2020年04月21日

S&W M629-2 Mountain Gun 完成!その②

という事で、Nフレームラウンドバット用の良いグリップないかな~?と探し回った(全然無いw)ところ、
こんなのを発見。某オクで12,700円でしばらく回ってたこの子を救出しました♪



KSD Gripsというあまり聞き慣れないアメリカ?のメーカーで(コメントで教えて頂き確認しました。トルコのメーカーでした)、
正直どうなのかなー?とだいぶ悩みましたが、デザインが良く、加工精度も高そうな感じです。







Nフレームでバックストラップも覆うラップアラウンドながら、形状が良く大変握りやすい!!



黒塗装もシルバーの銃には似合う事でしょう♪



・・・と思ってたのですが、唯一の欠点が。

この黒塗装がベタベタするんです・・・ 乾ききってない?と思いましたが、出品ショップさん情報では数か月前には
入荷してたみたいなので、これからもずっとベタ付くのかコイツ・・・?


そう思い、決してお安くはないグリップでしたが決死の覚悟でシンナーにドボン!!


あっという間に剥離できましたww



ウォールナットの綺麗な木目が顔を出しました♪


そして、バーチのトゥルーオイルで仕上げ直し!



綺麗に仕上がりました♪


という事で、Mountain Gunに装着~♪





ウォールナットのためか、クラシカルな雰囲気も出て良い感じかと!!


久しぶりに縦構図でパチリ♪







チェッカーとスティップルの組み合わせが素敵♪






・・・これも折角加工したバックストラップのセレーションが全部隠れちゃいますけどねww



あ、そう言えばオープンバックのNフレラウンド用グリップがあった!



事情により廃業されちゃったので今や貴重品となったキム・アーレンズです。戴き物ですし、大事にしなきゃ!


ただ、このMountain Gunには似合わないか・・・



このグリップはM327R8の2インチに戻しておきます~


という事で、Mountain Gunはこれにて終了です!!(`・ω・´)


次回は久しぶりのオートです♪(ガバじゃないけど・・・w)








  


Posted by あじゃ  at 22:57Comments(13)S&W M29/M629

2020年04月19日

S&W M629-2 Mountain Gun 完成!その①

長らく引っ張ってしまいましたが、全国数名のファンの皆様お待たせしました!

Mountain Gun、いよいよ完成です♪





Mountain Gunのグリップと言えば普通ならパックマイヤーのSN-GRあたりが定番なんでしょうけど、天邪鬼な私は
ホーグの、しかもフィンガーグルーブ無しモノグリップをチョイス♪ やっぱりね、ホーグのグリップで良く見るあの
フィンガーグルーブは小さな私の手にはどうしても合わんとですよ・・・(´・ω・`)

塗装は前回も書きましたが、全体をG.スミス.SのEx-ST+艶消し(半艶くらい?)ウレタンクリアーでコーティングしました。
実銃のMountain Gunは時代により仕上げが異なりますが、今回参考にしたM629-2ではサテンフィニッシュがデフォっぽいです。



それではマズル側から後ろへ順番に各部を見ていきましょう♪

完全閉塞したマズル内には要らないタナカ純正グリップから取り外したメダリオンを入れました♪



以前作ったM629PC Magnum (Light) Hunterと同じ手法です。
僅かに残ってたパーティングラインもバッチリ処理!!



フロントサイト周り。



フロントサイト後ろにあった溝は綺麗に埋め、サイト自体もセレーション含めてシコシコしてブルーイングで仕上げ直してます。



タナカ旧型をリアル化して流用したロッキングボルト&ピン。




セレーションを除去し、ついでにバレルと高さを合わせたフレーム先端周り。




クレーン内側のフレームにはそれっぽいシリアルナンバーとM629-2を手彫りで。





ハンマーノーズブッシングと、その下のライン修正。



誰からも反応貰えなかったけど、自己満足ですww



Mountain Gunには絶対不可欠?なシリンダーの面取り!



まぁまぁ6ヶ所均等に出来たのではないでしょうか・・・?



手彫りのアドレス刻印。




同じく手彫りのS&Wモノグラム。




フレーム左側のリコイルシールドも形状修正してます。




頑張って調整したM19用トリガー移植!



苦労した甲斐があったかと・・・(;´Д`)


ハンマースパーはセミワイドの小ぶりな形状に修正。




もちろん、ハンマーノーズもリアル形状に♪




リアサイトブレードの溝はオートウエルド(ジーナスだったかも?)で埋め、マットブラック塗装。





そしてお決まり!の下からの眺め♪



サテンフィニッシュなのでエロさは控え目ですが、それでもナカナカの眺めじゃありません?(^ω^)


そしてスイングアウト!



