2025年04月22日
BATON BN-SILENT HAWK改めVice President ~⑨ スライド加工
昨年末のコチラの記事以降、更新が止まっていましたがBATONのSILENT HAWKはその後もチマチマと弄り続けておりますw
今回から題名を変更していますが、実はSILENT HAWKとして仕上げ直すつもりは記事開始当初から無くて、このNighthawkの
Vice Presidentっぽくしたいと思っていたのでありました。


(https://www.nighthawkcustom.com/vice-presidentより)
ただ、フレームはSILENT HAWKのレール付きのまま進めるので、こちらのダブルカラム仕様も参考にしていきます。


(https://www.nighthawkcustom.com/pistols/doublestack-upgradeより)
という事で、今回はスライドを加工していきます!
まずはフロント周り。2本のセレーションは角ヤスリでシコシコと彫ってから、穴を開けていきます。

2つの長穴が綺麗に揃うように少しずつシコシコ・・・

反対側も・・・

・・・うーん、ダメだコリャw 全然イメージと形状が違うww
まぁ、こうなる事は想定内です。二つの長穴を同じ大きさで上下を揃えて左右均等に開けるなんて芸当、私の手加工では
無理な事は分かってましたww
なので、狙いの穴のサイズに積層ABS板を削り出した治具を作り、テープで養生して左右に貫通させた状態で隙間に瞬着を
流し込みます。

硬化後に治具を抜き、はみ出した接着剤を削ればこの通り!!


バッチリ左右均等に同じ大きさの穴が開きました♪

続いてスライド上面にもポコポコと穴を開けていきます。

穴を繋げて、長い穴にしました。

ついでに面出ししていきます。

仮組したところ。チラッとバレルが見えますね♪

アゴのところのリーフカットと言うか斜めカットは、予め肉抜きのスリットにABS板を詰めてから削りました。


この辺の形状は上に貼ったダブルカラム仕様の方を参考にしています。
少し加工しては仮組みして、加工した部分のバランスを確認すると共にモチベーション維持w

こんなんだから進みが遅いんですよねw まぁまぁ焦らず、じっくり楽しみましょう~♪
あっ! 今回のセレーションや穴追加で耐久性がとても気になっていたので、とりあえずボンベ2本分くらい作動させてみましたが、
もげてスッ飛んで来る事も無くクラック発生なども見当たらないので、このまま続行したいと思います。
まだスライドの加工箇所は他にもありますが、また後日~
次回はサイトの加工を紹介します♪
今回から題名を変更していますが、実はSILENT HAWKとして仕上げ直すつもりは記事開始当初から無くて、このNighthawkの
Vice Presidentっぽくしたいと思っていたのでありました。


(https://www.nighthawkcustom.com/vice-presidentより)
ただ、フレームはSILENT HAWKのレール付きのまま進めるので、こちらのダブルカラム仕様も参考にしていきます。


(https://www.nighthawkcustom.com/pistols/doublestack-upgradeより)
という事で、今回はスライドを加工していきます!
まずはフロント周り。2本のセレーションは角ヤスリでシコシコと彫ってから、穴を開けていきます。

2つの長穴が綺麗に揃うように少しずつシコシコ・・・

反対側も・・・

・・・うーん、ダメだコリャw 全然イメージと形状が違うww
まぁ、こうなる事は想定内です。二つの長穴を同じ大きさで上下を揃えて左右均等に開けるなんて芸当、私の手加工では
無理な事は分かってましたww
なので、狙いの穴のサイズに積層ABS板を削り出した治具を作り、テープで養生して左右に貫通させた状態で隙間に瞬着を
流し込みます。

硬化後に治具を抜き、はみ出した接着剤を削ればこの通り!!


バッチリ左右均等に同じ大きさの穴が開きました♪

続いてスライド上面にもポコポコと穴を開けていきます。

穴を繋げて、長い穴にしました。

ついでに面出ししていきます。

仮組したところ。チラッとバレルが見えますね♪

アゴのところのリーフカットと言うか斜めカットは、予め肉抜きのスリットにABS板を詰めてから削りました。


この辺の形状は上に貼ったダブルカラム仕様の方を参考にしています。
少し加工しては仮組みして、加工した部分のバランスを確認すると共にモチベーション維持w

こんなんだから進みが遅いんですよねw まぁまぁ焦らず、じっくり楽しみましょう~♪
あっ! 今回のセレーションや穴追加で耐久性がとても気になっていたので、とりあえずボンベ2本分くらい作動させてみましたが、
もげてスッ飛んで来る事も無くクラック発生なども見当たらないので、このまま続行したいと思います。
まだスライドの加工箇所は他にもありますが、また後日~
次回はサイトの加工を紹介します♪
2025年04月19日
ARMY Staccato C2 仕上げ直し完成♪
お待たせしました♪ ARMY Staccato C2、仕上げ直し完成です!!

それではいつものように前の方から~
9mmマズルはこのように仕上がりました♪


クラウンからライフリング部分だけEX-ST塗装仕上げで、その外側(角の面取りから外)は元のメッキです。ごく自然に見えるかと♪
また、元のアウターバレルはやや出っ張り気味でしたが、実銃に倣ってスライドから僅かに出る程度のほぼツライチな長さとしました。
合わせて、アルミ製のインナーバレルも少しカットしています。ライフリングの僅かなツイストが分かります・・・かね?(;^_^A
ご要望のショートリコイルもこのように♪

内部にWA同様のショートリコイルアシストスプリングを入れ、バレルがスムーズに後退するようにしてあります。
チェンバー周り。


9X19刻印もバッチリ決まって良かった♪
特にフレアカットのところに目立っていたパーティングラインを綺麗に処理し、エジェクションポート周りのエッジも丁寧に
落としておきました。
こちらもご要望のリアサイトのセレーション。

単純な加工ですが、少しでも傾くと目立つので結構気を遣う作業です。
リアル化したイモネジ。

後ろの六角穴皿ネジが残念ですが、スライドカバーとリアサイトが別パーツっぽく見えるようにと入れた筋彫りは結構生きてるような♪
フロントサイトは元々結構造形も塗装もガタガタだったのを仕上げ直したので、見違えたと思います!

平面出しして、鈴友コーティングさんでセラコートして頂いたスライドもバッチリです♪



ここで、突然ですがゲストとしてEMG/SAVIAのStaccato C2(CSタイプグリップ付き)も同じ友人から届いたので、一緒に♪


友人からのStaccato販促攻撃を受けていますw うごごごごwwww
EMG/SAVIAのC2は元々Pとかと同じフルサイズグリップなんでしたっけ? こちらはCSタイプグリップなのでC2よりちょっと
短いですが、これも良いサイズ感ですねぇ♪

当然、スライド長は同じです。

同じStaccato C2をモデルアップしているARMYとEMG/SAVIAですが、微妙に異なる部分があって興味深いですね~
EMG/SAVIAの方がアウターバレルがショートリコイルする(ただしロッキングはせず、ホールドオープン時にアウターバレルが
前後にカタカタ動く)事や、ハンマー形状やFピン周りの形状もリアルだったりするのは私好みですが、C2ならやはりPと同じ
フルサイズグリップでは無く、少し短いグリップにして欲しかったなぁ~と。別でグリップやマガジン買うとまた金掛かりますし・・・
その点ではARMYに軍配が上がります。ものすっごい個人的な好みだけですがw
EMG/SAVIAからは最近CSも発売されていて大変惹かれましたが、マガジンの幅がPやC2と同じなのが残念。
実銃CSおよび新C用のマガジンはPやC2より細く、合わせてグリップ幅も細くなってるんですよね・・・
そんなこんなでなかなかStaccato購入に踏み切れないのでありました(;^_^A
実銃でも出たばかりの、グロック用マガジンを使うHDがトイガン化されるまで待とうかな~?
最後に我が家のVIPと。


この二つ、スライド長さや全高(グリップ長さ)が全く同じでした! やっぱこのサイズ感、良いなぁ~~
EMG/SAVIAでC2グリップのが出たら欲しくなりそう・・・ 私が知らないだけで、実は出てたりします??

それではいつものように前の方から~
9mmマズルはこのように仕上がりました♪


クラウンからライフリング部分だけEX-ST塗装仕上げで、その外側(角の面取りから外)は元のメッキです。ごく自然に見えるかと♪
また、元のアウターバレルはやや出っ張り気味でしたが、実銃に倣ってスライドから僅かに出る程度のほぼツライチな長さとしました。
合わせて、アルミ製のインナーバレルも少しカットしています。ライフリングの僅かなツイストが分かります・・・かね?(;^_^A
ご要望のショートリコイルもこのように♪

内部にWA同様のショートリコイルアシストスプリングを入れ、バレルがスムーズに後退するようにしてあります。
チェンバー周り。


9X19刻印もバッチリ決まって良かった♪
特にフレアカットのところに目立っていたパーティングラインを綺麗に処理し、エジェクションポート周りのエッジも丁寧に
落としておきました。
こちらもご要望のリアサイトのセレーション。

単純な加工ですが、少しでも傾くと目立つので結構気を遣う作業です。
リアル化したイモネジ。

後ろの六角穴皿ネジが残念ですが、スライドカバーとリアサイトが別パーツっぽく見えるようにと入れた筋彫りは結構生きてるような♪
フロントサイトは元々結構造形も塗装もガタガタだったのを仕上げ直したので、見違えたと思います!

平面出しして、鈴友コーティングさんでセラコートして頂いたスライドもバッチリです♪



ここで、突然ですがゲストとしてEMG/SAVIAのStaccato C2(CSタイプグリップ付き)も同じ友人から届いたので、一緒に♪


友人からのStaccato販促攻撃を受けていますw うごごごごwwww
EMG/SAVIAのC2は元々Pとかと同じフルサイズグリップなんでしたっけ? こちらはCSタイプグリップなのでC2よりちょっと
短いですが、これも良いサイズ感ですねぇ♪

当然、スライド長は同じです。

同じStaccato C2をモデルアップしているARMYとEMG/SAVIAですが、微妙に異なる部分があって興味深いですね~
EMG/SAVIAの方がアウターバレルがショートリコイルする(ただしロッキングはせず、ホールドオープン時にアウターバレルが
前後にカタカタ動く)事や、ハンマー形状やFピン周りの形状もリアルだったりするのは私好みですが、C2ならやはりPと同じ
フルサイズグリップでは無く、少し短いグリップにして欲しかったなぁ~と。別でグリップやマガジン買うとまた金掛かりますし・・・
その点ではARMYに軍配が上がります。ものすっごい個人的な好みだけですがw
EMG/SAVIAからは最近CSも発売されていて大変惹かれましたが、マガジンの幅がPやC2と同じなのが残念。
実銃CSおよび新C用のマガジンはPやC2より細く、合わせてグリップ幅も細くなってるんですよね・・・
そんなこんなでなかなかStaccato購入に踏み切れないのでありました(;^_^A
実銃でも出たばかりの、グロック用マガジンを使うHDがトイガン化されるまで待とうかな~?
最後に我が家のVIPと。


この二つ、スライド長さや全高(グリップ長さ)が全く同じでした! やっぱこのサイズ感、良いなぁ~~
EMG/SAVIAでC2グリップのが出たら欲しくなりそう・・・ 私が知らないだけで、実は出てたりします??
2025年04月13日
ARMY Staccato C2
唐突ですがStaccato、カッコいいですよね! 今や海外メーカー数社から発売されているStaccatoのGBBですが、いくつかKSCの
STIを所有している事もあり、なかなか縁が無かったのですが・・・
ついに我が家にも来ました!ARMYのStaccato C2です♪

・・・まぁ、私のじゃなくて友人のなんですがw
始めてStaccatoを触りましたが、やっぱりカッコいいですねぇ♪ STI時代よりも丸みを帯びたグリップは握り易く、派手過ぎない
形状のスライドも好感持てます。ハンマー周りやマガジンキャッチもスチールだし、コレは良いなぁ。
で、何故友人が送ってきたかと言うと~
まずはリアサイト。

背面がのっぺらぼうなので、セレーションを入れて欲しいとの事。
出来ればスライドカバーと一体のリアサイトを別体にして、実銃には無いリアサイトノッチすぐ前のネジを無くしたい・・・
との事でしたが、ちょっと大変そう(というか少なくとももう一つ同じ部品が欲しくなる)なのでそこはパスさせてもらいました。

それと、私も気になりましたがやはりコレ。

ショートリコイルキャンセルされてるのを、復活させてほしいと。
チェンバーが一段落ちたままなのって、やっぱり気になりますしね。

ついでにこの興覚め満点なネジ切りマズルも何とかしたいところ!

ちなみに上の画像でアウターパレルの表面が何やらデコボコしていますが、保護用に透明なシュリンクで覆われていました。

シュリンクを剥いてしまえばこの通り♪ 綺麗なガンメタリックのアウターバレルが出てきました~

何と、折角だからと新品のを再購入して送ってきたそうです!
まずはこのアウターバレルのショートリコイル化から手を付けていきますが、バレルはシルバーで行きたいとの事なので・・・
元のアウターバレルは使わず、手持ちのパーツからこれらを投入する事に。

手前のはマルイのデトニクス用純正アウターバレルのバレル部分をカットしたチェンバー部分に、WAのプラチェンバーカバーの
ネジ部分を移植したもの。昨年記事にしたSilent Hawk用に作ったものでしたが、その後気が変わって使わずに保管して
いたのでした。アウターバレルはWAのWilsonプロフェッショナル等の4インチ用真鍮製コーンバレルです。
ただし、WAのコーンバレル先端がARMYのスライドに対しては少し太く、そのままでは使えません。
綺麗なメッキアウターバレルを生かすべく、スライドの内径側を拡げました。

適当な金属パイプにビニールテープを巻いて太さを調整し、ペーパーを巻いて少しずつゴリゴリと削ります。
こんな感じで拡張完了!!

ピッタリです♪

長さは後ほど調整しましょうかね~

チェンバー部がスムーズに上下動するのも確認。
で、早速組んでみると・・・

あれ? 閉鎖時にチェンバーカバー後端がスライドの天井に引っ掛かって上昇できず、閉鎖不良になってしまいます。

この原因はココ。(Batonの時と同じですが)

本来(というか設計の元になってるマルイメカの場合)は、この赤矢印の部分が先に接触するところ、隙間が開いて
いるためにチェンバー後端のフード先端がスライドの内側天井に引っ掛かってしまうんですね。
【訂正】
スミマセン、Batonの時の記憶が改変されてました(滝汗
『設計の元になってるマルイメカ』では、正しくは下の画像の矢印の部分が先に接触してます。

ですが、この部分(上下幅が狭い)を当ててるマルイメカもやや引っ掛かり気味でチェンバーが上がる&Batonでは引っ掛かって
チェンバーが上がらない事から、その横の面(上下幅が広い)を最初の接触面にしたのでした。
【訂正終わり】
Batonの時は樹脂スライドだったのでABS板を貼り付けましたが、今回はアルミスライドなのでアルミ板・・・と言っても
A1050等の軟らかい生アルミではなく、ある程度の硬さがあるA5052材からこんなL字の部品を作りました。


最初は真鍮板も考えましたが、経験上ジーナスでアルミ同士を接着した方が接着強度が高い印象だったので・・・
スライドのこの部分の塗装を・・・

こそぎ落としてアルミ地肌を出しておきます。

そこに先ほどのアルミ部品をジーナスで接着!


硬化後、組んで動作確認。すんなりと閉鎖するようになりました♪


その後しばらく動作確認して、接着したアルミ板が剥がれたりしてない事を確認。多分今後も大丈夫かと…
とりあえずショートリコイル化が出来たところで、リアサイトにセレーション追加~


50LPIの筋目ヤスリで入れました。塗装剥がし剤で塗装剥離済みです。
リアサイトは別体には出来ないものの、出来るだけ別体っぽく見えるように筋彫りを追加すると共に、イモネジをリアル化。

アウターバレルに戻ります。9mm口径のマズルを再現する為、内径に大きなC面を付けます。

更に内径をΦ12のドリルで削り、45口径のライフリングは全てサヨナラしてしまいました~

過去何度か、型取り君+ジーナスで9mmマズルを再現してきましたが、アレってセンター出すのムズイんですよね・・・
しかも今回は友人のだからあまりテキトーな事はしたくない。
という事で、3DCADでこんな部品を設計してみました♪


これを某所で3Dプリントしてもらったのがコチラ!

これをジーナスでアウターバレルに挿入、接着します。

・・・一応、ライフリングにはStaccato実銃同様の1:16(16インチで1回転)右回転ツイストを再現してみたものの・・・
この範囲だけじゃ全然分かりませんねw
スライドに戻ります。元々スライドの仕上げ直しまでは予定になったのですが、元々やや緑掛かった色合いだった上に
リアサイト一体のスライドカバーは再塗装となるので色が合わなくなってしまうので、どちらもセラコートする事にし、
であるなら折角なのでスライドを平面出ししてあげました♪



出来るだけ元の塗装も落としておこうと剥離剤を使いましたが、スライドの方は結構強固で部分的に残ってしまいましたが、
今回は鈴友コーティングさん(※)にセラコート依頼するので、ブラストも一緒にお願いするので無問題です♪
※以前からお世話になっていた鈴友さんは社長が引退されたため、元々セラコート部門を見ていた方が事業を引き継ぎ、
鈴友コーティングとして再スタートされています。皆さん応援よろしく!!
ちなみに私の自家セラコートは基本的に自分用に限定しています。ウチにはブラストを始め十分な設備も技術も無く、
本来のセラコートの性能を出せてないはずで、そんな中途半端なものでセラコートの評判を落とす訳にはいかないので~
さて、今回も長くなってしまいましたがもう少しお付き合いくださいw
最後にチェンバーカバー(マルイのプラ製、メッキ品)への刻印です。いきなりですが、下地にミッチャクロン→アサヒペンの
高強度艶消し黒で塗装後に、レーザーで文字を入れました。

が、我が家のレーザー彫刻機(LaserPecker4)は金属にも彫刻(というか印字)できる1064nmレーザーを備えているものの、
パワーは低いので深さのある刻印まではなかなか出来ません。
そこで、上の画像のものを市販のエッチング液(Amazonで1k前後)に浸して10~15分ほどすると・・・

ちょっと分かりにくいですが、文字部分のメッキだけが溶けて下地のABSが出てきます。
次に、塗装を剥離する為にツールクリーナーに浸してあげると~~

黒塗装が落ちると共に、刻印内のABSが溶けて深彫り刻印になります!!ブラボー!!!
溶け具合をちょいちょい確認しながら浸け置くか、塗装剥離後はツールクリーナーを含ませた筆などで作業しましょう~
スポンジヤスリでヘアラインを入れて~

刻印内にシルバーの塗料を流し込めばこの通り!!

