2024年03月11日

SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 再び




中華Hellcatの二つ目、仕上がりました♪










ご覧の通り、手を加えた部分は前回ディテールアップした内容とほぼ同じですが、少しだけ違うのが・・・



重量です。前回もノーマルの314gから30gアップして344gとなっていましたが、今回は更に25gアップして369gに!

その秘密はアウターバレル。元々はこのように軽量なアルミ製アウターバレルが樹脂のチェンバーにネジ込まれています。


(レーザーモジュールは取り外し済み)


それを亜鉛製のVFC G19用アウターバレルに置き換えるべく、適当な長さでぶった切ります!



この亜鉛アウターバレルは以前、チェンバー下の羽根が折れてジャンク箱に転がっていたもの。捨ててなくて良かった~!w

この亜鉛アウターバレルの根元にネジを切れればベストですが、チェンバーのネジは見たところインチピッチの1/2-28。
それ自体は実銃スレッデッドバレルとかにも使われてるサイズなのでタップとかも市販されてますが、困った事に逆ネジ
なんですよね・・・ いくらネットで探してもそんなタップは出てこないし、この為だけに買うのも何ですので、チェンバー側の
ネジ山は削り取ってしまいました~



バレル内は釣り用の錘を加工した鉛+鉛板でピチピチに塞ぎます♪

これをジーナスでガッチリと接着!




今回も完全閉塞です。



グロック用のアウターバレルなのでライフリングがポリゴナルなのはご愛敬(;^_^A


で、今回もこれらのパーツを全て自家セラコート!




亜鉛に置き換えたアウターバレルごとセラコートしたので、統一感が出ました♪






元のアルミアウターバレルより0.4mm程太いので、スライドとの隙間も極僅か!



その為少しでも曲がってしまうと動作に影響してしまうので、接着の時は大変気を遣いました(;^_^A


その他のアップデート内容としては、トリガーセフティのピンの上のピンモールドを開口してロールピンに置き換え。



この部分は中にトリガーセフティのスプリングがあるので、干渉しないように2.5mmほどの長さに切ったΦ1.5のロールピンを
左右から入れてます。

こちらは、前回すっかり忘れていたダストカバー下のシリアルナンバープレート。



亜鉛の別パーツが内側から嵌め込んであり、何とユニーク(個別)シリアルナンバーが黒塗装の上に薄くレーザーで
彫られていましたが、削り落として新たにスライドなどと同じシリアルナンバーをレーザーで彫りました。


フロントサイトのトリジコン風蓄光埋め込みは前回と同じですが、埋め込むレンズをΦ1.2からΦ1.5に変更。



リング部分は白下地に蛍光オレンジを爪楊枝で塗布。レーザーで入れた刻印が気分を盛り上げてくれます♪


少しだけ明るくなったような気がします。(気のせいレベルかw)




前回仕上がってから、垂直に切り立ったフロントサイトの背面が気になってしまったので、今回は僅かに前傾させました。




リアサイトの細かな面取りや、ノッチ前の凹み部分も全て面出ししたのは前回同様ですが・・・




U字のホワイトラインの溝はやや浅めに。




スライドは微妙な角度の面構成なので、面出しが意外と難しいのです・・・




エジェクションポート内側の面取りは前回同様に。



何度も遊んでるメッキカートが傷だらけに・・・ もうちょい強いメッキにしてもらえると嬉しいのですが・・・


という事で、多少のアップデートはあれど前回とほぼ同じ外観で仕上げました~



何故なら前回の子はこの記事の直後、旧友の誕生日にプレゼントしたからです♪
毎年私の誕生日に、私の心を読んだかのように嬉しいプレゼントを贈ってくれるので、そのお礼&お返しに。

とても喜んでもらえたので、良かった~!!ヾ(*´∀`*)ノ







  


Posted by あじゃ  at 00:11Comments(2)モデルガン

2024年02月25日

SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 仕上げ直し完成!

という事で、スライド・チェンバー・カバー・スクリュー・前後サイトや、トリガー等のフレーム側金属パーツを全て自家セラコートし、
完成です!!!











だいぶ良い雰囲気になりましたね♪ 重厚感が一気に増したかと!!(重量はほとんど変わりませんがww)


エジェクションポート内側下の面取りも再現してます~






せっかくもう一つ買ったので、箱出し状態のと並べてみます♪ コンプ付きのが箱出しです。






コチラは箱出し。




仕上げ直し後。



トリガーセフティのピンはΦ1.5のロールピンに交換しました。


箱出し。




仕上げ直し後。




箱出し。




仕上げ直し後。



箱出しで赤く塗られてた部分は、実銃画像を見ても確認できなかったので黒のままにしました(;^_^A


箱出し。




仕上げ直し後。



ショートリコイルこそしませんが、チェンバーの面取りをやや大きくして少しリアルに…


箱出し。




仕上げ直し後。





刻印もレーザーで入れちゃいました♪


箱出し。




仕上げ直し後。




上面の角の丸みを少し大きくしてみました。




下に見えてるマガジンケースもセラコートですよ♪



新たに購入したサテンアルミだけだとちょっと明るすぎるので、アーマーブラックを少々混ぜて吹きました。

個人的にコンパクトオートはカタマリ感が重要なのですが、好みの感じに仕上がって満足です♪

さて、もう一つも仕上げましょうかね~~


  


Posted by あじゃ  at 11:38Comments(6)モデルガン

2024年02月25日

SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック ディテールアップ編

中華Hellcat、初のトイガン化だという贔屓目はあるかも知れませんが、外観もかなり良く出来てるんですよね~
せっかく仕上げ直しするならば、ちょっぴりディテールアップしていきたいと思います♪

まずはエキストラクター。前回も使った画像ですが少し奥まっているのと、プランジャーの再現が無いのが残念・・・




なので、表側にアルミ板をジーナスで接着しました。




プランジャーはダミーで再現すべく、半割りにしたΦ3の鉄ピンをこれまたジーナスで接着してます。




硬化後、シコシコして整形。





回転軸部分を一部削っているのは、組み立ての為です。

後ろの一部が埋まっていたスライドのエキストラクター溝を全て開口。




ダミープランジャーの逃げ溝をスライド内側に掘ります。




組んだところ。



これでいいかな~と、一旦これでセラコートしたものの、実銃画像を改めて見てみるとちょっと形が違う・・・

という事で、シコシコ整形し直し!!





先端がちょっと斜めになってるのがポイントです♪ この、少ーしだけ斜めにするのって、なかなか難しいんですよね・・・


リアサイトのUノッチは白いラインで縁取られていましたが、タンポ印刷?のようで仕上げ直すと取れてしまうので、リューターで
ノッチの周りを一段下げて全体を面出し&一旦ブルーイングし、白を入れ直しました。




フロントサイトも申し訳程度のホワイトドットが入っていましたが、大きく掘り直してこちらも面出し&ブルーイングし、ホワイトを
入れ直しました。




フレーム側の金属パーツは塗装剥離剤で塗装を除去。





何だかメーカーの未仕上げ量産試作品みたいw


続いて、フレームのピンモールドをリアル化(ダミーですが)すべく、穴を開けます。



元のモールドに合わせて、トリガーピンの穴はΦ4.5、その上はΦ2.5で開けました~


一方でトリガーピンはΦ4、その上のピンはΦ2の鉄ピンから削り出します。



抜け止めの為、適当に2~3本溝を入れておきました~


ブルーイングして、ピンの先っぽだけ露出させて熱収縮チューブで包みます。




それを、先ほど穴を開けたフレームに圧入♪




先ほど、ピンの先っぽ熱収縮チューブを余らせていたのはフレームへの圧入時にチューブの端が引っ掛からないように
する為だったので、挿入したら余った邪魔なチューブは切っておきます♪




次はスッカラカンのバレルを重量アップ!
釣り用の錘を加工して、バレル内にすっぽり入るようにします。




加工した錘は約24g。




錘の先端を黒く塗って、組んだ状態。完全閉塞仕様です♪




また、スライドにも作動の調子を見ながら錘を追加。



こちらは6gほどです。

これらの錘追加により、314gだった重量が344gまで回復しました♪




いよいよディテールアップの最後!

先ほど一旦ブルーイングで仕上げたサイトですが、亜鉛の質が悪いのか私のやり方が悪いのか、ちょっとムラになって
しまったので他の部品同様に自家セラコートするついでに、蓄光フロントサイトにしてしまいます♪

クリアーのエポキシ接着剤に、ルミノーバ粉を混ぜます。




コレを、深めに穴を開けておいたフロントサイトに詰め込み、真ん中にウェーブのHアイズ3ミニ(クリア)の1.2mmレンズを乗せます。




エポキシが固まる前に、真ん中に来るように慎重に調節。




硬化後、レンズの周りに下地の白、そして蛍光オレンジを塗りました。





実銃Hellcatのフロントサイトはトリチウム発光でリング部分は黄色ですが、好みでオレンジにしました。
また、ルミノーバを埋め込んだとは言え小さいレンズの部分しか光らないのでさほど明るくもありませんが、雰囲気は十分出たかと♪


あ、これらの仕上げ直しの間もHellcatで遊べるように、もう一つ買っちゃいました♪



今回はショートバレル無しのスタンダード版です。
プレミアム版と合わせてAmazonでお安くなってるので、皆さまもおひとついかがですか?w





  


Posted by あじゃ  at 00:00Comments(0)モデルガン

2024年02月18日

SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 調整編

今回のネタは、先日紹介した中華Glock17 Gen4 フィンガーアクションブローバックに続いて昨年末に発売された、
Springfield ArmoryのHellcatです!



実銃は2019年に発売された3インチバレルのサブコンパクトなポリマーオートで、このコンパクトさながら9mmパラが11発も
入るマガジンを備えており、人気のある機種のようです。残念な事にこれまでトイガン化されてこなかったのですが、今回
ようやく、フィンガーアクションブローバックとは言えモデルアップされるという事で迷わずポチりました♪

本体に付いてるドットサイトは単なるダミーで、外して付属のカバーに付け替えることが出来ます。



写真撮ってませんがこのダミードットサイト、レンズ全体がクリアーレッドで凸レンズ形状になってるので、見える景色(フロントサイトなど)
が左右反転するんですよw 気持ち悪いwww


で、外したスライド側はこんな風に少し盛り上がってます。



ドットサイト用のネジ穴ピッチも実物RMScなどより1mm程狭い事もあり、レプリカ含めて実際のドットサイトを載せるのは難しそうです。
(載せようと思う人は居ないと思いますし、載せたら重くなり過ぎてまともに動かないかも知れませんがw)


カバーはドットサイトを固定していたタッピングネジで固定するのですが、カバー側の穴もタッピング用の小さい穴になっていて、
そのままネジ込むとどうしてもスライドと隙間が開いてしまうので、カバー側の穴はΦ3.2のドリルで拡張すると良いです♪




交換後。




元の重さは354gでしたが、




ダミードットサイトを外してカバーを取り付けると351gになりました。




今回購入したのはプレミアム版・・・と言ってもコンプ無しのショートバレルが付属するだけですが、そちらに交換すると314gとなり
更に37gも減ってしまいます(;^_^A



金属製のコンプと、バレル内のレーザーモジュールが無くなって(ショートバレルではレーザーモジュールを組み込むのに長さが
足りないのでしょう)空っぽになってるので、何か錘を仕込むのも良さそうですね♪(仕込みますw)


内部の構造はGlock17 Gen4同様、トリガー上部にスライド式ハンマーが内蔵されています。




限られたスペースを有効活用する為か、リコイルスプリングガイドが太くアレンジされ、その中にメインスプリングが仕込まれて
いるのには感心しました。




トリガーを引いていくとメインスプリングを圧縮しながらスライドハンマーが前進し、前方の爪が起き上がってきます。



もう少しトリガーを引くとハンマーがリリースされ、爪がリンクしたスライドを後ろに蹴ります。このハンマーのストロークは僅か6mm!
スライド重量もリコイルスプリングも軽いとは言え、それでスライドを28mmも動かすんだから大したもんです。
ただ、スペースの制約からかそれ以上はスライドストロークを稼げなかったようで、恐らくその為に残念ながらショートリコイルは
オミットされています。

作動は箱出しで快調!

