2012年12月08日
S&W M40 センチニアル 仕上げ直し開始!
という事で、ご依頼者さまから、仕上がりのイメージとして頂いた実銃画像がコチラ。
あくまでイメージね!w そのまんまなんて無理だから!!ww
塗装は先日仕上げたパイソン同様に行いたいと思います~
・・・え? 塗装だけじゃない??
形状も修正して欲しいって? ・・・マジ・・・?
ご依頼者さま曰く、旭公房さんは(プロップが本業ということもあり)作動させてナンボという考えのためか、形状的には
納得いかない部分があるそうで・・・
確かに私の目から見ても、あれ?と思う部分が無かったわけでもなく、でも前回も書いたように下手にシコシコすると
取り返しが付かなくなるかも知れないので最初はお断りしたのですが、やっぱり私も気になるのでやる事に!!
ご依頼者さまの気になる点はこちら。
サイドプレートの枠となるフレームの肉厚が厚過ぎる!と。
さらに、
バックストラップの一番上の角。ここが丸すぎる!と。
なので、リアサイト後ろのこの特徴的な斜面を削り込んで欲しい!と。
・・・ぬおぉおおお! マジですか!? そこ行っちゃいますか!? ライン変わっちゃいますよ!!??
でも確かにこの斜面、前後のカーブがちょっと緩い感じだし、逆に左右のカーブ(丸み)はキツめかな・・・
と、この辺の実銃画像見ながら考えてました。
んで、結局シコシコしちゃったのがコチラ。(荒削りですが)
斜面をガッツリ削り、ラインも私好みに修正。後ろの角の丸みはこれくらいかな~?
この辺は人によって(参考にする実銃画像によって)判断が異なりそうな部分ですね(;^_^A
本体の加工状態が良く分かりますね。なるほど、こうやって作るのか・・・ 勉強になります(`・ω・´)
これにより、サイドプレート縁のフレーム肉厚は薄くスッキリしました♪
案の定、削っていくうちにABS貼り合わせの甘いところが出てきたりして、瞬着流して固め直したり。
コレが後々まで尾を引かなければ良いけど・・・(;^_^A
さて、バックストラップ側の肉厚も薄くなってるのに気付いていらして?(セイラさん口調でw)
ここはバックストラップ側の外形を削ってしまうとグリップのラインと合わなくなってしまうので、内側を削ってます。
彫刻刀やらヤスリやらビット付けた電動ドリルやらを総動員。
更に! ここはご依頼頂いていない部分だったのですが、トリガー後ろの部分も内側を削り込んで縁を薄くしました。
こちら別の実銃画像ですが、トリガー後ろのサイドプレート分割ラインが随分下の方なのがお分かり頂けるかと(`・ω・´)
他の方の作例を色々探してもここを再現してるのは見たこと無いので、加工してる間は正直合ってるかどうかすっごい
不安でしたが、タナカのも雑誌の写真見る限り同じようになってたので一安心♪
んで、上の状態のフレームに元のサイドプレートを嵌めるとこんな感じに隙間が開きます。(当たり前ですがw)
ここでサイドプレートがABS製なのをいい事に、ABS板を接着して隙間を埋めたのが(同じ画像ですが)この状態というワケ。
左上のスクリュー穴は一旦埋めています。縁との距離が変わったので、若干後ろにズラす為です。
フレームに入れられている真鍮製のスタッドも抜いて、穴を埋めておきました。
ちなみに、シリンダーストップ付近の隙間も気になったので瞬着盛って埋めてます。
んで、穴を開けなおした状態。(スタッドも移設済み)
ネジ頭の径が小さくなってるの、分かります? 上の実銃画像を見ると結構小さく見えるんですよね。
元は直径4.6mm程でしたが、4mmまで細くしてみました。サイドプレートの穴は一旦埋めて4mmドリルで座グリ直し。
ココはタナカのは従来通りのネジ頭径っぽいですが、自分の感覚を信じましょう!(`・ω・´)
ついでにトリガー付近の外形ラインも変だったので修正しておきました。
あちこち修正した甲斐あって、サイドプレートがピッタリ合わさりました♪ 気持ちイイ~(*´Д`)ハァハァ
あくまでイメージね!w そのまんまなんて無理だから!!ww
塗装は先日仕上げたパイソン同様に行いたいと思います~
・・・え? 塗装だけじゃない??