文字の縁に僅かに下地メッキの銅色が見えますが、これくらいは良いでしょ!
気になるなら、ニッケルメッキしても良いかも知れませんね♪
そんなこんなしてるうちに、鈴友コーティングさんからセラコートが仕上がってきました♪

元の緑掛かった色は好きじゃないので、いつものArmor Blackです。
うーん♪ どこからどう見ても完璧な仕上がり・・・ やっぱりプロのセラコートは違いますねぇ♪
鈴友コーティングさん、ありがとうございました!!!!
という事で、次回、完成編です!!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
STIを所有している事もあり、なかなか縁が無かったのですが・・・
ついに我が家にも来ました!ARMYのStaccato C2です♪

・・・まぁ、私のじゃなくて友人のなんですがw
始めてStaccatoを触りましたが、やっぱりカッコいいですねぇ♪ STI時代よりも丸みを帯びたグリップは握り易く、派手過ぎない
形状のスライドも好感持てます。ハンマー周りやマガジンキャッチもスチールだし、コレは良いなぁ。
で、何故友人が送ってきたかと言うと~
まずはリアサイト。

背面がのっぺらぼうなので、セレーションを入れて欲しいとの事。
出来ればスライドカバーと一体のリアサイトを別体にして、実銃には無いリアサイトノッチすぐ前のネジを無くしたい・・・
との事でしたが、ちょっと大変そう(というか少なくとももう一つ同じ部品が欲しくなる)なのでそこはパスさせてもらいました。

それと、私も気になりましたがやはりコレ。

ショートリコイルキャンセルされてるのを、復活させてほしいと。
チェンバーが一段落ちたままなのって、やっぱり気になりますしね。

ついでにこの興覚め満点なネジ切りマズルも何とかしたいところ!

ちなみに上の画像でアウターパレルの表面が何やらデコボコしていますが、保護用に透明なシュリンクで覆われていました。

シュリンクを剥いてしまえばこの通り♪ 綺麗なガンメタリックのアウターバレルが出てきました~

何と、折角だからと新品のを再購入して送ってきたそうです!
まずはこのアウターバレルのショートリコイル化から手を付けていきますが、バレルはシルバーで行きたいとの事なので・・・
元のアウターバレルは使わず、手持ちのパーツからこれらを投入する事に。

手前のはマルイのデトニクス用純正アウターバレルのバレル部分をカットしたチェンバー部分に、WAのプラチェンバーカバーの
ネジ部分を移植したもの。昨年記事にしたSilent Hawk用に作ったものでしたが、その後気が変わって使わずに保管して
いたのでした。アウターバレルはWAのWilsonプロフェッショナル等の4インチ用真鍮製コーンバレルです。
ただし、WAのコーンバレル先端がARMYのスライドに対しては少し太く、そのままでは使えません。
綺麗なメッキアウターバレルを生かすべく、スライドの内径側を拡げました。

適当な金属パイプにビニールテープを巻いて太さを調整し、ペーパーを巻いて少しずつゴリゴリと削ります。
こんな感じで拡張完了!!

ピッタリです♪

長さは後ほど調整しましょうかね~

チェンバー部がスムーズに上下動するのも確認。
で、早速組んでみると・・・

あれ? 閉鎖時にチェンバーカバー後端がスライドの天井に引っ掛かって上昇できず、閉鎖不良になってしまいます。

この原因はココ。(Batonの時と同じですが)

本来(というか設計の元になってるマルイメカの場合)は、この赤矢印の部分が先に接触するところ、隙間が開いて
いるためにチェンバー後端のフード先端がスライドの内側天井に引っ掛かってしまうんですね。
【訂正】
スミマセン、Batonの時の記憶が改変されてました(滝汗
『設計の元になってるマルイメカ』では、正しくは下の画像の矢印の部分が先に接触してます。

ですが、この部分(上下幅が狭い)を当ててるマルイメカもやや引っ掛かり気味でチェンバーが上がる&Batonでは引っ掛かって
チェンバーが上がらない事から、その横の面(上下幅が広い)を最初の接触面にしたのでした。
【訂正終わり】
Batonの時は樹脂スライドだったのでABS板を貼り付けましたが、今回はアルミスライドなのでアルミ板・・・と言っても
A1050等の軟らかい生アルミではなく、ある程度の硬さがあるA5052材からこんなL字の部品を作りました。


最初は真鍮板も考えましたが、経験上ジーナスでアルミ同士を接着した方が接着強度が高い印象だったので・・・
スライドのこの部分の塗装を・・・

こそぎ落としてアルミ地肌を出しておきます。

そこに先ほどのアルミ部品をジーナスで接着!


硬化後、組んで動作確認。すんなりと閉鎖するようになりました♪


その後しばらく動作確認して、接着したアルミ板が剥がれたりしてない事を確認。多分今後も大丈夫かと…
とりあえずショートリコイル化が出来たところで、リアサイトにセレーション追加~


50LPIの筋目ヤスリで入れました。塗装剥がし剤で塗装剥離済みです。
リアサイトは別体には出来ないものの、出来るだけ別体っぽく見えるように筋彫りを追加すると共に、イモネジをリアル化。

アウターバレルに戻ります。9mm口径のマズルを再現する為、内径に大きなC面を付けます。

更に内径をΦ12のドリルで削り、45口径のライフリングは全てサヨナラしてしまいました~

過去何度か、型取り君+ジーナスで9mmマズルを再現してきましたが、アレってセンター出すのムズイんですよね・・・
しかも今回は友人のだからあまりテキトーな事はしたくない。
という事で、3DCADでこんな部品を設計してみました♪


これを某所で3Dプリントしてもらったのがコチラ!

これをジーナスでアウターバレルに挿入、接着します。

・・・一応、ライフリングにはStaccato実銃同様の1:16(16インチで1回転)右回転ツイストを再現してみたものの・・・
この範囲だけじゃ全然分かりませんねw
スライドに戻ります。元々スライドの仕上げ直しまでは予定になったのですが、元々やや緑掛かった色合いだった上に
リアサイト一体のスライドカバーは再塗装となるので色が合わなくなってしまうので、どちらもセラコートする事にし、
であるなら折角なのでスライドを平面出ししてあげました♪



出来るだけ元の塗装も落としておこうと剥離剤を使いましたが、スライドの方は結構強固で部分的に残ってしまいましたが、
今回は鈴友コーティングさん(※)にセラコート依頼するので、ブラストも一緒にお願いするので無問題です♪
※以前からお世話になっていた鈴友さんは社長が引退されたため、元々セラコート部門を見ていた方が事業を引き継ぎ、
鈴友コーティングとして再スタートされています。皆さん応援よろしく!!
ちなみに私の自家セラコートは基本的に自分用に限定しています。ウチにはブラストを始め十分な設備も技術も無く、
本来のセラコートの性能を出せてないはずで、そんな中途半端なものでセラコートの評判を落とす訳にはいかないので~
さて、今回も長くなってしまいましたがもう少しお付き合いくださいw
最後にチェンバーカバー(マルイのプラ製、メッキ品)への刻印です。いきなりですが、下地にミッチャクロン→アサヒペンの
高強度艶消し黒で塗装後に、レーザーで文字を入れました。

が、我が家のレーザー彫刻機(LaserPecker4)は金属にも彫刻(というか印字)できる1064nmレーザーを備えているものの、
パワーは低いので深さのある刻印まではなかなか出来ません。
そこで、上の画像のものを市販のエッチング液(Amazonで1k前後)に浸して10~15分ほどすると・・・

ちょっと分かりにくいですが、文字部分のメッキだけが溶けて下地のABSが出てきます。
次に、塗装を剥離する為にツールクリーナーに浸してあげると~~

黒塗装が落ちると共に、刻印内のABSが溶けて深彫り刻印になります!!ブラボー!!!
溶け具合をちょいちょい確認しながら浸け置くか、塗装剥離後はツールクリーナーを含ませた筆などで作業しましょう~
スポンジヤスリでヘアラインを入れて~

刻印内にシルバーの塗料を流し込めばこの通り!!

文字の縁に僅かに下地メッキの銅色が見えますが、これくらいは良いでしょ!
気になるなら、ニッケルメッキしても良いかも知れませんね♪
そんなこんなしてるうちに、鈴友コーティングさんからセラコートが仕上がってきました♪

元の緑掛かった色は好きじゃないので、いつものArmor Blackです。
うーん♪ どこからどう見ても完璧な仕上がり・・・ やっぱりプロのセラコートは違いますねぇ♪
鈴友コーティングさん、ありがとうございました!!!!
という事で、次回、完成編です!!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
2025年04月05日
Umarex/VFC SI SMP 仕上げ直し完成!
という事で、SMPを仕上げ直していきましょう~!
まずはアウターバレルをシコシコして面出ししていきます。

最終的には塗装で仕上げるので、食い付きを良くするため主に使うのは粗めの240番の空研ぎペーパーや耐水ペーパーです。
元の塗装を剥離してからの方が削る量は減るんですけど、黒塗装されたままシコシコした方が不具合を発見しやすいかな~?と。

・・・あぁ、早速ありました。STRIKE INDUSTORIES刻印の最初のRの下辺りに欠け(ショートモールド)があるようです。

スライド前面に少し段差が見られたので、削って面出し。

エジェクションポートの内側のパーティングラインや、エッジが立ってる部分もシコシコしておきます。


エジェクションポート下辺が真っ直ぐだったので、内側の角を斜めに削っておきました。

気になる形状の修正が終わったところで、塗装剥離!

6年前のコチラの記事でも紹介しましたが、デイトナのMCペインター 塗装剥がし剤を使ってます。
今回は割とあっさり剥離できました。
あ、元々チェンバー前方のスライド内側天井に擦り傷防止?のテープが貼られているのですが、コレはいったん諦めて
剥がします。

塗装剥離中に気付きましたが、エキストラクター別体でしたw あまりに仕上がりがスライドと同じ過ぎて、今回は一体なのか~
なんて思ってた私を許してww

ちなみにエキストラクターは亜鉛で、黒染めされてました。
塗装剥離後、前述のチェンバーカバー部のショートモールドを顕微鏡で見るとこんな感じ。

また、スライド刻印を頑張って細い線で深めに入れてくれたのは有難いものの、あちこちにブラストメディアが詰まったままでした(;^_^A

そして最後のSが何だかおかしなことに・・・ (´・ω・`)

実は今回、そもそも最初に『コレは仕上げ直さなきゃ!』と思ったのは、ココに目立つ巣があったからでした。

この辺はジーナスで埋めようと思います!
折角塗装を剥離したので平面出しするかな〜?と、軽くペーパーを当てたところ。


塗装剥離前にシコシコした部分以外は大きなヒケもなく、艶消しに仕上げるならそのままでも良いかも知れませんが…
どうせならと、各面をビシッと面出しして仮組みしてみました♪




フロントサイトは純正のを塗装剥離して、φ2.1の穴を開けて上部を開口し、面出ししてブルーイング後に穴の内径と上面開口部を
研磨して銀色の下地を出した上で、φ2の赤ファイバーを仕込みました!(秘技!一行カスタム!!w)
.
あー、このままシルバースライドも良いなぁ…と誘惑に駆られながらも、前述の気になる部分にジーナスを盛っていきます。



このホンのちょっとの為だけにジーナス練るのって面倒なのですが、こればっかりは致し方無し(;´Д`A
ところで今回のSMP、スライドとフレームはStrike Industries製を再現してるものの、その他のパーツは基本的にSIGのP365形状…
P365もそのうち出るのかも?とかって期待はさておき、直線基調のスライドのデザインと、特に円弧形状のトリガーが何となく
合わないなぁ〜?と思っていたのと、リアルさは置いといてもうちょい初期位置を後退させたいと思い、トリガーの根本にM3の
ネジ穴を開けました。

チラッと見えますが、トリガーの背面側の形状を変えてみました。背面側なので単なるデザインですw 仕上がりは後ほど…
ネジ穴に、先を丸めたイモネジを仕込みます。これで初期位置を調整します。

もうちょい前寄りに開けた方が微調整し易いのですが、ここに開いちゃったものは仕方ないのでこのままでw
スライドとアウターバレルの仕上げは自家セラコート、Armor Black一色です。
セラコートは基本的にしっかりとウェットに塗って行くのですが、今回はその後重ねて砂吹きして強めのマットに仕上げた後、
熱硬化後に側面を中心に研ぎ出してヘアライン仕上げとしました。
という事で、仕上げ直しの完成です!ヾ(`・ω・´)ノ




シルバースライドのインパクトと比べたら極フツーの仕上がりになってしまいましたが、これはこれで良きかな、と♪
形状と初期位置を変更したトリガー。
私オリジナルですが、なかなかスライドとかのデザインに合ってるんじゃね?と自画自賛w


スなどを修正した箇所もキッチリ修正出来ました!



エジェクションポート下辺内側に追加した斜めカット…

目立たないですねw 完全に自己満足ですww
ファイバー化したフロントサイト、とても見やすいですよ♪



ちょっと凸凹してたスライド前面もスッキリ〜

バレルも研磨して、マットなフルートとコントラストを付けてみました。

チェンバーカバー天面の傷防止?のテープは改めてテフロンテープを貼っておきました。

そうそう、スライド背面のプレートの左下に内部パーツの一部が露出してるんですが、もともと何故かシルバー(亜鉛のまま)
だったのが気になり、実銃画像見ても銀色は見えなかったので黒染めしちゃいました♪

最後にホールドオープン!

コンパクトはホールドオープンの姿が特に映えると思いませんか?思いますよね!(異論は受け付けておりませんw)
さて、次回からはガバ弄り再開!
…の予定!!
まずはアウターバレルをシコシコして面出ししていきます。

最終的には塗装で仕上げるので、食い付きを良くするため主に使うのは粗めの240番の空研ぎペーパーや耐水ペーパーです。
元の塗装を剥離してからの方が削る量は減るんですけど、黒塗装されたままシコシコした方が不具合を発見しやすいかな~?と。

・・・あぁ、早速ありました。STRIKE INDUSTORIES刻印の最初のRの下辺りに欠け(ショートモールド)があるようです。

スライド前面に少し段差が見られたので、削って面出し。

エジェクションポートの内側のパーティングラインや、エッジが立ってる部分もシコシコしておきます。


エジェクションポート下辺が真っ直ぐだったので、内側の角を斜めに削っておきました。

気になる形状の修正が終わったところで、塗装剥離!

6年前のコチラの記事でも紹介しましたが、デイトナのMCペインター 塗装剥がし剤を使ってます。
今回は割とあっさり剥離できました。
あ、元々チェンバー前方のスライド内側天井に擦り傷防止?のテープが貼られているのですが、コレはいったん諦めて
剥がします。

塗装剥離中に気付きましたが、エキストラクター別体でしたw あまりに仕上がりがスライドと同じ過ぎて、今回は一体なのか~
なんて思ってた私を許してww

ちなみにエキストラクターは亜鉛で、黒染めされてました。
塗装剥離後、前述のチェンバーカバー部のショートモールドを顕微鏡で見るとこんな感じ。

また、スライド刻印を頑張って細い線で深めに入れてくれたのは有難いものの、あちこちにブラストメディアが詰まったままでした(;^_^A

そして最後のSが何だかおかしなことに・・・ (´・ω・`)

実は今回、そもそも最初に『コレは仕上げ直さなきゃ!』と思ったのは、ココに目立つ巣があったからでした。

この辺はジーナスで埋めようと思います!
折角塗装を剥離したので平面出しするかな〜?と、軽くペーパーを当てたところ。


塗装剥離前にシコシコした部分以外は大きなヒケもなく、艶消しに仕上げるならそのままでも良いかも知れませんが…
どうせならと、各面をビシッと面出しして仮組みしてみました♪




フロントサイトは純正のを塗装剥離して、φ2.1の穴を開けて上部を開口し、面出ししてブルーイング後に穴の内径と上面開口部を
研磨して銀色の下地を出した上で、φ2の赤ファイバーを仕込みました!(秘技!一行カスタム!!w)
.

あー、このままシルバースライドも良いなぁ…と誘惑に駆られながらも、前述の気になる部分にジーナスを盛っていきます。



このホンのちょっとの為だけにジーナス練るのって面倒なのですが、こればっかりは致し方無し(;´Д`A
ところで今回のSMP、スライドとフレームはStrike Industries製を再現してるものの、その他のパーツは基本的にSIGのP365形状…
P365もそのうち出るのかも?とかって期待はさておき、直線基調のスライドのデザインと、特に円弧形状のトリガーが何となく
合わないなぁ〜?と思っていたのと、リアルさは置いといてもうちょい初期位置を後退させたいと思い、トリガーの根本にM3の
ネジ穴を開けました。

チラッと見えますが、トリガーの背面側の形状を変えてみました。背面側なので単なるデザインですw 仕上がりは後ほど…
ネジ穴に、先を丸めたイモネジを仕込みます。これで初期位置を調整します。

もうちょい前寄りに開けた方が微調整し易いのですが、ここに開いちゃったものは仕方ないのでこのままでw
スライドとアウターバレルの仕上げは自家セラコート、Armor Black一色です。
セラコートは基本的にしっかりとウェットに塗って行くのですが、今回はその後重ねて砂吹きして強めのマットに仕上げた後、
熱硬化後に側面を中心に研ぎ出してヘアライン仕上げとしました。
という事で、仕上げ直しの完成です!ヾ(`・ω・´)ノ




シルバースライドのインパクトと比べたら極フツーの仕上がりになってしまいましたが、これはこれで良きかな、と♪
形状と初期位置を変更したトリガー。
私オリジナルですが、なかなかスライドとかのデザインに合ってるんじゃね?と自画自賛w


スなどを修正した箇所もキッチリ修正出来ました!



