2013年04月12日

VFC HK416 + Beta EMAG調整

VFC HK416に無事挿入・作動出来るようになったBetaのEMAG、その問題とは!?


給弾しやがりません_ノ乙(、ン、)_


BetaのEMAG(PMAGも)はフォロアーの形状が悪く、WAM4でも最終弾を送り出せない問題があるそうで、
その対策はすでにしてあります。(勝手にリンク貼っちゃいますが、コチラを参考にしました。)


しかし、今回は最終弾どころか全弾給弾しませんがな(´・ω・`)


チャーハン引いてエジェクションポートから給弾の様子を見ると、ノズルのアゴが最上部のBB弾を蹴り出せずに下へ
押し戻していました。

リップはガスルートパッキンごと1mm持ち上げたけど、それでも低いようです・・・


どれくらい低いのか? ノーマルとの違いを検証します。

まずはBB弾を入れたノーマルマガジンをロアレシーバーに挿入した状態を前側から観察。

VFC HK416 + Beta EMAG調整

この状態で、ロアレシーバー上面~最上部のBB弾上までが10.5mm。



次に、ガスルートパッキンごとリップを1mm持ち上げたEMAG。

VFC HK416 + Beta EMAG調整

上のノーマルと比べて明らかに低いですね・・・ ノギスで測ってみると8.5mmと、2mmもの差がありました。
たった2mmとはいえ、6mmBB弾の中で2mmといえば1/3を占めます。この差は大きい!



そこでリップを更に2mm持ち上げ・・・たいところですが、1.5mmで我慢します。(理由は後述)

前回リップの裏に貼った1mm厚のワッシャーを剥がし、ABS板を積層して2.5mm厚にしてリップ裏全面に貼り付けました。

VFC HK416 + Beta EMAG調整

左のが貼り付け後。ガスルートパッキンが入る部分や給弾ルートなど、リップの裏側形状をトレースしてます。
更に、給弾ルートの横にはボルトストップパーツの逃げのための溝を掘りました。
(前回、ケースに貼った1mm厚のABS板も剥がします)



横から見るとこんな感じ。

VFC HK416 + Beta EMAG調整



さて、お気づきと思いますがこれではガスルートパッキンも一緒に1.5mm持ち上がってしまいます。
前回1mm持ち上げたところに追加で、ですのでここは前回と同じ高さに戻したいところ。

Betaのガスルートパッキンは、リップ上面から2.5mmほど出っ張っていますので、出っ張っている部分の『下側』を
1.5mmカッターで切り取りました。

VFC HK416 + Beta EMAG調整

これがリップの追加持ち上げ量を2mmではなく1.5mmにした理由です。この状態で残りの厚さは1mmですが、2mm
カットしてしまうと0.5mmしか残らず、ペラッペラになってしまって作動時に一発で捲れてしまうでしょう・・・

ちなみにノズルと接する上面を削ってしまうとゴムのため綺麗に加工するのは困難ですが、これなら上面は綺麗なまま
ガスルートパッキンを下げられます。(フライスお持ちの方はパッキン無加工でリップを掘り込むほうが良いでしょう。)
後述のパーツを追加する事で本体との気密もキープ出来て、一石二鳥です♪



横から見るとこんな感じ。

VFC HK416 + Beta EMAG調整



これでガスルートパッキンが下がりましたが、このままでは上下に動いてしまうので、ABS板から厚さ1.5mmの
こんな枠状のパーツを自作。

VFC HK416 + Beta EMAG調整



これを加工したガスルートパッキンに嵌めます。

VFC HK416 + Beta EMAG調整



そしてこのガスルートパッキンを、加工したリップに装着。

VFC HK416 + Beta EMAG調整



リップ最上部のBB弾をさらに上げる為、リップの内側を先端球Rの砥石ビットで削りました。

VFC HK416 + Beta EMAG調整

しょぼいビットなので0.5mm削るまでには及びませんでしたが、気持ち深くなってはいますw
(画像は同じ加工をしたPMAGのリップ)



これを組み立てます。

VFC HK416 + Beta EMAG調整




BB弾の高さ位置を確認!

VFC HK416 + Beta EMAG調整

ノーマルの10.5mmまでは行きませんでしたが、10.2mmくらいまで改善。
給弾テストしたところ、最終弾まできっちり装填されるようになりました!! 作動もイイ感じ!!!ヽ(´ー`)ノ

ちょっぴり不安だったガスルートパッキン上側の薄さも、捲れたりすること無く順調です♪


ここまでの加工内容を一言で纏めると、リップは2.5mm持ち上げてガスルートパッキンは1.5mm下げ、リップ内部を
若干削ってあげる、と言ったところですね。


という事で、これにて終了~♪



・・・かと思いきや、ボルトストップを押し上げる力が微妙に弱く、ボルトに半掛かりになります・・・

そこでマガジンスプリングのテンションを強くすべく、スペーサーを自作しました。

VFC HK416 + Beta EMAG調整

スプリングの下に入れます。そしてついでにリアルカウント化♪


これでも足りず、結局本体側のボルトストップのスプリングをやや弱めのものに交換しましたが・・・


それと、リップの幅が広くてボルトの内側とギリギリのため作動時に角が当たってしまうので、ボルト側の角を若干
丸めました。

VFC HK416 + Beta EMAG調整



更に! kyon2_CTUさんから頂いた残弾確認窓用シールを貼り、今度こそ完成で~~っす!!ヽ(´ー`)ノ

VFC HK416 + Beta EMAG調整

今回はHK416Cに付けてみました♪ 実レンジャープレート(非PTS)もばっちりポン付け!!

何コレ! ちょお~カッコいいんですけど!!!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

kyon2_CTUさん、ありがとうございました! シール有るのと無いのとで全然違いますね♪



んでも何本も作る気になれないので、スペア無しのこれ一本だけ~~(;^_^A

HK416Dは以前作ったHKタイプマガジンで、HK416CにこのEMAG着けとこっかな♪

ぐふふふふ♪




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Posted by あじゃ  at 00:28 │Comments(2)VFC HK416

この記事へのコメント
あじゃさんこんばんは!!

はあ~~、、、いつもながら、鋭い洞察力と的確な対処法は、お見事としか言い様が無いです!!スゲイ!!

自分だったら、ブローバックした時点で満足しちゃいそう、、、。
それを球団改善はおろか、ボルトストップまで完璧に調整してしまいなんて~~、、、。

ワタシはこちらにお邪魔するたび、遠い目をしてしまいます、、、。スゲイ~
Posted by くま at 2013年04月12日 03:39
>くま師匠
おはようございます!

>はあ〜〜、、、いつもながら、鋭い洞察力と的確な対処法は、お見事としか言い様が無いです!!スゲイ!!

恐れ入ります!(`・ω・´)
実はここに達するまでにリップを一つダメにしたりと、試行錯誤の結果だったりします(;^_^A
何とかなって良かった〜♪

>自分だったら、ブローバックした時点で満足しちゃいそう、、、。

確かに私も弾入れて撃つ事は稀なのですが、やっぱり撃てるようにしておきたくて…

>ワタシはこちらにお邪魔するたび、遠い目をしてしまいます、、、。スゲイ〜

そりゃこっちのセリフじゃー!ww

TA31RCO-M150CPとTA11SDO-CP欲しいッス〜
Posted by あじゃあじゃ at 2013年04月12日 09:02
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