2018年05月06日
VFC/UMAREX HK VP9 ウェザリング仕上げ
G/W、終わっちゃいましたね。皆さんはお休みを満喫出来ましたか?
さて、今回もご依頼品です。
以前、別の個体を仕上げましたがR&T Custom ShopさんのカスタムVP9を、今回はウェザリング仕上げにしました♪
今回はあまりコストを掛けないお手軽カスタムという事で、オリジナルの塗装のままスポンジやすりでシコシコしました。
ただ、それだけだとエッジが目立ち過ぎてイヤらしい感じがしたので、薄めたアルミブラックをサッと塗布したり
またシコシコしたりして、ちょうど良い塩梅になるようにしてみました♪
それと、マズルの内ネジもいつものように型取り君とジーナスでライフリングを再現。
慣れてきたのか、だんだん上手になってきましたww
さて、これまでの画像からもお分かりのように今回のカスタムのついで?に先日CRUSADERから発売された
カスタムトリガーとサイトセットを組んでいます。
このトリガーとサイトセットを付けたいがために、私ももう一丁買っちゃってたりするのはココだけの秘密・・・
GRAY買っちゃった♪ ご依頼品のサイトはロータイプ、私のはハイタイプを組んでみました♪
アルミ削り出しのトリガーは、実物のLobos Industries社製のカスタムトリガーを模したもの。
ノーマルよりも垂直に近くなり、角が丸められているのでかなり異なったフィーリングになりますが、トリガーが若干
遠くなるので好みは分かれるかも? ただ、カッコよさは抜群です♪
一点だけ気になったのは、最近のロットのノーマル品もそうなのですがトリガーバーの形状が一部変更されて、
前の方に突起が追加されてるのですが・・・
これが悪さしてスライドの内側が変に削れたり、トリガーバーがズレてスムーズな作動の邪魔をしているようです。
何でこんな突起を追加したのか理解に苦しみますが、邪魔なので削ってしまいました!
(画面中央の辺りです)
それと、サイトセットのフロントサイトですが、両サイドに固定のイモネジが追加されてます。
ところが、そのイモネジが何故か長い・・・
イモネジって硬いので、削るの面倒だな~と思っていたら、なんと現行型のスライドには対応する位置に穴が最初から
開いていました!
(自分のは仕上げ直すので塗装剥離しちゃってますが)
ということで、穴の開いてない古いバージョンのVP9に取り付ける時には、この位置に穴を開けるかイモネジを削らないと
いけませんのでご注意を。
サイトセットは鋳造で外観の仕上げはそれなり・・・ではありますが、値段が値段だけに文句は言えません。
・・・と言うより、別の事で私は拍手を送りたい!!
今回のサイトセットのロータイプとハイタイプ、フロントもリアもどちらもノーマルよりも背が高くなるのですが、リアサイトの
方がより高くなってるんです! ご存知の通り(?)VP9は激しいリコイルと引き換えに?着弾がかなり下に行くのが
最大の難点でしたが、今回のサイトに換えることでその着弾点をある程度修正できるんですね~
手持ちのノギスで測ったところ、ロータイプでリアが+1.2mm、ハイタイプではリアが+1.5mm、それぞれノーマルに比べて
高低差が付けられていました。
前後サイト間が約160mmなので、5m換算ではそれぞれ37.5mmと46.9mm、着弾を修正できる計算です。
これは大きいですよ…! 実際、自分のハイタイプでは10mくらいでほぼ狙ったところに着弾するようになりましたし♪
という事で、今回のトリガーとサイトセット、総じておススメ!であります~
さて、今回もご依頼品です。
以前、別の個体を仕上げましたがR&T Custom ShopさんのカスタムVP9を、今回はウェザリング仕上げにしました♪
今回はあまりコストを掛けないお手軽カスタムという事で、オリジナルの塗装のままスポンジやすりでシコシコしました。
ただ、それだけだとエッジが目立ち過ぎてイヤらしい感じがしたので、薄めたアルミブラックをサッと塗布したり
またシコシコしたりして、ちょうど良い塩梅になるようにしてみました♪
それと、マズルの内ネジもいつものように型取り君とジーナスでライフリングを再現。
慣れてきたのか、だんだん上手になってきましたww
さて、これまでの画像からもお分かりのように今回のカスタムのついで?に先日CRUSADERから発売された
カスタムトリガーとサイトセットを組んでいます。
このトリガーとサイトセットを付けたいがために、私ももう一丁買っちゃってたりするのはココだけの秘密・・・
GRAY買っちゃった♪ ご依頼品のサイトはロータイプ、私のはハイタイプを組んでみました♪
アルミ削り出しのトリガーは、実物のLobos Industries社製のカスタムトリガーを模したもの。
ノーマルよりも垂直に近くなり、角が丸められているのでかなり異なったフィーリングになりますが、トリガーが若干
遠くなるので好みは分かれるかも? ただ、カッコよさは抜群です♪
一点だけ気になったのは、最近のロットのノーマル品もそうなのですがトリガーバーの形状が一部変更されて、
前の方に突起が追加されてるのですが・・・
これが悪さしてスライドの内側が変に削れたり、トリガーバーがズレてスムーズな作動の邪魔をしているようです。
何でこんな突起を追加したのか理解に苦しみますが、邪魔なので削ってしまいました!
(画面中央の辺りです)
それと、サイトセットのフロントサイトですが、両サイドに固定のイモネジが追加されてます。
ところが、そのイモネジが何故か長い・・・
イモネジって硬いので、削るの面倒だな~と思っていたら、なんと現行型のスライドには対応する位置に穴が最初から
開いていました!
(自分のは仕上げ直すので塗装剥離しちゃってますが)
ということで、穴の開いてない古いバージョンのVP9に取り付ける時には、この位置に穴を開けるかイモネジを削らないと
いけませんのでご注意を。
サイトセットは鋳造で外観の仕上げはそれなり・・・ではありますが、値段が値段だけに文句は言えません。
・・・と言うより、別の事で私は拍手を送りたい!!
今回のサイトセットのロータイプとハイタイプ、フロントもリアもどちらもノーマルよりも背が高くなるのですが、リアサイトの
方がより高くなってるんです! ご存知の通り(?)VP9は激しいリコイルと引き換えに?着弾がかなり下に行くのが
最大の難点でしたが、今回のサイトに換えることでその着弾点をある程度修正できるんですね~
手持ちのノギスで測ったところ、ロータイプでリアが+1.2mm、ハイタイプではリアが+1.5mm、それぞれノーマルに比べて
高低差が付けられていました。
前後サイト間が約160mmなので、5m換算ではそれぞれ37.5mmと46.9mm、着弾を修正できる計算です。
これは大きいですよ…! 実際、自分のハイタイプでは10mくらいでほぼ狙ったところに着弾するようになりましたし♪
という事で、今回のトリガーとサイトセット、総じておススメ!であります~
2018年04月07日
VPW9 Prototype 製作記 <おまけ>
VPW9の製作記、おまけ編ですw
前回記事のコッキングピースをどうやってネジ止めしてるのか?というご質問を頂きましたので、お答えします。
実はこの部分、最初は私もどうやって止めるか悩んだ部分でもありましたので、さすがta-93sさん鋭いな!?と思った次第。
片側はこのように、内側からM2の皿ネジで固定。
細いドライバーが反対側に開けた穴から入るので問題無いのですが、こっちを固定したら反対側を固定する時にドライバー回せないじゃん!
という事で、反対側にはコッキングピースに雄ネジを立てて、内側からナットで固定しました。
どちらも内側にだいぶ出っ張っていますが、元々このスライド内側は大きく肉逃げされていて、これでもアウターバレルには
全く干渉しません。
ところで、今回せっかく純正バレルを逆ネジサイレンサー用に加工してセラコートまでしてもらったんですが、残念な事に
チェンバー部分にクラックが入ってしまいました・・:
実はセラコートに出す前から筋みたいなのは見えていたんですが、湯皺とばかり思ってセラコートすれば目立たなくなるだろうと
タカをくくっていたんですよね・・・ ところが顕微鏡で見てみたらシッカリ内側からも見えるクラックががががが
仕方なく、ACE1Armsのアルミ削り出しサイレンサーアウターを導入。
しかしこのアウターバレル、悪評どおりポン付けでは全く動きません!
あちこち削って、何とかまともに動くようになりました・・・
削って調整していく時に以外と盲点なのが、1番右の矢印で示した、ディスアッセンブリーレバーに当たる部分ですかね。
これになかなか気付かず、上の写真の他の部分はちょっと削りすぎの感もあります(;´Д`A
それから、チェンバーの前方も純正みたいに一段落とす必要がありました。
別途購入した後発のDETONATOR製単品アウターバレルは全くの無加工ポン付け可能で、さすがの出来栄えでした。
まだノーマル形状しか出てないのが惜しいところです。
それとこのアウターバレルの一番のダメポイントは、何故かライフリング部分に純正同様の内ネジが切られてるんですよね。
何なの?サイレンサーアウターなのにサイレンサーアダプターでも付けるの?馬鹿なの?って思っちゃいますが、
ここは以前純正アウターでもやったように、ポリゴナルライフリングのモールドを型取りくんとジーナスで再現。
銃口周りだけ、塗装で仕上げました。
さて、そうすると正ネジになってしまうわけで、仕方なくガーダーのAACタイプサイレンサーも購入。
元々はNortheastのSF Ryder 9-Tiタイプを使う予定でしたが、長くて重い(と言っても122gほど)為にやや作動が鈍くなってたんですよね。
こちらのサイレンサーは68gと軽量なので、作動への影響は少なくなります。それでも若干渋くはなりますが・・・
ちなみに購入したショップさんでは45gと書かれてましたが、そこまでは軽くなかったです (´・ω・`)
最後に、これは純正アウターでもそうなんですが、VP9って組み立てる時にインナーバレルを押し込まないと
ディスアッセンブリーレバーを戻せないじゃないですか?
その対策のため、こんな風にアルミ板を嵌め込んで肉を付けてあげました。
銀色の部分が追加したアルミ板。0.8mmほど肉を追加したイメージです。
この部分がバレルガイド横の突起を後ろに押す事で、組み立て時にアウターバレルを押し込むだけでレバーを戻せるようになります。
実はこの部分、前述のDETONATOR製単品アウターバレルも同様の寸法になっており、組み立てが楽になってました。
DETONATORからこのSilencercoタイプのアウターバレルが出たら最高なんだけどなー・・・
前回記事のコッキングピースをどうやってネジ止めしてるのか?というご質問を頂きましたので、お答えします。
実はこの部分、最初は私もどうやって止めるか悩んだ部分でもありましたので、さすがta-93sさん鋭いな!?と思った次第。
片側はこのように、内側からM2の皿ネジで固定。
細いドライバーが反対側に開けた穴から入るので問題無いのですが、こっちを固定したら反対側を固定する時にドライバー回せないじゃん!
という事で、反対側にはコッキングピースに雄ネジを立てて、内側からナットで固定しました。
どちらも内側にだいぶ出っ張っていますが、元々このスライド内側は大きく肉逃げされていて、これでもアウターバレルには
全く干渉しません。
ところで、今回せっかく純正バレルを逆ネジサイレンサー用に加工してセラコートまでしてもらったんですが、残念な事に
チェンバー部分にクラックが入ってしまいました・・:
実はセラコートに出す前から筋みたいなのは見えていたんですが、湯皺とばかり思ってセラコートすれば目立たなくなるだろうと
タカをくくっていたんですよね・・・ ところが顕微鏡で見てみたらシッカリ内側からも見えるクラックががががが
仕方なく、ACE1Armsのアルミ削り出しサイレンサーアウターを導入。
しかしこのアウターバレル、悪評どおりポン付けでは全く動きません!
あちこち削って、何とかまともに動くようになりました・・・
削って調整していく時に以外と盲点なのが、1番右の矢印で示した、ディスアッセンブリーレバーに当たる部分ですかね。
これになかなか気付かず、上の写真の他の部分はちょっと削りすぎの感もあります(;´Д`A
それから、チェンバーの前方も純正みたいに一段落とす必要がありました。
別途購入した後発のDETONATOR製単品アウターバレルは全くの無加工ポン付け可能で、さすがの出来栄えでした。
まだノーマル形状しか出てないのが惜しいところです。
それとこのアウターバレルの一番のダメポイントは、何故かライフリング部分に純正同様の内ネジが切られてるんですよね。
何なの?サイレンサーアウターなのにサイレンサーアダプターでも付けるの?馬鹿なの?って思っちゃいますが、
ここは以前純正アウターでもやったように、ポリゴナルライフリングのモールドを型取りくんとジーナスで再現。
銃口周りだけ、塗装で仕上げました。
さて、そうすると正ネジになってしまうわけで、仕方なくガーダーのAACタイプサイレンサーも購入。
元々はNortheastのSF Ryder 9-Tiタイプを使う予定でしたが、長くて重い(と言っても122gほど)為にやや作動が鈍くなってたんですよね。
こちらのサイレンサーは68gと軽量なので、作動への影響は少なくなります。それでも若干渋くはなりますが・・・
ちなみに購入したショップさんでは45gと書かれてましたが、そこまでは軽くなかったです (´・ω・`)
最後に、これは純正アウターでもそうなんですが、VP9って組み立てる時にインナーバレルを押し込まないと
ディスアッセンブリーレバーを戻せないじゃないですか?
その対策のため、こんな風にアルミ板を嵌め込んで肉を付けてあげました。
銀色の部分が追加したアルミ板。0.8mmほど肉を追加したイメージです。
この部分がバレルガイド横の突起を後ろに押す事で、組み立て時にアウターバレルを押し込むだけでレバーを戻せるようになります。
実はこの部分、前述のDETONATOR製単品アウターバレルも同様の寸法になっており、組み立てが楽になってました。
DETONATORからこのSilencercoタイプのアウターバレルが出たら最高なんだけどなー・・・
2018年04月04日
VPW9 Prototype 製作記 <スライド加工>
VPW9のスライド加工編、これが最後の製作記になります。
まず、不要になるリアセレーションですが、ジーナスで全て埋めてしまいます!
リアサイトの部分はSUS板で蓋をし、ドブテイルやリアセレーション、コッキングピースの嵌る溝を全てジーナスで埋めました。
元々はリアサイトに開けられたM2.6のネジ穴でブリーチを固定していましたが、スライドの穴にM3のネジを切ってM3の
ネジにてブリーチを固定するように変更しています。
フロントセレーションですが、まずHKマークとVP9の刻印をジーナスで埋めます。
セレーションを一本増やしたいのでケガキ線を入れます。
そのケガキ線に沿って、角ヤスリでシコシコしてセレーションを増設。
反対側も同様に。
追加した一本だけ手ヤスリ加工だと不自然に見えるので、元のセレーションも手ヤスリで同様に仕上げます。目立たないでしょ?w
その増設したセレーションの更に後ろに、このような深めの溝と穴を追加。
リューターで頑張って彫りました!!(`・ω・´)
この溝には、元々スライド後端にあったコッキングピースが嵌ります。
リアサイトで固定する為の羽根部分は切り取ります。
このままだと差し込んでるだけになってしまいますので、写真撮り忘れましたが内側からM2のネジで固定。
続いて、バックアップフロントサイトの製作。
ブレード部分を4mm厚のアルミ板から削り出します。
先端部分が3mm幅になるようにテーパーを付けて削ってあります。
ベース部分は2mm厚のアルミ板から。
これらをジーナス+M2の皿ネジ2本でガッチリ固定。
一体で削り出すのが理想ではありますが、これでも十分な強度は出せますね♪
集光アクリル用の穴をΦ1.7のドリルで曲がらないように慎重に開け、後はヤスリでシコシコ♪
背面には50LPIの筋目ヤスリでセレーションを入れました。
そして、スライドとフロントサイト、そしてこの為に以前作ったネジ切りアウターバレルを鈴友さんでセラコート!
