2021年06月16日
SIG SAUER P229 SAS パーツ加工
今回はP229 SASのパーツ加工に取り掛かります~
・・・がその前に、スライドで重要な?加工をしていたのを紹介し忘れてました!!
5年前に仕上げ直したP229でも同様の加工をしましたが、やはりタナカのP229は実銃画像と見比べると
スライド上面のRがちょっと緩めになってるので、Rをキツめにしました。
(そう言えば、あの頃はSIG P22X系は好きじゃないとかほざいてましたねぇww)
4枚の画像、いずれも左が加工前、右が加工後です。
この後、左のも同様に加工してます。特に前から見ると結構印象が変わると思うのですが、いかがでしょう?
ただし、内側の角の部分の肉厚が薄くなるので、強度的な観点から(特に発火する場合)はお勧めできません。
タナカもその辺考えてディフォルメしてるのかも知れませんね〜
さて、各パーツの整形に入ります。まずは用意して頂いたP226R用のテイクダウンレバー。
以前使った鉄製バルブの在庫が無くなってしまったので、今回は別の真鍮バルブを使います。(VFCの純正放出バルブ)
それぞれ、このようにシコシコします♪
この後、ジーナスで接着しました。
続いて、やや大ぶりなハンマーをシュッとした感じ(←語彙力w)にシェイプ。
実は右のは同時進行中の自分のP229用でして、SAS用は下の画像の左の方。
今回のSASには中期型のハンマーを再現しようかと。
と言っても、右の現行型とはハンマースパーのセレーション下側のラインがちょっと違うだけですけどね♪
まぁ、大体今までのSIGでやってきた加工ばかりなので、ここからは仮組状態でご紹介します。
トリガーはSRT(ショートリーチトリガー)に。
マガジンキャッチのプレートはピンの位置を修正しても良いのですが、今回はタナカP226用を流用し、EP痕などを
消して使いました。そのままではキツくて入らないので、上下の斜めの面を削って調整してます。
先ほどのテイクダウンレバーはこうなりました♪
別途用意いただいたマガジンキャッチはチェッカリングの目を立て直してます。
トリガーアクションの改善など、以前行った加工も全て適用しています。
こちろんダミーカート仕様とし、チャンバーを持ち上げてリアル化。
チャンバーカバーのシリアルナンバーは削り落としましたが、.357 SIG刻印は消えないように何度も追い彫りしながらの
作業となりました。指が痛い・・・ww
あっ、エキストラクターはパーティングラインを消してます。
ダミーカート仕様にするため、ブリーチフェイスのカートが収まる部分も下方向に拡大。
マグウェル部分を自然な形状に修正。(ピンボケすみません)
フロントストラップのセレーションは一旦埋め、周辺の面を整えてから筋目ヤスリで彫り直してます。
リアサイトはKSCのものに換装。
そのままだと少し緩いので、アリ溝の斜めの面に瞬着を盛って調整してます。
その他にも、上の画像ではあちこち手を入れてまして。
1. フレーム後端、ハンマー付近の角度を調整し、スライド後端の勾配に合わせてます。
2. そのスライド後端の面を1mmほど削り込み、SIG特有のフレームとの段差を出来るだけ再現しました。
3. 実グリ装着時に僅かに出来るフレームとの隙間を埋めております。
それと、これは今回気が付いたんですが・・・
実銃P22X系のハンマー右側の、スライドとフレームの隙間が大きいのが以前から気になりながらも、
単にガタガタなだけかな?なんてスルーしてたんですが。
実はフレームの右後端が斜めにカットされてたんですね!!
あぁ~ セフティロックがブリーチ下面から僅かに飛び出した場合でも、フレームに引っ掛からないようにしてるのか!!
という事で、こちらは先日仕上げたP229 Nitronですが、斜めカットを追加して仕上げ直しました。
良い感じに隙間ができましたw
今まで仕上げたMk.25やM11、P226Rなども全て同様に加工し、もちろん今回のSASにも適用しました♪
これでSASの加工が完了!!(`・ω・´)
次回から紹介予定の自分用P229のパーツなどと合わせて、鈴友さんに送付済みです。
仕上がりが楽しみ~♪
・・・と思ってたら、鈴友さんから連絡があり、タナカの特殊ABS(最近のEvo.2スライドに使われてる材料)には
レーザー刻印出来ないとの事・・・(レーザーで全然彫れずに、グズグズに溶けてしまうそうで)
他の方法を検討しなきゃ!!_(:3」∠)_
・・・がその前に、スライドで重要な?加工をしていたのを紹介し忘れてました!!
