オラガバニスト

Grand Master Universalの続きです。

実銃はM686の固定サイト版であるM681をベースにしていて、リアサイトは横から見るとマウントベースに
隠れてしまうのですが、後ろから少し見えます。

ので、タナカM13のリアサイトの後ろの部分だけを型取りして、マルシンM586のリアサイト部分にジーナスを盛り、
型を押し付けます。




硬化後。




粗削り。



後ろからチラッと見えるだけなので、こんな感じで十分でしょう～


続いてはマウント。Jumoさんからは昔のエイムポイントも預かっており、それを取り付けた時にマウントの塗装が剥げるのを
心配したJumoさんが「金属埋め込めないですかねぇ？」と言うので、色々考えた末にマルイのVSR-10用アルミ製社外マウントを
手配しました。



元のマウントベースのスロットが20mmピッチ、一般的なピカティニーレールは10mmピッチに対して、VSR-10用のコチラは
15mmピッチなのでスロットの本数が変わってしまいますが、他にちょうど良さそうなのが見当たらなかったので・・・


手配したマウントベースをこのようにカット！




で、手配してから気付いたんですがVSR-10のマウントって円形のレシーバーに合わせて裏側が円弧になってるんですね・・・
仕方ないのでひたすらヤスリでシコシコしました！




キットのマウント側は糸鋸やヤスリでごっそり削り取ります。




こんな風に嵌め込む形になります。




ピッタリ合わさってますね♪　手ヤスリ万歳！！＼(^o^)／




マウントベースと本体側に新たなネジ穴を加工。（本体後ろ側は元のリアサイト固定ネジ穴を流用）




M3ボルトで固定します。




続いてはヨーク周りの加工。前回、エジェクターロッド先端を固定するロッキングボルトを削除しましたが、その代わりに
ヨークに2か所、ボールでの固定機構を設けます。

まずは、ヨーク前面とフレームのラインを合わせておきます。




ヨーク前面に糸鋸とヤスリで切り欠きを付けます。




真鍮板から、こんな部品を削り出しました。




ヨークにジーナスで接着しつつ、M4の真鍮ネジで固定。




余分なネジをカットし、シコシコしてヨークと一体化させていきます。






フレームには切り欠きを追加。




このように合わさります。




アンダーラグ後端にディテントボールを埋め込みます。



昨年カスタムしたM13オリジナルカスタムでも使いましたが、M4のイモネジにボールとスプリングが仕込まれた
ボールプランジャーというのを使ってます。


更にもう一か所、ボールプランジャーを仕込みます。




この2か所でしっかりとヨークをロックします♪




ボールプランジャーの突出量を調整して、適度な感触でロックするようにしました～






今回はここまで！


次回はハンマーやトリガーなど・・・かな。