スライドの加工痕が浮かないように処理するのがちょっと大変だったとか・・・ 鈴友さん、ありがとうございました!
お蔭さまで、セレーションをアルミパテで埋めたとは言われても気付かない程の仕上がりになりました♪
という事で製作記は終了となります~
これらの加工内容を見てから完成記事を見直して頂くと、また違って見えてくる・・・かも?
まず、不要になるリアセレーションですが、ジーナスで全て埋めてしまいます!
リアサイトの部分はSUS板で蓋をし、ドブテイルやリアセレーション、コッキングピースの嵌る溝を全てジーナスで埋めました。
元々はリアサイトに開けられたM2.6のネジ穴でブリーチを固定していましたが、スライドの穴にM3のネジを切ってM3の
ネジにてブリーチを固定するように変更しています。
フロントセレーションですが、まずHKマークとVP9の刻印をジーナスで埋めます。
セレーションを一本増やしたいのでケガキ線を入れます。
そのケガキ線に沿って、角ヤスリでシコシコしてセレーションを増設。
反対側も同様に。
追加した一本だけ手ヤスリ加工だと不自然に見えるので、元のセレーションも手ヤスリで同様に仕上げます。目立たないでしょ?w
その増設したセレーションの更に後ろに、このような深めの溝と穴を追加。
リューターで頑張って彫りました!!(`・ω・´)
この溝には、元々スライド後端にあったコッキングピースが嵌ります。
リアサイトで固定する為の羽根部分は切り取ります。
このままだと差し込んでるだけになってしまいますので、写真撮り忘れましたが内側からM2のネジで固定。
続いて、バックアップフロントサイトの製作。
ブレード部分を4mm厚のアルミ板から削り出します。
先端部分が3mm幅になるようにテーパーを付けて削ってあります。
ベース部分は2mm厚のアルミ板から。
これらをジーナス+M2の皿ネジ2本でガッチリ固定。
一体で削り出すのが理想ではありますが、これでも十分な強度は出せますね♪
集光アクリル用の穴をΦ1.7のドリルで曲がらないように慎重に開け、後はヤスリでシコシコ♪
背面には50LPIの筋目ヤスリでセレーションを入れました。
そして、スライドとフロントサイト、そしてこの為に以前作ったネジ切りアウターバレルを鈴友さんでセラコート!
スライドの加工痕が浮かないように処理するのがちょっと大変だったとか・・・ 鈴友さん、ありがとうございました!
お蔭さまで、セレーションをアルミパテで埋めたとは言われても気付かない程の仕上がりになりました♪
という事で製作記は終了となります~
これらの加工内容を見てから完成記事を見直して頂くと、また違って見えてくる・・・かも?
2018年03月30日
VPW9 Prototype 製作記 <設計変更>
続きです。
さて、作ってみたところ様々な不満点が浮き彫りになり、最初に手を付けたのがカバーとロックパーツ。
カバーはRMR直載せタイプに改め、寸法を見直してスライドとの隙間を確保し、側面の肉厚を増やして凹みを付けて
デザイン的にメリハリを持たせた・・・つもりですw
この時点では一番高価なストック(約5200円)の設計変更は我慢しようと、ロックパーツは橋渡し部分の幅や長さを変え、
ちょっとしたデザインの変更を行ったのみ、です。ちなみにロックパーツは700円ほど。
で、注文して届いたのがコチラ。この時は注文してから5日後に発送されました。早い!!
畳んだストックのロック解除時にぴょこんとストックが開くようにプランジャーを追加したのも、このタイミング。
・・・でも結局、ストックも気になってしまい設計変更を決断。
スライド側のデザイン検討のため、スライドのガワだけ3D化しましたw
ついでにバックアップサイトも追加設計し、3回目の注文はストックとそれに合わせたロックパーツ、リアサイトの3点。
この3回目は何と、注文して2日後に発送されました! ちょうど造形機が空いてたのかな??
今回のストックは剛性アップのため、深い溝を追加してそこにΦ2のステンレス丸棒を4本仕込む事に。
ストックのカーブに合わせてステンレス棒を手曲げしました。
オートウェルドを溝に詰め、4本のステンレス棒を埋め込み。
本当は2mm厚のステンレス板材を切り出して埋め込むのがベストと思いますが、それを切り出す労力を考えると
気が遠くなってしまいましてw
丸棒でも効果はかなりあり、構えた時の剛性感が格段に増しました♪
そんなこんなで全てのパーツが基本的にナイロン製という事で、重量増もかなり抑えられていると思います。
ノーマルのフレームアッセンブリーの重量が215g。
それに対して、RMR(レプリカ)を含めたVPW9のフレームアッセンブリーが374gです。
RMRレプリカが約61gなので、それを除けば重量増は100g以下、ですね。(PA12って比重が小さいんです)
<訂正>
RMRレプリカ(本体+ネジ+バッテリー)は32gでしたので、それを除いた重量増は127g、でした~
次回、スライド側の加工を紹介します~
さて、作ってみたところ様々な不満点が浮き彫りになり、最初に手を付けたのがカバーとロックパーツ。
カバーはRMR直載せタイプに改め、寸法を見直してスライドとの隙間を確保し、側面の肉厚を増やして凹みを付けて
デザイン的にメリハリを持たせた・・・つもりですw
この時点では一番高価なストック(約5200円)の設計変更は我慢しようと、ロックパーツは橋渡し部分の幅や長さを変え、
ちょっとしたデザインの変更を行ったのみ、です。ちなみにロックパーツは700円ほど。
で、注文して届いたのがコチラ。この時は注文してから5日後に発送されました。早い!!
畳んだストックのロック解除時にぴょこんとストックが開くようにプランジャーを追加したのも、このタイミング。
・・・でも結局、ストックも気になってしまい設計変更を決断。
スライド側のデザイン検討のため、スライドのガワだけ3D化しましたw
ついでにバックアップサイトも追加設計し、3回目の注文はストックとそれに合わせたロックパーツ、リアサイトの3点。
この3回目は何と、注文して2日後に発送されました! ちょうど造形機が空いてたのかな??
今回のストックは剛性アップのため、深い溝を追加してそこにΦ2のステンレス丸棒を4本仕込む事に。
ストックのカーブに合わせてステンレス棒を手曲げしました。
オートウェルドを溝に詰め、4本のステンレス棒を埋め込み。
本当は2mm厚のステンレス板材を切り出して埋め込むのがベストと思いますが、それを切り出す労力を考えると
気が遠くなってしまいましてw
丸棒でも効果はかなりあり、構えた時の剛性感が格段に増しました♪
そんなこんなで全てのパーツが基本的にナイロン製という事で、重量増もかなり抑えられていると思います。
ノーマルのフレームアッセンブリーの重量が215g。
それに対して、RMR(レプリカ)を含めたVPW9のフレームアッセンブリーが374gです。
<訂正>
RMRレプリカ(本体+ネジ+バッテリー)は32gでしたので、それを除いた重量増は127g、でした~
次回、スライド側の加工を紹介します~
2018年03月27日
VPW9 Prototype 製作記 <最初期型>
お待たせしました!(待ってないって?w)
先日紹介しましたVP9のオリジナルカスタム、VPW9 Prototypeの製作記を始めさせて頂きます~
B&TのUSWに一目惚れした私、でもこんなニッチな機種はトイガンじゃ出ないだろうな~とか、コンセプトは良いんだけど、
正直デザインがイマイチ・・・なんて思ってたんですよね。
で、大好きなVP9をベースに何かのストックを流用して作ってみよう!と、色々考えてたんですがなかなか良いドナーが見つからない。
だったら自分で部品を設計して流行りの3Dプリンターで作ればいいんじゃね!?と思い立ち、3D CADを使って最初に
設計したのがコチラ。
VP9を物差しやノギス等で採寸しながら、フレームの後ろに追加するストック基部やストック、ロックパーツやカバー部分を
設計。最初に設計したのは上の図の通り、サイトに汎用性を持たせるためにレイル仕様にしてました。
さて、設計したは良いけど、肝心の3Dプリントはどうする?・・・って事で見つけたのが、DMM.makeの3Dプリントサービス。
設計した3DデータをSTEPやIGES形式に変換してアップロードし、材料を選んで注文すれば3Dプリントされた製品が自宅に
届くと言う楽チンプロセスです♪
色んな材料を選べますが、価格的に樹脂でコレくらいなら個人で出せるかな~と思えるのはぶっちゃけナイロン一択でしたので、
それで注文・・・しようとしたのですが、昨年末から年始にかけてナイロン造型機が故障し、修理の目処が立ってないとの事。
そこで、新しく造型機が稼働したばかりらしいMJF(マルチジェットフュージョン)方式のPA12という材料で注文しました。
元々考えてたナイロンより少しだけお高いですが、そもそもPA12もナイロン系ですし、乳白色がデフォなナイロンと違いこちらは
最初から黒(グレー)で都合が良かったので、こちらにしました。
この材料だけではないですが、精度保証は無し。3Dデータだけの送信ですし、正直2D図面起こして寸法記入するのって面倒
ですからお手軽さを考えたら仕方ないです。ナイロンだと目安として±0.3mmとの事なので、ガタガタになるのを避けて
ちょいと大きめに設計し、出来上がってきたのがコチラ!
注文してからちょうど1週間後に発送されてきました。十分早いと思います。
ご覧の通りグレーと言うより白っぽく粉吹いた感じの表面ですが、粗いブラストを掛けたのかな?という感じで、削ってみると
分かりますが樹脂自体は黒色です。
ただし、大きめに設計したら全て更にプラス側に仕上がってきましたw(設計値+0.2mm前後)
PA12(ナイロン)なので粘りがあって大変削りにくかったですが、頑張って擦り合わせ!
なお、ピンやネジ穴などは小さい穴を目安代わりに開けておき、ドリルやタップで加工しました。
ストック基部のフレームとの接合面も良い感じに荒れているので、接着に好都合♪
いつもの高強度瞬着でペタッとな!!
曲面もピッタリくっ付きました♪ 気持ちイイww
最初は内側からネジ止め併用にしようと思ってたのですが、思いのほかガッチリ付いたので接着のみで様子を見ます。
カバー未装着で横から見た状態。
スライドを一杯まで引いた状態。
我ながらギリギリ過ぎ・・・ww
実際に撃ってみると僅かに当たった跡が見えたので、当たらないように基部側を削り込んでおきました(;^_^A
それ以外は特に問題なさそうだったので、ストック基部とフレームの接合部をパテ等で均してブラックパーカーで塗装しました。
前後しますが、ロックパーツ部分のフレーム加工です。
トリガーガードの根元前方を削り込み、ロックパーツが入るスペースを作ります。ステンレスのシリアルナンバープレートを裏返し、
穴を開けてネジ切り。ロックパーツにテンションを掛ける為に2mmの穴を開けてスプリングと自作プランジャーを仕込みました。
ロックパーツを取り付けたところ。
左右の橋渡し部分の肉厚が3mmしか取れず、また横に長いので頼りない感じです。
ストック側の爪を出っ張らない形状にしたため、
ロックパーツの横への突出量も大きめです。
ちょっと引っ掛けたら折れちゃいそうです・・・ そのため、後に設計変更する事に。
ストックやロックパーツもブラックパーカーで塗装、カバーはちょっと色味を変えたくてキャロムのブラックスチールで塗装し、
組み上げたのがコチラ。
(スライド周りの加工は後日紹介します)
B&TのUSWそっくりの、真っ直ぐなストックです。
設計時から分かってはいましたが、スライドストップは完全に隠れて操作不能。
それより何より出来上がってみて初めて、握ると親指の付け根がストックと干渉して大変握りにくい事が分かりました(;´Д`)
これは想定してませんでしたね・・・(;^_^A
また、引張/曲げ弾性率が高くはないPA12で注文した時から心配していた事ですが、ガラス繊維強化無しという事もあり剛性が
ちょいとモノ足りない感じです。(DMM.makeでガラス繊維強化グレードにすると、目ン玉飛び出る程お高い!)
・・・という事で、こちらも後に設計変更です。
更にこのカバーですが、スライドとの隙間が少な過ぎました。
実はこれでも内側を0.5mm削ってる状態です。
そしてこの、のっぺりとした外観・・・
設計当初はアルミ板か何かで作ろうと思っていた為でもありますが、もうちょっと色気が欲しいところですよね。
また、載せるサイトが決まってなかったこともあってレイル仕様にしたのですが、RMRを載せてみるとかなり高いポジションに
なる事が、出来上がって構えてみて判明しました。
そんなこんなで、カバーも設計変更する事になります。
こんな部品は初めて設計したので覚悟はしていましたが、思いのほかダメダメでしたww
続く・・・
先日紹介しましたVP9のオリジナルカスタム、VPW9 Prototypeの製作記を始めさせて頂きます~
B&TのUSWに一目惚れした私、でもこんなニッチな機種はトイガンじゃ出ないだろうな~とか、コンセプトは良いんだけど、
正直デザインがイマイチ・・・なんて思ってたんですよね。
で、大好きなVP9をベースに何かのストックを流用して作ってみよう!と、色々考えてたんですがなかなか良いドナーが見つからない。
だったら自分で部品を設計して流行りの3Dプリンターで作ればいいんじゃね!?と思い立ち、3D CADを使って最初に
設計したのがコチラ。
VP9を物差しやノギス等で採寸しながら、フレームの後ろに追加するストック基部やストック、ロックパーツやカバー部分を
設計。最初に設計したのは上の図の通り、サイトに汎用性を持たせるためにレイル仕様にしてました。
さて、設計したは良いけど、肝心の3Dプリントはどうする?・・・って事で見つけたのが、DMM.makeの3Dプリントサービス。
設計した3DデータをSTEPやIGES形式に変換してアップロードし、材料を選んで注文すれば3Dプリントされた製品が自宅に
届くと言う楽チンプロセスです♪
色んな材料を選べますが、価格的に樹脂でコレくらいなら個人で出せるかな~と思えるのはぶっちゃけナイロン一択でしたので、
それで注文・・・しようとしたのですが、昨年末から年始にかけてナイロン造型機が故障し、修理の目処が立ってないとの事。
そこで、新しく造型機が稼働したばかりらしいMJF(マルチジェットフュージョン)方式のPA12という材料で注文しました。
元々考えてたナイロンより少しだけお高いですが、そもそもPA12もナイロン系ですし、乳白色がデフォなナイロンと違いこちらは
最初から黒(グレー)で都合が良かったので、こちらにしました。
この材料だけではないですが、精度保証は無し。3Dデータだけの送信ですし、正直2D図面起こして寸法記入するのって面倒
ですからお手軽さを考えたら仕方ないです。ナイロンだと目安として±0.3mmとの事なので、ガタガタになるのを避けて
ちょいと大きめに設計し、出来上がってきたのがコチラ!
