2022年10月25日

GHK/UMAREX Glock 17

約1か月ぶりの更新となってしまいました(;^_^A

いや、進みはゆっくりながらも夜な夜なシコシコとカスタムは進めてはいるものの、9月に発売されたスプラトゥーン3が
楽しすぎて記事を書く時間が取れないというw スプラは1からずっとやってますが、我ながら飽きないものですねぇ・・・

さて! 今回のネタはちょっと前に発売になったGHK/UMAREXのGlock 17です!

独特のトリガーメカによりハンマーを廃し、ライフルクラスのロングストロークエンジンを搭載したという話題の?グロック。





削り出しスライド&アウターバレル搭載という事もありややお値段はお高めではありますが、後からカスタムスライドを
購入するよりはお得なプライスかも知れません。発売前から気になっていながらも購入に至らず・・・というところに、
友人であるともさんからお貸ししますよ~との事でお借りしちゃいました♪

まずは実射。フムフムなるほど、確かにネットで聞いていた通り、癖のある重めのトリガープルをグイッと引いてカチン!と
シアが切れる(風の)感触があり、リコイルは確かに強め。

気になる中身は後述するとして、外観をざっと見ていきましょう。









削り出しなだけあって、綺麗な仕上がりですね~♪ 個人的には外観は特に弄る必要性を感じません。


前後サイトはグロックの標準タイプ。






フロントサイトはスライド内側からネジで固定するタイプで、分解はしていませんが恐らく前後とも実物サイト準拠なのでは?




フレームの刻印は、正式ライセンスだけあって逆にアレではありますが仕方ないところです。




もちろん、Glockのマークはしっかりと入ってます。




フレームの形状も良さげです。(あんまり詳しくは無いですがw)






マガジンベースプレートにガス注入用の穴はありません。




スライドして入れるタイプです。私好み♪




マガジンの形状はパッと見は見慣れたモノですが・・・




前面にスリットがありません。



弾込めにローダー必須になりますが、リアルさを重視してるんですね♪


背面の放出バルブはこのように特大!




左のはVFCにAMGのバルブを付けたモノですが、大きさや位置の違いが分かるかと思います。



ガスルートパッキンの形状も位置も違うため、全く互換性はありません。


外観はこれくらいにしておいて、いよいよフィールドストリップ!



トリガー引いてない状態でも引いた状態でも、どちらでもOKです。

まずはエンジン部。



ハンマーレスの為、スライド後端付近に空間が無くエンジンがみっちりと詰まってます。

ローディングノズルを引き出したところ。WAマグナや長物GBBのようにノズル側がピストンになってます。



そのストローク量、実に41mm!どれだけ長いかというと、VFCのG19Xあたりで20mm、VP9でも27mmと言えば
いかに規格外のストローク量が分かると思います。ただ、かなり強めのリターンスプリングが使われています。
スライド自体のフルストローク量に対してエンジンストロークがあまりに長すぎるため、そうしないと給弾不良に
なるためだろうと思います。

リターンスプリングは長物GBBに良く見られる、中央に引きバネが入っていて、スライド後端にOリング+Cリングで
固定するタイプのようです。ライフルクラスのエンジン搭載!の謳い文句は伊達じゃない!?



ちなみに樹脂製のエンドプレートは嵌め込みで、樹脂の弾性で留まってるだけでした。


驚いたのが、シリンダー部分がスライドと一体の削り出しな事!!



鋳造スライドの廉価版が出たら買おうかな・・・なんて思ったりもしていましたが、この構造では無理かも(;^_^A


次にフレーム側を見ていきます。




ここでも驚いたのが、フロントのレールや・・・






リアのレールが、実銃同様にフレームにインサート成型されてる事!!



いや・・・GHK凄いな!? リアルさへの拘りが半端無いですね~♪


で、一番見たかったのが、このノッカー周りです。トリガーを引く前の状態。




トリガーを引いた状態。



空撃ちの場合は、他社グロックGBB同様にこの状態(トリガーを引いた状態)で保持されます。

ハンマーレスという事で、このノッカーがダブルアクションハンマー的な動きをするのか?と思いきや、この部分については
単純にトリガーバーとノッカーが連動するだけでした。

では最初に書いた、『癖のある重めのトリガープルをグイッと引いてカチン!とシアが切れる(風の)感触』は一体どこから・・・?

それはトリガー側のギミックにありました。



ちょっと見辛いですが、トリガーに取り付けられた銀色のパーツ。強めのバネが仕込まれています。

トリガーを少し引くと、そのパーツがフロントシャーシのピンに接触し、グッとトリガープルが重くなります。



そこから更にトリガーを引くと、銀色のパーツの先端がピンから外れ、カチン!とシアが切れたかのような感触になります。


合わせて、ノッカー側を見てみます。

トリガーを引く前。トリガーバーが一番前進した状態で、かつノッカーは引っ込んだ状態です。




少しトリガーを引いて、グッと重くなる手前。



トリガーバーがやや後退していますが、ノッカーの位置は変わらず。


更にトリガーを引いて、カチン!となった瞬間。



トリガーバーに連動し始めたノッカーが僅かに前進しましたが、実はこの時点ではマガジンの放出バルブにちょうど接触する
くらいで、ガスはまだ出ません。


そこから更にトリガーを引くとノッカーが前進しきって、放出バルブを押し込みます。



この短いノッカーのストロークで十分なガス放出量を稼ぐため、前述の特大バルブを採用したのでは?と思います。


普通にトリガーを引くと、グッと重いトリガーを引いてカチン!となってからもデコピンの如く勢いがついたままトリガーを
最後まで引くため、まるでシアが切れたかのような感触と共に発射サイクルに入るという訳ですね。

ちょっと嫌な書き方をすれば、強制ガク引きシステム。
昔のMGCグロックのシアにあったボールによるクリック感をより積極的に強くした、と言えば分かりやすいかも・・・?
(結果としてのトリガープルの感触は全く異なりますし、よく考えられたシステムだとは思いますが)


という事で、トリガーメカを理解できて満足したので、そのままともさんへ返却~


ではなくw

アウターバレルがカチャカチャ音がするのが気になるとの事だったので~~

社外パーツが組まれたインナーバレルガイドにU字の窪みをリューターで追加しまして、




ショートリコイルアシストのため、引きバネを追加してあげました♪



これでカチャカチャ言わなくなりましたよ~


リューターの刃が跳ねて余計なところに傷つけちゃったのはゴメンやで・・・(´・ω・`)















  


Posted by あじゃ  at 23:59Comments(2)Glock