2022年07月27日

S&W M13 オリジナルカスタム開始~

さて、このところストラウプP.P.P.Carry Gun PCと立て続けにタナカのM13ベースでカスタムをしてきてふと気が付いたのですが・・・

何かいっぱい部品余ってね!?

って、そりゃそうですよねw ストラウプではM13モデルガンのフレームしか使ってないので内臓は丸々残ってるし、
Carry Gun PCでは10年前にペガサスベースで仮完成していたところからバレルだけブン取ったのでフレームも
内臓も残ってるし、M13モデルガンから切り離したバレルもあるわけで・・・

そうだ!ペガサスのボディにモデルガンの内臓を組み込んで、適当に一つでっち上げてみるかな!!


という事で、まずはM13モデルガンから切り離したこのバレル。




これをこんな風に短く加工。




中途半端に残った左側の刻印は埋めちゃいます。




フレームに入り込む部分はこんな形にしました。




フォーシングコーンはペガサスのを加工します。




安全性と重量アップを狙い、バレル内には鉛を埋めて完全閉塞しちゃいましょう!

用意したのは、釣り具用品のホゴオモリ。8号サイズが直径9mm、長さ約42mmでちょうど良さそうだったので
密林で買ってみました。




鉛はとても軟らかく、ノコギリで切るのもヤスリで削るのも楽チン!なので、このようにバレル内にピッタリ収まるよう加工しました~




こんな風に収まります。





あ、クラウンはイレブンディグリーっぽく、更に逆R付けてみました♪


ヨークのロックには今回、外径M4長さ8mmのボールプランジャーを使います。これも密林で発見しました♪



お尻にはイモネジみたいに六角穴が開いてるので、その部分を切り飛ばしたのが一番右のです。


ヨークに穴を開け、M4タップでネジを切ります。




ちょっとネジ込みにくいですが、先ほどのボールプランジャーを取り付け。




突出量を調整できるので、ちょうど良いクリック感でヨークを固定できます♪




フレームの加工。
ストラウプの時と同様、塗装後に削れても下地がシルバーになるように、溝を彫ったところにジーナスを詰めました。



その上の円弧形状や、ハンマーノーズブッシングのモールド再現も今まで通りに行います。
ペガサスなのでハンマーノーズの穴は超硬インサートで塞がれてるので、完全に見た目だけ!ですがw


ボールプランジャーが擦れる部分もジーナスで埋めてみました~




と、実はここまではシルバーで仕上げる気満々!!

だったのに何故か大ボケをかましてしまい、フレーム刻印をM13にしてしまいましたw



まぁ、仕上がってみれば結果オーライでしたけど・・・ww



という事で、次回完成です!! どんなカスタムになったのか!? お楽しみに♪



  


Posted by あじゃ  at 18:13Comments(4)S&W M13

2022年07月25日

BWC SW1911SC E-Series 4-1/4inch 2022

前にも見た事あるタイトルだな?

はい、3月にBWC SW1911SC E-Series 4-1/4inchを紹介しましたが、先日(と言っても5月)2022バージョンとして
再版されたので、今度はオールブラックを買ってしまいました!!




5月に買ったのに紹介が遅れたのは、この青いグリップ・・・ LOK GripsのG10でとてもカッコ良いのは確かなんですが、
このモデルには個人的にどうしても純正(アルタモント)のグリップを付けたくて・・・
(BWCでの再販が遅れたのも、このアルタモントのグリップがなかなか再生産されなかった為だとか。)

しばらく探していましたが、ラウンドバットとなるとほとんど見かけませんね・・・

という事で、仕方なく普通の形状のをゲット。



左のラウンドバットのは前回のSW1911SCのモノで、右のが今回ゲットしたモノ。ちょっと色味が濃い目で良い感じです。


これを、ヤスリで削っちゃいます!!



表面のコーティングも削ってしまいますが、何とかなるでしょうww


ほら、ね?



ただ単に削ったところに何回かTrue Oilを塗ってシコシコしただけですが、ビックリするくらい削った跡が分からなくなりました!


