2021年05月18日

Beretta 92XX マガジン加工~刻印など

という事で最後の難関、マガジンの切り詰めを行います!

今回は架空という事もあってあまり深く考えず作業を始めてしまったのですが・・・



KSCのマガジンは長手方向でシールして横からピンで止める、切り詰め派(?)には一番キツいタイプなんですよね・・・

今までは径方向でシールするWAガバとか、長手方向でシールするけど下からネジで止めるVP9とかのマガジンは
切り詰めてきましたが、このタイプは初めてかも!?


・・・という事で作業に必死で途中の画像が飛んでますが、切り詰めたフレームに合わせて切ったマガジンケースの
内側をリューターで多めに彫り込み、ジーナスを詰めてセロテープで養生したマガジンベースを突っ込んで形状を
転写したのがコチラ!



パッキンを入れる分を考慮して、マガジンベースを奥まで突っ込んで転写しました。


ケース内にはみ出した余分なジーナスを削り去り、ケースに横穴を開けてマガジンベースを装着。



この時点でガス漏れしないか確認。問題無さそうです!!


続いてバンパーの加工。



実はマガジンをフレームよりちょっと長めにしておいたので、バンパーを掘り込んでこんな形状にしました。
さすがに手作業では厳しいので、卓上旋盤+簡易フライスアタッチメントで加工してます。


こんな感じにマガジンに嵌ります。






ただ嵌めるだけじゃ取れちゃうので、モデルガンのベースプレートを加工してマガジンベースにネジ止め。





バンパーにはPカッターなどを駆使して溝を掘りました。


ピッタリ収まりました♪




無事にマガジンの切り詰めが出来たところで他の細かい加工に移ります。

スライドの先端はベレッタらしく逆Rの面取りをしたところ、埋め込んだネジがバッチリ露出w



この目地を消すのにちょっと苦労しました・・・


スライドの刻印、右側はM9A3を埋めて92XXを手彫り。




左側はPPと入ってるところを埋めて、PBマークを手彫り。




トリガーガードは92X形状に削り込み。




リアサイトも3mmアルミ板を貼り付けてセレーションを彫り、92X形状としました。





今回、フロントサイトは面倒なので(w)KSCのM9A3のを使います。


・・・という事でだいぶ駆け足になっちゃいましたが、全ての加工が完了しました!





あ、グリップの切り詰めはすっ飛ばしましたが、KSCバーテックのをフレーム長さに合わせて切り詰めてます。
ちょうど真ん中たりに接合ラインが見えるかと・・・


ちなみに私、どんな銃でも各部品を加工するときはもちろん全バラしてますが、ちょっと加工するたびに組み立ててみて、
モチベーションが持続するようにしておりますw もちろん、加工した部分がおかしくないかの確認も含んでますが。


次回、完成編です♪ お楽しみに!!




  


Posted by あじゃ  at 23:56Comments(10)92X