このカートをズボズボ出し挿れ出来るのがモデルガンの良いところですね♪


再度全体を側面から~





(HW製モデルガンです!w)


さて・・・


このホーグのモノグリップですが・・・



大変握りやすく、とってもお気に入りではありますが、これだけだと納得しない方もいらっしゃりそうですし・・・w


何より、元々ラウンド→スクエア形状へのコンバージョングリップという事もあり、折角ラウンドバット化したのに後ろから
見てやっとそれが分かるかどうか!?



一応、ホーグでもこの形状のグリップはラウンドバット用しか存在しないみたいではありますが・・・



し、信じて下さいラウンドバット化したんです私!!!


ほら!!!!




ね!?





ちゃんとやってあるでしょ??(←なんでそんな必死なんw)



・・・という事で、もうちょっとラウンドバットっぽいグリップも用意しました・・・


次回に続く!!






  


Posted by あじゃ  at 21:58Comments(10)S&W M29/M629

2020年04月17日

S&W M629-2 Mountain Gun シリンダーその他の加工

そしてMountain Gunで忘れちゃいけないのが、シリンダーの面取り!



1ヶ所ずつ手作業で丸めましたが、6ヶ所均等に出来たかな・・・?


バレルの下地サフ吹きも完了。

埋めて開け直したプランジャーピン穴周り。




フロントサイト周り。




シュラウド前面も綺麗に仕上げ直し!





それと、今回何気に悩んだのがトリガーです。

元のM29はグルーブ入りワイドトリガーなので、M629PC系のトリガーを使おうかとも考えましたがやはり普通の
スムースセミワイドトリガーが欲しい・・・

色々悩んだ挙句、タナカM19のトリガーを使う事に。

実銃ではKフレもNフレもトリガーは共通らしい?のでそのまま使えないかな~なんて期待しましたが・・・

そのままではダメでした。

M19にM29のトリガーは組めて作動もするものの、ダブルアクション時のハンマーの起き角がやや少なくなり、
肝心のM29にM19のトリガーでは作動できず。

何度も組んではバラしを繰り返しながら調子よく作動するようにトリガーを削り込みました。



お陰で元のM29よりもスムーズで確実なチチバン作動となりました♪


残るは鉄パーツの仕上げ。

それぞれ研磨後、久しぶりにサンポール銅メッキ!(詳しいやり方はググってね♪w)






んでもって、ニッケルメッキ!!





最後に、本体はG.スミス.SのEx-St+艶消しウレタンクリアーで仕上げ、フレームとバレルを接合します。



今回使用したコクサイのマウンテンリボルバーはガスガンゆえバレルが貫通しちゃってるので、ジャンクパーツから
何用か忘れましたが鉄製のリコイルスプリングガイドに鉛板を巻いてバレルに突っ込んで完全閉塞します!
バレルの後ろから挿入し、オートウエルドでフレームとガッチリ接着しました。リコイルスプリングガイドにはフランジが
あるため、銃を破壊しない限り抜くことは不可能です。


・・・という事でいよいよ次回、完成です!!ヽ(´ー`)ノ







  


Posted by あじゃ  at 23:22Comments(6)S&W M29/M629

2020年04月10日

S&W M629-2 Mountain Gun フレーム加工

お待たせしました! 今回はフレーム加工です~


Mountain Gunと言えば、やはりラウンドバットじゃなきゃね!?という事で、まずはインナーシャーシの後ろ側を削ります。



ベースにしたM29HWは旧型ですが、このインナーシャーシだけは肉厚な新型の方を入手して使ってます。


グリップフレームの下側に穴を開けてネジを切り、インナーシャーシと結合する準備をしておきます。



写真撮り忘れましたが、フロント側のグリップ根元辺りにも同様にネジを立てます。



一旦シャーシを取り外し、バックストラップ下半分の内側をセレーションギリギリまで削ります。





ABSより熱に強いナイロン系HWなのでライターで内側を炙って少しずつ曲げ、インナーシャーシをネジ止め&オートウェルドで
隙間を埋め、フロント側はシャーシがむき出しになるまで削り込み、サフを吹いたのがコチラ!(飛ばし過ぎだっちゅーの!!w)







加工に必死で写真を撮り忘れてしまったので、バックストラップ部分以外は同じ加工を行ったM629PCの時の記事
ご確認下さい♪(あの時も良く頑張ったな・・・)



そして次の拘りポイントはココ!!




え? ハンマーノーズブッシングの手彫り再現はいつもの事じゃないかって?

いやいや、その下ですよ奥さん( ̄ー ̄)

エキストラクターが収まる溝の部分の上側のライン、金型の制約で(私の知る限りでは)どのモデルガンでも横一直線ですが、
下側のライン同様の円弧形状を再現してみました♪ どう? どう?? ・・・え? どうでもいいって??ww
 
ちなみにあのZEKE M29でさえも再現されてませんでした。(ハンマーノーズブッシングも、ですが)



次はいつもの刻印です。

参考にした実銃のアドレス刻印が一回り小さかったり、モノグラムはそもそも場所が違うので、総手彫りになります。

印刷した紙をセロテープでペタリ。








そして剥がすとアラ不思議!刻印が入ってるではありませんか!!(ウソww)







バリ取りして出来るだけ整えて、再度サフ吹き。





こうして写真で拡大してみると手彫り感は拭えませんが、仕上げ塗装して肉眼で見ると全く気にならなくなりますw



前回加工したフレームトップの先端はこんな風に下地が仕上がりました。






これでフレームの加工は以上です!


