2019年10月19日

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

とうとうこの日が来ました・・・

ペガサスベースのアラスカンが完成してから6年目の今年の春頃でしたか。マルシンがアラスカンを今年の9月に
発売するとの事で、速攻で予約を入れていました。まぁ、マルシンの事ですから今年出てくれたらラッキー♪
つか、最悪お蔵入りなんて事も良くある話なのであまり期待せずに待っていたのですが、何と10月に発売!
どえらい早いじゃないか!!w

で、ついに届きました~♪


マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

箱デカッ!!www

9.5インチとかのスーパーレッドホークと共用なので仕方ないんでしょうけど、縦方向も容赦なく大きいです。
何処にしまおう・・・(;´Д`)


肝心の中身ですが、うん。コレは正にアラスカン!(当たり前

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW



マズルは金属削り出し! ライフリングが無いのは残念。

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW



フロントサイトも良い形状だと思います♪

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW



ただ、ちょっと仕上げが荒い感じなのとその色味からまさかの樹脂製??なんて思いきや・・・

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

磁石がピタッと! これはテンション上がる!!


更に、色艶からアルミ製かな?なんて思ってたマズルもこの通り!!

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

この辺は嬉しい誤算でした♪



あの時に苦労してデータ作って手彫りで入れた刻印たちがキッチリとフルで入ってる事に、人一倍感動しちゃいます♪

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

シリンダーのは一部薄い部分があったり、シリアルナンバーは文字が大きすぎる感じもありますが、許容範囲内です。
逆にMARUSHINとかの変な刻印が無いのも素晴らしい!! 



さて、ペガサスと違ってマルシンXカートシリーズはリアルなカートをズボズボと出し挿れ出来るのが魅力ですね♪
(実はワタクシ、Xカートリボルバーは初購入だったりしますw)

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW



うん、良い眺めです♪

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

エキストラクターの可動量はちょっと少なめかな?


すっぽり貫通シリンダー。

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

隣の部屋との壁を無くすことで安全性を確保(というかアピール)してるんですね。外からは見えないし、良いアイデアですね~


マルシンのスーパーレッドホークでもう一つ素敵なのは、ヨーク(クレーン?)側のロックもライブな事!

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

センターピンに連動したロックパーツがしっかりとフレームの溝に嵌り込みます。
タナカのペガサスでは構造上再現出来なかった部分で、これも大きなアドバンテージですね♪


で、そのシリンダーに収まる.454カート!

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

これまたデカい!! 真鍮ケースに銅メッキの弾頭。カッコいいです♪


ちなみに、こちらは.454カスールの実ダミカ。

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

今回のアラスカン到来に備え、2週間ほど前に入手してシコシコしておいたものです。


サイズを比較してみると・・・

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

右が.454のXカート、真ん中がその実ダミカ、左は.44マグナムの実ダミカです。

Xカートの方が一回り大きく見えると思いますが実際.44と.454の差とほぼ同じ、0.4mmほど太くなってます。(.468口径!?w)
まぁ、これも安全対策の一つなんでしょうね。確かタケさんが.44のダミカ仕様のアラスカンを作られた時も、同様にXカートの方が
太いって言ってましたし。


緩々のブカブカなので気持ち良くはないですが一応、実ダミカも入ることは入ります。

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW



HW仕様という事で気になる重さですが、Xカートとガスが入った状態で、何と987gありました!

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW



ちなみに冒頭でお話ししたペガサスベースのウチの子は、ガス無しとは言え922g。(負けた・・・)

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシンのはグリップ内ガスタンクやXカート自体の重さが効いてるようですね。
このコンパクトさ(と言っても十分デカいですがw)でこの重量なので、数値以上に重く感じます。

作動に関してもハンマースプリングの硬さからトリガープルは重めではありますが、ゆっくりダブルアクションで
トリガー引いてもしっかりチチバンしますし、変な軋みも無く、その重さと相まってソリッド感?カタマリ感?が凄い!!

ちょっとマルシン舐めてましたスミマセン・・・


という事でマルシンのアラスカン、なかなか良いですよ!!




・・・と、ココまでがポジティブな内容で、ここからがネガティブな内容になりますww


まずは、全体的に適当なパーティングラインの処理。

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

メッキ品とかはどうなんだろ? ABSだからもうちょっと処理しやすくて綺麗に仕上げられてると良いんだけど・・・


次にグリップ。

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

HogueのTamerグリップを模してはいるようですが、もちろんガスタンクの制約があるのは理解するものの、だいぶ似てない(´・ω・`)


実グリ装備のウチの子と並べると良く分かるかと・・・

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW

何と言うか、違ったら申し訳ないですが、今どき私のような素人でも持ってる実グリの現物を見ないまま、写真だけ見て
設計してないですかね・・・? 他の銃ですが実グリと並べても見分け付きにくいくらいのタナカを少しでも良いので
見習って欲しいです。