・・・なんですが、今回の付属カートは薄いエメラルドグリーン?水色?の、何だか座薬みたいなヤツ・・・




しかも、暗くなると光りやがりますww



そんな存在感アピール要らんからwww

という事で、今回もリアル風メッキカートを使いたい訳ですが・・・




やはりGlock17 Gen4の時と同様に、フルロード近くではカートがお辞儀しちゃってそのままでは使えません(´;ω;`)




マガジンを分解します。バンパーはキツめに嵌ってるだけなので、前方に強く押せばスライドして取り外せます。




今回も0.5mm厚のABS板を1mm幅で切り出しました。




それをマガジン左側前方の溝に沿って貼り付けます。




今回のフォロアーはそのままでは貼り付けたABS板に干渉してしまうので、溝を掘りました。




リアル風メッキカートがお辞儀しなくなりました♪




ただやはり、メッキカートの方が少し長いので、エジェクト時にチェンバーの角に引っ掛かってしまいます。




今回はエジェクターの角を少しだけ斜めに削り、




チェンバーの内側の角を斜めに削ってみました。




これで引っ掛からずにエジェクト出来るようになります♪




楽しい~~~~!!!!


実銃同様に11発装填出来ますが、初弾の送り込みがちょっとキツいので10発にしといた方が良いですね~

それからこのHellcatくん、前述したようにスライドストロークが短めで、スライドストップした状態でフルロードしたマガジンを
挿入すると、ブリーチ(と言ってもただの縦壁)の角にカートが引っ掛かってしまいます。




ブリーチ(w)の角は元々少し丸められてはいるのですが・・・




恐る恐る丸みを大きくしてみたところスムーズに操作できるようになり、作動不良などもありませんでした!




次はスライドストップ。今回もスプリング無しです。
リコイルは決して強くないのですが、まれに残弾があるのにスライドストップが掛かってしまう事があります。
上がってきたカートがスライドストップと干渉するのか?とも思いましたが、今回もスプリング追加で対処します。

フロントシャーシの一部に溝を掘り、Φ0.5のバネ用SUS線を曲げてスプリングを自作。




このように組みます。




スプリングの先端がスライドストップ軸の少し後ろを押し下げるように。



これで残弾ゼロの時以外はホールドオープンしなくなりました♪


それからテイクダウンレバー。上に回転させてテイクダウンするんですが・・・




回転軸が実銃と異なり前側なのはご愛敬として、フレーム側に凹み&レバー側に突起が付けられているので、どうしても上の
写真のようにスライドに擦り傷が付いてしまうんです。と言うか、最初からメーカーの組み立て時と思われる傷が入ってましたw




スライドは仕上げ直すとしても、また傷が付かないようにレバー側を凹みにして、フレーム側にはΦ1.5のSUSピンを仕込みました。




という事で仕上げ直すことが決まりましたので(w)、折角ならこの辺のちょっと気になる部分も直していきましょうかね♪

せっかくライブなのにちょっと造形が残念なエキストラクターや、フレームのピンモールド、トリガーセフティのピンも中空にしたい・・・




チェンバーの角面取りはもう少し大きくしても良いよな・・・




スライド上面、ちょっと角張りすぎ・・・?




長くなる(すでに長いw)ので、続きはまた次回!!(^_^)/~







  


Posted by あじゃ  at 22:31Comments(6)モデルガン

2024年02月10日

タナカ Kフレーム用ワイドトリガー&ワイドハンマー

これも昨年末、マルイのGlock17 Gen5と同時期に入手していたものなのですが、タナカのKフレーム用のワイドトリガーと
ワイドハンマーをようやくゲット出来ました♪




と言っても、今回入手できたのは発売が先だったペガサス用です。



本当はモデルガン用が欲しかったのですが、昨年注文した時点ではペガサス用しか注文出来なかったんですよね。
ただ、もうそろそろイケるかも?知れません。

なので、モデルガン用に加工します。蓋がされているハンマーノーズの溝の天井部分を開口すべく、まずは小さな穴を開けます。




穴を繋いで、溝を整形。



写真に写せませんでしたが、溝の内側背面にはモデルガンのハンマーノーズスプリングのズレ止めに凹みを付けてます。
ハンマーが2個あるのは、2セット買ったからですw


ペガサス用ハンマーノーズのピン穴は、2mmの鉄シャフトを入れてカシメてハンマー側面と共削りし、チェッカリングも目を
立て直しました。



あ、加工前にサンポールで黒染めを除去しています。


2つとも同様に~




ダブル肉叩き!!



谷の深さをキッチリと揃えるのが結構大変だったり・・・(;^_^A
まぁ、元からしっかりしたチェッカリングが刻まれていたので、完全に自己満足ですけどねw


ワイドトリガーは前面のセレーションを削り落とし、スムージングしてトリガーストップ用のネジ穴を開けます。




また、別にストックしていたセミワイドハンマーをデホーンドハンマーに加工。




まず、ワイドハンマーとワイドトリガーの1セットはケースハードゥンぽく染めて、M19 4インチに装着!









当然ながらポン付けでチチバンも問題無く、きっちり動きます♪ 実は昔はワイドハンマーやワイドトリガーってあんまり
好きじゃなかったんですが、加齢と共に嗜好も華麗に変わりますね~w 実に良いではありませんか!!ww


で、もう一つのワイドハンマーとスムース化したワイドトリガー、それとデホーンドハンマーはこれまで何度もお世話になってる
御徒町のシーフォースさんでニッケルメッキして頂きました♪



ピカピカです♪ 今回も完璧なメッキをして頂き、ありがとうございました♪


ピカピカのままでも良いのですが、私はヘアライン仕上げが好きなのでナイロンたわしやスポンジヤスリで擦ってヘアラインを
入れました。



左のは昨年ストラウプ用に、タナカのセミワイドハンマーにコクサイのワイドハンマーのスパー部分を移植加工し、同様に
シーフォースさんでメッキして頂いた後、粗めのナイロンたわしでゴシゴシしたら角に下地の銅メッキが出てしまったので
自家ニッケルメッキしたもの。右が今回ので、下地が出ないようにスポンジヤスリで軽めにヘアラインを入れたもの、です。


当然ながら、元からワイドハンマーなのでスパーの裏側には継ぎ目はありません!ww




そして何より、スパーの大きさがこんなに違うんです~~~



加工した時も、ちょっと小さいな・・・と思ってましたが、やっぱり小さかったんですね(;^_^A
(タナカのがリアルサイズという前提ですが)


という事で、このワイドハンマーをストラウプに取り付け!!






今度こそ、ストラウプが完全体(?)になりました♪








タナカさん、6インチのストラウプはまだですか・・・?






さて、これでタナカKフレーム用のトリガーとハンマーそれぞれ、ナロー、セミワイド、ワイドが出揃った事になります
(ナローハンマーはセミワイドハンマーからの加工)が、組み合わせを変えるとどうやら相性があるようで、
チチバン具合が変わる事が分かりました。今までに確認したのは下記の組み合わせです。

ナロートリガー(グルーブ有り)+ナローハンマー(セミワイドハンマー加工)=微チチバン
セミワイドトリガー+セミワイドハンマー=良チチバン
ワイドトリガー+ワイドハンマー=良チチバン
セミワイドトリガー+ワイドハンマー=強チチバン
ワイドトリガー+セミワイドハンマー=微チチバン

こちらは試してませんが、ナロートリガー+ワイドハンマーだと良チチバンになる気がします。

ちなみに上のストラウプはセミワイドトリガーの加工品とワイドハンマーの組み合わせなので、めっちゃしっかりとチチバンします。
チッチッーーーバンって感じです♪



お次はスムース化したワイドトリガーとデホーンドハンマーですが、そう!BWCのグランドマスターデラックスに使います!!



購入時の記事にも書きましたが、タナカNフレーム用のワイドトリガーを加工されていて、残念ながら全くチチバン出来ない
(トリガーを引き切ってもシリンダーが回り切らないくらい)のが気になってて、ようやく出たタナカKフレ用のワイドトリガーを
使えばチチバンするはず・・・!と思っていたのですが、上記組み合わせの通りしっかりとはチチバンしてくれないんです。
(元のよりは良いくらい) メッキしたら良くなるかな?と思いましたが、さほど変わらず・・・ うーん・・・(-ω-;)

そんな頃、たまたま以前からお邪魔したいと思っていたケイズさんを訪問した際に、以前もチラッと紹介したハンド延ばしの術の
他に、新たな(?)チチバン調整術を教えて頂いたので早速実践!

その結果・・・


しっかりチチバンになりました~!!!


ケイズさん、マジで神です!! 本当にありがとうございました!!!!!!


元のフレームと同色塗装されたトリガー&ハンマーも良いけど、メッキもまた良いですね♪









これを機にハンマーノーズもカッコ良くしました♪


いや~~!いつ見てもカッコいい!!






縦構図も貼っとこ♪






やっぱタナカとBWC、最高だわ・・・(*´Д`)


  


Posted by あじゃ  at 18:23Comments(4)モデルガンS&W M65 Stroup PPC Ron Power Custom

2024年02月04日

Glock17 Gen4 フィンガーアク(ry ちょっぴり?カスタム♪

本日は2話連続でお送りします!ww


という事で、なかなかのお気に入りとなった中華フィンガーアクションブローバックのGlock17 Gen4ですが、使用する
カートリッジが黄土色?の一体成型なのがなぁ・・・

という事で、オプションパーツ?のリアル風メッキカートリッジを買ってみました♪



このパッケージは良いのか・・・?ww


弾頭もケースも樹脂製ですが、メッキされていて見た目はなかなかリアルです。(こちらも実弾よりは短いですが)



ただ、ご覧の通りメッキもさほど綺麗ではないし、他に無いから仕方なく買いましたが樹脂製で20発(+予備1発)3,800円は
チト高いかなぁ・・・ 2,000円くらいだと嬉しいんですけどね(;^_^A


で、このリアル風カートをマガジンに詰めて銃に入れるとこんな感じ♪ 良いですね~!




んが! いざ装填しようとするとカートがお辞儀してつっかえてしまいます・・・(´・ω・`)




こんな感じで、フル装填に近くなるほど一番上のカートがお辞儀しやすくなってしまいます。



モデルガンでも良く見る景色ですね・・・

試しにテフロン系潤滑剤をマガジン内部やカートに吹いてみましたが、全く効果ありませんでした。




どうやら原因はカート直径の違いにあるようです。

黄土色カートはケース部分、リム付近から先端まで9.70~9.75mmでほぼ寸胴になってます。






対してリアル風メッキカートでは、リム付近が9.75mmに対してケース先端が9.60mmとなっていて実弾同様にテーパが
付いてるんですね。





ほんの僅かな違いですが、17発も装弾していくと塵も積もって弾頭側のスペースが広がり、カートがお辞儀してしまう訳です。

そこで、0.5mm厚のABSを1mm程の幅で切り出します。




これをマガジンケース内側の、フォロアーのスライドストップを押し上げる突起が通る溝に沿わせて接着します。





フォロアー側は元々逃げの溝が付いてるので、無加工で大丈夫でした。




念のため、マガジンケース上部の内側を面取り。



これでカートがお辞儀せず、スムーズに給弾できるようになりました!


んが、このリアル風メッキカートは本体付属の黄土色カートよりコンマ数ミリ長いので、排莢不良気味になります(´・ω・`)

そこで、エジェクターを0.5mmほど少し短くし、かつ前面を斜めにしてみました。



これで排莢がスムーズになります。が、今度は最終弾のエジェクトおよびホールドオープンが不安定に・・・
エジェクター側は斜めにするくらいで、チェンバー側の角を取る方が良かったかも?

また、元からそうでしたがややカートの飛び方が不安定なんですよね。スライドが後退してカートを蹴り出す時点では既に
慣性だけで後退している状態ですが、運動エネルギーが足りないのかなぁ・・・ スライドが軽すぎるのかな?

元のスライド可動部の重量は約49g。




そのスライドの空っぽの後部に鉛のウエイトを追加してみました。




また、スライド前部のバレル横のスペースにも薄板の鉛を貼り付け。






装着後の重量は63gなので、14gの増量です。



たった14g!?ですが元の3割近くの増量ですし、あまり増やし過ぎると銃口下向きでホールドオープンしない、銃口上向きで
閉鎖不良になる、等々が発生するので、色々試してみた結果この重さとしました。

結果は狙い通り!

