2017年11月29日
SIG SAUER P228 モデルガン
今回はSIG SAUER P228、モデルガンカスタムの仕上げ直し!
以前、P229のモデルガンカスタムを仕上げ直させて頂きましたが、同じ方の手によるモデルガンカスタムです。
(オーナーさんは異なります。)
上の写真で僅かに見えますが、スライド刻印回りに傷が付いてしまいオーナーさんが修正を試みたが納得いく仕上がりに
ならなかったとの事で、ついでにスライドの薄い刻印を追い彫りし、フレームの刻印を全て消した上、再塗装のご依頼を頂きました~
大きな傷ではありませんでしたが、埋めた接着剤の気泡とかもあったので埋め直し、更に僅かに浮いてきていたスライド左側面の
スイスマーク?(元のガスガンに入ってた刻印)も消し直して、仕上げ塗装・・・
完了です!!ヾ(*´∀`*)ノ (すっ飛ばし過ぎ?w)
綺麗さっぱり傷が消えてると思います♪ スライドの塗装は黒鉄、フレームはブラックパーカーで仕上げました。
刻印も追い彫りでハッキリと。
もちろん、スライド先端の角にあったパーティングラインも処理。
右側の刻印も追い彫り~
チェンバーカバーは刻印部分がやや凹んでいたのが気になったので、面出しし直してブルーイング。
モデルガンって良いですねぇ♪
スライド後端の角やセレーションの内側にあったパーティングラインも処理済み!
ハンマーも面出しし直してブルーイングです。
トリガーも同様に。
刻印を消してさっぱりしたフレーム。
フロントストラップのセレーションは、一本一本丁寧に角ヤスリで目を立て直しました。
トリガーガードのセレーションも。
という事で、最後に全体像です♪
依頼者さまにも無事気に入って頂けたようで何よりです♪
P.S.
来週、イスラエル出張行ってきますw 帰ってきたら何か記事書きますね~!
以前、P229のモデルガンカスタムを仕上げ直させて頂きましたが、同じ方の手によるモデルガンカスタムです。
(オーナーさんは異なります。)
上の写真で僅かに見えますが、スライド刻印回りに傷が付いてしまいオーナーさんが修正を試みたが納得いく仕上がりに
ならなかったとの事で、ついでにスライドの薄い刻印を追い彫りし、フレームの刻印を全て消した上、再塗装のご依頼を頂きました~
大きな傷ではありませんでしたが、埋めた接着剤の気泡とかもあったので埋め直し、更に僅かに浮いてきていたスライド左側面の
スイスマーク?(元のガスガンに入ってた刻印)も消し直して、仕上げ塗装・・・
完了です!!ヾ(*´∀`*)ノ (すっ飛ばし過ぎ?w)
綺麗さっぱり傷が消えてると思います♪ スライドの塗装は黒鉄、フレームはブラックパーカーで仕上げました。
刻印も追い彫りでハッキリと。
もちろん、スライド先端の角にあったパーティングラインも処理。
右側の刻印も追い彫り~
チェンバーカバーは刻印部分がやや凹んでいたのが気になったので、面出しし直してブルーイング。
モデルガンって良いですねぇ♪
スライド後端の角やセレーションの内側にあったパーティングラインも処理済み!
ハンマーも面出しし直してブルーイングです。
トリガーも同様に。
刻印を消してさっぱりしたフレーム。
フロントストラップのセレーションは、一本一本丁寧に角ヤスリで目を立て直しました。
トリガーガードのセレーションも。
という事で、最後に全体像です♪
依頼者さまにも無事気に入って頂けたようで何よりです♪
P.S.
来週、イスラエル出張行ってきますw 帰ってきたら何か記事書きますね~!
2017年11月23日
H&K LEM (Law Enforcement Modification) の続き
<一部誤記訂正>
LEMの続きです。
ハンマーの方は、先に出来上がったコッキングピースに合わせて内側を整形し、右側はほぼそのまま。
左側はコッキングピースとは逆にシアが掛かるノッチを削り取ります。
前回書いたようにハンマーの左側は薄く約1mm、右側は厚めに約1.5mm残してます。
(下の写真では前側から撮ってるので左右逆)
これは後ろから見て左側は特に役割が無いのに対し、右側はトリガーバーと連動する部分やハーフコックのノッチが
あるので厚めに残しております。(実物も同様)
コッキングピースはすでにブルーイング済み。
ハンマーの指掛け部を削り、ボブドハンマーにして再ブルーイング。
このような形でハンマーの内側にコッキングピースが収まります。
次にハンマーリバウンドスプリングですが、ちょうど良いバネが手持ちでなかったので、ハンズでΦ0.5のピアノ線を買ってきて、
適当な太さの棒に巻き付けて製作しました。
加工後、ライターでじっくり焙ってヒートブルーになったところで急水冷し、焼鈍。バネとして機能させます。
次にシアの加工。
ノーマルのシアはこのように後ろ(写真左方向)に突起が出ており、コントロールレバー(セフティレバー)の軸部分によって
デコッキングする時に必要になる部分ですが・・・
LEMでは基本的にコントロールレバーを付けないのと、構造的にも前述のハンマーリバウンドスプリングがありこの突起が
邪魔になるので、ゴッソリ削り取ります。
実物のLEM kitにも同様の形状にされたシアがセットになってますね。
で、最後にハンマー軸。
前回書いたようにLEMはコントロールレバー(セフティレバー)有りでも運用できますが、折角スリムタイプのスライドストップに
したのでレバー無しにしたいところ。
最初は卓上旋盤でアルミ棒から一体で削り出そうと思ったのですが、削る量が多くて大変そうだったので頭の部分をアルミの
削り出し、軸の部分は6mmの鉄シャフトから削り出しました。
ディスコネクターが嵌る溝や、コントロールラッチ(説明は省きます)の逃げを付けてあります。
シャフトはブルーイングし、頭部分を5分硬化型のオートウェルドで接着。
マスキングして頭部分をミッチャクロン+ブラックスチールで塗装しました。
これでようやく全ての部品加工が完了!!
組み込むと、このようになります。
ハンマーリバウンドスプリングはこのように片方はシアの軸付近、もう片方はハンマーの根元付近に掛けます。
組み込んで一発で上手く動いた訳ではなく、トリガーバーを削ったりシアースプリングをちょっと曲げたり、何度も分解組立を
繰り返して細かい調整を行いました。
この辺のパーツは今回使わなくなります。
セフティ有りにする場合は使うので、取っておきますw
ボブドハンマーの形状は起こした時にしっくりくる形状にしたのですが、完全にダウンした状態ではちょっと凹み気味・・・
まぁ、あまり気にしないことにします(;^_^A
真後ろから見るとこうなってます。ハンマーダウン時。
そのままハーフコックにした状態。
コッキングした状態。
ハンマー根元のコッキングピースだけがコッキング状態で、ハンマー自体はトリガーバーに押し戻されてハーフコック位置と
なります。
ハンマーの状態を横から見てみましょう。
①ハンマーダウンの状態。
あまり必要ありませんが、このままトリガーを引けば通常のダブルアクションで作動します。
②スライドを引いて装填した状態。
パッと見た目はハーフコックからのダブルアクションオンリーに見えますね。
③シアの解放手前までトリガーを引いていきます。
ダブルアクションのストロークながら、テンションはトリガーリターンスプリングのみなのでとても軽いです。
④そのままトリガーを引いてシアを解放、ハンマーダウン。
⑤トリガーを引いたままスライドを引いてディスコネクト→ハンマーコッキング。
普通のダブルアクションオンリーと大きく違うのがココ!