それと、今回のグリップにはアンビカットが無いので・・・




リューターでチュイーン!とな♪



自作トリマー治具がここでも活躍してくれました~


で、早速取り付け!





元のLOKグリップにはフレームに嵌り込む形状のグリップウェイトがガッチリと接着されていたため、このグリップ交換で
軽くなってしまいましたが、今回の2022バージョンではスライドに錘が鋳込まれているので、約40g重量アップしています。


また、他にも前回から細かい部分が変更されてます。

マコーミックタイプのアルミトリガー。



細かいですが、スライドストップの面取りも無くなってますね。


グリップセフティはナロータイプ、ラウンドバットハウジングはチェッカリングに。




ブッシングはSUS製削り出し。



ちょっとエッジが立ち過ぎだったので、この後面取り追加しました。


マガジンはニッケルメッキだったのがSUS製に。




今回、ちょっと気になったのがフロントストラップのチェッカリング。



前回の(画像下)は側面も綺麗に揃ってるのですが、今回の(画像上)のは手加工されているようでちょっと不揃い・・・
この部分、ちょうどこの部分に拘ってTRPを仕上げたばかりでもあり、結構気になってしまいます。どうすっぺ(´・ω・`)


ともかく、これでスライドシルバーとオールブラックが揃いました♪








カッコよすなぁ~(*´Д`)




  


Posted by あじゃ  at 18:03Comments(6)SW1911Scモデルガン

2022年07月23日

Walther P990 カスタム 完成!

P990、完成です♪



今回は加工したスライドのみ塗装。ダークパーカー後に高耐久艶消しクリア・・・だったと思います。(記憶喪失w)


デコッキングボタンの無いのっぺりとしたスライドもバッチリ再現!






刻印もこの通り~




正直、のっぺりし過ぎててあまり好きじゃなかったP990ですが、こうして見ると意外と良いかも♪







でもやっぱり、マルゼンにはP99Cデザインのフルサイズも出して欲しかったなぁ~
P99も実銃Waltherのストライカー方式の中では何世代も前になっちゃったので、今更出さないだろうけど・・・(´・ω・`)




  


2022年07月21日

Walther P990 カスタム 加工編

すでに依頼主であるVirnaさんがブログにアップして頂いてますが、今回のネタはP990です!
P99のダブルアクションオンリーな子ですね。随分前にお願いされてたのを、ようやく手を付けた感じです。
いつもお待たせしちゃってスミマセン(;^_^A

ベースはもちろんコチラ、マルゼンのP99。




早速ですがスライドを分解し、デコッキングボタンを取り外してポッカリ開いた穴をオートウエルドで埋めます。




内側は余計な加工をしなくて済むようにテープで養生しておきました。




硬化後、シコシコしていきます。



P99の刻印は一旦埋めました。


瞬着やUVレジンを武器に、スと格闘しますw



スライド上面のセレーションは角ヤスリやデムバートなどを使って綺麗に繋げましたよ~♪


ついでにスライド右側面のライセンス刻印も埋めてしまいます。




下地のサフを吹いたところ。



ワルサーのバナーは追い彫りしておきました。


ここにP990の刻印を手彫りします。




次に中身をダブルアクションオンリー化します。

と言っても、めっちゃ簡単ですw 基本的にはハンマーに付いてる爪状の部品を取り外すだけでOKですww




外した部品。




今回、どうせダブルアクションオンリーならディスコネクトもしなくて良いんじゃね?
と、トリガーバーの突起を削り取ってしまいました!



これにより、スライドを引く時の抵抗を最小限に出来ます。ハンマーを起こす抵抗も無く、フレーム側からスライド作動に
干渉する部品で残るのはバルブロックを解除する時だけ。超絶スムースブローバックの出来上がり!!

