2018年03月30日

VPW9 Prototype 製作記 <設計変更>

続きです。

さて、作ってみたところ様々な不満点が浮き彫りになり、最初に手を付けたのがカバーとロックパーツ。



カバーはRMR直載せタイプに改め、寸法を見直してスライドとの隙間を確保し、側面の肉厚を増やして凹みを付けて
デザイン的にメリハリを持たせた・・・つもりですw

この時点では一番高価なストック(約5200円)の設計変更は我慢しようと、ロックパーツは橋渡し部分の幅や長さを変え、
ちょっとしたデザインの変更を行ったのみ、です。ちなみにロックパーツは700円ほど。


で、注文して届いたのがコチラ。この時は注文してから5日後に発送されました。早い!!



畳んだストックのロック解除時にぴょこんとストックが開くようにプランジャーを追加したのも、このタイミング。



・・・でも結局、ストックも気になってしまい設計変更を決断。



スライド側のデザイン検討のため、スライドのガワだけ3D化しましたw


ついでにバックアップサイトも追加設計し、3回目の注文はストックとそれに合わせたロックパーツ、リアサイトの3点。



この3回目は何と、注文して2日後に発送されました! ちょうど造形機が空いてたのかな??


今回のストックは剛性アップのため、深い溝を追加してそこにΦ2のステンレス丸棒を4本仕込む事に。



ストックのカーブに合わせてステンレス棒を手曲げしました。


オートウェルドを溝に詰め、4本のステンレス棒を埋め込み。



本当は2mm厚のステンレス板材を切り出して埋め込むのがベストと思いますが、それを切り出す労力を考えると
気が遠くなってしまいましてw
丸棒でも効果はかなりあり、構えた時の剛性感が格段に増しました♪


そんなこんなで全てのパーツが基本的にナイロン製という事で、重量増もかなり抑えられていると思います。

ノーマルのフレームアッセンブリーの重量が215g。





それに対して、RMR(レプリカ)を含めたVPW9のフレームアッセンブリーが374gです。



RMRレプリカが約61gなので、それを除けば重量増は100g以下、ですね。(PA12って比重が小さいんです)
<訂正>
RMRレプリカ(本体+ネジ+バッテリー)は32gでしたので、それを除いた重量増は127g、でした~

次回、スライド側の加工を紹介します~


  


Posted by あじゃ  at 21:21Comments(4)HK VP9