2021年12月26日
SIG SAUER P245 バレル加工~マガジン加工、その他編
前回でスライドの切り詰め加工が完了したので、それに合わせてバレルも加工していきます~
ロッキングブロックインサートをP228/P229用にしたので、バレルもP229のを使用します。
(上がP220用、下がP229用)
ですが、P245のチャンバー部はP220と同寸なので、バレルはP229ですがチャンバーカバーはP220用を使います。
このようにバレル側を加工しまして・・・
P220のチャンバーカバーを取り付け♪
45口径なので、.45ACPのダミーカートが入るようにチャンバーをΦ12のドリルで拡張します。
.357SIGのP229用バレルを使ったのはここで削る量を少しでも減らすため、だけですのでP228のバレルからでも特に
問題は無いですね。
しかし.45ACPのカートは外径が12.1mmほどあるので、ドリルにペーパーを巻いて更に内径をシコシコし、すんなりダミーカートが
入るようにします。
ちなみにこの写真に写ってるC-Tecのダミーカートは外径が少し細い(実測11.85mm)ので、実際は外径が実物に
近いRIGHTのダミーカートに合わせて調整しました。
写真撮り忘れましたが今回もブリーチの砲底面はフラット化するので、ダミーカートはこの位置まで入るように掘り下げます。
砲底面については.45ACPに合わせて内壁の幅を拡げたり、エキストラクターも加工したりしてるんですが・・・
加工中の写真を撮り忘れるとは一生の不覚。(´・ω・`)
その内壁の幅を拡げた砲底面に合わせ、チャンバーカバー後端の突出部の両サイドに1mm厚のアルミ板をジーナスで
接着します。
硬化後にシコシコ。
このように突出部の幅を拡げました♪
ちょっと加工順序が入れ替わりますが、45口径という事でバレルの外径もちょっと太く、マズルももちろん45口径にしたいので、
用意したのはマルイガバメントのABSアウターバレル。
必要な長さにカットし、内径をΦ12に拡げます。センターがズレないようにテーパリーマーで出来るだけ深く掘っていき・・・
ドリルでライフリングの手前まで拡張。
元のバレルは先端をカットし、外径を削ってΦ12弱にします。
接着して、完成!!
このバレル外径に合わせて、スライドの先端の穴も大きくしておきます。(また写真撮り忘れた・・・)
続いてはマガジンの切り詰め!
切り詰めたフレームに前回加工したマガジンを挿入し、カットするラインを決めます。
糸鋸でカット&ヤスリで長さを整えます。
マガジン内径にちょうど良い幅に切り出した木片を挿入し、耳を曲げる位置でバイスに固定。
叩いて曲げてから、余分な耳を切除します。
ABS板を積層してマガジンバンパーを作っていきます。
とりあえず形になりました。
実銃同様の装弾数6発。下の二つの残弾確認穴を埋めたいところですが、綺麗に埋めるのは難しいのでそのままです。
本体に挿入したところ。
一旦底面をフラットにしてから、これまたABS板から指掛け部分を作ります。
バンパーの抜け止めプレートもABS板から。
実銃画像を参考に、バンパーとフレームの隙間を大きめに取ってみました。
大きな加工はこれで完了したので、細かい部分を。
フロントストラップとトリガーガード前面のセレーションは30LPIの筋目ヤスリで。
ハンマーはP226用を使い、形状を修正します。
ちなみにP220にP226ハンマーを取り付けるには、トリガーバーの曲げ加工が必要です。
P220のトリガーはプレス加工を模しているため背面に凹みがありますが・・・
P245ではソリッドなトリガーなので、オートウェルドで大まかに埋めてから表層をジーナスで整えました。
スライドとフレームの下地を整え、黒サフを吹いたところ。
マガジンキャッチのサポートプレートがハマる溝は本来フレーム左側にもあり、マガジンキャッチを左右入れ替えられるように
なっているのですが、あの加工が大変過ぎ&どうせ左右入れ替えたりしない(w)ので、左側の溝加工は見送ってます(;^_^A
で、最後に刻印を全て手彫りで入れます。
シリアルナンバーは実在する番号にしました。
忘れちゃいけない、チャンパーカバーへの.45 Auto.も手彫りで!