・・・ですが、ディスコネクトしないので、ホールドオープン時にトリガーを引くとエジェクションポートからボフッとガスが一瞬出ますw
トリガーバーの突起はそのままでも良かったかも(;^_^A


あと、これはダブルアクションオンリー化に関わらずですが、マルゼンP99ってダブルアクションの引き終わりで急に重くなって、
どうしてもガク引きっぽくなりがちじゃないです?
ダブルアクションの引き終わり直前に、下の画像中央にある小さな段差がリアシャーシに接触してトリガーバーを下げるんですが、
この斜め具合を少しなだらかにしてあげると、だいぶスムーズになります。




あと、これは個体差ありそうですがコッキングインジケータ。



この先端に細い溝が切られてるのですが、そのエッジが穴の角に引っ掛かる事があるので、角を落としてあげました。


と言ったところで、加工完了です♪

完成編は次回!!


  


2022年07月20日

Cybergun/AW CANiK TP9 ちょいと?内部カスタム

それではTP9をちょっとだけ弄っていきたいと思います。と言いつつ記事的には結構長くなりますスミマセンww

まずはスレッドプロテクターですが、締めこむとスライド前面にギリギリ!
(ちなみにM14逆ネジです。逆ネジ嫌いなんだよな・・・)



私のは大丈夫でしたが、モノによってはスライドに当たって傷が付く事もあるそうです。
また、撃ってるうちにすぐに緩んできちゃうので・・・

適当な細いOリングを入れてあげます。




バレルのねじ切り根元に装着して・・・




締めこめばこの通り。



ゆるみ止めと適度な隙間の確保の一石二鳥です♪


次はアウターバレル。ホールドオープン時に前後に動き、カチャカチャして気になるので、引きバネを追加します。
バレルガイドにΦ3.3の穴を開けます。




ちょっと深く彫り過ぎてしまいましたが、前側のネジのところまで。



外径3mm、線径0.3mmのステンレス製引きバネを適当な長さにカットして使います。


アウターバレルにはΦ1.5の穴を開けて、このように組めば完成!




いよいよ前回書いたトリガーフィーリングの改善に取り掛かります!(`・ω・´)
と言っても大きく構造を変えるのは難しいので、過度な期待は禁物ですw

トリガーフィーリングを文章や画像でお伝えするのは難しいですが、こちらがデフォのコッキング位置。(①)




トリガーを引いていくと、この辺でトリガーバーと連動したバルブノッカーが放出バルブに接触。(②)




ここからは一気に引き切ります。(③)



ハンマーは無いのでシアが切れる感覚は一切なく、②~③の間にブローバック完了。

リセットはここまで戻す必要があります。(④)




という事で、この②~③の長さと重さ、それと④のリセットの長さを改善していきましょう~♪


まずは、放出バルブを直接押す機構なので、手っ取り早く効果が期待できそうな放出バルブの交換をやってみました。
特にTP9用というのはまだ見掛けないので、今回はAMG製のVFC/VP9用のバルブを使います。(写真左)




VFC用ですが、問題無く取り付け出来ました♪



バルブの突出量がデフォより0.2mmほど少なくなりますが、全然問題ありません。
このAMGの放出バルブはスプリングが無い(ガスの流速と圧だけで閉じる)ので、より軽い力で開けることが出来るのですが、
これだけでも体感できるレベルでトリガーが軽くなりますよ~


次に、バルブノッカーの初期位置を変更します。

ノッカーのお尻にM1.4のナベ小ねじを立てます。



現物合わせでネジの頭を少々削っています。


リアシャーシに組んだ状態。



ネジの頭がピンに当たり、初期位置がネジの頭の分前進します。


ちなみにノッカーの上の方、銀色に見える部分は薄いアルミ板を貼ってありますが、これはノッカーの上に組むパーツ
(コッキングインジケータを引っ掛ける部品)の初期位置を元に戻すためです。



調整のために何度も分解組み立てを繰り返しましたが、ハンマーが無いので非常に簡単なのは助かりますねw


すると、リアシャーシからノッカーの先端が僅かに飛び出した状態になります。



フレームに組んでガスの入ったマガジンを装着する時に、この先端が放出バルブに引っ掛からないギリギリを狙いました。
これにより、前述④のリセット位置を早めることが出来ます。


次に②~③のストローク短縮ですが、バルブを変えた状態で色々試したところ、1mmほど短くしても動作に影響が無い
事が分かったので、そのままトリガーバーの後端を1mm短くしました。



