2021年10月03日
Beretta 92D 加工編
という事で今回はベレッタ! お友達のVirnaさんからのご依頼で、タイトルの通り92Dを作ります♪
ベースはマルシンのベレッタ92FS、HWモデルガン(リアル刻印仕様)です。
さて、92Dってどんなの?と言いますと、まぁ一言で言えば92のダブルアクションオンリーですね。(ホントに一言で終わったw)
(実銃画像お借りします)
今回はスライドの加工をメインに、仕上げも凝らずに肩の力を抜いてお手軽に行きましょ~~
なので、加工記事は今回の1回だけ♪
という事でまずはブリーチから。
セフティが通る穴と、後ろのファイアリングピンの逃げは不要になるので・・・
このようにオートウェルドで塞ぎます。
ファイアリングピンが通る穴には予めテープを巻いた棒(ドリル)を突っ込んでおきました。
また、スライドのセフティ周りも全てオートウェルドで塞ぎます。
こちらは埋める体積が結構大きかったので、オートウェルドにHWの削り粉を混ぜてみました。
粘度も上がって作業しやすかったですが、細かい気泡が削った後に小さなスとなってたくさん出てきたのにはちょっと参りましたw
92Dもこちらもタイプ(初期型なのかな?)であれば以上の作業でスライドの作業は終了なのですが・・・
やはり上の方に貼った、セレーションが後ろに延長されたタイプにしたいという事で、その延長分、まずは一段落とします。
そこにいつものように細く切り出したABS板を貼り付け・・・も考えましたが、セレーションのピッチが狭いので均等に貼り付けて
仕上げるのがなかなか難しそうだし、凹み部分(幅1mm弱)を仕上げるヤスリも持ってないし、そうなると元のセレーションとの
連続性が失われる気がしたので・・・
元のセレーションを型取り君で型取る事に。
出来た型の不要な部分を切り取り、後ろ8コマ分に今度はジーナスを詰めて、8コマ分後ろにずらしてスライドに押し付けます。
右側も同時に行い、後の仕上げが楽になるよう、型が出来るだけスライドに密着するようにビニールテープでグルグル巻きに。
硬化後。左側は上手い事転写出来ました!
が、右側はちょっと上にズレちゃいました・・・
ビニールテープで巻いた時にズレちゃったみたい。仕方ないので右側だけ肉が足りない部分にジーナスを盛り直し、再度
型を押し付けてあげました。
はみ出した部分を削り、シコシコ。
出来るだけ型を密着させたつもりでしたが凹み部分の高さが元のセレーションと合わなかったので、1mm厚の真鍮板を削って
凹みの幅に合わせ、筋目ヤスリでギザギザを付けたお手製ヤスリで仕上げてやりました~
それと、リアル刻印版ではありますがMARUSHIN~と入ってるのが目障りなので瞬着で埋めちゃいます。
ついでにMOD.92FS~のFS部分も埋めて、Dだけ手彫りします。
これでスライドの加工は終了~
続いて、ハンマーを加工します。
スパー部分をスパッとな(w)
ヤスリでシコシコして完成!
セフティ部分のファイアリングピンが無くなる代わりにジャンクパーツ(たぶんABS)から延長部分を製作し、メインのファイアリングピンに
M3のイモネジで結合します。
こんな感じ~
いよいよダブルアクションオンリー化ですが、作る前まではシングルアクション用のノッチを削るのかな?と思いきや、色々調べたところ
単純にシアを取り払うだけらしいですw
あと、右の銀色のデコッキングレバーも不要になるので、代わりのスペーサーをジャンクパーツから作ります。
フレームにこんな風に組みます。
実銃もこんな感じでデコッキングレバーの代わりにスペーサーが組まれてるようです。
感の良い方ならお分かりかと思いますが、シアが無いのでスライド引いて装填してもハンマーはコックされずにスライド前進と
共に倒れ、ファイアリングピンに当たります。AFPBがあるのでファイアリングピンは前進できず発射されないとは言え、なかなか
ドキドキするシステムですよね・・・ トリガー引いて発射後もAFPBリフターがディスコネクトされ、スライド前進時にハンマーが
ファイアリングピンに当たります。ハンマーだけで倒れるよりもスピードは遅いとは思いますが、毎回ガツガツとハンマーが
ファイアリングピンを叩くような状態なので、AFPBが直ぐに傷んでしまうんじゃないかと心配になります。
今回はダミカ仕様にするので、この通りファイアリングピンの突出量を抑えておくので問題はあリません。
が、発火仕様のモデルガンではある程度ファイアリングピンを長くしないといけないでしょうから、この構造では無理かも知れませんね。
ガスブロでもそうですが、それこそシアは残したままハンマーのシングルアクション用のノッチを削り、毎回セフティコックで止めるとかの
アレンジが必要かも??