・・・と、ここでXにアップした動画を埋め込もうとしたんですが、何故かエラーが出て貼り付けられず・・・
ポストのアドレスはこちらです(;^_^A

この時は付属の指サック付けてました。と言うのも、トリガーを引き切る直前にカチッと音がして(前述の爪とPOMパーツがリンクする音)、
その時すでにトリガーはフレームに当たってるくらいなのですが、そこから更にグッと力を込めないとブローバックしなかったんですよね。

なので、少ーしだけトリガー上部を削りました。削り過ぎるとブローバックしなくなるはずなので、少しずつ慎重に・・・



前述のカチッという音のタイミングでブローバックするようになり、指が痛くなりにくなりました♪


それからスライドストップ。スプリングテンションが掛けられておらず、プラプラです。
少なくとも私の個体では勝手にスライドストップが掛かることは無く、実用上は大きな問題はありませんが・・・

フロントシャーシにこのような溝&穴を加工し、Φ0.5のSUSバネ材を曲げてスプリングを自作してみました。




こんな風に組みます。





バネの先端がスライドストップ根元の回転軸より少しだけ後ろを押さえるようにして、あまり大きな力が掛からないように調整しました。
軽いスライドストップが逆さまでも持ち上がる程度の力で大丈夫です。(強すぎるとスライドストップ掛からなくなるので注意)


最後になりますが、外観の仕上げ! 良く出来ているのですが、やや仕上げが気になる部分があります。

埃を巻き込んだ塗装。




かなり頑張ってますが、後端角Rの端に僅かに見えるパーティングラインと、セレーション凹み内のヒケ。




スライド内部構造がシンプルで肉厚の変化が少ないのでヒケもかなり少なめですが、エジェクションポートの下に少しだけ。




という事で、スライドを面出し!!







元の浅いシリアルナンバーは削り落とし、実在するシリアルナンバーに変更しました。

チェンバーカバーは元々深堀刻印されている樹脂製の方を使い、こちらも面出ししてシリアルナンバーを変更。






そして、スライドとチェンバーカバーをセラコートして完成です!!!





















シリアルナンバープレートも元の刻印を削り落とし、アルミテープを貼った上にレーザーで刻印しました~


元からなかなか良い造形でしたけど、質感も良くなって更にお気に入りになりました♪











  


Posted by あじゃ  at 15:55Comments(2)モデルガンGlock

2024年02月04日

Glock17 Gen4 フィンガーアクションブローバック

今回の子も購入から少し間が空いてしまってますが、Xで呟いてた内容のまとめ的に紹介します。

G17 Gen4、中華フィンガーアクションブローバックです♪



写ってる黄土色?のがカートリッジで、中空の一体プラ製。9mmパラより少し短めです。
ガスやバッテリー、火薬などの動力源は不要で、やや重めなトリガーを引くだけでブローバックして排莢(ついで?に銃口から
レーザー照射)する、モデルガンというかおもちゃ銃ですね。

ここ数年、一部で賑わいを見せているこの中華フィンガーアクションブローバックシリーズ、複数のメーカーが参入している
ようですが、最初の頃の製品はデフォルメがきつくて興味の対象外だったものの、外観がだんだんリアルになり、ちゃんと
(浅めながらも)チェンバーに装填するようになったり、マガジンもシングルカラムからダブルカラムになったり、そしてこの
G17 Gen4ではショートリコイルまでする!ようになったりと、まさに日進月歩のスピードで進化している、個人的に今アツい
分野なのであります!(構造は全くリアルでは無いのでメインにはなり得ませんが・・・)


まずは外観から~





しっかりGLock17 Gen4の形してますね!

チェンバーカバーは元々樹脂製のが組み込まれていましたが、金属製のも付属していたので一旦そちらに交換してみました。




銃口はレーザーデバイスで塞がれています。




レーザー光軸はバレル外周3か所のイモネジで調整可能。



バレルの後退量は少な目ながら、しっかりショートリコイルしてます♪


スライド閉鎖時はチェンバー部分でロッキング。




スライドを少し引くと、少し後退しつつ下降してロッキング解除!



ちょっと、おもちゃにしては出来過ぎじゃないです!?


マガジンも立派です。形状がもうちょっとリアルなら尚良かったですが(;^_^A






前後サイトや、スライドのエンドプレートもしっかり別パーツ。




エキストラクターもライブで動きます!



ブリーチフェイス?は単にカートリッジを押し出す縦壁があるのみで、撃発機構は一切ない究極の安心安全機構です。


前述の通り指の力だけでブローバックさせるためトリガープルは重く、ストロークも長くなってしまいますが外観のデフォルメは
最小限に収められてると思います。



機構的にスライドをあまり重く出来ない代わりに、このトリガーやマガジンキャッチ、マガジンベースなどのフレーム側の小パーツは
実銃でも樹脂のところが金属製になっていて、少しでも重量を稼ごうという努力が見て取れます。


エジェクターはデフォルメされてチェンバーと一体になってます。この辺はMGCのモデルガンっぽい?




スライドロックを下げるだけで通常分解でき、中身はこんな風になってます。



リアシャーシ部には何の機構も無く、金属製のウェイトが入ってるだけ。
トリガー上部の金属製フロントシャーシ内にスライド式ハンマーがあり、トリガーを引いていくとメインスプリングを圧縮しながら
スライドハンマーが前進、トリガーを引き切ってリリースする直前にハンマーに内臓された爪が起き上がってスライドに取り付け
られた白いPOM製パーツとリンクし、リリースと同時にスライドがブローバックします。



このスライドハンマーの短いストロークと慣性だけでスライドを後ろまでブローバックさせるので、スライド可動部は軽く、リコイル
スプリングも弱く設定されています。なのでリコイルも軽いですが、カートがポンポン飛ぶのはめっちゃ楽しいですよ!!

しかもこのG17 Gen4ではチェンバー内にもマイクロスイッチがあり、装填有無を検知してレーザーを照射します。つまり、
装填されてないとレーザーが出ません。カートリッジを装填しなくてもレーザーが出るようにするには、バレル横のスライド
スイッチを操作します。



内部でレバーが前述のマイクロスイッチを押しっ放しにするので、カートリッジを入れると閉鎖不良になり排莢で遊べなくなるのが
ネックですかね。


手持ちのGlockのGen4はWEのG18Cしかありませんが、参考までに並べてみます。





サイズや形状はとてもよく出来ていますね。

ちょっと角の丸みが足りないかな・・・?とも感じますが、おもちゃなので大目に見てあげましょうw




上のWE G18Cのセレクターが薄く削ってあるのはカービンキットに入れているためですが、今回の中華G17 Gen4も組み込めました♪



重めなトリガーも、カービンキットに組むと少し楽になるような気がします。気のせいかもですがw


次回、ちょっぴりカスタムしていきまーす♪

  


Posted by あじゃ  at 13:52Comments(0)モデルガンGlock

2024年01月21日

マルイ Glock17 Gen5

すっかり怠けていたらもう1月下旬(滝汗) 皆さま2024年もよろしくお願いします~m(_ _)m

今年最初のネタは完全に出遅れてますが、ちょうど1ヶ月ほど前に発売されたマルイのGlock17 Gen5です。





パッケージが凝ってますねぇ♪ マルイは開ける時のワクワク感も大事にしてるそうで、流石です。素晴らしい!!

マルイのグロックはいくつか持ってるものの、発売と同時に新品で買うのは2000年11月に発売されたGlock26以来、
実に23年ぶり! その間に買ったのは中古のG18Cくらいで、今回はスライド側のエンジンのみならず、いよいよフレーム側にも
大幅に変更が入るとの事で、コレは大事件だ!!と思い購入した次第です。





届いてすぐ、冷たいままのマガジンにガスを入れて空撃ちしてみたところ、しっかりしたリコイルと共にスライドストップしたのには
驚きました。すでに手にされた方も多く、この耐寒性能含めて詳細なレビューもたくさんアップされているので、今更私が書く事など
何も無いとは思いますが・・・ 一応何か書いてみます(;^_^A

まずはトリガープル。




トリガーを引いていくと、この辺でトリガーバーがシアに接触。



今までのモデルと比べると、かなり後ろ寄りになってますね。リセットもここまで戻せば良いので、ダブルタップもしやすくなってます。


グッと引いて、ブレイク(発射)。



ブレイク後のオーバートラベルもかなり少なめで好印象です。
トリガープルの感触は、そうですね・・・感じ方には個人差あると思いますが、私は細い生枝を折るようなイメージに感じました。
実銃のグロックもそんな風に表現する人もいるので、リアルって事なのかも?


スライド内部はブリーチに取られる部分を最小化し、エンジンの断面積やストロークを出来るだけ大きく取る手法そのものは
右のVFC製FNS-9などでも見られたものですが、トリガーバーを下げる部分までブリーチから無くしてちょっと無茶し過ぎちゃった
感もあるVFCと比べて、マルイならではのきめ細やかな心配りと言うか、もうちょい安心できる形状になってます。



平たく言えばコンサバ寄りとも言えますが、実際あらゆる状況でも不具合が起きないようにと考え抜かれた形状なのではないかと。


あ、ただ一点だけ気になった点が。




この赤矢印の部分、亜鉛ブリーチにバリが出ていて樹脂製のシリンダーに深めの傷を付けてしまっていました。




ので、こんな感じにブリーチ内側の角のバリを取ってあげとくと良いかも知れません。



まぁ、これで作動が更に良くなるとかは特にありませんが、精神衛生上の話ですw


フレーム側は、エンジンストロークが伸びた関係でハンマー周りの形状、構造も刷新されました。(こちらも右はFNS-9)



G17Gen5はG18Cのような異形ハンマーローラーでスライド閉鎖時の干渉を逃げ、FNS-9はスライド側のバタフライプレートで逃げる
違いはあるものの、前述のエンジンストローク延長に伴いハンマー先端がハンマーピンの位置より後ろにオフセットしている点など、
共通点も見られます。

一方でシアの構造はFNS-9とも今までのマルイグロックとも全く異なり、G17Gen5ではG18Cのフルオートシアの位置になったのは
非常に良いですね! 今までのマルイグロックのシアは鍵爪の内側のようになってて非常に弄りにくい形状でしたが、今度の形状ならば
弄り易く、カスタムの幅が広がるのではないかと思います。





また、トリガースプリングは以前のは引きバネ一つでトリガーの戻しとトリガーバーを押し上げる機能を兼用していましたが、
今回のはトリガーを戻すのはトリガー根元のトーションスプリング、トリガーバーを押し上げるのはリアシャーシに組まれた
専用のトーションスプリングに分けられてます。
今までだと例えばトリガーの戻りを弱く/強く調整したいのに、トリガーバーを押し上げる力も連動して弱く/強くなってしまうため
調整できる幅が限られていましたが、今度のはそれぞれ別々になってる点もカスタムの幅を広げるのではないかと♪


今回、スライドに新しい材料を採用したとの事で、メーカーHPでは
『よりハードになった反動を受け止めるために、スライドには高耐久カーボン入り樹脂を採用しています。』
と書かれています。カーボンフィラーが配合された強化グレード樹脂だろうと思いますが、ベースレジンが何かまでは情報無し。
触った感じでは今までのABSスライドよりも確実に硬質・高剛性ではありますね。(なので、少しブリーチ外しにくいです)

気になる?重さですが、スライドアッセンブリーの状態で約93g。




比較用のG18Cは95gです。




ブリーチや錘など、外せるものは全て外した状態のG17Gen5スライド単品+カバーは、約34g。




同様にG18C・・・ただしフロントの小さい錘は外せなかったのでそのままですが、こちらも約34gでした。



という事で形状や条件も僅かに違うのでイコールコンディションでの比較は出来ないものの、そう大きく比重が異なる材料と
いう事では無さそうです。


さて! ココからが本題です!!(←前置き長すぎーーww

これまでに無い耐寒性能や常温時のリコイル、そして命中精度(知らんけど多分ねw)など、性能には文句の付け所が無い
このG17Gen5ですが、まぁだからこそと言いますか、どんなに良い製品でも重箱の隅を突きたくなる性分の私としては、ですが
スライドの仕上がりが気になるんですよぉぉぉ・・・

AUSTRIAと9x19の間、上方にあるヒケ。




内側のレール溝に沿ってセレーションの凹み内にも見えるヒケ。




そして一番は、エジェクションポート周辺のヒケ。



また、ガンメタな塗装も、お好きな人には申し訳ないんですが銀色の粒子がチラチラ見えるのがちょっとイヤン・・・


という事で、スライドを仕上げ直します!