削り過ぎると放出バルブを開く量が足りなくなり動作が悪くなるはずなので、要注意です。


ちなみにこのTP9ではドライファイアする(マガジン無しでトリガーを引く)と、グロックのようにトリガーが後退した位置で
保持される機構が付いてます。それがこの銀色の小さなパーツ。



マルイグロックのようにシャーシの段差にトリガーバーを引っ掛けるのではなく、わざわざバネ仕込みの別パーツを奢って
くれていますが、残念ながら実銃のTP9はグロックのセイフアクションとは違い(恐らく)コンベンショナルなストライカー方式なので、
ドライファイア後もトリガーは初期位置に戻るんですよね。(なのでコッキングインジケータもローディングインジケータも付いてると)

なので、私はこの銀色のパーツは外してしまいました。最初はバルブロックの役目もあるのかな?と思いましたが、
外しても作動に影響はありませんでした。(前述の②~③の間にトリガーを戻すほどの速射が出来る人なら影響あるかもw)

恐らく、これの主目的はスライド引いて初弾の準備が整うまではトリガーを引いても作動させないようにするためでしょう。
なので、このパーツを外すとスライド引かなくてもガスが入っていればトリガーを引くだけで作動しちゃいますw
それはそれでリアルではありませんが、私は見た目のリアルさを優先した次第です。(付けたままでも問題ありません)


それから、ちょっと強いかな?と感じたトリガーセフティのバネを2巻きカット&トリガーバーの引きバネを少し伸ばしてテンションを
弱くしてやりました。




最後に、トリガーの初期位置をもうちょいリアルにすべく、トリガー根元前面のフレーム内側に0.5mmのABS板を貼り付け。




トリガーセフティもちょこちょこっと削って、(実銃のようにかなり飛び出た)状態にしたのがコチラ。(⑤)



①と比べると、トリガー本体前面がほぼ垂直になってるのが分かるかと。


トリガーを引いていき、バルブを押し始めるところ。(⑥)



②と比べてだいぶ後ろに寄りました!(バルブ交換とトリガーバー後端削りの効果)


ここからグッと一気に引く必要があるのは変わりませんが、ストロークがかなり短くなってるのでガク引きになりにくくなりました♪(⑦)




ブローバック後、トリガーを戻してリセット。(⑧)



これも④と比べて劇的に改善しました!ほぼ⑥の位置と変わらないです。(ノッカーの初期位置変更の効果)

実際、だいぶ違和感やストレス無く撃てるようになりました。最初からコレなら大きな不満は無かったかも・・・ですが、
量産では個体差もあるのでここまで攻めるのは難しいのかも?(そもそもバルブがAMG製だしw)

初速も0.2gで80~82m/sと安定しています。(わざとゆっくりトリガーを引くと60台に落ちますが)




すっかり記事が長くなってしまいましたが、ついでにインナーバレルも交換しましょう!

BB弾をチャンバーに送った状態ではBB弾の全周がパッキンに保持され、発射された後にホップの突起に引っ掛かる、
いわゆる『つまづきホップ』のためか、ホップ調整が安定せずに弾道が乱れがち。

なので、マルイ純正インナーバレル(今回はデフォよりちょっと短めの100mmを使用。ともさん、ご提供ありがとうございました♪)
に交換します。



今回、ホップラバーは宮川ゴムのにしてみました。(余ってたのでw)

そのまま組んで弾棒でチェック(詳しくは以前VP9でやったコチラの記事をご確認ください)してみると1.5mmほどの前後遊びが
あったので、ホップラバーの後ろを1.5mmカットし、電動ドリルでグルグル回しながら砥石ビットを当てて整形します。




インナーバレルの側面溝を前方に1.5mm拡大。

元の位置に置いたところ。




1.5mm後ろにズラしたところ。



バレルが前方にズレやすいはずですが、バレルガイドで挟み込むと割としっかり固定されるのでしばらくは様子を見ます。


ホップアームの窓も後ろに1.5mm拡張。




そしてホップアームに2mm厚のABS板を接着し、後ろに1.5mm延長します。




組んだ状態。




面倒な加工ではありますがその効果はかなりのモノで、スゥ~っと安定したホップ弾道になりました♪
めったに撃たないけど、やっぱり当たる銃の方が気持ち良いですもんね!