という事で、次回完成編です♪
ベースはマルシンのベレッタ92FS、HWモデルガン(リアル刻印仕様)です。
さて、92Dってどんなの?と言いますと、まぁ一言で言えば92のダブルアクションオンリーですね。(ホントに一言で終わったw)
(実銃画像お借りします)
今回はスライドの加工をメインに、仕上げも凝らずに肩の力を抜いてお手軽に行きましょ~~
なので、加工記事は今回の1回だけ♪
という事でまずはブリーチから。
セフティが通る穴と、後ろのファイアリングピンの逃げは不要になるので・・・
このようにオートウェルドで塞ぎます。
ファイアリングピンが通る穴には予めテープを巻いた棒(ドリル)を突っ込んでおきました。
また、スライドのセフティ周りも全てオートウェルドで塞ぎます。
こちらは埋める体積が結構大きかったので、オートウェルドにHWの削り粉を混ぜてみました。
粘度も上がって作業しやすかったですが、細かい気泡が削った後に小さなスとなってたくさん出てきたのにはちょっと参りましたw
92Dもこちらもタイプ(初期型なのかな?)であれば以上の作業でスライドの作業は終了なのですが・・・
やはり上の方に貼った、セレーションが後ろに延長されたタイプにしたいという事で、その延長分、まずは一段落とします。
そこにいつものように細く切り出したABS板を貼り付け・・・も考えましたが、セレーションのピッチが狭いので均等に貼り付けて
仕上げるのがなかなか難しそうだし、凹み部分(幅1mm弱)を仕上げるヤスリも持ってないし、そうなると元のセレーションとの
連続性が失われる気がしたので・・・
元のセレーションを型取り君で型取る事に。
出来た型の不要な部分を切り取り、後ろ8コマ分に今度はジーナスを詰めて、8コマ分後ろにずらしてスライドに押し付けます。
右側も同時に行い、後の仕上げが楽になるよう、型が出来るだけスライドに密着するようにビニールテープでグルグル巻きに。
硬化後。左側は上手い事転写出来ました!
が、右側はちょっと上にズレちゃいました・・・
ビニールテープで巻いた時にズレちゃったみたい。仕方ないので右側だけ肉が足りない部分にジーナスを盛り直し、再度
型を押し付けてあげました。
はみ出した部分を削り、シコシコ。
出来るだけ型を密着させたつもりでしたが凹み部分の高さが元のセレーションと合わなかったので、1mm厚の真鍮板を削って
凹みの幅に合わせ、筋目ヤスリでギザギザを付けたお手製ヤスリで仕上げてやりました~
それと、リアル刻印版ではありますがMARUSHIN~と入ってるのが目障りなので瞬着で埋めちゃいます。
ついでにMOD.92FS~のFS部分も埋めて、Dだけ手彫りします。
これでスライドの加工は終了~
続いて、ハンマーを加工します。
スパー部分をスパッとな(w)
ヤスリでシコシコして完成!