ご覧の通り、普通のシングルアクション同様にハンマーは起きた状態で保持されます。
トリガーを引いた状態ではハンマーが押し戻されないので、こうなるんですね。
⑥トリガーをリセット位置まで戻します。
ご覧の通り、ハンマーは起きたまま。(指の動きに合わせてちょっとだけピクッと動きますが)
そのままトリガーを引けば、再びハンマーダウンして④の状態に。
トリガーを引かずに戻せば、②の状態に戻ります。
つまり、1発目は前回も書きましたがファーストステージが長いシングルアクション、2発目以降は通常のシングルアクションと
ほぼ同様の動きになります。
・・・分かりにくいって?w
という事で、動画も撮ってみました!
声とかは入れてないですが、デフォルトだとほとんど聞こえないリセットの音が聞こえると思います。
この辺もパーツ形状を弄って調整しましたよ~
そんなこんなでLEMメカは完成! 作る前にネットで散々検索してみましたが、出てくるのは実銃の情報ばかりでトイガン関係は
国内外含めて見たことがありません。もしかして世界初かも!?(なぁんてねw)
とりあえず今は手持ちのHK45CTに組んでますが、ゆくゆくはバレルカット&スライドストップをスリムタイプにして鈴友さんに
送ってあるHK45Cの方に組み込みたいと思います。
鈴友さん、よろしくお願いしまーす♪
LEMの続きです。
ハンマーの方は、先に出来上がったコッキングピースに合わせて内側を整形し、右側はほぼそのまま。
左側はコッキングピースとは逆にシアが掛かるノッチを削り取ります。
前回書いたようにハンマーの左側は薄く約1mm、右側は厚めに約1.5mm残してます。
(下の写真では前側から撮ってるので左右逆)
これは後ろから見て左側は特に役割が無いのに対し、右側はトリガーバーと連動する部分やハーフコックのノッチが
あるので厚めに残しております。(実物も同様)
コッキングピースはすでにブルーイング済み。
ハンマーの指掛け部を削り、ボブドハンマーにして再ブルーイング。
このような形でハンマーの内側にコッキングピースが収まります。
次にハンマーリバウンドスプリングですが、ちょうど良いバネが手持ちでなかったので、ハンズでΦ0.5のピアノ線を買ってきて、
適当な太さの棒に巻き付けて製作しました。
加工後、ライターでじっくり焙ってヒートブルーになったところで急水冷し、焼鈍。バネとして機能させます。
次にシアの加工。
ノーマルのシアはこのように後ろ(写真左方向)に突起が出ており、コントロールレバー(セフティレバー)の軸部分によって
デコッキングする時に必要になる部分ですが・・・
LEMでは基本的にコントロールレバーを付けないのと、構造的にも前述のハンマーリバウンドスプリングがありこの突起が
邪魔になるので、ゴッソリ削り取ります。
実物のLEM kitにも同様の形状にされたシアがセットになってますね。
で、最後にハンマー軸。
前回書いたようにLEMはコントロールレバー(セフティレバー)有りでも運用できますが、折角スリムタイプのスライドストップに
したのでレバー無しにしたいところ。
最初は卓上旋盤でアルミ棒から一体で削り出そうと思ったのですが、削る量が多くて大変そうだったので頭の部分をアルミの
削り出し、軸の部分は6mmの鉄シャフトから削り出しました。
ディスコネクターが嵌る溝や、コントロールラッチ(説明は省きます)の逃げを付けてあります。
シャフトはブルーイングし、頭部分を5分硬化型のオートウェルドで接着。
マスキングして頭部分をミッチャクロン+ブラックスチールで塗装しました。
これでようやく全ての部品加工が完了!!
組み込むと、このようになります。
ハンマーリバウンドスプリングはこのように片方はシアの軸付近、もう片方はハンマーの根元付近に掛けます。
組み込んで一発で上手く動いた訳ではなく、トリガーバーを削ったりシアースプリングをちょっと曲げたり、何度も分解組立を
繰り返して細かい調整を行いました。
この辺のパーツは今回使わなくなります。
セフティ有りにする場合は使うので、取っておきますw
ボブドハンマーの形状は起こした時にしっくりくる形状にしたのですが、完全にダウンした状態ではちょっと凹み気味・・・
まぁ、あまり気にしないことにします(;^_^A
真後ろから見るとこうなってます。ハンマーダウン時。
そのままハーフコックにした状態。
コッキングした状態。
ハンマー根元のコッキングピースだけがコッキング状態で、ハンマー自体はトリガーバーに押し戻されてハーフコック位置と
なります。
ハンマーの状態を横から見てみましょう。
①ハンマーダウンの状態。
あまり必要ありませんが、このままトリガーを引けば通常のダブルアクションで作動します。
②スライドを引いて装填した状態。
パッと見た目はハーフコックからのダブルアクションオンリーに見えますね。
③シアの解放手前までトリガーを引いていきます。
ダブルアクションのストロークながら、テンションはトリガーリターンスプリングのみなのでとても軽いです。
④そのままトリガーを引いてシアを解放、ハンマーダウン。
⑤トリガーを引いたままスライドを引いてディスコネクト→ハンマーコッキング。
普通のダブルアクションオンリーと大きく違うのがココ!
ご覧の通り、普通のシングルアクション同様にハンマーは起きた状態で保持されます。
トリガーを引いた状態ではハンマーが押し戻されないので、こうなるんですね。
⑥トリガーをリセット位置まで戻します。
ご覧の通り、ハンマーは起きたまま。(指の動きに合わせてちょっとだけピクッと動きますが)
そのままトリガーを引けば、再びハンマーダウンして④の状態に。
トリガーを引かずに戻せば、②の状態に戻ります。
つまり、1発目は前回も書きましたがファーストステージが長いシングルアクション、2発目以降は通常のシングルアクションと
ほぼ同様の動きになります。
・・・分かりにくいって?w
という事で、動画も撮ってみました!
声とかは入れてないですが、デフォルトだとほとんど聞こえないリセットの音が聞こえると思います。
この辺もパーツ形状を弄って調整しましたよ~
そんなこんなでLEMメカは完成! 作る前にネットで散々検索してみましたが、出てくるのは実銃の情報ばかりでトイガン関係は
国内外含めて見たことがありません。もしかして世界初かも!?(なぁんてねw)
とりあえず今は手持ちのHK45CTに組んでますが、ゆくゆくはバレルカット&スライドストップをスリムタイプにして鈴友さんに
送ってあるHK45Cの方に組み込みたいと思います。
鈴友さん、よろしくお願いしまーす♪
2017年11月20日
H&K LEM (Law Enforcement Modification) firing system
LEM (Law Enforcement Modification) firing system
H&KのUSPをはじめ、P2000、P30、HK45等のハンマー有りモデルにバリアントの一つとして存在している特殊な
システムです。
見た目は指掛け無しのボブドハンマーで、トリガー位置はダブルアクション(ハーフコック)位置からのスタート、
基本的にはセフティ無しで組まれており(セフティ有りで組む事もできますが)、H&KのHK45C製品説明内でも
”The DAO mode uses the unique Heckler & Koch LEM (Law Enforcement Modification) firing system,
providing an enhanced double action trigger pull.”
などとは書かれているものの、結局はDAO(ダブルアクションオンリー)なんでしょー?と敬遠し、気にも留めていない
人もいるのでは・・・? まぁ、最近まで私がそうだっただけなんですがw
ですが、今私は声を大にして言いたい!!
このシステムは凄いよ!!
・・・小さくなっちゃったw
改めて・・・
このシステムは凄いのだ!!
まず、LEMは単なるダブルアクションオンリーではありません。トリガープルを軽くするためにスプリングを弱くしてるとか、
そんな単純なものでもありません。
『HK LEM kit』で検索すると画像や動画もたくさん出てきますが、動画はコレとかコレあたりが分かりやすいかな?