元のPの文字はジーナスで埋めました。
以上で全ての加工が完了しました~
実際には1ヶ月半ほど掛かった内容をたったの3回の記事で紹介したので1回1回が長くなってしまいましたが、
最後までご覧頂きありがとうございます♪
次回、完成編です!! ギリギリ年内間に合いそう!!!ww
【追記】
紹介し忘れてました。フレーム後部のラインをグリップに合わせて削り込んでます。
ロッキングブロックインサートをP228/P229用にしたので、バレルもP229のを使用します。
(上がP220用、下がP229用)
ですが、P245のチャンバー部はP220と同寸なので、バレルはP229ですがチャンバーカバーはP220用を使います。
このようにバレル側を加工しまして・・・
P220のチャンバーカバーを取り付け♪
45口径なので、.45ACPのダミーカートが入るようにチャンバーをΦ12のドリルで拡張します。
.357SIGのP229用バレルを使ったのはここで削る量を少しでも減らすため、だけですのでP228のバレルからでも特に
問題は無いですね。
しかし.45ACPのカートは外径が12.1mmほどあるので、ドリルにペーパーを巻いて更に内径をシコシコし、すんなりダミーカートが
入るようにします。
ちなみにこの写真に写ってるC-Tecのダミーカートは外径が少し細い(実測11.85mm)ので、実際は外径が実物に
近いRIGHTのダミーカートに合わせて調整しました。
写真撮り忘れましたが今回もブリーチの砲底面はフラット化するので、ダミーカートはこの位置まで入るように掘り下げます。
砲底面については.45ACPに合わせて内壁の幅を拡げたり、エキストラクターも加工したりしてるんですが・・・
加工中の写真を撮り忘れるとは一生の不覚。(´・ω・`)
その内壁の幅を拡げた砲底面に合わせ、チャンバーカバー後端の突出部の両サイドに1mm厚のアルミ板をジーナスで
接着します。
硬化後にシコシコ。
このように突出部の幅を拡げました♪
ちょっと加工順序が入れ替わりますが、45口径という事でバレルの外径もちょっと太く、マズルももちろん45口径にしたいので、
用意したのはマルイガバメントのABSアウターバレル。
必要な長さにカットし、内径をΦ12に拡げます。センターがズレないようにテーパリーマーで出来るだけ深く掘っていき・・・
ドリルでライフリングの手前まで拡張。
元のバレルは先端をカットし、外径を削ってΦ12弱にします。
接着して、完成!!
このバレル外径に合わせて、スライドの先端の穴も大きくしておきます。(また写真撮り忘れた・・・)
続いてはマガジンの切り詰め!
切り詰めたフレームに前回加工したマガジンを挿入し、カットするラインを決めます。
糸鋸でカット&ヤスリで長さを整えます。
マガジン内径にちょうど良い幅に切り出した木片を挿入し、耳を曲げる位置でバイスに固定。
叩いて曲げてから、余分な耳を切除します。
ABS板を積層してマガジンバンパーを作っていきます。
とりあえず形になりました。
実銃同様の装弾数6発。下の二つの残弾確認穴を埋めたいところですが、綺麗に埋めるのは難しいのでそのままです。
本体に挿入したところ。
一旦底面をフラットにしてから、これまたABS板から指掛け部分を作ります。
バンパーの抜け止めプレートもABS板から。
実銃画像を参考に、バンパーとフレームの隙間を大きめに取ってみました。
大きな加工はこれで完了したので、細かい部分を。
フロントストラップとトリガーガード前面のセレーションは30LPIの筋目ヤスリで。
ハンマーはP226用を使い、形状を修正します。
ちなみにP220にP226ハンマーを取り付けるには、トリガーバーの曲げ加工が必要です。
P220のトリガーはプレス加工を模しているため背面に凹みがありますが・・・
P245ではソリッドなトリガーなので、オートウェルドで大まかに埋めてから表層をジーナスで整えました。
スライドとフレームの下地を整え、黒サフを吹いたところ。
マガジンキャッチのサポートプレートがハマる溝は本来フレーム左側にもあり、マガジンキャッチを左右入れ替えられるように
なっているのですが、あの加工が大変過ぎ&どうせ左右入れ替えたりしない(w)ので、左側の溝加工は見送ってます(;^_^A
で、最後に刻印を全て手彫りで入れます。
シリアルナンバーは実在する番号にしました。
忘れちゃいけない、チャンパーカバーへの.45 Auto.も手彫りで!
元のPの文字はジーナスで埋めました。
以上で全ての加工が完了しました~
実際には1ヶ月半ほど掛かった内容をたったの3回の記事で紹介したので1回1回が長くなってしまいましたが、
最後までご覧頂きありがとうございます♪
次回、完成編です!! ギリギリ年内間に合いそう!!!ww
【追記】
紹介し忘れてました。フレーム後部のラインをグリップに合わせて削り込んでます。