2022年09月29日
SFA V6 Micro Compact 製作記
ちょっと更新サボっちゃいましてスミマセン(;^_^A
先日完成編をお送りしたV6 Micro Compactの製作記です。内容としては前々回の記事の続きとなります。
そう、目レーザー刻印しようとしたら間違ってスライドを切ってしまった(USO800)ところからでしたね!
製作記は何回かに分けようかとも思いましたが、そんなに多くないので一気に行っちゃいましょう!!!
ABSは接着性が良いので補強としてはさほど必要ないかも知れませんが、瞬着で接着する際にズレてしまわないように
位置決めを主目的としてピンを入れます。
断面に盛った瞬着(硬化済み)は、高さ合わせの微調整のため。
この後、瞬着を塗布して位置がズレないように注意しながら接着し、スライド先端のアゴを切り落としてシコシコしたのがコチラ。
継ぎ目が見えますかね?(塗装すれば見えなくなります)
今回はV10のポート2列分=11mm切り詰めましたが、Micro Compactとしてリアルなサイズにするのであれば、あと2~3mm
長い方が良いです。
続いてはリコイルスプリング周り。V10のプラグをカットしたスライド長さに合わせてカットします。
内径はΦ10mmの貫通穴になるので、先端約1mmを残して内径をΦ11mmに拡げます。(旋盤使いました)
リコイルスプリングガイドは、今回もKSC G26用の社外パーツを使います。スプリングはプロテックに交換済み。
この先端のフランジを薄くして、リング部品も薄く&外径Φ11mmに加工したのが手前のモノです。
前から見るとこんな感じ~(左が加工後)
根元側は、V10のリコイルスプリングガイド(樹脂製)を使います。中に仕込まれたバッファースプリングは今回使いません。
フランジ部分のみを切り取ります。
これと先ほど加工したガイド部品をM2.6のネジで結合。
バレルガイドに飛び出てる棒状の部分はこのようにカットします。
まだ長いままのバレルと、作り終えたリコイルスプリングガイドを組んでみたところ。
リコイルスプリングガイドの長さはバッチリですが、バレルが11mmほど飛び出てる状態です。
V10はスライド前面とマズルがほぼ面一ですが、Micro Compactではスライドから若干飛び出ているので、10mm
詰める事にします。ライフリングやインナーバレルのガイド部分を生かす為と、Micro Compactの段付きバレル先端形状を
ある程度は模したかったので、このようにカット。
ABSとは言え接着強度に不安が出ないように、また接着時の位置決めも兼ねてこのような形状に加工しました。
瞬着で接着。
表面を整えたらほとんど継ぎ目が見えないくらいになりました♪(塗装しますけどね)
先に切り詰めたスライドと並べてみます。
メッキのチャンバーカバー部分は嵌めてあるだけ。塗装後に接着します。
組み込んだところ。インナーバレルも10mmカットして、先端を仕上げ直してブラスブラックで黒染め済みです。
元のV10でもそうですが、アウターバレルの外径とスライド先端内径の隙間が大きく、バレルが下に寄り気味・・・
それと、やはりプラグとの隙間も気になります。そこで、ブルーイングしたプラグにABS板でこのような形状を追加しました。
上のデトニクス用プラグとよく似た形状になるので、最初はコレを使おうと思ってたのですが長さが合わなくて断念した次第です。
バレルとプラグの間の隙間が埋まりました♪
また、バレルが下寄りだったスライドとの隙間も均一になった事で、全然気にならなくなりました~
これで少しバレル先端が持ち上がったせいもあるかも知れませんが、これで実射してみると2mm高くなったリアサイトの
お陰もあり、今度はやや着弾が上寄りに・・・
という事で、フロントサイトに1mmABS板を接着。
硬化&整形後。
残すはスライドの刻印。
V10の1と0の一部を埋め、ULTRAのUの一部とRを残して瞬着で埋めます。
一部埋めた0を6にしたところで、Vと離れ過ぎてるのが気に入らなかったのでVも埋めました。
で、MICROの文字を彫るわけですが、MもCもOも後ろに残したCOMPACTの文字の中にある訳です!