パーツ構成を見てみると、これまたHKParts.netから画像をお借りしますが、こんな感じ。
各パーツ名はサイトによって違ったりする事もあるのが厄介ですが、ココでは左上からハンマー、その下がハンマー軸、
その下がシア、真ん中の上のがコッキングピース、その下の二個の小さいトーションバネがトリガーリターンスプリング、
その右下の大きくて細い線径のトーションバネがハンマーリバウンドスプリング、右の2本のバネがメインスプリング、
と呼ぶことにします。
ちなみにLEMにはLightとHeavyの2種類があり、これは強さの違うトリガーリターンスプリングで選ぶことが出来ます。
2本写ってるメインスプリングは、長い方がフルサイズ用でちょっと短い方がコンパクト用。
このシステムの核となるのがハンマーとコッキングピースで、コッキングピースはハンマーの根元に入ります。
ハンマーが内部で二重構造になってるんですね。ハンマーをコックするとコッキングピースだけがシアで保持され、
トリガーを引いていない状態ではハンマーがトリガーバーに押されてハーフコック位置まで倒れます。
トリガーを引いていくとハンマーがハンマーリバウンドスプリングでコッキング位置に戻されますが、トリガーバーが
シアに届くまではトリガーリターンスプリングのテンションのみなので、非常に軽いプルで済みます。
そしてそのままトリガーを引けばシアがコッキングピースを解放し、ハンマーダウンして発射。
つまり、ダブルアクションというよりも、『ハンマーと連動してるファーストステージがとても長い、シングルアクション』
と言った方がメカ的にはしっくりくる気がします。H&Kは安全性をアピールしたくてDAOって言いたいんでしょうけど。
シングルアクションと違い、コッキングピースがコック位置にあってもハンマー自体はハーフコック位置まで倒れているため、
何かのアクシデントでフルコックのシアとハーフコックのキャッチが同時に解放されても、プライマーを叩けるまでの打撃力
(慣性力)は得られないでしょう。もちろんトリガーを引いた時だけ解放されるファイアリングピンブロックもあるので、
二重三重の安全性備えた究極のシステムなのかも知れません。
・・・今回も大変前置きが長くなりましたがw、いっちょコイツを自作してやろうかと!(`・ω・´)
前回、小型マガジンバンパーやスリムタイプのスライドストップを作ったのはこの前振りだったりもしますw
散々ネットで部品形状を見たり動画を見たりして、加工方法をイメージトレーニングする事約一週間。
KSCもVFCも、ハンマー周りの部品形状は大変リアルではありますが当然ガスガンとしてのアレンジもありますし、
ハーフコックで止める部分の形状が実銃の旧型形状のままだったりもするので、その辺も考える必要があります。
イメージが固まったところで、KSCからHK45のハンマーを取り寄せました。
左がKSC、右がVFC。VFCは指掛け部分が樹脂になってる以外にも、細かい形状が若干異なります。
上の画像の右下に見える突起は、インナーシャーシに当たって不必要にハンマーが倒れ込まないようにする
ストッパーのようです。
ただ、VFCのハンマーだとトリガーバーが入り込む部分の後方の逃げが大きくなっており、これをLEMのハンマーに
使うとトリガーバーに押されたハンマーがハーフコック位置まで倒れないため、KSCのハンマーをLEMのハンマーに
します。
一方でシアに掛かるノッチ位置も微妙に異なるため、VFCのハンマーをコッキングピースにしましょう♪
ちなみに今回改めてハンマー以外の部品形状も比較してみましたが、完全コピーかと思いきや細かいところで
変わってました。それで全て良くなってるかと言えばそうも言い切れないですがw
さて、どちらのハンマーもスチール製なので、出来る事ならエンドミルで機械加工したいところですが・・・
ウチの卓上旋盤+簡易フライスアタッチメントではそこまでの加工能力は無さそうなので、バイスに挟んで糸ノコで!
太い糸ノコで縦の切込みを入れます。
続いて細い糸ノコで横方向にカット。
こんな感じでハンマーの根元をくり抜きます。
あとでコッキングピースを加工してから、ヤスリで整形します。左の方が薄いのは実物同様でして、後々左側は1mm、
右側は1.5mmほどに削り込みます。
続いてコッキングピースを製作。VFCのハンマーの首から上をぶった切ります!
あとはひたすら側面をヤスリでゴリゴリ!!
左の面は1mm強削り込みます。ただし、シアが掛かる部分だけは元の幅のまま残します。
反対側は1.5mm強削り込み、ダブルアクション用の切り欠きやハーフコック用のノッチも全て削り取ります。
アッサリ書きましたが全てスチール相手、ココまで何時間もかかりました(;´Д`)
まだまだ先は長いので、続きは次回♪
H&KのUSPをはじめ、P2000、P30、HK45等のハンマー有りモデルにバリアントの一つとして存在している特殊な
システムです。
見た目は指掛け無しのボブドハンマーで、トリガー位置はダブルアクション(ハーフコック)位置からのスタート、
基本的にはセフティ無しで組まれており(セフティ有りで組む事もできますが)、H&KのHK45C製品説明内でも
”The DAO mode uses the unique Heckler & Koch LEM (Law Enforcement Modification) firing system,
providing an enhanced double action trigger pull.”
などとは書かれているものの、結局はDAO(ダブルアクションオンリー)なんでしょー?と敬遠し、気にも留めていない
人もいるのでは・・・? まぁ、最近まで私がそうだっただけなんですがw
ですが、今私は声を大にして言いたい!!
このシステムは凄いよ!!
・・・小さくなっちゃったw
改めて・・・
このシステムは凄いのだ!!
まず、LEMは単なるダブルアクションオンリーではありません。トリガープルを軽くするためにスプリングを弱くしてるとか、
そんな単純なものでもありません。
『HK LEM kit』で検索すると画像や動画もたくさん出てきますが、動画はコレとかコレあたりが分かりやすいかな?
パーツ構成を見てみると、これまたHKParts.netから画像をお借りしますが、こんな感じ。
各パーツ名はサイトによって違ったりする事もあるのが厄介ですが、ココでは左上からハンマー、その下がハンマー軸、
その下がシア、真ん中の上のがコッキングピース、その下の二個の小さいトーションバネがトリガーリターンスプリング、
その右下の大きくて細い線径のトーションバネがハンマーリバウンドスプリング、右の2本のバネがメインスプリング、
と呼ぶことにします。
ちなみにLEMにはLightとHeavyの2種類があり、これは強さの違うトリガーリターンスプリングで選ぶことが出来ます。
2本写ってるメインスプリングは、長い方がフルサイズ用でちょっと短い方がコンパクト用。
このシステムの核となるのがハンマーとコッキングピースで、コッキングピースはハンマーの根元に入ります。
ハンマーが内部で二重構造になってるんですね。ハンマーをコックするとコッキングピースだけがシアで保持され、
トリガーを引いていない状態ではハンマーがトリガーバーに押されてハーフコック位置まで倒れます。
トリガーを引いていくとハンマーがハンマーリバウンドスプリングでコッキング位置に戻されますが、トリガーバーが
シアに届くまではトリガーリターンスプリングのテンションのみなので、非常に軽いプルで済みます。
そしてそのままトリガーを引けばシアがコッキングピースを解放し、ハンマーダウンして発射。
つまり、ダブルアクションというよりも、『ハンマーと連動してるファーストステージがとても長い、シングルアクション』
と言った方がメカ的にはしっくりくる気がします。H&Kは安全性をアピールしたくてDAOって言いたいんでしょうけど。
シングルアクションと違い、コッキングピースがコック位置にあってもハンマー自体はハーフコック位置まで倒れているため、
何かのアクシデントでフルコックのシアとハーフコックのキャッチが同時に解放されても、プライマーを叩けるまでの打撃力
(慣性力)は得られないでしょう。もちろんトリガーを引いた時だけ解放されるファイアリングピンブロックもあるので、
二重三重の安全性備えた究極のシステムなのかも知れません。
・・・今回も大変前置きが長くなりましたがw、いっちょコイツを自作してやろうかと!(`・ω・´)
前回、小型マガジンバンパーやスリムタイプのスライドストップを作ったのはこの前振りだったりもしますw
散々ネットで部品形状を見たり動画を見たりして、加工方法をイメージトレーニングする事約一週間。
KSCもVFCも、ハンマー周りの部品形状は大変リアルではありますが当然ガスガンとしてのアレンジもありますし、
ハーフコックで止める部分の形状が実銃の旧型形状のままだったりもするので、その辺も考える必要があります。
イメージが固まったところで、KSCからHK45のハンマーを取り寄せました。
左がKSC、右がVFC。VFCは指掛け部分が樹脂になってる以外にも、細かい形状が若干異なります。
上の画像の右下に見える突起は、インナーシャーシに当たって不必要にハンマーが倒れ込まないようにする
ストッパーのようです。
ただ、VFCのハンマーだとトリガーバーが入り込む部分の後方の逃げが大きくなっており、これをLEMのハンマーに
使うとトリガーバーに押されたハンマーがハーフコック位置まで倒れないため、KSCのハンマーをLEMのハンマーに
します。
一方でシアに掛かるノッチ位置も微妙に異なるため、VFCのハンマーをコッキングピースにしましょう♪
ちなみに今回改めてハンマー以外の部品形状も比較してみましたが、完全コピーかと思いきや細かいところで
変わってました。それで全て良くなってるかと言えばそうも言い切れないですがw
さて、どちらのハンマーもスチール製なので、出来る事ならエンドミルで機械加工したいところですが・・・
ウチの卓上旋盤+簡易フライスアタッチメントではそこまでの加工能力は無さそうなので、バイスに挟んで糸ノコで!