形状も修正して欲しいって? ・・・マジ・・・?
ご依頼者さま曰く、旭公房さんは(プロップが本業ということもあり)作動させてナンボという考えのためか、形状的には
納得いかない部分があるそうで・・・
確かに私の目から見ても、あれ?と思う部分が無かったわけでもなく、でも前回も書いたように下手にシコシコすると
取り返しが付かなくなるかも知れないので最初はお断りしたのですが、やっぱり私も気になるのでやる事に!!
ご依頼者さまの気になる点はこちら。
サイドプレートの枠となるフレームの肉厚が厚過ぎる!と。
さらに、
バックストラップの一番上の角。ここが丸すぎる!と。
なので、リアサイト後ろのこの特徴的な斜面を削り込んで欲しい!と。
・・・ぬおぉおおお! マジですか!? そこ行っちゃいますか!? ライン変わっちゃいますよ!!??
でも確かにこの斜面、前後のカーブがちょっと緩い感じだし、逆に左右のカーブ(丸み)はキツめかな・・・
と、この辺の実銃画像見ながら考えてました。
んで、結局シコシコしちゃったのがコチラ。(荒削りですが)
斜面をガッツリ削り、ラインも私好みに修正。後ろの角の丸みはこれくらいかな~?
この辺は人によって(参考にする実銃画像によって)判断が異なりそうな部分ですね(;^_^A
本体の加工状態が良く分かりますね。なるほど、こうやって作るのか・・・ 勉強になります(`・ω・´)
これにより、サイドプレート縁のフレーム肉厚は薄くスッキリしました♪
案の定、削っていくうちにABS貼り合わせの甘いところが出てきたりして、瞬着流して固め直したり。
コレが後々まで尾を引かなければ良いけど・・・(;^_^A
さて、バックストラップ側の肉厚も薄くなってるのに気付いていらして?(セイラさん口調でw)
ここはバックストラップ側の外形を削ってしまうとグリップのラインと合わなくなってしまうので、内側を削ってます。
彫刻刀やらヤスリやらビット付けた電動ドリルやらを総動員。
更に! ここはご依頼頂いていない部分だったのですが、トリガー後ろの部分も内側を削り込んで縁を薄くしました。
こちら別の実銃画像ですが、トリガー後ろのサイドプレート分割ラインが随分下の方なのがお分かり頂けるかと(`・ω・´)
他の方の作例を色々探してもここを再現してるのは見たこと無いので、加工してる間は正直合ってるかどうかすっごい
不安でしたが、タナカのも雑誌の写真見る限り同じようになってたので一安心♪
んで、上の状態のフレームに元のサイドプレートを嵌めるとこんな感じに隙間が開きます。(当たり前ですがw)
ここでサイドプレートがABS製なのをいい事に、ABS板を接着して隙間を埋めたのが(同じ画像ですが)この状態というワケ。
左上のスクリュー穴は一旦埋めています。縁との距離が変わったので、若干後ろにズラす為です。
フレームに入れられている真鍮製のスタッドも抜いて、穴を埋めておきました。
ちなみに、シリンダーストップ付近の隙間も気になったので瞬着盛って埋めてます。
んで、穴を開けなおした状態。(スタッドも移設済み)
ネジ頭の径が小さくなってるの、分かります? 上の実銃画像を見ると結構小さく見えるんですよね。
元は直径4.6mm程でしたが、4mmまで細くしてみました。サイドプレートの穴は一旦埋めて4mmドリルで座グリ直し。
ココはタナカのは従来通りのネジ頭径っぽいですが、自分の感覚を信じましょう!(`・ω・´)
ついでにトリガー付近の外形ラインも変だったので修正しておきました。
あちこち修正した甲斐あって、サイドプレートがピッタリ合わさりました♪ 気持ちイイ~(*´Д`)ハァハァ
センチニアル+グリップ色々 その3
センチニアル+グリップ色々 その2
センチニアル+グリップ色々 その1
タナカ S&W M40 センチニアル
S&W M40 センチニアル完成♪
S&W M40 センチニアル完成♪
センチニアル+グリップ色々 その2
センチニアル+グリップ色々 その1
タナカ S&W M40 センチニアル
S&W M40 センチニアル完成♪
S&W M40 センチニアル完成♪
こう教えてもらいながら見ると、ラインが違うんですね
タナカさん、メッキでペガサスも出して欲しいです~
私なら100%断ってますよ!