今回はMOS周りの耐久性懸念からか、エキストラクターが一体なのでちょっとやりにくいですが・・・




スライドの材質が不明なので、接着がどれくらい利くかも分からないのでひらすら削ってヒケを取っていきます。

左面は割と簡単にヒケを消せましたが・・・




意外にも?一番ヒケが深そうなのはエジェクションポートの前側と・・・




フロントサイト後方でした。あくまで私の個体の場合ですが、ご参考まで。



あ、リアサイトのところのピンは元々スライド上面より突出してたので、短くカットしちゃってます。

更にシコシコして、セレーションの凹みもシコシコして、ヒケとおさらばします!! もちろん、僅かに見えていたパーティングラインも~







光学機器を載せる予定は今のところ無いので、MOSカバーも。

削った感触ですが・・・ やはりABSとは違いますね。ですがナイロン系ほどの粘りは無さそう?何となくPC(ポリカ)っぽい
ような気もしないでもないですが・・・ やっぱり分かりませんでしたww


で、スライドとカバー、それからついでにアウターバレルも面出しして、自家セラコートして完成!!





個人的にこれまでに経験の無い材料なので、長い目で見た時にセラコートによるケミカルアタックは気を付けなければいけませんが、
今のところは大丈夫みたいです。万が一割れたりする頃にはDetonatorとかNOVAとかがカスタムスライド出してるでしょうw

今はスッキリしたこのスライドを愛でようと思います♪












アウターバレルもスライドなどと同じArmor BLackですが、半乾き状態でシコシコして艶を変えました。








セラコートしてちょっと気になったのは、使ったCシリーズは焼付タイプなので樹脂向けの最低推奨温度である65℃で、今回は
長めに4時間ほど熱処理したのですが、その後組もうとした時にブリーチがえらいキツかったんですよね。
まぁそれでも組めない程ではなく、スライドを組んでフレームに挿そうとしたら、これがまためっちゃキツくなってしまっていて・・・

元々タイトな嚙み合わせだったので、スライドレールの内側にセラコート乗せ過ぎちゃったかな~?と、リアシャーシのレール部分を
結構シコシコ。うーん、塗膜分以上に削らないと動かないな・・・




フロントシャーシに至ってはレール部分だけでなく、スライドのアゴの下も擦れるようになっていたので、その辺もシコシコと。




内側にほとんど塗料が付着してなかったアウターバレルも動きが悪くなってしまったので、ホップチェンバーをシコシコする羽目に・・・




そう言えばアウターバレルをシコシコした時も、あれ?これもABSじゃない別の樹脂かも・・・?と思いましたが、ひょっとして、
ひょっとしたら、ですが、スライドもアウターバレルもちょっと高温に弱かったりするのかも・・・?

他のスライドを高温化に置いて実験とかした訳ではないので確証はありませんし、単なる杞憂に終わる事を願うばかりですが、
念のため、暑い時期になってからは銃本体を直射日光下や車の中とかに放置したりしない方が良いかも知れません(;^_^A

  


Posted by あじゃ  at 18:33Comments(6)Glock

2023年12月31日

2023年 総括

いよいよ2023年も最終日! 毎年恒例の総括をしていきましょう♪

いつものように購入記事やカスタム完成記事などを中心に取り上げますが、今年買ったものの紹介できていない
モノもあり・・・ その紹介は来年に持ち越しとしたいと思いますm(_ _)m

1月
タナカ S&W M65 STROUP 仕上げ直し(今度こそw)完成!


2月
デトニクス リコリコ/千束仕様風 再び!


3月
HK45CT 分解組み立て

4月
デトニクス Mk.Ⅶ CIAスペシャル 少〜し手直し


SFA V6 Micro Compactも少し更新♪


MGC S&W M59


G22ハンドガード製作


7月
Ron Power Custom / Grand Master Universal 完成!!


8月
BWC / Ron Power Custom / Grand Master Deluxe


S&W .32 Safety Hammerless 完成編&15周年


9月
MARUYAMA SCW-9 PRO-G


10月
SIG SAUER P220 Nitron 完成!!


HK VP9SK&VP9K-T 遂に完成!!!


11月
マルイ V10 Ultra Compact 仕上げ直し完成♪


12月
700万PV達成!&G42カスタム トリガー交換


Voisky SIG SAUER P250 完成


Lambda Defence B&T GHM9-G



今年は依頼品を除いては純粋に今年から始めて完成したカスタムはP220とP250、Safety HammerlessとV10シルバーくらい
でしょうか。加工等の作業を楽しむため、今年からはあまり慌てて進めずにじっくりやらせて頂いたので、数は少ないですね~

その他ではストラウプやCIAスペシャル、V10黒、VP9SKなど、昨年以前からやり残していたものを完成させることが出来ましたが、
それは良いメッキ屋さんを見つけたり、良い塗料や素材を見つけたり、自前で良いレーザー刻印機を買ったり、セラコートしたり等々、
今まで自分では出来なかったことが出来るようになった事も大きいです♪

自分用を優先して進めてるので、今年仕上がった友人からの依頼品はリコリコとM59、G22ハンドガード、グランドマスター
ユニバーサルのみ。もう一つ進めていますが、紹介は来年になります。依頼の予約は来年分もすでに一杯かな・・・

また、今年は記事数が少ない代わりに1回1回がえらく長くなりがちでしたね(;^_^A
なかなか記事をアップする時間が取れないとか言いつつ、夜な夜なシコシコは続けてるのでネタが溜まっていく一方でしてw
この辺は来年も特に改善する予定はありませんが(w)、こんなダラダラ自堕落ブログにお付き合い頂ければ幸いです♪

喪中の為、新年が明けても挨拶は控えさせて頂きますが、皆様良いお年を!!(^_^)/~


  


Posted by あじゃ  at 16:33Comments(18)日記

2023年12月25日

Lambda Defence B&T GHM9-G 分解&調整

GHM9、今回は分解と調整の紹介です。

この子、前回記事トップの画像にも写ってますが、同梱された注意書きに『新品は動きが渋い為、慣らしを行ってください』と
書かれているように、箱出しではとてもじゃありませんがまともに動きませんでした(;´Д`A
ガス入れて適度に温めて撃っても「ポヘン ポヘヘン」としょぼ過ぎるブローバックを見て、一瞬気が遠くなりました…
今時こんな状態で売るのかーと思いつつ、慣らしと言っても昨今はガスも高くなってるので無駄に使いたくはないですし、
分解手順の確認ついでに擦り合わせ等を行っていきたいと思います!( ̄^ ̄)ゞ

まずはフロント周りから。(この辺は作動には関係無いです)

バレル基部の片側4本の六角穴ネジの内、マガジンに一番近い1本ずつを抜くと、インナーバレル周りが後ろに引き抜けます。



メンテは楽な反面、やや固定は甘い感じでガタツキます。インナーバレル根元にOリングでも入れれば良くなるかも?
ちなみに私のはブラック本体なのに、何故かホップダイヤルだけTANカラーでしたw
どなたか、TANカラー本体に黒いホップダイヤル付いてませんか?w この辺の管理は、やはり中華って感じですねぇ…(´・∀・`)


続いて、前回と重複しますが上下2本の六角穴ネジを外すとハンドガードが取り外せます。




そのネジ穴の奥にイモネジがあるので、上下共緩めます。(最初はどれくらい緩めれば良いか分かりにくいので、完全に抜いてもOK)




樹脂製のアウターバレルが亜鉛製のバレル基部ブロックに圧入されてるので、バレルを上下左右に抉りながら引き抜きます。




残りの3本ずつのネジを抜けば、ブロックが下に取り出せます。




続いてはボルト周り。参考までに、可動部分の重量は150gでした。




ボルトは作動にも影響する部分なので、合わせて調整を行っていきますね。

コッキングハンドルを抜いた状態ではノズルストッパーは嵌ってるだけなので、持ち上げて取り外します。




引きバネを固定しているネジを外すと、ローディングノズルを取り出せます。




長物にしては珍しく?マルイメカ系ハンドガン同様に、ノズル側シリンダーです。シリンダー径はΦ15。




フローティングバルブはアルミの削り出し。何故そこにコストを掛けたのかは不明です(;´Д`A




切粉などは付着していませんでしたが、少しだけバリが出てたので念のためシコシコしてスムージングしておきました。




ピストンヘッドもアルミ削り出し。何故そこに(ry




ココも分解して、ピストンヘッドの外周やOリングが接触する部分をシコシコしておきました。



ついでに、ボルトのハンマーが擦れる面もザラザラなのでシコシコしときましょう〜♪(ココ重要!)


ノズルもパーティングラインにバリが立ってるので、ガスルートパッキンが接触する部分を重点的にシコシコしておきます。
(削り過ぎは禁物!)






で、このエンジンですが妙にストロークが短く制限されてるんですよね…



いっぱいまでノズルを引き出しても、先ほどのピストンヘッドが見えず、シリンダーが開放されません。

作動時の音を抑えたかったのか?或いはバルブノッカーが引っ込むタイミングに合わせたかったのか?
どうしてこうしたのかは分かりませんが、高圧ガスが流入したシリンダーが一瞬でも密閉状態になるのはよろしくないと
思うので、先ほどのノズルストッパーを加工してストロークを延ばしちゃいます。




このように削って、5mmほどストロークを延ばしました。




ストローク延長後はこのように、ピストンヘッドが見えるくらいまでノズルを引き出せるようになります。



ちなみに各スプリングには手を付けず、そのまま戻しました。


お次はボルトストローク。

ボルトストップした時の位置はこれで、ストローク量は約42mm。




それに対してボルトを一杯まで引くとここまで後退します。そのストローク量は約53mm。



これくらいがリアルなのかも知れませんが、MARUYAMAのを見てみたら47mm程だったので、それに合わせちゃいましょう!

ついでにハイスピードバッファー的な効果も期待して、このリコイルスプリング根元に…




別のスプリングとM4ワッシャーを追加しました。



追加スプリングはWAガバのハンマースプリングを5巻にカットし、リコイルスプリングは最終的にGHM9に同梱の強い方にしました。

ボルトフルストロークは狙い通り、約47mmになりました〜




最後にロアレシーバー。こちらも要調整ですがその前に。
ボルトを閉じても3mmくらい戻されてしまいませんか?

ちょっと写真では分かりにくいですが、こんな感じでボルトの前面が少し後退して角度によっては中のホップチェンバーが
チラッと見えています。




こちらはボルトを押し込んで完全閉鎖させた状態。



前述のバッファースプリング追加で少しはマシになるのですが、まだ押し戻されます。

中のノズルは勢いよくボルトが閉鎖した時に奥まで移動してるはずなので発射には影響は無さそうですが、少しボルトが後退した
位置からブローバックが始まる分、勢いも落ちるはずですし、何よりボルトが閉まり切ってないのは大変気持ち悪いですよねw

という事で分解していきます。
ハンマーピンとトリガーピンを抜きます。私のは左側にローレットが切られてたので、右から左に。




MARUYAMAのはM4同様にハンマーピンを抜いてハンマーを取り出せて、トリガーピンを抜けばトリガーを取り出せるのですが、
コイツはトリガー周りがボックスに収められてるので…

続いて、マガジンキャッチを取り外します。



こちらはMARUYAMAのと違い、六角穴ネジを外して大丈夫ですw

そして、その下に隠れてた六角穴ネジを外します。




ボルトキャッチ右側レバーのピンを抜きます。



残った軸と左側レバーは一体で、左に引き抜いておきます。


右側セレクターのイモネジを外します。



その後右側レバーをスライドして外し、左レバーも引き抜きます。


これでやっと、トリガーボックスを取り出せます。



申し訳無いけど、全バラしなきゃいけないこの方式は好きじゃないな… (´・ω・`)


その時点でボルトキャッチと、セレクター用のヒゲバネが外せるので、無くす前に外しておきましょう。




トリガーボックスの右側、トリガーの後ろにあるのがフルオートシアのスプリングです。




コレが強過ぎるために前述のボルト不完全閉鎖が起きてますので、このスプリングを市販の弱いスプリングに交換しました。






しかしそもそも強いスプリングが入っていたのには訳があり、スプリングを替えるだけではダメです!