この厚みの違いはガスタンクのせいでどうしようもないんでしょうけど・・・

マルシン Ruger Super Redhawk Alaskan .454 Casull HW


リアサイトの形状や、ハンマー周りのフレーム形状やバレル周りなんかもちょっと気に入らないところがアチコチに。
まぁその辺は以前のスーパーレッドホークを見て購入前から予想は出来てた事もあって、今回HWにしたってのは
ありますがw


マルシンのアラスカンは結構売り切れてるところも多いようなので、その人気ぶりを見てタナカがモデルガンで出して
くれたら、万事解決なんですけどねw






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Posted by あじゃ  at 18:09 │Comments(8)Ruger Alaskan

この記事へのコメント
お買い求めになりましたか。
巷で噂になっていましたが、あじゃさんがどのようにレポートされるのかを見てから決めようかと思ってましたw
うーん、これなら先にまだ買ってないブラックホークを優先しようかなぁ。
メッキモデルはどうなんでしょうね?
Posted by アリアリ at 2019年10月19日 18:32
こんばんは~。
アラスカン、やはりタケさんやあじゃさんは仕上げ直し前提?
のブラックモデルですね。。
自分はシルバーメめっきのモノを購入しましたよ!。
パーティングラインはもう少しマシに仕上げてありますが
リアサイトの前側(マウントリングの溝の辺)りに若干ヒケが
見受けられます。。
後は、マルシンさんのメッキモデルはだいたいそうですが、クレーン?
ヨーク?とかトリガーガードとかの亜鉛部品の仕上げが良くないところに
めっきがされてるのでそこが残念ですね~、あとライフイングも。。。
まあマズルの部分は鉄と言う事らしいので綺麗に仕上がっていますね
これをライフリング付きにするとたぶん亜鉛パーツになって上記のような
感じになってしまうんでしょうね。
Posted by ta-93s at 2019年10月19日 22:17
おはようございます(^^♪

マルシンアラスカン、パーティングラインが上手く消されてたらそのままでも持てそうですね、・・・
あれから丁度6年、経ったんですね、・・・早いです、希少性の所持云々の優位性は
無くなったけれど(残念)、改めて現物眺めてみて自身の方がと感慨深げに喜んでます(^_-)-☆
Posted by konatsu at 2019年10月22日 10:51
>アリさん
> お買い求めになりましたか。

やっぱり、コレは買わねばなりませんでしたね〜(義務感

>うーん、これなら先にまだ買ってないブラックホークを優先しようかなぁ。

ご存知の通りマルシン製品は特に一度切れたらなかなか再販されませんから、迷ったら買い!ですよ♪

>メッキモデルはどうなんでしょうね?

下でta-93sさんも書かれてるようにPL処理はもう少しマシなようですが、亜鉛パーツの仕上げがアレだったりするみたいですね(´・∀・`)
Posted by あじゃあじゃ at 2019年10月22日 19:39
>ta-93sさん
こんばんは!

> アラスカン、やはりタケさんやあじゃさんは仕上げ直し前提?
>のブラックモデルですね。。

変な刻印があったりしたら嫌だな〜ってのと、やっぱり重い方が良いかなぁ〜って思ってHWにしました!

>リアサイトの前側(マウントリングの溝の辺)りに若干ヒケが見受けられます。。

ABSだと肉厚部分にはどうしてもヒケが出てしまいますもんね(;´Д`A

>クレーン?ヨーク?とかトリガーガードとかの亜鉛部品の仕上げが良くないところに
>めっきがされてるのでそこが残念ですね~、あとライフイングも。。。

メッキは自分ではどうにも出来ないので、その辺はしっかり仕上げて欲しいですよね…

>まあマズルの部分は鉄と言う事らしいので綺麗に仕上がっていますね
>これをライフリング付きにするとたぶん亜鉛パーツになって上記のような
>感じになってしまうんでしょうね。

他社では真鍮やアルミの削り出しでもライフリング再現されてたりもするので、出来なくはないと思うんですけどね〜
この辺も何とかしたいところです。
Posted by あじゃあじゃ at 2019年10月22日 20:29
>konatsuさん
こんばんはー!

> マルシンアラスカン、パーティングラインが上手く消されてたらそのままでも持てそうですね、・・・

はい、実に惜しいですよね。
KSCみたいに少しお高いウルティメイト仕上げ版みたいなの出したら、売れないですかねぇ?

>あれから丁度6年、経ったんですね、・・・早いです、希少性の所持云々の優位性は
>無くなったけれど(残念)、改めて現物眺めてみて自身の方がと感慨深げに喜んでます(^_-)-☆

もう6年も経っちゃいましたね〜
ただその間にも色々弄ってきたので、お陰さまで短いとは感じません!
Posted by あじゃあじゃ at 2019年10月22日 20:34
私の出戻り1発目は結局マルシン454ステン(新品)とタナカ44ステン(某Yオク中古)でした。
なので、まずは勉強の手始めとして、さっそく好きなレッドホーク関連の記事から拝見させて頂きました!

