2022年05月21日
タナカ S&W M65 STROUP フレーム入れ替え&メッキ調塗装
間開いちゃいましたがストラウプの続きです。前回はM13のフレームを加工したところでしたね。
フレーム塗装の前に、まずはそのフレームとストラウプのフレームを入れ替えます。
初回の記事にも書きましたが、以前のメッキモデルでは意図せず接着が剥がれてバレルが抜けることもありましたが、
今は接着剤が良くなったのかどうやっても接着が剥がせそうにありません。
もはやメッキ不良やヒケの目立つフレームは不要なので、クレーンの上の薄い部分にリューターで切れ込みを入れまして・・・
フレーム上部にも切れ込みを入れて、強引にバレル&フォーシングコーンを取り出しました。
バレルとフォーシングコーンの接着もガッチリしてて取れそうになかったので、フォーシングコーンの真ん中あたりでカット。
M13フレームに入れ替え完了!!
交換前もリブサイトのおかげでソコソコの重量感ではありましたが、フレームがHWになったことで更に重量UP!
と共に、上下の重量バランスも良くなったと思います♪
もちろん、バレル側とバレル基部のインサートはそのまま残してますのでご心配なく~♪
次はトリガー。特に先端回りが前後に分厚い形状になっているのが気になります。
実銃ストラウプのトリガーはナロートリガーの前面セレーションを削ってますが、タナカのはセミワイドのスムーストリガーの
両サイドを削ってフラットにしたものを使っているようです。タナカにはナロートリガーもありますが、曲面のトリガー前面を
削るより両サイドをフラットに削る方が楽だからでしょう。
こちらは左がストラウプのトリガーで、右がM13のセミワイドトリガーの両サイドを削ってフラットにしたもの。
同じ形状になりました。
これの前面を削り込み、実銃ストラウプっぽい形状にします。
右の二つが加工品ですが、最初に加工した一番右のはちょっと薄くし過ぎちゃったかな~?となったため、改めて別のトリガーを
加工し直したのが真ん中のです。右のはまた何かに使おう・・・
で、加工したトリガーをメッキ屋さんに出してニッケルめっきしてもらったのがコチラ。
ピッカピカ♪
で、いよいよM13フレームの塗装に取り掛かります。以前使ってたクレオスのメッキシルバーNEXTは生産中止になって
久しいのと(ウチにまだ1本ありますが)、ちょっと前から気になってたメッキ塗料を使ってみたくて・・・
という事で、今回使うのはShowUpのTerra Kromeというメッキ調塗料。
車やバイク等用に開発された塗料なので丈夫そうだし、メッキシルバーNEXTみたいに厚塗り厳禁!ではないようだし、
何よりトップコートとしてそのままウレタンクリアーを吹いても曇りにくい!!らしく、とても気になってたんですよね。
(メッキシルバーNEXTでは直接ウレタンクリアー吹くとただの銀色になってしまうので、水性クリアー等を間に挟む必要がありました)
初めて使う塗料という事もあり、下塗りもメーカー推奨のベースカラーブラック(1液ウレタン塗料)を購入し、使ってみました。
今回もやはり下地によって仕上がりに差が出る・・・というより、色々やってみて分かりましたが下地が命!なのでピカピカにします。
って、いきなりこの画像ですが実際は何層もシコシコしては吹いてシコシコしてはポリッシュして、を繰り返して何とか
ここまで来た感じです。専用のシンナーで希釈するのですが、この塗料自体が車用、つまりノズル径の太いスプレーガン
前提なので、推奨のシンナー比率だとかなり粘度が高く、0.3mmノズルのエアブラシで吹くにはかなり多めにシンナーを
入れる必要がありました。
そのシンナーが模型用としては強めで下地のサフをやや侵し気味になるので、ゆず肌になり易く、模型向けにはなかなか
使いこなすのが難しいな・・・と感じました。
で、いよいよTerra Kromeを吹くのですが、確かにメッキシルバーNEXTのように低圧でフワッと乗せるようにごく薄く・・・
というような面倒な事は必要無く、普通の塗料のように塗るだけでメッキ調になります。これは凄い!!