エジェクションポート下辺内側に追加した斜めカット…

目立たないですねw 完全に自己満足ですww
ファイバー化したフロントサイト、とても見やすいですよ♪



ちょっと凸凹してたスライド前面もスッキリ〜

バレルも研磨して、マットなフルートとコントラストを付けてみました。

チェンバーカバー天面の傷防止?のテープは改めてテフロンテープを貼っておきました。

そうそう、スライド背面のプレートの左下に内部パーツの一部が露出してるんですが、もともと何故かシルバー(亜鉛のまま)
だったのが気になり、実銃画像見ても銀色は見えなかったので黒染めしちゃいました♪

最後にホールドオープン!

コンパクトはホールドオープンの姿が特に映えると思いませんか?思いますよね!(異論は受け付けておりませんw)
さて、次回からはガバ弄り再開!
…の予定!!
2025年03月21日
Umarex/VFC SI SMP 作動改善パーツ組み込み等
ちょーっと作動が残念なSMPですが、前回記事の後、こちらで購入した作動改善パーツを組み込んでみました!
P365 SMP用ピストンカップ拡張パーツ※ golo airsoft様公認 | Kokon Industrien https://thebase.com/to/item?item_id=101247012
P365 SMP用ピストンカップ拡張パーツ治具 ※ golo airsoft様公認 | Kokon Industrien https://thebase.com/to/item?item_id=101247095
価格はそれぞれ400円、送料200円なので合計ちょうど1,000円!安っ!!コレくらいならちょっと試してみようかな?ってなりますよね。ね?(強制
組み込み方は前回も冒頭で紹介したgolo airsoftさんの動画をご参照ください。23分過ぎ辺りから2分程度です。
ざっと文章で書きますと、
エンジン分解→ピストンカップ脱脂洗浄→弾性接着剤を溝内に塗布(goloさんはゴリラ推奨、私は手持ちのスーパーXで代用)
→拡張パーツを挿入→治具被せる→シリンダーに挿入→輪ゴムで固定して乾燥を待つ
って感じです。
溝の中に接着剤を塗布するのがやや面倒かな?
塗布量も少ないと使用中に剥がれるかも、ですし逆に多いと治具も一緒に接着されます…いや、されましたw
ですが治具だけ引き剥がしてはみ出した接着剤をこそぎ落とせば、ハイこの通り!!

キッチリ接着剤でくっ付いてるようなので、恐らく使用中に剥がれる事はないでしょう。
goloさん動画でも紹介されてますが、シリンダーとピストンカップがややキツめになるので、抜けた後に戻り易いようにココの角を
取っておいた方が良いです。と言うか必須かも?

で、その効果は… あると思います!
施工前もマガジン温めればまぁまぁ動きはするものの、数発で冷え始めるのか割とすぐにショボい動きになる感じだったのが、
連射しても元気さが持続するようになった気がしますね♪
予備パーツも用意してないのでしっかり比較出来ずに申し訳ないですが、少なくとも悪い方向に行ってないのは確かです。
あー、コレで通常の放出バルブ&グリップと同じ長さのマガジン出してくれたらなぁ…
ともかく、まぁまぁ元気に動いてくれるようになったので、ちょこちょこ弄って行こうかと。
やっぱり小さな銃なので、オプティクスは無しで行こうかなぁ〜と元のリアサイト一体スライドカバーに戻したのですが、
そこで気になるのがこのネジ頭の出っ張り。


1mmくらい出っ張ってますね(;´Д`A
実銃画像を見てみると全然出っ張ってないので…
ネジを加工します。左が元ので、右が加工後。

頭の皿の直径をφ6からφ5弱へ。
皿の斜めの部分を削って皿の高さを0.5mm短縮。
ネジ全長を4mmから3mmに短縮。
小さくて保持しにくいので時間は掛かりましたが、頑張って二つとも同様に加工しました!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

黒染めして、カバー側の穴の面取り(元々殆ど無い)を0.5mm拡大したところにネジを装着〜


ん〜!スッキリんこ!!(*´ω`*)
次はテイクダウンレバー。
FCUに挿入されてる部分の、特にレバー側(射手から見て左側)のガタが大きく、スライド閉鎖時に僅かにですがレバーと一緒に
スライドが前後にカタ付きます。
レバーを回す時とかも緩く、プラプラしてて頼りない感じ。
そこで、同社(VFC)製P320系同様に溝を掘ってOリングを入れます。Oリングは手持ちの中から太さ1mm、外径φ6のをチョイス。

ちなみにこのテイクダウンレバーはスチール製で、前回書き忘れましたがこの他にも、スライドストップ、トリガー、トリガーバー、
ハンマー、シア、ノッカー、ノッカーロックなど、主要なパーツが最初からスチール製なのは大きな美点と思います♪
(マガジンキャッチは亜鉛ですが、マガジンケースも亜鉛なのでコレはコレで良いかな、と。)
スライド側面と擦れやすいテイクダウンレバー上側の内側も削っておきました。

黒染めしてOリング装着。

テイクダウンレバーの軸部分直径がφ7に対して、Oリング部分をφ7.5くらいにしました。
組み込んだところ前述のスライドガタが改善し、適度な回転抵抗でプラプラもしなくなりました♪
実銃P365のテイクダウンレバーにはOリング付いてないようなのでリアルさは損なわれますが、カタカタプラプラするよりは
良いかな…と。
なんか弄ってたら外観も仕上げたくなって来ちゃいました(;´Д`A
やりますかね!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
P365 SMP用ピストンカップ拡張パーツ※ golo airsoft様公認 | Kokon Industrien https://thebase.com/to/item?item_id=101247012
P365 SMP用ピストンカップ拡張パーツ治具 ※ golo airsoft様公認 | Kokon Industrien https://thebase.com/to/item?item_id=101247095
価格はそれぞれ400円、送料200円なので合計ちょうど1,000円!安っ!!コレくらいならちょっと試してみようかな?ってなりますよね。ね?(強制
組み込み方は前回も冒頭で紹介したgolo airsoftさんの動画をご参照ください。23分過ぎ辺りから2分程度です。
ざっと文章で書きますと、
エンジン分解→ピストンカップ脱脂洗浄→弾性接着剤を溝内に塗布(goloさんはゴリラ推奨、私は手持ちのスーパーXで代用)
→拡張パーツを挿入→治具被せる→シリンダーに挿入→輪ゴムで固定して乾燥を待つ
って感じです。
溝の中に接着剤を塗布するのがやや面倒かな?
塗布量も少ないと使用中に剥がれるかも、ですし逆に多いと治具も一緒に接着されます…いや、されましたw
ですが治具だけ引き剥がしてはみ出した接着剤をこそぎ落とせば、ハイこの通り!!

キッチリ接着剤でくっ付いてるようなので、恐らく使用中に剥がれる事はないでしょう。
goloさん動画でも紹介されてますが、シリンダーとピストンカップがややキツめになるので、抜けた後に戻り易いようにココの角を
取っておいた方が良いです。と言うか必須かも?

で、その効果は… あると思います!
施工前もマガジン温めればまぁまぁ動きはするものの、数発で冷え始めるのか割とすぐにショボい動きになる感じだったのが、
連射しても元気さが持続するようになった気がしますね♪
予備パーツも用意してないのでしっかり比較出来ずに申し訳ないですが、少なくとも悪い方向に行ってないのは確かです。
あー、コレで通常の放出バルブ&グリップと同じ長さのマガジン出してくれたらなぁ…
ともかく、まぁまぁ元気に動いてくれるようになったので、ちょこちょこ弄って行こうかと。
やっぱり小さな銃なので、オプティクスは無しで行こうかなぁ〜と元のリアサイト一体スライドカバーに戻したのですが、
そこで気になるのがこのネジ頭の出っ張り。


1mmくらい出っ張ってますね(;´Д`A
実銃画像を見てみると全然出っ張ってないので…
ネジを加工します。左が元ので、右が加工後。

頭の皿の直径をφ6からφ5弱へ。
皿の斜めの部分を削って皿の高さを0.5mm短縮。
ネジ全長を4mmから3mmに短縮。
小さくて保持しにくいので時間は掛かりましたが、頑張って二つとも同様に加工しました!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

黒染めして、カバー側の穴の面取り(元々殆ど無い)を0.5mm拡大したところにネジを装着〜


ん〜!スッキリんこ!!(*´ω`*)
次はテイクダウンレバー。
FCUに挿入されてる部分の、特にレバー側(射手から見て左側)のガタが大きく、スライド閉鎖時に僅かにですがレバーと一緒に
スライドが前後にカタ付きます。
レバーを回す時とかも緩く、プラプラしてて頼りない感じ。
そこで、同社(VFC)製P320系同様に溝を掘ってOリングを入れます。Oリングは手持ちの中から太さ1mm、外径φ6のをチョイス。

ちなみにこのテイクダウンレバーはスチール製で、前回書き忘れましたがこの他にも、スライドストップ、トリガー、トリガーバー、
ハンマー、シア、ノッカー、ノッカーロックなど、主要なパーツが最初からスチール製なのは大きな美点と思います♪
(マガジンキャッチは亜鉛ですが、マガジンケースも亜鉛なのでコレはコレで良いかな、と。)
スライド側面と擦れやすいテイクダウンレバー上側の内側も削っておきました。

黒染めしてOリング装着。

テイクダウンレバーの軸部分直径がφ7に対して、Oリング部分をφ7.5くらいにしました。
組み込んだところ前述のスライドガタが改善し、適度な回転抵抗でプラプラもしなくなりました♪
実銃P365のテイクダウンレバーにはOリング付いてないようなのでリアルさは損なわれますが、カタカタプラプラするよりは
良いかな…と。
なんか弄ってたら外観も仕上げたくなって来ちゃいました(;´Д`A
やりますかね!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
2025年03月13日
Umarex/VFC SI SMP
2ヶ月ぶりの更新ですこんばんは!
このところ子どもたちの入試やら卒業式やらが重なって忙しく、すっかり更新が滞ってしまいまして申し訳ありませぬ(;´Д`A
(そうは言いながらしっかりとシコシコは続けているのですがw)

今回のネタであるSI SMPは、年初に紹介したタナカのベレッタ92SB-Fと同時、昨年のクリスマス前にゲットしたもの。
今回も画像枚数こそ多いですが内容は薄いので(w)、ガッツリ性能アップカスタムしたい方はコチラのgolo airsoftさん動画が
お詳しいので是非ご覧ください!(人任せw)
実銃はSIG SAUERのP365をベースに、Strike Industriesのスライドやフレーム等を組み込んだカスタム品ってトコでしょうか?
少なくとも同社HPにはSMPなる完成品は見当たらないので、最近版権関係が厳しそうなSIG商標を避けたトイガンオリジナルなのかも?
しかし、コンパク党員な私は飛びついて買ってしまいました♪ あまり奇抜なデザインは好みではないですが、これくらいは許容範囲。
G42なんて3つ買いましたし、SMPも良さげならもう1つ…とも思ってましたが、ちょっと保留かな…といったところです(;´Д`A
その辺の詳細は後述するとして。
まずはサイズ比較! SIGのM17と〜


やっぱり小さくて可愛い♪
しかし、実銃では同じ9mmなのでマガジンの前後長はほぼ同じ。

幅はSMPの方が2mm程細いものの、十分なガス容量が有りそうです。その辺もあって期待していたのですが~

リップ周りも良く似ています。

お次は指アクション排莢式のSFA Hellcatと。




SMPをP365として見ればこの両モデルは実銃ではバチバチの競合機種で、後ろから撮り忘れましたが幅も含めてサイズも非常に
近しいですね。このHellcatも是非GBBで出て欲しいのですが、SFAも版権関係厳しいのかなぁ・・・?
こちらは前述のG42と。


こちらは使用弾薬も異なり、シングルカラムなので圧倒的にG42の方が小さいですね。それでG42より動かないってどういう・・・
G42トリオ「おぅおぅ?新入りかぁ??なんや元気ないのぅ!!??」

仲良くしてあげてww
折角オプティクスレディなので、手持ちのVector OpticsのFrenzy-S 1x17x24 MOSを取り付けました♪

ネジ間ピッチはSHIELDのRMScやSIGのRomeo Zero、ドクターサイトなどと同じ14mmで、そのまま付きました。
マルイのプロサイトなんかも同じだと思います。たぶんw
ただしSMP付属のスクリューでは少し長すぎるので、2mmほど短くカットして使いました。

短いレイルですが、OlightのPL-Mini 3 Valkyrieがこんな感じに取り付け出来ます~


さてさて、冒頭からちょっとイマイチ乗り気ではない感を出していましたが、一番の元凶と思われるのがこの放出バルブでしょうか。

パッと見は普通の放出バルブに見えますが、取り外したマガジンの穴を見てみると・・・


手前の穴が下のガスタンクに繋がっていて、奥の穴が上に繋がってますね・・・
はい、普通のと逆ですw 古いマニアならご存じ、WAのRタイプ以前のバルブ形式と同じです。WAは当初、この方式の方が
バルブ開放に必要なハンマー打撃力を小さく出来るという事で採用した、という記憶(違ったらゴメンナサイ)ですが、ガス漏れに
散々悩まされ、結局はRタイプ以降から現在も、ガスが流れる方向を他社同様のバルブにしています。確か、マルゼンも一時期
採用していたけどだいぶ前に止めたような? 言うなれば過去の遺産。なぜ今、この方式にしたのか全く意味不明です。
何がダメかと言うと、この通常の状態で銀色のバルブと周りの真鍮スリーブの隙間からガスが漏れないように、しっかりと
キツめのOリングでシーリングしなければならない訳で・・・

ちょっとオイルが切れたりすると、バルブが戻って来なくなります(涙

写真撮り忘れましたが、この後分解して真鍮スリーブの内径を研磨し直しました。一応今のところ戻らない現象は起きてませんが、
結局ココの抵抗が大きいせいでハンマースプリングを弱くする事も出来ず、スライドとハンマーの摩擦が大きいので、マガジンが
G42などより大きい割には調整したG42よりリコイルが劣るという、ちょっと勿体無い結果になってます。
冒頭で動画をお勧めしたgolo airsoftさんやXのフォロワーさんも皆さん仰ってますが、是非とも通常バルブで作り直して欲しいところ!!
その他、気になった点をちょこちょこ弄っていきましょう~
まずはフローティングバルブ。ちょっと強めに感じたので、ジャンクパーツから線径が細いものに交換しました。


・・・が、あまり変わらないかも?(;^_^A
次はシリンダーのリターンスプリング。これも強すぎる感じがしたので、VP9用の少し長いのに交換しました。

コレは少し効いたかも?
リコイルスプリングもちょっと強め。前述の通りハンマースプリングは弱く出来ず摩擦も大きいので、ココもあまり弱くは出来ませんが、
細い方を3巻きカット(その後ジャンクパーツから適当なスプリングに交換)、太い方は1巻きだけカットしました。

マガジンの前後のガタが大きいので、フレーム後ろにABS板を貼り付け。

アウターバレルには引きバネが付けられていますが、巻き数が少ない上に、アウターバレルを後ろまで引き切れていないので、
ホールドオープン時に前後にカタカタします。

アウターバレルを加工した上で、引きバネを交換して適度な巻き数を確保。ホールドオープン(ショートリコイル)時にしっかり後ろまで
アウターバレルを引っ張れるようにしました。

すると、元々銃口から飛び出し気味なインナーバレルが気になってきます・・・
で、ホップチェンバー周りを分解するとこんな感じ。

黒いアルミ製インナーバレルを、適当な長さ(寸法忘れちゃった・・・)にカットしたマルイ純正のインナーバレルに交換します。
この画像ではホップラバーもマルイ純正にしていますが、どうも相性が悪いので後ほどホップラバーだけ元に戻しました。

ホップチェンバーを組む際、ホップ調整スクリューに緩み止めのテンションを掛けるプランジャーのスプリング端を外に出しておいて、


ネジを締めてから、細いマイナスドライバーなどでスプリング端を押し込んであげると、ちょっと組み立てが楽な気がします。

インナーバレルをちょっと短くしたので、飛び出さなくなりました♪


先端はテーパリーマで少し深めのテーパを入れてみました。まぁ、狙って的を撃つ事もそうそう無いんですけどねw
現状はライトを外してシンプルに~

現状でもまぁまぁ動きますが、放出バルブが普通のだったらなぁ・・・ 実に惜しい。
このところ子どもたちの入試やら卒業式やらが重なって忙しく、すっかり更新が滞ってしまいまして申し訳ありませぬ(;´Д`A
(そうは言いながらしっかりとシコシコは続けているのですがw)

今回のネタであるSI SMPは、年初に紹介したタナカのベレッタ92SB-Fと同時、昨年のクリスマス前にゲットしたもの。
今回も画像枚数こそ多いですが内容は薄いので(w)、ガッツリ性能アップカスタムしたい方はコチラのgolo airsoftさん動画が
お詳しいので是非ご覧ください!(人任せw)
実銃はSIG SAUERのP365をベースに、Strike Industriesのスライドやフレーム等を組み込んだカスタム品ってトコでしょうか?
少なくとも同社HPにはSMPなる完成品は見当たらないので、最近版権関係が厳しそうなSIG商標を避けたトイガンオリジナルなのかも?
しかし、コンパク党員な私は飛びついて買ってしまいました♪ あまり奇抜なデザインは好みではないですが、これくらいは許容範囲。
G42なんて3つ買いましたし、SMPも良さげならもう1つ…とも思ってましたが、ちょっと保留かな…といったところです(;´Д`A
その辺の詳細は後述するとして。
まずはサイズ比較! SIGのM17と〜


