2012年07月12日

100万ヒット♪ & デトニクス Mk.Ⅰ お色直し

まず・・・

お陰様で、先日7/9に100万ヒットを達成しました!!\(^o^)/

2008年8月6日からスタートして早4年。皆様のお陰で何とか続ける事ができ、そしてこの日を迎える事が出来て
ほんっとに私は幸せ者だと思います。本当にありがとうございますm(_ _)m

死ぬまでに1,000万ヒット達成出来るかしら?(←無理じゃね?w)


と言う事で(?)、早速ですが本日の記事に参ります!

先月、ようやく完成して塔四郎さんにお送りしたMk.Ⅰでしたが・・・



ソッコーで出戻ってきました(TДT)



早速確認すると・・・







むぅ・・・ 確かに筋が見えちゃってます。

下地処理&塗装は十分な乾燥時間を取ったはず・・・

ここは、モデル工房Sさんにお願いし、元のセレーションを削り落としてABS板を貼り、そこに新たな
セレーションを切って頂いた部分。もしやその接着が剥がれたか?とも思ったのですが、顕微鏡で
確認したところクラック等は確認されず、どうやら接合部の接着剤のヒケのようです。

試しにスポンジやすりでシコシコしたら、アッサリと筋は消えました(*´∀`)ホッ



念のため1週間ほど放置し、再び筋が現れていない事を確認。

ただ、シコシコした際にエッジ付近に下地塗装が出てしまったのと、特に指摘はされてませんでしたが
リアサイト後ろの切り欠き部分の波うちが気になったので、ここもシコシコしてスライド全体を再塗装しました。



塗料は銃Ⅰが4、ブラックパーカーが1の割合のブレンドです。



サイド面はスポンジやすりでシコシコして、軽くヘアライン入れました。(画像じゃ分かりにくいですが)








うん、これで恐らく大丈夫だと思うのですが・・・






最初も大丈夫だと思って送ったしな~~

温度とか湿度とか、環境の変化でまた現れたりするのかしら!?

ちょっぴり心配ではあります(;^_^A
  


Posted by あじゃ  at 00:03Comments(39)Mk.Ⅰ

2012年06月10日

デトニクス Mk.Ⅰ完成♪




4月からスタートしたデトニクス Mk.Ⅰが、よ~やっと出来ました♪





フレームはブラックパーカーに銃Ⅰの『上澄み』を半分くらいブレンドして、セミグロスっぽいブラックに。



スライドは銃Ⅰに若干のブラックパーカーをブレンドして曲面部分のテカリを抑え、側面はヘアライン仕上げ。








セレーションを左右1本ずつ埋めたハウジングも、スライドと同じ塗装です。





一番の見所! スライド後部の抉れと、モデル工房Sさんにご協力頂いたセレーションもバッチリ♪



形状修正したハンマー・・・大変だったなぁww



セフティ、グリッププレート、プランジャーガイド、ブリーチ(ピストン)後部のエジェクターモールドはシコシコしてブルーイングです。



形状修正したフレームもイイ感じかと♪



マガジンキャッチ、キャッチロック、トリガー、それからグリップスクリューもシコシコしてブルーイング~~



モノホンのパックマイヤーが眩しい!! (それにしてもコレ、取り付けがキツいですよねーww)



トリガー前面のセレーションはメッキを落とせないので黒塗装し、側面のみハードクロームメッキを削り落として
ブルーイングしてやりました。





加工途中に削り落としたエキストラクターのモールドは、ABS板ででっち上げました。



あえて塗装せずABS地肌のままにして、別パーツをアピールww



マズル部。インナーバレルはかなり短く切りましたので、目立たなくなってます。





さすがに正面からだと見えますけどねw



スライド上面に肉を足したので、ちょっと見慣れない面構えになってます。



アウターバレル&リコイルSPガイド。



結局、アウターバレルを後ろに押すスプリングは入れませんでしたが、作動には影響ありませんでした♪



リアサイトはスライド同色に塗装して、イモネジを・・・





こちらもモデル工房Sさんにご協力頂いた刻印がクッキリはっきりと♪



スライドストップ軸下のフレームラインが違うの、お分かり頂けます?



長くなりましたが、それでは最後にいつもの縦構図4枚です♪











あぁっ! 別れが惜しい!!