注文してからちょうど1週間後に発送されてきました。十分早いと思います。
ご覧の通りグレーと言うより白っぽく粉吹いた感じの表面ですが、粗いブラストを掛けたのかな?という感じで、削ってみると
分かりますが樹脂自体は黒色です。
ただし、大きめに設計したら全て更にプラス側に仕上がってきましたw(設計値+0.2mm前後)
PA12(ナイロン)なので粘りがあって大変削りにくかったですが、頑張って擦り合わせ!
なお、ピンやネジ穴などは小さい穴を目安代わりに開けておき、ドリルやタップで加工しました。
ストック基部のフレームとの接合面も良い感じに荒れているので、接着に好都合♪
いつもの高強度瞬着でペタッとな!!
曲面もピッタリくっ付きました♪ 気持ちイイww
最初は内側からネジ止め併用にしようと思ってたのですが、思いのほかガッチリ付いたので接着のみで様子を見ます。
カバー未装着で横から見た状態。
スライドを一杯まで引いた状態。
我ながらギリギリ過ぎ・・・ww
実際に撃ってみると僅かに当たった跡が見えたので、当たらないように基部側を削り込んでおきました(;^_^A
それ以外は特に問題なさそうだったので、ストック基部とフレームの接合部をパテ等で均してブラックパーカーで塗装しました。
前後しますが、ロックパーツ部分のフレーム加工です。
トリガーガードの根元前方を削り込み、ロックパーツが入るスペースを作ります。ステンレスのシリアルナンバープレートを裏返し、
穴を開けてネジ切り。ロックパーツにテンションを掛ける為に2mmの穴を開けてスプリングと自作プランジャーを仕込みました。
ロックパーツを取り付けたところ。
左右の橋渡し部分の肉厚が3mmしか取れず、また横に長いので頼りない感じです。
ストック側の爪を出っ張らない形状にしたため、
ロックパーツの横への突出量も大きめです。
ちょっと引っ掛けたら折れちゃいそうです・・・ そのため、後に設計変更する事に。
ストックやロックパーツもブラックパーカーで塗装、カバーはちょっと色味を変えたくてキャロムのブラックスチールで塗装し、
組み上げたのがコチラ。
(スライド周りの加工は後日紹介します)
B&TのUSWそっくりの、真っ直ぐなストックです。
設計時から分かってはいましたが、スライドストップは完全に隠れて操作不能。
それより何より出来上がってみて初めて、握ると親指の付け根がストックと干渉して大変握りにくい事が分かりました(;´Д`)
これは想定してませんでしたね・・・(;^_^A
また、引張/曲げ弾性率が高くはないPA12で注文した時から心配していた事ですが、ガラス繊維強化無しという事もあり剛性が
ちょいとモノ足りない感じです。(DMM.makeでガラス繊維強化グレードにすると、目ン玉飛び出る程お高い!)
・・・という事で、こちらも後に設計変更です。
更にこのカバーですが、スライドとの隙間が少な過ぎました。
実はこれでも内側を0.5mm削ってる状態です。
そしてこの、のっぺりとした外観・・・
設計当初はアルミ板か何かで作ろうと思っていた為でもありますが、もうちょっと色気が欲しいところですよね。
また、載せるサイトが決まってなかったこともあってレイル仕様にしたのですが、RMRを載せてみるとかなり高いポジションに
なる事が、出来上がって構えてみて判明しました。
そんなこんなで、カバーも設計変更する事になります。
こんな部品は初めて設計したので覚悟はしていましたが、思いのほかダメダメでしたww
続く・・・
2018年03月16日
H&K VPW9 Prototype レポート
今回、我がオラガバニスト編集部は独自ルートにより某所にて極秘開発中のモデル、VPW9(仮称)の情報を入手する事に成功。
これは日本国内はもちろん、世界初のレポートとなる・・・
まずは全体像を見てほしい。
ベースとなっているのは紛れもなくVP9であるが、フォールディングストックが追加されたこの姿は・・・
すでにピンと来た方もいると思うが、H&K社と関係の深いB&T社が開発・販売しているUSW(Universal Service Weapon)を
モチーフとしているのだ。この銃をデザインした設計者は独自のアレンジを加え、Variable Purpose Weapon(VPW)と呼んでいる。
その”独自のアレンジ”であるが、まずはベースとなっている銃。
USWはCZクローンとして有名なSphinxをベースに(一部パーツを流用)している。つまりベース銃としてはハンマー露出型で
あるが、USW完成形としてはハンマーは隠れているためハンマー露出型の利点を生かせていない、と考えた設計者は前述のとおり、
ストライカー方式のVP9を選択した。
また、大きく違う点としてストックの折り畳み/展開方向も挙げられる。
USWでは、多くの西側ライフルやSMG同様に銃の右側にストックを折り畳む。ライフルやSMGでは銃本体の重量もあるため、
多くの右利き射手は通常、グリップではなくマガジンハウジング周辺を左手で保持した状態で、右手でストックを展開する事に
なるだろう。しかしUSWはハンドガンベースであるため、右利き射手なら右手でグリップしたままストックを展開する。
その時、右手の右側、つまり体の外側から大きくグルっとストックが展開する事になり、必然的に体の動作が大きくなって
しまうと考えたVPWの設計者は、体の内側で動作を完結できるように折り畳んだストックを銃の左側に配置した。
しかしUSWのストック形状のまま、つまりスライドと並行で直線的なストックではスライドストップが完全に隠れてしまい、
何よりも右手でグリッピングしたときに親指の付け根付近がストックに干渉して不安定になる事が初期の試作で判明。
これを回避するために独特なカーブを描くストックとした。
VPWの設計者曰く、「USWは左手で保持したら握りにくいんじゃね?」との事だ。
残念ながらスライドストップはお世辞にも操作しやすいとは言えないが、基本的にはスライドを引いてスライドストップを解除する
事を推奨している。
曰く、「俺の銃のスライドストップを押し下げて解除する奴はブッ殺す」だそうだ(滝汗)
ストックのロック機構にも変更が加えられている。
よりスムーズで確実なロックのため、イメージとしては『大きなエキストラクター』と言えばモデルガン愛好家の方には伝わるだろうか?
以下の画像にあるように、シーソー型のロックに改められている。
実際、大変スムーズに行え、慣れれば左手を使わずに右手のスナップだけでもストックを展開する事ができ、なおかつ
しっかりとガタ無くロックされる。
また、プラスチック製で一見華奢に見えるストックであるが、ステンレス製の“骨”を内蔵して剛性を高めており、必要十分な
強度を持たせているそうだ。
ストックを折り畳んだ状態で保持するのは、トリガーガードの前方にあるロック部品だ。
USWでは右側のストックを右側のロック部品で保持するため、ロック部品は前後にスライドする形状になっているが、VPWでは
中心に支点を持ったシーソー式。
トリガーフィンガーでロックを解除する。
ロック部品が大きく突出しないよう、またレイルに取り付ける各種ライトと干渉しないよう、形状は試行錯誤したそうだ。
ストック基部にはプランジャーが仕込まれており、ロックを解除するとある程度まで自動的にストックが開く仕組みになっているのは
USWと同様である。
畳んだ状態のストックはスライド先端とほぼ同じ長さで、邪魔にならない。
搭載された光学サイトにも設計思想の違いが見られる。USWはAimpoint社に専用に作らせたAimpoint NANOを搭載するが、
VPWは市場入手性や実績を重視し、TrijiconのRMRタイプを採用。
また、バックアップサイトとしてUSWではフロントサイト位置にグリーンのガイドのようなものを設けているが、VPWではより
コンベンショナルなオープンサイトを採用している。
フロントサイトは高さ約13mmとかなり高い部類に入るが、これを低くするには当然リアサイトの位置、ひいてはRMRサイトの位置を
現状より更に下げる必要があり、それにはスライド内部の構造から見直さないと難しいそうだ。
サイトピクチャーはこのようになる。
オープンサイトとしてはミニマムな視認範囲だが、視認性の高いファイバーフロントサイトのお陰で実用性は十分だ。
スライド後部のセレーションは不要なので、全て削除されている。
その代わりにフロントセレーションが1本増やされ、尚且つスライド後端にあったコッキングピースがその後ろに移設された。
当然、スライドを引いた状態でもコッキングピースがストックに隠れない位置となっており、操作性は全く問題ない。
このコッキングピースにも設計思想の違いがあると筆者は考える。
USWではスライドの形状自体を変えて突起を追加しコッキング時のサポート機能を持たせているが、スライドの生産工程上、
コスト的に不利だ。
その点別パーツのコッキングピースはそれ自体のコストは掛かるものの、スライド側はセレーション等と同様の加工で済む為、
コスト的に有利である。また、ベースとなったVP9と鍛造ブランクを共用できる事も、コストメリットとして大きいだろう。
もちろん、リアのカバー兼マウントがエジェクションポートを塞いでしまうような事もない。(当たり前だが)
そのカバーとスライドとの隙間は0.5mmほど。これ以下は作動に影響が出るため厳しいという。
また、ベースとなったVP9のスライドは台形断面であるが、将来的に長方形断面のVP40にも対応するため、カバーも敢えて
長方形断面にしたとの事。
なお、このカバーのためベースのVP9が備えていたスライド後端のコッキングインジケータは視認不可となるが、元々小さい
穴の奥まった位置に赤い点が見えるだけの役立たずなので実質何も変わらない、コッキングしたかどうかは自分で覚えとけ!
と設計者は言う。
ストックを展開した状態。
グリップ根元からストック後端まで32cm強あり、M4等のライフル銃と比較して長めである。
これはライフル銃と異なりサポートハンドもグリップ位置になる事から、より自然なエイミングポジションを取るためである。
余談であるが、USWも初期型と比較して現行型は僅かにストックが延長されている。
サイレンサーも装備可能だ。
この状態でストックを展開すると、コンパクトライフル顔負けの全長になる。
あくまで個人的な感想になるが、コンセプトとしては非常に魅力的でありながらデザイン的にちょっとなぁ・・・と思ってしまう
USWと比較し、操作性を高めつつデザイン的にも垢抜けた感じのするこのVPW、皆さんはどうお感じであろうか?
なんつってな!!ww
雑誌風の口調で書いてみたけど、なんか恥ずかしいwww
はい、皆さんとっくにお気づきと思いますが、このVPW9は私のオリジナル作品ですw (実銃は存在しません!)
時期的に、もうちょっと待ってエイプリルフールネタにしようかな?とも思いましたが、上の文章、何一つ嘘を書いてないんですよね。
という事で、次回から製作記を始めたいと思います♪
これは日本国内はもちろん、世界初のレポートとなる・・・
まずは全体像を見てほしい。
ベースとなっているのは紛れもなくVP9であるが、フォールディングストックが追加されたこの姿は・・・
すでにピンと来た方もいると思うが、H&K社と関係の深いB&T社が開発・販売しているUSW(Universal Service Weapon)を
モチーフとしているのだ。この銃をデザインした設計者は独自のアレンジを加え、Variable Purpose Weapon(VPW)と呼んでいる。
その”独自のアレンジ”であるが、まずはベースとなっている銃。
USWはCZクローンとして有名なSphinxをベースに(一部パーツを流用)している。つまりベース銃としてはハンマー露出型で
あるが、USW完成形としてはハンマーは隠れているためハンマー露出型の利点を生かせていない、と考えた設計者は前述のとおり、
ストライカー方式のVP9を選択した。
また、大きく違う点としてストックの折り畳み/展開方向も挙げられる。
USWでは、多くの西側ライフルやSMG同様に銃の右側にストックを折り畳む。ライフルやSMGでは銃本体の重量もあるため、
多くの右利き射手は通常、グリップではなくマガジンハウジング周辺を左手で保持した状態で、右手でストックを展開する事に
なるだろう。しかしUSWはハンドガンベースであるため、右利き射手なら右手でグリップしたままストックを展開する。
その時、右手の右側、つまり体の外側から大きくグルっとストックが展開する事になり、必然的に体の動作が大きくなって
しまうと考えたVPWの設計者は、体の内側で動作を完結できるように折り畳んだストックを銃の左側に配置した。
しかしUSWのストック形状のまま、つまりスライドと並行で直線的なストックではスライドストップが完全に隠れてしまい、
何よりも右手でグリッピングしたときに親指の付け根付近がストックに干渉して不安定になる事が初期の試作で判明。
これを回避するために独特なカーブを描くストックとした。
VPWの設計者曰く、「USWは左手で保持したら握りにくいんじゃね?」との事だ。
残念ながらスライドストップはお世辞にも操作しやすいとは言えないが、基本的にはスライドを引いてスライドストップを解除する
事を推奨している。
曰く、「俺の銃のスライドストップを押し下げて解除する奴はブッ殺す」だそうだ(滝汗)
ストックのロック機構にも変更が加えられている。
よりスムーズで確実なロックのため、イメージとしては『大きなエキストラクター』と言えばモデルガン愛好家の方には伝わるだろうか?
以下の画像にあるように、シーソー型のロックに改められている。
実際、大変スムーズに行え、慣れれば左手を使わずに右手のスナップだけでもストックを展開する事ができ、なおかつ
しっかりとガタ無くロックされる。
また、プラスチック製で一見華奢に見えるストックであるが、ステンレス製の“骨”を内蔵して剛性を高めており、必要十分な
強度を持たせているそうだ。
ストックを折り畳んだ状態で保持するのは、トリガーガードの前方にあるロック部品だ。
USWでは右側のストックを右側のロック部品で保持するため、ロック部品は前後にスライドする形状になっているが、VPWでは
中心に支点を持ったシーソー式。
トリガーフィンガーでロックを解除する。
ロック部品が大きく突出しないよう、またレイルに取り付ける各種ライトと干渉しないよう、形状は試行錯誤したそうだ。
ストック基部にはプランジャーが仕込まれており、ロックを解除するとある程度まで自動的にストックが開く仕組みになっているのは
USWと同様である。
畳んだ状態のストックはスライド先端とほぼ同じ長さで、邪魔にならない。
搭載された光学サイトにも設計思想の違いが見られる。USWはAimpoint社に専用に作らせたAimpoint NANOを搭載するが、
VPWは市場入手性や実績を重視し、TrijiconのRMRタイプを採用。
また、バックアップサイトとしてUSWではフロントサイト位置にグリーンのガイドのようなものを設けているが、VPWではより
コンベンショナルなオープンサイトを採用している。
フロントサイトは高さ約13mmとかなり高い部類に入るが、これを低くするには当然リアサイトの位置、ひいてはRMRサイトの位置を
現状より更に下げる必要があり、それにはスライド内部の構造から見直さないと難しいそうだ。
サイトピクチャーはこのようになる。
オープンサイトとしてはミニマムな視認範囲だが、視認性の高いファイバーフロントサイトのお陰で実用性は十分だ。
スライド後部のセレーションは不要なので、全て削除されている。
その代わりにフロントセレーションが1本増やされ、尚且つスライド後端にあったコッキングピースがその後ろに移設された。
当然、スライドを引いた状態でもコッキングピースがストックに隠れない位置となっており、操作性は全く問題ない。
このコッキングピースにも設計思想の違いがあると筆者は考える。
USWではスライドの形状自体を変えて突起を追加しコッキング時のサポート機能を持たせているが、スライドの生産工程上、
コスト的に不利だ。
その点別パーツのコッキングピースはそれ自体のコストは掛かるものの、スライド側はセレーション等と同様の加工で済む為、
コスト的に有利である。また、ベースとなったVP9と鍛造ブランクを共用できる事も、コストメリットとして大きいだろう。
もちろん、リアのカバー兼マウントがエジェクションポートを塞いでしまうような事もない。(当たり前だが)
そのカバーとスライドとの隙間は0.5mmほど。これ以下は作動に影響が出るため厳しいという。
また、ベースとなったVP9のスライドは台形断面であるが、将来的に長方形断面のVP40にも対応するため、カバーも敢えて
長方形断面にしたとの事。
なお、このカバーのためベースのVP9が備えていたスライド後端のコッキングインジケータは視認不可となるが、元々小さい
穴の奥まった位置に赤い点が見えるだけの役立たずなので実質何も変わらない、コッキングしたかどうかは自分で覚えとけ!
