2021年12月24日
SIG SAUER P245 フレーム加工編②~スライド加工編
今回はマガジンキャッチの取り付けの続きから~
マガジンキャッチ裏側のプレート(サポートプレート)を取り付けるための凹みを加工します。マジックで適当に下書き。
この部分を深さ1.2mmで掘りたいのですが、さすがにフリーハンドでこの面積を一定の深さに掘るのは無理なので・・・
こんな治具を用意しました。
P224のセレーション加工の時も似たような治具を使いましたが、あの時のとは違って角度を付けてない治具です。
これで深さは一定になりますが、形状はフリーハンドに頼るしかない・・・
頑張りました!!(`・ω・´)
アリ溝の部分など細かい部分はカッターなどで仕上げてます。
サポートプレートはKSC P226R用を使います。
スライドしてピッタリ収まりました~ヾ(*´∀`*)ノ
マガジンキャッチスプリングはジャンクパーツから、キャッチロックとそのスプリングはこれまたKSC P226R用を使います。
フレームのマガジンキャッチ穴の内側にキャッチロックの逃げを作り、マガジンキャッチを装着~
バッチリですやん・・・(*´Д`)
続きまして、マガジンの加工です。今回は45口径という事で、使うのはこのタニオコバ製のステンレスマガジン!
P245の実物マガジンもステンレスで、残弾確認穴などの形状が一番近かったのでコレにしました。
タナカP220のフレームにもほぼピッタリ入って、買ってからホッとした次第ですw
で、このようにマガジンキャッチが掛かる溝は元々一つですが・・・
糸鋸やヤスリを使って下にもう一つ追加します。
前回記事のマガジンキャッチの加工と並行して行い、ちょうど良い位置でマガジンキャッチに掛かるよう計算しました!
右が加工前、左が加工後。
また、スライドストップを押し上げる部分周辺もこのように加工。
スライドストップが兼用しているエジェクター部分も、45口径に合わせて左手前の形状に加工。
更に、マガジンフォロワーに押し上げられるスライドストップの突起も、若干短くします。
最初、コレをやっていなかったためにダミーカートの弾頭部分を傷だらけにしてしまいました・・・
マガジンの切り詰めはまた後でやる事にして、スライドの加工に取り掛かります。
P245のスライド形状やサイズはP228にかなーり似ているのでそれを使うのが楽そうではありますが、P220のHWスライドが
勿体無いので切り詰める事に。
スパーンと切ります。
合わせ面を調整して、ダボを入れます。
接着します。
セレーション上の面取り部分にABS板を接着。
前側の一段落ちてる部分の幅がやや狭いので、ここにもABS板を接着。
エジェクションポート左側の肩の高さを高くするため、ここもABS板を接着。
リアサイトの位置を前に寄せるため、アリ溝後ろ側にABS板を接着。
粗削りして、セレーションを一旦削り落としてからABS板を貼り付けまず。
スライドストップのノッチをやや浅く修正、テイクダウンレバー用の切り欠きも後ろにズラすため一旦埋めてます。
ABS板を貼り付けたセレーション部分の拡大。
幅広で本数も少ないので、いつもよりは楽ですねw
スライド一体のフロントサイトは切除して、アリ溝を彫って(恐らく)P226用のフロントサイトを取り付けます。
リアサイトのアリ溝を前にズラして、P228のリアサイトに交換。
リアサイト回りのスライド上面の形状が難しかったですが、プレス成形ゆえに前と後ろで曲率が変わる微妙なラインを再現したつもり!
リコイルスプリングガイドは元々Φ8ですが、P245ではリコイルスプリングが平角線になっていてその分ガイドが細くなってます。
さすがに平角線のリコイルスプリングまでは再現出来ませんが、ガイドはΦ6に削りました。ココは卓上旋盤を使用。
リコイルスプリングの圧縮長さの範囲だけは元のままに残してます。
これに合わせて、スライドの穴も一旦ABS板で塞いでΦ6の穴を開け直しました。
シコシコしてスライドの形状が完成したところ。
今回はここまで!
