2015年05月14日
59式手槍 スタート!
今回からスタートするのは、KSCのマカロフのカスタム!

※また加工前の写真取り忘れちゃったので、KSCのサイトから画像お借りします(;^_^A 問題あれば削除しますm(_ _)m
しかもただのマカロフではなく59式手槍という中国ノリンコがコピーしたマカロフ、それも59年当初に生産されたと思われる、
グリップのマークが『盾に5つ星』のタイプを作って欲しいと・・・

マカロフ含めてこの辺全然知らないので調べてみると、1959年にノリンコがソ連のマカロフを採寸・コピーして生産したものの、
あまり普及せずに生産停止になってしまったみたいです(((( ;゚Д゚)))
生産停止になった理由として、Wikiでは旧来のトカレフやそのコピーの54式手槍が使われ続けたために59式は普及しなかった(要約)
とありますが、別のサイトではマカロフはこう見えて(失礼w)高度な生産技術が必要で、当時中露関係が悪化してロシアの技術
サポートを受けられずに採寸コピーしただけの59式は大変信頼性が低く問題が多発した為、翌年には生産停止した(!)ともあります。
理由はともかく生産数が少ないのは事実なのか、ネットで色々と語句を変えて(中国語表記の59式手枪なども)検索するも数枚の
画像しかヒットしません。
後年、再生産された?グリップのマークが普通の一つ星のは沢山あるのですが・・・



それも、他にも何枚かあるものの、このように左側ばかり。
辛うじてこの画像で上面と右側面が見える程度。

うーん・・・ 資料少ないけど、雰囲気が出れば良いか・・・
と思ったら! 今回のご依頼、何とブルーイングで仕上げて欲しいって言うんですよ奥さん!!ww
ブルーイング苦手なんですが・・・
え? ムラムラでも全然構わないっつか、ノリンコだしその方が雰囲気出る?
まぁ確かに・・・
ただ、刻印は打ち替えなきゃいけないのがネックですよね。スライドのシリアルナンバーは位置も違うし。
KSCのはご丁寧にレーザーで深くクッキリと入れられているし、瞬着で埋めたらブルーイングしてもバッチリ見えちゃうし。
・・・という事で、ダメ元で同じKSCのHW樹脂を半田コテで溶かしながら刻印を埋めてみました!!

・・・やっぱダメでしたーーー!!!
コテ先の温度を色々調整して何度もトライしたのですが、やはり均一な表面には出来ませんでした(´・ω・`)
という事ですみません、やっぱり塗装でいきます・・・
さて気を取り直して〜
セフティクリックの凹みはKSCマカロフのは楕円ですが59式は真ん丸なので、一旦埋めます。

それとスライド上面のリブにあるセレーションですが、マカロフは波型になってますが上の実銃画像では59式はストレート?っぽく
見える気が・・・ 実際そうなのかどうか分かりませんが、加工が面倒臭そうな部分は当時のノリンコだったら省略するだろうと
(いう先入観でw)、ストレートにしちゃいました!

※波型を瞬着で埋めたので波型の模様が見えますがストレートに加工済み
しかも前から後ろまで貫通させちゃってます。もしかしたら仮に本当にストレートであってもフロントサイト手前で止まってるかも
知れませんが、ココは中華の雰囲気&加工性重視でww
(ちなみに後年再生産されて輸出されたタイプはフロントサイトとリアサイトの間のみ、チェッカリングみたいになってます)
一旦フロントサイトを削り落とした事もあり、ABS板から新造してスライドに溝を掘ります。

挿入して接着。

続いて、刻印に取り掛かります。
まずはフレームから・・・ 上の実銃画像の中から辛うじて判別できるシリアルナンバー、2037643にします。

サフを吹いたフレームに、いつものように作成したデータを印刷してセロテープでペタリと。
真ん中の△56は、KSCのマニュアルに書いてあったのでその通りに。
右の59SHIは59式の意味です。(式は中国語のピンインで書くとSHI)
そうそう、このフレームなんですが運良く無刻印のものを入手できました!!
イヤ、実はちょうど子連れ狼さんがKSCにフレーム単品を注文されてまして、それが届いてみたら無刻印!
KSCのトカレフはフレームに個別のシリアルナンバーを入れており、パーツ単品ではその周りの刻印も含めて入れてない
みたいで、アレ?だったらこっちのフレームと交換すれば良くね??となった次第です♪
この後フレームは彫り終えてますが、実銃画像を見てて別の部分に違和感を感じて・・・
現在、ちょっと面倒な加工に取り掛かっております(;^_^A
グリップの『盾に5つ星』マークもどうにかしなきゃ!!
続く!!

