匠が脅すのでワートホッグ1号機のフレーム刻印を直しましたよ♪



WA ASGKの刻印を消して、シリアルNo.を入れました~~ヽ(´ー`)ノ
(元の刻印がどうだったかは、コチラの1号機のほうをご覧下さい)


・・・ん? 何か他にも違うような・・・


と思った貴方はエロい!!m9(・∀・)ビシッ

そうです。ダストカバー横の刻印も変えちゃいましたよ~~♪


実は実銃ワートホッグはその生産時期により、いくつかの刻印の種類が有ります。

私が把握しているのは以下の4種類。

まずは比較的シリアルNo.の若い、恐らく生産初期のもの。(もちろん実銃画像です)



ちょっと見づらいですが、
PARA-ORDNANCE INC.  MADE IN
FT. LAUDERDALE FL.   CANADA
と入っています。



次にこちら、実はGun誌で紹介されたタイプ。



MADE IN CANADAが抜けて、
PARA-ORDNANCE INC.
FT. LAUDERDALE FL.
だけになりました。

ではMADE IN CANADAは消えたのか?と言うとそうではなく、ダストカバー下に移動しています。



別の銃の画像ですが、Gun誌のも同じでした。
あまりこの角度で撮影された画像って少ないのですが、この後のタイプも恐らく同じところにMADE IN CANADAが
入ってると思います。(たぶん)



その後、社名が変わったのか? このように。



これもちょっと見づらいですが、
PARA USA INC. FT.
LAUDERDALE FL.
となっています。


そして、現時点で確認している最新版では会社が移転したらしく、このようになりました。



相変わらずこれも見づらいですが、
PARA USA INC.
PINEVILLE NC.
となっています。



・・・という事で、1号機は最新版の刻印にしてみたワケです!!(ここで1枚目に戻るw)


MADE IN CANADAもダストカバー下にホリホリ♪





さて、上の4枚の実銃画像を見比べると何箇所かパーツの形状が途中から変わってたりするんですよね~

目立つのはリアサイトですかね。

その他にも数箇所、形状が違っているのを確認していますが、あまり言うと墓穴掘るので言いません!www


さて、スライドも弄るか・・・  


Posted by あじゃ  at 00:35Comments(10)ワートホッグ

2013年09月21日

ワートホッグ1号機 リニューアル開始♪

さて、ワートホッグ2号機がほぼ完全体となったため、並べて見ると昔作った1号機が何だか可哀想になってきましたw


しかし1号機にも大変な思い入れが有りますので、リニューアルに取り掛かりたいと思います!

依頼品もあるので、合間を見ながらゆっくり進める予定です♪


それではまず、フレームから参りましょう!!


1号機の時は2号機に使った実物グリップなどは持っていなかったので、Gun誌ワートホッグ特集の側面写真などから
グリップ長さを割り出し、その長さに合わせてグリップを切り詰めました。

PCに製作当時(2007年5月頃)の写真があったので、グリップ切り詰め工程を何枚か紹介します。


単にグリップの下側を短くするだけではマークの位置が変になるので、このようにマーク部分を囲うようにコの字に分割。





マーク部分を上にスライドして接着。



お分かりと思いますが、何も考えずにやるとチェッカリングがズレてしまいますので、その辺を特に意識して作業しました。


チェッカリングの部分は接合痕が目立たないように瞬着・三角ヤスリ等を駆使。
下の枠は適当にパテ盛りして整形し、下のグリップスクリューの穴を開けて、全体を塗装して完成!





・・・とまぁ、これはこれでかなりの手間を掛けてはいるのですが・・・


やはり実物グリップが手元に、しかもホーグ製とピアース製の2種類ある以上はこれを取り付けられるようにしたい訳で・・・

2号機同様にスクリュー位置を修正して取り付けられるようにしましょう♪


2号機の時は、『元からある穴に近接した穴を開けてタップを切り直すのは至難の技』と考え、上側スクリュー穴の
センターをズラしてφ5の穴を開け
M6ネジを切ってスタッドを取り付けました
このスタッドはシェリフのものでしたが、元々あまり見かけず当時もたまたま入手したものでした。

今回はどうしようと考えた結果ちょっと閃き、元のネジ穴(M3)を鉄ネジで埋めた上でセンターをズラして下穴を開け、
M4のネジを切りました~





下側のスタッドは2号機同様、シングル幅WAガバのスタッドを短く切って、位置を修正して埋め込み直し。





これで実物グリップが取付け出来ました♪



スクリューはこれも以前、タッキさんに頂いた低頭のトルクス仕様です♪



んが! 前述のとおり1号機のフレーム長さは側面画像などから自分で割り出したわけで、当然ながら長さが合いません。
グリップが一番上に位置するようにしても、このとおり1mmほどフレームが短い・・・





仕方ないので1mm厚のABS板を貼り付け!