お互いに、こんなことしているといつかは、どっちかの作った作品が
仕上げ直しで、お互いのところに来るのでしょうか…?(汗)
恐ろしや… 恐ろしや…(笑)
って、Take.Rさまも言っておられますが、恐ろしいことされてますね。
フツー、ここまでシマス??
いや、ここまでしていただけるから、いろいろお願いしたくなるのですが。
こりゃまた、仕上がりが楽しみですね~。
(ウチにも出所不明のセンチニアルがあるな~)
なんか凄まじ過ぎて、くまにはよぐわがんねーくらい凄くスゲーですね!!!!←頭悪い文章タナー
切ったり貼ったりの加工で、なんでこんなに綺麗に仕上がっちゃうんだろう、、、!!??
もはや凄まじ過ぎて、くまにはよぐわがんねーくらい凄くスゲーですね!!!!←繰り返すNA!!!
型とって量産して儲けたくならないかな〜。
それって犯罪かもしれないけどw
サイドプレート縁のフレーム肉厚は内部から積層で作っていくと内壁と外壁の接地する部分が少なく普通に削り込んでいくと穴が空くので、正確な削り込みと並外れたリカバリー能力をお持ちのあじゃさんだから可能な加工ですねぇ・・・(-_-;)
旭工房さんは強度確保の為厚めにつくったのでしょう。
サイドプレート分割ラインはあじゃさんの考察どおりだと私は思います。
この部分は下手に手を出すと分割ラインがガタガタになるのでやはりあじゃさんだから可能な加工ですねぇ・・・
S&W教実行部隊に全裸待機命令出しときます!(`・ω・́)ゝ
あっというまに・・ ここまでとは☆ビックリ☆
NC加工では? っと思う人もいるのでは
この塗装前の状態でもリアル感一杯ですね
ネジサイズまで・・ ビックリ
ネットのパーツ屋さんのサイトで S&W sideplate screw の写真をマジマジと見ました
ついでに定規を当てて寸法計算? (推奨ドライバーが 150-3)
ついでにこんなサイトも発見~ あちらにも 子連れさん の お仲間がいらっしゃる
ttp://www.ohioccwforums.org/viewtopic.php?f=10&t=59772
>うお、全く気付きませんでした、確かに違いますね
で、ですよねっ! 気が付いたときは見なかったことにするつもりだったのに・・・w
>タナカさん、メッキでペガサスも出して欲しいです~
きっといつかは! M1917も両方出ましたしね。
>私なら100%断ってますよ!
なぜこうなったのか・・・w 最初のヤスリ入れた後は勢いに任せてシコシコしてしまいました!
>お互いに、こんなことしているといつかは、どっちかの作った作品が
>仕上げ直しで、お互いのところに来るのでしょうか…?(汗)
そ、それは恐過ぎる・・・((;゚Д゚)ガクガクブルブル
こんばんは!
>フツー、ここまでシマス??
ね、ねぇ? 何でだろ・・・
>こりゃまた、仕上がりが楽しみですね~。
仕上がりは年明けかな?? 頑張りまっす!!
>(ウチにも出所不明のセンチニアルがあるな~)
へぇ~~~~~~wwww
師匠こんばんは!!
>なんか凄まじ過ぎて、くまにはよぐわがんねーくらい凄くスゲーですね!!!!
あざっす!!
>切ったり貼ったりの加工で、なんでこんなに綺麗に仕上がっちゃうんだろう、、、!!??
逆に、切ったり貼ったり出来るから誤魔化せる事もあるんです!ww
>すげー、ここまで接ぎ木のように繋いでフレームやサイドプレートを成形したら、
>型とって量産して儲けたくならないかな〜。
うーん・・・タナカから出ますしねww
>それって犯罪かもしれないけどw
犯罪にはならないと思いますが面倒くさいのでやりませんww
こんばんは!
