2021年08月28日

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

今回はカスタムは一休みして、ドットサイトのご紹介です。

タイトルの通り、Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOSという製品。(製品番号SCRD-36)

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

Vector Opticsの製品を最初に買ったのは4年前、Siegfried 6-25×50 FFPというスコープでした。(現在は絶版)
実銃対応としては低価格ながら私なんかには十分過ぎる高性能で、その後魅力的なドットサイトなども出してきて
また何か欲しいなぁとずっと考えていたものの、なかなか個人的にコレ!っていうのが無かったんですが・・・

今回のコレにはビビッ!と来ちゃいまして。

その理由の一つが、いくつかの種類があるVector Opticsのオープン型ドットサイトの中で唯一、RMRフットプリントである事。
Frenzy-Xシリーズには1x20x28という似たサイズのモデルもあるのですが、そちらはドクターサイトなどのフットプリント。

次に、(これは前述の1x20x28も同じですが)レンズの後ろの本体部分って言うのかな?ベース部分の高さが7.2mmと、
RMR(レプリカ)の高さ約9mmよりかなり低い事。

そして最後に、よくスイッチを切り忘れて電池切れを起こしてしまう私にピッタリな(w)、モーションセンサーが搭載されている事。
動かさない状態が2分続くとドットが消え、動かすとまた点灯します。(割と少しの振動でも反応します)
※末尾がMOSではなくAUTとなっている、自動調光タイプもあります。

ちなみにマウント類は付属してませんのでご注意を。


RMRフットプリントという事で、手持ちのRMRとSRO(どちらもレプリカですが恐らくリアルサイズかと)と見比べてみましょう~

フットプリントは全部同じですが、レンズ部分を含めた全長はSROとRMRの中間です。

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS


全高もやはり中間。

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

全体に肉厚でマッチョなSRO/RMRに対して、かなりスッキリした印象ですね。私好みですw


ですが、ウィンドウのサイズはSROとほぼ同じ!

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

ベース部分の薄さが良く分かりますね♪


実銃対応という事で、ウィンドウの真ん中はもちろん上でも下でも右でも左でも、ドットが綺麗に見えるのが素晴らしいです。

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS


まぁ、RMRあたりのウィンドウサイズならレプリカでも(光源の調整次第では)そこそこ綺麗に見えるんですが、SROくらいになると
レプリカでは上半分が使い物にならなかったので余計に感動しましたw

コチラがそのSROレプリカ。真ん中は良いんですが・・・

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS


上に行くとドットが滲むw

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

写真ではまだ良く見えてますが、肉眼ではもっと縦に歪んでしまって全く使い物になりませーん。


んで、このドットサイトを着けたかったのが、3年前にRMR直載せ加工を施したこのVP9!!

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

当時、限界ギリギリの低さでRMR(レプリカ)を直載せしましたが、Crusaderのハイサイトではリアサイトのノッチが半分くらい
RMRで隠れちゃってたんですよね・・・


それがこのようにちょうど良い高さ関係になりました♪

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS


ちなみにこの子もRMR同様に下からバッテリーを入れるタイプでシーリング用のパッキンも入ってるので、サイトと銃の間に
挟むプレートが以前自作した0.1mm厚のSUS板だと変形してエンジンに干渉しちゃうため、0.5mm厚の亜鉛メッキ鋼板に
変更しました。(RMRレプリカの時はプレートが変形しないよう、パッキンを半分の厚さに加工して取り付けてました。)

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

左のが0.1mmのSUS板、右の二つが0.5mm厚の亜鉛メッキ鋼板です。糸鋸とドリルとヤスリで自作しました。
(誰だ?今回カスタムは一休みなんて言ったのは!?w)


亜鉛めっきの表面を軽く研磨して、ブルーイング。

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS


ムラだらけですが、側面しか見えないのでコレでヨシ!!w

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

・・・うん。良いですねVector Opticsのドットサイト。気に入りました♪


ちなみにもう1個のプレートは先日のP229Rに付けました。

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

コチラは逆にアイアンサイトが高過ぎたかな?って感じだったのが、ちょうど良い感じになりました~


最後に、今回自作する前は本家Trijiconのシーリングプレート買えば良いじゃん!板切れ一枚だから安いっしょ!?
とか思ったんですが、日本国内では6千円(!)とかするのを見て、すぐに諦めて密林で千円もしない亜鉛メッキ鋼板を
買った次第ですww


デカいの買っちゃったんで、まだまだ沢山作ろうと思えば作れます。

Vector Optics Frenzy-X 1x22x26 MOS

って、こんなに使いきれないだろうなぁ~~~www
















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Posted by あじゃ  at 12:22 │Comments(2)HK VP9アイテム

この記事へのコメント
良さそうですね。
自分も電池の関係でSI ARK17にレプのSF KINGSLAYER付けたんですよね。
ARK17のネジが貧弱そうなので電池の切り忘れで度々取り外したくなかったのと、外したらゼロインしなおすのも面倒なので。
かといって数万時間稼動できるだけで数万円の実物も手が出ません。
コレだとアマゾンで15000円ぐらいなので買おうかな
ランタイムも20000時間なので電池換えることも無いんじゃないかなw

ちなみに自動on/off以外に主電源スイッチみたいなのもあるんですか?
それと裏面ってマスキングでは無理?鉄板必要ですか?
修理したレプのドクターの時に鉄板でスペーサー作ったら鉄板から通電してました。
絶縁でききれてなかったw
Posted by メラリーメラリー at 2021年08月28日 13:32
>メラリーさん
> かといって数万時間稼動できるだけで数万円の実物も手が出ません。

光学性能とか信頼性のアドバンテージもあるんでしょうけど、5〜10諭吉とかはなかなか手が出せませんよね…

>コレだとアマゾンで15000円ぐらいなので買おうかな

つぽみさんですね。ハッキリ言って安い!です。
私がアリエクのVecto公式ショップで2諭吉程で注文した6月頭の時点では、つぼみさんには在庫は無くて配送が2ヶ月先とかになってましたが、まとめて発注されたのが入荷したんですね。
アリエクでも届くまで1ヶ月掛かりましたし、在庫があってあの値段なら絶対にお買い得だと思います♪

>ランタイムも20000時間なので電池換えることも無いんじゃないかなw

ですですw

>ちなみに自動on/off以外に主電源スイッチみたいなのもあるんですか?

ありますよ! レンズ部分左右にプラスとマイナスのスイッチがあって光量を調整出来ますが、マイナス長押しで消灯します。
その状態でプラスを押すと、消した時の明るさで点灯します。

>それと裏面ってマスキングでは無理?鉄板必要ですか?

取り付け面がフラットで十分な剛性があれば、鉄板は無くても大丈夫だと思いますよ〜

>修理したレプのドクターの時に鉄板でスペーサー作ったら鉄板から通電してました。
>絶縁でききれてなかったw

この子はその辺は大丈夫そうです。
確かに電池のプラス側は鉄板に接触しますが、ボディ等の金属部分は通電してませんでした。
Posted by あじゃあじゃ at 2021年08月28日 14:17
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