整形します。



もちろんハウジングも下に1mm足してます。ついでにフレームの塗装もIPAで剥離しちゃいました。



フロントストラップ回りの変な段差を修正し、縦セレーションも綺麗に整形し直し。





フレームが短いと言うことは当然マガジンも短いので、ケースとベースの間に1mmABS板を挟み、ベースの穴を上に
1mm拡張して、マガジンを伸ばしてやりました。



後で綺麗に整形してあげよう(`・ω・´) これで2号機とマガジンが共用に。



これでようやくグリップ回りがリアルサイズになりました♪(たぶんw)



こちらはピアースのグリップでホーグよりちょいと短いですが、フレームやマガジンは間違いなく2号機と同じ長さです。
ハウジングピンの位置は強度を考えて変えてませんが、そんなに気にならないかと・・・


お次は刻印かな?

北の巨匠からも『どうにかせーや!(#゚Д゚)ゴルァ!!』と何やら恐喝されてますし・・・ww  


Posted by あじゃ  at 00:01Comments(24)ワートホッグ

2013年09月08日

ワートホッグ1号2号



GUN誌2005年6月号の表紙構図を真似てみましたw


穴が開くほど(イヤ開いてませんがw)見たワートホッグをついにこの手にすることができ、感無量であります!







我ながら、ほぼ完全再現と言って良いのではないかと思っとります(`・ω・´)



前回、2号機にアウターバレルを製作してあげたので1号機にアウターバレルを返すことが出来ました。

これでようやく兄弟(?)揃って撮影できます♪

ちょっと枚数多目ですが、ダダ~っといきますよ!!!



まずは2号機に先日製作したフィンガーレスト付きマガジンを装着。







こちらは両方ともフィンガーレスト無し。







刻印の違い。2号機の現行タイプ刻印はレーザー刻印です。





『WARTHOG』刻印はどちらもレーザー刻印。



1号機は当時会社にあったレーザー刻印機を借りて自前で彫りました。
2号機は当時の友人にお願いして外注して頂きました。



アウターバレルの形状の違い。





実は1号機のコーンアウターバレルも、ライフリング部は別パーツの2重構造だったりします。



ホールドオープンして全体像。









これを機に、1号機のチャンバーカバーもガーダーのSUS製に交換しました♪







ワートホッグ市販型初期タイプを再現した2号機に対し、1号機はワートホッグの前身であるP10をベースにした
ワートホッグの試作品をイメージした・・・ 事にしましょうww

1号機も大変な思い入れがあるので、薄くなってる刻印とかはちょっと手直ししてあげたいな~  


Posted by あじゃ  at 00:30Comments(20)ワートホッグ

2013年09月05日

ワートホッグ2号機 アウターバレル完成♪

形状が合いそうと思っていたデトニクス用のアウターバレルの外径を削るのなら、素材から削り出しても大差なくね?

・・・と思い立って用意したのがこちらの3点。



左のは旧Rタイプコマンダー用の真鍮アウターバレルから切り出した根元のネジ部分。
実はガーダーのチャンバーカバーがRタイプ用で、手持ちのアウターバレルで使えるのはこれしかありませんでした。
(SCWからネジ径が若干小さくなっとります) あぁ・・・貴重なコマンダー用真鍮アウターバレルが・・・

で、真ん中のは今回も横山テクノさんで切り売りお願いした、外径φ18、肉厚1.5mmのA6063アルミパイプ。
余分に買ったので、必要な長さにパイプカッターでカットしたところです。

んで、右のはこれまたWAのガバ用アルミアウターの先端を切り出したもの。ライフリングの為です。


これらを組み合わせてアウターバレルを作ります!!


単純に被せて加工しようとすると、ロッキングラグの逃げ部分でアルミパイプに穴が開く事が明白だったので、
まず真鍮アウターバレルの外径、ロッキングラグ周辺だけを削ります。



この時点で一部穴が開きましたが気にしない!



