2022年11月29日
S&W Model 627 Performance Center 2.625" 完成!

という事で、S&W Model 627 Performance Center 2.625" 完成です!


それではいつものように前側から~



刻印は旭工房さんで綺麗に入れて頂いていたので、下地処理時に少し薄くなった部分をちょっと追い彫りしたくらい。
このバレルがカッコいいんですよね♪ タナカさん、M629でも良いから出してくれないかな・・・
フロントサイトはレッドランプごと面出しして、ブルーイングです。

フォーシングコーン周り。

もちろんフレーム内側のパーティングラインも綺麗に処理しました♪

ハンマーノーズブッシングのモールド再現と、その下の円弧形状も良い感じかと!

エジェクターロッドが収まるシュラウド内に、実銃にもある丸い凹みを再現しました。細かいなw

ここの刻印も旭工房さんです。バッチリですね~♪
フルムーンクリップで8発を一気に装填できるのがM327/627の良いところ!

あっ、エジェクターロッドはメッキ屋さんに出してニッケルメッキして頂きました。

ちなみに、グリップで見えませんがストレインスクリューもメッキ屋さんでニッケルメッキ。見えないところのお洒落です♪

お約束の下からの眺め~

ぐへへへへ
アドレス刻印はタナカ純正でもリアル刻印でしたが、塗装で埋まらないようにと旭工房さんの方で一旦埋めて再刻印されてます。

元の刻印より一回り小さく、よりリアルになってる!芸が細かいなぁ~♪
パフォーマンスセンターのモノグラムも、再刻印されてます。

ここも元の刻印よりやや小さく、よりリアルになってますね♪
バックストラップ下のランヤードも、旭工房さんによって綺麗に埋められていました~

下地処理時に少しスが出てしまったのでその辺は修正しましたけど、大きな形状変更をする必要が無く助かりました。
そう言えばフレーム先端上部、バレルの付け根部分の角の凹みも埋めて頂いてました。

おかげでバレルとのラインがピッタリ♪ こういう細かいところが気持ち良さに効いてくるんですよね!
フレーム底部のシリアルナンバーも入れて頂いてます。

それにしてもこのグリップ、渋くて良いなぁ~


Jumoさんに聞きそびれちゃいましたけど、どこのグリップだろ? MULEかな??
最後に、自分のM327 M&Pと一緒に♪


私のも実はこのスナブノーズにしようかとも考えてたんですが、先越されちゃいましたねw もうそのままでいいか~ww
2022年11月24日
S&W Model 627 Performance Center 2.625" 仕上げ直し開始
今回はタナカのモデルガン、S&W M627PC 2.625インチの仕上げ直しです!

・・・え? タナカからそんなモデル出てたっけ?? とお思いの貴方! 鋭い!!(イヤ普通に分かるでしょw)
この子はJumoさんが旭工房さんに依頼して製作して頂いたカスタムモデルガンです。M327 M&Pモデルガンに、
ペガサスM29PCフラットサイドのバレルを切り詰めて取り付けた贅沢なカスタム!
以前、M29PCフラットサイドをベースにM629PC 2.625インチを作りましたが、意外と?バレル形状を作るのが
とても大変だったので、ワタシ的には非常に助かります・・・
元は全て黒パーツでしたが、JumoさんがペガサスM627用のメッキトリガーやハンマー、サムピースに各種ネジを
手配頂いていたので、それらに換装したのが上の状態です。この辺の部品はモデルガンと共用なのが有難いですね。
(若干、作動調整しましたが)
今回、Jumoさんからの依頼と同時に、旭工房さんからも連絡頂きまして、
「この辺の最近のモデルは不得手なので、形状とか気になるところがあったら遠慮なく直しちゃってください。」
との事。
仕上げ直しを考慮頂いたのかバレルは簡単に取り外せたので、少し気は引けますがちょっとだけ直させて頂きました。
まずはココのライン。


実銃では上側同様に逆Rになってるので、シコシコして形状修正。



また、フロントサイトがやや前寄りだったので、アリ溝を2mmほど後ろにズラしてます。
更に、シュラウド根元付近の形状も修正。


それと、コレは元のタナカM29PCフラットサイドもそうなのですが、エジェクターロッドが入るシュラウド部分の内側下面が
ロッドに干渉気味なので、下方向に拡大しました。

これでバレル形状の変更は完了~
次に、フォーシングコーン周りです。

実銃M327はスカンジウムフレームの為、シリンダーギャップから噴き出すガスから保護するためにステンレスのパーツが
付いてますが、フレーム全体がステンレスなM627には付いてないのが正解なんですね。
フォーシングコーンの形状も違うので、フォーシングコーン部分を切り取り、ステンレスパーツも除去。


ステンレスパーツがあった部分には0.5mmのABS板を接着します。

フォーシングコーンは、ジャンクパーツ(KSC旧型STIのアウターバレル)から旋盤で削り出しました!