と設計者は言う。
ストックを展開した状態。
グリップ根元からストック後端まで32cm強あり、M4等のライフル銃と比較して長めである。
これはライフル銃と異なりサポートハンドもグリップ位置になる事から、より自然なエイミングポジションを取るためである。
余談であるが、USWも初期型と比較して現行型は僅かにストックが延長されている。
サイレンサーも装備可能だ。
この状態でストックを展開すると、コンパクトライフル顔負けの全長になる。
あくまで個人的な感想になるが、コンセプトとしては非常に魅力的でありながらデザイン的にちょっとなぁ・・・と思ってしまう
USWと比較し、操作性を高めつつデザイン的にも垢抜けた感じのするこのVPW、皆さんはどうお感じであろうか?
なんつってな!!ww
雑誌風の口調で書いてみたけど、なんか恥ずかしいwww
はい、皆さんとっくにお気づきと思いますが、このVPW9は私のオリジナル作品ですw (実銃は存在しません!)
時期的に、もうちょっと待ってエイプリルフールネタにしようかな?とも思いましたが、上の文章、何一つ嘘を書いてないんですよね。
という事で、次回から製作記を始めたいと思います♪
2018年02月17日
VP9用マガジンエクステンション
先日、いつもお世話になってるTacticsさんを何気なく覗いてみるとあるモノに目が止まり、即ポチしてしまいましたw
VFC/UMAREX VP9用のマガジンエクステンションです。
New Generationという聞きなれないメーカーですが、見たところ加工精度は高そうです。
実物では何種類か出ているマガジンエクステンションの中で、5発装弾数がアップするSpringer Precision社の製品を
モデルアップしている模様。
ちょっとお高めではありますが、グロック用では出てるもののVP9用なんて出ないよねぇ・・・と思ってた矢先の事だったので、
嬉しくて迷わず買ってしまいました♪
ガス容量増加タイプなので、元のマガジンベースを取り外して交換する形での取り付けとなります。
容量増加、と言ってもこの通りパッキンの内側のスペースだけなので、ほんの少しですけどね(;^_^A
取り付けるとこんな感じ。
ガスの注入時には、別パーツになってる底板部品をスライドさせて行います。
底板はボールプランジャーで止めるようになっていて、ワンタッチで脱着可能。
ガス漏れなども無く、全く問題無くポン付け出来ました♪
本体に挿入♪
最近色々とスライドも出てるので、そう言ったカスタムに取り付けたらもっとカッコ良くなりそうですね♪
私は現在水面下で進行中のカスタムに取り付ける予定です~
VFC/UMAREX VP9用のマガジンエクステンションです。
New Generationという聞きなれないメーカーですが、見たところ加工精度は高そうです。
実物では何種類か出ているマガジンエクステンションの中で、5発装弾数がアップするSpringer Precision社の製品を
モデルアップしている模様。
ちょっとお高めではありますが、グロック用では出てるもののVP9用なんて出ないよねぇ・・・と思ってた矢先の事だったので、
嬉しくて迷わず買ってしまいました♪
ガス容量増加タイプなので、元のマガジンベースを取り外して交換する形での取り付けとなります。
容量増加、と言ってもこの通りパッキンの内側のスペースだけなので、ほんの少しですけどね(;^_^A
取り付けるとこんな感じ。
ガスの注入時には、別パーツになってる底板部品をスライドさせて行います。
底板はボールプランジャーで止めるようになっていて、ワンタッチで脱着可能。
ガス漏れなども無く、全く問題無くポン付け出来ました♪
本体に挿入♪
最近色々とスライドも出てるので、そう言ったカスタムに取り付けたらもっとカッコ良くなりそうですね♪
私は現在水面下で進行中のカスタムに取り付ける予定です~
2018年01月29日
VP9 + SF Ryder 9-Tiタイプサプレッサー
ちょっと前ですが、こちらも海外通販で購入しておりました。
Northeast Airsoft製のSurefire Ryder 9-Tiタイプのサプレッサーレプリカです。
このメーカーの製品は先日もHK45CT用のサイトを購入しましたが、加工精度や仕上がりが良く安心出来ます♪
このサプレッサーも刻印こそ無いものの、特徴的な外観形状を良く再現していると思います!
この辺の複雑な形状も削りっぱなしのエッジバリバリではなく、丁寧に処理されており大変好感が持てます。
ただ、残念ながら逆ネジのみなんですよね・・・
私はコレをVP9に付けたいのですが、VFC純正のVP9 GRAYに付いてるネジ切りアウターも、社外品のAce1Arns製
SilencerCoタイプのも、どちらも正ネジなので取り付けできません。(恐らく)唯一、TAITANのVP9 TACTICALアルミ
スライドセットのアウターは逆ネジですが、スライドとセットとなるとちょっと手が出ない・・・
という事で、VP9用逆ネジアウターバレルを自作しようかと!!(`・ω・´)
ずいぶん前に中古でVFCのM4を買った時に前オーナーが付けていた、スチール製のエクステンションアウターバレル。
これが逆ネジだったので、旋盤で先っちょ部分を削り出してやりました。
次に、純正のアウターバレルの先端の太いところから先をカット。
その先端の内径を11mmのドリルで拡げます。
ウチの卓上旋盤ではチェンバー部分が邪魔で旋盤にセットできないので、手持ちの電動ドリルで曲がらないように慎重に・・・
内径ガビガビですが、後で接着するのでむしろ好都合ですw
そこへ先に作った先端部分を挿入。
幸運にもガタや曲がり無く嵌りました♪ ジーナスで接着予定ですが、まだ加工するので現時点では挿入しただけ。
とりあえず本体に組み込んでみました。
最終的にはセラコートしてもらおうと思ってます~
サプレッサーを取り付け!
良いですね!!
最終的にはこの個体ではなく別に用意してるVP9に取り付け予定ですが、そちらはカスタム中なのでまた別途紹介したいと
思います(`・ω・´)
・・・と、逆ネジサプレッサーの為にこんな面倒な作業をしていた先週の土曜日。
SOULARMSとかいうメーカーから刻印入りのSF Ryder 9M-Tiタイプのサプレッサーが、正/逆ネジアダプター付きで
発売との情報ががががが
今回の9-Tiとは若干形状が異なり、さらにモジュール方式でロングとショートに組み換えできる最新型。
おぅ・・・ いいじゃん・・・
悔しいから買わないけどね!!ww
Northeast Airsoft製のSurefire Ryder 9-Tiタイプのサプレッサーレプリカです。
このメーカーの製品は先日もHK45CT用のサイトを購入しましたが、加工精度や仕上がりが良く安心出来ます♪
このサプレッサーも刻印こそ無いものの、特徴的な外観形状を良く再現していると思います!
この辺の複雑な形状も削りっぱなしのエッジバリバリではなく、丁寧に処理されており大変好感が持てます。
ただ、残念ながら逆ネジのみなんですよね・・・
私はコレをVP9に付けたいのですが、VFC純正のVP9 GRAYに付いてるネジ切りアウターも、社外品のAce1Arns製
SilencerCoタイプのも、どちらも正ネジなので取り付けできません。(恐らく)唯一、TAITANのVP9 TACTICALアルミ
スライドセットのアウターは逆ネジですが、スライドとセットとなるとちょっと手が出ない・・・
という事で、VP9用逆ネジアウターバレルを自作しようかと!!(`・ω・´)
ずいぶん前に中古でVFCのM4を買った時に前オーナーが付けていた、スチール製のエクステンションアウターバレル。
これが逆ネジだったので、旋盤で先っちょ部分を削り出してやりました。
次に、純正のアウターバレルの先端の太いところから先をカット。
その先端の内径を11mmのドリルで拡げます。
ウチの卓上旋盤ではチェンバー部分が邪魔で旋盤にセットできないので、手持ちの電動ドリルで曲がらないように慎重に・・・
内径ガビガビですが、後で接着するのでむしろ好都合ですw
そこへ先に作った先端部分を挿入。
幸運にもガタや曲がり無く嵌りました♪ ジーナスで接着予定ですが、まだ加工するので現時点では挿入しただけ。
とりあえず本体に組み込んでみました。
最終的にはセラコートしてもらおうと思ってます~
サプレッサーを取り付け!
良いですね!!
最終的にはこの個体ではなく別に用意してるVP9に取り付け予定ですが、そちらはカスタム中なのでまた別途紹介したいと
思います(`・ω・´)
・・・と、逆ネジサプレッサーの為にこんな面倒な作業をしていた先週の土曜日。
SOULARMSとかいうメーカーから刻印入りのSF Ryder 9M-Tiタイプのサプレッサーが、正/逆ネジアダプター付きで
発売との情報ががががが
今回の9-Tiとは若干形状が異なり、さらにモジュール方式でロングとショートに組み換えできる最新型。
おぅ・・・ いいじゃん・・・
悔しいから買わないけどね!!ww
2017年11月09日
VFC/UMAREX HK VP9 ホップ改良
先日の記事の最後に書きましたが、何だかホップが安定しないFNS-9。
そして、同様にVP9も安定しない感じ・・・
そんな、ホップが安定しない時の確認手段と言えばコレ!
通称、『弾棒』。BB弾をクリーニングロッド等の適当な棒の先に接着したモノです。
コイツを銃口側から奥まで(ローディングノズルの先端に当たるまで)押し込み、マーキング。
弾棒をゆっくりと引き出し、ホップラバーのテンションを感じるところで止めると、なんと4mmもの空走距離?が確認できました。
いわゆる、『つまづきホップ』ですね。
マルイやKSC等、今時の機種はこの空走距離がほぼゼロになっていて、BB弾が発射されると同時にホップが掛かる事で
安定した弾道を生み出しています。
手持ちの各機種を確認してみると、グロック17/19やM&P、PPQなどのVFCが過去に生産した機種ではこの部分の問題は
無かったのですが、このVP9の他FNS-9やちょっと前に出たG42、さらにもうちょい前のFNX-45あたりでも空走距離の
大小こそあれど、全てつまづきホップになっていました。
なぜそうしたのか? VFCが知らずにそうするとは思えないので、もしかしたらパテント絡みなのかも知れません。
まぁ、理由はともかく対策として思いつくのは、以前もKJのCZ P-09(初期ロット品)でやったようなノズル延長なのですが、
ローディングノズルが難接着材だったり、ノズルの形状も色々調整が必要だったりして大変面倒くさいんですよねww
(ちなみにP-09はその後のロットでノズルが改良されています。)
そこで今回は、思い切ってインナーバレルの方を後ろにズラそうと思います!
まず、インナーバレルの位置決め溝をVP9の場合は4mm前方に移設します。(機種によって違いますし、個体差もあるかも?)
手持ちの角やすりでやったので溝自体は太くなってしまいましたが、後ろ側の寸法さえ出ていれば問題無しです。
続いてホップラバーを同じく4mm短くする訳ですが、ゴムなので手作業で真っ直ぐ綺麗に切るのは困難・・・
という事で、インナーバレルに取り付けた状態で旋盤にチャックして回しながら、送り台に取り付けたデザインナイフでカットしました。
ピッタリ4mmでカット!
コンマ数mm前後しても何とかなると思います。
カット後、そのまま旋盤で回しながらデザインナイフを当てて、内側の角を落とします。
次にホップアームですが、以前G42のチューンナップでやった時と同様に元の出っ張りを折り取り、ステンレス板と
1mm厚のゴム板を接着して、ホップラバーを押す部分を後ろにズラします。
私は面倒臭がってアーム基部とステンレス板を瞬着で固定しましたが、ジーナスとか使った方が安心かも?
最後に、短くしたホップラバーの前側、インナーバレルの左側に1mm厚のゴム片を接着。
これはホップアームのがたつきを抑えるためです。
全て組み込んだ状態。
お尻側から撮り忘れましたが、これで無事にホップ突起が後ろに移動し、空走距離がほぼゼロになりました。
その効果ですが、かなりありますね~! 今までなかなかホップ調整が決まらなかったのがかなり楽に決まり、
安定するようになりました!!
手持ちのFNX-45、G42×3丁、FNS-9全てに施工し、いずれも効果アリと思います。
ただし、FNS-9はノーマルのホップラバーが改良されていて、後ろをカットすると使い物にならなくなります・・・
一番右のは私が良く使うA+の魔ホップラバーで真ん中が以前のVFC純正をカットした切れ端ですが、一番左のFNS-9のは
(デフォのつまづきホップ状態での)BB弾保持力を下げるためか?内側が特殊な形状になっていました。なので、今回は
魔ホップラバーを加工して装着。
これを見て、VFCは意図的につまづきホップにしている事を確信しました・・・
しかし、何故か?最新のHK45CTでは空走距離ほぼゼロ。ついでにホップラバーが更に改良されて長掛けタイプになっていて、
逆に前述のFNS-9のような特殊形状は廃止されてました。
アレはやはり設計部隊が別なのかも知れませんねぇ・・・
そして、同様にVP9も安定しない感じ・・・
そんな、ホップが安定しない時の確認手段と言えばコレ!
通称、『弾棒』。BB弾をクリーニングロッド等の適当な棒の先に接着したモノです。
コイツを銃口側から奥まで(ローディングノズルの先端に当たるまで)押し込み、マーキング。
弾棒をゆっくりと引き出し、ホップラバーのテンションを感じるところで止めると、なんと4mmもの空走距離?が確認できました。
いわゆる、『つまづきホップ』ですね。
マルイやKSC等、今時の機種はこの空走距離がほぼゼロになっていて、BB弾が発射されると同時にホップが掛かる事で
安定した弾道を生み出しています。
手持ちの各機種を確認してみると、グロック17/19やM&P、PPQなどのVFCが過去に生産した機種ではこの部分の問題は
無かったのですが、このVP9の他FNS-9やちょっと前に出たG42、さらにもうちょい前のFNX-45あたりでも空走距離の
大小こそあれど、全てつまづきホップになっていました。
なぜそうしたのか? VFCが知らずにそうするとは思えないので、もしかしたらパテント絡みなのかも知れません。
まぁ、理由はともかく対策として思いつくのは、以前もKJのCZ P-09(初期ロット品)でやったようなノズル延長なのですが、
ローディングノズルが難接着材だったり、ノズルの形状も色々調整が必要だったりして大変面倒くさいんですよねww
(ちなみにP-09はその後のロットでノズルが改良されています。)
そこで今回は、思い切ってインナーバレルの方を後ろにズラそうと思います!
まず、インナーバレルの位置決め溝をVP9の場合は4mm前方に移設します。(機種によって違いますし、個体差もあるかも?)