それでは皆さん、メリークリ〇リス!! 間違えた! メリークリスマス!!!
マガジンキャッチ裏側のプレート(サポートプレート)を取り付けるための凹みを加工します。マジックで適当に下書き。
この部分を深さ1.2mmで掘りたいのですが、さすがにフリーハンドでこの面積を一定の深さに掘るのは無理なので・・・
こんな治具を用意しました。
P224のセレーション加工の時も似たような治具を使いましたが、あの時のとは違って角度を付けてない治具です。
これで深さは一定になりますが、形状はフリーハンドに頼るしかない・・・
頑張りました!!(`・ω・´)
アリ溝の部分など細かい部分はカッターなどで仕上げてます。
サポートプレートはKSC P226R用を使います。
スライドしてピッタリ収まりました~ヾ(*´∀`*)ノ
マガジンキャッチスプリングはジャンクパーツから、キャッチロックとそのスプリングはこれまたKSC P226R用を使います。
フレームのマガジンキャッチ穴の内側にキャッチロックの逃げを作り、マガジンキャッチを装着~
バッチリですやん・・・(*´Д`)
続きまして、マガジンの加工です。今回は45口径という事で、使うのはこのタニオコバ製のステンレスマガジン!
P245の実物マガジンもステンレスで、残弾確認穴などの形状が一番近かったのでコレにしました。
タナカP220のフレームにもほぼピッタリ入って、買ってからホッとした次第ですw
で、このようにマガジンキャッチが掛かる溝は元々一つですが・・・
糸鋸やヤスリを使って下にもう一つ追加します。
前回記事のマガジンキャッチの加工と並行して行い、ちょうど良い位置でマガジンキャッチに掛かるよう計算しました!
右が加工前、左が加工後。
また、スライドストップを押し上げる部分周辺もこのように加工。
スライドストップが兼用しているエジェクター部分も、45口径に合わせて左手前の形状に加工。
更に、マガジンフォロワーに押し上げられるスライドストップの突起も、若干短くします。
最初、コレをやっていなかったためにダミーカートの弾頭部分を傷だらけにしてしまいました・・・
マガジンの切り詰めはまた後でやる事にして、スライドの加工に取り掛かります。
P245のスライド形状やサイズはP228にかなーり似ているのでそれを使うのが楽そうではありますが、P220のHWスライドが
勿体無いので切り詰める事に。
スパーンと切ります。
合わせ面を調整して、ダボを入れます。
接着します。
セレーション上の面取り部分にABS板を接着。
前側の一段落ちてる部分の幅がやや狭いので、ここにもABS板を接着。
エジェクションポート左側の肩の高さを高くするため、ここもABS板を接着。
リアサイトの位置を前に寄せるため、アリ溝後ろ側にABS板を接着。
粗削りして、セレーションを一旦削り落としてからABS板を貼り付けまず。
スライドストップのノッチをやや浅く修正、テイクダウンレバー用の切り欠きも後ろにズラすため一旦埋めてます。
ABS板を貼り付けたセレーション部分の拡大。
幅広で本数も少ないので、いつもよりは楽ですねw
スライド一体のフロントサイトは切除して、アリ溝を彫って(恐らく)P226用のフロントサイトを取り付けます。
リアサイトのアリ溝を前にズラして、P228のリアサイトに交換。
リアサイト回りのスライド上面の形状が難しかったですが、プレス成形ゆえに前と後ろで曲率が変わる微妙なラインを再現したつもり!
リコイルスプリングガイドは元々Φ8ですが、P245ではリコイルスプリングが平角線になっていてその分ガイドが細くなってます。
さすがに平角線のリコイルスプリングまでは再現出来ませんが、ガイドはΦ6に削りました。ココは卓上旋盤を使用。
リコイルスプリングの圧縮長さの範囲だけは元のままに残してます。
これに合わせて、スライドの穴も一旦ABS板で塞いでΦ6の穴を開け直しました。
シコシコしてスライドの形状が完成したところ。
今回はここまで!
それでは皆さん、メリークリ〇リス!! 間違えた! メリークリスマス!!!