ですがこれに含まれる溶剤もちょっと強めなので、先ほどベースカラーブラックで仕上げた下地の角などに少しでもその下の
サフなどが出ていると、そこだけ全然メッキ調ではなくなってしまいます。(ラッカー塗料全般、Terra Kromeのベースには向きません)
そんなこんなで何度やり直したか・・・ 5~6回はIPAにドボンして最初からやり直したと思います・・・
いや、素晴らしい塗料である事は間違いないんですが、私の塗装技術&道具ではやや手に余る印象ですかね(;^_^A
結局、下地は他のウレタンクリアーでも大丈夫みたいなので、今まで通りEX-STの下地にウレタンクリアーを吹いて
シコシコ&ポリッシュ。
下地をシルバーにするか黒にするかは好みで良さそうです。ウレタンクリアーのシコシコ&ポリッシュを考えると黒が楽かも?
シルバーは傷が見えにくいので・・・(その傷がTerra Krome塗装ではっきり浮き上がってきます)
そしてTerra Kromeを吹いて、その上にウレタンクリアーを吹いてシコシコ&ポリッシュ。
ウレタンクリアー吹く前はもっとピッカピカ!だったんですが、ウレタンクリアーで曇りにくい、とはいってもやはり少し曇りますね。
それでもなかなかの金属感だと思います。メッキシルバーNEXTも良かったですが、それとはまた違った色味です。
正直、自分ではまだまだ納得いく仕上がりではありませんが、今の自分に出来るだけの事はしたつもりなので、これで
組み立てて完成としたいと思います。
という事で次回、完成編です!!!
フレーム塗装の前に、まずはそのフレームとストラウプのフレームを入れ替えます。
初回の記事にも書きましたが、以前のメッキモデルでは意図せず接着が剥がれてバレルが抜けることもありましたが、
今は接着剤が良くなったのかどうやっても接着が剥がせそうにありません。
もはやメッキ不良やヒケの目立つフレームは不要なので、クレーンの上の薄い部分にリューターで切れ込みを入れまして・・・
フレーム上部にも切れ込みを入れて、強引にバレル&フォーシングコーンを取り出しました。
バレルとフォーシングコーンの接着もガッチリしてて取れそうになかったので、フォーシングコーンの真ん中あたりでカット。
M13フレームに入れ替え完了!!
交換前もリブサイトのおかげでソコソコの重量感ではありましたが、フレームがHWになったことで更に重量UP!
と共に、上下の重量バランスも良くなったと思います♪
もちろん、バレル側とバレル基部のインサートはそのまま残してますのでご心配なく~♪
次はトリガー。特に先端回りが前後に分厚い形状になっているのが気になります。
実銃ストラウプのトリガーはナロートリガーの前面セレーションを削ってますが、タナカのはセミワイドのスムーストリガーの
両サイドを削ってフラットにしたものを使っているようです。タナカにはナロートリガーもありますが、曲面のトリガー前面を
削るより両サイドをフラットに削る方が楽だからでしょう。
こちらは左がストラウプのトリガーで、右がM13のセミワイドトリガーの両サイドを削ってフラットにしたもの。
同じ形状になりました。
これの前面を削り込み、実銃ストラウプっぽい形状にします。
右の二つが加工品ですが、最初に加工した一番右のはちょっと薄くし過ぎちゃったかな~?となったため、改めて別のトリガーを
加工し直したのが真ん中のです。右のはまた何かに使おう・・・
で、加工したトリガーをメッキ屋さんに出してニッケルめっきしてもらったのがコチラ。
ピッカピカ♪
で、いよいよM13フレームの塗装に取り掛かります。以前使ってたクレオスのメッキシルバーNEXTは生産中止になって
久しいのと(ウチにまだ1本ありますが)、ちょっと前から気になってたメッキ塗料を使ってみたくて・・・