という事で、今回はこれでおしまいです♪ ご覧頂きありがとうございました~!!


  


2022年07月18日

Cybergun/AW CANiK TP9 Elite Combat FDE

2週間ほど前になりますが、1月に予約していたCybergunのCANiK TP9 Elite Combat FDEがようやく到着しました♪






CANiK TP9って何ぞ!? えっと、スミマセン私もあまり詳しくは無いんですが(w)、CANiKはトルコの銃器メーカーで、
TP9はご覧の通り流行りに乗ったストライカー方式のポリマーオート。フレーム周りの構造はP99を参考にしたのか
類似点は各所に見られるものの、銃のデザインそのものは割とスタンダードな風にも思います。(個人的な感想です)

TP9標準モデルは比較的安価ながら性能は悪くないらしく、アメリカでも一定の評価を得ているとか?そこに目を付けたのか、
はたまたリリース当初から存在したのかは存じませんが、あのグロックカスタム等で有名なSAIが監修したのが、この
Elite Combatです。(←実銃HPリンク)

それをCybergun/AWがGBBでリリースしたのが今回のモノ、ですね。

実銃ではSAIが手掛けたとされるのは、まずはこのスレッデッドバレルとスレッドプロテクター。





プロテクターの形状がちょっと違ったりバレルのフルートのエッジが甘かったりもしますが、まずまずの再現度でしょうかね。
ちなみにスレッドプロテクターはスチール製です♪


チャンバー部にSAIの文字が見えます。



Turkeyの部分がTaiwanになってるのはご愛敬ですw


スライドの刻印はもうちょっと頑張って欲しかったところ・・・ まぁ、雰囲気は悪くないです。




トリガーもSAIならでは、な形状です。




(この画像は、後日紹介予定ですがちょっぴり手を加えてるのでデフォとは異なります)

赤くて幅広なトリガーセフティが目を惹きますね♪


前後サイトもSAIです。





フロントのみオレンジの集光ファイバーで、リアはブラックアウト。鋳造ながら、なかなか良い出来かと♪


マグウェルもSAIプロデュース。





マグウェルは実銃ではアルミ削り出しですが、コチラはパッと見は樹脂製?かと思いきや、ちゃんと金属でした。(材質は未確認)

マガジンエクステンションの方は実銃ではこれまたアルミ削り出しですが、こちらは残念ながら樹脂成型品。
+3の刻印は実銃では15発マガジンに取り付けて18発になるところですが、こちらは単なる分厚いマガジンバンパーですね。
パーティングラインを消して綺麗に仕上げ直したいところです。(やるとは言ってないw)


フレームの刻印は割とリアル。



GBBではマガジン無いと撃てませんけどねw


実銃には無い5角形にFのマークが・・・



ブラックモデルではさほど目立たないようなのですが、FDEではバッチリ目立ちますね~w


フレームのシボは大人し目です。
実銃も同様ですが、SAI監修でスティップリングワークして欲しかったなぁ~(コストアップは考慮しないw)



グリップ部分の刻印は、実銃でもこのCANiK文字のと丸いモノグラムのと2種類あるようです。


バックストラップは交換式。



だけど交換ストラップは付属無し、ですw


エキストラクターは金属製、無可動。



ただしスライド上面にあるローディングインジケータはスプリング内蔵で可動式、スライド閉鎖に合わせて少し出っ張ります。


リアサイト基部はマイクロダットサイト用のカットのカバーとなってます。




ネジを2本外すと、しっかりと掘り込まれた基部が出てきます。





掘り込みの深さや形状など、実銃画像などを見る限りはかなりリアル!
ただ、残念ながら各種ダットサイト用のマウントは付属せず・・・別売されるのかしら?このままじゃ何も載せられません・・・


コッキングインジケーターもライブです。

トリガーを引いたところ。




スライド引いた後。



まぁ、コッキングインジケーターと言っても実はこの銃、ハンマーが無いんですが・・・ その辺はまた後述します。
下の四角い窓には実銃ではシリアルナンバーが入ってますが、潔くのっぺらぼうですw


CANiKライセンスを示す刻印はエジェクションポートの内側に。普段は目立たなくて良き!