やっぱり小さくて可愛い♪
しかし、実銃では同じ9mmなのでマガジンの前後長はほぼ同じ。

幅はSMPの方が2mm程細いものの、十分なガス容量が有りそうです。その辺もあって期待していたのですが~

リップ周りも良く似ています。

お次は指アクション排莢式のSFA Hellcatと。




SMPをP365として見ればこの両モデルは実銃ではバチバチの競合機種で、後ろから撮り忘れましたが幅も含めてサイズも非常に
近しいですね。このHellcatも是非GBBで出て欲しいのですが、SFAも版権関係厳しいのかなぁ・・・?
こちらは前述のG42と。


こちらは使用弾薬も異なり、シングルカラムなので圧倒的にG42の方が小さいですね。それでG42より動かないってどういう・・・
G42トリオ「おぅおぅ?新入りかぁ??なんや元気ないのぅ!!??」

仲良くしてあげてww
折角オプティクスレディなので、手持ちのVector OpticsのFrenzy-S 1x17x24 MOSを取り付けました♪

ネジ間ピッチはSHIELDのRMScやSIGのRomeo Zero、ドクターサイトなどと同じ14mmで、そのまま付きました。
マルイのプロサイトなんかも同じだと思います。たぶんw
ただしSMP付属のスクリューでは少し長すぎるので、2mmほど短くカットして使いました。

短いレイルですが、OlightのPL-Mini 3 Valkyrieがこんな感じに取り付け出来ます~


さてさて、冒頭からちょっとイマイチ乗り気ではない感を出していましたが、一番の元凶と思われるのがこの放出バルブでしょうか。

パッと見は普通の放出バルブに見えますが、取り外したマガジンの穴を見てみると・・・


手前の穴が下のガスタンクに繋がっていて、奥の穴が上に繋がってますね・・・
はい、普通のと逆ですw 古いマニアならご存じ、WAのRタイプ以前のバルブ形式と同じです。WAは当初、この方式の方が
バルブ開放に必要なハンマー打撃力を小さく出来るという事で採用した、という記憶(違ったらゴメンナサイ)ですが、ガス漏れに
散々悩まされ、結局はRタイプ以降から現在も、ガスが流れる方向を他社同様のバルブにしています。確か、マルゼンも一時期
採用していたけどだいぶ前に止めたような? 言うなれば過去の遺産。なぜ今、この方式にしたのか全く意味不明です。
何がダメかと言うと、この通常の状態で銀色のバルブと周りの真鍮スリーブの隙間からガスが漏れないように、しっかりと
キツめのOリングでシーリングしなければならない訳で・・・

ちょっとオイルが切れたりすると、バルブが戻って来なくなります(涙

写真撮り忘れましたが、この後分解して真鍮スリーブの内径を研磨し直しました。一応今のところ戻らない現象は起きてませんが、
結局ココの抵抗が大きいせいでハンマースプリングを弱くする事も出来ず、スライドとハンマーの摩擦が大きいので、マガジンが
G42などより大きい割には調整したG42よりリコイルが劣るという、ちょっと勿体無い結果になってます。
冒頭で動画をお勧めしたgolo airsoftさんやXのフォロワーさんも皆さん仰ってますが、是非とも通常バルブで作り直して欲しいところ!!
その他、気になった点をちょこちょこ弄っていきましょう~
まずはフローティングバルブ。ちょっと強めに感じたので、ジャンクパーツから線径が細いものに交換しました。


・・・が、あまり変わらないかも?(;^_^A
次はシリンダーのリターンスプリング。これも強すぎる感じがしたので、VP9用の少し長いのに交換しました。

コレは少し効いたかも?
リコイルスプリングもちょっと強め。前述の通りハンマースプリングは弱く出来ず摩擦も大きいので、ココもあまり弱くは出来ませんが、
細い方を3巻きカット(その後ジャンクパーツから適当なスプリングに交換)、太い方は1巻きだけカットしました。

マガジンの前後のガタが大きいので、フレーム後ろにABS板を貼り付け。

アウターバレルには引きバネが付けられていますが、巻き数が少ない上に、アウターバレルを後ろまで引き切れていないので、
ホールドオープン時に前後にカタカタします。

アウターバレルを加工した上で、引きバネを交換して適度な巻き数を確保。ホールドオープン(ショートリコイル)時にしっかり後ろまで
アウターバレルを引っ張れるようにしました。

すると、元々銃口から飛び出し気味なインナーバレルが気になってきます・・・
で、ホップチェンバー周りを分解するとこんな感じ。

黒いアルミ製インナーバレルを、適当な長さ(寸法忘れちゃった・・・)にカットしたマルイ純正のインナーバレルに交換します。
この画像ではホップラバーもマルイ純正にしていますが、どうも相性が悪いので後ほどホップラバーだけ元に戻しました。

ホップチェンバーを組む際、ホップ調整スクリューに緩み止めのテンションを掛けるプランジャーのスプリング端を外に出しておいて、


ネジを締めてから、細いマイナスドライバーなどでスプリング端を押し込んであげると、ちょっと組み立てが楽な気がします。

インナーバレルをちょっと短くしたので、飛び出さなくなりました♪


先端はテーパリーマで少し深めのテーパを入れてみました。まぁ、狙って的を撃つ事もそうそう無いんですけどねw
現状はライトを外してシンプルに~

現状でもまぁまぁ動きますが、放出バルブが普通のだったらなぁ・・・ 実に惜しい。
2025年01月14日
Carbon8 CZ Shadow 2 ちょいカスタム その②
今回のネタはCZ Shadow 2です。
前回は昨年11月末のコチラの記事で、アウターバレルをショートリコイル化加工したところまででしたね。
その後、アウターバレルのチェンバー部分にレーザーで刻印を入れました!

カスタム感を出す為、社外バレルに交換した設定でBAR-STO刻印に♪
ウチのレーザー彫刻機は一応金属も彫れるものの、パワー不足のため5回ほど重ねて刻印しました。

・・・が、違和感が・・・
左の方のBとA辺りは問題無いのですが、右のSやT辺りで滲んだように見えてきて・・・

一番右のMでは完全に線がズレて横に太くなってしまっています。

んんんんん~~~??? 重ねて彫る間にバレルが横にズレてしまった? 彫ってる間の熱の影響??
でも最初の文字はキッチリなってるし、何でだろ?? 設定とか、まだ何か私が使いこなせてない部分もあるのかなぁ・・・
その辺は追々検証するとして、とりあえず今回は彫ってしまったのをどうにかしなければならず、結局手彫りで修正ww

何とかリカバリー出来ました♪

その後、このアウターバレルはメッキ屋さんに旅立って行きました。
帰りを待つ間、真鍮板からこんなパーツを削り出します。

コレを、スライドのノッチ部分に接着&M1.4の鉄ネジで固定します。



スライドストップの位置を後退させ、リアルにするためです♪ アウターバレルをショートリコイル化した(約5mm後退する)事も
あり、元のままだとホールドオープン時にバレルが短く見えてしまうのも大きな理由です。
ちなみに上の写真でネジがレール部分に少し露出していますが、組んだ後はフレーム側のレールに干渉しない(中間部分には
フレーム側のレールが無い)ので、特に問題はありません。
ホールドオープン位置が5.5mmほど後退し、リアルになりました~

(加工したアウターバレルを待ってる間なので、ノーマルのを入れてます)
スライドのフルストロークから2mmくらいしか余裕が無く、それでもしっかりブローバックしてくれるのでほぼほぼちゃんと
スライドストップが掛かるもののごくたまに掛からない時があり、その時は必ずノッチにダメージを与えていたので、
スライドが戻るスピードにスライドストップを押し上げるスピードが追い付いていないと判断。
フォロアースプリングをマルイ製グロックのロングマガジン用の長いものに交換しました。

それでも装弾数は元と変わらず24発入り、スライドストップは百発百中で掛かるようになりました♪
そうこうしているうちに、メッキ屋さんに出していたアウターバレルが戻ってきました。

ピッカピカのニッケルメッキ♪ シーフォースさん、いつもありがとうございます!!
他の9mm口径機種のアウターバレルからライフリングを型取り君で型取ったものと、バレル外径とライフリングの中心を合わせる
為のスリーブをジャンクパーツから作製します。

内径が11mmあった元のマズルに、上記の型とジーナスで9mmのライフリングを転写します。

目測にはなりますが、スリーブとバレル外径を合わせてます。
硬化後。ほぼセンターに出来ました♪

穴の奥が埋まりかけてますが、後ろからドリルで除去します。
クラウンを粗削り。好みでイレブンディグリーにします。

大きなスはもう一度ジーナスで埋めましたが、再度シコシコしていくとまたもやジーナスのスが・・・


今回はクラウンだけ通常塗装するので、小さなスは後処理が容易なUVレジンで埋めました。
クラウンだけEX-STで塗装し、ピカピカニッケルメッキのバレル外径はナイロンたわしでヘアライン仕上げをして、組み込み!


レーザー&手彫り刻印も綺麗に仕上がりました♪

イレブンディグリーなマズル!!!


しっかりショートリコイル♪
意地悪に、元のバレルと並べてみたりしてw

やっぱり9mmはこうでなくっちゃ!ね!?
最後にマガジンバンパー。
実はCarbon8が純正品の発売を発表する前に、密林で送料入れても約2kとお安かった5KU製のを注文してまして。
海外からなので2週間ほど掛かって最初に届いたのが、2種類ある形状のうち注文したType1じゃなくてType2の方w
しかし、連絡したら直ぐに返金してくれたので、Type1を再注文してようやく届きました。
Type1ならぱっと見、純正と同じ形状なのでそのまま使えるだろうと思ったのですが、矢印の部分がマグウェルに干渉する為
角を落とす感じで削らないとダメでした。

マグウェル内側の後ろの角がRになってて、干渉するんですね。


また、色味こそ割とマグウェル&グリップに近しいですがセミマットなので艶感が異なります。

気になる人は、少しお高いですがやはりCarbon8純正品を買った方が良いかも知れませんね(;^_^A
後は、Carbon8純正を注文してるんですがなかなか手に入らない、オレンジのマガジンキャッチボタンが来れば!



あぁ、いや、SAOトリガーも着けたいんですよね。ただ純正のは求めてるのとはちょっと違う感があるので、自作したい…
ちょっと今は別のシコシコで忙しいので、先になるとは思います。
それとCL Project Designのスクエアハンマーも欲しいところですが思うところがあるのと、暫くは色々と我慢しなきゃいけない
状況なもので(;´Д`A
前回は昨年11月末のコチラの記事で、アウターバレルをショートリコイル化加工したところまででしたね。
その後、アウターバレルのチェンバー部分にレーザーで刻印を入れました!

カスタム感を出す為、社外バレルに交換した設定でBAR-STO刻印に♪
ウチのレーザー彫刻機は一応金属も彫れるものの、パワー不足のため5回ほど重ねて刻印しました。

・・・が、違和感が・・・
左の方のBとA辺りは問題無いのですが、右のSやT辺りで滲んだように見えてきて・・・

一番右のMでは完全に線がズレて横に太くなってしまっています。

んんんんん~~~??? 重ねて彫る間にバレルが横にズレてしまった? 彫ってる間の熱の影響??
でも最初の文字はキッチリなってるし、何でだろ?? 設定とか、まだ何か私が使いこなせてない部分もあるのかなぁ・・・
その辺は追々検証するとして、とりあえず今回は彫ってしまったのをどうにかしなければならず、結局手彫りで修正ww

何とかリカバリー出来ました♪

その後、このアウターバレルはメッキ屋さんに旅立って行きました。
帰りを待つ間、真鍮板からこんなパーツを削り出します。

コレを、スライドのノッチ部分に接着&M1.4の鉄ネジで固定します。



スライドストップの位置を後退させ、リアルにするためです♪ アウターバレルをショートリコイル化した(約5mm後退する)事も
あり、元のままだとホールドオープン時にバレルが短く見えてしまうのも大きな理由です。
ちなみに上の写真でネジがレール部分に少し露出していますが、組んだ後はフレーム側のレールに干渉しない(中間部分には
フレーム側のレールが無い)ので、特に問題はありません。
ホールドオープン位置が5.5mmほど後退し、リアルになりました~

(加工したアウターバレルを待ってる間なので、ノーマルのを入れてます)
スライドのフルストロークから2mmくらいしか余裕が無く、それでもしっかりブローバックしてくれるのでほぼほぼちゃんと
スライドストップが掛かるもののごくたまに掛からない時があり、その時は必ずノッチにダメージを与えていたので、
スライドが戻るスピードにスライドストップを押し上げるスピードが追い付いていないと判断。
フォロアースプリングをマルイ製グロックのロングマガジン用の長いものに交換しました。

それでも装弾数は元と変わらず24発入り、スライドストップは百発百中で掛かるようになりました♪
そうこうしているうちに、メッキ屋さんに出していたアウターバレルが戻ってきました。

ピッカピカのニッケルメッキ♪ シーフォースさん、いつもありがとうございます!!
他の9mm口径機種のアウターバレルからライフリングを型取り君で型取ったものと、バレル外径とライフリングの中心を合わせる
為のスリーブをジャンクパーツから作製します。

内径が11mmあった元のマズルに、上記の型とジーナスで9mmのライフリングを転写します。

目測にはなりますが、スリーブとバレル外径を合わせてます。
硬化後。ほぼセンターに出来ました♪

穴の奥が埋まりかけてますが、後ろからドリルで除去します。
クラウンを粗削り。好みでイレブンディグリーにします。

大きなスはもう一度ジーナスで埋めましたが、再度シコシコしていくとまたもやジーナスのスが・・・


今回はクラウンだけ通常塗装するので、小さなスは後処理が容易なUVレジンで埋めました。
クラウンだけEX-STで塗装し、ピカピカニッケルメッキのバレル外径はナイロンたわしでヘアライン仕上げをして、組み込み!


レーザー&手彫り刻印も綺麗に仕上がりました♪

イレブンディグリーなマズル!!!


しっかりショートリコイル♪
意地悪に、元のバレルと並べてみたりしてw

やっぱり9mmはこうでなくっちゃ!ね!?
最後にマガジンバンパー。
実はCarbon8が純正品の発売を発表する前に、密林で送料入れても約2kとお安かった5KU製のを注文してまして。
海外からなので2週間ほど掛かって最初に届いたのが、2種類ある形状のうち注文したType1じゃなくてType2の方w
しかし、連絡したら直ぐに返金してくれたので、Type1を再注文してようやく届きました。
Type1ならぱっと見、純正と同じ形状なのでそのまま使えるだろうと思ったのですが、矢印の部分がマグウェルに干渉する為
角を落とす感じで削らないとダメでした。

マグウェル内側の後ろの角がRになってて、干渉するんですね。


また、色味こそ割とマグウェル&グリップに近しいですがセミマットなので艶感が異なります。

気になる人は、少しお高いですがやはりCarbon8純正品を買った方が良いかも知れませんね(;^_^A
後は、Carbon8純正を注文してるんですがなかなか手に入らない、オレンジのマガジンキャッチボタンが来れば!



あぁ、いや、SAOトリガーも着けたいんですよね。ただ純正のは求めてるのとはちょっと違う感があるので、自作したい…
ちょっと今は別のシコシコで忙しいので、先になるとは思います。
それとCL Project Designのスクエアハンマーも欲しいところですが思うところがあるのと、暫くは色々と我慢しなきゃいけない
状況なもので(;´Д`A
2025年01月13日
タナカ Beretta 92SB-F
2025年、明けましておめでとうございます! ってもう成人の日ですがw
今年最初の記事は、昨年12月に発売されたタナカのBeretta 92SB-F ハリウッドバージョンです。
届いてすぐに新型コロナに罹ってしまった事もあり、本日まで紹介が遅れました事を心よりお詫び申し上げます(堅いな!?w)


タナカのBeretta 92は旧MGCの金型を元にしており、以前一度?セラコート仕上げで発売していましたが、今回は通常仕上げ
ながらリアサイト別体化やリアル刻印化、エキストラクターの形状変更、実グリップ対応などのアップデートが施され、更に
ハリウッドバージョンとしてロングスライドストップとそれに対応した左グリップパネル、それとチェッカーマガジンキャッチが
同梱され、組み替える事でブルー〇ウィリスやメル〇ブソンになり切る事も可能なお得なセットとなっているのが特徴です。
(詳細はコチラのタナカのHPでご確認くださいw)
箱から取り出し、真横から。


良いですねぇ♪
実グリップ対応となったグリップを外してみると、スタッドが鉄の別パーツになってました♪

写真は撮ってませんが、手持ちの実グリップもピッタリ! ですが今回は付属のHWグリップの出来が良いので、そのままにします。
早いですが、ここからはちょっとネガな内容になりますゴメンナサイ(;^_^A
購入前からちょっと気になってた部分もありますが、それは後述するとして・・・
前述の通り、改修されたリアサイトや刻印など、大変素晴らしい出来ではあるのですが、素晴らしい出来だからこそ細かい
部分が気になってしまうもので、スライドを引いた時に違和感を感じたのです。


分かりますかね・・・?
通常分解して、バレルだけフレームに取り付けるとはっきり分かると思います。

バレルがちょうど真ん中あたりで下に折れ曲がり、お辞儀してますね。
Beretta 92はショートリコイル時もバレルが水平のままフレームのレールに沿って前後動するのが特徴ですが、こうバレルが
下を向いていては雰囲気が台無しなのですよね・・・(個人的感想です
その為か、本来は強く擦れないはずのバレル先端の下側に擦り傷が。

金定規に当ててみると、やはりちょうど真ん中あたり、ロッキングブロックの基部辺りで折れ曲がっていました。


ロッキングブロック基部の肉が下側にあるので、成型時(後)にその肉の収縮に引っ張られてバレルが垂れ下がってしまったのか?
恐らく個体差はあると思います。私がまた外れを引いてしまったのかも知れません。
仕方ないので、矯正する事にします。(届いた翌日w)
適当な木片を当てがいながらバイスで締め上げ、赤丸部分をヒートガンで温めながら赤矢印の部分に力を加えてやります。

バレルもHWで割と耐熱性は高いので、熱々になるまでヒートガン当ててやりました。
恐る恐るやってみた結果、だいぶ矯正出来ました!!

もうちょい行けるか・・・?と、再度締め上げ。2回目は木片を当てる位置を変えてみました。

ほぼほぼ真っ直ぐになった!?