太い糸ノコで縦の切込みを入れます。
続いて細い糸ノコで横方向にカット。
こんな感じでハンマーの根元をくり抜きます。
あとでコッキングピースを加工してから、ヤスリで整形します。左の方が薄いのは実物同様でして、後々左側は1mm、
右側は1.5mmほどに削り込みます。
続いてコッキングピースを製作。VFCのハンマーの首から上をぶった切ります!
あとはひたすら側面をヤスリでゴリゴリ!!
左の面は1mm強削り込みます。ただし、シアが掛かる部分だけは元の幅のまま残します。
反対側は1.5mm強削り込み、ダブルアクション用の切り欠きやハーフコック用のノッチも全て削り取ります。
アッサリ書きましたが全てスチール相手、ココまで何時間もかかりました(;´Д`)
まだまだ先は長いので、続きは次回♪
2017年11月14日
VFC/UMAREX HK HK45CT ちょい変更~今後の予定
最近、またHK45CTを弄りまわして遊んでます♪
先日、ふとHKParts.netを見ていたら発見したのがHK45Cのハンマーストラット。(USPコンパクトと共用)
首の部分がだいぶ上の方にあって、ハンマースプリングの長さを取れるようになってるんですね。
私のHK45CTは購入してすぐ、ちょっと強めのハンマースプリングを弱くしようとホームセンターで買ってきたスプリングで
代用したのですが・・・
使用上は問題無いとは言え、スプリングの収まりが悪いのが気になってました。
そこで、上の実物画像を参考にストラットを加工し、KSCからHK45のハンマースプリングを取り寄せて流用する事に。
一番左がデフォのストラットとスプリング、逆に一番右のスプリングがKSCのHK45ハンマースプリング。
スプリングの線径やピッチは同等ですが、自由長が絶対的に違いますね。バネは同じ材質・線径・ピッチなら、短い方が
バネ定数が高くなり、同じ長さだけ圧縮するなら長い方がバネ力を小さくできます。
という事で、真ん中のが首の部分を10mm加工したストラットと、KSCのスプリングを3巻カットしたもの。
この組み合わせでデフォよりは弱くなりながらも、国内ガスならばマガジンを温めても十分な打撃力を確保できます。
そのストラットとスプリングを組み込むとこうなります。
スッキリ収まりました♪ まぁ、見えない部分ですけどねww
それから、私の分はマガジンの背面から突出気味の放出バルブの頭を削っていましたが、さほど寒くない頃は影響を
感じられなかったものの、ちょっと寒くなってきた最近はマガジンが冷えた状態だと、削ってないマガジンより若干リコイルが
弱く感じられるんです。
そこで、KSCからハンマースプリングと一緒にインパクトハンマーも取り寄せ。
左のがVFCで、右のがKSC。長さが違いますね。
打撃面を見るとVFCのは削って短くしているらしく、もしかしてバルブが出っ張ったマガジンが先に出来て、それに合わせて
短く削ったのか??
ともかく、このちょっと長いKSCのインパクトハンマーに交換します。
内側の寸法が若干キツいので、現物合わせで削って調整し、組み付け。
先端がシャーシギリギリのところまで来ました。(元はだいぶ引っ込んでました)
恐らくデフォのマガジンのままだと出っ張ってる放出バルブが引っ掛かってしまうと思いますが、加工したマガジンとの相性は
バッチリ! 明らかに作動が良くなりました~
次に、先日表面処理した分の依頼者さまからマガジンバンパーをコンパクトタイプ(指掛け無し)にして欲しいとのご依頼。
確かにUSPコンパクトには2種類のバンパーがありますが、HK45Cにもあるのか~とこれまたHKParts.netで探してみると、
ありました。
他の画像もネットで見つつ、カットするラインをザックリ決めます。
糸ノコで大まかに切ってから、ヤスリで整形。
ナイロン系の材質と思われ、削るのに大変難儀しました・・・ また、ペーパー掛けても白っぽくなってしまうので、塗装必須かな?
銃に挿すとこんな感じ。
コンパクトで良いと思います!! 私のも真似っこしよっと♪
さて、先日Domino251さんからのコメントで、スリムタイプのスライドストップという話があり、ほうほう、そんなものも
あるのね~と、こちらもHKParts.net等で探してみると、やっぱりありましたw
上の画像ではちょっとわかりづらいですが、全体的に薄く、指かけ部分も突起ではなくフラットな面に2本V溝があるだけで、
確かにノーマルよりもスリムになってます。
再現したいけどうまく出来るか分からなかったので、先日ネジ無しアウターにした自分の2丁目用にと、ノーマルの亜鉛スライド
ストップをゴリゴリ&シコシコしてみました♪
うん♪ 右側はイイ感じ!!
ところが左側は・・・
ノォオオオオオオオオッッッ!!!!!
今までいろんな亜鉛パーツを削ってきましたが、こんなにスが大量に出たのは初めてじゃね!?ってくらいスだらけ!!
(顕微鏡で表面を観察し、薄皮一枚で隠れてるスも掘り起こした状態ではありますが)
ジーナスで埋めて、あとは鈴友さんによろしく!とばかりに送ってしまいましたw
(鈴友さんでは別料金にはなりますが、ス埋めもやってくれます。)
さて、次回はちょっとレアな?機構に挑戦します。
お楽しみに!!٩( 'ω' )و
先日、ふとHKParts.netを見ていたら発見したのがHK45Cのハンマーストラット。(USPコンパクトと共用)
首の部分がだいぶ上の方にあって、ハンマースプリングの長さを取れるようになってるんですね。
私のHK45CTは購入してすぐ、ちょっと強めのハンマースプリングを弱くしようとホームセンターで買ってきたスプリングで
代用したのですが・・・
使用上は問題無いとは言え、スプリングの収まりが悪いのが気になってました。
そこで、上の実物画像を参考にストラットを加工し、KSCからHK45のハンマースプリングを取り寄せて流用する事に。
一番左がデフォのストラットとスプリング、逆に一番右のスプリングがKSCのHK45ハンマースプリング。
スプリングの線径やピッチは同等ですが、自由長が絶対的に違いますね。バネは同じ材質・線径・ピッチなら、短い方が
バネ定数が高くなり、同じ長さだけ圧縮するなら長い方がバネ力を小さくできます。
という事で、真ん中のが首の部分を10mm加工したストラットと、KSCのスプリングを3巻カットしたもの。
この組み合わせでデフォよりは弱くなりながらも、国内ガスならばマガジンを温めても十分な打撃力を確保できます。
そのストラットとスプリングを組み込むとこうなります。
スッキリ収まりました♪ まぁ、見えない部分ですけどねww
それから、私の分はマガジンの背面から突出気味の放出バルブの頭を削っていましたが、さほど寒くない頃は影響を
感じられなかったものの、ちょっと寒くなってきた最近はマガジンが冷えた状態だと、削ってないマガジンより若干リコイルが
弱く感じられるんです。
そこで、KSCからハンマースプリングと一緒にインパクトハンマーも取り寄せ。
左のがVFCで、右のがKSC。長さが違いますね。
打撃面を見るとVFCのは削って短くしているらしく、もしかしてバルブが出っ張ったマガジンが先に出来て、それに合わせて
短く削ったのか??