そう言えば、Cybergun/VFCのFNS-9も同じ位置でした。


という事で、外観に関して全体的な仕上がりは綺麗で、大きな不満は無いですね。刻印とかはまぁ、トイガンなんで仕方ない
部分もあるでしょうし・・・

作動に関しては、ブローバックはまぁまぁ、ってところでしょうか。VFCのように異形ピストンとかではなく普通の円形ですし、
特に驚くほど良い訳でも悪い訳でも無いといったところ。まぁ、普通に動きますw


ただ、上にちょっと書いたようにハンマーがありませんで・・・



ズバリ言ってしまうと、30年前のMGCグロックと同様、トリガーを引く動作がそのまま放出バルブを押すタイプでして、今時の
GBBとしてはトリガープルの感触にかなりの違和感を覚えます。トリガーをゆっくり引くと銃口から僅かにガスが漏れてから
動作して初速が落ちるため、あるところから一気に引ききる必要があります。


これまでの画像をご覧の通り、フレームにハンマーメカを仕込むスペース的な余裕が無かったわけでも無いと思うんですよね。



同じくAW製造のArchon Type Bの方がよっぽどフレーム側スペースは小さい中に専用のハンマーメカ仕込んでましたし、
AW=WEはコッキングインジケータを備えたXDM(マルイコピー)も製造してましたし。

なんで今更こんなメカにしたのかなぁ・・・
いや、部品点数少なくてコストを抑えられるのは分かるんですが、それ以外のメリットが見当たらないんですよね・・・


という事で、そんなトリガープルの改善含めて次回は中身をちょいと弄っていきたいと思います!!







  


2022年07月11日

H&K SFP9M

もう1ヶ月ほど前になりますが、DetonatorからSFP9Mのスライドセットが発売されたので買っちゃいました!
SFP9Mと言えば2年前でしたっけ?自衛隊が採用した事で有名になりましたよね♪ あの頃から出たら欲しいと
思ってましたが、ようやくDetonatorから発売になりました!

早速、以前同じくDetonator製のSFP9スライドを組んでフレーム刻印をSFPに直してた子に組んであげました~






SFP9Mの外観上の特徴である、これでもか!ってくらいに沢山切られたセレーションや錨&トライデントのマークが
バッチリとシャープに再現されてて、控え目に言って最高!です♪










ベースのVFC VP9も何だかんだで息の長いモデルで、細かい改良が幾度もされているので組み込むモデルによっては
多少の擦り合わせが必要になるようです。
今回組んだのはローディングノズルの形状から割と新しめの個体だと思うのですが、何ヶ所かシコシコしてあげました。

まずはリアサイト。DX版付属のCRUSADERのスチール製ですが、キツかったのでサイトの前面の角付近を少し削りました。
(前に組んでたSFP9ではすんなり組めたんですが)




また、フレームのフロント&リアシャーシのレール幅方向もキツめだったので、シコシコ。
(ここも前のSFP9ではすんなり組めてました)




アウターバレルとバレルガイド先端もちょっとキツめだったので、バレル側をシコシコと。
(ここも前のSFP9では問題無しでした)




ココは以前のSFP9でも削りましたが、下の画像中央左寄りにイモネジが見えますが、その角部分がマガジンに
干渉するので削ってます。




その他は私の場合は特に問題ありませんでしたが、ネットで拝見するとトリガーバーの調整で手こずられてる方も
いらっしゃるようでしたので、ある程度の覚悟は必要なのかも?です。

組み上がってしまえば、純正スライドの約半分の重さしかない(と言うか、純正スライドがアルミにしては重い)事も
あり、これまたCRUSADERのリコイルスプリングガイドセットと合わせてかなりの爆速ブローバックが楽しめます♪
スライドスピードが速すぎて、スライドストップが掛からなくなっちゃうくらいw(VP9のままでもその傾向があるので、
私のVP9は全てフォロワースプリングをMP7の長いのに交換してます)


という事で最後は横から。





うん、やっぱりVP9/SFP9はカッコいいな!!自衛隊GJ!!!