完全ではないですが、これくらいなら気にならないでしょう~

良い感じです!!


お次は購入前から気になってた部分。ちょっとトリガーが厚いな・・・と。
という事で、後ろ側をゴリゴリ削って薄くしました♪


また、トリガーのレストポジションも少し前寄りに感じたので、後退させる為にシャーシ内側に1mm厚のABS板を貼り付けて
調整しました。

ハンマーダウンでトリガーを戻した時に、ちょうどトリガーバーが上がる程度に調整してます。
ブルーイングして組み込み。


ちょっと薄くし過ぎたようにも思いますが、コンマ数ミリでも印象変わるのでなかなか狙い通りにするのは難しいですね(;^_^A
まぁ、雰囲気は良くなったと思うので良しとします!!


ちなみに、KSCの92用トリガー(左)と今回削ったトリガー(右)を比べるとこんな感じ。

KSCのも大変良い形状ですし、ピン穴径や位置もほぼ同じなので出来ればこれを使いたかったのですが・・・
ちょっとだけ短いんですよね。


これくらい気にしなくても良いかも知れませんが、トリガーガードとの隙間が大きくなるのも興覚めなので・・・(個人的感想です
もう一か所気になる部分がありますが、また気が向いたら加工したいと思います。
今年最初の記事は、昨年12月に発売されたタナカのBeretta 92SB-F ハリウッドバージョンです。
届いてすぐに新型コロナに罹ってしまった事もあり、本日まで紹介が遅れました事を心よりお詫び申し上げます(堅いな!?w)


タナカのBeretta 92は旧MGCの金型を元にしており、以前一度?セラコート仕上げで発売していましたが、今回は通常仕上げ
ながらリアサイト別体化やリアル刻印化、エキストラクターの形状変更、実グリップ対応などのアップデートが施され、更に
ハリウッドバージョンとしてロングスライドストップとそれに対応した左グリップパネル、それとチェッカーマガジンキャッチが
同梱され、組み替える事でブルー〇ウィリスやメル〇ブソンになり切る事も可能なお得なセットとなっているのが特徴です。
(詳細はコチラのタナカのHPでご確認くださいw)
箱から取り出し、真横から。


良いですねぇ♪
実グリップ対応となったグリップを外してみると、スタッドが鉄の別パーツになってました♪

写真は撮ってませんが、手持ちの実グリップもピッタリ! ですが今回は付属のHWグリップの出来が良いので、そのままにします。
早いですが、ここからはちょっとネガな内容になりますゴメンナサイ(;^_^A
購入前からちょっと気になってた部分もありますが、それは後述するとして・・・
前述の通り、改修されたリアサイトや刻印など、大変素晴らしい出来ではあるのですが、素晴らしい出来だからこそ細かい
部分が気になってしまうもので、スライドを引いた時に違和感を感じたのです。


分かりますかね・・・?
通常分解して、バレルだけフレームに取り付けるとはっきり分かると思います。

バレルがちょうど真ん中あたりで下に折れ曲がり、お辞儀してますね。
Beretta 92はショートリコイル時もバレルが水平のままフレームのレールに沿って前後動するのが特徴ですが、こうバレルが
下を向いていては雰囲気が台無しなのですよね・・・(個人的感想です
その為か、本来は強く擦れないはずのバレル先端の下側に擦り傷が。

金定規に当ててみると、やはりちょうど真ん中あたり、ロッキングブロックの基部辺りで折れ曲がっていました。


ロッキングブロック基部の肉が下側にあるので、成型時(後)にその肉の収縮に引っ張られてバレルが垂れ下がってしまったのか?
恐らく個体差はあると思います。私がまた外れを引いてしまったのかも知れません。
仕方ないので、矯正する事にします。(届いた翌日w)
適当な木片を当てがいながらバイスで締め上げ、赤丸部分をヒートガンで温めながら赤矢印の部分に力を加えてやります。

バレルもHWで割と耐熱性は高いので、熱々になるまでヒートガン当ててやりました。
恐る恐るやってみた結果、だいぶ矯正出来ました!!

もうちょい行けるか・・・?と、再度締め上げ。2回目は木片を当てる位置を変えてみました。

ほぼほぼ真っ直ぐになった!?


完全ではないですが、これくらいなら気にならないでしょう~

良い感じです!!


お次は購入前から気になってた部分。ちょっとトリガーが厚いな・・・と。
という事で、後ろ側をゴリゴリ削って薄くしました♪


また、トリガーのレストポジションも少し前寄りに感じたので、後退させる為にシャーシ内側に1mm厚のABS板を貼り付けて
調整しました。

ハンマーダウンでトリガーを戻した時に、ちょうどトリガーバーが上がる程度に調整してます。
ブルーイングして組み込み。


ちょっと薄くし過ぎたようにも思いますが、コンマ数ミリでも印象変わるのでなかなか狙い通りにするのは難しいですね(;^_^A
まぁ、雰囲気は良くなったと思うので良しとします!!


ちなみに、KSCの92用トリガー(左)と今回削ったトリガー(右)を比べるとこんな感じ。

KSCのも大変良い形状ですし、ピン穴径や位置もほぼ同じなので出来ればこれを使いたかったのですが・・・
ちょっとだけ短いんですよね。


これくらい気にしなくても良いかも知れませんが、トリガーガードとの隙間が大きくなるのも興覚めなので・・・(個人的感想です
もう一か所気になる部分がありますが、また気が向いたら加工したいと思います。
2024年12月31日
2024年総括
2024年も残り僅か!
今年は最後の最後で新型コロナに掛かってしまいまして、12/23に発症、2日間ほど39℃以上の高熱にうなされ、
その後2日間は熱が下がったりまた上がったりの繰り返し、その後喉の痛みや咳が出始め、発症から1週間以上経って
ようやく落ち着いてきました。ギリギリ寝正月にならずに済んで良かったです。
実はその直前の週末にどどっと新製品がいくつか到着していたのですが、そんな調子だったので紹介はまた
改めて年明けにしたいと思います(;^_^A
という事で、毎年恒例の総括(と言う名のただのまとめw)をしてきましょう~ 主に2024年中に仕上げたカスタムや
購入品を以下に纏めます。
コレやると1年短かったようで何だかんだ色々やってたんだな~、と振り返ることが出来るので好きなのですよ♪
では1月から。
1月
マルイ Glock17 Gen5

2月
Glock17 Gen4 フィンガーアク(ry ちょっぴり?カスタム♪

タナカ Kフレーム用ワイドトリガー&ワイドハンマー


SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 仕上げ直し完成!

3月
SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 再び

4月
マルイ 千束の銃ゲット!~プチカスタム

WA / Wilson Combat / Bill Wilson Carry 手直し完成!

5月
Smith & Wesson Model 14-3(2) K-38 Target Masterpiece 6 inch

タナカ S&W M28 4インチ モデルガン

6月
ZEKE S&W M19-3 4inch

HWS スマイソン 3インチ プチカスタム

7月
Tri-Cut Carry風カスタム 完成!!

ウィルソン・コンパクトコンプお色直し完成!

8月
タナカ S&W M27 3.5インチ&ブログ開設16周年!

WA / Wilson CQB Commander

9月
MARUYAMA SCW-9 SD2

10月
マルイ 千束の銃、再び

タニオコバ GM-7 ショートスライドモデル ちょいカスタム

FMG9 & FPG

11月
WE Beretta 950 エングレーブ

Carbon8 CZ Shadow 2 ちょいカスタム

12月
マルイ V10 Fピンストップ加工

今年手を付け始めたけどまだ仕上がってないSILENT HAWKや、その他まだ紹介もしていないカスタムなどもいくつかあるので、
来年は出来るだけサボらずに紹介出来たら良いなぁ・・・などと思ってはいますw
今年一年、ありがとうございました。
良いお年を!!
今年は最後の最後で新型コロナに掛かってしまいまして、12/23に発症、2日間ほど39℃以上の高熱にうなされ、
その後2日間は熱が下がったりまた上がったりの繰り返し、その後喉の痛みや咳が出始め、発症から1週間以上経って
ようやく落ち着いてきました。ギリギリ寝正月にならずに済んで良かったです。
実はその直前の週末にどどっと新製品がいくつか到着していたのですが、そんな調子だったので紹介はまた
改めて年明けにしたいと思います(;^_^A
という事で、毎年恒例の総括(と言う名のただのまとめw)をしてきましょう~ 主に2024年中に仕上げたカスタムや
購入品を以下に纏めます。
コレやると1年短かったようで何だかんだ色々やってたんだな~、と振り返ることが出来るので好きなのですよ♪
では1月から。
1月
マルイ Glock17 Gen5

2月
Glock17 Gen4 フィンガーアク(ry ちょっぴり?カスタム♪

タナカ Kフレーム用ワイドトリガー&ワイドハンマー


SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 仕上げ直し完成!

3月
SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 再び

4月
マルイ 千束の銃ゲット!~プチカスタム

WA / Wilson Combat / Bill Wilson Carry 手直し完成!

5月
Smith & Wesson Model 14-3(2) K-38 Target Masterpiece 6 inch

タナカ S&W M28 4インチ モデルガン

6月
ZEKE S&W M19-3 4inch

HWS スマイソン 3インチ プチカスタム

7月
Tri-Cut Carry風カスタム 完成!!

ウィルソン・コンパクトコンプお色直し完成!

8月
タナカ S&W M27 3.5インチ&ブログ開設16周年!

WA / Wilson CQB Commander

9月
MARUYAMA SCW-9 SD2

10月
マルイ 千束の銃、再び

タニオコバ GM-7 ショートスライドモデル ちょいカスタム

FMG9 & FPG

11月
WE Beretta 950 エングレーブ

Carbon8 CZ Shadow 2 ちょいカスタム

12月
マルイ V10 Fピンストップ加工

今年手を付け始めたけどまだ仕上がってないSILENT HAWKや、その他まだ紹介もしていないカスタムなどもいくつかあるので、
来年は出来るだけサボらずに紹介出来たら良いなぁ・・・などと思ってはいますw
今年一年、ありがとうございました。
良いお年を!!
2024年12月19日
マルイ V10 Fピンストップ加工
前回からの続きですが、マルイのV10(のみならずガバ系共通)でどうしても気になってしまうのが、ハンマーの
レストポジションですね!!(強要
以前のMEU辺りでも気になってはいましたが、V10やM45A1辺りで更に倒れ込み過ぎになったような気が・・・

こちらはWA(SCW)のV10ですが、やはりこれくらいはハンマーダウンでもハンマーが露出していて欲しいと思う訳です。

ちょうどデルタホール上面前側の角のRがチラッと見えるくらいが理想。
この辺の加工はTri-Cut Carry風カスタムや先日のSILENT HAWKなどでもやりましたが、今回はまたブリーチ周りの構造が
異なるため色々考えて以下のような方法を取りました。
まず、このピストン(ブリーチ)後ろの斜めになってるFピン&プレートのモールドの部分を~

平ら(底面と直角)に削り、Fピンモールドの位置にΦ5、深さ1mm程度の凹みと、その上に位置決め用のΦ3のピンを立てます。

使うのは、これまたどこのご家庭にもある(嘘w)WA/SCWのFピンストップ。横のリブを面取りして三角リブにします。

裏側には、先ほどの位置決めピン位置に対応する凹みを付けます。

FピンはΦ5の鉄ピンから削り出し!

この画像は黒染め後ですが、Φ4のピンにΦ5の薄いフランジが付いた形状とします。
高さは全体で2.5mm、フランジの厚みは0.5mmくらい。

裏側にはΦ3、深さ2mm程の凹みを付けておきます。

ジャンクパーツから適当なΦ3のバネを短く切り出して準備。

スライド側は、Fピンストップがすんなりと組めつつガタの無いように、ココの角を現物合わせで削るだけ。(それがまたムズいw)

このように組み上がります。

ちゃんとバネでピコピコ動きます♪

黒染めします。いい景色になりました♪



ハンマーのレストポジションも理想通り!


ただし放出バルブの叩き込み量が減るため、このままでは作動がだいぶ悪くなってしまいます。
ノッカーロックはギリギリ作動するのですが、そこから先の叩き込みも重要みたい?
という事で、ノッカーを延長します。ハンマーで押されるノッカーの後ろ側を延長するのが楽ではあるのですが、回転運動してくる
亜鉛のハンマーと強く擦れる部分でもあるので、同じ亜鉛のままにしておきたいと考えて先端側を延長する事に。
Φ1.6の穴を開けて、SUS釘を入れます。


SUS釘の頭の厚み約0.5mmだけ、延長しました。

ただそうすると、ノッカーロックのタイミングやノッカー先端の初期位置もその分ズレてしまうので、このように削って
辻褄を合わせました。

これで作動もバッチリ!元通りになりました♪
同様にシルバーのV10も加工~~




こちらも同じく、ハンマーのレストポジションが理想の位置に♪ 作動も問題ありません!
マルイV10で気掛かりだった部分が、これでスッキリしました!!ヾ(*´∀`*)ノ

ここからは脳内妄想垂れ流しとなりますが・・・
マルイが元々ハンマー倒れ込み気味で、かつハンマーダウン時にFピンストップではなくフレーム側のシャーシで止めていて、
更にハンマーダウン状態から1~2mmスライドを引いたところでハンマーを起こし始めるようにしているのには、何か訳が・・・?
そんな事を以前からずっと考えていて、WAマグナの完全プレシュート特許を避けるために非完全プレシュートにした上でも
弾道に影響させないような工夫なのか? あるいは部品の累積公差の管理上、そうせざるを得なかったのか?? 等々、
まぁ部外者である私がいくら考えても答えは分からない訳で。
何が言いたいかと言うと、今回の加工はもしかしたらそういったマルイの苦労をないがしろにする可能性(リスク)はありますよ、
って事です(;^_^A
いつか、マルイの中の人に詳しいお話を聞けたら嬉しいなぁ・・・なんて思うオッサンなのでありましたw
レストポジションですね!!(強要
以前のMEU辺りでも気になってはいましたが、V10やM45A1辺りで更に倒れ込み過ぎになったような気が・・・

こちらはWA(SCW)のV10ですが、やはりこれくらいはハンマーダウンでもハンマーが露出していて欲しいと思う訳です。

ちょうどデルタホール上面前側の角のRがチラッと見えるくらいが理想。
この辺の加工はTri-Cut Carry風カスタムや先日のSILENT HAWKなどでもやりましたが、今回はまたブリーチ周りの構造が
異なるため色々考えて以下のような方法を取りました。
まず、このピストン(ブリーチ)後ろの斜めになってるFピン&プレートのモールドの部分を~

平ら(底面と直角)に削り、Fピンモールドの位置にΦ5、深さ1mm程度の凹みと、その上に位置決め用のΦ3のピンを立てます。

使うのは、これまたどこのご家庭にもある(嘘w)WA/SCWのFピンストップ。横のリブを面取りして三角リブにします。

裏側には、先ほどの位置決めピン位置に対応する凹みを付けます。

FピンはΦ5の鉄ピンから削り出し!

この画像は黒染め後ですが、Φ4のピンにΦ5の薄いフランジが付いた形状とします。
高さは全体で2.5mm、フランジの厚みは0.5mmくらい。

裏側にはΦ3、深さ2mm程の凹みを付けておきます。

ジャンクパーツから適当なΦ3のバネを短く切り出して準備。

スライド側は、Fピンストップがすんなりと組めつつガタの無いように、ココの角を現物合わせで削るだけ。(それがまたムズいw)

このように組み上がります。

ちゃんとバネでピコピコ動きます♪

黒染めします。いい景色になりました♪



ハンマーのレストポジションも理想通り!


ただし放出バルブの叩き込み量が減るため、このままでは作動がだいぶ悪くなってしまいます。
ノッカーロックはギリギリ作動するのですが、そこから先の叩き込みも重要みたい?
という事で、ノッカーを延長します。ハンマーで押されるノッカーの後ろ側を延長するのが楽ではあるのですが、回転運動してくる
亜鉛のハンマーと強く擦れる部分でもあるので、同じ亜鉛のままにしておきたいと考えて先端側を延長する事に。
Φ1.6の穴を開けて、SUS釘を入れます。


SUS釘の頭の厚み約0.5mmだけ、延長しました。

ただそうすると、ノッカーロックのタイミングやノッカー先端の初期位置もその分ズレてしまうので、このように削って
辻褄を合わせました。

これで作動もバッチリ!元通りになりました♪
同様にシルバーのV10も加工~~




こちらも同じく、ハンマーのレストポジションが理想の位置に♪ 作動も問題ありません!
マルイV10で気掛かりだった部分が、これでスッキリしました!!ヾ(*´∀`*)ノ

ここからは脳内妄想垂れ流しとなりますが・・・
マルイが元々ハンマー倒れ込み気味で、かつハンマーダウン時にFピンストップではなくフレーム側のシャーシで止めていて、
更にハンマーダウン状態から1~2mmスライドを引いたところでハンマーを起こし始めるようにしているのには、何か訳が・・・?
そんな事を以前からずっと考えていて、WAマグナの完全プレシュート特許を避けるために非完全プレシュートにした上でも
弾道に影響させないような工夫なのか? あるいは部品の累積公差の管理上、そうせざるを得なかったのか?? 等々、
まぁ部外者である私がいくら考えても答えは分からない訳で。
何が言いたいかと言うと、今回の加工はもしかしたらそういったマルイの苦労をないがしろにする可能性(リスク)はありますよ、
って事です(;^_^A
いつか、マルイの中の人に詳しいお話を聞けたら嬉しいなぁ・・・なんて思うオッサンなのでありましたw
2024年12月18日
Railscalesタイプ Compact用グリップ
先日の3Dデータを流用して、コンパクト用も作ってみました♪
RailscalesのHPにはコンパクト用は見当たりませんが、ネットにはNighthawkのT4に着いてる画像などがあったので
実在してることは確か、です。


各社のフレームを採寸しながらグリップのデータを作っていく中で、それぞれ若干寸法が異なる事が分かったので今回はマルイV10に
合わせた寸法で製作。判別しやすいように裏に刻印入れておきました。
前回はPA12GBの磨き&染め有りでしたが、結局シコシコして塗装するので・・・という事で今回は同じPA12GBの磨き無しで発注。
何か… 石みたいですねww

ただ、削ると分かりますが下の樹脂は黒っぽい色です。
マルイV10用とは言え、WAにも使える事は使えます。先日お色直ししたWilsonコンパクトコンプに着けてみました。


意外と似合う!?
ですが本命はコチラ。昨年作ったV6 Micro Compactに装着♪


フロントストラップや、

バックストラップ、

マガジンキャッチの位置などもマルイV10に合わせて設計したのでピッタリ♪

ただし、フレーム下側は僅かに出っ張ってしまいました(;^_^A

まぁ、結局自分用なので削れば良いだけです。
という事でその下面を削って、前回と同様に表面を面出し&溝とディンプルをダイヤモンドビットや球形砥石でシコシコして、
今回は我が家に在庫があるミッチャクロン~高耐久艶消し黒で仕上げました~


グリップスクリューはAmazonで見つけたCIWSというメーカー?のトルクスヘッド。(後にアリエクで同じの見つけちゃいましたがw)
今回もしっかりアンビセフティ対応です♪


また、銃に合わせてお尻も丸めました~♪

全体。めっちゃカッコええ~っ!!