ともかく、このちょっと長いKSCのインパクトハンマーに交換します。
内側の寸法が若干キツいので、現物合わせで削って調整し、組み付け。
先端がシャーシギリギリのところまで来ました。(元はだいぶ引っ込んでました)
恐らくデフォのマガジンのままだと出っ張ってる放出バルブが引っ掛かってしまうと思いますが、加工したマガジンとの相性は
バッチリ! 明らかに作動が良くなりました~
次に、先日表面処理した分の依頼者さまからマガジンバンパーをコンパクトタイプ(指掛け無し)にして欲しいとのご依頼。
確かにUSPコンパクトには2種類のバンパーがありますが、HK45Cにもあるのか~とこれまたHKParts.netで探してみると、
ありました。
他の画像もネットで見つつ、カットするラインをザックリ決めます。
糸ノコで大まかに切ってから、ヤスリで整形。
ナイロン系の材質と思われ、削るのに大変難儀しました・・・ また、ペーパー掛けても白っぽくなってしまうので、塗装必須かな?
銃に挿すとこんな感じ。
コンパクトで良いと思います!! 私のも真似っこしよっと♪
さて、先日Domino251さんからのコメントで、スリムタイプのスライドストップという話があり、ほうほう、そんなものも
あるのね~と、こちらもHKParts.net等で探してみると、やっぱりありましたw
上の画像ではちょっとわかりづらいですが、全体的に薄く、指かけ部分も突起ではなくフラットな面に2本V溝があるだけで、
確かにノーマルよりもスリムになってます。
再現したいけどうまく出来るか分からなかったので、先日ネジ無しアウターにした自分の2丁目用にと、ノーマルの亜鉛スライド
ストップをゴリゴリ&シコシコしてみました♪
うん♪ 右側はイイ感じ!!
ところが左側は・・・
ノォオオオオオオオオッッッ!!!!!
今までいろんな亜鉛パーツを削ってきましたが、こんなにスが大量に出たのは初めてじゃね!?ってくらいスだらけ!!
(顕微鏡で表面を観察し、薄皮一枚で隠れてるスも掘り起こした状態ではありますが)
ジーナスで埋めて、あとは鈴友さんによろしく!とばかりに送ってしまいましたw
(鈴友さんでは別料金にはなりますが、ス埋めもやってくれます。)
さて、次回はちょっとレアな?機構に挑戦します。
お楽しみに!!٩( 'ω' )و
2017年11月12日
S&W M25-2 完成!!
10月は各週末ごとに台風やら雨やらで全く塗装出来ませんでしたが、11月に入ってようやく晴れてくれたので
M25-2を一気に仕上げました!
その前に、実は今回の仕上げも、以前やったLawman等と同様にメタルパーカーで仕上げるつもりだったんです。
黒サフ吹いて銃Ⅱの上澄みを吹き、今回はさらにピカピカにしてやろうとウレタンクリアーを吹いてシコシコしてポリッシュし、
最後にメタルパーカーを吹いて微量のコンパウンドで磨き上げ・・・
すると、まるでブルーイングしたかのような美しい仕上がりに!!
しかーし!! どう優しく丁寧に磨いてもエッジのメタルパーカーが剥げてしまいます・・・
他の塗料なら問題ないのですが、メタルパーカーはウレタンクリアーへの食いつきが全然ダメみたい(TДT)
泣く泣くIPAにドボンして、部分的にウレタン用のシンナーも使い、全ての塗装を剥離して一からやり直し。
最終的には黒サフ吹いてシコシコしてからメタルパーカーと銃Ⅱの上澄みを3:1でブレンドして吹き、ウレタンクリアーを
吹いてシコシコ&ポリッシュし、バレル~フレーム上面等をマスキングしてマットブラック(と言っても銃Ⅰとブラックパーカーと
トップガードのブレンド)を吹いて仕上げました。
前置きが長くなりましたが、今回も画像多めです! 目ン玉かっぽじってよ~く見やがって下さい!!w
まずはバレルから!
パートリッジサイト♪
それに合わせてホワイトラインの溝を埋めたリアサイト。
ブレード部分のみ塗装仕上げです。
手彫り刻印!
こちらは追い彫り~
バレル~フレーム上面。
ガバ用バレルから作ったフォーシングコーン。
樹脂製モデルガンゆえ限界はありますが、シリンダーギャップはここまで詰めてみました!
ヨーク部内側にはモデルナンバーと、実銃に存在するシリアルナンバーを手彫り。
ヨーク内側にも手彫り~
ここの数字は何故かシリアルナンバーとは異なります。
実銃の複数個体の番号を調べましたが、すべてシリアルナンバーとは異なる数字でした。何でだろ?
オーバーサイズのグリップを付けたら見えなくなりますが、フレーム下部にもシリアルナンバーを手彫り。
ヨーク部分とはサイズも異なり、若干フォントが異なる点も再現!(芸コマw)
トリガーやハンマーは磨き直して薄染めし、ケースハードンっぽく。
ちなみにヨークやサイドプレートは本体やシリンダーと同じ塗装ですが、サムピースだけブルーイングで艶を抑えた仕上げ。
実銃画像見たらみんなそんな感じだったので・・・
ハンマーノーズももちろん形状修正!
合わせて、ハンマーノーズブッシングも手彫りモールドで再現。
ちょっとピンぼけちゃった・・・
M29用を加工したエキストラクター。
ここで登場するのがフルムーンクリップ!
M25-2製作にあたり、このフルムーンクリップをどうしようかと頭を悩ませていました。以前は実物が国内ショップ等でも
売られていたようですが、最近は出物が無い・・・
そこで、以前HPでM25-2を紹介されていたゆも庵のJumoさんに相談したところ、製作者のYさんからクリップを一つ
譲って頂ける事に! しかも、ジャンク箱に眠ってたので活用して頂けるなら・・・と、無償提供頂いてしまいました!!
本当に助かりました。ありがとうございました!!
で、Yさんも仰っていたのですが、タナカのカートを嵌めるとかなりキツイい・・・
ので、入り口の部分を若干削って入れやすくしました。
カートを6発嵌めて・・・
そのままシリンダーにスポンッ!
このシリンダーに合わせて形状修正したフレームのラグ。
そうそう、薄いロゴマーク刻印も追い彫りしております。
くっきりはっきり♪
フレーム左右。
なかなか良い艶感かと!(`・ω・´)
アドレス刻印はカウンターボアードをベースにしたのでそのまま、です。
シリンダーもラグもフロントサイトも変えちゃったので、ココとバレルピンくらいしかカウンターボアードを使う意味が無かったりw
スイングアウトの写り込みもバッチリ!
そしてお楽しみの下からの眺め♪
うん♪ 今回もエロい♪
さて、これまでチラチラと写ってるグリップですが・・・
今や希少品! S&W純正のNフレームのゴンカロターゲットグリップです!!
しかも程度は極上♪ 木目も最高!!