(Iは無いけど縦線だけなので適当にw)
という事で、COMPACTの文字にセロテープを貼って、Oを針で粗めに点打ち。
テープをそっと剥がして、彫りたい部分に貼り直して点を打ち直します。
上の画像ではMやCの文字も同様に物理コピペ(w)済みです。
頭のVも適当な位置にフリーハンドで彫り直して、結構太めの元の刻印に合わせて出来るだけ太く彫ったのがコチラ!
いい感じ~~♪
続いては右側の刻印。SFAのロゴは細かい文字だし、データ作るのも面倒だからレーザー刻印頼もうかとも思ったのですが・・・
ここまで来たら全部やっちまえ!という事で、WAのV10のロゴマークにセロテープを貼り付け、粗めにツンツン。
コレを黒サフ吹いたV6スライドに貼り付けて・・・
今度は細かく針でツンツンしたのがコチラ。
点と点を繋いで彫り終わり!
バリ取りも兼ねて、スポンジヤスリでシコシコしてあります。
同様にWA V10のSPRINGFIELD ARMORYの文字にもセロテープを貼って粗目にツンツン。
V6スライドに貼って、
ツンツンして、
彫る!!
最終的には、こちらも出来るだけ太い線に彫り上げました。
ロゴマークはあまり太い線にしようとすると手彫りでは小さい文字が潰れてしまうので、細めのままですが。
はい。製作記としてはこんなところですかね。ハウジングとかの金属パーツは特筆する事も無いので撮ってませんし。
最後になりますが、完成編でやり過ぎちゃった感のあったバレルのダメージ塗装は、塗装し直して控え目のダメージ感にしました~
本体は綺麗めな仕上げなので、これくらいが丁度良いかと♪
何だかんだで長くなってしまいましたが、最後までご覧頂きありがとうございました!!
先日完成編をお送りしたV6 Micro Compactの製作記です。内容としては前々回の記事の続きとなります。
そう、目レーザー刻印しようとしたら間違ってスライドを切ってしまった(USO800)ところからでしたね!
製作記は何回かに分けようかとも思いましたが、そんなに多くないので一気に行っちゃいましょう!!!
ABSは接着性が良いので補強としてはさほど必要ないかも知れませんが、瞬着で接着する際にズレてしまわないように
位置決めを主目的としてピンを入れます。
断面に盛った瞬着(硬化済み)は、高さ合わせの微調整のため。
この後、瞬着を塗布して位置がズレないように注意しながら接着し、スライド先端のアゴを切り落としてシコシコしたのがコチラ。
継ぎ目が見えますかね?(塗装すれば見えなくなります)
今回はV10のポート2列分=11mm切り詰めましたが、Micro Compactとしてリアルなサイズにするのであれば、あと2~3mm
長い方が良いです。
続いてはリコイルスプリング周り。V10のプラグをカットしたスライド長さに合わせてカットします。
内径はΦ10mmの貫通穴になるので、先端約1mmを残して内径をΦ11mmに拡げます。(旋盤使いました)
リコイルスプリングガイドは、今回もKSC G26用の社外パーツを使います。スプリングはプロテックに交換済み。
この先端のフランジを薄くして、リング部品も薄く&外径Φ11mmに加工したのが手前のモノです。
前から見るとこんな感じ~(左が加工後)
根元側は、V10のリコイルスプリングガイド(樹脂製)を使います。中に仕込まれたバッファースプリングは今回使いません。
フランジ部分のみを切り取ります。
これと先ほど加工したガイド部品をM2.6のネジで結合。
バレルガイドに飛び出てる棒状の部分はこのようにカットします。
まだ長いままのバレルと、作り終えたリコイルスプリングガイドを組んでみたところ。
リコイルスプリングガイドの長さはバッチリですが、バレルが11mmほど飛び出てる状態です。
