2023年03月05日
SIG SAUER P220 Nitron フレーム加工②
P220 Nitron、前回の続きで今回は難関の一つであるマガジンキャッチ周りの加工を紹介します。
・・・いきなりですが、穴開け完了w
6mmのドリルで貫通穴を開けてから、今回も寸法がリアルなKSCのP226R用マガジンキャッチの寸法に合わせてヤスリで
小判型の穴にしました。
この通り、KSCのマガジンキャッチがピッタリ♪
反対側もピッタリ♪
・・・と、珍しく盛り修正無しの一発で上手く出来たと思ったんですが、ちょっとだけ(0.5mmくらい)位置がズレてしまったので
結局穴を拡張して以前やった時と同様にマガジンキャッチにテープを巻いて挿入して隙間を接着剤で埋めるなどしましたw
並行して、すでに上の画像でも写ってますがグリップスクリューのスタッドを埋め込むための穴も開けてあります。
今回はグリップに穴位置に合わせて開けるだけなので、簡単♪
P245やP220 Nitron Carryのマガジンキャッチは真鍮丸棒から削り出しましたが、何気に小判断面で真っ直ぐ削り出すのって
大変だったので、今回はKSCのマガジンキャッチを加工して使う事にしました。
ただし、贅沢にも2個使いますw 両方ともボタン側を使い、それぞれをこんな形状に削りました。
組み合わせるとこんな感じ。
ボタン側を2個使ったのは、マガジンキャッチ側の肉厚です。凹凸形状の関係が逆になるので、元のキャッチ側の形状から
削るのでは肉厚が足りなくなってしまうから、ですね。
で、接着。
今回はジーナスではなく、Vショーの時にお話しした方に教えて頂いた、ジンクパテSTというのを使ってみました。
アルミ粉ではなく亜鉛粉が混ぜ込まれているので、硬化後は亜鉛用のブルー液で染まるらしく・・・ また、100gセットで
1300円ほどと、ジーナスよりお安いのも魅力。接着強度もなかなか良さそうな感じです。粘度はジーナスより低め。
ただ、調べてみても耐熱性が謳われていないのでジーナスよりは高熱に弱いかも知れません。焼付塗装とかする場合は
引き続きジーナスを使おうかと・・・
で、ここからキャッチ部を削り出していくのですが、P245やP220 Nitron Carryと同様だし~と油断したのか?削り過ぎて
しまい、マガジン固定位置が狙いより1mm弱下になってしまいました(´;ω;`)
ちなみにマガジンはP220 Nitron Carryの時に2本作ったうちの1本を使います。
泣きそうになりながらリカバリー方法を考え・・・
閃きました!!
削り過ぎたキャッチ部に、1mm程の幅の溝を掘りまして・・・
M8?ネジ用のワッシャー(鉄製、1mm厚)を用意します。
ワッシャーをこんな形に切り出して~
ジンクパテSTで接着!
整形して、マガジンを挿入。
良い位置になりました!!
ステンレスのマガジンが引っ掛かる部分に鉄の入れ歯を入れたので、耐久性もアップしたかと♪
あとはサポートプレート用の凹みを掘りまして、
こちらもKSCのサポートプレートを取り付け。
マガジンキャッチ穴の内側に、マガジンキャッチロックが引っ掛かる溝を掘りました。
これでマガジンキャッチの取り付けが完了!
この辺で、上の方で開けておいたスタッド用の穴に、元のフレームから切り出したスタッドを埋め込みます。
実銃ではフレーム側面とフラットなのでP245ではそうしていたのですが、スクリューのネジ込み量が浅くなってしまいがちなのと、
今回はグリップの位置決めも兼ねる為に少し突出させました。
ハンマーシート(メインスプリングハウジング)が引っ掛かる部分の形状も直してあります。
これでグリップの位置が完全に決まったので、フレーム後端の形状もグリップに合わせて・・・
削りました♪
フレームの加工も佳境に入ってきましたが、ここらでスライド側にも手を付けましょうかね。
続く!!