手持ちの角やすりでやったので溝自体は太くなってしまいましたが、後ろ側の寸法さえ出ていれば問題無しです。
続いてホップラバーを同じく4mm短くする訳ですが、ゴムなので手作業で真っ直ぐ綺麗に切るのは困難・・・
という事で、インナーバレルに取り付けた状態で旋盤にチャックして回しながら、送り台に取り付けたデザインナイフでカットしました。
ピッタリ4mmでカット!
コンマ数mm前後しても何とかなると思います。
カット後、そのまま旋盤で回しながらデザインナイフを当てて、内側の角を落とします。
次にホップアームですが、以前G42のチューンナップでやった時と同様に元の出っ張りを折り取り、ステンレス板と
1mm厚のゴム板を接着して、ホップラバーを押す部分を後ろにズラします。
私は面倒臭がってアーム基部とステンレス板を瞬着で固定しましたが、ジーナスとか使った方が安心かも?
最後に、短くしたホップラバーの前側、インナーバレルの左側に1mm厚のゴム片を接着。
これはホップアームのがたつきを抑えるためです。
全て組み込んだ状態。
お尻側から撮り忘れましたが、これで無事にホップ突起が後ろに移動し、空走距離がほぼゼロになりました。
その効果ですが、かなりありますね~! 今までなかなかホップ調整が決まらなかったのがかなり楽に決まり、
安定するようになりました!!
手持ちのFNX-45、G42×3丁、FNS-9全てに施工し、いずれも効果アリと思います。
ただし、FNS-9はノーマルのホップラバーが改良されていて、後ろをカットすると使い物にならなくなります・・・
一番右のは私が良く使うA+の魔ホップラバーで真ん中が以前のVFC純正をカットした切れ端ですが、一番左のFNS-9のは
(デフォのつまづきホップ状態での)BB弾保持力を下げるためか?内側が特殊な形状になっていました。なので、今回は
魔ホップラバーを加工して装着。
これを見て、VFCは意図的につまづきホップにしている事を確信しました・・・
しかし、何故か?最新のHK45CTでは空走距離ほぼゼロ。ついでにホップラバーが更に改良されて長掛けタイプになっていて、
逆に前述のFNS-9のような特殊形状は廃止されてました。
アレはやはり設計部隊が別なのかも知れませんねぇ・・・
2017年06月23日
VFC/UMAREX HK VP9 サイト交換
こちらもご依頼品。
以前ヤフオクで見かけたVP9で、個人カスタムでHeinieサイトを載せたのが出てたんですよ。
DetonatorのHK45用サイトを加工して載せたと書かれていて、なるほどと思いました。
と言うのも、実銃ではHK45とVP9(とP30)はサイトの取り付け部の寸法が同じなんですね。
ちなみにDetonatorからはKSC用とマルイ用のスライドはそれぞれ出ているものの、サイトはマルイ用しか出ていない模様。
まぁ、いくら実銃では共用出来るといってもトイガンではメーカーが違えば取り付け方はもちろん、サイズも異なるのは当たり前。
マルイのHK45は持っていないので、どんなもんなのかな~と思っておりました。
そこに以前、前述のヤフオク品の話をしていたセイさんから、
「とりあえずサイト買ってみたんですが、ダメ元でやってみてもらえないでしょか?」
と打診頂きまして、私も興味があったのでお預かりしました♪
サイトはマルイHK45用Detonator製MeprolightのTru-Dotタイプ。HK純正でも採用されている形状のナイトサイトですね。
まずはフロントサイト。
こちらはDetonatorサイトに付属のガタ止め?樹脂パーツをほんの少し削るくらいで、サイトやスライド自体は無加工で
取り付けできました♪
問題のリアサイトを、VP9と比べてみます。
左がマルイHK45用のですが、VP9のサイトよりやや細身です。
裏側。
VP9はドブテイル部分まで内部のシリンダーが来ているのですが、Detonatorのサイトにも逃げがあり、ココは一安心。
一方で、どちらも2本のネジで固定しますが、微妙にズレてるのが厄介そう・・・
横からの写真撮り忘れましたが、ドブテイル部分は若干マルイHK45用の方が長いので、前か後ろを削ることになりますが、
前を合わせて後ろを削るとリアサイト後端がスライドから出っ張ってしまうので、サイトの前側を削りました。
ピンボケとるww
次に、裏側の両サイドにコッキングサポート(スライド後端の指掛け)固定用の溝を掘り、固定用ネジ穴も追加。
細身なので、裏側の角もギリギリまで削ってシリンダーに干渉しないようにしました。
溝は鉄相手にモーターツール(電動ドリルw)で手持ち加工なので、汚いですが何とか。(;^_^A
ネジ穴は元から開いてる穴(蓄光カプセルが見える穴)に近接してるので、非常に開けにくかったです・・・
実際、若干ですがズレてしまい、取り付けもほんの少しですが曲がってしまいました(´・ω・`)
ともかく、とりあえず取り付け完了。
細身なので、若干ですがドブテイルの隙間から中のシリンダーが見えてしまいますが、それほど気にならないでしょう。
ただ、スライド側も肉薄になってる部分なので、個体差はあると思います。
加工した前面はブルーイングし直し(サイトは元々ブルーイング仕上げ)、そしたら側面が少しムラになってしまったので
布でゴシゴシして・・・
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
TRU DOTの緑文字が消えとるやんけー!!??? (3枚上の画像参照)
おおぅ・・・ シルク印刷か何かだったのかのう・・・ 擦ったらあっという間にいなくなってしまったわい・・・
あまりに申し訳ないので加工代金は頂かず、セイさんにはゴメンナサイしときました(TДT)
Heinieタイプの方だったらDetonatorのTrijicon刻印はレーザー刻印(実物はシルク印刷だけどw)なので擦っても消えなさそうですが、
写真見る限りこのMeprolightタイプよりも細身なので、シリンダーがバッチリ見えちゃいそうです(´・ω・`)
VP9用のサイトセット、出してくれないかなぁ・・・
以前ヤフオクで見かけたVP9で、個人カスタムでHeinieサイトを載せたのが出てたんですよ。
DetonatorのHK45用サイトを加工して載せたと書かれていて、なるほどと思いました。
と言うのも、実銃ではHK45とVP9(とP30)はサイトの取り付け部の寸法が同じなんですね。
ちなみにDetonatorからはKSC用とマルイ用のスライドはそれぞれ出ているものの、サイトはマルイ用しか出ていない模様。
まぁ、いくら実銃では共用出来るといってもトイガンではメーカーが違えば取り付け方はもちろん、サイズも異なるのは当たり前。
マルイのHK45は持っていないので、どんなもんなのかな~と思っておりました。
そこに以前、前述のヤフオク品の話をしていたセイさんから、
「とりあえずサイト買ってみたんですが、ダメ元でやってみてもらえないでしょか?」
と打診頂きまして、私も興味があったのでお預かりしました♪
サイトはマルイHK45用Detonator製MeprolightのTru-Dotタイプ。HK純正でも採用されている形状のナイトサイトですね。
まずはフロントサイト。
こちらはDetonatorサイトに付属のガタ止め?樹脂パーツをほんの少し削るくらいで、サイトやスライド自体は無加工で
取り付けできました♪
問題のリアサイトを、VP9と比べてみます。
左がマルイHK45用のですが、VP9のサイトよりやや細身です。
裏側。
VP9はドブテイル部分まで内部のシリンダーが来ているのですが、Detonatorのサイトにも逃げがあり、ココは一安心。
一方で、どちらも2本のネジで固定しますが、微妙にズレてるのが厄介そう・・・
横からの写真撮り忘れましたが、ドブテイル部分は若干マルイHK45用の方が長いので、前か後ろを削ることになりますが、
前を合わせて後ろを削るとリアサイト後端がスライドから出っ張ってしまうので、サイトの前側を削りました。
ピンボケとるww
次に、裏側の両サイドにコッキングサポート(スライド後端の指掛け)固定用の溝を掘り、固定用ネジ穴も追加。
細身なので、裏側の角もギリギリまで削ってシリンダーに干渉しないようにしました。
溝は鉄相手にモーターツール(電動ドリルw)で手持ち加工なので、汚いですが何とか。(;^_^A
ネジ穴は元から開いてる穴(蓄光カプセルが見える穴)に近接してるので、非常に開けにくかったです・・・
実際、若干ですがズレてしまい、取り付けもほんの少しですが曲がってしまいました(´・ω・`)
ともかく、とりあえず取り付け完了。
細身なので、若干ですがドブテイルの隙間から中のシリンダーが見えてしまいますが、それほど気にならないでしょう。
ただ、スライド側も肉薄になってる部分なので、個体差はあると思います。
加工した前面はブルーイングし直し(サイトは元々ブルーイング仕上げ)、そしたら側面が少しムラになってしまったので
布でゴシゴシして・・・
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
TRU DOTの緑文字が消えとるやんけー!!??? (3枚上の画像参照)
おおぅ・・・ シルク印刷か何かだったのかのう・・・ 擦ったらあっという間にいなくなってしまったわい・・・
あまりに申し訳ないので加工代金は頂かず、セイさんにはゴメンナサイしときました(TДT)
Heinieタイプの方だったらDetonatorのTrijicon刻印はレーザー刻印(実物はシルク印刷だけどw)なので擦っても消えなさそうですが、
写真見る限りこのMeprolightタイプよりも細身なので、シリンダーがバッチリ見えちゃいそうです(´・ω・`)
VP9用のサイトセット、出してくれないかなぁ・・・
2017年05月26日
VFC/UMAREX HK VP9 セラコート Part.2
今回はVFC/UMAREXのVP9です。
VP9は2ヶ月ほど前に3丁まとめて加工してセラコートしましたが、今回は同じ方から2丁同時にご依頼です♪
今回も同様にスライド側面の白刻印消しを兼ねて平面出し!
自分のと同様にアウターバレル先端内径のネジ切りを除去して、ジーナスでライフリングを再生。
チェンバー周りはスライド同様に白刻印消しを兼ねて平面出ししてます。
更に今回、亜鉛製サイトをベースに集光サイトにしたいとの事で、2セット加工しました。
リアサイトは裏側が肉抜きされているのでジーナスで埋めてから機械加工。ファイバーの露出面積を
大小2種類作ってみました~
んで、今回も鈴友さんにお送りしてセラコートしてもらったのがコチラ!
相変わらず素晴らしい質感と耐久性です! あ、今回もシリアルナンバーを変えて頂きました♪
整形したマズル。
目立つ金色のインナーバレルはブラスブラックで染めてあります♪
こちらはスライドもアウターバレルも同じ色(Armor Black)ですが、質感を変えるためチェンバー部分だけ軽く
スポンジやすりでシコシコしてから、全体にシリコンオイルを馴染ませました。
実は今回、もうひとつの方が主役でして、そちらに集光サイトを載せてます。
それがコチラ!!
VP9のカスタム品です!
鋭い方は最初の画像で気付かれていたかも知れませんが、フロントのコッキングセレーション部分とフロントサイト後部が
機械加工されてます!
スライドの色は、とある実銃カスタムの写真から鈴友さんに意見を伺い、依頼者さまと相談してBlue Titaniumとしました。
私は初めてお願いした色ですがなかなか良いですねぇ♪
グリップ部分には見事なスティップリング加工が。
これらの加工はもちろん私ではなく(笑)、R&T Custom Shopというショップさん?の手によるもの。
失礼ながらこれまで存じ上げませんでしたが、凄くカッコいいですね!! 私も欲しい!!!
あっ、集光サイトはこんな風になりましたー
フロント、リア共に赤色ファイバーです。
上から見たときの露出面積はフロントもリアも同じようなものですが、フロントの方がファイバーの先端が露出してる分、
明るく見えますね。瞬時に識別できて良いのかも!?
ちなみに中身はどちらも非JPバージョンでしたので、ハンマースプリングを弱めておきました。と言っても40℃に温めた
マガジンでもバルブを叩ききれる程度の強さは残しておきます。(コチラを参照願います♪)
更に、ノーマル形状の方だけ以前も行った加工を行いリコイルアップ!してます。
カスタム品の方は大きな肉抜きがあり、あまりリコイルアップして壊れたら悲しいのでそのまま・・・
(そんな心配が必要になりそうなくらい、JPバージョンのVP9のリコイルは凄いのです!)
それでも暖かくなってきた最近の気温では、現状のままでも十分動きますけどね!
という事で、最後に2丁並べて♪
素敵だぁ♪( ๑´艸` ๑)
VP9は2ヶ月ほど前に3丁まとめて加工してセラコートしましたが、今回は同じ方から2丁同時にご依頼です♪
今回も同様にスライド側面の白刻印消しを兼ねて平面出し!
自分のと同様にアウターバレル先端内径のネジ切りを除去して、ジーナスでライフリングを再生。
チェンバー周りはスライド同様に白刻印消しを兼ねて平面出ししてます。
更に今回、亜鉛製サイトをベースに集光サイトにしたいとの事で、2セット加工しました。
リアサイトは裏側が肉抜きされているのでジーナスで埋めてから機械加工。ファイバーの露出面積を
大小2種類作ってみました~
んで、今回も鈴友さんにお送りしてセラコートしてもらったのがコチラ!
相変わらず素晴らしい質感と耐久性です! あ、今回もシリアルナンバーを変えて頂きました♪
整形したマズル。
目立つ金色のインナーバレルはブラスブラックで染めてあります♪
こちらはスライドもアウターバレルも同じ色(Armor Black)ですが、質感を変えるためチェンバー部分だけ軽く
スポンジやすりでシコシコしてから、全体にシリコンオイルを馴染ませました。
実は今回、もうひとつの方が主役でして、そちらに集光サイトを載せてます。
それがコチラ!!
VP9のカスタム品です!
鋭い方は最初の画像で気付かれていたかも知れませんが、フロントのコッキングセレーション部分とフロントサイト後部が
機械加工されてます!
スライドの色は、とある実銃カスタムの写真から鈴友さんに意見を伺い、依頼者さまと相談してBlue Titaniumとしました。
私は初めてお願いした色ですがなかなか良いですねぇ♪
グリップ部分には見事なスティップリング加工が。
これらの加工はもちろん私ではなく(笑)、R&T Custom Shopというショップさん?の手によるもの。
失礼ながらこれまで存じ上げませんでしたが、凄くカッコいいですね!! 私も欲しい!!!
あっ、集光サイトはこんな風になりましたー
フロント、リア共に赤色ファイバーです。
上から見たときの露出面積はフロントもリアも同じようなものですが、フロントの方がファイバーの先端が露出してる分、
明るく見えますね。瞬時に識別できて良いのかも!?
ちなみに中身はどちらも非JPバージョンでしたので、ハンマースプリングを弱めておきました。と言っても40℃に温めた
マガジンでもバルブを叩ききれる程度の強さは残しておきます。(コチラを参照願います♪)
更に、ノーマル形状の方だけ以前も行った加工を行いリコイルアップ!してます。
カスタム品の方は大きな肉抜きがあり、あまりリコイルアップして壊れたら悲しいのでそのまま・・・
(そんな心配が必要になりそうなくらい、JPバージョンのVP9のリコイルは凄いのです!)
それでも暖かくなってきた最近の気温では、現状のままでも十分動きますけどね!