実はコレ、先日久しぶりにお会いしたよしまるさんから、今回の撮影用にと半ば強引にお借りしてきたのですw
やはりプラグリップでは萎えますからね・・・
お蔭さまで良い写真が撮れたと思います! ありがとうございました!! グリップは私が責任持ってお返しします~
という事で、全体像。
はぁ~ カッコええ・・・(*´Д`)
そして最後に縦構図で!
以上、画像枚数39枚!!
最後まで見て頂き、ありがとうございました♪
ふぅ・・・ 返したくないなぁ・・・ww
M25-2を一気に仕上げました!
その前に、実は今回の仕上げも、以前やったLawman等と同様にメタルパーカーで仕上げるつもりだったんです。
黒サフ吹いて銃Ⅱの上澄みを吹き、今回はさらにピカピカにしてやろうとウレタンクリアーを吹いてシコシコしてポリッシュし、
最後にメタルパーカーを吹いて微量のコンパウンドで磨き上げ・・・
すると、まるでブルーイングしたかのような美しい仕上がりに!!
しかーし!! どう優しく丁寧に磨いてもエッジのメタルパーカーが剥げてしまいます・・・
他の塗料なら問題ないのですが、メタルパーカーはウレタンクリアーへの食いつきが全然ダメみたい(TДT)
泣く泣くIPAにドボンして、部分的にウレタン用のシンナーも使い、全ての塗装を剥離して一からやり直し。
最終的には黒サフ吹いてシコシコしてからメタルパーカーと銃Ⅱの上澄みを3:1でブレンドして吹き、ウレタンクリアーを
吹いてシコシコ&ポリッシュし、バレル~フレーム上面等をマスキングしてマットブラック(と言っても銃Ⅰとブラックパーカーと
トップガードのブレンド)を吹いて仕上げました。
前置きが長くなりましたが、今回も画像多めです! 目ン玉かっぽじってよ~く見やがって下さい!!w
まずはバレルから!
パートリッジサイト♪
それに合わせてホワイトラインの溝を埋めたリアサイト。
ブレード部分のみ塗装仕上げです。
手彫り刻印!
こちらは追い彫り~
バレル~フレーム上面。
ガバ用バレルから作ったフォーシングコーン。
樹脂製モデルガンゆえ限界はありますが、シリンダーギャップはここまで詰めてみました!
ヨーク部内側にはモデルナンバーと、実銃に存在するシリアルナンバーを手彫り。
ヨーク内側にも手彫り~
ここの数字は何故かシリアルナンバーとは異なります。
実銃の複数個体の番号を調べましたが、すべてシリアルナンバーとは異なる数字でした。何でだろ?
オーバーサイズのグリップを付けたら見えなくなりますが、フレーム下部にもシリアルナンバーを手彫り。
ヨーク部分とはサイズも異なり、若干フォントが異なる点も再現!(芸コマw)
トリガーやハンマーは磨き直して薄染めし、ケースハードンっぽく。
ちなみにヨークやサイドプレートは本体やシリンダーと同じ塗装ですが、サムピースだけブルーイングで艶を抑えた仕上げ。
実銃画像見たらみんなそんな感じだったので・・・
ハンマーノーズももちろん形状修正!
合わせて、ハンマーノーズブッシングも手彫りモールドで再現。
ちょっとピンぼけちゃった・・・
M29用を加工したエキストラクター。
ここで登場するのがフルムーンクリップ!
M25-2製作にあたり、このフルムーンクリップをどうしようかと頭を悩ませていました。以前は実物が国内ショップ等でも
売られていたようですが、最近は出物が無い・・・
そこで、以前HPでM25-2を紹介されていたゆも庵のJumoさんに相談したところ、製作者のYさんからクリップを一つ
譲って頂ける事に! しかも、ジャンク箱に眠ってたので活用して頂けるなら・・・と、無償提供頂いてしまいました!!
本当に助かりました。ありがとうございました!!
で、Yさんも仰っていたのですが、タナカのカートを嵌めるとかなりキツイい・・・
ので、入り口の部分を若干削って入れやすくしました。
カートを6発嵌めて・・・
そのままシリンダーにスポンッ!
このシリンダーに合わせて形状修正したフレームのラグ。
そうそう、薄いロゴマーク刻印も追い彫りしております。
くっきりはっきり♪
フレーム左右。
なかなか良い艶感かと!(`・ω・´)
アドレス刻印はカウンターボアードをベースにしたのでそのまま、です。
シリンダーもラグもフロントサイトも変えちゃったので、ココとバレルピンくらいしかカウンターボアードを使う意味が無かったりw
スイングアウトの写り込みもバッチリ!
そしてお楽しみの下からの眺め♪
うん♪ 今回もエロい♪
さて、これまでチラチラと写ってるグリップですが・・・
今や希少品! S&W純正のNフレームのゴンカロターゲットグリップです!!
しかも程度は極上♪ 木目も最高!!
実はコレ、先日久しぶりにお会いしたよしまるさんから、今回の撮影用にと半ば強引にお借りしてきたのですw
やはりプラグリップでは萎えますからね・・・
お蔭さまで良い写真が撮れたと思います! ありがとうございました!! グリップは私が責任持ってお返しします~
という事で、全体像。
はぁ~ カッコええ・・・(*´Д`)
そして最後に縦構図で!
以上、画像枚数39枚!!
最後まで見て頂き、ありがとうございました♪
ふぅ・・・ 返したくないなぁ・・・ww
2017年11月09日
VFC/UMAREX HK VP9 ホップ改良
先日の記事の最後に書きましたが、何だかホップが安定しないFNS-9。
そして、同様にVP9も安定しない感じ・・・
そんな、ホップが安定しない時の確認手段と言えばコレ!
通称、『弾棒』。BB弾をクリーニングロッド等の適当な棒の先に接着したモノです。
コイツを銃口側から奥まで(ローディングノズルの先端に当たるまで)押し込み、マーキング。
弾棒をゆっくりと引き出し、ホップラバーのテンションを感じるところで止めると、なんと4mmもの空走距離?が確認できました。
いわゆる、『つまづきホップ』ですね。
マルイやKSC等、今時の機種はこの空走距離がほぼゼロになっていて、BB弾が発射されると同時にホップが掛かる事で
安定した弾道を生み出しています。
手持ちの各機種を確認してみると、グロック17/19やM&P、PPQなどのVFCが過去に生産した機種ではこの部分の問題は
無かったのですが、このVP9の他FNS-9やちょっと前に出たG42、さらにもうちょい前のFNX-45あたりでも空走距離の
大小こそあれど、全てつまづきホップになっていました。
なぜそうしたのか? VFCが知らずにそうするとは思えないので、もしかしたらパテント絡みなのかも知れません。
まぁ、理由はともかく対策として思いつくのは、以前もKJのCZ P-09(初期ロット品)でやったようなノズル延長なのですが、
ローディングノズルが難接着材だったり、ノズルの形状も色々調整が必要だったりして大変面倒くさいんですよねww
(ちなみにP-09はその後のロットでノズルが改良されています。)
そこで今回は、思い切ってインナーバレルの方を後ろにズラそうと思います!
まず、インナーバレルの位置決め溝をVP9の場合は4mm前方に移設します。(機種によって違いますし、個体差もあるかも?)
手持ちの角やすりでやったので溝自体は太くなってしまいましたが、後ろ側の寸法さえ出ていれば問題無しです。
続いてホップラバーを同じく4mm短くする訳ですが、ゴムなので手作業で真っ直ぐ綺麗に切るのは困難・・・
という事で、インナーバレルに取り付けた状態で旋盤にチャックして回しながら、送り台に取り付けたデザインナイフでカットしました。
ピッタリ4mmでカット!
コンマ数mm前後しても何とかなると思います。
カット後、そのまま旋盤で回しながらデザインナイフを当てて、内側の角を落とします。
次にホップアームですが、以前G42のチューンナップでやった時と同様に元の出っ張りを折り取り、ステンレス板と
1mm厚のゴム板を接着して、ホップラバーを押す部分を後ろにズラします。
私は面倒臭がってアーム基部とステンレス板を瞬着で固定しましたが、ジーナスとか使った方が安心かも?