  


Posted by あじゃ  at 19:36Comments(4)HK VP9

2022年07月02日

S&W M13 Carry Gun PC バレル加工

S&W M13 Carry Gun PCの製作記、ラストを飾りますのはバレルです♪

と言っても、完成記事の冒頭にリンクを貼ったように10年前にペガサスで仮完成まで行っていまして、バレルもその時に
加工したモノで当時その加工記事もアップしてましたので、そちらをご覧頂くとして今回はこれにて終了~~


・・・だったらこんな記事わざわざ書くな!って怒られそうなので(w)、当時の記事からバレル加工部分を抜粋して紹介したいと
思います♪

(~中略~)
Smith & Wesson Model 13 .357 Carry Gun Special Edition Performance Centerモデルです!(長っwww)

このバレルを再現するため、犠牲になったのはこの子・・・同じくタナカのペガサスM66 4インチ



何やら刻印周りに黒い線が・・・? コリャなんだ??


・・・あw




これが、こうなりますww



はい。見ての通り、刻印を後ろにズラすためにわざわざこんなことをしてみました。
普通に刻印埋めて、新たに手彫りでも良かったのですが・・・

ネタ的に面白いかな?とwww


そして、シュラウドの前あたりでカット。内側を大きめに面取りします。




カットした先っぽには銃口部分のライフリングがありますので、これも使います。

フロントサイトなどはゴッソリと削り取り、先端のクラウン部分を残してアウターバレルに入る径に削り込みます。




これらを並べるとこんな感じ~




組み合わせた図。




これで大まかな形状が出来ました♪

後はフロントサイト付けてマグナポート開けるだけです♪ (それがまた大変だったのですがww)

(~中略~)

バレルの上面のリブ?はM66(M19)よりも固定サイトのM13のほうが薄いので、削りこみます。




そこに、1mm厚のABS板を貼り付け、フロントサイト基部を残して後ろ約半分を一段落とします。



完全に落とすのではなく、極薄く残すのがポイントです♪ 0.1mmくらい?(テキトーww)


別パーツで取り付けた銃口部分の継ぎ目には溶きパテを塗っておきましょう~




さて、問題のマグナポート。穴をポコポコと開けていきます。



まぁ、デトCIAでも何回もやってるし~♪ ・・・と余裕ぶっこいていたら、開けた穴が大き過ぎましたwww


・・・その後は必死すぎて写真撮ってませんww

大きくし過ぎた穴に瞬着を盛り、イメージに合う大きさのマグナポートがようやく完成~~



修正痕が痛々しいww


続いては、フロントサイトの取り付けです。
位置決め&補強のため、3mmのピンを立てておきます。




そこに、ABS板の積層で作ったフロントサイトを接着!!



セレーションは50LPIの筋目ヤスリです。


全ての加工が終わったところで、サフを吹きます。



500番の溶きパテを薄め液で溶いてエアブラシで吹いてるので、ちょっとザラザラしてます。
マグナポート周りの修正痕も問題無さそうでとりあえずは一安心♪


乾燥後にシコシコして、下地にキャロムのブラックスチール、更にシコシコしてから銃1+ブラックパーカーの
ブレンドで塗装してみました。





今回は艶ピカじゃなく、半艶のままで仕上げようかなぁ・・・
実銃もそんな感じだし、ベタベタ触ってガチャガチャ動かしたいし・・・


と、ココまでが当時の記事です。

今回、モデルガンとして仕上げるにあたりインサートを仕込んだり、外形が僅かに歪んでいたのを修正したくらいで、ほぼ当時の
まま使用しました~

全体の塗装はダークパーカーに少量艶消し黒をブレンドして吹き、最後に半艶クリアーでコーティングして完成したのが
先日の完成記事と言うわけです。


さて、次は何にしようかな~?


  


Posted by あじゃ  at 23:12Comments(2)S&W M13 Carry Gun PC