という事で、最後に2丁並べて♪
素敵だぁ♪( ๑´艸` ๑)
2017年03月25日
VFC/UMAREX HK VP9 セラコート
出張前に仕上がっていたネタの紹介です。
昨年入手したVFC(UMAREX)のVP9ですが、かなり出来が良く外観も大きな不満は無いものの、ややザラザラし過ぎな
スライドの塗装と、チェンバーカバー部分が若干凸凹してるのが気になり・・・
刻印消しを兼ねて平面出しを敢行!!
そして、鈴友さんでセラコート&再刻印して頂きました♪
XC1は最近ヤフオクで落札した実物中古品です。何も着けない事にしたと言いましたが、気が変わりましたw
刻印は折角なので、元のシリアルナンバーとは数字を変えて頂きました~
うん、大変良い質感です!!
元のザラザラした塗装とは異なり、キメの細かいお肌♪ シリコンオイルを馴染ませ、更にしっとりと♪
アルミパテで加工したマズル部分は、セラコート前のブラストもしくはセラコート時の影響か僅かにス(内在していた気泡)が
出てしまいましたが、こればかりは仕方ないです。一方で、スが出やすい鋳物のスライドが綺麗に仕上がったのは良かったです♪
今回、セラコートをお願いするにあたり、友人に声を掛けて3丁同時に同様の処理をして頂きました!
しかも、すべてシリアルナンバーを変えて頂きました。鈴友さん、面倒な依頼してゴメンナサイw
すでにお二方にはお渡し済みで、大変喜んで頂けました♪
セラコートネタはまだ続きます!!(`・ω・´)
<オマケ>
実銃のVP9が出て以来、海外のフォーラム等でも出るのか出ないのか?と話題になっていたコンパクトモデルが
つい先日発表されましたね。
http://hk-usa.com/hk-models/vp9-sk/
VP9をもう一つ買って、切り詰めて架空コンパクトモデルを作りたいな~とか考えてましたが、やらなくて良かったw
VFCさん、もちろん出してくれますよね? ね?? ね!!???
昨年入手したVFC(UMAREX)のVP9ですが、かなり出来が良く外観も大きな不満は無いものの、ややザラザラし過ぎな
スライドの塗装と、チェンバーカバー部分が若干凸凹してるのが気になり・・・
刻印消しを兼ねて平面出しを敢行!!
そして、鈴友さんでセラコート&再刻印して頂きました♪
XC1は最近ヤフオクで落札した実物中古品です。何も着けない事にしたと言いましたが、気が変わりましたw
刻印は折角なので、元のシリアルナンバーとは数字を変えて頂きました~
うん、大変良い質感です!!
元のザラザラした塗装とは異なり、キメの細かいお肌♪ シリコンオイルを馴染ませ、更にしっとりと♪
アルミパテで加工したマズル部分は、セラコート前のブラストもしくはセラコート時の影響か僅かにス(内在していた気泡)が
出てしまいましたが、こればかりは仕方ないです。一方で、スが出やすい鋳物のスライドが綺麗に仕上がったのは良かったです♪
今回、セラコートをお願いするにあたり、友人に声を掛けて3丁同時に同様の処理をして頂きました!
しかも、すべてシリアルナンバーを変えて頂きました。鈴友さん、面倒な依頼してゴメンナサイw
すでにお二方にはお渡し済みで、大変喜んで頂けました♪
セラコートネタはまだ続きます!!(`・ω・´)
<オマケ>
実銃のVP9が出て以来、海外のフォーラム等でも出るのか出ないのか?と話題になっていたコンパクトモデルが
つい先日発表されましたね。
http://hk-usa.com/hk-models/vp9-sk/
VP9をもう一つ買って、切り詰めて架空コンパクトモデルを作りたいな~とか考えてましたが、やらなくて良かったw
VFCさん、もちろん出してくれますよね? ね?? ね!!???
2017年01月09日
VFC/UMAREX VP9 JPバージョンの秘密!?
先週末は古くからのGUN仲間で集まっての新年会♪ 楽しかったー!!
で、そこで「イマイチ調子が悪いんだよねー」というVFCのVP9をお預かりしてきました。
右のが私ので、左のがお預かりしたほう。
JPバージョンの私のより白刻印がやや薄く見えるものの個体差レベル? 刻印内容自体は同じで外観上の差異は特にありませんが・・・
私のでは組み込み済みだったスペシャルコンボパッケージのスチールパーツが別添えになってました。
ノーマルパーツ分、お得ですね! (必要あるかどうかは別w)
んで、マガジン温めて撃ってみると、確かにというか明らかにリコイルがショボい・・・
バンッ! とならず、ポシュンって感じ。私のは箱出しでももっと動いてた記憶が。
そこで私のでもやったようにハンマースプリングを弱くしてみたりもしたのですが、改善はされるもののまだまだリコイルが弱い。
試しに私のとフレームを交換してみるとバンッ!っと絶好調!
スライド側の問題では無いようです。
それではと、リアシャーシ周りを移植してみると、これまた絶好調。
ハンマー起こしてみて、違いが判明しました。
こちら、私のほう。
ハンマーを起こしてもノッカーロックにより、ノッカーがこれくらい突出してるのに対して・・・
お預かりしたのはこれしか突出してません。
その違いは、ノッカーロックにありました。
下の私のには思いっきり『JAPAN』と入ってますが、お預かりした上のにはありませんね。
その違いはノッカーをロックする部分、写真では左側に手前方向に突き出てる突起の幅にありました。(上の写真では上下方向の幅)
この幅が小さくなっており、ノッカーの突出量が減らされてたんですね。1ミリ近く違います。
お預かりしたのは特にJPバージョンの記載がなかったそうで、恐らくは日本以外のアジア(台湾や香港等)向け海外版の並行輸入品と思われます。
思えばVFCはM4などでもJPバージョンではガスカットのタイミングを遅らせて、低圧ガスでも快調に動くようにしてましたね。
それがこのVP9ではノッカーの突出量を変える事で対応してるんですね。芸が細かい!!
さて、原因が分かったところでこのノッカーロックの突起は薄く、加工して肉を増やすような余裕は無い・・・
力の掛かる部分なので金属片を接着するくらいじゃすぐ取れちゃうでしょうし。
という事で諦めかけたその瞬間に閃きました!!
だったら寸法的に余裕のありそうなノッカーの方を加工すりゃ良いんじゃね!?
という事で、ノッカーにφ1.6の穴を開けまして〜
ステンレスの釘をちょいと加工して差し込み、抜けないようにカシメ、更にガタ止めに瞬着を隙間に流して固定しました。
これにより、ハンマー起こした時のノッカーの突出量が私のとほぼ同等に。
んで、肝心の作動ですが・・・
バンッ!!
バッチリです!!! やっぱVP9はこうでなくちゃ!!
その代わり? 私のと同様にスライドストップが掛かりにくくなってしまったので、同様にスプリング下にBB弾6発入れてかさ上げしときました(;´Д`A
ちなみにリコイルスプリングは特に変わり無いようです。
さぁ、貴方のVP9はJPバージョン? それとも並行輸入版?( ̄ー ̄)
で、そこで「イマイチ調子が悪いんだよねー」というVFCのVP9をお預かりしてきました。
右のが私ので、左のがお預かりしたほう。
JPバージョンの私のより白刻印がやや薄く見えるものの個体差レベル? 刻印内容自体は同じで外観上の差異は特にありませんが・・・
私のでは組み込み済みだったスペシャルコンボパッケージのスチールパーツが別添えになってました。
ノーマルパーツ分、お得ですね! (必要あるかどうかは別w)
んで、マガジン温めて撃ってみると、確かにというか明らかにリコイルがショボい・・・
バンッ! とならず、ポシュンって感じ。私のは箱出しでももっと動いてた記憶が。
そこで私のでもやったようにハンマースプリングを弱くしてみたりもしたのですが、改善はされるもののまだまだリコイルが弱い。
試しに私のとフレームを交換してみるとバンッ!っと絶好調!
スライド側の問題では無いようです。
それではと、リアシャーシ周りを移植してみると、これまた絶好調。
ハンマー起こしてみて、違いが判明しました。
こちら、私のほう。
ハンマーを起こしてもノッカーロックにより、ノッカーがこれくらい突出してるのに対して・・・
お預かりしたのはこれしか突出してません。
その違いは、ノッカーロックにありました。
下の私のには思いっきり『JAPAN』と入ってますが、お預かりした上のにはありませんね。
その違いはノッカーをロックする部分、写真では左側に手前方向に突き出てる突起の幅にありました。(上の写真では上下方向の幅)
この幅が小さくなっており、ノッカーの突出量が減らされてたんですね。1ミリ近く違います。
お預かりしたのは特にJPバージョンの記載がなかったそうで、恐らくは日本以外のアジア(台湾や香港等)向け海外版の並行輸入品と思われます。
思えばVFCはM4などでもJPバージョンではガスカットのタイミングを遅らせて、低圧ガスでも快調に動くようにしてましたね。
それがこのVP9ではノッカーの突出量を変える事で対応してるんですね。芸が細かい!!
さて、原因が分かったところでこのノッカーロックの突起は薄く、加工して肉を増やすような余裕は無い・・・
力の掛かる部分なので金属片を接着するくらいじゃすぐ取れちゃうでしょうし。
という事で諦めかけたその瞬間に閃きました!!
だったら寸法的に余裕のありそうなノッカーの方を加工すりゃ良いんじゃね!?
という事で、ノッカーにφ1.6の穴を開けまして〜
ステンレスの釘をちょいと加工して差し込み、抜けないようにカシメ、更にガタ止めに瞬着を隙間に流して固定しました。
これにより、ハンマー起こした時のノッカーの突出量が私のとほぼ同等に。
んで、肝心の作動ですが・・・
バンッ!!
バッチリです!!! やっぱVP9はこうでなくちゃ!!
その代わり? 私のと同様にスライドストップが掛かりにくくなってしまったので、同様にスプリング下にBB弾6発入れてかさ上げしときました(;´Д`A
ちなみにリコイルスプリングは特に変わり無いようです。
さぁ、貴方のVP9はJPバージョン? それとも並行輸入版?( ̄ー ̄)
2016年11月27日
VFC/UMAREX VP9 小改良
前回情報を頂いたマガジンキャッチ不具合、主な原因はマガジンの前後のガタのようでフレーム内部にテープを貼ると改善されるとの事。
私のは今の所マガジンが落ちる症状は出ていませんが、転ばぬ先の杖という事で私もやってみましたー
ただ、紹介頂いたクラフトテープもアルミテープも手元に無かったので、取り敢えずビニールテープで様子見。
マガジンキャッチの反対側、リアシャーシの下の方にビニールテープを3枚重ねて貼りました。トータルの厚みは約0.5ミリです。
これでマガジン上の方はガタが無くなったのですが、下の方は前方向にガタつくので前側に同じく3枚重ねを左右に分けて貼り付け。
どちらもマガジンの角が当たって剥がれないように、一番上のテープを大きめにして端っこが1枚分の厚みになるようにしました。
マガジン挿入後のマガジンキャッチ位置がやや変わり、若干下寄りに。
マガジンキャッチにマガジンがより強く押し付けられてる証拠です。これで将来的にもマガジンが落ちてくる事は恐らく無いでしょう♪
ガタも無くなり、作動も全く問題無しです!
もしこれでも改善されない方は、マガジンのノッチを深くするとか、更なる修正が必要かも・・・
さて、これでもマガジンの抜き挿しがキツくなる事は無いのですが、やはりビニールテープでは一枚の厚み自体が厚くて
後ろに貼った方はすぐに角がめくれて来ちゃいました(;´Д`A
なので、リアシャーシには0.3ミリの鉄板を両面テープを2枚重ねて貼り付け。(トータル約0.5ミリ)
リアシャーシの下面を板厚分削って鉄板を曲げ込んだので、角が当たって剥がれる事も無さそうです♪
次に右側のスライドストップ。
ちょっとガタが大きいんですよね・・・
回転方向のガタはちょっと修正が難しそうなので、取り敢えず抜け方向だけでも改善しようかと。
右側スライドストップの抜け止めパーツがスライドストップ軸の上にあります。
引っこ抜くとこんな形してます。
元は真っ平らなコイツを、ライターで炙って若干反らせました。(表面がブツブツしてるのはそのせいです)
反らせた方を内側にしてセットし直したら、抜け方向のガタがだいぶ改善されました♪
それと左側のスライドストップですが、フレームとの隙間が大きくてマガジン抜いた状態で操作しようとするとすごく奥に引っ込んで
しまって気持ち悪いんですよね・・・
そこで、適当な長さの3ミリロールピンをスライドストップ裏側に接着してやりました〜
最後にサイト。
ドットにはわざわざ別部品で白い樹脂が埋め込まれていますが、実銃のデフォルトは蓄光サイトのようなのでこのような
蓄光パウダーとクリア塗料を用意!
パウダーに少量のクリア塗料を混ぜて、白い樹脂を奥まで押し込んだところに入れてあげました。
イイ感じです♪
私のは今の所マガジンが落ちる症状は出ていませんが、転ばぬ先の杖という事で私もやってみましたー
ただ、紹介頂いたクラフトテープもアルミテープも手元に無かったので、取り敢えずビニールテープで様子見。
マガジンキャッチの反対側、リアシャーシの下の方にビニールテープを3枚重ねて貼りました。トータルの厚みは約0.5ミリです。
これでマガジン上の方はガタが無くなったのですが、下の方は前方向にガタつくので前側に同じく3枚重ねを左右に分けて貼り付け。
どちらもマガジンの角が当たって剥がれないように、一番上のテープを大きめにして端っこが1枚分の厚みになるようにしました。
マガジン挿入後のマガジンキャッチ位置がやや変わり、若干下寄りに。
マガジンキャッチにマガジンがより強く押し付けられてる証拠です。これで将来的にもマガジンが落ちてくる事は恐らく無いでしょう♪
ガタも無くなり、作動も全く問題無しです!
もしこれでも改善されない方は、マガジンのノッチを深くするとか、更なる修正が必要かも・・・
さて、これでもマガジンの抜き挿しがキツくなる事は無いのですが、やはりビニールテープでは一枚の厚み自体が厚くて
後ろに貼った方はすぐに角がめくれて来ちゃいました(;´Д`A
なので、リアシャーシには0.3ミリの鉄板を両面テープを2枚重ねて貼り付け。(トータル約0.5ミリ)
リアシャーシの下面を板厚分削って鉄板を曲げ込んだので、角が当たって剥がれる事も無さそうです♪
次に右側のスライドストップ。
ちょっとガタが大きいんですよね・・・
回転方向のガタはちょっと修正が難しそうなので、取り敢えず抜け方向だけでも改善しようかと。
右側スライドストップの抜け止めパーツがスライドストップ軸の上にあります。
引っこ抜くとこんな形してます。
元は真っ平らなコイツを、ライターで炙って若干反らせました。(表面がブツブツしてるのはそのせいです)
反らせた方を内側にしてセットし直したら、抜け方向のガタがだいぶ改善されました♪
それと左側のスライドストップですが、フレームとの隙間が大きくてマガジン抜いた状態で操作しようとするとすごく奥に引っ込んで
しまって気持ち悪いんですよね・・・
そこで、適当な長さの3ミリロールピンをスライドストップ裏側に接着してやりました〜
最後にサイト。
ドットにはわざわざ別部品で白い樹脂が埋め込まれていますが、実銃のデフォルトは蓄光サイトのようなのでこのような
蓄光パウダーとクリア塗料を用意!