接着します。


ライフリングもバッチリ♪
・・・と思ったら、実銃のフォーシングコーン入口の内径はテーパー加工されててライフリングは無いのが正解っぽいです・・・
全て加工終わってから知りました(;^_^A
シリンダーギャップは、この時点ではかなりギリギリを攻めてます。

が、後述しますが最終的にはもう少し広めにとる必要があります。
フレームやシリンダーを面出しし、肉盛り加工部分に出てきたスと格闘しながら全体にサフを吹き、仮組して作動チェック。


実銃M627PC 2.625インチの画像を見るとノンフルートシリンダーのが多くヒットしますが、フルート有りのも散見され、
Jumoさんは有りをご希望との事でその通りに。
先ほどのシリンダーギャップですが、シリンダーを閉じた状態で8発作動させても干渉しないものの、スイングアウトの時に
ヨークのガタ(塗装膜厚の為に必要なギャップ)の為に擦れる事が分かったので、少し削って擦れないようにしました。

また、折角なのでハンマーノーズブッシングのモールド再現と、その下のR形状再現も追加で実施。

再度サフを吹いて最終確認。

問題無さそうです!!
仕上げはEX-STで、艶有り高耐久クリアーをやや遠めから吹いてコーティングしました♪

仕上げ塗装の前にバレルをフレームにガッチリとオートウェルドで接着したので、二度と取れないでしょう!!
・・・と、今回も駆け足で紹介しましたが、数週間分の作業内容となりますww
次回、完成編です♪

・・・え? タナカからそんなモデル出てたっけ?? とお思いの貴方! 鋭い!!(イヤ普通に分かるでしょw)
この子はJumoさんが旭工房さんに依頼して製作して頂いたカスタムモデルガンです。M327 M&Pモデルガンに、
ペガサスM29PCフラットサイドのバレルを切り詰めて取り付けた贅沢なカスタム!
以前、M29PCフラットサイドをベースにM629PC 2.625インチを作りましたが、意外と?バレル形状を作るのが
とても大変だったので、ワタシ的には非常に助かります・・・
元は全て黒パーツでしたが、JumoさんがペガサスM627用のメッキトリガーやハンマー、サムピースに各種ネジを
手配頂いていたので、それらに換装したのが上の状態です。この辺の部品はモデルガンと共用なのが有難いですね。
(若干、作動調整しましたが)
今回、Jumoさんからの依頼と同時に、旭工房さんからも連絡頂きまして、
「この辺の最近のモデルは不得手なので、形状とか気になるところがあったら遠慮なく直しちゃってください。」
との事。
仕上げ直しを考慮頂いたのかバレルは簡単に取り外せたので、少し気は引けますがちょっとだけ直させて頂きました。
まずはココのライン。


実銃では上側同様に逆Rになってるので、シコシコして形状修正。



また、フロントサイトがやや前寄りだったので、アリ溝を2mmほど後ろにズラしてます。
更に、シュラウド根元付近の形状も修正。


それと、コレは元のタナカM29PCフラットサイドもそうなのですが、エジェクターロッドが入るシュラウド部分の内側下面が
ロッドに干渉気味なので、下方向に拡大しました。

これでバレル形状の変更は完了~
次に、フォーシングコーン周りです。

実銃M327はスカンジウムフレームの為、シリンダーギャップから噴き出すガスから保護するためにステンレスのパーツが
付いてますが、フレーム全体がステンレスなM627には付いてないのが正解なんですね。
フォーシングコーンの形状も違うので、フォーシングコーン部分を切り取り、ステンレスパーツも除去。


ステンレスパーツがあった部分には0.5mmのABS板を接着します。

フォーシングコーンは、ジャンクパーツ(KSC旧型STIのアウターバレル)から旋盤で削り出しました!

接着します。


ライフリングもバッチリ♪
・・・と思ったら、実銃のフォーシングコーン入口の内径はテーパー加工されててライフリングは無いのが正解っぽいです・・・
全て加工終わってから知りました(;^_^A
シリンダーギャップは、この時点ではかなりギリギリを攻めてます。

が、後述しますが最終的にはもう少し広めにとる必要があります。
フレームやシリンダーを面出しし、肉盛り加工部分に出てきたスと格闘しながら全体にサフを吹き、仮組して作動チェック。


実銃M627PC 2.625インチの画像を見るとノンフルートシリンダーのが多くヒットしますが、フルート有りのも散見され、
Jumoさんは有りをご希望との事でその通りに。
先ほどのシリンダーギャップですが、シリンダーを閉じた状態で8発作動させても干渉しないものの、スイングアウトの時に
ヨークのガタ(塗装膜厚の為に必要なギャップ)の為に擦れる事が分かったので、少し削って擦れないようにしました。

また、折角なのでハンマーノーズブッシングのモールド再現と、その下のR形状再現も追加で実施。

再度サフを吹いて最終確認。

問題無さそうです!!
仕上げはEX-STで、艶有り高耐久クリアーをやや遠めから吹いてコーティングしました♪

仕上げ塗装の前にバレルをフレームにガッチリとオートウェルドで接着したので、二度と取れないでしょう!!
・・・と、今回も駆け足で紹介しましたが、数週間分の作業内容となりますww
次回、完成編です♪