さて、マルイV10がお気に入りになるにつれ、ますます気になってしまうあの部分・・・
やりますかね♪
続く!ww
RailscalesのHPにはコンパクト用は見当たりませんが、ネットにはNighthawkのT4に着いてる画像などがあったので
実在してることは確か、です。


各社のフレームを採寸しながらグリップのデータを作っていく中で、それぞれ若干寸法が異なる事が分かったので今回はマルイV10に
合わせた寸法で製作。判別しやすいように裏に刻印入れておきました。
前回はPA12GBの磨き&染め有りでしたが、結局シコシコして塗装するので・・・という事で今回は同じPA12GBの磨き無しで発注。
何か… 石みたいですねww

ただ、削ると分かりますが下の樹脂は黒っぽい色です。
マルイV10用とは言え、WAにも使える事は使えます。先日お色直ししたWilsonコンパクトコンプに着けてみました。


意外と似合う!?
ですが本命はコチラ。昨年作ったV6 Micro Compactに装着♪


フロントストラップや、

バックストラップ、

マガジンキャッチの位置などもマルイV10に合わせて設計したのでピッタリ♪

ただし、フレーム下側は僅かに出っ張ってしまいました(;^_^A

まぁ、結局自分用なので削れば良いだけです。
という事でその下面を削って、前回と同様に表面を面出し&溝とディンプルをダイヤモンドビットや球形砥石でシコシコして、
今回は我が家に在庫があるミッチャクロン~高耐久艶消し黒で仕上げました~


グリップスクリューはAmazonで見つけたCIWSというメーカー?のトルクスヘッド。(後にアリエクで同じの見つけちゃいましたがw)
今回もしっかりアンビセフティ対応です♪


また、銃に合わせてお尻も丸めました~♪

全体。めっちゃカッコええ~っ!!


さて、マルイV10がお気に入りになるにつれ、ますます気になってしまうあの部分・・・
やりますかね♪
続く!ww
2024年12月17日
BATON BN-SILENT HAWK 〜⑧ バレルのシルバー化とパーツ形状変更
さて、当初黒で仕上げようと思ってたアルミのアウターバレルを一皮剥いた事&ブッシングも研磨してシルバーで行こうかな~と
なった事から予定変更し、チェンバーカバーもシルバーにする事に。
以前やったようにSUS板を曲げて貼り付けるか?とも思いましたが、結構面倒臭いので今回は余ってたデトニクスのノーマル
アウターバレルを使う事にします。

下のは今回もWAの古いチェンバーカバー。
そのネジ部を前回同様に切り出して、バレル部分を切り取ったデトニクスのチェンバーカバー部分に接着します。


こんな風に深く内径に入り込ませてABS同士を接着してるので、強度的な不安はありません。

これでバレル全体がシルバーになりました♪


組んだところ。

うん、良いですね♪
あ、前回書き忘れましたが、ショートリコイル化の際には、スライド内側のこの部分が先にチェンバーカバーに接触するように
調整しといたほうが良いです。今回は0.5mmのABS板を接着しておきました。

あと、ショートリコイル化と言ってもスライド内側のロッキングラグはほぼのっぺらぼうなので、残念ながらロッキングはしません。

コレを復活させるのは強度的な不安があるので、残念ながら見送ります。作動性に影響出る可能性もありますし、ね(;^_^A
次は細かいところですが、アンビセフティの指掛け部分。


実銃だとこの指掛け部分の根元にがっしりとしたRが付けられているのに対して、ちょっと頼りない印象。設計時にR付け忘れた?
という事で、塗装を剥離してジーナスを盛ってシコシコ整形しました♪

また、スライドストップはSILENT HAWKとしてはそのままの形状で良かったのですが、今回は他のNighthawk機種で見かける、
先日のTri-Cut Carry風カスタムでも再現したC&SのGloved Handタイプにしたいと思います。
不要な部分を粗削りしたところに、ジーナスを盛りつけて粘土状になった半硬化の状態のうちに指で大まかに形作ります。


硬化後にシコシコ♪


実銃もシコシコと手作業で仕上げているのでしょうか、結構細かい形状に個体差があるので割と気軽に出来ますよ♪
また、今回は下面のシボは無し、です。
さて、年末ゆえ怒涛の連続投稿となりましたが、BATONのSILENT HAWK記事は今回で一旦休憩となります。
何故ならここから先進んでないから!!w
他のを弄り始めてしまって・・・(浮気性
そちらはまた後日。私の気力が残っていれば年内にでも・・・(無理かもw
なった事から予定変更し、チェンバーカバーもシルバーにする事に。
以前やったようにSUS板を曲げて貼り付けるか?とも思いましたが、結構面倒臭いので今回は余ってたデトニクスのノーマル
アウターバレルを使う事にします。

下のは今回もWAの古いチェンバーカバー。
そのネジ部を前回同様に切り出して、バレル部分を切り取ったデトニクスのチェンバーカバー部分に接着します。


こんな風に深く内径に入り込ませてABS同士を接着してるので、強度的な不安はありません。

これでバレル全体がシルバーになりました♪


組んだところ。

うん、良いですね♪
あ、前回書き忘れましたが、ショートリコイル化の際には、スライド内側のこの部分が先にチェンバーカバーに接触するように
調整しといたほうが良いです。今回は0.5mmのABS板を接着しておきました。

あと、ショートリコイル化と言ってもスライド内側のロッキングラグはほぼのっぺらぼうなので、残念ながらロッキングはしません。

コレを復活させるのは強度的な不安があるので、残念ながら見送ります。作動性に影響出る可能性もありますし、ね(;^_^A
次は細かいところですが、アンビセフティの指掛け部分。


実銃だとこの指掛け部分の根元にがっしりとしたRが付けられているのに対して、ちょっと頼りない印象。設計時にR付け忘れた?
という事で、塗装を剥離してジーナスを盛ってシコシコ整形しました♪

また、スライドストップはSILENT HAWKとしてはそのままの形状で良かったのですが、今回は他のNighthawk機種で見かける、
先日のTri-Cut Carry風カスタムでも再現したC&SのGloved Handタイプにしたいと思います。
不要な部分を粗削りしたところに、ジーナスを盛りつけて粘土状になった半硬化の状態のうちに指で大まかに形作ります。


硬化後にシコシコ♪


実銃もシコシコと手作業で仕上げているのでしょうか、結構細かい形状に個体差があるので割と気軽に出来ますよ♪
また、今回は下面のシボは無し、です。
さて、年末ゆえ怒涛の連続投稿となりましたが、BATONのSILENT HAWK記事は今回で一旦休憩となります。
何故ならここから先進んでないから!!w
他のを弄り始めてしまって・・・(浮気性
そちらはまた後日。私の気力が残っていれば年内にでも・・・(無理かもw
2024年12月16日
BATON BN-SILENT HAWK 〜⑦ グリップ編Part.2
って事で、グリップを自作しますぞ!
フレームサイズを採寸し、アンビ用のRailscalesグリップの実物画像を見ながら、数日掛けてCADでデータを作成しました~


途中、レーザー彫刻機で厚紙を投影形状に切り出して微調整などして・・・
3Dプリント外注! 今回はPA12GBの磨き&染め有りです。


Co2ガバ2社に使えるような裏側の凹み形状にしておきましたが、前回書いたように少し長めなのとフレーム形状の微妙な違いから
このグリップは基本的にBATON専用になります。って販売予定はありませんがw
後ろの角度等、何度もデータを微調整したおかげで、ピッタリ寸法で出来ました!! このシンデレラフィット具合を見て欲しい!!w




アンビセフティ用なので、足も外れません!


このパツパツ感(w)がRailscalesグリップの特徴ですね♪


そのままでも十分綺麗な仕上がりですが、そのままじゃツマラナイよね・・・?と、ちょっとシコシコ。
G10削り出しの荒々しさを表現しようと、粗め(240番)のペーパーで面出し&後ろの溝をダイヤモンドビットで研磨&ディンプルを
球形砥石でグリグリしてみました♪


また、3Dデータ作成時は物理的な溝っぽく見えたのが実はG10の積層模様だった事が分かった為、その溝を瞬着で埋めました。


瞬着で埋めた部分が逆に薄っすら見えた方がリアルかな~?と、初めて染めQスプレー(黒)で仕上げてみました♪




ん!イイ感じ!!
ただ、染めQスプレー高いわね・・・ 1,000円ちょいする一番小さいスプレー缶でグリップ1組しか塗れなかったです(´・ω・`)
最後に再度全体を。


遠目から見たらグリップは何も変わってませんけどねww
続きます~
フレームサイズを採寸し、アンビ用のRailscalesグリップの実物画像を見ながら、数日掛けてCADでデータを作成しました~


途中、レーザー彫刻機で厚紙を投影形状に切り出して微調整などして・・・
3Dプリント外注! 今回はPA12GBの磨き&染め有りです。


Co2ガバ2社に使えるような裏側の凹み形状にしておきましたが、前回書いたように少し長めなのとフレーム形状の微妙な違いから
このグリップは基本的にBATON専用になります。って販売予定はありませんがw
後ろの角度等、何度もデータを微調整したおかげで、ピッタリ寸法で出来ました!! このシンデレラフィット具合を見て欲しい!!w




アンビセフティ用なので、足も外れません!


このパツパツ感(w)がRailscalesグリップの特徴ですね♪


そのままでも十分綺麗な仕上がりですが、そのままじゃツマラナイよね・・・?と、ちょっとシコシコ。
G10削り出しの荒々しさを表現しようと、粗め(240番)のペーパーで面出し&後ろの溝をダイヤモンドビットで研磨&ディンプルを
球形砥石でグリグリしてみました♪


また、3Dデータ作成時は物理的な溝っぽく見えたのが実はG10の積層模様だった事が分かった為、その溝を瞬着で埋めました。


瞬着で埋めた部分が逆に薄っすら見えた方がリアルかな~?と、初めて染めQスプレー(黒)で仕上げてみました♪




ん!イイ感じ!!
ただ、染めQスプレー高いわね・・・ 1,000円ちょいする一番小さいスプレー缶でグリップ1組しか塗れなかったです(´・ω・`)
最後に再度全体を。


遠目から見たらグリップは何も変わってませんけどねww
続きます~
2024年12月15日
BATON BN-SILENT HAWK 〜⑥ グリップ編Part.1
続いてはグリップです。元々着いてたSILENT HAWKのグリップがあまり好きじゃないのと、バレルを非スレッデッドにしたので
もはやSILENT HAWKでは無くなる(元のバレルは残してるので戻せますが、多分面倒で戻さないw)ので、別のグリップに
してしまおう・・・
という事で、ハンマーと一緒にもんま(M-3D)さんトコでNighthawkにお似合いなRailscalesタイプのグリップをゲット!

コレは光造形なのかな?めちゃめちゃ綺麗な表面です♪
ただ、フレームはCo2でこのような膨らみがあるので・・・

合うようにグリップ裏側をリューターで削りました。

割とサクサク削れました♪
で、取り付け・・・る時に気付いたのですが、このSILENT HAWKのグリップスクリュー、頭の径が少し大きい(Φ7.5くらい)んですね。

ウチの在庫から、頭の径がΦ7の六角グリップスクリューを見つけたので、コレを使います。

ネジ径が違うので、フレーム側のタップは切り直します。
また、本来このグリップはシングルセフティ用なのですが、無理やり逃げを追加してアンビ対応にしました。

ノーマルのグリップと比べると、

隙間が大きくなってしまいますが、コレはグリップの問題ではなくBATONのフレームが他メーカーより少し長めなので仕方なし。

それとBATONのスライドストップの後端が尖っていてグリップに干渉します。

少し削ればOKです。

取り付け出来ました♪



おぉ~! SILENT HAWKではない別のNighthawkらしさがアップ!!


・・・ただ、前述の通り元々シングルセフティ用のグリップを無理やりアンビ用にしたので、セフティOFFの時はまだ良いのですが・・・

セフティONにするとセフティの足が外れかけてしまいます(;^_^A

ううむ・・・ もんまさんトコにはアンビ用は無いし、実物Railscalesグリップは国内ではほとんど見かけないし・・・
ヨシ!!やるか!!!
続く!!!www
もはやSILENT HAWKでは無くなる(元のバレルは残してるので戻せますが、多分面倒で戻さないw)ので、別のグリップに
してしまおう・・・
という事で、ハンマーと一緒にもんま(M-3D)さんトコでNighthawkにお似合いなRailscalesタイプのグリップをゲット!

コレは光造形なのかな?めちゃめちゃ綺麗な表面です♪
ただ、フレームはCo2でこのような膨らみがあるので・・・

合うようにグリップ裏側をリューターで削りました。

割とサクサク削れました♪
で、取り付け・・・る時に気付いたのですが、このSILENT HAWKのグリップスクリュー、頭の径が少し大きい(Φ7.5くらい)んですね。

ウチの在庫から、頭の径がΦ7の六角グリップスクリューを見つけたので、コレを使います。

ネジ径が違うので、フレーム側のタップは切り直します。
また、本来このグリップはシングルセフティ用なのですが、無理やり逃げを追加してアンビ対応にしました。

ノーマルのグリップと比べると、

隙間が大きくなってしまいますが、コレはグリップの問題ではなくBATONのフレームが他メーカーより少し長めなので仕方なし。

それとBATONのスライドストップの後端が尖っていてグリップに干渉します。

少し削ればOKです。

取り付け出来ました♪



おぉ~! SILENT HAWKではない別のNighthawkらしさがアップ!!


・・・ただ、前述の通り元々シングルセフティ用のグリップを無理やりアンビ用にしたので、セフティOFFの時はまだ良いのですが・・・

セフティONにするとセフティの足が外れかけてしまいます(;^_^A

ううむ・・・ もんまさんトコにはアンビ用は無いし、実物Railscalesグリップは国内ではほとんど見かけないし・・・
ヨシ!!やるか!!!
続く!!!www
2024年12月14日
BATON BN-SILENT HAWK 〜⑤ スライド位置調整とハンマー交換
バレル周りのカスタムがひと段落したかな〜?と、ふとスライド後端を見ると、何やら違和感が…

あれ…? SIGじゃあるまいし、こんなに段差あったっけ……? 1mmくらいありそう??
と、試しにバレル周りを元の物に戻してみると、気になるような段差はなくなりました。

ふむふむ…
一般的なガスブロでは、スライドの閉鎖位置はエンジン周りとホップチェンバー(インナーバレルガイド)の位置関係で決まります。
今回はホップチェンバーを変えてるので、比べて見ます。

どうやらシリンダー(ノズル)の当たり面とスライドストップ軸穴の位置関係が僅かに違うようです。
マルイに比べて左のBaton(SRC)の方が穴が前寄り(なのでホップチェンバーが後ろ寄りにセットされる)と見て良さそうです。
何で完全コンパチにしないんじゃ… ク◯が(おっと口が滑りましたw) 先日BATON純正のショートリコイル用ホップチェンバーの
方が良さそう、と言ったのはこの為です。
今更それを買うのも癪な訳ですが、この少しだけ穴位置をズラすのって強度を保つという制約があるとなかなか難しいんですよね…
うーん…
閃いた!!!

そう、どこのご家庭でも一つはあると言われる(嘘w)、WAのグリップスクリュースリーブです!
コレの内径がΦ5で外径がΦ7なので、マルイのホップチェンバーのスライドストップ軸穴の中心を1mm前に寄せてφ7の穴を開け、
スリーブを接着しました。

スリーブの厚みもピッタリ!ですが一部チェンバーカバーと干渉するので少し削りました。

コレでスライド後端が元通りに♪

パテ盛りなどはしていないので、強度的にも大丈夫だと思います♪ 軸穴とスライドストップ軸のガタも減って、一石二鳥!
さて、ここで先日の記事で仕上げ直していたハンマーに戻ります。

右は以前仕上げたTri-Cut Carry風カスタムに着けた、もんま(M-3D)さん謹製のNighthawkタイプステンレスハンマー。
マジお気に入りのパーツです♪
こうして改めて並べて見るとかなりサイズが違う事が分かります。

実銃画像と比べて見ても、やっぱりもんまさんハンマーの方が近いなぁ… 亜鉛じゃどうせそのうち折れてしまうだろうし…
って事で、奮発してもんまさんハンマーをリピートで購入!