2013年6月からのアラスカン記事マラソン、ようやく完走しました。
もう9年ほども昔、すでにこれほど素晴らしい作品を生み出しておられたんですね。
手彫り再仕上の刻印といい、ステンレス感たっぷりの塗装といい、まさに素晴らしいです。
ときどき着せ替えで出てくるタイ製の木グリップやスタームルガー用パックマイヤーもいいですね!

実は私も以前の趣味1/32スロットカーで2005年からYオクよりもeBayを常用しており、昨年夏にガン趣味に戻ってからは米英独の個人コレクターさんだけでなくタイやトルコのメーカーさんからもグリップを購入して自分のGunを飾っていたんです。あじゃさんの「タイから」という部分にピピッと反応しました。やはりコアなGunファンの皆さんは早くから海外セラーさんに注目して、国内にないものを独自に探してこられたんだなという歴史がよく分かりました。
ただ私の場合、スロットカーなら法に抵触する部分は皆無でしたが、Gun関連は気を付けないと簡単に法を破ってしまうので、せっかく何でもある海外マーケットから無邪気に輸入したら危ないという1点は、今回ホーグで肝に銘じました。。

ここ9ヶ月ほどの間グリップをいろいろ買って試したなかで私は最近、S&WのKフレーム角尻M68CHP用に買ったKSD Grips社で私の手にピタリ!と理想的にタイトフィットな茶ウォールナットの1品を発見し、それと同じ外形でより暗色系ウォールナット材に変更しS&Wパフォーマンスセンターのメダリオンを追加したNフレームの丸尻用、つまり黒いR8HW用のグリップをオーダーしました。

実は元々さほど好みの形というほどではなかったんですが、とにかく握ったとたん「これだ!」という握り心地だったので、もう好みの外見どうこうは横に置いて、持っているリボルバーのグリップを全部これに替えたいと思ったほどのフィット感を知ってしまったのです。いま税関でとまっているホーグのJMグリップにも期待していますが、それはKフレーム丸尻のスモルト用にするつもりで買いました。

きょうKSDから製作過程の確認画像がきて、Nフレーム丸尻R8用は思ったとおりの完成形になりそうです。

それを見て、次は同じ外形で明るいオレンジめの木材に替えてタナカスーパーレッドホークステン用を注文すべく、先方と新たに会話を始めました。いま手元のSRHにはタイから入れた明るいブラウンの木グリップを付けており、グニャリとしたホーグタイプのタナカラバーより格段にソリッドに的を狙えるようになったのですが横幅がありすぎるグリップでして、両手で絞り上げるようなしっかりグリッピングすると毎回、手が痛くなりすぎて長く撃って遊べないのが悩みでした。

ついつい長文になってしまい、とりとめもなくなってきたので、このへんで失礼します。ではまた!
Posted by nightbirds_fly at 2022年04月20日 03:31
>nightbirds_flyさん
>2013年6月からのアラスカン記事マラソン、ようやく完走しました。

ご覧頂きありがとうございます!
遅い時間までお疲れさまでした〜!!

>手彫り再仕上の刻印といい、ステンレス感たっぷりの塗装といい、まさに素晴らしいです。

ありがとうございます〜
あのアラスカンは刻印、塗装共に今までの中でもかなり上手くいった上位5位には入ります!

>Gun関連は気を付けないと簡単に法を破ってしまうので、せっかく何でもある海外マーケットから無邪気に輸入したら危ないという1点は、今回ホーグで肝に銘じました。。

でも、税関から来たハガキ記載の通り、通産省に武器輸入申請出されたんですよね?でしたら問題は無いかと思います。
私も過去何度か申請して承認頂いてますが、最近は時間が掛かりますね。この前は送付してから3週間かかりました〜

>KSD Grips社

ウチにも一つだけあります♪
https://aja.militaryblog.jp/e1028844.html

KSDはデザイン、加工精度ともに秀逸ですよね〜
上のタイプの外形がスクエアなタイプにされたんでしょうか?完成が楽しみですね♪

>ホーグのJMグリップ

これまたウチにもありますw しかもKラウンド用で、今はタナカのスモルト4インチに着けてますww
今度Twitterに写真アップしますね〜♪

>次は同じ外形で明るいオレンジめの木材に替えてタナカスーパーレッドホークステン用を注文すべく、先方と新たに会話を始めました。

凄い!すっかりKSDのお得意様ですね♪そちらも楽しみですね〜

>いま手元のSRHにはタイから入れた明るいブラウンの木グリップを付けており、グニャリとしたホーグタイプのタナカラバーより格段にソリッドに的を狙えるようになったのですが横幅がありすぎるグリップでして

あー、コレも良く分かります〜
タイのグリップは木目やパッと見た目は良いものの、全体的に太かったり角ばってたりするんですよね…
逆に考えれば自分で削って自分の手に合わせられる!のですが…

またお越し下さい♪
Posted by あじゃあじゃ at 2022年04月20日 16:12
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