2021年07月26日

VFC/UMAREX MP5A5

ちょっとSIGはお休みして・・・

今更ですがVFCのMP5A5買っちゃいました!!





中古ですが程度も良く、3バースト付きのGen.2、JPバージョン。これはどうしても期待しちゃいます♪


・・・が、うーん・・・


確かに以前のバージョンよりは良く動くんですが、先日ボルトだけGen.2化したSD3とクルツと比べると
全然リコイルがショボい・・・


あぁ、これが噂のノズルチップの悪影響か!?



初速を抑えるためにノズル内にパイプ状の真鍮部品が入ってますね。

JP仕様のノズルスプリングも未交換のようなので、交換ついでにノズルチップを取り外しました。



てっきりフランジが付いてて内側から挿入されてるのかと思ってましたが、前からガッツリ圧入されてました。
ちなみにこのノズルチップを外しても、初速が規制値を超える事は無かったです。


で、戻してみましたが・・・ ちょっと良くなったけど、まだまだだなぁ~~


・・・あ、確かノッカー(バルブ)ロックも殺されてるんだっけ・・・?

見たところやはり殺されてましたが、簡単に復帰させる事ができます。

トリガーボックスの左側に嵌め込まれてる樹脂パーツがノッカーロック(パーツ名は恐らくエジェクター)の動きを制限しているので、
コイツを取り外しました。




・・・が、全然リコイルが変わらない。

試しにSD3とボルトを入れ替えてみても、ダメ。マガジンを変えても、ダメ。

しかし、ロアフレームを入れ替えてみたところ、ガツン!と動くように!!

何でだ~~??? とノッカーロックをSD3のと見比べてみました。

上が今回のMP5A5(Gen.2)ので、下がMP5SD3(Gen.1)のです。



画像の左端、ノッカーをロックする部分が随分と長くなっていました。試しにSD3のノッカーロックをA5に入れたところ、ガツン!!
来ましたね、これが原因です。これだけ長いと、ノッカーを完全に奥まで押し込まない限りロックされません。いくら日本の低圧ガスでも、
相当ハンマースプリング強くしなきゃ奥まで叩ききれないんじゃ・・・?

まぁ、そんなにハンマースプリングを強くするつもりは毛頭無いので、ノッカーロックをSD3の寸法に合わせて削りました。




この部分で測ると5.2mmってトコです。



もしかしたらもうちょっと長くても良かったり、逆に更に短い方が良かったりする可能性もありますが、そこまでは確認してません。
現状でも十分、ガツン!!と来るリコイルなので♪


ノッカーロックを可動式にした事で、ボルトと擦れる部分を研磨しておきました~





最後に、私のSD3やクルツに入れたGen.2ボルトはやはり海外仕様だったようで、今回のJPバージョンはリコイルスプリングも
ちょっと弱めでボルトの戻りがややモッサリしていたので、ガイドを短くした事でリコイルスプリングが強すぎるかな~と思っていた
クルツのと交換する事で、どちらもちょうど良い塩梅になりました♪



上の長くて線径が細い方がJPバージョン、下の短くて線径が太い方が海外バージョンです。


SD3とクルツに加え、ようやく普通のMP5を入手出来て大変満足であります!!




今回、無理くり長物置き場に隙間作ってギリギリ収めたくらいなので、PDWは見送りま~すww


【追記】
コメント頂いてちょっと燃費が気になったので、試しにSD3でノッカーロック有り/無しで比較してみました。

ノッカーロック有り 20発でガス約5.5g消費
ノッカーロック無し 20発でガス約3.0g消費

ノッカーロック有りでは2倍近い差があり、フルオートでのタレも早めです。リコイルは素晴らしいんですけどねぇ…
  


Posted by あじゃ  at 23:09Comments(8)VFC MP5

2021年07月13日

SIG SAUER P229R スライド側加工

SIG SAUER P229R、続いてスライド側の加工です。

・・・と言っても基本的な形状や刻印は変えないので、改めて紹介することはそう多くは無いんですよね~

スライド上面のRや後端面の削り込みは先日のSASと同様なので割愛します。

ハンマー形状修正も、このP229R用を同じ記事で紹介済み、ですね。

という事で、以上になります!!



・・・嘘ですw


今回は自分用という事でちょいと手間をかけ、P229 Nitronと同様に砲底面をフラット化した上で、ブリーチをスライドと
完全一体化しました。

写真撮り忘れた・・・(´・ω・`)


で、そうなるとエキストラクターの爪部分を変えないといけなくなるので、真鍮から削り出します!

4mm厚の真鍮板から適当に形状を切り出して・・・




ひたすらシコシコして出来上がりw
真鍮はアルミや亜鉛みたいにヤスリの目が詰まったりしにくく、サクサク削れるので良いですね♪



砲底面フラット化に伴い、爪の位置を前寄りというか薄くしてます。実物もこんな感じ。


全ての加工が終わったところで、仮組み。



うーん、いい感じ♪


・・・なんだけど・・・

スライドの形状や刻印、その他細かいパーツの形状など時代考証に合わせてP229 Nitronと変えてはみたものの、
やっぱりキャラ的には大して変わんなくね!?