トリガーボックスのネジ3本を外し、開けてみましょう〜


(バルブノッカーも組んだ状態で撮れば良かった・・・)

すでに各パーツともシコシコ済みですが、元々全ての面がザラザラでめちゃくちゃ動きが渋かったのです。
フルオートシア&レバーの側面や双方が擦れる面、ボルトと擦れる面。
ハンマーの軸穴内側とその側面や、ボルトと擦れる面。
トリガーとセミオートシアの側面。
ついでにトリガープルの改善の為、ハンマーとトリガーが掛かる面。
コレらを全てシコシコして表面を均しました。




これでかなり改善されました〜

…が! まだ何か変です。

セミオートで撃ってトリガーを引いたままだとボルトが少し不完全閉鎖になり、トリガーを戻すとスッとボルトが閉鎖する…
(この症状は前述のシコシコ具合等々でも変わると思うので、ここまでの加工で問題無くなれば以下の加工は不要と思います)

その原因はこの部品配置。



トリガーやセミオートシアと同軸にフルオートシアが、またハンマーと同軸にフルオートシアのレバーが配置されてます。

ハンマーダウンやコッキング状態まではその右のレバーがスムーズに動くものの、そこから更にハンマーが起きて
セミオートシアに掛かる位置まで来ると、ハンマー左側だけにあるハンマースプリングがハンマーを右に押し付け、
レバーの動きを阻害していました。

トリガーも引き方によっては右に寄せられ、フルオートシアの動きを阻害する事が。

そこで、ハンマーの右に内径φ6外径φ8のスリーブを、トリガーの右に内径φ6外径φ7のスリーブを追加。



ちなみにこれらのスリーブは昔のMGCの固定スライドガスガンのインナーバレルから切り出しましたw ジャンクパーツ万歳!!ww
で、各スリーブの厚みはフルオートシアとレバーそれぞれの厚み+0.2mm程にします。

スリーブの外径に合わせて、それぞれの穴径を拡張。




組むとこうなります。



スリーブの厚みでフルオートシアとレバーそれぞれの空間が確保され、ハンマーやトリガーに阻害されずにスムーズに
動けるようになりました♪


これらの調整の結果、何とか快調に動くようになりました〜

最初のは人肌程度に暖めた純正マガジン、2本目のはバトンのBG-17用です。ガスルートパッキンもそのまま。
最後止まったのは、最初フルオートシアのスプリングを弱いスプリングに替えた時に欲張って2巻きカットしたから??と思い、
今はカット無しで組んで様子を見てます。

ちなみにCO2マガジンでも使えるように、ハンマースプリングは変更せず元の強いままにしてました。

暖かくなったらもっとバリバリ撃ちたいです♪


  


Posted by あじゃ  at 21:32Comments(2)長物GBB / ガスガン

2023年12月25日

Lambda Defence B&T GHM9-G

先日、予約していたLambda DefenceのGHM9-Gが届きました♪




夏前に購入したMARUYAMAのSCW-9 PRO-G(APC9K-Pro G)と良く似た銃ですが、レシーバーがちょっと長く、
逆にレシーバー上面が低くなってます。どちらも実銃B&Tのラインナップに存在していますが、APCシリーズの方が
やや高価でB&Tとしてはどちらかと言えば法執行機関や軍・特殊部隊向け(と言っても市販もされてますが)、
このGHMシリーズはややお安くコマーシャル市場向けを意識したものだとか。ただ、どちらも性能自体には大差は
無いらしいです。

今回のGHM9もそれを意識したのかどうかは分かりませんが、前述のMARUYAMAのSCW-9 PRO-Gや、今度出る
(今年4月から7月に一度延期したのが更に来年2月に延期した)ArchwickのAPC9-K Proの半額以下!
B&T社正式ライセンスで、です。その代わり?外装パーツのほとんどが樹脂製です。



ロアフレームはもちろんですがトップレール含むアッパーレシーバーやレール付きエンドキャップ、フロントのレールハンドガード、
アウターバレルも全て樹脂製。ボルトはアルミダイキャスト、トリガーやハンマー等の内部パーツは亜鉛と、徹底したコストダウンが
計られています。ただし、ボルトハンドルはスチール製なのでご安心を♪ 何気にマグ〇ルタイプのマガジンなのも良き!
また、アルミ製アッパーレシーバーやハンドガード&アウターバレルは別売りオプションが販売されているので、必要に応じて
グレードアップが可能となっています。全部揃えると結局前述のMARUYAMAやArchwickのAPC9-K Proと似たような
お値段にはなってしまいますが・・・


樹脂パーツが多いので、軽量な事も特徴ですね。本体のみでは1,235gと、ちょっと重めのハンドガン並みですね。




付属のマガジン付けても、1,592gと大変軽量です。




ちなみにストックも別売りでLambdaからスライドストックも出ていますが、APC9と同じのもなぁ・・・という事で、5KUの
JMAC SS-8タイプを着けてみました。



ドットサイトはSROタイプ(樹脂製)をローマウントで載せてますが、ストックを下寄りに取り付ければ問題無く頬付けして
サイティング出来ました♪ 本当はハイマウントにしてBUISも付けたいのですが、樹脂製トップレールが樹脂製アッパー
レシーバーに4本のピンで留められてるだけなので、いくらしっかり取り付けてもレールごとグニャグニャしちゃうんです・・・
その点、ローマウントならあまり気にならなくなります。

ちなみにこのストックも軽量が売りで、取り付けた状態でも1,918gしかありません♪




レシーバーが後ろに長いのでストックが長くなり過ぎないか心配でしたが、構えてみるとさほど気にならなかったです。




畳む方向は選ぶことが出来ますが、好みで左にしました。畳んだ時に本体と大きめの隙間が出来ますが、コッキングハンドルも
同じくらい出っ張ってるので良しとしましょう!(そもそもどうしようもないですしw)



ちなみにこの5KUのストック、基部の部品がスチール削り出しになって以前のものより精度が良くなっているらしいのですが、
今回はそのままでは展開したストックがかなり右斜めに曲がって取り付いてしまったので、少々手を加えました。

まずはエンドキャップのレール部分。元は真ん中のパーティングラインに向かって若干山状になっていたので、平らになるように
削りました。




また、ストック基部のパーツの赤矢印の面に0.5mmのABS板を貼り付け。




これでほぼ真っ直ぐに取り付けることが出来ました~



少々手は掛かりましたが、このストック気に入りました♪


その他、気になる部分がいくつかありまして・・・

まずはハンドガードの左右のガタツキ。
上下からこの2本のネジで取り付けられているのですが、このネジを中心に左右に少し振れてしまいます。今は何も載せてない
ので大きな問題にはなりませんが、BUISを載せる時などはガタがあると嫌ですよね(;^_^A

そこでこのアッパーレシーバーの前面に・・・




0.5mm厚のゴム板を両面テープで貼り付けました。




ハンドガードをギュッと押し込みながらネジで固定したところ、全くガタツキが無くなりました♪




それとマズル部分のM14逆ネジ。キツ過ぎて手持ちの逆ネジアクセサリーが全然ネジ込めません~~



しかも良く見ると、根元はネジ山が無かったりしてますね(;^_^A


M14逆ネジのダイスなんて持ってないので、精密三角ヤスリでネジ山を一山一山削る事に。




前述の通りアウターバレルも樹脂製なので、多少キツくてもネジ込んでは強く擦れてる部分を削って~を繰り返し、
やっと根元まですんなりねじ込めるようになりました~





それと、これは仕様らしいのですが右側マガジンキャッチの根元辺りに穴が開いてます。



顕微鏡で観察してみたところ、元々薄肉設計な部分に樹脂が回っていない、いわゆるショートモールド状態でした。
右側マガジンキャッチのレバーを押す時に力が掛かる部分の直ぐ近くではあるものの、恐らくは実用上問題無いでしょう。

・・・が、やっぱり穴が開いてるのは精神衛生上よろしくないのでw

内側からテープで養生した上で、ロックタイトの黒瞬着で埋めて、彫刻刀で軽く均してやりました。




マガジンキャッチを組めばほとんど隠れる部分なので、仕上げは不要でしょう~





一気に全部書こうかと思いましたが、めっちゃ長くなりそうなので今回はこの辺で!!

続きます!!!


  


Posted by あじゃ  at 00:43Comments(4)長物GBB / ガスガン

2023年12月21日

Voisky SIG SAUER P250 完成

年末でバタバタしてたので、記事アップが遅くなってスミマセン〜

スライドをインディのパーカーシール+高耐久艶有り黒のブレンド→高耐久半艶クリアーを吹いて、完成です!!





本当はグリップフレームもいくつか気になる部分があるので何とかしたいところですが、スライド周りが仕上がったら
満足しちゃったので、しばらくはこのままかな…(;´Д`A






それでは、いつものように前の方から見ていきましょう〜♪

スライド前進位置の調整、ライフリング再現&完全閉塞化したマズル、穴内径の段差除去、アゴの角R追加、
リコイルスプリングガイドの長さ調整&先端穴開け。





セラコートしたので分かりにくいと思いますが、リコイルスプリングガイドはデフォでステンレス製!
FCU内の各ピン類もステンレス製で、何か変なところに金掛かってたりしますw


ちなみにスライド後端はこれくらいの位置。



実銃でもスライドが前進気味で個体差もあるようなので、この辺はお好みで…


ショートリコイルして上向いたバレルがリアルです♪




PLやヒケを除去した上面や前後サイト。







リアサイト前のピンはソリッドピン(これもステンレス製w)でしたが、スパイラルロールピンに変更してます。


一度削り落としてABS板で埋めてから入れたレーザー刻印。






ヒケが酷かったチェンバー周りもスッキリ!




砲底面には非貫通の穴…と言うか凹みを追加しました。



しつこいようですが、非貫通でファイアリングピンは出て来ません。

ハンマー等、よく目に入るリア周りもしっかり仕上げました♪



FCUシャーシはサフ代わりに高耐久シルバーを吹いてシコシコしてから、EX-STで仕上げてます。


凹みの内側もヒケ処理したセレーション。






指掛け部分を形状修正したスライドストップ。セラコート後に研磨して、実銃同様に艶を出しました〜






先ほどのハンマーの他、トリガー、テイクダウンレバー、マガジンキャッチも全てセラコート。






作動含めた再現に苦労したAFPB機構。












マガジンも綺麗に仕上がりました♪







樹脂製マガジンとは思えないでしょ(*´ω`*)


フィールドストリップ。




ほとんど樹脂製ですが、パッと見は分からないかと♪




テイクダウンレバー外すだけでFCUを取り出せるのは便利ですね〜




そして、完全分解! 実銃とほぼ同じパーツ構成、点数です。違うのはハンマースプリングが実銃は二重な事くらい?




さて、ここまでの画像ではKSCのダミーカートを突っ込んで撮影してまして、そのまま装填や排莢を楽しむ事も出来ますが、
エキストラクターやエジェクターも樹脂製なので何度もやると摩耗や変形の懸念があり、お勧めしません。

やはり付属のプラカードで遊ぶのが安心♪ なのですが、オレンジ色のカートはなぁ… (´・ω・`)

そんなところに、ヤフオクで3Dプリント製のちょっとリアルなカートを発見!!



12発で送料込み1,500円というのもリーズナブルですよね♪ 全長や弾頭径、ケース部のテーパ等々かなり正確な寸法で作られてます。
ただしリム部分だけは3Dプリントの為か外径約10.4mmと少し太めでそのままでは使えませんでしたので、全数リム部だけを
10.0〜10.05mm程に削ってあげたら、バッチリ使えました!!



円周状の積層痕も少し均しましたが、あまり削ると折角のリアルサイズが崩れてしまうので程々にしています。
ちなみにこのマガジン、デフォでどのカートも14発までは入りました。実銃は15発、あと1発なのが実に惜しい(;´Д`A


最後に、前回紹介し忘れた加工箇所を。
デフォでは『マガジンが自重で落下しません』が、マガジンキャッチと干渉してる為なのでこの辺を様子見ながら
削ると良いですよ♪




また、グリップフレームの内側ですがFCUシャーシやトリガー、トリガーバーとの隙間が大きめなので、下の画像の赤矢印各所に
適度な厚みのABS板を貼り付けました。





樹脂製で柔いFCUシャーシゆえの作動時のグニャッとした感触を完全には拭えませんが、これにより少しはシャキッとした
作動感になります。

という事で今回も長くなりましたが、以上です!
最後までご覧頂きありがとうございました♪


今年もあと僅かですが、もう一本くらいはネタをアップ出来るかな〜!?