これに被せるアルミパイプの後ろ約半分をバイスで潰して扁平形状にします。



後ろの端面内径はC面カッターで面取りします。



これらを組み合わせて瞬着で接着し、外径を手ヤスリで削っていきますー

横方向に扁平になってるので、まずはロッキングラグの逃げ以外を削って円形にし、いよいよロッキングラグの逃げを
削ります。





単純な円筒形状ではないのでいつもの電動ドリルも使えません。ひたすら手ヤスリで形状を整えます!(`・ω・´)



・・・ゴリゴリゴリ・・・


・・・・・・シコシコシコ・・・・・・


あまりにも部屋が暑いので(37℃とかもうねww)、風のあるベランダで作業しましたw 掃除の手間も省けて一石二鳥ww



そんなこんなで、完成!!



SUSチャンバーカバーとアルミアウターの色の違いは仕方ないとして、接合部のC面合わせもバッチリ決まりました♪



チャンバーカバーの外径がφ17に対しアウターバレル先端の外径はφ18なので、ロッキングラグの逃げ以外の
部分にも実は若干のテーパが付いてます。



でも言われなきゃ分からないレベルかと…



ちゃんとショートリコイルアシストスプリングも入れてます。



アウターバレルが2重構造になってるのが分かるかと・・・
あ、アウターバレルが短いので、チャンバーカバーのネジ部は半分くらいの長さに切っています。



いよいよワートホッグ2号機に取り付け♪





うん! イイ!!!





クラウンの形状も文句無し!!



しかも、アルミパイプとアルミアウター(ライフリング部)の2重構造になってるなんて、言っても分からなくないです!?

実はアルミパイプの内径は実測でφ15.2、アルミアウターの外径はφ15でガタがあったため、アルミパイプを
パイプカッターで切る事で断面の内径を小さくし、現物合わせでピッタリにしたのです!!(`・ω・´)


うむ。我ながら良い仕事したわーwww


これでワートホッグ2号機、完全完成です!!ヽ(´ー`)ノ

これで1号機もようやく復活することが出来たので、次回は1号機と2号機の競演といきますか♪  


Posted by あじゃ  at 00:27Comments(16)ワートホッグ

2013年09月03日

ワートホッグ2号機 アウターバレル製作開始!

前回記事の最後に書きましたが、ワートホッグ2号機のアウターバレルは1号機からの借り物のまま今日まで放置してました。

3インチのアウターバレルなら他にも今までに黒小ガバ銀小ガバディフェンダーなどのカスタムで作ってたのに…?

では何故ワートホッグを放置していたのか?と言うと、それらのアウターバレルに納得出来ていない点があった為です。



これらに共通する形状はコーンバレルになっている事。


ところが、実銃ワートホッグのバレルはこのようなブルバレルなんです!!



ブルバレルといっても完全な寸胴ではなく、上側はロッキングラグの逃げが有ります。

しかし、これを再現しようとしてもWA純正アウターバレルはコーンバレルばかり・・・

どなたかに機械加工をお願いするとしてもやはりライフリングは捨てがたいし、根元のネジ切りやらロッキングラグの
逃げ加工の為の治具やら、相当なコストが掛かります。

マスプロ品で形状的に良さそうなのはPRIMEの3インチガバ(キンバーのウルトラやSFAのマイクロ等)のアルミ外装に
付属するチャンバーカバー一体のアウターバレルですが、単品では入手困難な上、パラオードの刻印ではない、と・・・



そこで今回、最初に思い付いたのがマルイのデトニクス用アウターバレルの流用!

ジャンク箱にあったアウターバレルをズバッとカット♪





内径を少し拡げ、別途用意してあったガーダーのSUS製チャンバーカバーに強引にねじ込んで~



完成!!ヽ(´ー`)ノ



・・・なぁんて簡単に終われば良かったのですがw


根元の太さが合わないんですよねー(´・ω・`)





じゃあメッキ剥離するかー・・・とサンポールに漬けてみましたが全く反応せず。やっぱりダメか・・・


結局削るのかよ~


ん? だったらこんなの使わずに・・・


続く!!  


Posted by あじゃ  at 00:14Comments(8)ワートホッグ

2013年08月29日

久しぶりにワートホッグ♪

古くからご覧頂いている方はご存知と思いますが、私のカスタム歴で1番手間を掛けたワートホッグ2号機。
左にあるカテゴリー『ワートホッグ』の中、1号機を紹介した初回を除く全54回という記事数がその苦労を物語っていますww

2008年12月7日の加工スタートから、とりあえず完成したのが半年後の2009年5月31日更に刻印を入れたのがその
1年後の2010年5月27日
、そして最後は2011年4月15日にグリップ衣替えで登場してからは2年半近くですか。


実はその間、ずっとやりたいと思ってた事がありました。


私のワートホッグ2号機はこちらの形状(↓)を再現していたわけですが・・・


(実銃画像です)