>う、美しいライン出てますねぇ~
あじゃーっす!!
この辺、ホントに難しいですね・・・ 実銃画像見れば見るほど分からなくなったりw
>サイドプレート縁のフレーム肉厚は内部から積層で作っていくと内壁と外壁の接地する
>部分が少なく普通に削り込んでいくと穴が空く
マジですか! 何も考えずに削り込んでしまいましたが・・・
ただのラッキーだったのかも知れません。元の作り込みが良いせいもありそうですね♪
>サイドプレート分割ラインはあじゃさんの考察どおりだと私は思います。
良かったぁ~♪ これは何枚か見た実銃画像のほとんどで確認出来たので、ちょっぴり
自信はありました!(`・ω・´)
ライン合わせるのはやはり削ったり持ったり削ったり・・・
一枚モノでピッタリ合わせるのは私には出来なさそうです!
>あっというまに・・ ここまでとは☆ビックリ☆
すみません・・・ 実際にお預かりしたのは結構前だったのですw
>ネジサイズまで・・ ビックリ
もうちょっと小さくても良かったかな?なんて思ってますが・・・
まぁ、雰囲気重視なのでこれくらいで!(`・ω・´)
>ついでにこんなサイトも発見~ あちらにも 子連れさん の お仲間がいらっしゃる
うおっ! こちらも何気に勉強になります! いつもありがとうございます~♪
もうね、、ここまで見て、読んで、、絶句ですよぉ、、、、、
ますます、変態度がグレードアップしてますねぇ、、、、、、
どんどん、人間じゃなくなっていってる?
やばいっす(笑)
>どんどん、人間じゃなくなっていってる?
うっす! オラ人間!ww
>サイドプレート縁のフレーム肉厚は内部から積層で作っていくと内壁と外壁の接地する部分が少なく普通に削り込んでいくと穴が空く
こちらのコメントの意味を先ほど理解しましたw
結論から言うと(前回記事内の画像に答えがありますが)、旭工房のフレーム断面は一部上下逆さまの凹になってません。
それもあって安心して削り込めた訳ですが…
金型による一体射出成型ではアンダーカットになりますし、大変肉薄になるので、タナカがどう再現してくるのか楽しみですね♪
最近、リボルバーに嵌っていますがセンチネル、カッコいいですね!
あじゃさんの実銃に限りなく近い、こだわりカスタムが大好きです!
完成、楽しみにしております♪
前回の記事から、コメントを書き込む時、アルファベットから変換出来なくなっていました。
パソコンの調子が悪いみたいですwww
やっと変換出来ました。
すまいそんでしたm(__)m
あじゃさんがその辺を考慮しない訳無いのに釈迦に説法もいいトコ
でしたwww
フレーム内部上部(ややこしい)の凹みはABSで作るなら強度確保の為
旭工房さんのようにするのがベストなんでしょうね。
結果あじゃ神の手に掛かりこの繊細で美しい昔のセンチのラインを
拝めましたが、タナカさんでは再現が難しいでしょうから原型をあじゃさんが
作ってあげてくださいw
こんばんは!
>最近、リボルバーに嵌っていますがセンチネル、カッコいいですね!
ですよねー! M49のブサかわさも好きですが、DAオンリーというセンチニアルの潔さも好きです♪
>あじゃさんの実銃に限りなく近い、こだわりカスタムが大好きです!
お、恐れ入ります!(`・ω・´)
>前回の記事から、コメントを書き込む時、アルファベットから変換出来なくなっていました。
かな入力になってたとか? …ではないですね(;^_^A
>ありゃりゃ、カスタム元の状態を確認せず意味不明なコメントして
すまいそんでしたm(__)m
いえいえ! 最初のコメントで私は何故気付かなかったのかとw
>フレーム内部上部(ややこしい)の凹みはABSで作るなら強度確保の為
>旭工房さんのようにするのがベストなんでしょうね。
実銃と違って強度的な制約がありますもんね… どちらの形状を重視するかでベストな方法も変わりますよね〜
>タナカさんでは再現が難しいでしょうから原型をあじゃさんが作ってあげてくださいw
いや、それこそ穴開けてしまいそうですww