という事で、今回使うのはShowUpのTerra Kromeというメッキ調塗料。
車やバイク等用に開発された塗料なので丈夫そうだし、メッキシルバーNEXTみたいに厚塗り厳禁!ではないようだし、
何よりトップコートとしてそのままウレタンクリアーを吹いても曇りにくい!!らしく、とても気になってたんですよね。
(メッキシルバーNEXTでは直接ウレタンクリアー吹くとただの銀色になってしまうので、水性クリアー等を間に挟む必要がありました)
初めて使う塗料という事もあり、下塗りもメーカー推奨のベースカラーブラック(1液ウレタン塗料)を購入し、使ってみました。
今回もやはり下地によって仕上がりに差が出る・・・というより、色々やってみて分かりましたが下地が命!なのでピカピカにします。
って、いきなりこの画像ですが実際は何層もシコシコしては吹いてシコシコしてはポリッシュして、を繰り返して何とか
ここまで来た感じです。専用のシンナーで希釈するのですが、この塗料自体が車用、つまりノズル径の太いスプレーガン
前提なので、推奨のシンナー比率だとかなり粘度が高く、0.3mmノズルのエアブラシで吹くにはかなり多めにシンナーを
入れる必要がありました。
そのシンナーが模型用としては強めで下地のサフをやや侵し気味になるので、ゆず肌になり易く、模型向けにはなかなか
使いこなすのが難しいな・・・と感じました。
で、いよいよTerra Kromeを吹くのですが、確かにメッキシルバーNEXTのように低圧でフワッと乗せるようにごく薄く・・・
というような面倒な事は必要無く、普通の塗料のように塗るだけでメッキ調になります。これは凄い!!
ですがこれに含まれる溶剤もちょっと強めなので、先ほどベースカラーブラックで仕上げた下地の角などに少しでもその下の
サフなどが出ていると、そこだけ全然メッキ調ではなくなってしまいます。(ラッカー塗料全般、Terra Kromeのベースには向きません)
そんなこんなで何度やり直したか・・・ 5~6回はIPAにドボンして最初からやり直したと思います・・・
いや、素晴らしい塗料である事は間違いないんですが、私の塗装技術&道具ではやや手に余る印象ですかね(;^_^A
結局、下地は他のウレタンクリアーでも大丈夫みたいなので、今まで通りEX-STの下地にウレタンクリアーを吹いて
シコシコ&ポリッシュ。
下地をシルバーにするか黒にするかは好みで良さそうです。ウレタンクリアーのシコシコ&ポリッシュを考えると黒が楽かも?
シルバーは傷が見えにくいので・・・(その傷がTerra Krome塗装ではっきり浮き上がってきます)
そしてTerra Kromeを吹いて、その上にウレタンクリアーを吹いてシコシコ&ポリッシュ。
ウレタンクリアー吹く前はもっとピッカピカ!だったんですが、ウレタンクリアーで曇りにくい、とはいってもやはり少し曇りますね。
それでもなかなかの金属感だと思います。メッキシルバーNEXTも良かったですが、それとはまた違った色味です。
正直、自分ではまだまだ納得いく仕上がりではありませんが、今の自分に出来るだけの事はしたつもりなので、これで
組み立てて完成としたいと思います。
という事で次回、完成編です!!!
タナカ Kフレーム用ワイドトリガー&ワイドハンマー
タナカ S&W M65 STROUP 仕上げ直し(今度こそw)完成!
タナカ S&W M65 STROUP 仕上げ直し完成!(仮)
タナカ S&W M65 STROUP フレームカスタム開始
タナカ S&W M65 STROUP PPC CUSTOM
タナカ S&W M65 STROUP 仕上げ直し(今度こそw)完成!
タナカ S&W M65 STROUP 仕上げ直し完成!(仮)
タナカ S&W M65 STROUP フレームカスタム開始
タナカ S&W M65 STROUP PPC CUSTOM