(不要な突起は削除済み&ワッシャー追加してます)
ついでにシア、ノッカーロック、ディスコネクターはGuarderのスチール製に交換しました。(ノッカーだけは余ってた他機種のスチール製)
ノッカーロックのみ、下の画像のように要加工です。

ノッカーをロックする部分の突起を0.5mm(誤記訂正:1.0mm)厚まで削ります。元はこの厚さで亜鉛だった訳ですが、無理あるくね・・・?
お気に入りのハンマーですが、付属のスリーブだとガタが大きい事だけが気掛かり。

今回は内径Φ4、外径Φ6の真鍮パイプからスリーブを削り出しました。


(画像のハンマーは1個目の方ですが、今回も同様にピッタリのスリーブを作りました)
他のハンマーでもあるあるですが、ハンマー先端がピストン(ブリーチ)下面の突起に引っ掛かりがち・・・

ピストンの突起を少し削ってスムーズにスライドが戻るようにしました。

削り過ぎるとハンマーコック出来なくなるので注意が必要です。
今回はココまで! まだまだ続きます!!(`・ω・´)

あれ…? SIGじゃあるまいし、こんなに段差あったっけ……? 1mmくらいありそう??
と、試しにバレル周りを元の物に戻してみると、気になるような段差はなくなりました。

ふむふむ…
一般的なガスブロでは、スライドの閉鎖位置はエンジン周りとホップチェンバー(インナーバレルガイド)の位置関係で決まります。
今回はホップチェンバーを変えてるので、比べて見ます。

どうやらシリンダー(ノズル)の当たり面とスライドストップ軸穴の位置関係が僅かに違うようです。
マルイに比べて左のBaton(SRC)の方が穴が前寄り(なのでホップチェンバーが後ろ寄りにセットされる)と見て良さそうです。
何で完全コンパチにしないんじゃ… ク◯が(おっと口が滑りましたw) 先日BATON純正のショートリコイル用ホップチェンバーの
方が良さそう、と言ったのはこの為です。
今更それを買うのも癪な訳ですが、この少しだけ穴位置をズラすのって強度を保つという制約があるとなかなか難しいんですよね…
うーん…
閃いた!!!

そう、どこのご家庭でも一つはあると言われる(嘘w)、WAのグリップスクリュースリーブです!
コレの内径がΦ5で外径がΦ7なので、マルイのホップチェンバーのスライドストップ軸穴の中心を1mm前に寄せてφ7の穴を開け、
スリーブを接着しました。

スリーブの厚みもピッタリ!ですが一部チェンバーカバーと干渉するので少し削りました。

コレでスライド後端が元通りに♪

パテ盛りなどはしていないので、強度的にも大丈夫だと思います♪ 軸穴とスライドストップ軸のガタも減って、一石二鳥!
さて、ここで先日の記事で仕上げ直していたハンマーに戻ります。

右は以前仕上げたTri-Cut Carry風カスタムに着けた、もんま(M-3D)さん謹製のNighthawkタイプステンレスハンマー。
マジお気に入りのパーツです♪
こうして改めて並べて見るとかなりサイズが違う事が分かります。

実銃画像と比べて見ても、やっぱりもんまさんハンマーの方が近いなぁ… 亜鉛じゃどうせそのうち折れてしまうだろうし…
って事で、奮発してもんまさんハンマーをリピートで購入!

(不要な突起は削除済み&ワッシャー追加してます)
ついでにシア、ノッカーロック、ディスコネクターはGuarderのスチール製に交換しました。(ノッカーだけは余ってた他機種のスチール製)
ノッカーロックのみ、下の画像のように要加工です。

ノッカーをロックする部分の突起を
お気に入りのハンマーですが、付属のスリーブだとガタが大きい事だけが気掛かり。

今回は内径Φ4、外径Φ6の真鍮パイプからスリーブを削り出しました。


(画像のハンマーは1個目の方ですが、今回も同様にピッタリのスリーブを作りました)
他のハンマーでもあるあるですが、ハンマー先端がピストン(ブリーチ)下面の突起に引っ掛かりがち・・・

ピストンの突起を少し削ってスムーズにスライドが戻るようにしました。

削り過ぎるとハンマーコック出来なくなるので注意が必要です。
今回はココまで! まだまだ続きます!!(`・ω・´)
2024年12月13日
BATON BN-SILENT HAWK 〜④ NOVAブッシング加工
続きです。
さてそのガタガタのブッシング、径方向のガタももちろんあるのですが長さもこんなに短いんです。

スライドがフルサイズより短いコマンダーサイズだけどフルサイズに近いスライドストロークな上、ショートリコイルキャンセル
されていてバレルが後退してくれないので、ブッシングがバレルのロッキングラグに干渉しないよう、極端に短くされてるんですね。
コレはいくら径方向のガタを修正してもズレを抑えられないのでは…?と考え、NOVAのキャスピアンタイプのブッシングを購入しました。

本当はAnvilからNighthawkタイプが出てるんですが、少しでも安く上げたくてw
少し削れば似た形状に出来そうですし、ね。

ただ、NOVA等のブッシングはノーマルよりタイトに作られてるので、ノーマルブッシングなら入ったWAのアウターバレル(φ15)は
キツくて入らなくなります。
なので、バレル外径を一皮剥いてブッシングに入るようにしました。

本当はバレル全体も黒で仕上げようと思ってたのですが… ちょっと計画変更しましょうかね。
さて、ショートリコイルを復活させたとは言え、流石にフルサイズのままでは干渉してしまうのでコレくらいカットします。

今回はスチールなので何とか糸鋸で切れましたが、同社ステンレスの方だと砥石の回転カッターとかじゃないと歯が立たないので
ご注意を。
端面を綺麗に仕上げました。

仮組み。マズルクラウンは好みでブッシングと面イチのイレブンディグリーにしました。



2層に見えてるマズルクラウンは塗装する予定です。
気になるスライドとブッシングのガタはだいぶ改善できたものの、作動させるとまだ僅かにブッシングが浮いてきてしまうので、
スライドの内径に薄く瞬着を盛り付けてタイトにしたところ、ほぼガタ無くズレる事も無くなりました♪
チェンバーカバーのショートリコイルの様子です。スライド閉鎖状態。

スライドを少し引いてショートリコイルした状態。

この少しの動きが我々の満足度に大きな影響を与えるんですよね!!ね!!???(強制
スライドのロッキングラグが無い&ショートリコイルアシストスプリングの恩恵か?リコイルへの影響も全くと言って良いほど
感じませんし、スレッデッドバレルとかでない限りはショートリコイルはキャンセルしないで欲しいな…
作動も問題ない事を確認したので、ブッシングの形状変更。下側の先端形状や面取りをシコシコしていきます。

仕上がりました♪

スチール製なので磨きっぱなしだと錆びてきちゃうかな?と数ヶ月様子を見ましたが、全然錆びて来なかったです。
錆びにくい鉄のようで、逆にブルーイングも綺麗に出来なかったので、このままシルバーで仕上げようかと…


まだまだ続きます♪
さてそのガタガタのブッシング、径方向のガタももちろんあるのですが長さもこんなに短いんです。

スライドがフルサイズより短いコマンダーサイズだけどフルサイズに近いスライドストロークな上、ショートリコイルキャンセル
されていてバレルが後退してくれないので、ブッシングがバレルのロッキングラグに干渉しないよう、極端に短くされてるんですね。
コレはいくら径方向のガタを修正してもズレを抑えられないのでは…?と考え、NOVAのキャスピアンタイプのブッシングを購入しました。

本当はAnvilからNighthawkタイプが出てるんですが、少しでも安く上げたくてw
少し削れば似た形状に出来そうですし、ね。

ただ、NOVA等のブッシングはノーマルよりタイトに作られてるので、ノーマルブッシングなら入ったWAのアウターバレル(φ15)は
キツくて入らなくなります。
なので、バレル外径を一皮剥いてブッシングに入るようにしました。

本当はバレル全体も黒で仕上げようと思ってたのですが… ちょっと計画変更しましょうかね。
さて、ショートリコイルを復活させたとは言え、流石にフルサイズのままでは干渉してしまうのでコレくらいカットします。

今回はスチールなので何とか糸鋸で切れましたが、同社ステンレスの方だと砥石の回転カッターとかじゃないと歯が立たないので
ご注意を。
端面を綺麗に仕上げました。

仮組み。マズルクラウンは好みでブッシングと面イチのイレブンディグリーにしました。



2層に見えてるマズルクラウンは塗装する予定です。
気になるスライドとブッシングのガタはだいぶ改善できたものの、作動させるとまだ僅かにブッシングが浮いてきてしまうので、
スライドの内径に薄く瞬着を盛り付けてタイトにしたところ、ほぼガタ無くズレる事も無くなりました♪
チェンバーカバーのショートリコイルの様子です。スライド閉鎖状態。

スライドを少し引いてショートリコイルした状態。

この少しの動きが我々の満足度に大きな影響を与えるんですよね!!ね!!???(強制
スライドのロッキングラグが無い&ショートリコイルアシストスプリングの恩恵か?リコイルへの影響も全くと言って良いほど
感じませんし、スレッデッドバレルとかでない限りはショートリコイルはキャンセルしないで欲しいな…
作動も問題ない事を確認したので、ブッシングの形状変更。下側の先端形状や面取りをシコシコしていきます。

仕上がりました♪

スチール製なので磨きっぱなしだと錆びてきちゃうかな?と数ヶ月様子を見ましたが、全然錆びて来なかったです。
錆びにくい鉄のようで、逆にブルーイングも綺麗に出来なかったので、このままシルバーで仕上げようかと…


まだまだ続きます♪
2024年12月12日
BATON BN-SILENT HAWK 〜③ ショートリコイル化
ハンマー周りは一旦お休みして、今回はバレル周り。
サイレンサー装着時を考慮して、作動に影響が無いようにショートリコイルキャンセルされてるのは理解できます。

ちゃんと商品説明にも書かれていましたし、理解した上で購入してます。
(ただし同社の他機種など、昨今の海外製造のモデルはサイレンサー装着関係なくキャンセルされてる上に、その旨が商品説明に
書かれてない事がありますよね・・・それは理解不能ッ!!ちゃんと書け!!!)
でもやっぱり、ショートリコイルして欲しいんですよね~!(つまり今回も理解はしても納得はしていないw)
それと、個人的にスレッデッドバレルじゃない方が好き・・・(モデルとかその時の好みに依りますがw)
って事で用意したのがコチラ!!

全てジャンクパーツから救出してきたものですが、上の黒くてちょっと短いのがマルイ純正1911用アウターバレルの切れ端、
左のはWAの古いプラ製チェンバーカバー(3インチ小ガバ作った時にネジ部を短くしてたヤツ)、右の黒いアウターバレルは
WAのアルミ製で先端のライフリング部を他に使った切れ端、です。
まずはマルガバのアウターバレルのバレル部分をカットして、内径をΦ13に拡張。

WAのチェンバーカバーはネジ部分のみ使います。ネジ部を切り出して、Φ13弱に削りました。

コレを先ほどのマルガバのチェンバーカバー部分に接着します。(写真撮り忘れました)
ライフリングは9mm口径を再現すべく、以前仕上げたTri-Cut Carry風カスタムのマズルを型取り君で型取りしたモノ(右の
ア〇ルプラグみたいなヤツw)と、インナーバレルの芯出し用にABS板から切り出したリングを用意。アウターバレル先端は
C面を付け、内径を荒らしておきます。

そしてジーナスでマズルを複写!

ライフリングを仕上げます。

9mm口径だと、谷の径がΦ9で山の径はそれよりも小さくなり、Φ8.6のインナーバレルがピッタリになってしまい、ショートリコイル時に
チルト出来なくなってしまいます(;^_^A

マズルコピー元のTri-Cut Carry風カスタムの時はここまでキツキツじゃなかったので、少しだけインナーバレルの外径を削るだけで
OKでしたが、今回はちょっと閃きまして、インナーバレル先端をこんな形状にしてみました。


外径を緩いラッパ形状とする事で、マズル内径にタイトフィットしながらもチルト出来るようになりました♪
ホップチェンバーも余ってたマルイのを使います。
(次回書きますが、本当はBATONから出てるショートリコイルアウター用のホップチェンバー使った方が良さそうです)

先に作ったチャンバーカバーと、適当なショートリコイルアシストスプリングを付けたところ。

マズルクラウンの仕上げはまだですが、組むとこうなります。


しっかりとショートリコイル♪

(と言ってもスライド内側のロッキングラグは無いので、疑似中の疑似ですけどねw)
ちなみにWAのアウターバレルは外形Φ15で、この子の元アウターバレルも含めてマルガバ系のΦ14.8よりも太めですが、
純正ブッシング内径はガタガタなのでそのまま使えましたw
元のバレル周りはそのまま残してあるので、気分によってスレッデッドバレルにする事も可能です。

…が、コレも元々からですがブッシングがガタガタですぐ浮いてしまうんですよね…(こんな感じでアチコチにガタ多め)


次回に続きます~
サイレンサー装着時を考慮して、作動に影響が無いようにショートリコイルキャンセルされてるのは理解できます。

ちゃんと商品説明にも書かれていましたし、理解した上で購入してます。
(ただし同社の他機種など、昨今の海外製造のモデルはサイレンサー装着関係なくキャンセルされてる上に、その旨が商品説明に
書かれてない事がありますよね・・・それは理解不能ッ!!ちゃんと書け!!!)
でもやっぱり、ショートリコイルして欲しいんですよね~!(つまり今回も理解はしても納得はしていないw)
それと、個人的にスレッデッドバレルじゃない方が好き・・・(モデルとかその時の好みに依りますがw)
って事で用意したのがコチラ!!

全てジャンクパーツから救出してきたものですが、上の黒くてちょっと短いのがマルイ純正1911用アウターバレルの切れ端、
左のはWAの古いプラ製チェンバーカバー(3インチ小ガバ作った時にネジ部を短くしてたヤツ)、右の黒いアウターバレルは
WAのアルミ製で先端のライフリング部を他に使った切れ端、です。
まずはマルガバのアウターバレルのバレル部分をカットして、内径をΦ13に拡張。

WAのチェンバーカバーはネジ部分のみ使います。ネジ部を切り出して、Φ13弱に削りました。

コレを先ほどのマルガバのチェンバーカバー部分に接着します。(写真撮り忘れました)
ライフリングは9mm口径を再現すべく、以前仕上げたTri-Cut Carry風カスタムのマズルを型取り君で型取りしたモノ(右の
ア〇ルプラグみたいなヤツw)と、インナーバレルの芯出し用にABS板から切り出したリングを用意。アウターバレル先端は
C面を付け、内径を荒らしておきます。

そしてジーナスでマズルを複写!

ライフリングを仕上げます。

9mm口径だと、谷の径がΦ9で山の径はそれよりも小さくなり、Φ8.6のインナーバレルがピッタリになってしまい、ショートリコイル時に
チルト出来なくなってしまいます(;^_^A

マズルコピー元のTri-Cut Carry風カスタムの時はここまでキツキツじゃなかったので、少しだけインナーバレルの外径を削るだけで
OKでしたが、今回はちょっと閃きまして、インナーバレル先端をこんな形状にしてみました。


外径を緩いラッパ形状とする事で、マズル内径にタイトフィットしながらもチルト出来るようになりました♪
ホップチェンバーも余ってたマルイのを使います。
(次回書きますが、本当はBATONから出てるショートリコイルアウター用のホップチェンバー使った方が良さそうです)

先に作ったチャンバーカバーと、適当なショートリコイルアシストスプリングを付けたところ。

マズルクラウンの仕上げはまだですが、組むとこうなります。


しっかりとショートリコイル♪

(と言ってもスライド内側のロッキングラグは無いので、疑似中の疑似ですけどねw)
ちなみにWAのアウターバレルは外形Φ15で、この子の元アウターバレルも含めてマルガバ系のΦ14.8よりも太めですが、
純正ブッシング内径はガタガタなのでそのまま使えましたw
元のバレル周りはそのまま残してあるので、気分によってスレッデッドバレルにする事も可能です。

…が、コレも元々からですがブッシングがガタガタですぐ浮いてしまうんですよね…(こんな感じでアチコチにガタ多め)


次回に続きます~
2024年12月11日
BATON BN-SILENT HAWK 〜② Fピンストップ加工
続いては、ファイアリングピンストップ。実は前回記事最後の写真は今回の加工済みだったりしますが(w)、元は
このようになっています。

ネジじゃなくてダミーの可動式ファイアリングピンが再現されてるのはとてもポイント高し!!
(ブリーチの固定はリアサイトのネジのみ)
・・・なのですが、ハンマーダウンのポジションはやはりメリ込み気味…

ファイアリングピン周りを分解するとこのようになっています。(加工前の写真撮り忘れちゃったのでBATONさんのHPからお借りします)

ピンもプレートも鉄です
このプレートに2.3mm厚の鉄板をロウ付けして、やや細くて下寄りに見えるΦ3のピン穴をΦ4に拡張しつつ0.5mm上にオフセット。


左下のカットは実銃ではエジェクターを逃げる部分で、この再現も個人的には重要だったりします。
・・・1~2行で書く加工内容じゃないのは分かってますw 加工中は必死で写真撮ってませんでしたスミマセン(;^_^A
ピンの方は前後逆にして、Φ5の太い方にΦ4の凹みを0.5mmオフセットして入れます。

Φ4の鉄ピンを削り出しまして~

オートウェルドで接着!

こんな感じに段違いのピンになります。

ファイアリングピンのスプリングがかなり強くて亜鉛のハンマーに打撃痕がガンガン付いてしまうので、適当なスプリングに
換えておきました。

組み込んだところ。

良い感じにハンマーが露出します♪
また何より、特にハンマー起こした時のこの景色がリアルになって大変満足なのでありますヾ(*´∀`*)ノ




ついでにハンマーの塗装を剥離して、面出ししました~


ホールの中も綺麗にしてあげましたよ♪
・・・けど、この強強リコイル。折角仕上げたハンマーが折れたりしたら泣くなぁ・・・
って事で、この後ハンマー周りは交換する事になりますが、それはまた後日(;^_^A
【追記】
大切な事を書き忘れてました(;´Д`A
今回の加工によって放出バルブの押し込み量が減る訳ですが、元々ノッカーロックがマルイなどよりも早く作動する寸法に
なっていることもあり、初速や作動性などには特に影響見られませんでした♪
※ただし、個体差がある可能性は否定出来ません。
このようになっています。

ネジじゃなくてダミーの可動式ファイアリングピンが再現されてるのはとてもポイント高し!!
(ブリーチの固定はリアサイトのネジのみ)
・・・なのですが、ハンマーダウンのポジションはやはりメリ込み気味…

ファイアリングピン周りを分解するとこのようになっています。(加工前の写真撮り忘れちゃったのでBATONさんのHPからお借りします)

ピンもプレートも鉄です
このプレートに2.3mm厚の鉄板をロウ付けして、やや細くて下寄りに見えるΦ3のピン穴をΦ4に拡張しつつ0.5mm上にオフセット。


左下のカットは実銃ではエジェクターを逃げる部分で、この再現も個人的には重要だったりします。
・・・1~2行で書く加工内容じゃないのは分かってますw 加工中は必死で写真撮ってませんでしたスミマセン(;^_^A
ピンの方は前後逆にして、Φ5の太い方にΦ4の凹みを0.5mmオフセットして入れます。

Φ4の鉄ピンを削り出しまして~

オートウェルドで接着!