最後に、短くしたホップラバーの前側、インナーバレルの左側に1mm厚のゴム片を接着。
これはホップアームのがたつきを抑えるためです。
全て組み込んだ状態。
お尻側から撮り忘れましたが、これで無事にホップ突起が後ろに移動し、空走距離がほぼゼロになりました。
その効果ですが、かなりありますね~! 今までなかなかホップ調整が決まらなかったのがかなり楽に決まり、
安定するようになりました!!
手持ちのFNX-45、G42×3丁、FNS-9全てに施工し、いずれも効果アリと思います。
ただし、FNS-9はノーマルのホップラバーが改良されていて、後ろをカットすると使い物にならなくなります・・・
一番右のは私が良く使うA+の魔ホップラバーで真ん中が以前のVFC純正をカットした切れ端ですが、一番左のFNS-9のは
(デフォのつまづきホップ状態での)BB弾保持力を下げるためか?内側が特殊な形状になっていました。なので、今回は
魔ホップラバーを加工して装着。
これを見て、VFCは意図的につまづきホップにしている事を確信しました・・・
しかし、何故か?最新のHK45CTでは空走距離ほぼゼロ。ついでにホップラバーが更に改良されて長掛けタイプになっていて、
逆に前述のFNS-9のような特殊形状は廃止されてました。
アレはやはり設計部隊が別なのかも知れませんねぇ・・・
そして、同様にVP9も安定しない感じ・・・
そんな、ホップが安定しない時の確認手段と言えばコレ!
通称、『弾棒』。BB弾をクリーニングロッド等の適当な棒の先に接着したモノです。
コイツを銃口側から奥まで(ローディングノズルの先端に当たるまで)押し込み、マーキング。
弾棒をゆっくりと引き出し、ホップラバーのテンションを感じるところで止めると、なんと4mmもの空走距離?が確認できました。
いわゆる、『つまづきホップ』ですね。
マルイやKSC等、今時の機種はこの空走距離がほぼゼロになっていて、BB弾が発射されると同時にホップが掛かる事で
安定した弾道を生み出しています。
手持ちの各機種を確認してみると、グロック17/19やM&P、PPQなどのVFCが過去に生産した機種ではこの部分の問題は
無かったのですが、このVP9の他FNS-9やちょっと前に出たG42、さらにもうちょい前のFNX-45あたりでも空走距離の
大小こそあれど、全てつまづきホップになっていました。
なぜそうしたのか? VFCが知らずにそうするとは思えないので、もしかしたらパテント絡みなのかも知れません。
まぁ、理由はともかく対策として思いつくのは、以前もKJのCZ P-09(初期ロット品)でやったようなノズル延長なのですが、
ローディングノズルが難接着材だったり、ノズルの形状も色々調整が必要だったりして大変面倒くさいんですよねww
(ちなみにP-09はその後のロットでノズルが改良されています。)
そこで今回は、思い切ってインナーバレルの方を後ろにズラそうと思います!
まず、インナーバレルの位置決め溝をVP9の場合は4mm前方に移設します。(機種によって違いますし、個体差もあるかも?)
手持ちの角やすりでやったので溝自体は太くなってしまいましたが、後ろ側の寸法さえ出ていれば問題無しです。
続いてホップラバーを同じく4mm短くする訳ですが、ゴムなので手作業で真っ直ぐ綺麗に切るのは困難・・・
という事で、インナーバレルに取り付けた状態で旋盤にチャックして回しながら、送り台に取り付けたデザインナイフでカットしました。
ピッタリ4mmでカット!
コンマ数mm前後しても何とかなると思います。
カット後、そのまま旋盤で回しながらデザインナイフを当てて、内側の角を落とします。
次にホップアームですが、以前G42のチューンナップでやった時と同様に元の出っ張りを折り取り、ステンレス板と
1mm厚のゴム板を接着して、ホップラバーを押す部分を後ろにズラします。
私は面倒臭がってアーム基部とステンレス板を瞬着で固定しましたが、ジーナスとか使った方が安心かも?
最後に、短くしたホップラバーの前側、インナーバレルの左側に1mm厚のゴム片を接着。
これはホップアームのがたつきを抑えるためです。
全て組み込んだ状態。
お尻側から撮り忘れましたが、これで無事にホップ突起が後ろに移動し、空走距離がほぼゼロになりました。
その効果ですが、かなりありますね~! 今までなかなかホップ調整が決まらなかったのがかなり楽に決まり、
安定するようになりました!!
手持ちのFNX-45、G42×3丁、FNS-9全てに施工し、いずれも効果アリと思います。
ただし、FNS-9はノーマルのホップラバーが改良されていて、後ろをカットすると使い物にならなくなります・・・
一番右のは私が良く使うA+の魔ホップラバーで真ん中が以前のVFC純正をカットした切れ端ですが、一番左のFNS-9のは
(デフォのつまづきホップ状態での)BB弾保持力を下げるためか?内側が特殊な形状になっていました。なので、今回は
魔ホップラバーを加工して装着。
これを見て、VFCは意図的につまづきホップにしている事を確信しました・・・
しかし、何故か?最新のHK45CTでは空走距離ほぼゼロ。ついでにホップラバーが更に改良されて長掛けタイプになっていて、
逆に前述のFNS-9のような特殊形状は廃止されてました。
アレはやはり設計部隊が別なのかも知れませんねぇ・・・
2017年11月06日
VFC/UMAREX HK HK45CT / Mk.24 Mod.0
先日、国内ショップで見事に予約し損ねたHK45CT用のTRU DOTタイプのサイトですが、その後良く利用する海外ショップに
再入荷したのですかさずゲットしました!!
リアはノーマル同様にネジ止め、フロントは裏からのイモネジ穴が無いので圧入し、念のため隙間にネジロックを流して固定。
Northeast Airsoftという台湾メーカーの製品ですが、大変綺麗に加工されており満足度高めです♪
ついでに、ウェポンコードラベルも購入しました。
大小二つのラベルが入ってましたが、つべ動画などを参考にして大きい方をチョイス。
印字されてる内容が正しいのかどうかは分かりませんww
折角なのでCRUSADERのTR54Sサプレッサーも黒いのを購入しました。
ふむ。こうして見ると三角おにぎりなマガジンバンパーも悪くないですね~
さらについでに純正パーツのマガジンリップとガスルートパッキンも購入。
先日KSC純正マガジンを加工しましたが、これがあれば無加工で使用可能になります。
ただし、KSCマガジンゆえフォロワーを下げてマガジンリップから弾込めするのですが、テンションのかかるプラリップだと
やりにくい・・・ので、リップだけは加工したKSCのに戻しちゃいました(;^_^A
という事で、晴れてMk.24 Mod.0仕様の完成です!!ヾ(*´∀`*)ノ
うん、特殊部隊っぽくてカッコイイですね!!(←ボキャブラリー無しw)
・・・でも、やっぱりコンパクトなのも欲しいなぁ~という事で、この状態になる前にもう一丁入手してましたw
そして、同様に2丁目を購入した友人の分と一緒に塗装剥離&平面出し!
ついでにバレルもカットして非タクティカル仕様に♪
鈴友さん、今回もよろしくお願いしま~す♪
再入荷したのですかさずゲットしました!!
