2016年07月22日

Colt Lawman Mk.V フレーム加工

それではフレーム上面、リアサイト部分の加工を行います!

ご存知、ローマンのリアサイトは固定式。
対してKSCのVフレームは、今回ベースにするキングコブラを始め全てアジャスタブルリアサイト仕様です。


そこで、まずはKSCキングコブラから不要な部分を切り取ります。





糸ノコで切り取った後、ヤスリでシコシコと平らにします。今回の方法ではキッチリ平らにする必要はありません。



リアサイト後方下部にあるファイアリングピンベース?をセロテープで養生して取り付けておきます。
更に、このように穴をボコボコと開けておきました。


穴の裏側は面取りしておきます。





ここでMGCのローマン登場! フレーム上部を型取り君で型を取ります。



高さ方向合わせの為、反対側まで覆うようにしておきます。
型取り君はお湯で軟らかくなり常温で元の硬さに戻りますが、シリコンゴムのように弾性があるので、
それでもちゃんと抜けます。


型取り完了後、ジーナスの金属パテを充填して、先ほどのKSCフレームに『うりゃ!』っと被せます。



高さ合わせも忘れずに。金属パテがハミ出すのは仕方ないですが、あまりにも溢れすぎてる部分は取り除いておきます。



硬化後、型取り君を剥がすとこの通り!



気泡やら皺やら余計な肉やらが付いてますが、これは想定内。どうせ削って整形するつもりですから~
余計な肉は表面を削っていないHWだと喰い付きが悪いので、不要な部分は硬化後でも取り除けます。



しかし、この反りは想定外でした(;^_^A



実はここまで来て気付いたのですが、MGCのローマンMk.ⅢとKSCのMk.Vのフレームって、幅が違うんですね・・・
MGCのは16mmに対して、KSCのは17.5mmとかなり広いため、無理やり被せた型取り君が反ってしまったようです。

高さ寸法を見ると、幸いにも真ん中が凹んでいるわけではなく前後が分厚くなっていたので、ここからはひたすら
ヤスリでやリュータービットでシコシコしまくりました!


ジーナスは練り合わせのパテなのでどうしても気泡が入ってしまい(上手な人なら入らないのかも知れませんが)、
シコシコするたびに出てくる気泡を最初はジーナスで埋めて、そのうち面倒臭くなっていつもの瞬着で埋め、
シコシコしては埋め、埋めてはシコシコの繰り返し・・・

ようやくココまで漕ぎ着けました(;´Д`)



黒っぽい点々が瞬着で埋めた気泡です。50LPIのセレーションも入れておきました。



裏側はこんな感じ。



これなら剥がれる事はないでしょう。(たぶん)


サフを吹きます。



気泡は出てないようですね! 良かった♪



横から。



ほんのちょっと反ってるようにも見えますが、恐らくスマホカメラのレンズの歪曲収差のせいです。きっとw



他の部品もサフを吹き、仮組み~



ほぼほぼ形は出来てきました!


後は細かい修正や、ほぼ全ての刻印手彫りです。刻印データ作らなきゃ・・・


でも来週は台湾出張!!ww






  


Posted by あじゃ  at 18:29Comments(17)Colt Lawman