2016年01月14日

タナカ M36 アーリーモデル フロントサイト加工

さてさて、M36をスクエアバット化してリアサイトを取り付けたとなれば、もうお分かりの方もいらっしゃいますが
ターゲットモデルを作るってぇ事です!


(実銃画像お借りします)

このターゲットモデル、最初のモデルはChiefs Special Targetsの名称で、次に生産された時はM36のモデル名がスタンプされ、
後にM50の独自モデル名が与えられた模様。
全てにアジャスタブルリアサイトが取り付けられ、3インチと2インチモデルがあり、2インチモデルには特に背の高いフロントサイトが
取り付けられ、多くはスクエアバットだがラウンドバットも少数あり、ニッケルフィニッシュが少数あるが多くはブルーフィニッシュ、と。
(参照元:Smith & Wesson Forum)

なるほどねぇ~~~(意味深



という事で(?)、残る加工箇所は~~


そう! フロントサイト!!

アーリーモデルでせっかく再現された薄いフロントサイトですが、切り取っちゃいますw





そこに、リュータービットで溝を彫ります。



最初にフロントサイトの根元を僅かに残したのは、この溝の幅の目安にするため♪
ビットの直径から、溝の深さは約1.5mmほどになりました。



2mm厚のABS板からフロントサイトを切り出し、厚みを1.6mmほどにシェイプします。



この背の高さなのでぶつけやすいでしょうからアルミや真鍮で作ろうかとも考えましたが、逆に根元の接着部分に負荷が
集中して軽くぶつけただけで折れてしまうと思い、あえてABSで作りました。手抜きじゃないよ?ww



溝に嵌めてみます。



イイ感じじゃなーい?w



一旦外して溝に瞬着を流してフロントサイトを挿入して接着し、はみ出た瞬着を整形。



50LPIのセレーションも入れました♪

溝に入れて接着したおかげで、接着強度自体の不安は無いですね。



真横から。



高さはいくつかの画像を見ながら決めましたが、どうでしょ? まぁ、これでいいよね? ね?ww



という事で後は仕上げ塗装なのですが~ ご依頼者さまから『お任せで♡』って言わてるので悩み中ですw
艶を抑えたサテンブルーか、エロ艶仕上げか、はたまた軽いビンテージ仕上げか・・・


悩む時間もまた楽し♪


  


Posted by あじゃ  at 18:42Comments(14)S&W M50 Target