次回はその他、シリンダーや小物パーツの処理になります。


  


Posted by あじゃ  at 19:26Comments(8)S&W M29/M629

2020年04月04日

S&W M629-2 Mountain Gun 製作開始!

はい! 先日はエイプリルフール限定で『オラリボニスト』に改名しつつすぐ元に戻した当『オラガバニスト』ですが、
今回からのネタもまたリボルバーですw 私って、特定のジャンルに周期的にハマるんですよね・・・


で、今回の犠牲者はコチラ!



いつぞやの新年オフ会で交換会みたいなのをした時に、ウチに来たコクサイのM629マウンテンリボルバー(ガス)です。
バレルだけ使って後はサヨナラ~♪


このバレルを使ってモデルガン化するのはそりゃもう数々の名だたる先人の方々がやられているので、私もそれに
倣ってタナカのM629の首だけ挿げ替えて完成~♪


・・・とするつもりだったのですが、それだとシリンダー前面の面取りやら他にも気になるところがあり・・・


結局、塗装仕上げ前提でタナカのM29モデルガン(HW旧型)にも犠牲になってもらう事に。



運良くバレルの接着が剥がれてくれれば良かったですがそうはならなかったので(w)、糸ノコで切り離します。


この時、ABS製のフォーシングコーン部品ギリギリまで糸ノコを入れ、フンッ!とバレルを捩じると
このように基部を残して切り離せます。





んで、まずはバレルの加工をするため、メッキを剥離!



コクサイのロッキングボルトの形状やピンの位置が気に入らなかったので、タナカのを移植します。
後ろの穴が元ので、前側のが開け直したピン穴です。タナカの旧型ロッキングボルトも、面取りを追加してリアルに。

あ、メッキの剥離はサンポール自家メッキ(ググってね♪)の要領で逆通電してやりました。
それでも部分的にメッキが残ってしまうので、丁寧にペーパーを掛けてメッキを除去・・・コレがけっこう大変なのです(;´Д`)


後ろの穴はオートウェルドで塞ぎます。





それと、フロントサイトも何故かブレードから後ろに基部が伸びていて変だったので、形状修正&基部の穴の
後ろ側をオートウェルドで埋めました。





タナカのフレーム側に切り離したバレル基部との隙間が出来るのでオートウェルドで埋め、綺麗に整えておきます。



もちろんバレル基部のインサートは残しますよ!(`・ω・´)


リアサイトの前のセレーションは実銃(今回参考にしたのはM629-2のMountain Gun)に倣って除去し、面取りなども追加します。





次回、フレームの一番気になる!?アソコを加工します~



  


Posted by あじゃ  at 23:20Comments(8)S&W M29/M629

2020年04月01日

グリップリノベーション&改名

ついカッとなってやった。後悔はしていない。


えー、今回はグリップのリノベーションです。

だいぶ前に友人から貰ったグリップがあったのですが、めちゃめちゃカッコ悪い上に超絶握りにくかった(←貰い物なのに随分な言い草w)ので
何に取り付けることもなくグリップ箱にしまい込んでいました。

今回は、そんなグリップをリノベーション!

冒頭の精神状態ゆえ加工前の写真撮り忘れてしまったので、ネットから画像拝借。



これのメダリオン無しが今回の主役です。


で、ゴリゴリと荒削り。





フィンガーグループを無くし、自分の手に合わせて削り込んでいきます。
バックストラップのラインもぴったり合わせ、表面の抑揚はホーグを参考にしました。左右対象にするのが割と大変(;´Д`A


そして紙やすりの60番、120番、240番、400番まで順番にシコシコしていき、バーチのトゥルーオイルでフィニッシュ!









どーですか奥さん! 見違えたでしょう!?? 実際、手に吸い付くようにとても握りやすく、気持ち良いです♪


銃はタナカのペガサス、M629PCフラットサイドです。





コチラも貰い物…(;´Д`A
元はVer.1でしたが、リアル刻印のVer.3フレームに交換して、先日のM629同様にナイロンたわしでゴシゴシしてあります。

なかなか似合ってるのではないかと!!(`・ω・´)


という事で、次回もリボルバーです。

もうオラガバニストを名乗るのが恥ずかしくなってきたので、オラリボニストに改名しました。

今後ともよろしくお願い致します。


※最後のはエイプリルフールネタでしたw 元に戻しました〜♪

今後とも『オラガバニスト』をよろしくお願いします!!




  

Posted by あじゃ  at 00:54Comments(17)S&W M29/M629