・・・いきなりですが、穴開け完了w
6mmのドリルで貫通穴を開けてから、今回も寸法がリアルなKSCのP226R用マガジンキャッチの寸法に合わせてヤスリで
小判型の穴にしました。
この通り、KSCのマガジンキャッチがピッタリ♪
反対側もピッタリ♪
・・・と、珍しく盛り修正無しの一発で上手く出来たと思ったんですが、ちょっとだけ(0.5mmくらい)位置がズレてしまったので
結局穴を拡張して以前やった時と同様にマガジンキャッチにテープを巻いて挿入して隙間を接着剤で埋めるなどしましたw
並行して、すでに上の画像でも写ってますがグリップスクリューのスタッドを埋め込むための穴も開けてあります。
今回はグリップに穴位置に合わせて開けるだけなので、簡単♪
P245やP220 Nitron Carryのマガジンキャッチは真鍮丸棒から削り出しましたが、何気に小判断面で真っ直ぐ削り出すのって
大変だったので、今回はKSCのマガジンキャッチを加工して使う事にしました。
ただし、贅沢にも2個使いますw 両方ともボタン側を使い、それぞれをこんな形状に削りました。
組み合わせるとこんな感じ。
ボタン側を2個使ったのは、マガジンキャッチ側の肉厚です。凹凸形状の関係が逆になるので、元のキャッチ側の形状から
削るのでは肉厚が足りなくなってしまうから、ですね。
で、接着。
今回はジーナスではなく、Vショーの時にお話しした方に教えて頂いた、ジンクパテSTというのを使ってみました。
アルミ粉ではなく亜鉛粉が混ぜ込まれているので、硬化後は亜鉛用のブルー液で染まるらしく・・・ また、100gセットで
1300円ほどと、ジーナスよりお安いのも魅力。接着強度もなかなか良さそうな感じです。粘度はジーナスより低め。
ただ、調べてみても耐熱性が謳われていないのでジーナスよりは高熱に弱いかも知れません。焼付塗装とかする場合は
引き続きジーナスを使おうかと・・・
で、ここからキャッチ部を削り出していくのですが、P245やP220 Nitron Carryと同様だし~と油断したのか?削り過ぎて
しまい、マガジン固定位置が狙いより1mm弱下になってしまいました(´;ω;`)
ちなみにマガジンはP220 Nitron Carryの時に2本作ったうちの1本を使います。
泣きそうになりながらリカバリー方法を考え・・・
閃きました!!
削り過ぎたキャッチ部に、1mm程の幅の溝を掘りまして・・・
M8?ネジ用のワッシャー(鉄製、1mm厚)を用意します。
ワッシャーをこんな形に切り出して~
ジンクパテSTで接着!
整形して、マガジンを挿入。
良い位置になりました!!
ステンレスのマガジンが引っ掛かる部分に鉄の入れ歯を入れたので、耐久性もアップしたかと♪
あとはサポートプレート用の凹みを掘りまして、
こちらもKSCのサポートプレートを取り付け。
マガジンキャッチ穴の内側に、マガジンキャッチロックが引っ掛かる溝を掘りました。
これでマガジンキャッチの取り付けが完了!
この辺で、上の方で開けておいたスタッド用の穴に、元のフレームから切り出したスタッドを埋め込みます。
実銃ではフレーム側面とフラットなのでP245ではそうしていたのですが、スクリューのネジ込み量が浅くなってしまいがちなのと、
今回はグリップの位置決めも兼ねる為に少し突出させました。
ハンマーシート(メインスプリングハウジング)が引っ掛かる部分の形状も直してあります。
これでグリップの位置が完全に決まったので、フレーム後端の形状もグリップに合わせて・・・
削りました♪
フレームの加工も佳境に入ってきましたが、ここらでスライド側にも手を付けましょうかね。
続く!!
SIG SAUER P220 Nitron 完成!!
SIG SAUER P220 Nitron その後…
SIG SAUER P220 Nitron スライドセレーション加工
SIG SAUER P220 Nitron ブリーチ周り加工、その他
SIG SAUER P220 Nitron フレーム加工①
SIG SAUER P220 Nitron カスタム開始! #220の日
SIG SAUER P220 Nitron その後…
SIG SAUER P220 Nitron スライドセレーション加工
SIG SAUER P220 Nitron ブリーチ周り加工、その他
SIG SAUER P220 Nitron フレーム加工①
SIG SAUER P220 Nitron カスタム開始! #220の日
プロフィール欄をご覧頂けると幸いです。
よろしくお願いします。