って思っちゃいまして・・・

そこでピコーン!と閃いたのが、『そうだ!ドットサイト直載せしちゃおう!!』

ガスブロハンドガンには何度も直載せしてきたドットサイトですが、モデルガンでは初めて♪


せっかく上面のRを修正したスライドですが、ブリーチ上部をゴッソリ切り取りました~



一体化したブリーチごと切ったので、セフティロックの穴が剥き出しになります。この穴の深さも事前に測っておき、
スライドの切り欠きは最終的にその穴の天井より2mm下を狙います。(理由は後述)


次に、レプリカRMRに付いてきたグロック用のマウントを加工。



不要な突起を糸鋸で除去。


フラットに削ります。




マウントをスライドに載せたところ。



この時点で前後左右に傾きが無いようにしっかりと面を合わせます。


マウントは接着しようかとも考えましたが、違うサイトを載せたくなった時(たぶん無いけどw)に対応できるよう、
ねじ止めにしました。



また、マウントにもセフティロックの穴を開けます。マウントの厚みが2mmなので、これで元の穴の深さを確保。


無事にRMRレプリカが載りました!!



0.1mmのSUS板で作ったスペーサーをかましてますが、良い感じの高さに収まりました♪


んが! そうすると当然ながらアイアンサイトが使い物にならなくなってしまいます・・・(せっかくKSCから取り寄せたのに~)




そこで、アルミブロックからリアサイトを自作します!






高さはこれくらい。




ここまでは手作業ですが、ノッチの加工は簡易フライス盤を使いました~



使い慣れない機械なので、ノッチの前の逃げ部分が狙いよりちょっと大きくなっちゃったけど、問題ないでしょう♪


ドットの凹みを開けて、リアサイトの加工が完了!




フロントサイトは、アルミ板と真鍮板の組み合わせ。




ジーナス&2mm小ねじで接合し、このように完成です♪




全体はこんな感じに!



試しにSROレプリカを載せてみました。たぶん完成時にはRMRレプリカに戻すと思いますが・・・

うん! これでP229 Nitronとのキャラ被り問題は解決です!!ww


小物パーツはSASなどと合わせて鈴友さんにお送りし、セラコートをお願いしています♪

帰ってくるのが楽しみ~~♪


・・・と言いつつ、帰ってくるまで大人しく待てない私は、また別のSIGをシコシコし始めたのでありました・・・ SIGグルイ。











  


Posted by あじゃ  at 22:27Comments(10)SIG P229

2021年07月04日

SIG SAUER P229R カスタム開始!

えへへへ・・・今回もまたSIGですスミマセンww

前回までのP229 SAS加工記事でもちょろっと書きましたが、自分用のP229も同時進行でシコシコしていたので、
今回からはそちらの紹介です。

その前に、このブログでは今後当面見ることはできないであろう加工前の姿はコチラからご確認くださいw


まず最初に、グリップをE2用に交換しました。



・・・って、一言で済ましちゃいましたが、要加工です。加工方法はコチラで。

元のグリップもP226とかよりはずっと握りやすくて好きなんですが、このE2グリップはまた別次元で握りやすいものでついつい
2個目をゲットしちゃいました~


次に、レール化する為にフレームをギコギコします♪



基本的なやり方はP229 Nitronの時と同じですが、今回はレール部分を余ってたマルイのABSフレームから拝借します。


こんな感じに組み合わさります。




位置決め&補強のピンを立てて・・・




ガッチリと接着します。



その後、マルイのフレームはタナカのよりも幅が若干広く、トリガーガードも肉厚なので、タナカのフレームに合うように削り込みました。


すると、今回はABSフレームからレール部分を持ってきたせいか、前が軽く感じるんですよね・・・

フレームの重量を計ってみると、105.8gでした。




加工前(画像はSASのフレームですが)は113.5gだったので、レール部分のすげ替えで8g近く軽くなった計算です。




ちなみに、タナカのHWフレームからレール部分を拝借したP229 Nitronのフレームは117.6gでした。




何とかならんかなぁ~と、レールの内側の肉抜き部分に鉛板を詰め込んでみました!




この上にJBウェルドを盛り、整形した後に重量を確認すると・・・



113.3g! 7.5gの増量に成功しました!! って、これだけ手間かけてたったの7.5gかよ・・・(ノд-。)クスン
ま、まぁ、加工前の重量に戻せただけでも良いか・・・


スライドの刻印はタナカのP229のままで行くので、フレームの刻印も時代に合わせたタイプにします。



元のフレーム刻印ととても良く似ていますが、ちょっと違うのでいったん全部埋めてからいつものように
ペタリと貼り付け。


で、ビーッとやります(?)



うまく彫れました♪


テイクダウンレバーは、タナカのP226R用を取り寄せ。




ですが形状が気に入らないので、セレーションの前部分をいったん削り落とします。




そこに真鍮板をジーナスで接着。




シコシコして、好みの形状になりました♪




今回はこの辺で。次回に続きます~








  


Posted by あじゃ  at 19:32Comments(9)SIG P229