セフティ部分のファイアリングピンが無くなる代わりにジャンクパーツ(たぶんABS)から延長部分を製作し、メインのファイアリングピンに
M3のイモネジで結合します。
こんな感じ~
いよいよダブルアクションオンリー化ですが、作る前まではシングルアクション用のノッチを削るのかな?と思いきや、色々調べたところ
単純にシアを取り払うだけらしいですw
あと、右の銀色のデコッキングレバーも不要になるので、代わりのスペーサーをジャンクパーツから作ります。
フレームにこんな風に組みます。
実銃もこんな感じでデコッキングレバーの代わりにスペーサーが組まれてるようです。
感の良い方ならお分かりかと思いますが、シアが無いのでスライド引いて装填してもハンマーはコックされずにスライド前進と
共に倒れ、ファイアリングピンに当たります。AFPBがあるのでファイアリングピンは前進できず発射されないとは言え、なかなか
ドキドキするシステムですよね・・・ トリガー引いて発射後もAFPBリフターがディスコネクトされ、スライド前進時にハンマーが
ファイアリングピンに当たります。ハンマーだけで倒れるよりもスピードは遅いとは思いますが、毎回ガツガツとハンマーが
ファイアリングピンを叩くような状態なので、AFPBが直ぐに傷んでしまうんじゃないかと心配になります。
今回はダミカ仕様にするので、この通りファイアリングピンの突出量を抑えておくので問題はあリません。
が、発火仕様のモデルガンではある程度ファイアリングピンを長くしないといけないでしょうから、この構造では無理かも知れませんね。
ガスブロでもそうですが、それこそシアは残したままハンマーのシングルアクション用のノッチを削り、毎回セフティコックで止めるとかの
アレンジが必要かも??
という事で、次回完成編です♪
タニオコバ GM-7 ショートスライドモデル ちょいカスタム
HWS スマイソン 3インチ プチカスタム
ZEKE S&W M19-3 4inch
タナカ S&W M28 4インチ モデルガン
Smith & Wesson Model 14-3(2) 製作記
SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 再び
HWS スマイソン 3インチ プチカスタム
ZEKE S&W M19-3 4inch
タナカ S&W M28 4インチ モデルガン
Smith & Wesson Model 14-3(2) 製作記
SFA Hellcat フィンガーアクションブローバック 再び
自分もそれなりに長くこの趣味してるけど知らない事いっぱいあるな~。
それにしても、ただ、ハンマーを丸めてセフティをなくすだけじゃないのか
結構、怖いシステムですね、ホントに大丈夫だったのか心配になりますww
アノ部分の形状は実銃の画像見るかぎりでは
M93R、M92SBそしてM92Sまでもがクビレている様に見えます。
何故平面でないのか謎ですね。
女性同様クビレが大事と言うことで…ムフフフ
こんちは!
> アノ部分の形状は実銃の画像見るかぎりでは
>M93R、M92SBそしてM92Sまでもがクビレている様に見えます。
昔からそうだったのかも知れませんね!?
まさに世紀を跨いだ大発見かと!w
次回こちらでもネタにさせていただきまーす♪
>何故平面でないのか謎ですね。
そこはやはり、曲面大好きなベレッタだからでは!?ww
>女性同様クビレが大事と言うことで…ムフフフ
ですね❤️
すんません順番間違えました!!
> M92系にDAオンリーなんてモデルあったんですね~!
そーなんですよー
私もそんなのあったなぁ〜?くらいにしか記憶にありませんでしたし、結構マイナーですよね。
>それにしても、ただ、ハンマーを丸めてセフティをなくすだけじゃないのか
それだとセフティの無い超危険なシングルアクションになっちゃいますw
>結構、怖いシステムですね、ホントに大丈夫だったのか心配になりますww
実銃の実射動画見る限りではフルオートとかにはなってませんでしたw
「ダブルアクションの練習にはイイネ!」って言ってましたけどww
ところでお聞きしたいのですが、でヤスリを面に綺麗に当てるコツとかありませんかねぇ。
やはり練習有るのみでしょうか??
場違いな質問申し訳ございませんm(_ _)m
こんばんは〜
こちらではお久しぶりです♪
> ほえ〜、型取りでセレーション複製とか色んな事考えつきますねぇ。相変わらず仕上がり美しいし流石だ…
ありがとうございます〜
どうすれば楽できるか常に考えておりますw
>ところでお聞きしたいのですが、でヤスリを面に綺麗に当てるコツとかありませんかねぇ。
>やはり練習有るのみでしょうか??
面を出したいって事ですよね?
素材や状態にもよりますけど、ご存知かも知れませんが最初は出来るだけ荒目のヤスリで面出ししてます。
余計な傷を付けまいと最初から細目でシコシコしてると、面を出すのが難しいですね。
あとコレは個人的なコツ?ですが、面出しする時はヤスリはもちろんブツも手に持ってやってます。
固定されたモノに対して常に並行にヤスリ当てるなんて、私には無理なのでw