※また加工前の写真取り忘れちゃったので、KSCのサイトから画像お借りします(;^_^A 問題あれば削除しますm(_ _)m
しかもただのマカロフではなく59式手槍という中国ノリンコがコピーしたマカロフ、それも59年当初に生産されたと思われる、
グリップのマークが『盾に5つ星』のタイプを作って欲しいと・・・

マカロフ含めてこの辺全然知らないので調べてみると、1959年にノリンコがソ連のマカロフを採寸・コピーして生産したものの、
あまり普及せずに生産停止になってしまったみたいです(((( ;゚Д゚)))
生産停止になった理由として、Wikiでは旧来のトカレフやそのコピーの54式手槍が使われ続けたために59式は普及しなかった(要約)
とありますが、別のサイトではマカロフはこう見えて(失礼w)高度な生産技術が必要で、当時中露関係が悪化してロシアの技術
サポートを受けられずに採寸コピーしただけの59式は大変信頼性が低く問題が多発した為、翌年には生産停止した(!)ともあります。
理由はともかく生産数が少ないのは事実なのか、ネットで色々と語句を変えて(中国語表記の59式手枪なども)検索するも数枚の
画像しかヒットしません。
後年、再生産された?グリップのマークが普通の一つ星のは沢山あるのですが・・・



それも、他にも何枚かあるものの、このように左側ばかり。
辛うじてこの画像で上面と右側面が見える程度。

うーん・・・ 資料少ないけど、雰囲気が出れば良いか・・・
と思ったら! 今回のご依頼、何とブルーイングで仕上げて欲しいって言うんですよ奥さん!!ww
ブルーイング苦手なんですが・・・
え? ムラムラでも全然構わないっつか、ノリンコだしその方が雰囲気出る?
まぁ確かに・・・
ただ、刻印は打ち替えなきゃいけないのがネックですよね。スライドのシリアルナンバーは位置も違うし。
KSCのはご丁寧にレーザーで深くクッキリと入れられているし、瞬着で埋めたらブルーイングしてもバッチリ見えちゃうし。
・・・という事で、ダメ元で同じKSCのHW樹脂を半田コテで溶かしながら刻印を埋めてみました!!

・・・やっぱダメでしたーーー!!!
コテ先の温度を色々調整して何度もトライしたのですが、やはり均一な表面には出来ませんでした(´・ω・`)
という事ですみません、やっぱり塗装でいきます・・・
さて気を取り直して〜
セフティクリックの凹みはKSCマカロフのは楕円ですが59式は真ん丸なので、一旦埋めます。

それとスライド上面のリブにあるセレーションですが、マカロフは波型になってますが上の実銃画像では59式はストレート?っぽく
見える気が・・・ 実際そうなのかどうか分かりませんが、加工が面倒臭そうな部分は当時のノリンコだったら省略するだろうと
(いう先入観でw)、ストレートにしちゃいました!

※波型を瞬着で埋めたので波型の模様が見えますがストレートに加工済み
しかも前から後ろまで貫通させちゃってます。もしかしたら仮に本当にストレートであってもフロントサイト手前で止まってるかも
知れませんが、ココは中華の雰囲気&加工性重視でww
(ちなみに後年再生産されて輸出されたタイプはフロントサイトとリアサイトの間のみ、チェッカリングみたいになってます)
一旦フロントサイトを削り落とした事もあり、ABS板から新造してスライドに溝を掘ります。