  


Posted by あじゃ  at 20:30Comments(10)SIG P250

2023年12月10日

Voisky SIG SAUER P250 加工編

2023年も残りあと僅か! 今回の子が今年最後のネタになりそうです。
やはり私、腐ってもオラガバニストですので、一年を締めくくる為にはやはり・・・

SIG SAUERじゃないとね♪(ツッコミは全力でスルーw)

という事で今回紹介するのは、VoiskyのP250です!良く出来てるとの噂を聞き、10月頃にコチラのAmazonで購入しました




P250って何?かと言いますと、ポリマーフレームのダブルアクションオンリーのモデル。フレーム側の機構が収められた
FCUと呼ばれるインナーシャーシにシリアルナンバーが打たれているので、ユーザーが自由に登録等の必要無くサイズの異なる
グリップフレームやスライドを交換できると(不細工さと共にw)当時話題になりました。残念ながら現在はディスコンとなっています。
しかしその後、この機種をベースに開発されたストライカー方式のP320が米軍に正式採用されるとは、当時誰も思ってなかった
のでは・・・?

で、今回の子はどんな商品かと言うと、スライドやフレーム、バレルはもちろんマガジンやトリガー、ハンマー等々の外装パーツの
ほとんどが樹脂成形品のダミーカートモデルガンです。昔のLSとかマルイとかの組み立て式モデルガンを彷彿とさせますが、
モナカ割りの接着個所などは無い一体成型のパーツで構成されています。パーティングラインなどはそのままなので、外観の
クオリティは決して高くはありませんが、前述のFCU含む部品構成やパーツ形状はかなりリアル!
この辺はコチラのメーカーの製品紹介動画なども見て頂けると良く分かるかと思います。

という事で私の方からの紹介はこれくらいにして(写真は一枚だけかよw)、前述の通り構造や形状はかなりリアルなので、仕上げ
直して行きたいと思います~♪

まず最初に、バレル。ライフリングの再現が無いので、0.5mm厚の細切りABS板を貼り付けていきます。



実銃のライフリングは6条右回りなので、それっぽく角度を付けてみました♪


シコシコして整形。




マズルクラウンもまっ平でしたが、それっぽく丸めました。




で、この子の一番気になる部分はバレルがすっぽ抜けな事・・・ ブリーチフェイスは塞がれていてファイアリングピンがカートを
叩くようになっていないとは言え、ちょっとそのままにはしておきたくない状態です(;^_^A

ので、重量アップも兼ねて鉛の丸棒(釣り用の錘を流用)を用意。



ちなみにチェンバー部分はヒケが酷かったのでゴリゴリ削って面出ししましたが、ナイロン樹脂でとても削りにくいです・・・

で、鉛の棒をガッチリとバレル内に接着して完全閉塞しました!!






その後作動させると、スライドが閉じる少し前に引っ掛かる感触がある事に気付きました。バレルに錘を入れたからか?
それとも最初からこんな感じだったっけ・・・? 分解して観察してみると、原因はこの部分でした。



バレルが後退したこの状態から前方斜め上方向に移動していく時、チェンバーの角がシャーシのレール部分に干渉するんですね。

そこでふと実銃バレルの画像を見てみると・・・



角の部分が抉られてますね!

こんなトコもある意味リアルなのか・・・などと変な感心をしつつ、リューターで削って再現してみました。



効果はバッチリ!干渉せずにスムーズに動くようになりました♪

あと、スライドの閉鎖位置が前寄り過ぎに見えた(実銃も前寄り気味ですがそれ以上に)ので、バレルのロッキングラグ部分
(斜め45度になってる面、ココがテイクダウンレバーの軸と当たってスライドの閉鎖位置を決めます)に0.5mmのABS板を
貼り付けて調整しました。




チェンバー側面には刻印が入っていましたが、面出しでかなり薄くなってしまったので消えるまで削り落としてからレーザー
彫刻機で入れ直しました!



ナイロン樹脂での条件出しが難しく、あまり綺麗に入れられませんでしたが良しとします(;^_^A


それにしてもこのナイロン樹脂、本当に削り難くて平面出しがメチャクチャ大変でした・・・









白っぽくなってるのがナイロン樹脂を削ったところで、斑に黒っぽく見える部分はヒケやEP痕を瞬着で埋めた部分です。

スライド先端周りではバレルが通る穴にあった段差を埋め、アゴの角にRを追加するなどしました。




後端側はエキストラクターのプランジャーが入る部分、プランジャー径Φ5に対してΦ6のガバガバな穴が開いていたので、
外径Φ6内径Φ5のアルミパイプを突っ込んで整形。



しかし、それにしてもこのスライドが一体成型とは・・・ やるな中華!!


マガジンケースも一体成型の樹脂製でパーティングラインが目立っていたので、綺麗に処理しました。




で、スライドにサフを吹いて刻印を仕上げます。
元々、リアル刻印とは言いつつも実銃とは異なり凹文字で入れられていたのですが、平面出しで薄くなってしまったのと
実銃同様の袋文字っぽくしたいと思って手彫りで追い彫りを始めたのですが・・・



これまためちゃくちゃ彫り難い( ;∀;)

彫り難いわ彫ってもバリだらけになるわで、ちょっと自体も違うしこれ以上頑張ってもなぁ・・・ かと言って削り落すのも大変だし
スライドの形状が崩れちゃうし・・・


ということで、頭に来て刻印部分だけをリューターで削り取ってしまいましたww




そこにABS板を接着!




シコシコして形状を整えます。




黒サフ吹いて真っ黒に。




そして実銃画像から判を起こして、レーザー刻印!!



コチラはABS板に彫っているのでめっちゃ綺麗に出来ました♪
自分の手彫りより綺麗なのは当たり前ですが、何かちょっと悔しいww


お次は(実はコチラも入手してすぐやりましたが)ハンマーです。前述の通り樹脂製なのですが、それを起こすトリガーバーは
プレス成形のスチール製。なのでダブルアクションで引っ掛けてハンマーを起こす、この部分があっという間に削られてしまいます。




そこに、Φ1.7のステンレスシャフト(釘とも言うw)を入れてあげました♪



効果は抜群です!これでしばらくは楽しめるでしょう~~


お次はスライドストップ。この部品はプレス成形のスチール製で、こんな形をしていますが・・・





P250の初期型から後期型まで、さまざまな実銃画像を見てみましたがこのような形状のは見当たらないんですよね(;^_^A


なので、指掛け部分を削ってからジーナスをモリモリ。




削って形状を整えます。




左右とも。




それからそのスライドストップ、残念ながらスプリング復帰が省略されているので、輪切りにしたアルミパイプをジーナスで
接着し、適当なスプリングを入れました。




で、ここまで来ると更に欲が出てきまして・・・

この子、かなり実銃に近いパーツ構成なのですが残念な事にAFPB(オートマチックファイアリングピンブロック)が省略されてるんです。
周辺の関連部品の形状はソレが入りそうな形状になっているにも拘らず、です。

もしかしたらメーカーで作ったものの上手く作動しなかったのかも?しれませんが、ダメ元で実銃の分解動画やパーツリストを参考に
してAFPBを真鍮板で作ってみました。




適当なスプリングと共に、リアサイトの下に収めます。




スライドに組んだところ。





これを押し上げればファイアリングピン(と言ってもブリーチフェイスには貫通していないダミー)のブロックが解除される訳ですが・・・


そのままでは機能しませんでした(´・ω・`)
AFPBを押し上げるセフティというパーツがハンマーの横に組まれているのですが、その長さが足りないのです。

そこで、こちらも真鍮板から少し長いセフティを自作!




これくらい長くしました。




フレームに組んだところ。




トリガーを引くと、このセフティがトリガーバーと連動して回転し、AFPBを押し上げます。




ちょっと見辛いですが、セフティがAFPBを押し上げてる様子が分かるでしょうか?




まぁ、元々機能しないファイアリングピンをブロックしようがしまいが、更に外からは全く見えない部分なので説明しなきゃ
分かってもらえない部分ではあるのですが、これが漢(おとこ)のロマンって奴ですwww


仕上げは一旦、通常のラッカー塗装で仕上げたところ、やはりスライドと擦れるハンマーの先端部分が剥がれてしまったり、
一方でその他は思ってた以上の質感だったので(コレは妥協しない方が良いな!?)と考えを改め、小物パーツについては
自家セラコートで仕上げ直しました!




バレルはチェンバーから先の部分を研磨してよりリアルに♪






すっかり長くなってしまいましたが加工編の最後。

一旦仕上げて動画を撮り、Xにアップしたのですが・・・


見返してみて、ここはまぁいっか・・・と妥協していたセレーションの凹内のヒケがどうしても気になってしまい、再度仕上げ直す事にw






最初はササッと面出しして塗装すれば良いかな~?と仕上げ直しを気軽に始めたつもりだったのですが、結局こんな事に・・・

という事ですっかり長くなってしまいましたので、完成編はまた次回!!


おら、オラガバニスト!次回もぜってー見てくれよな!!m9(゚∀゚)








  


Posted by あじゃ  at 23:33Comments(14)SIG P250

2023年12月06日

700万PV達成!&G42カスタム トリガー交換

一昨日でしたが、おかげさまで700万PV達成しました!いつもご覧頂きありがとうございます♪
例によってプレゼント企画!…などはなーんにもありませんが(w)、今後とも『オラガバニスト』とは名ばかりの
雑食ブログをよろしくお願いします❤️

という事で早速ガバではなくグロックネタですw

6年ほど前にHogwardsのG42をカスタムしましたが、どノーマルなトリガーだけが少し心残りでした。
しかし月日が経ち、そんな事はすっかり忘れていた頃にXにて相互さんがかっちょいいG42カスタムをアップされていまして…
https://x.com/kinoco_ichi/status/1725724637286527164?s=46&t=ccOSjFGLcj97wYn7bP0_rQ

私の知る限りG42用のカスタムパーツとしてはトリガーは出てませんが、普通の(と言うかダブルカラムの)グロック用トリガーを
加工して取り付けられるとの事なので、私もポチッとな♪



色んなカスタムトリガーがある中で、一番安い5KU製のFIタイプにしてみました。
トリガー軸周りに(G42取り付けには邪魔になる)余計な形状が無いのも選定理由の一つです。

それでも無加工ポン付けとは行きませんが、トリガーセフティ後端をフレームに合わせて削るだけで、
取り敢えず取り付けは出来ました〜




が、トリガー引いてみると動きはするものの何か引っ掛かる感触が。
原因は上の画像の赤丸部分。トリガーバーと連結する軸の位置なんですが、下のノーマルトリガーと比べると分かるように
少し(2mm前後?)上にズレてるんですよね。




改めてトリガー外して見比べてみると、やはりトリガーピン穴との間隔が少し狭いようです。(ちゃんと寸法測ってなくてスミマセン)




そのため、トリガーを引くとトリガーバーの上面がフロントシャーシの下面に干渉してしまうんですね。




今回は安直に上の赤丸部分のトリガーバー側をゴリゴリとヤスリで削って対処し、問題無く動くようにはなりましたが、
本来ならばトリガーバーのピン穴の位置をズラした方が良いかも?知れません。(トリガーバーとリアシャーシ周りの位置関係をキープする)

このトリガーバーピン位置の違いは5KUトリガーだけなのか?他のトリガーも同様なのか?
手持ちの他のグロックをバラして寸法測れば分かる話ですが、これも未確認ですスミマセン(;´Д`A


ともかく問題無く動くようになりましたし、トリガー引き始めの遊びも、トリガーに付いてるイモネジで調整可能♪

ですが、オーバートラベル(ハンマーが落ちた後の遊び)が大きいのが気になったので、トリガーストップを付けました。



本当はトリガーの背中に直角に当たる位置にしたかったですが、グリップ後ろに穴を開けるのも気が引けたのと、
単純に加工が楽なようにトリガーガード下から先端をフラットに加工したM4の短いイモネジをブチ込みました。


コッキング時。




トリガー引いた後。




これくらいの調整状態では問題ありませんが、余裕を持たせようとイモネジを少し緩めてしまうと、
トリガーを引き切った時に先端がイモネジに乗り上げちゃいます(;´Д`A
もう少し(2mmくらい)後ろに開ければ良かったなぁ…(気が向いたら直すかも?)


という事で、若干の加工は必要でしたがG42トリガー交換完了しました!