こんな感じに段違いのピンになります。

ファイアリングピンのスプリングがかなり強くて亜鉛のハンマーに打撃痕がガンガン付いてしまうので、適当なスプリングに
換えておきました。

組み込んだところ。

良い感じにハンマーが露出します♪
また何より、特にハンマー起こした時のこの景色がリアルになって大変満足なのでありますヾ(*´∀`*)ノ




ついでにハンマーの塗装を剥離して、面出ししました~


ホールの中も綺麗にしてあげましたよ♪
・・・けど、この強強リコイル。折角仕上げたハンマーが折れたりしたら泣くなぁ・・・
って事で、この後ハンマー周りは交換する事になりますが、それはまた後日(;^_^A
【追記】
大切な事を書き忘れてました(;´Д`A
今回の加工によって放出バルブの押し込み量が減る訳ですが、元々ノッカーロックがマルイなどよりも早く作動する寸法に
なっていることもあり、初速や作動性などには特に影響見られませんでした♪
※ただし、個体差がある可能性は否定出来ません。
2024年12月10日
BATON BN-SILENT HAWK 〜① Fサイトズレとハンマー傾き修正
今回からご紹介するのはかれこれ半年前の6月頃・・・ Tri-Cut Carry風カスタムを弄ってる時だったのですが、
(BATONのBN-SILENT HAWKの方が形状的にはNIGHTHAWKっぽいし、巷では耐久性とか色々と言われてるけど実際
どんなモンなんだろ?)
と興味が湧き、ついついポチってしまった次第ですw 中古ですけどね(;^_^A


発売からだいぶ経ってるので細かいレビューは割愛しますが、形状としてはほとんどの外装部品が新規らしく、やや気になるところは
ありますが確かに各部NIGHTHAWKな形状になってると思います。
また、作動は私には強過ぎるくらいのリコイルながら、1ボンベで120発ほど撃てる低燃費さはとても嬉しいですね♪
という事で、当ブログではその『やや気になるところ』を中心に弄っていきたいと思います~
手始めにフロントサイト。個体差あると思いますが、私のは随分と左寄りになってました(;´Д`A

まぁ、ドブテイルだからズラせば簡単に真ん中に・・・ 動かない!全然動かないよママン!?
メーカーの説明によると接着固定されてるとの事で、これがまぁ強力に固定されてて木片当ててハンマーで叩いてもビクともしません。
試しにエアブラシ洗浄用の溶剤(ABSだと溶けるくらい強い!)に2日間浸け、再度木片当ててハンマーで叩いたら取れました!

スライドは耐薬品性の高いナイロン樹脂でダメージは目視では見られず、半年経った今も割れてきたりはしてないので多分大丈夫!w
ダミーのイモネジをライブ化するため、Φ1.7のドリルで下穴&M2のタップでネジ切り。

イモネジを仕込み、フロントサイトを真ん中に固定出来ました♪

続いてはハンマー。動かした時のガタがとても大きく、コッキングすると左に傾きます。


これは個体差ではなく仕様で、メーカーの商品説明にも下記のような記載があります。
※ SILENT HAWKのハンマーは、若干、左に傾きがありますが、これはハンマーユニットが片持ち設計だからであって仕様です。
・・・うーん、全数だから仕様とせざるを得ないのは分かるんですが、やや苦しい言い訳のような気はしますね(;´Д`A
マルイはもちろん同じ構造の他社製品でもここまで酷いガタ・傾きは無いような? (´・ω・`)
それに『片持ち』ってどういう事なんだろ?ハンマーのスリーブは左側はメインシャーシ、右側はサブシャーシに固定されるはず??
・・・そう思いながら分解してみて、あぁ…と納得。

(すでにハンマー突起は切除してます)
スリーブ外径がハンマー軸穴に対してユルユルのユル!で、メインシャーシにスリーブを残したままハンマーが抜けるんですね。

マルイを始め他の多くのマルガバ系のハンマー軸穴は右側の方が径が大きく、それに合わせてスリーブが一段太くなっているので
スリーブをハンマーと一緒に取り外す(あるいはスリーブを先に取り外す)必要があります。
しかしこのスリーブはメインシャーシに嵌る部分から先が細く、寸胴になっているんですね。

なので右側のサブシャーシに対してスリーブもガッタガタ。これを『片持ち設計』と称しているのかも知れませんね。知らんけどw
という事でスリーブを交換します。この時は他に良い案が無く、Tri-Cut Carry風カスタムの際に余ったスリーブを、このハンマーの
軸穴径に合わせて加工して使いました。

このようにハンマー軸穴にピッタリになるように微調整してます。

更に組んだ時の左右のガタを減らす為、クリアファイルから切り出したワッシャーを入れます。

これで不快なハンマーのガタが無くなり、左への傾きも解消出来ました!!

とりあえず今回はココまで。
続きまーす!!!
(BATONのBN-SILENT HAWKの方が形状的にはNIGHTHAWKっぽいし、巷では耐久性とか色々と言われてるけど実際
どんなモンなんだろ?)
と興味が湧き、ついついポチってしまった次第ですw 中古ですけどね(;^_^A


発売からだいぶ経ってるので細かいレビューは割愛しますが、形状としてはほとんどの外装部品が新規らしく、やや気になるところは
ありますが確かに各部NIGHTHAWKな形状になってると思います。
また、作動は私には強過ぎるくらいのリコイルながら、1ボンベで120発ほど撃てる低燃費さはとても嬉しいですね♪
という事で、当ブログではその『やや気になるところ』を中心に弄っていきたいと思います~
手始めにフロントサイト。個体差あると思いますが、私のは随分と左寄りになってました(;´Д`A

まぁ、ドブテイルだからズラせば簡単に真ん中に・・・ 動かない!全然動かないよママン!?
メーカーの説明によると接着固定されてるとの事で、これがまぁ強力に固定されてて木片当ててハンマーで叩いてもビクともしません。
試しにエアブラシ洗浄用の溶剤(ABSだと溶けるくらい強い!)に2日間浸け、再度木片当ててハンマーで叩いたら取れました!

スライドは耐薬品性の高いナイロン樹脂でダメージは目視では見られず、半年経った今も割れてきたりはしてないので多分大丈夫!w
ダミーのイモネジをライブ化するため、Φ1.7のドリルで下穴&M2のタップでネジ切り。

イモネジを仕込み、フロントサイトを真ん中に固定出来ました♪

続いてはハンマー。動かした時のガタがとても大きく、コッキングすると左に傾きます。


これは個体差ではなく仕様で、メーカーの商品説明にも下記のような記載があります。
※ SILENT HAWKのハンマーは、若干、左に傾きがありますが、これはハンマーユニットが片持ち設計だからであって仕様です。
・・・うーん、全数だから仕様とせざるを得ないのは分かるんですが、やや苦しい言い訳のような気はしますね(;´Д`A
マルイはもちろん同じ構造の他社製品でもここまで酷いガタ・傾きは無いような? (´・ω・`)
それに『片持ち』ってどういう事なんだろ?ハンマーのスリーブは左側はメインシャーシ、右側はサブシャーシに固定されるはず??
・・・そう思いながら分解してみて、あぁ…と納得。

(すでにハンマー突起は切除してます)
スリーブ外径がハンマー軸穴に対してユルユルのユル!で、メインシャーシにスリーブを残したままハンマーが抜けるんですね。

マルイを始め他の多くのマルガバ系のハンマー軸穴は右側の方が径が大きく、それに合わせてスリーブが一段太くなっているので
スリーブをハンマーと一緒に取り外す(あるいはスリーブを先に取り外す)必要があります。
しかしこのスリーブはメインシャーシに嵌る部分から先が細く、寸胴になっているんですね。

なので右側のサブシャーシに対してスリーブもガッタガタ。これを『片持ち設計』と称しているのかも知れませんね。知らんけどw
という事でスリーブを交換します。この時は他に良い案が無く、Tri-Cut Carry風カスタムの際に余ったスリーブを、このハンマーの
軸穴径に合わせて加工して使いました。

このようにハンマー軸穴にピッタリになるように微調整してます。

更に組んだ時の左右のガタを減らす為、クリアファイルから切り出したワッシャーを入れます。

これで不快なハンマーのガタが無くなり、左への傾きも解消出来ました!!

とりあえず今回はココまで。
続きまーす!!!
2024年11月29日
Carbon8 CZ Shadow 2 ちょいカスタム
前回記事のCarbon8 CZ Shadow 2購入から1ヶ月・・・
事前に同社アナウンスされていた各種オプションパーツもそろそろ発売されるのでしょうか?
私は待ち切れず、一部パーツを海外通販で購入してしまいました(;^_^A

まずはコチラ、マグウェルセットのオレンジグリップ!

キッチリと仕上げられたアルミの削り出しで、KJの純正品オプションパーツです♪
流石純正品という事だけあって、何も考えずにポン付け出来ました~~

純正のアルミダイキャストグリップも良い出来ではありましたが、やはり削り出しは良いですねぇ♪


ちょっとマグウェル前方のエッジが立ってるのが気になりますが、意図的に触らない限り指に当たる事もなさそうなので
そのままで良いかな? Carbon8さんからも同様のパーツが発売されると思いますが、仕上げや刻印等、何かしらの
仕様変更が入るかどうか?は分かりません。
お次はアウターバレル。
下のがデフォので、上のが今回購入したショートリコイル仕様のスレッデッドバレルです。これもKJ純正。

デフォのを加工してショートリコイルに出来れば良かったんですがご覧の通りロッキングラグがごっそり無いのに加え、
チェンバー部分がそもそも少し短く、内側の形状もホップチェンバーが上下できるようなクリアランスも無く、
『絶対にショートリコイルさせないぞ!』という強い意志を感じたもので(w)、仕方なく購入した次第です。
スレッデッドなのは個人的には余計ですが、注文したショップではそれしか無かったので・・・
で、こちらは残念ながらポン付けとはいきません。実は上の画像のデフォのバレルは、先端から数mmのストレート部分が
バレルブッシングとタイトフィッティングしており、そこから後ろはなだらかなテーパが付いているのですが、今回入手の
バレルは中ほどまでストレート部分が延びており、その間ずっとタイトなんですね。


どうやらこのバレルはバレルブッシングの無いタイプ用(ガタが大きい)で、バレルブッシング有りの場合はショートリコイル時に
チェンバー部分が上下に動く為の僅かなクリアランスさえ無いのです。
ブッシング内径を削るかアウターバレル外径を削るか迷いましたが、バレルは最終的にシルバーにしたいこともあり、バレルの
外径を削りました!


今回もいつも通り、適当なドリル刃にビニールテープを巻き付けてアウターバレルを押し込み、グルグル回しながら削りました~
ブッシング定位置で、バレルがチルト出来る事を確認。

今回届いたバレルにはショートリコイル用の溝が右側だけにあって左側は何もなく、専用の短いピンが付属していたのですが・・・


(溝が影になっててよく見えないですね・・・ すみません)
これじゃ一度ピン挿したら抜けないじゃん!&片持ちで何か良い事ある??って事で、溝を左側にも追加してデフォのピンを
挿しました。

(ちなみにネットで同製品の他の画像を見る限り、両サイドに溝があるのがほとんど・・・ なんで私のは片持ちなのか?w)
ここで一旦組み込んで、作動確認。


問題無さそうです!
ショートリコイル時のバレル後退量は5mm程度ではありますが、全然しないよりかは500倍マシ!(個人的感想ですw)


作動確認できたので、残りの部分もシコシコしてシルバーにします。


材質は亜鉛?とアルミの合金?? 下地に銅メッキ+ニッケルメッキで、その上に黒ニッケルメッキされてた感じで(違ったら
スミマセン)、メッキを隅々まで全て削り落とすのに結構時間掛かりました(;^_^A
ここでも一応組んでみて、問題無いかチェックするとともにモチベを維持しますw



うん、やっぱりシルバーの方が良いな! 刻印は後で考えますw
作動に問題無い事を確認し、個人的に不要なネジ切り部分をカット!

あ、先ほど影になって見えにくかったショートリコイル用の溝と言うのはコチラの事です。

で、ショートリコイル仕様にするとスライドオープン時や、今回はスライド閉鎖時もアウターバレルの前後のガタが気になったので、
引きバネを追加してあげる事に。
まずはアウターバレル側を加工して、引きバネが収まるスペースを作ります。

ホップチェンバーも加工し、外径3mmの引きバネをちょちょいと曲げ加工してあげました。

こんな感じで、フック部の先端を手前に曲げておき・・・

丸精密ヤスリでバレル側に開けた穴の奥の角を取っておくと、バネが外れにくくなります。

組んだ状態。

このバネのテンションは弱過ぎれば意味が無く、かと言って強過ぎるとスライド閉鎖時に抵抗となり、特に今回のように
樹脂スライドでは接触(衝突)面が摩耗しやすくなるので、諸刃の剣ですね・・・(;^_^A
これでしばし様子を見ようと思います。
事前に同社アナウンスされていた各種オプションパーツもそろそろ発売されるのでしょうか?
私は待ち切れず、一部パーツを海外通販で購入してしまいました(;^_^A

まずはコチラ、マグウェルセットのオレンジグリップ!

キッチリと仕上げられたアルミの削り出しで、KJの純正品オプションパーツです♪
流石純正品という事だけあって、何も考えずにポン付け出来ました~~

純正のアルミダイキャストグリップも良い出来ではありましたが、やはり削り出しは良いですねぇ♪


ちょっとマグウェル前方のエッジが立ってるのが気になりますが、意図的に触らない限り指に当たる事もなさそうなので
そのままで良いかな? Carbon8さんからも同様のパーツが発売されると思いますが、仕上げや刻印等、何かしらの
仕様変更が入るかどうか?は分かりません。
お次はアウターバレル。
下のがデフォので、上のが今回購入したショートリコイル仕様のスレッデッドバレルです。これもKJ純正。

デフォのを加工してショートリコイルに出来れば良かったんですがご覧の通りロッキングラグがごっそり無いのに加え、
チェンバー部分がそもそも少し短く、内側の形状もホップチェンバーが上下できるようなクリアランスも無く、
『絶対にショートリコイルさせないぞ!』という強い意志を感じたもので(w)、仕方なく購入した次第です。
スレッデッドなのは個人的には余計ですが、注文したショップではそれしか無かったので・・・
で、こちらは残念ながらポン付けとはいきません。実は上の画像のデフォのバレルは、先端から数mmのストレート部分が
バレルブッシングとタイトフィッティングしており、そこから後ろはなだらかなテーパが付いているのですが、今回入手の
バレルは中ほどまでストレート部分が延びており、その間ずっとタイトなんですね。


どうやらこのバレルはバレルブッシングの無いタイプ用(ガタが大きい)で、バレルブッシング有りの場合はショートリコイル時に
チェンバー部分が上下に動く為の僅かなクリアランスさえ無いのです。
ブッシング内径を削るかアウターバレル外径を削るか迷いましたが、バレルは最終的にシルバーにしたいこともあり、バレルの
外径を削りました!


今回もいつも通り、適当なドリル刃にビニールテープを巻き付けてアウターバレルを押し込み、グルグル回しながら削りました~
ブッシング定位置で、バレルがチルト出来る事を確認。

今回届いたバレルにはショートリコイル用の溝が右側だけにあって左側は何もなく、専用の短いピンが付属していたのですが・・・


(溝が影になっててよく見えないですね・・・ すみません)
これじゃ一度ピン挿したら抜けないじゃん!&片持ちで何か良い事ある??って事で、溝を左側にも追加してデフォのピンを
挿しました。

(ちなみにネットで同製品の他の画像を見る限り、両サイドに溝があるのがほとんど・・・ なんで私のは片持ちなのか?w)
ここで一旦組み込んで、作動確認。


問題無さそうです!
ショートリコイル時のバレル後退量は5mm程度ではありますが、全然しないよりかは500倍マシ!(個人的感想ですw)


作動確認できたので、残りの部分もシコシコしてシルバーにします。


材質は亜鉛?とアルミの合金?? 下地に銅メッキ+ニッケルメッキで、その上に黒ニッケルメッキされてた感じで(違ったら
スミマセン)、メッキを隅々まで全て削り落とすのに結構時間掛かりました(;^_^A
ここでも一応組んでみて、問題無いかチェックするとともにモチベを維持しますw



うん、やっぱりシルバーの方が良いな! 刻印は後で考えますw
作動に問題無い事を確認し、個人的に不要なネジ切り部分をカット!

あ、先ほど影になって見えにくかったショートリコイル用の溝と言うのはコチラの事です。

で、ショートリコイル仕様にするとスライドオープン時や、今回はスライド閉鎖時もアウターバレルの前後のガタが気になったので、
引きバネを追加してあげる事に。
まずはアウターバレル側を加工して、引きバネが収まるスペースを作ります。

ホップチェンバーも加工し、外径3mmの引きバネをちょちょいと曲げ加工してあげました。

こんな感じで、フック部の先端を手前に曲げておき・・・

丸精密ヤスリでバレル側に開けた穴の奥の角を取っておくと、バネが外れにくくなります。

組んだ状態。

このバネのテンションは弱過ぎれば意味が無く、かと言って強過ぎるとスライド閉鎖時に抵抗となり、特に今回のように
樹脂スライドでは接触(衝突)面が摩耗しやすくなるので、諸刃の剣ですね・・・(;^_^A
これでしばし様子を見ようと思います。