一方でこの形状のマガジンバンパーも良く見ます。


(これも実銃画像です)

恐らく実銃購入時には両方のマガジンが付いてくるんだと思います。たぶん。



そこで、数年前でしたがピアースの実物マガジンバンパーと、WAのSVI用マガジンを入手していました。



すっと放置していたのをふと思い出したわけですww



思い立ったが吉日、この機を逃すと次は何年後になるか分かりませんので(w)早速マガジンを分解~~



中古なんで傷だらけですが(;^_^A



んで、マガジンケースをズバッとな♪





マガジンケース内側は奥に行くほど狭くなってますので、そのままではマガジンベースがぶっとくて入りません♪
なので、ベースを4面ともシコシコしてちょっとダイエットして頂きましたw





これでぬっぽりと挿入可能に。





ベースを止めるピン穴をケースに開け、ベースをキツキツのパツキンパッキンごと無理やり押し込み、
ピンで止めます。



ちなみにマガジンバンパーに合わせて横ヒレも薄くしてます。



フォロアースプリングの抜け止めをABS積層で製作。





イモネジを仕込んで固定しました。





こんな抜け止めをわざわざ作ったのは、折角の実物マガジンバンパーにガス注入用の穴を開けたくなかったため。



ガス注入時にはマガジンバンパーをスライドさせて(というか取り外して)注入します。



これでようやく2種類のマガジンが揃いました~ヽ(´ー`)ノ





さ、これでワートホッグ2号機は思い残すことはもう無いかな♪



ん、何? アウターバレルが1号機からの借り物のままだって??

・・・やっぱり作らなきゃダメですかそうですかww  


Posted by あじゃ  at 01:03Comments(14)ワートホッグ

2011年04月15日

ワートホッグ 衣替え





ヤバい・・・

このところ仕事が忙しくて記事を書く暇が無かった(けど毎日シコってますw)のですが、気が付けば~


60万ヒット越えとるやんけー!?(;○言○)


毎度在り来たりになってしまいますが、ご覧いただいてる皆様、コメント頂く皆様、いつも本当にありがとうございますm(__)m

そしてやっぱり今回もプレゼント企画とか無くてサーセンw
いや、いつかきっと・・・


何か考えときますww


今回のネタはワートホッグです。




衣替え?

そう、グリップを替えてみました~♪





フィンガーチャンネルの付いたホーグ製とは異なり、チェッカリングの薄いフロントストラップが
特徴のコチラは、ピアース製でありんす♪





もちろん、これも実銃用です。
ホーグ同様にピッタリ装着出来ました~ヽ(´∇`)ノ
(ホーグに合わせて作ったんだから当たり前ですがww)





手の小さい私にはこちらのほうが握りやす~い♪


・・・と思ったのですが、極端に短い為か逆にやや安定感に欠けるグリップ感。
手の小さい私はフルサイズガバでは絶対に付けたいと思わないホーグのラバーグリップですが、
V10などのコンパクト~サブコンパクトではなかなか侮れない気がします。
  


Posted by あじゃ  at 00:18Comments(24)ワートホッグ

2010年05月27日

ワートホッグに刻印が!!

・・・という事で、ワートホッグにとうとう刻印が♪




左側の『Para Hi-Cap』とロゴマークを徹底再現♪ヽ(´ー`)ノ


右側の『WARTHOG』刻印もこの通り♪




くっきりハッキリ刻印が入




・・・りましたよ今度こそ!ヽ(´∇`)ノ

冒頭、この前の記事そのまま使いましたw
デジャビュ?とか思った方スミマセンww


いや~~
嬉しいから縦構図も♪




んもぅバッチリ♪




左側刻印のアップ♪




右側も~




今回、ナイフ&グリップ製作の名人メインチャンスさんにご協力頂き、
ようやく念願の刻印をレーザーで入れて頂く事が出来ました♪

作成したデータをお送りして、サイズや線の太さなどを入念に打ち合わせ、
本当にイメージと寸分違わぬ刻印に仕上げて下さいました~

メインチャンスさん、辛抱強く私のワガママを聞いて下さり、本当にありがとうございました!!

一生の宝にします♪(*´∀`)  


Posted by あじゃ  at 00:29Comments(28)ワートホッグ

2010年04月16日

ワートホッグに刻印が!?