パウダーに少量のクリア塗料を混ぜて、白い樹脂を奥まで押し込んだところに入れてあげました。
イイ感じです♪
2016年11月23日
VFC/UMAREX VP9 マガジンキャッチ不具合?
えー、最新ニュースです。
先ほど、ようやく手元にVP9が届いたセイさんからの情報によりますと、撃ってる途中にマガジンが抜け落ちる不具合があるとの事です。
幸いにも?単に撃ち込んでないだけ?か、私のはそういった症状は見られませんが、そう言われて気になるところはあったのでメールに返信・・・
何故か弾かれる。
もう一度・・・
また弾かれる(;´Д`A
という事で、業務報告?がてら記事にしちゃいますw
・・・・・・
まずは原因を探らないといけません。
現状では症状の出ていない私の個体で、何枚か写真撮ったので比較してみて下さい!
まず、マガジン無し状態。マガジンキャッチ操作部の上面とトリガーガード内側上面がツライチくらい。
マガジン挿入途中。マガジンキャッチ操作部の下半分がトリガーガード下面からはみ出すくらい。
マガジン挿入後、マガジンキャッチ操作部の真ん中がトリガーガード厚みの真ん中くらい。
マガジンのノッチです。
前面含めて外形を研磨してるみたいなので、研磨しすぎるとノッチが浅くなったり、フレームとのガタが大きくなってマガジンが落ちやすくなるのかも??
ちなみにノッチ付近のマガジン外形前後サイズは、背面に直角にノギスを当てて32.4mmでした。
同じような症状の方、いらっしゃいましたら情報提供よろしくお願いします!!
先ほど、ようやく手元にVP9が届いたセイさんからの情報によりますと、撃ってる途中にマガジンが抜け落ちる不具合があるとの事です。
幸いにも?単に撃ち込んでないだけ?か、私のはそういった症状は見られませんが、そう言われて気になるところはあったのでメールに返信・・・
何故か弾かれる。
もう一度・・・
また弾かれる(;´Д`A
という事で、業務報告?がてら記事にしちゃいますw
・・・・・・
まずは原因を探らないといけません。
現状では症状の出ていない私の個体で、何枚か写真撮ったので比較してみて下さい!
まず、マガジン無し状態。マガジンキャッチ操作部の上面とトリガーガード内側上面がツライチくらい。
マガジン挿入途中。マガジンキャッチ操作部の下半分がトリガーガード下面からはみ出すくらい。
マガジン挿入後、マガジンキャッチ操作部の真ん中がトリガーガード厚みの真ん中くらい。
マガジンのノッチです。
前面含めて外形を研磨してるみたいなので、研磨しすぎるとノッチが浅くなったり、フレームとのガタが大きくなってマガジンが落ちやすくなるのかも??
ちなみにノッチ付近のマガジン外形前後サイズは、背面に直角にノギスを当てて32.4mmでした。
同じような症状の方、いらっしゃいましたら情報提供よろしくお願いします!!
2016年11月17日
HK VP9 vs イロイロ
さて、今回VP9というポリマーオートの新入りが入ってきた事で、ウチに居る他のオートたちがザワついています。
特に気が気でない様子なのがポリマーオートたち。
まず最初に鳶職人の親方、G17(StarkArms)がお出迎え。
G17 「おう、お前か新入りってのは。」
VP9 「あ!G17さん!そッス、俺が新入りのVP9ッス!よろしくお願いしゃッス!」(ちょっとチャラい)
「昔から憧れなんス!記念に一緒に写真撮らせてもらっていいッスか!?」
G17 「おぅ、兄ちゃんなかなかいい体してんな? まぁ頑張れよ・・・」
とそこに歳の離れた妹、G19(StarkArms)がやってくる。
G19 「あ~! お兄ちゃんばっかりズルい~~!! アタシも一緒に写真撮って!」
VP9 「G17さんの妹さんッスか? へぇ~可愛いッスねぇ!!」
G19 「えへへ~~♪」
G19 「あ、でも、VP9さんって見かけによらずアタシとバレルの長さ変わらないのね?」
VP9 「(ギクッ!) え、そ、そうなんスよね~ 最近はグリップがフルサイズでバレルは短めってのが流行らしいッスよ!?」
G19 「ふぅ~ん」
と、バレルもグリップも短いG19は口を尖らせた。
そこに顔を出したのはエリートサラリーマン、S&WのM&P9(Cybergun)だ。
M&P9 「何ですか騒がしいですね・・・」
先日の大統領選でトランプ氏が当選して以来、すこぶる機嫌が悪い。
VP9 「うぉおお!?M&P9さんじゃないッスか!?入ってくださいよ!!」
と怪訝そうなM&P9と無理やりツーショット。
M&P9 「ふっ・・・また賑やかになりますね・・・」
実はツンデレなM&Pなのであったw
次に出てきたのはフリーターのG17 SAI(StarkArms)だ。
SAI 「何スか?新入りッスか!?うっひょ~!よろしくッス~!!」(負けじとチャラい)
VP9 「SAIさんじゃないッスか!よろしくッス!!」
SAI 「いや~、最近何か肩身が狭かったんスけど、何か嬉しいなぁ~!!」
「・・・っと、VP9さん、長老にはもう挨拶しました?」
VP9 「長老? いやまだッスけど・・・」
SAI 「じゃあ紹介するッス! ちょっと待ってて下さいね~」
と、SAIが連れて来た長老がそう、他でもないブローニング・ハイパワー(タナカ)だ。
ハイパワー 「ほ~ほっほ、キミかね新入りの子は。優秀な子じゃと聞いておるよ♪ みんなと仲良くするんじゃぞ~」
VP9 「はい!ありがとうございます!!よろしくお願いします!!!」
長老の前ではちゃんとした挨拶をする世渡り上手なVP9であった。
~終わり~ (特にオチ無しw)
注)全てフィクションです。それぞれのキャラクターは全てあじゃの妄想であり偏見が含まれていることをご容赦くださいw
さて、ここからはもうネタが続かないので(w)、手当たり次第にツーショット撮りまくった写真をズラッとな!
比較の為に全部同じ向きです! け、決して手抜きではな(ry
HK USPコンパクト(KSC)
S&W M&P9c(Cybergun)
Walther PPQ M2(Umarex)
S&W M&P9 VTAC(Cybergun)
CZ P-09(KJ)
CZ P-07(KJ)
Beretta PX-4(マルイ)
Beretta PX-4 Compact(WE)
こっからはもはや口径も違いますがw
Springfield Armory XDM Compact(WE)
FN 5-7(マルシン)
G42(Hogwards)
Kimber(WA)
FN FNX-45 Tactical(Cybergun)
以上、お手持ちの銃との比較が出来れば幸いです♪
特に気が気でない様子なのがポリマーオートたち。
まず最初に鳶職人の親方、G17(StarkArms)がお出迎え。
G17 「おう、お前か新入りってのは。」
VP9 「あ!G17さん!そッス、俺が新入りのVP9ッス!よろしくお願いしゃッス!」(ちょっとチャラい)
「昔から憧れなんス!記念に一緒に写真撮らせてもらっていいッスか!?」
G17 「おぅ、兄ちゃんなかなかいい体してんな? まぁ頑張れよ・・・」
とそこに歳の離れた妹、G19(StarkArms)がやってくる。
G19 「あ~! お兄ちゃんばっかりズルい~~!! アタシも一緒に写真撮って!」
VP9 「G17さんの妹さんッスか? へぇ~可愛いッスねぇ!!」
G19 「えへへ~~♪」
G19 「あ、でも、VP9さんって見かけによらずアタシとバレルの長さ変わらないのね?」
VP9 「(ギクッ!) え、そ、そうなんスよね~ 最近はグリップがフルサイズでバレルは短めってのが流行らしいッスよ!?」
G19 「ふぅ~ん」
と、バレルもグリップも短いG19は口を尖らせた。
そこに顔を出したのはエリートサラリーマン、S&WのM&P9(Cybergun)だ。
M&P9 「何ですか騒がしいですね・・・」
先日の大統領選でトランプ氏が当選して以来、すこぶる機嫌が悪い。
VP9 「うぉおお!?M&P9さんじゃないッスか!?入ってくださいよ!!」
と怪訝そうなM&P9と無理やりツーショット。
M&P9 「ふっ・・・また賑やかになりますね・・・」
実はツンデレなM&Pなのであったw
次に出てきたのはフリーターのG17 SAI(StarkArms)だ。
SAI 「何スか?新入りッスか!?うっひょ~!よろしくッス~!!」(負けじとチャラい)
VP9 「SAIさんじゃないッスか!よろしくッス!!」
SAI 「いや~、最近何か肩身が狭かったんスけど、何か嬉しいなぁ~!!」
「・・・っと、VP9さん、長老にはもう挨拶しました?」
VP9 「長老? いやまだッスけど・・・」
SAI 「じゃあ紹介するッス! ちょっと待ってて下さいね~」
と、SAIが連れて来た長老がそう、他でもないブローニング・ハイパワー(タナカ)だ。
ハイパワー 「ほ~ほっほ、キミかね新入りの子は。優秀な子じゃと聞いておるよ♪ みんなと仲良くするんじゃぞ~」
VP9 「はい!ありがとうございます!!よろしくお願いします!!!」
長老の前ではちゃんとした挨拶をする世渡り上手なVP9であった。
~終わり~ (特にオチ無しw)
注)全てフィクションです。それぞれのキャラクターは全てあじゃの妄想であり偏見が含まれていることをご容赦くださいw
さて、ここからはもうネタが続かないので(w)、手当たり次第にツーショット撮りまくった写真をズラッとな!
比較の為に全部同じ向きです! け、決して手抜きではな(ry
HK USPコンパクト(KSC)
S&W M&P9c(Cybergun)
Walther PPQ M2(Umarex)
S&W M&P9 VTAC(Cybergun)
CZ P-09(KJ)
CZ P-07(KJ)
Beretta PX-4(マルイ)
Beretta PX-4 Compact(WE)
こっからはもはや口径も違いますがw
Springfield Armory XDM Compact(WE)
FN 5-7(マルシン)
G42(Hogwards)
Kimber(WA)
FN FNX-45 Tactical(Cybergun)
以上、お手持ちの銃との比較が出来れば幸いです♪
2016年11月15日
HK VP9 ライト取り付け
HK VP9、どんなライトが似合うか試してみました♪
まずはトップバッター、ド定番のX300レプリカ。
一気にタクティコゥ度がアップしますねぇ~ レールのサイズもキツ過ぎず緩過ぎず、ピッタリです♪
ただ、こうなるとやっぱりネジ切りサイレンサーアウターが欲しくなりますねww
お次はSBAL-PLレプリカ。
こちらだと特殊部隊度が大幅アップ!(単純だなw) ただ、ちょっとゴツ過ぎますかねー?
最後にSurefire XC-1Aです。
サイズ的にはこれがピッタリな気もしますが、トリガーガードからのラインの合い具合とかはやっぱりX300に
軍配が上がるかな?
お次は~~
・・・コレでネタ切れでしたw
んで結局、私は何も付けない事にしましたww
【お詫びと訂正】
最初のVP9記事でSpacialComboセットのスチールパーツ、特にリアサイトを見て私は
「特に仕上げが良いというわけでも無さそう」
とコメントしましたが、その後の調べで実銃のHK標準リアサイトにも同様の位置に押しピン跡があることが
判明しました。
(画像はebay出品物より借用、トリミングしました)
なので、Crusaderの形状はリアル!という事です♪(ドットに蓄光樹脂が埋め込まれていれば完璧)
もし、私の記事を見てSpacialComboセットをやめて通常モデルにしちゃったじゃん!という方がいらっしゃい
ましたらゴメンなさい(;´Д`)
まずはトップバッター、ド定番のX300レプリカ。
一気にタクティコゥ度がアップしますねぇ~ レールのサイズもキツ過ぎず緩過ぎず、ピッタリです♪
ただ、こうなるとやっぱりネジ切りサイレンサーアウターが欲しくなりますねww
お次はSBAL-PLレプリカ。
こちらだと特殊部隊度が大幅アップ!(単純だなw) ただ、ちょっとゴツ過ぎますかねー?
最後にSurefire XC-1Aです。
サイズ的にはこれがピッタリな気もしますが、トリガーガードからのラインの合い具合とかはやっぱりX300に
軍配が上がるかな?
お次は~~
・・・コレでネタ切れでしたw
んで結局、私は何も付けない事にしましたww
【お詫びと訂正】
最初のVP9記事でSpacialComboセットのスチールパーツ、特にリアサイトを見て私は
「特に仕上げが良いというわけでも無さそう」
とコメントしましたが、その後の調べで実銃のHK標準リアサイトにも同様の位置に押しピン跡があることが
判明しました。
(画像はebay出品物より借用、トリミングしました)
なので、Crusaderの形状はリアル!という事です♪(ドットに蓄光樹脂が埋め込まれていれば完璧)
もし、私の記事を見てSpacialComboセットをやめて通常モデルにしちゃったじゃん!という方がいらっしゃい
ましたらゴメンなさい(;´Д`)
2016年11月14日
HK VP9 マズル修正
Infinityはちょっとおあずけ♪
ネタは熱いうちに~ という事で、先日アップしたVP9記事の中でも書きましたが、どうにも
ネジ切りマズルが気に入らない!!
インナーバレルがギリギリまで来てるのは、組み立て時にインナーバレルを押し込まないと
ディスアッセンブリーレバーを戻せない為、ではあるのですがコレも気になります。
という事で、ネジ部をΦ11のドリルで除去!
さらに先端外径ギリギリまでC面を付けます。
VP9はポリゴナルライフリングなので、同様にポリゴナルライフリングっぽいのが再現されているVFCもとい
StarkArmsのG19のアウターバレルのマズルを、型取くんで型取りします。
センター出ししやすいように、このように外径も覆うと良いでしょう♪
先ほど内径を拡げたVP9のマズル部分、および型にもジーナスGM-8300をタップリ盛り付けて、
型をズボッ!と入れます。
硬化後、型を取り外したところ。
ライフリング部の未充填を防ぐ為にタップリ盛り付けたので、このように盛大にはみ出します(;^_^A
内径を8.6mmのドリルで開口し、外径はゴリゴリシコシコしてブルーイング、ジーナスで出来てる
前面~ライフリングは塗装で仕上げて・・・(途中画像無しw)
完成!!
上手い具合にポリゴナルライフリングを再現出来ました♪
インナーバレルも3.5mmほど長さを詰めて、再度ブラスブラックで先端だけ黒染め。
組み立ての時には銃口に小指を突っ込んでインナーバレルを押してあげれば大丈夫です。
型取りの時に外径も被せたので、このとおりセンターもバッチリ♪
派手に付いてるツールマークをやや大人しめにしてブルーイングしたバレル。
ちなみにチャンバー部分は浅いレーザー刻印があるため、そちらは弄ってません。
本当は面出しして仕上げ直したいところではありますが、我慢しましょう~
ともかく、マズルのネジが無くなって余は満足じゃ♪
・・・ネジ切りアウター(もちろん雌ネジじゃなくて雄ネジ)が出たら買っちゃうかも知れんけどww
ネタは熱いうちに~ という事で、先日アップしたVP9記事の中でも書きましたが、どうにも
ネジ切りマズルが気に入らない!!