リアはノーマル同様にネジ止め、フロントは裏からのイモネジ穴が無いので圧入し、念のため隙間にネジロックを流して固定。
Northeast Airsoftという台湾メーカーの製品ですが、大変綺麗に加工されており満足度高めです♪
ついでに、ウェポンコードラベルも購入しました。
大小二つのラベルが入ってましたが、つべ動画などを参考にして大きい方をチョイス。
印字されてる内容が正しいのかどうかは分かりませんww
折角なのでCRUSADERのTR54Sサプレッサーも黒いのを購入しました。
ふむ。こうして見ると三角おにぎりなマガジンバンパーも悪くないですね~
さらについでに純正パーツのマガジンリップとガスルートパッキンも購入。
先日KSC純正マガジンを加工しましたが、これがあれば無加工で使用可能になります。
ただし、KSCマガジンゆえフォロワーを下げてマガジンリップから弾込めするのですが、テンションのかかるプラリップだと
やりにくい・・・ので、リップだけは加工したKSCのに戻しちゃいました(;^_^A
という事で、晴れてMk.24 Mod.0仕様の完成です!!ヾ(*´∀`*)ノ
うん、特殊部隊っぽくてカッコイイですね!!(←ボキャブラリー無しw)
・・・でも、やっぱりコンパクトなのも欲しいなぁ~という事で、この状態になる前にもう一丁入手してましたw
そして、同様に2丁目を購入した友人の分と一緒に塗装剥離&平面出し!
ついでにバレルもカットして非タクティカル仕様に♪
鈴友さん、今回もよろしくお願いしま~す♪
2017年11月02日
VFC/Cybergun FNS-9 着弾修正
前回記事の最後に書きましたが、VFC全般に言えますが着弾がかなり下に行くんですよね。
私はそんなに弾を入れて撃ちませんが、それが撃てば当たる銃なのか撃っても当たらない銃なのかはとても重要w
今回のFNS-9は最近の気に入りということもあり、ちょっと対策してみたいと思います。
一番簡単なのはフロントサイトを削って低くしちゃうことですが、外観が崩れるのでそれはやりたくありません。
という事で、まずは原因を探ってみる事に。
インナーバレルを取り出し、フレームに取り付けてみたところ、すぐに判明w
フレームに対してバレルが垂れ下がってますね。しかも今回のFNS-9はガタが少なく、シッカリと下向いてますww
インナーバレルガイドはフロントシャーシに嵌合して固定される訳ですが、このフロントシャーシを・・・
このように後ろに向かって斜めに削ります。
そうするとインナーバレル先端が上向きに動けるようになるので、今度はインナーバレルガイドに曲げたステンレス板を装着。
分解できるようにネジ止めにしました~
これでインナーバレルが元よりは上向きで固定されるようになりますが、フロントシャーシのレールとスライドにガタがあるため
そのままだとスライド先端もつられて上向きになり、フレームと隙間が出来てしまうことが判明。
そこで、フロントシャーシ自体を下げる事に。
下面を0.5mmほど削ります。
ピン穴も上側に0.5mm拡大し、下には金属パテを盛ってピン穴をズラします。
さて、このフロントシャーシはフレームに対して、テイクダウンラッチの前にあるピンとネジだけで固定されています。
トリガーピンのところはU字にカットされてて逃げてるんですね。なので、変にガタがあるとフロントシャーシが前に斜めって
固定されてしまい、当初の目的を果たせなくなるので注意が必要です(;^_^A
ちなみに、デフォの状態でもフロントシャーシが前に斜めってました。(なのでバレルも下向きに)
そしてこれらの加工を行った後、こうなります。
インナーバレル先端がやや上向きになってるのが分かるかと!!
実際はバレルガイド側が0.5mm下がってるので、つられてローディングノズルも下がり、ガスルートパッキンとの接触がキツくなります。
今回もマガジン挿入の最後がややキツくなりましたが、作動に影響ある程じゃ無かったのでそのまま使ってます。場合によっては
マガジンキャッチを削る必要があるかも知れません。
んで、その効果はと言いますと・・・
だいぶ改善されました! が、的に撃って比較してないので可視化できませんゴメンナサイw
ですが、これでもまだ距離が近いと下に当たります。適正ホップにして20mくらいで狙点くらいの高さに合う感じですかね・・・
まぁ、これ以上の修正は難しそうなのでこれくらいで許してやろうそうしようww
ついでに、VP9も同様にインナーバレルが垂れ下がってるので、こちらも対策。
と言っても、こちらはデフォでインナーバレルの上下のガタつきが大きいので、バレルガイドにイモネジを仕込んであげました。
取り付け後。
こちらもやや上向き気味に。ただ、こちらもやっぱりまだ近い距離だと下に着弾します。
マルイシステムゆえ完全プレシュートでは無いので、激しいりコイルによって着弾が下がっちゃうのか??分かりませんが・・・
とりあえず許容できる程度に着弾高さを修正できたところで、次に気になるのはホップのバラつき。
マルイ等と比較しての話ですが、若干安定しない感じなんですよね。
その辺も対策してみたいと思いますー
私はそんなに弾を入れて撃ちませんが、それが撃てば当たる銃なのか撃っても当たらない銃なのかはとても重要w
今回のFNS-9は最近の気に入りということもあり、ちょっと対策してみたいと思います。
一番簡単なのはフロントサイトを削って低くしちゃうことですが、外観が崩れるのでそれはやりたくありません。
という事で、まずは原因を探ってみる事に。
インナーバレルを取り出し、フレームに取り付けてみたところ、すぐに判明w
フレームに対してバレルが垂れ下がってますね。しかも今回のFNS-9はガタが少なく、シッカリと下向いてますww
インナーバレルガイドはフロントシャーシに嵌合して固定される訳ですが、このフロントシャーシを・・・
このように後ろに向かって斜めに削ります。
そうするとインナーバレル先端が上向きに動けるようになるので、今度はインナーバレルガイドに曲げたステンレス板を装着。
分解できるようにネジ止めにしました~
これでインナーバレルが元よりは上向きで固定されるようになりますが、フロントシャーシのレールとスライドにガタがあるため
そのままだとスライド先端もつられて上向きになり、フレームと隙間が出来てしまうことが判明。
そこで、フロントシャーシ自体を下げる事に。
下面を0.5mmほど削ります。
ピン穴も上側に0.5mm拡大し、下には金属パテを盛ってピン穴をズラします。
さて、このフロントシャーシはフレームに対して、テイクダウンラッチの前にあるピンとネジだけで固定されています。
トリガーピンのところはU字にカットされてて逃げてるんですね。なので、変にガタがあるとフロントシャーシが前に斜めって
固定されてしまい、当初の目的を果たせなくなるので注意が必要です(;^_^A
ちなみに、デフォの状態でもフロントシャーシが前に斜めってました。(なのでバレルも下向きに)
そしてこれらの加工を行った後、こうなります。
インナーバレル先端がやや上向きになってるのが分かるかと!!
実際はバレルガイド側が0.5mm下がってるので、つられてローディングノズルも下がり、ガスルートパッキンとの接触がキツくなります。
今回もマガジン挿入の最後がややキツくなりましたが、作動に影響ある程じゃ無かったのでそのまま使ってます。場合によっては
マガジンキャッチを削る必要があるかも知れません。
んで、その効果はと言いますと・・・
だいぶ改善されました! が、的に撃って比較してないので可視化できませんゴメンナサイw
ですが、これでもまだ距離が近いと下に当たります。適正ホップにして20mくらいで狙点くらいの高さに合う感じですかね・・・
まぁ、これ以上の修正は難しそうなのでこれくらいで許してやろうそうしようww
ついでに、VP9も同様にインナーバレルが垂れ下がってるので、こちらも対策。
と言っても、こちらはデフォでインナーバレルの上下のガタつきが大きいので、バレルガイドにイモネジを仕込んであげました。
取り付け後。
こちらもやや上向き気味に。ただ、こちらもやっぱりまだ近い距離だと下に着弾します。
マルイシステムゆえ完全プレシュートでは無いので、激しいりコイルによって着弾が下がっちゃうのか??分かりませんが・・・
とりあえず許容できる程度に着弾高さを修正できたところで、次に気になるのはホップのバラつき。
マルイ等と比較しての話ですが、若干安定しない感じなんですよね。
その辺も対策してみたいと思いますー