塔四郎さん、可愛がってあげて下さいね・・・(´・ω・`)  


Posted by あじゃ  at 01:42Comments(16)Mk.Ⅰ

2012年05月14日

デトニクス Mk.Ⅰリコイルガイド&ハンマー

ステルスコンプ完成の反動でちょっと更新サボっちゃいましたww
もちろん休む事無く夜な夜なシコシコはしてましたよ♪


さて、今回はMk.Ⅰの特徴的なパーツを加工します。

まずはリコイルSPガイド。

これまでの記事に貼った実銃画像から、ノーマルのガイド先端のネジ穴を鉄ネジで埋めて、横穴を追加。



恐らく実銃では分解時にこの穴にピン等を入れて、リコイルスプリングがビヨーンと飛び出さないようにするのかと。



プラグも磨いておきます。





続いてハンマーです。

塔四郎さんからお預かりした時点で、PDIのMk.ⅠタイプのSUSハンマーが取り付けられていたのですが・・・

ちょっと形が変。



スパー部が後ろに垂れ過ぎていて、セレーションも細かい・・・
コレくらいかな~? とおもむろに黒マジックで線を書いて、ひたすらシコシコします!(`・ω・´)


うぅ・・・ やっぱりSUS硬いよ・・・ 何度も挫けそうになりながら、

I can do it!!

と心の中で叫んでシコり続けましたww





何が大変って、ヤスリ目を消すペーパーがけ作業が大変なんですが、背中のラインも綺麗に出来たかと♪





これで大まかな部品加工が終了。


後はスライドやフレームの仕上げ塗装なんですが・・・

ブラックスチールで下地塗装し、5/4のオフ会でチラ見せするところまでは行ったのですが、気付いてみると加工箇所に
僅かなクラックががががが(((( ;゚Д゚)))

瞬着で埋めてサフ吹きからやり直し中。いつになったら完成するのやら・・・┐(´~`;)┌  


Posted by あじゃ  at 00:10Comments(10)Mk.Ⅰ

2012年04月27日

デトニクス Mk.Ⅰセレーション&刻印

前回の続き

いえね、最初は手持ちのWAガバスライドから斜めセレーションを移植しようと考えてたんですよ。
ところがMk.Ⅰのセレーションが21本に対して、手持ちのスライドは19本!
パッと見は分かりにくい部分ではありますが、気になりだすと気になる気になる・・・
きっと19本で作ったら、皆さんに突っ込まれそうだしww


・・・そんなこんなで、セレーション加工をあのモデル工房Sさんにお願いしてしまいました!

更にせっかくなら刻印も一緒に♪という事で、前回の記事に貼った実銃画像から刻印データをCADで作成し、
前回までに私が加工したスライドとフレームをお送りしました。

事前の打ち合わせでは『他のご依頼品もあるので、ちょっと時間掛かりますよ~(;^_^A』というお話でしたが・・・


お送りしてから3日ほどで、『出来ましたよ~♪』とのご連絡が!!

モデル工房Sさん、特急のご対応どうもありがとうございました~~m(__)m



・・・という事で、ウチを出てから1週間で帰ってきたのがコチラです♪





うっひょ~~!! データ作成時に意図的に位置をズラしたシリアルナンバーも実銃の画像どおり!



モデル工房Sさんは出来るだけ細い線の刻印を彫ろうと、極細の刃物まで自作されているそうです♪



スライド刻印、セレーションもバッチリです!!



ところどころ白く見えるのは、加工して頂いた後に私が塗布したサフです。



角度、本数、エッジ・・・どれを取っても完璧なセレーション加工!!



そうそう、リアサイト後部の抉れっぷりもバッチリでしょ!? でしょ? でしょ!??



最後に、2mm厚のABSを2枚貼り合せてシコシコし、フロントサイトを製作。





スライドに浅い溝を彫って、そこに接着しました。





溝には穴を開けておいたので、裏からプラリペアを流し込んであります。



あ、前回言い忘れましたが、リーフカットも若干ラインをなだらかに修正してます。



さぁ! あとは仕上げだ!!  


Posted by あじゃ  at 01:41Comments(9)Mk.Ⅰ

2012年04月24日

デトニクス Mk.Ⅰ スライド加工

それでは、Mk.Ⅰの一番の目玉である、スライド加工に取り掛かります!

これまた初回の記事に貼った実銃画像や下の実銃画像をぱっと見て目に付くのは、スライドセレーションが斜めな事と
リアサイト後部のデトニクス特有の”抉れ”が平面部に掛かる程大きい事。




(このデトはハウジングやハンマーが違っていますが、フレームやスライドは間違いなくMk.Ⅰだと思われます)


セレーションはともかく、この”抉れ”をそのまま再現しようとすると、ガスブロのエンジン部分まで大きく弄らないと無理ぽ・・・
そもそもそこまで削ったら、エキストラクターのモールドやファイヤリングピン(マルイの場合は六角キャップネジ)まで
かかっちゃうよ・・・??