・・・という事で、ワートホッグにとうとう刻印が♪




左側の『Para Hi-Cap』とロゴマークを徹底再現♪ヽ(´ー`)ノ


右側の『WARTHOG』刻印もこの通り♪




くっきりハッキリ刻印が入




・・・・ると良かったんですが、残念ながら諸事情により刻印入れは見送りですorz

※注:上の画像は合成ですww  


Posted by あじゃ  at 00:00Comments(14)ワートホッグ

2009年05月31日

ワートホッグ・とりあえず完成♪

という事で、アウターバレルは初号機からの借り物だったり、
スライド刻印もありませんが、とりあえず完成です♪




実銃はこれでも装弾数10発!








マルイのデトニクスと…




スライドはもちろん、グリップもデトニクスより短いんです♪

横に太いですが(;´Д`)

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Posted by あじゃ  at 02:15Comments(29)ワートホッグ

2009年05月30日

ワートホッグ・マガジン加工その2

マガジン切り詰めの続きです。

マガジンケースの切り口の内側の角を、ヤスリで大きめに面取りします。




マガジンベースの、ケースに入り込む部分を前後左右4面とも削ります。
(写真のは加工後に軽く黒染めしたので分かり難いですね…)




ケースに入るまでひたすらベースを削ると、こんな風にピッタリと
収まりました♪




最後にマガジンベースを止めるピン穴をケースに開けます。

ピン径はΦ3.5なので最初はそれより小さい穴を開けて、穴がズレてないか
確認しながら慎重に開けます。
(途中の写真撮り忘れました…)

ピンを差し込んで、マガジンの切り詰め完了です♪




ガス漏れも無く出来上がりました~(*´∀`)


でもスペアマグは作る気力がありません…(;´Д`)  


Posted by あじゃ  at 02:43Comments(0)ワートホッグ

2009年05月28日

ワートホッグ・マガジン加工その1

ワートホッグも本体が一応完成しましたので、いよいよマガジンの
切り詰めに入ります♪


ワートホッグにフルサイズのマガジンを入れると、これくらい出っ張ります。




出っ張り量をノギスで計ると、ちょうどピッタリ30mmでしたので、
マガジンを分解してマガジンケースを30mm短くします。

やや長めに残して糸ノコで切り落とし…




あとはヤスリでシコシコして、マガジンベースの形に合わせて
両サイドに凹みを付けます。




ところで、マガジンをぶった切る前にフルサイズで作動させてみたら、
スライドがぶっ飛びそうなくらい快調に動きました!

マガジンを短くして、ちょっとくらい作動が鈍くなってくれたほうが
心臓に良さそうですw


…やべぇこんな時間だ~(;´Д`)

続きはまた次回。  


Posted by あじゃ  at 02:51Comments(6)ワートホッグ

2009年05月26日

ワートホッグ・本体完成?

昨日のコメントでしんさんから正解が出ましたが、アルミ板を
糸ノコとヤスリでシコシコと削り出したこのパーツの答えは…




こんな風にプラグに付けるパーツでした♪




実銃の場合、目的はバレルの保持? プラグの回転止め?

たぶん…単純にゴミが入らないようにするためなんじゃないかとw




こんな感じにぴったり収まりました♪




ですが、実は今回ズルしてます。

このアウターバレル…


ワートホッグ初号機からブン取ってきたものだったりして(;´Д`)


だ、だって早く完成形見たかったんだもん!ヽ(`Д´)ノ


…という事で、こんな感じに本体は(仮)完成ですー




アウターバレルはもっとリアルな形状を目指して、方策を思案中…(-"-;)ウーン


なので、次回からはマガジンの切り詰めに入りま~す

  


Posted by あじゃ  at 00:21Comments(16)ワートホッグ

2009年05月25日

ワートホッグ・エンジン調整その2

今日はガスカットのタイミング変更のご紹介です♪

前回でローディングノズルのストロークを13.5mmも短くしているので、
そのままだとブローバック時にローディングノズルがチャンバーから
離れた後もガスが放出されたままとなり、燃費が悪く、冷えやすく
なってしまいます。

そこで、ガスカット(バルブロックの解放)のタイミングを早める
加工を行います。


適当な亜鉛片(今回はマガジンの切れ端)からこのように菱形の部品を
切り出し、




衝撃に強い弾性接着剤(スーパーX)でブリーチに接着します。




これもやはり、ストローク短縮分と同じく5mmほどガスカットの
タイミングを早めるようにしています。


あとは固定ホップを使うためにフローティングバルブスプリングを
Ver.3のものに交換して、エンジンの調整は終了です♪


ついでに今日は、こんな部品をアルミ板から切り出しました。

どこに使う部品か分かりますか?(・∀・)



  


Posted by あじゃ  at 00:41Comments(6)ワートホッグ