5KUのトリガーは安いですが仕上げも悪くなく、カッコ良くなったのでとても気に入りました♪


  


Posted by あじゃ  at 12:52Comments(4)Glock

2023年11月13日

マルイ V10 Ultra Compact 仕上げ直し完成♪

マルイ V10 Ultra Compact、仕上げ直し完成です♪







今回はメッキ調とかの面倒な塗装はせず、スライドとフレーム側面部にG.スミス.SのEX-STをエアブラシで吹き、
マスキングして曲面部をインディのダークステンレスをこれまたエアブラシで吹き、一体のフロントサイトを再度
マスキングして艶消し黒で塗装して仕上げました。






側面部は軽くポリッシュしてから薄くヘアライン入れてみました。



いつものように『柚子肌を完全に駆逐してやる・・・っ!』みたいに根詰めてはシコシコせず、サッと仕上げましたが
これでも十分な気がしますねw


フレームに僅かに残っていたパーティングラインはスッキリ処理できたかと思います。





レーザー下書き&手彫りしたスライド&フレーム刻印!








ブログでは紹介していませんでしたが、サムセフティはマルイ純正黒V10用を加工&外注メッキして取り付けてます。




グリップセフティやプランジャーガイド、ハンマーなどは元々のをポリッシュしただけ。




ハウジングは粗めのナイロンたわしでゴシゴシ。




スライドストップはマルイMEU用のセレーションが細かいタイプをシコシコして、これも外注メッキで仕上げました。




トリガーやマガジンキャッチなども元々のをポリッシュしただけです。




スタッドと共にオシャレな形状のグリップスクリューに替えました♪




リアサイトはWAのNOVAK刻印入りのを加工、面出し&ブルーイングしてポン付けw






ダストカバーとスライドの隙間も修正済みです♪


(仕上げ前にダストカバーをヒートガンで熱して少~し上に曲げました)


以前仕上げたV6 Micro Compactと一緒に♪






あ、V6の方にもWAのリアサイトを取り付けてますがコチラは無刻印だったので、トリチウムどころか蓄光にもしてないものの、
カッコつけたくてトリジコンの刻印をレーザーで入れてみました♪






更にコチラは15年以上前に仕上げ直したWAのV10シルバーと♪







この子はアチコチ加工して、当時スプレー塗装したものなので今の目で見るとちょっと厳しい部分もあるので、そのうち
再度仕上げ直してあげたいな・・・


更に更に、これまた15年以上前に仕上げ直したWAのV10ブラックも含めてみんな一緒に!!
全てスライド、フレーム共に樹脂製です♪






ふぅ~~ 久しぶりにオラガバニストらしい記事が書けましたかね!?ww

次のネタはまたSIGですけどwww




  


Posted by あじゃ  at 23:21Comments(4)V10 UltraCompact(AS)

2023年11月05日

マルイ V10 Ultra Compact 刻印追加

前回、VP9SKの記事をアップした翌日から10日間ほど、中国出張に行ってました。

約5年ぶりの中国です。今回も香港にほど近い深セン周辺への出張でしたが、連日30度越えでめちゃくちゃ暑かったです(;^_^A

久しぶりの出張で便利になったなぁと感じたのは、その辺の町の食堂でもアプリから写真付きメニューを見て注文出来て、
支払いもアプリ内で完結できるシステムが広まってる事。昔は壁に貼られたメニューを見て、(上手く発音できないから)
「上から2番目のヤツ!」とか身振り手振りで注文したものですが(w)、そんな苦労をせずに飯が食えるのはホント助かります。
タクシーの手配や支払いもアプリで出来るし、コンビニやスーパーでの支払いもアプリでOKなので、現金を両替していくのは
最小限で良かったですね。(両替して行ったけどほとんど使わなかったw)

逆に、中国国内でも全体的にモノの値段が上がっていて、例えばビールなど20年位前は大瓶で3.5~4元だった青島ビールが、
500ml缶で6元前後になってたので1.5倍以上。さらに為替レートも昔は13円/元くらいだったのが20円/元になってるので
ここでも1.5倍、つまり円換算すると2倍以上になってる感じです。まぁそれでもビール500ml缶は120円くらいで安いですけどw
ただ、今回は行きませんでしたがマックとかKFCとかはもう日本で食べるより高いかも知れないです??


って、そんな話はどうでも良いですねw

今回のネタは、昨年購入したマルイのV10 Ultra Compactです。
この子もずっと刻印を入れようと思いながら、V6 Micro Compactの時のように手彫りでまた入れるのも面倒だったので、
レーザー彫刻機で入れちゃおう!と。

折角なので、仕上げ直しも兼ねてスライドとフレームの側面を平面出ししました。





グリップスクリュースタッドの部分は別部品化しておくと、平面出しがやりやすいですね♪


フレームの刻印も入れ直すので、一旦瞬着で埋めてしまいます。



あ、こういう元が塗装品の刻印を埋める時ですが、そのまま瞬着を流すと塗膜の上に瞬着が乗る事になり、長い目で見ると
埋めた部分の剥がれや境界線が浮いてきたりするリスクが高くなるので、出来るだけ刻印内の塗膜を除去してから埋めた方が
良いですよ♪ 私は追い彫りの要領で針でホジホジしましたww(ブラスト持ってれば楽チン)


刻印データを作り、ビニールテープ上にテスト彫りしてガイドレーザーとの位置関係を確認。






で、いよいよ本番!!!

・・・の前に(w)、条件出しの為スライド内部の組んだら見えなくなる部分でテストしてみたのですが・・・



レーザーの波長を切り替えたり、パワー/深さを調整したりしてみたのですが、なかなか良い条件が出せません。
黒ABSでは簡単に彫れるのは確認済みですが、乳白色ABS板も同様に上手く彫れませんでした。明るい色の樹脂は
苦手なのは最新機種でも変わらないようです。パワーを上げていけばあるところから彫れるようにはなるのですが、
急に周辺までドロッと溶けてしまうようになるので、綺麗に仕上がりそうも無く・・・


仕方なく、ポスターカラーの黒を塗ったところに、低パワーで浅く彫刻しました。




綺麗に彫れてるように見えますが、深さはほぼゼロです。



まぁ、フレーム側は埋めた部分がまだらに見えているので、レーザーで彫れたとしても綺麗には彫れなかったかも?


という事で、今回も結局手彫りじゃいっ!!!




まずはいつものピンバイスに取り付けたミシン針(先端は四角錐に研いであります)で、線の真ん中あたりを彫ります。




次に、レーザー彫刻の線の太さになるように先端が丸いリュータービットを使って手彫りしていきます。




ロゴマークの方は細い線のままで良いでしょう~




ココまでは側面だけ仕上げ直せば良いかな~?と思っていましたが、フレームに僅かに残ったパーティングラインが
気になりだしてしまいました。



フレームもスライドも、曲面部分はブラスト掛けられてるので勿体無いですが、結局全面的にシコシコして仕上げ直します。


グレーサフを吹き、刻印も手直しを繰り返して下地まで完成!!



レーザー彫刻の正確な下書きのおかげで、手彫りながらも綺麗な太線が彫れたと思います♪


ロゴマークも今回はちゃんと実銃画像からデータを作ったので、正確に再現できたかと!(`・ω・´)




更にフレームのアドレス刻印は、ドットパターンのタイプを再現してみました♪



あっ、ゲート跡などは敢えて残しておきました。刻印も変えてるので、仕上がった後に金属の削り出しパーツと間違えられたら
困るので・・・(そうはならんやろw)


仕上がりは次回のお楽しみ~~!!




  


Posted by あじゃ  at 18:40Comments(12)V10 UltraCompact(AS)

2023年10月22日

HK VP9SK&VP9K-T 遂に完成!!!

という事でVP9SK、完成です!!




加工開始から随分間が空いてしまったので、今回も加工記事を古い順に貼っておきますね♪

VFC/UMAREX HK VP9 セラコート
こちらはVP9SKの加工記事ではありませんが、実銃VP9SKが発表された内容が記されていたので貼っておきます。
2017年の記事なので6年前か・・・ 結局、VFCからはVP9SK出ませんでしたね。残念なようなホッとしたようなw

ココからがVP9SK加工関連の記事になります。

VP9SK 製作開始!

VP9SK フレーム短縮開始

VP9SK グリップフレーム短縮とオッサンの涙w

VP9SK マガジン切り詰め~完成(仮)!

VP9K Tactical!?

VP9SK スライド再製作 完成(仮)

HK VP9SK マガジンフロアプレート

HK VP9SK フィンガーレスト付きマガジンなど

HK VP9SK 刻印入れ

・・・うん、長いね!!ww まぁ、それだけ大変だったという事で・・・(;^_^A


改めて、完成画像に行きます!!












Detonator製のアウターバレルを切り詰め、チャンバー部分から先の部分を自家セラコート。




実は一発目のセラコートでスライドを切り詰めた接合部の目地(金属パテのヒケ)が出てしまったので、硬化後にシコシコして
再度セラコートしました。お陰で綺麗に仕上がりました♪ スライド製作後、4年も放置したのでこれ以上ヒケることは無いでしょう~~






フィンガーレスト付きのマガジンもセラコート。右のフラットバンパー付きの方は当時鈴友さんにセラコートして頂いたモノです。





11から下の残弾加工穴をジーナスで埋めていましたが、ココも一発目のセラコートでは目地が浮いてしまったので
スライド同様に硬化後にシコシコして再度セラコートしました。


自家レーザー刻印♪






Vincentさんの機械彫り刻印! コレが無ければ完成しなかった・・・





マジ感謝です!!!

当時切り詰めたグリップ周り&後で埋め込んだVPプレート。









当時の俺・・・よく頑張ったなww


短くなっても、スライドストロークはフルサイズと同じです。




フラットバンパーマガジンを装着した姿も好き♪




フルサイズのVP9と。






グリップの長さはこんなに違います。




スライドもこんなに短いの~~




ダストカバーも!




マズルフェイスの比較。




今回の完成直前まではCrusaderのHeinieタイプサイトを付けていましたが、そう言えばDetonatorのTruGloタイプもあったはず・・・
部屋の中を捜索し、無事に発見出来ましたw



実銃VP9SKの画像を検索すると、このサイトが付いてることが多いんですよね♪ ただこの緑の文字、擦ると剥がれちゃうので
要注意です(;^ω^)


ついでにと言っては可哀想ですが、こちらのVP9K-Tactical(架空)も同時に完成~! スライド刻印はVP9SKにしちゃいましたけどw














こちらのシリアルナンバーもVP9SKと同じにしちゃいました。






単に面倒臭かったからではなく、こんなスワッピングも出来るようにしたかったからです♪



ショートスライドに30連型マガジン! 刺さる人には刺さるのでは?ww


一応、仮仕上げの時の動画も貼っておきます~




という事で、今回も長くなりましたが最後に我が家のVP9/SFP9の6人姉妹を並べて♪




ではでは〜♪














  


Posted by あじゃ  at 22:34Comments(4)HK VP9

2023年10月21日

HK VP9SK 刻印入れ

今回はVP9SKの最終工程となる、刻印入れです。





ラッカー塗装で仮仕上げとしていたスライドの塗装をIPAで除去し、改めて面出し。


・・・あぁ、唐突過ぎましたねw
何といっても、刻印入れる前までの加工は2019年の4月に終わってたので、実に4年越し!
(それ以降にフィンガーレスト付きマガジン作ったりアウターバレルを作り直したりはしてましたが、大きな区切りとしては4年前w)

当時は記事最後に書いたように、鈴友さんでレーザー刻印とセラコートをお願いしようと考えていたのですが、
相談したところパテ埋めした部分と金属部分ではレーザーで彫られる深さが変わってしまい、綺麗に出来ないとの事で・・・

ずっとどうしようか悩んでましたが、機械彫りならば!という事でブルーイングの名手でもあるVincentさんにお願いしちゃいました♪

CADで作っておいた刻印データを印刷して乗せて、イメージを伝えます。(実銃画像も何枚か一緒に)




で、彫って頂いたのがコチラ!!!



ウフーン♡ 完璧です!! Vincentさん、今回もありがとうございました♪

実は春頃には刻印入れまで完了していたのですが、ここで先日導入した自家セラコートを適用!!



これがセラコート導入の本命でしたが、やっぱりムズい!ムズ過ぎるよおかあちゃん!!!
一緒に塗装したのに、ちょっとした吹き方の違いでご覧のように艶が変わってしまいました・・・
理想は右の方で、左のは砂吹きになってしまったようです。(塗装中に自覚アリ)
まぁ、自分のだしこれで良いかぁ~~(;^_^A


で、LP4でレーザー刻印!