さてどうしたものか・・・と、お預かりしてから半年くらい悩んでました。


何か良い手は無いものか・・・と穴が開くほど上の画像を見ていたら、ある事に気付きました。


『側面の平面部・・・幅が広くね?』 (←早よ気付けって突っ込みは無しの方向でw)


そう考えると前述のエキストラクター等との位置関係も合点がいきます。

その証拠に、ないとあいさんから頂いたこちらの画像を見ると、やはり上側の肉厚が分厚い!!



ないとあいさんによると、Mk.Ⅰのベースとなったエセックスはガバコピーとは言えど、各部の寸法は若干異なるとの事。


・・・という事で前置きが長くなりましたが、そうと分かればやるしかない! スライド上面に1mmABS板を貼り付け!!





曲面部分に沿わせるために筋を何本か入れましたが、これは余計でした・・・



普通にストーブで熱したABS板をスライドに乗せて曲面に沿わせたほうが、後の仕上げが楽だと思います(;^_^A



その溝を埋めつつ、シコシコした状態。



刻印も埋めちゃいました。



これで無事側面が幅広になったとは言え、やはりそれだけではリアサイト後部の”抉れ”は再現しきれませんので、
若干エンジン部分も削ります。





シリンダー後部も削りました。





その上で、スライド内側に肉盛りします。


(最終的には上の画像よりも更に肉盛りしてます)



そして、リアサイト後部の”抉れ”を削り込みます。





埋めてしまったリアサイトのアリ溝を切り直します。





無事にリアサイトが付きました♪ 珍しく一発でOK!!



後でイモネジ入れましょうね~♪



エジェクションポートの形状も異なるので修正しました。



デトニクスの特徴と思っていた後ろのほうが垂れ下がったエジェクションポートですが、Mk.Ⅰでは垂れ下がってないんです。

この加工で邪魔だったエキストラクターのモールドは削り取ってしまったので、後で作って付けなきゃ・・・



・・・と、ここまで加工して改めて実銃画像と見比べると・・・


まだ”抉れ”が小さいっ!!


という事で、更に削り込みました。



削り込んだ部分、かなりの肉薄です・・・

強度的に大丈夫か? と心配になったので、ここまでで一旦仮組みして、作動チェックしました。
シリンダー後部を削った事によるリコイルへの影響はさほど感じません。やや弱いかな?というレベル。

で、股間で人肌に温めたマガジンで2チャージ分ほど(100発くらい?)空撃ちしましたが、加工部分の
破損やクラックなどは確認されませんでした♪
100発も確認すれば、たぶん塔四郎さんの一生分だから十分かとwww



そして、いよいよセレーション&刻印の加工をします!



・・・いや、間違えたw


加工 【して頂きます】!! とある方にね♪


続くー  


Posted by あじゃ  at 00:47Comments(14)Mk.Ⅰ

2012年04月21日

デトニクス Mk.Ⅰ ハウジング&バレル

今回はMk.Ⅰです。

まずはハウジングから・・・

Mk.Ⅰのハウジングは初回の記事に貼った画像のようにアーチタイプ、それも以前の塔四郎さん記事
画像を見ると縦セレーションのようです。

そこで、塔四郎さんにお願いして出たばかりのシリーズ70のハウジングを落札して頂きました。
出品者は、もちろんタケさんです♪





これを、デトのフレームに取り付けられるように加工します。



詳しい加工方法はタケさんのこちらの記事を参照願いますww
ひとつだけ私とやり方が違うのは、右側の溝の部分ですかね。亜鉛を削るのは大変なので、フレームの突起の方を
削って対処しました。



で、ここで改めて以前の塔四郎さん記事の画像を見ると、縦セレーションがシリーズ70のは8本に対して、6本しかない・・・

という事で、左右1本ずつを瞬着で埋めます。





硬化後にシコシコして、外観チェックのため銀地が出た亜鉛部分を軽くブルーイングしたのがコチラ♪



最終的には塗装仕上げ予定です。



お次はアウターバレルです。

これも初回の記事に貼った画像で分かるように、マルイのデトニクスのようなブルバレルではなく、コーンバレルなんですね。
これは塔四郎さんが以前アップされたコチラの画像のとおり、実銃Mk.Ⅰはガバのバレルを切り詰めた上にコーンバレルを
被せているんです。