挿入して接着。

続いて、刻印に取り掛かります。
まずはフレームから・・・ 上の実銃画像の中から辛うじて判別できるシリアルナンバー、2037643にします。

サフを吹いたフレームに、いつものように作成したデータを印刷してセロテープでペタリと。
真ん中の△56は、KSCのマニュアルに書いてあったのでその通りに。
右の59SHIは59式の意味です。(式は中国語のピンインで書くとSHI)
そうそう、このフレームなんですが運良く無刻印のものを入手できました!!
イヤ、実はちょうど子連れ狼さんがKSCにフレーム単品を注文されてまして、それが届いてみたら無刻印!
KSCのトカレフはフレームに個別のシリアルナンバーを入れており、パーツ単品ではその周りの刻印も含めて入れてない
みたいで、アレ?だったらこっちのフレームと交換すれば良くね??となった次第です♪
この後フレームは彫り終えてますが、実銃画像を見てて別の部分に違和感を感じて・・・
現在、ちょっと面倒な加工に取り掛かっております(;^_^A
グリップの『盾に5つ星』マークもどうにかしなきゃ!!
続く!!
今回の第一声はこの言葉、お贈りして、・・・「完成迄頑張ってください !!」 (゚∀゚)/
すごくエエ加減なモデルですね、フツーのマカロフのカスタムじゃなく「中国製」と云う処が興味津々ww・・・
ある意味「あじゃ」博士の自由度・個人的裁量の範囲が大きいと思いますし却ってやり易いんじゃなかんべか、と・・・
スライドにかなり余裕がある様なので 『毛沢東 万歳』と中国漢字で刻印されればどうどすか(爆)
>「完成迄頑張ってください !!」
頑張りまーす!!
>ある意味「あじゃ」博士の自由度・個人的裁量の範囲が大きい
スライド上面だけですねw
グリップ周りは割とはっきりとした違いが見て取れるので、その辺ですね〜
これまでのリボルバーとは、うって変わってマカロフしかもコピー品の59式ってヤヤコシイ物を。
そんでもって<KSCにフレーム単品を注文されてまして、それが届いてみたら無刻印!KSCのトカレフはフレームに個別のシリアルナンバーを入れており、パーツ単品ではその周りの刻印も含めて入れてないみたいで>ってマジメなんか不マジメなんかよくわからんメーカーさんですね。
と言う事はCZなんかもシリアル№なノッペラボウな訳ですかKSCさん?それともシリアルは何番のって注文しないとイケナイんでしょうか?
59式よりもKSCさんのパーツについての疑問が湧いてきた今日この頃でした。
あじゃ様、いきなりのゲテモノ依頼は災難かもしれませんがガンバって下さい。
それでは、また。
そうなんですよ! シリアルナンバー入りのパーツは、他の銃でも刻印無しなのか??
多分、別の部分に入るべき刻印は入ってると思いますが、シリアルナンバーと同列だったりして
同時に入れるような刻印は入ってないんじゃないかと・・・
あんな邪魔っけなシリアルナンバーは要らないので、その方が有り難いですけどね(;^_^A
>いきなりのゲテモノ依頼は災難かもしれませんがガンバって下さい。
ぎゃはははは!
ずっと59式見てると本家よりスラッとしててカッコよく見えてくるから不思議ですw
マカロンですか(*'▽'*)
間違えた(*'▽'*)マカロフですね(#^_^#)
おいそうな名前ですね(*'▽'*)
私も、あじゃさまのような製作技術があれば・・・
また資料不足なのですね(^-^;)右側の写真なんて http://www.imfdb.org/wiki/Makarov_PM
見てみて下さい(*'▽'*)
上から五番目の写真です(*'▽'*)
http://www.imfdb.org/wiki/Makarov_PM
その『丸に一つ星』マークの59式画像は割と多く見られるんですよね~
でも、もう大丈夫です。古い手持ちのGun誌で、『盾に5つ星』マークの
59式側面画像を発見しました!
間違えた(>_<)ごめんなさい・・・
GUN誌で写真見つかったのですね(*'▽'*)
良かったですね!製作頑張って下さい(*'▽'*)
また、マニアックですね~~!!
半田ゴテ作戦、興味ありましたが、難しそうですね・・・。
てか、あじゃさんならブルーイングも上手くやっちゃいそうですが、
塗装であれだけの表現が出来れば、そこに拘る必要もないですかね?
個人的にこれは楽しみ!ですが、ブルーイングは断念との事、残念ですが致し方なし。
板チョコの様なグリップがどうなるのか楽しみです!
第54回静岡ホビーショー 東京マルイ AA-12 またドエライのが来ましたね。
あの広報さんのドヤ顔トーク聞いてたら、お座敷なのに欲しくなってきますよ・・・。
ありがとうございます! 頑張りまっす!!
>また、マニアックですね~~!!
でしょ~~!!
>半田ゴテ作戦、興味ありましたが、難しそうですね・・・。
まぁ、ちょっと無謀でしたかね・・・
>てか、あじゃさんならブルーイングも上手くやっちゃいそうですが
良く言われますが、何かの錯覚ですwww
>個人的にこれは楽しみ!
お好きですか~?(^ω^)
>ですが、ブルーイングは断念との事、残念ですが致し方なし。
刻印埋めとかなければチャレンジしたかったんですけどね(;^_^A
>板チョコの様なグリップがどうなるのか楽しみです!
ブホッ! 板チョコってw 言えてるwww
>第54回静岡ホビーショー 東京マルイ AA-12 またドエライのが来ましたね。
来ましたね~ GBBで出してくれないかな~~ww
でも、すっかりM4GBBが陰に隠れちゃったような気が・・・(滝汗
とりあえず、あじゃさんのブログにマカロフが出てきてビックリしました(笑)
ご依頼者さんはあの方ですか。
ってか、中華のマカロフコピーとかマニアック過ぎて未知の世界...
あ、マカロフといえば、欠陥と叩かれてるシングルアクションでハンマーが
落ちないヤツ。
トリガーバーリンクがトリガーバーにネジ止めされてると思いますが、
そこがガタがあり過ぎなので、そのガタを取るだけでも対策になります。
家のは撃つ前に確認して対処しました。
ってか、何もしないでそのまま撃ってると、その内ハンマーが落ちなくなる
ので、対策された方が良いですよ。
どもども!
>とりあえず、あじゃさんのブログにマカロフが出てきてビックリしました(笑)
俺もだww
>トリガーバーリンクがトリガーバーにネジ止めされてると思いますが、
>そこがガタがあり過ぎなので、そのガタを取るだけでも対策になります。
ほうほう。預かった時からすでに症状は出てて、とりあえずトリガーバーの曲がりを直したら直ったけど、そこもやっとくわ!
ありがとー!!
手彫り刻印の方法はこの記事の通りです。
しかしAKのタンジェントサイトのロシア語表記を朝鮮語に改めるのは骨が折れそうですね。