コレは良い感じ♪ Bの部分に黒い点が見えますが、アルミスライドの巣です。こればかりは致し方無し。


シリアルナンバープレートにも刻印を入れましょう~



元のシリアルナンバープレートを切り詰めてその裏側をシコシコしてヘアラインを入れたところに、LP4で刻印を入れます。
一発では深く彫れないので、1時間ほど掛けて50回彫り重ねました。(それでも刻印深さは0.1mm前後かな?)

彫り上がりは、文字の周りに煤が付いたようになってます。




枠の目安にしたマジックもろとも煤をパーツクリーナーで拭き取ると~~



めっちゃ綺麗に彫れました!!

・・・が、何だか下寄り・・・?




おかしいな、彫る前にちゃんとガイドレーザーで位置決めしたんだけど・・・

と、改めてABS板に彫って確認してみたところ、ガイドレーザー(青い光の枠)に対して実際に彫られた刻印の位置が下に
ズレる事をこの時に認識したのです。(この記事の時に言ってたヤツです)





何度も確認しましたが、やはり少しズレます。0.5~0.8mmくらいで、ズレ量はデータにもよるみたい?です。


という事で、今度は実際に彫る前にズレ量を目視で確認して、その分補正して彫ったのが上の。



適当なステンレス板が無く1mm厚のアルミ板から切り出したので、ちょっと質感変わってしまいましたが・・・


組んでみれば全然気にならない!!ですよね!!!(強制




ちなみにこのシリアルナンバープレートの向き、どっちが正しいんだろう?と実銃画像をネットで色々と漁ってみたところ、
ざっくりシリアルナンバーが224-2~までは下の2枚のように、トリガーガードのWARNING文字と天地逆向き。






224-3~以降はWARNING文字と同じ向きになっていました。(境目がどの番号かまでは調べてません)
更に、HKI-Columbusの後にカンマ(,)が追加されてます。






今回の私のは、Detonator製SFP9のアウターバレルのシリアルナンバーに合わせて218-000148としたため、前者の
向きにした次第です。(VP9SKのシリアルナンバーとしては考証的には合ってないかも知れませんが・・・)


という事で、次回完成編です!!!

週明けから中国出張行っちゃうので、その前にはアップしたいと思います~~~



  


Posted by あじゃ  at 20:14Comments(0)HK VP9

2023年10月15日

SIG SAUER P220 Nitron 完成!!

加工を開始してから約8か月・・・

SIG SAUER P220 Nitron、遂に完成です!!ヾ(*´∀`*)ノ



今回は特にのんびり、新しいやり方でやってみたり新兵器を導入してみたりと、じっくりと楽しみながら作業出来ました♪
マジで楽しかったぁ~~!!

仕上げはスライドがパーカーシール⇒アサヒペン高耐久半艶(*)クリア、フレームはアサヒペン高耐久半艶(*)黒です。
(*)艶有りと艶消しの混合
小物パーツは前回記事の通り、自家セラコート。

あまり長く時間を掛け過ぎちゃったので、どんな加工をしたのか覚えてない方も多いと思います(私もw)ので、
加工記事のリンクを古いのから順に貼っておきますね♪

SIG SAUER P220 Nitron カスタム開始! #220の日

SIG SAUER P220 Nitron フレーム加工①

SIG SAUER P220 Nitron フレーム加工②

SIG SAUER P220 Nitron ブリーチ周り加工、その他

SIG SAUER P220 Nitron スライドセレーション加工

SIG SAUER P220 Nitron その後…

以前カスタムしたP220 Nitron Carryと加工内容が重複してる部分はいくつか割愛しているものの、復習も済んだところで(w)
完成写真をズラ~ッと貼っていきます!

目ん玉かっぽじって良く見やがってください♪




















































はーい! ここで一旦深呼吸~~♪

実は、と言いますか当然ながらですが、フレーム側は前回作ったP220 Nitron Carryと全く同寸にしてあります。




という事で、上下を組み替えてフルサイズはSIG SAUER純正グリップ仕様にして、Carryの方をG10グリップ仕様に!





実は作り始めた当初から、こうする狙いでした!! 頂いたG10グリップはきっとCarryの方が似合うし、フルサイズは純正グリップ
の方が似合うだろうと思っていましたが・・・

やっぱりそうでした!!!(個人的感想ですw)


ぐへへへ・・・ カッコいいなぁ・・・♪






そんなこんなで我が家のカスタム済みモデルガン&ガスガンのP22*系は、11人姉妹にw




まだまだ増やすぞーー!!!www




  


Posted by あじゃ  at 19:18Comments(6)SIG P220

2023年10月08日

SIG SAUER P220 Nitron その後…

前回の記事からだいぶ間が空いてしまいましたが、SIG SAUER P220 Nitronの加工、少しずつ進めてきておりました。
3か月分(!)の加工を一気に紹介していきます!(またまた長い記事になってしまい申し訳ありませんw)

P226用のトリガーを移植&SRT(ショートリーチトリガーの方)に形状変更。






ハンマーもP226用を移植し、形状変更。










で、今回気付いたのですがP220にP226のハンマーを移植すると、ハンマーを起こした時の角度がちょっと浅いんですよね。



比較画像ありませんが、元のP226やP220と比べると浅いんです。


何でだろ?シアは同じ・・・



じゃない!!? 色はともかく、左のP226用の方が右のP220用よりもハンマーのノッチが掛かる部分が縦に厚いですね!?

という事で、シアもP226用に交換してみたところ、ちょうど良い角度になりました♪



ついでに以前同様にカスタムしたP220 Nitron CarryP245のシアもP226用に交換しておきました~


テイクダウンレバーは、今回も形状やサイズがリアルなKSC P226用を使います。



左がタナカMk25用、真ん中がKSCので、右のがそのKSC用を最終型形状に修正したもの。何度かやってるうちに、突起を
残したままヤスリで加工できるようになりましたw

タナカのモデルガンに使うためには、スプリングガイド後端のプランジャーを逃げるU字溝を追加する必要があります。




あと、フレーム右側への軸の突き出し量が少し大きめなので、少し詰めてあげました。




これくらいにすると良いでしょう♪




それと、そのままレバーを組むと少し垂れ下がり気味になります。


(分かり易いようにちょっと極端にしてますが、こういう傾向)

そんな時は、このひげバネをちょちょいと曲げてあげて・・・




レバーを入れる前は、やや後ろ側が高くなるように調整します。




この状態でレバーを入れれば、この通り♪



ただ、このひげバネはスライドストップのテンションにも関わるので、割とシビアな調整だったりします(;^_^A


続いて、エキストラクターを4mm厚の真鍮板から切り出します。



作業場所はゴミ箱の上ww


これくらい大まかな形状を削っておいてから切り離すと、後が楽ですね♪




以前Nitron Carry用に作ったエキストラクターをお手本に削っていきます。




爪の部分は本体に組んで装填・排莢の様子を見ながら、慎重に形状を調整していきます。



あっ、砲底面は以前紹介したように1mm厚の真鍮版を貼り付けてあるだけです。その奥は全て樹脂製なので誤解なきよう・・・


最終的にこんな形状に。





フルフラット砲底面で最終弾でもカートが下に落ち込んでエキストラクターから外れないようにしつつ、装填時に引っ掛からないように
しなければならないので、一番気を遣う部分ですね・・・


45口径化に伴い、チャンバーカバー後ろの突起の幅も増やすため、表面を削って地肌を出してドリルで凹みを付けます。



この後の写真撮り忘れちゃいましたが、この突起の両サイドに小さく切った1mm厚のアルミ板をジーナスで接着します。


と、ここで新型秘密兵器の登場です!!!



じゃーん! その名もLaserPecker 4!! そう、今年の誕生日にLaserPecker 1 Proというやつを偶然格安で手に入れましたが、
とても便利だと思いながらもややパワー不足で(というかレーザーの波長が向いてないため)HWや金属には彫れないのが
残念に思っていた矢先、この最新型のLaserPecker 4をCampFireというクラファンサイトで見つけ、散々迷った挙句ポチッと
してしまった次第ですw 2種類のレーザー波長を切り替えて使うことが出来、パワーもだいぶ上がってます。

届いたのは8月頭。届いてすぐに、色々な材質で試し彫り!

LP1 Proの0.5W 405nmレーザーでは全く歯が立たなかったHWも、2W 1,064nmレーザーなら余力を持って余裕で彫れました!




試しに亜鉛合金も。




アルミも。




真鍮も。




鉄も。



流石に鉄などは表面に色が着く程度ですが、亜鉛などは何度か重ねれば刻印に必要な深さには彫れそうです♪


という事で、まずは練習がてら彫ってみたのが古いT1レプリカ(アルミ製)。


(刻印後にアルミブラックで着色)


それと、先日紹介したMARUYAMAのSCW-9 PRO-Gのグリップ(ABS製っぽい?)に、小さなB&Tロゴを刻印してみました。






ここらでP220に話を戻しましょうw

チェンバーカバーに刻印を入れてあげました!!



彫り上がりはこのように文字の縁に煤が付いたように。




軽く表面を均して煤を除去したところ。



綺麗に彫れてますね♪

ですが、フォントの選択をミスって文字の角が角張ってるフォントにしてしまいました…

そこで、リュータービットで追い彫り!!



結局手彫りかよ!!ww いや、一から手彫りでは当然ここまで綺麗に彫れなかったので、ね。


次はフロントストラップに縦セレーションを入れるのですが、Nitron Carryの時は何だかんだで最終的に長方形に一段
掘り込んだところに、セレーションを彫っておいたABS板を貼り付けましたが、この一段掘り込むのがクソ面倒なんですよね・・・

という事で、レーザーで掘り込みましたww



流石に一度ではこんなに深く掘れないので、何度も何度も・・・ なんか、シボ加工みたい?(コレはこれで何かに使えそう)


彫刻刀でざっと表面を均します。




そこに、30LPIのセレーションを切っておいたABSを嵌め込みます。




深さの微調整をした後、ジンクパテで接着。




硬化後に整形&溝の端部を手作業で仕上げます。



今回失敗したな、と思ったのはこの溝の端部。ABS板の外に作るより、前みたいにABS板の内側に作った方が綺麗に
仕上げやすかったなぁ、と(;^_^A


これで本体の形状加工が終わったので、下地にミッチャクロン&黒サフを吹いて、いよいよ本体の刻印へ!

彫りながら微調整できる手彫りと異なり、レーザー刻印ではデータそのまま刻印されますので、ちゃんとしたデータを作り、
最小パワーでABS板やビニールテープに刻印してガイドレーザーと実際の刻印のズレを確認。







個体差はあるかと思いますが、私のはどうもやや下にズレる傾向にあるようです。左右も少しズレてますね。
あくまでガイドレーザーは目安という事で、過信は禁物のようです。
(実はコレの前に他のを彫った後に気付きましたw それはまた別の機会に紹介します。)

仕上がりは完成編で♪


最後に、またまた秘密兵器(?)が登場!!

自家セラコートにチャレンジしてみました~!!



今までセラコートは全て鈴友さんに依頼させて頂いていたんですが、鈴友さんもだいぶお忙しくなってきているので、せめて
自分用くらいは鈴友さんの手を煩わせないようにしようと・・・ セラコート購入は、もちろんセラコートジャパン(鈴友さん)から!

H-190 Armor Blackという一番基本的な艶消し黒なんですが、まぁ一言で言ってこりゃ大変だわwwというのが最初の感想。
温度調整できるオーブンがある前提で、一応0.5mmノズルのエアブラシ+ホビー用の低圧コンプレッサーでも吹けはしますが、
あまり絞って吹いてると詰まり易いですし、その前に主剤と硬化剤の混合比で艶具合が決まるのですが、それが
12:1(艶強め)~18:1(標準)~24:1(艶低め)という比率なので、数mlとか個人で少し使う分だととても調整が難しいんです。
自分で自分用に使うなら、私の場合はそれなりの妥協は必要なようです。(上の写真のパーツは運良く綺麗に仕上がってますが、
他で試したのはいくつかイメージと違ってしまったのも・・・)

ちゃんと仕上げるならやっぱり鈴友さんにお願いしないとな、と思った次第でっす!!!



  


Posted by あじゃ  at 19:17Comments(2)SIG P220