V10はスライド前面とマズルがほぼ面一ですが、Micro Compactではスライドから若干飛び出ているので、10mm
詰める事にします。ライフリングやインナーバレルのガイド部分を生かす為と、Micro Compactの段付きバレル先端形状を
ある程度は模したかったので、このようにカット。
ABSとは言え接着強度に不安が出ないように、また接着時の位置決めも兼ねてこのような形状に加工しました。
瞬着で接着。
表面を整えたらほとんど継ぎ目が見えないくらいになりました♪(塗装しますけどね)
先に切り詰めたスライドと並べてみます。
メッキのチャンバーカバー部分は嵌めてあるだけ。塗装後に接着します。
組み込んだところ。インナーバレルも10mmカットして、先端を仕上げ直してブラスブラックで黒染め済みです。
元のV10でもそうですが、アウターバレルの外径とスライド先端内径の隙間が大きく、バレルが下に寄り気味・・・
それと、やはりプラグとの隙間も気になります。そこで、ブルーイングしたプラグにABS板でこのような形状を追加しました。
上のデトニクス用プラグとよく似た形状になるので、最初はコレを使おうと思ってたのですが長さが合わなくて断念した次第です。
バレルとプラグの間の隙間が埋まりました♪
また、バレルが下寄りだったスライドとの隙間も均一になった事で、全然気にならなくなりました~
これで少しバレル先端が持ち上がったせいもあるかも知れませんが、これで実射してみると2mm高くなったリアサイトの
お陰もあり、今度はやや着弾が上寄りに・・・
という事で、フロントサイトに1mmABS板を接着。
硬化&整形後。
残すはスライドの刻印。
V10の1と0の一部を埋め、ULTRAのUの一部とRを残して瞬着で埋めます。
一部埋めた0を6にしたところで、Vと離れ過ぎてるのが気に入らなかったのでVも埋めました。
で、MICROの文字を彫るわけですが、MもCもOも後ろに残したCOMPACTの文字の中にある訳です!
(Iは無いけど縦線だけなので適当にw)
という事で、COMPACTの文字にセロテープを貼って、Oを針で粗めに点打ち。
テープをそっと剥がして、彫りたい部分に貼り直して点を打ち直します。
上の画像ではMやCの文字も同様に物理コピペ(w)済みです。
頭のVも適当な位置にフリーハンドで彫り直して、結構太めの元の刻印に合わせて出来るだけ太く彫ったのがコチラ!
いい感じ~~♪
続いては右側の刻印。SFAのロゴは細かい文字だし、データ作るのも面倒だからレーザー刻印頼もうかとも思ったのですが・・・
ここまで来たら全部やっちまえ!という事で、WAのV10のロゴマークにセロテープを貼り付け、粗めにツンツン。
コレを黒サフ吹いたV6スライドに貼り付けて・・・
今度は細かく針でツンツンしたのがコチラ。
点と点を繋いで彫り終わり!
バリ取りも兼ねて、スポンジヤスリでシコシコしてあります。
同様にWA V10のSPRINGFIELD ARMORYの文字にもセロテープを貼って粗目にツンツン。
V6スライドに貼って、
ツンツンして、
彫る!!
最終的には、こちらも出来るだけ太い線に彫り上げました。
ロゴマークはあまり太い線にしようとすると手彫りでは小さい文字が潰れてしまうので、細めのままですが。
はい。製作記としてはこんなところですかね。ハウジングとかの金属パーツは特筆する事も無いので撮ってませんし。
最後になりますが、完成編でやり過ぎちゃった感のあったバレルのダメージ塗装は、塗装し直して控え目のダメージ感にしました~
本体は綺麗めな仕上げなので、これくらいが丁度良いかと♪
何だかんだで長くなってしまいましたが、最後までご覧頂きありがとうございました!!