そこで用意したのがコチラ。



我が家のジャンク箱に入っていた、WAインフィニティ6インチ用のアルミアウターバレルです。



これの先端側を切り出し、電動ドリルでグルグル回しながらヤスリを当てて、コーンバレルを作りました♪





手加工なんでストレート⇒テーパ部分の境目がぼやけちゃってますが、どうかご容赦を・・・(;^_^A



そして、根元側の内径をφ15に拡大するのですが・・・



手持ちの電動ドリルではこれが精一杯でしたorz 深さ10mmも行ってません。広げた穴の先(元の内径)はφ12です。



次に、チャンバー部分を用意します。

無刻印のチャンバーカバーってなかなか売ってないですね。あっても8k前後とお高かったり・・・

今回はコチラを購入してみました。約4kです。



1911用の一体型アルミ製アウターバレル(無刻印)です。


これのアウターバレルを根元から30mmの位置でチョン切り、先端から25mm程度の範囲を元の外径14.8mmから
12mm弱に削ります。



旋盤あれば楽なんですが、ここは電動ドリルも使わずに気合いの手ヤスリ万歳ですww
こちらのアウターバレルの内径はφ11なので肉厚0.5mm。途中でセンターがズレないように注意しながら削りました。



これに、先に作ったコーンバレルを挿入してみた状態。



まだ接着してませんが、30mmの範囲で挿入されるので、かなりの強度で接着されると思います。
少なくともガスガンでは、実銃のように抜けてくることは無いでしょうww

問題はデトニクスのアウターバレルより内径が小さいので、スプリングがそのままでは内蔵出来ないんですよね。
1911とかでは元々入ってないスプリングだし、WAガバでもRタイプの頃は入ってなかったから、無くても何とか
なるかな? ダメなら別のところに引きバネでも仕込もうかと思ってます。  


Posted by あじゃ  at 02:11Comments(13)Mk.Ⅰ

2012年04月07日

デトニクス Mk.Ⅰフレーム加工

デトニクスMk.Ⅰです。

スタートした前回でフレームのトリガー周りの形状を変更しましたが、フレームには他にも違うところが。

前回も書きましたが実銃Mk.Ⅰはエセックスのフレームを切り詰めて作られており、サムセフティ~グリッププレート周りの
形状もだいぶ違うんですよね~(実は前回記事の後に気付きましたww)



という事で、プラリペアを盛り盛りします。



そして実銃画像と睨めっこしながらシコシコ・・・



加工前





加工後





サムセフティ軸の上や後ろの違いは分かりやすいと思いますが、実はグリッププレート部分のカーブもちょっとキツく
してあるので、元々のグリッププレートだとこんなにはみ出ちゃいます。





ですので、グリッププレートもシコシコします♪





一応、これでフレームの形状変更は終わり・・・のはずww

スライドの形状はもっと厄介なんですよぉ~(;´Д`)  


Posted by あじゃ  at 00:35Comments(4)Mk.Ⅰ

2012年03月26日

デトニクス Mk.Ⅰスタート

思い起こせばアレは去年の9月でしたかね・・・? 塔四郎さんから、2丁のデトニクスをお預かりしました。

今回はそのうちのひとつ、Mk.Ⅰのカスタム依頼品です。

こんな風にしたいそうで・・・




簡単なように見えて、よ~く見れば見るほどやっかいな代物です・・・お預かりしていた他の依頼品を仕上げながら、
ずっとどうしようかと考えていました。

そうこうしている内に半年も経ってしまいましたが、ついに順番が回ってきたので加工始めます!



早速、特徴的なスライドの加工・・・は後回しにしてw、フレーム側の加工から。



上が加工前、下が加工後のフレームです。



加工したのは、トリガー上部・スライドストップ付近のライン修正と、トリガー後ろのリリ-フカットの拡大です。


加工前





加工後





このMk.Ⅰデトニクス(実銃)は、正にガバのスライドとフレームを切り詰めて作られているのですがそれがまた
コルトベースではなく、エセックスというメーカーの部品を加工して作られていたそうです。んで、ちょっと特徴のある
フレームラインをしているので、それを再現した・・・つもり。

ちなみにグリップ前面の角ばったフレーム形状もエセックス製フレームの特徴を引き継いだもので、この事実を
ないとあいさんに教えて頂いて初めて、デトに関する長年の疑問が解消されました♪ ありがとうございました~m(__)m
  


Posted by あじゃ  at 01:20Comments(8)Mk.Ⅰ