インナーバレルがギリギリまで来てるのは、組み立て時にインナーバレルを押し込まないと
ディスアッセンブリーレバーを戻せない為、ではあるのですがコレも気になります。
という事で、ネジ部をΦ11のドリルで除去!
さらに先端外径ギリギリまでC面を付けます。
VP9はポリゴナルライフリングなので、同様にポリゴナルライフリングっぽいのが再現されているVFCもとい
StarkArmsのG19のアウターバレルのマズルを、型取くんで型取りします。
センター出ししやすいように、このように外径も覆うと良いでしょう♪
先ほど内径を拡げたVP9のマズル部分、および型にもジーナスGM-8300をタップリ盛り付けて、
型をズボッ!と入れます。
硬化後、型を取り外したところ。
ライフリング部の未充填を防ぐ為にタップリ盛り付けたので、このように盛大にはみ出します(;^_^A
内径を8.6mmのドリルで開口し、外径はゴリゴリシコシコしてブルーイング、ジーナスで出来てる
前面~ライフリングは塗装で仕上げて・・・(途中画像無しw)
完成!!
上手い具合にポリゴナルライフリングを再現出来ました♪
インナーバレルも3.5mmほど長さを詰めて、再度ブラスブラックで先端だけ黒染め。
組み立ての時には銃口に小指を突っ込んでインナーバレルを押してあげれば大丈夫です。
型取りの時に外径も被せたので、このとおりセンターもバッチリ♪
派手に付いてるツールマークをやや大人しめにしてブルーイングしたバレル。
ちなみにチャンバー部分は浅いレーザー刻印があるため、そちらは弄ってません。
本当は面出しして仕上げ直したいところではありますが、我慢しましょう~
ともかく、マズルのネジが無くなって余は満足じゃ♪
・・・ネジ切りアウター(もちろん雌ネジじゃなくて雄ネジ)が出たら買っちゃうかも知れんけどww
2016年11月10日
VFC/UMAREX HK VP9
(※一部写真差替えました。)
たまにはタイムリーなネタを・・・w
実銃の評判も高いHK VP9、それが個人的に好きなVFC(UMAREX)から出るという情報から待つこと数か月。
先月、国内各ショップが予約受付を開始したところで、ちょくちょくお世話になってるFOXさんで予約。
そしてついに一昨日届きました♪
もちろん、数点のパーツがCrusader製のスチール製になってるSpacialComboセットです♪
(ところで思うんですが、Crusaderって中の人はVFCなんでしょうか?)
スチール製になってるのは、まずはエキストラクター
ディスアッセンブリーレバー
それからフロント/リアサイト、ですね。
・・・が、ご覧のとおり特に仕上げが良いというわけでも無さそうではありますw
(※ちょっと訂正。実銃標準装備のリアサイトにも同様の位置に押しピン跡があり、逆にリアルである事が判明しましたw)
とは言えさすがVFC、外観はほぼ言う事無し! スライドに気になるパーティングラインも無いですし、
フレーム共々完璧な刻印。フレームのシボなどの質感も非常に高いです。
スライドの塗装がややザラツキ過ぎだけど、それはまぁ良しとしましょう(;^_^A
スライドとフレームの隙間やガタなども問題無いですね。ホント良く出来てます。
ちなみにFN5-7を彷彿とさせるスライド後端の出っ張りも、しっかり別パーツで再現されてます。
マガジンも良い出来ですねぇ。
交換式のバックストラップ&サイドパネルもS/M/Lサイズが付属。
箱出しではMサイズが付いてましたが、私にはSサイズが合ってるみたいでとても握りやすいです。
パッと見、トリガーリーチが長いようにも見えますが、グリップ後ろの付け根からの距離はグロックなどとそう変わりません。
気に入らないのは、マズルが雌ネジになってる事。
後にサイレンサーアダプターが出るような話ですが、サイレンサー付ける気は無いんだよなぁ・・・
あ、インナーバレル先端は届いて速攻でブラスブラックにて染めてます。
スライドストップはグロックなどと比べて後ろ寄りになっていて、手の小さい私でも普通にグリップしたまま親指が届きます。
それがちょっとした問題の原因にもなってるようですが、その辺は後述します。
中身をちょっと見ていきましょう~
まずはスライド。
まんまG42を大きくしたような構造で、シリンダーの断面積を最大限に取る工夫がされていますね。
そのおかげか、ブローバックの強さはかなりのもの! バキンッ!バキンッ!と鋭く重いリコイルが楽しめます♪
ちなみに銀色にメッキされたパーツは全てスチール製。
初速を測ってみたら0.2gで76~79m/sと結構高め、一方でガスの消費量は0.25g/発とこれまた高めなので、
フローティングバルブのスプリングをちょっと弱めてあげようかと。
バラしたところ、結構長いスプリングが入ってました。
5巻きカットしたところ。
最終的にさらに1巻きカットしましたが、初速は72m/s前後まで落ちたものの、ガス消費量は0.23g/発とあまり変わらず・・・
ココは弄らなくても良かったかも?(;^_^A
G42では単にノッカーロックを押し下げるだけだった横っちょのレールですが、その先端がスライドストップに接触して
スライドのノッチを傷めない構造になってます。
スライドストップ自体もスチールプレスなのは良いのですが、板厚分しか接触しないのが勿体無いかなぁ・・・
先端を折り曲げて接触面積増やしてくれたらより安心なんですが。
リアシャーシ周りも、これまたG42と同じようなパーツ構成。
こちらも銀色にメッキされたパーツは全てスチール製。
ただ違うのが、ノッカースプリングがこのような引きバネになってます。
これは凄く良いです。組み立てる時はハンマースプリングだけ圧縮しながらノッカー入れてハンマーピンを通し、
その後にこの引きバネを引っ掛ければ良いので、とても組み立て易いです♪
ただ、そのハンマースプリングがやはり海外製なので結構強め。
国内ガスを使う限りここまで強いスプリングは必要無く、逆にブローバックの抵抗のデメリットが大きいので、
少し弱めてあげましょう。
右下のトーションスプリングがハンマースプリングです。デフォルトではこのように両端がほぼ水平状態。
これを、これくらいまで曲げてあげます。
注) 曲げる時は一ヶ所集中ではなく丸い部分も含めて全体的に少しずつ曲げないと、折れる危険性があります。
ペンチで円の部分を場所を変えて少しずつ圧縮し、弱くなり過ぎたらペンチの先の片方を真ん中に突っ込んでギュと。
かなり微妙な調整でして、ほんの少しの角度でもテンションが変わるので、何度かバラしたり組んだりして調子を見ます。
具体的には真夏の気温も想定して、食器乾燥機で温めたマガジンのバルブを叩けるギリギリまで弱めてやりました。
元々調子の良いブローバックが、抵抗が減ることで更に元気に!!
しかし、そのせいもあるかも知れませんが、この子の(個人的に思う)最大の欠点は、最終弾発射後のスライドストップが
結構な確率で上がらない事。(個体差あるとは思いますが)
G42の時のように冷えによってスライドが下がりきらないとかではなく、マガジンを温めるほどスライドストップが掛からなく
なります。スライドストップを指で押し上げながら撃つとバッチリ掛かることから、どうもスライドの往復スピードが速過ぎて
スライドストップが上がるスピードが追い付かない模様。(昔の初期WAコマンダー状態・・・と言って分かる人居るかな?)
マガジンのフォロワースプリングは他機種と比べて決して弱くない感じですが、どうも前述したスライドストップの構造と言うか、
形状も影響しているように思います。
スライドストップの軸はトリガーピン、フォロワーで押し上げられるのは普通にマガジン前方。
で、スライドのノッチ(実際には銀色のレール)に接触するのはそのずっと後方なので、フォロワーの小さな動きに対して
スライドストップ後端は大きく動きます。つまり、フォロワーは最後のちょっとの一押しでスライドストップを上げなければ
なりません。
逆にテコの原理でフォロワーはより強い力で押し上げる必要がある一方で、スライドストップを下に戻すスプリングを
弱くすると、今度は通常の作動でスライドストップが上がってしまうリスクがあり・・・
まぁ、蘊蓄が長くなりましたが要はフォロワースプリングを強くしたい訳です。
ちょうど良いスプリングが無かったので、装弾数を犠牲にしてスプリングの下にスペーサーでもかまそうと思うのですが、
とりあえず様子見でBB弾を6発スペーサー代わりに入れました。
これでちょうど装弾数15発。スライドストップもバッチリ掛かるようになりました!
もしも同じ症状でお悩みの方へ参考になればと♪
ストライクアームズさんとかで強化スプリング出してくれると良いんですけどね~
(海外ガスだとより出やすい症状だと思うので、VFCが対策してくれるのが一番ですが)
たまにはタイムリーなネタを・・・w
実銃の評判も高いHK VP9、それが個人的に好きなVFC(UMAREX)から出るという情報から待つこと数か月。
先月、国内各ショップが予約受付を開始したところで、ちょくちょくお世話になってるFOXさんで予約。
そしてついに一昨日届きました♪
もちろん、数点のパーツがCrusader製のスチール製になってるSpacialComboセットです♪
(ところで思うんですが、Crusaderって中の人はVFCなんでしょうか?)
スチール製になってるのは、まずはエキストラクター
ディスアッセンブリーレバー
それからフロント/リアサイト、ですね。
・・・が、ご覧のとおり特に仕上げが良いというわけでも無さそうではありますw
(※ちょっと訂正。実銃標準装備のリアサイトにも同様の位置に押しピン跡があり、逆にリアルである事が判明しましたw)
とは言えさすがVFC、外観はほぼ言う事無し! スライドに気になるパーティングラインも無いですし、
フレーム共々完璧な刻印。フレームのシボなどの質感も非常に高いです。
スライドの塗装がややザラツキ過ぎだけど、それはまぁ良しとしましょう(;^_^A
スライドとフレームの隙間やガタなども問題無いですね。ホント良く出来てます。
ちなみにFN5-7を彷彿とさせるスライド後端の出っ張りも、しっかり別パーツで再現されてます。
マガジンも良い出来ですねぇ。
交換式のバックストラップ&サイドパネルもS/M/Lサイズが付属。
箱出しではMサイズが付いてましたが、私にはSサイズが合ってるみたいでとても握りやすいです。
パッと見、トリガーリーチが長いようにも見えますが、グリップ後ろの付け根からの距離はグロックなどとそう変わりません。
気に入らないのは、マズルが雌ネジになってる事。
後にサイレンサーアダプターが出るような話ですが、サイレンサー付ける気は無いんだよなぁ・・・
あ、インナーバレル先端は届いて速攻でブラスブラックにて染めてます。
スライドストップはグロックなどと比べて後ろ寄りになっていて、手の小さい私でも普通にグリップしたまま親指が届きます。
それがちょっとした問題の原因にもなってるようですが、その辺は後述します。
中身をちょっと見ていきましょう~
まずはスライド。
まんまG42を大きくしたような構造で、シリンダーの断面積を最大限に取る工夫がされていますね。
そのおかげか、ブローバックの強さはかなりのもの! バキンッ!バキンッ!と鋭く重いリコイルが楽しめます♪
ちなみに銀色にメッキされたパーツは全てスチール製。
初速を測ってみたら0.2gで76~79m/sと結構高め、一方でガスの消費量は0.25g/発とこれまた高めなので、
フローティングバルブのスプリングをちょっと弱めてあげようかと。
バラしたところ、結構長いスプリングが入ってました。
5巻きカットしたところ。
最終的にさらに1巻きカットしましたが、初速は72m/s前後まで落ちたものの、ガス消費量は0.23g/発とあまり変わらず・・・
ココは弄らなくても良かったかも?(;^_^A
G42では単にノッカーロックを押し下げるだけだった横っちょのレールですが、その先端がスライドストップに接触して
スライドのノッチを傷めない構造になってます。
スライドストップ自体もスチールプレスなのは良いのですが、板厚分しか接触しないのが勿体無いかなぁ・・・
先端を折り曲げて接触面積増やしてくれたらより安心なんですが。
リアシャーシ周りも、これまたG42と同じようなパーツ構成。
こちらも銀色にメッキされたパーツは全てスチール製。
ただ違うのが、ノッカースプリングがこのような引きバネになってます。
これは凄く良いです。組み立てる時はハンマースプリングだけ圧縮しながらノッカー入れてハンマーピンを通し、
その後にこの引きバネを引っ掛ければ良いので、とても組み立て易いです♪
ただ、そのハンマースプリングがやはり海外製なので結構強め。
国内ガスを使う限りここまで強いスプリングは必要無く、逆にブローバックの抵抗のデメリットが大きいので、
少し弱めてあげましょう。
右下のトーションスプリングがハンマースプリングです。デフォルトではこのように両端がほぼ水平状態。
これを、これくらいまで曲げてあげます。
注) 曲げる時は一ヶ所集中ではなく丸い部分も含めて全体的に少しずつ曲げないと、折れる危険性があります。
ペンチで円の部分を場所を変えて少しずつ圧縮し、弱くなり過ぎたらペンチの先の片方を真ん中に突っ込んでギュと。
かなり微妙な調整でして、ほんの少しの角度でもテンションが変わるので、何度かバラしたり組んだりして調子を見ます。
具体的には真夏の気温も想定して、食器乾燥機で温めたマガジンのバルブを叩けるギリギリまで弱めてやりました。
元々調子の良いブローバックが、抵抗が減ることで更に元気に!!
しかし、そのせいもあるかも知れませんが、この子の(個人的に思う)最大の欠点は、最終弾発射後のスライドストップが
結構な確率で上がらない事。(個体差あるとは思いますが)
G42の時のように冷えによってスライドが下がりきらないとかではなく、マガジンを温めるほどスライドストップが掛からなく
なります。スライドストップを指で押し上げながら撃つとバッチリ掛かることから、どうもスライドの往復スピードが速過ぎて
スライドストップが上がるスピードが追い付かない模様。(昔の初期WAコマンダー状態・・・と言って分かる人居るかな?)
マガジンのフォロワースプリングは他機種と比べて決して弱くない感じですが、どうも前述したスライドストップの構造と言うか、
形状も影響しているように思います。
スライドストップの軸はトリガーピン、フォロワーで押し上げられるのは普通にマガジン前方。
で、スライドのノッチ(実際には銀色のレール)に接触するのはそのずっと後方なので、フォロワーの小さな動きに対して
スライドストップ後端は大きく動きます。つまり、フォロワーは最後のちょっとの一押しでスライドストップを上げなければ
なりません。
逆にテコの原理でフォロワーはより強い力で押し上げる必要がある一方で、スライドストップを下に戻すスプリングを
弱くすると、今度は通常の作動でスライドストップが上がってしまうリスクがあり・・・
まぁ、蘊蓄が長くなりましたが要はフォロワースプリングを強くしたい訳です。
ちょうど良いスプリングが無かったので、装弾数を犠牲にしてスプリングの下にスペーサーでもかまそうと思うのですが、
とりあえず様子見でBB弾を6発スペーサー代わりに入れました。
これでちょうど装弾数15発。スライドストップもバッチリ掛かるようになりました!
もしも同じ症状でお悩みの方へ参考になればと♪
ストライクアームズさんとかで強化スプリング出してくれると良いんですけどね~
(海外ガスだとより出やすい症状だと思うので、VFCが対策してくれるのが一番ですが)