5年前に仕上げ直したP229でも同様の加工をしましたが、やはりタナカのP229は実銃画像と見比べると
スライド上面のRがちょっと緩めになってるので、Rをキツめにしました。
(そう言えば、あの頃はSIG P22X系は好きじゃないとかほざいてましたねぇww)
4枚の画像、いずれも左が加工前、右が加工後です。
この後、左のも同様に加工してます。特に前から見ると結構印象が変わると思うのですが、いかがでしょう?
ただし、内側の角の部分の肉厚が薄くなるので、強度的な観点から(特に発火する場合)はお勧めできません。
タナカもその辺考えてディフォルメしてるのかも知れませんね〜
さて、各パーツの整形に入ります。まずは用意して頂いたP226R用のテイクダウンレバー。
以前使った鉄製バルブの在庫が無くなってしまったので、今回は別の真鍮バルブを使います。(VFCの純正放出バルブ)
それぞれ、このようにシコシコします♪
この後、ジーナスで接着しました。
続いて、やや大ぶりなハンマーをシュッとした感じ(←語彙力w)にシェイプ。
実は右のは同時進行中の自分のP229用でして、SAS用は下の画像の左の方。
今回のSASには中期型のハンマーを再現しようかと。
と言っても、右の現行型とはハンマースパーのセレーション下側のラインがちょっと違うだけですけどね♪
まぁ、大体今までのSIGでやってきた加工ばかりなので、ここからは仮組状態でご紹介します。
トリガーはSRT(ショートリーチトリガー)に。
マガジンキャッチのプレートはピンの位置を修正しても良いのですが、今回はタナカP226用を流用し、EP痕などを
消して使いました。そのままではキツくて入らないので、上下の斜めの面を削って調整してます。
先ほどのテイクダウンレバーはこうなりました♪
別途用意いただいたマガジンキャッチはチェッカリングの目を立て直してます。
トリガーアクションの改善など、以前行った加工も全て適用しています。
こちろんダミーカート仕様とし、チャンバーを持ち上げてリアル化。
チャンバーカバーのシリアルナンバーは削り落としましたが、.357 SIG刻印は消えないように何度も追い彫りしながらの
作業となりました。指が痛い・・・ww
あっ、エキストラクターはパーティングラインを消してます。
ダミーカート仕様にするため、ブリーチフェイスのカートが収まる部分も下方向に拡大。
マグウェル部分を自然な形状に修正。(ピンボケすみません)
フロントストラップのセレーションは一旦埋め、周辺の面を整えてから筋目ヤスリで彫り直してます。
リアサイトはKSCのものに換装。
そのままだと少し緩いので、アリ溝の斜めの面に瞬着を盛って調整してます。
その他にも、上の画像ではあちこち手を入れてまして。
1. フレーム後端、ハンマー付近の角度を調整し、スライド後端の勾配に合わせてます。
2. そのスライド後端の面を1mmほど削り込み、SIG特有のフレームとの段差を出来るだけ再現しました。
3. 実グリ装着時に僅かに出来るフレームとの隙間を埋めております。
それと、これは今回気が付いたんですが・・・
実銃P22X系のハンマー右側の、スライドとフレームの隙間が大きいのが以前から気になりながらも、
単にガタガタなだけかな?なんてスルーしてたんですが。
実はフレームの右後端が斜めにカットされてたんですね!!
あぁ~ セフティロックがブリーチ下面から僅かに飛び出した場合でも、フレームに引っ掛からないようにしてるのか!!
という事で、こちらは先日仕上げたP229 Nitronですが、斜めカットを追加して仕上げ直しました。
良い感じに隙間ができましたw
今まで仕上げたMk.25やM11、P226Rなども全て同様に加工し、もちろん今回のSASにも適用しました♪
これでSASの加工が完了!!(`・ω・´)
次回から紹介予定の自分用P229のパーツなどと合わせて、鈴友さんに送付済みです。
仕上がりが楽しみ~♪
・・・と思ってたら、鈴友さんから連絡があり、タナカの特殊ABS(最近のEvo.2スライドに使われてる材料)には
レーザー刻印出来ないとの事・・・(レーザーで全然彫れずに、グズグズに溶けてしまうそうで)
他の方法を検討しなきゃ!!_(:3」∠)_
SIG SAUER P229 SAS 完成!
SIG SAUER P229R カスタム完成♪
SIG SAUER P229R スライド側加工
SIG SAUER P229R カスタム開始!
SIG SAUER P229 SAS製作開始!
SIG SAUER P229 Nitron Compact 製作記④
SIG SAUER P229R カスタム完成♪
SIG SAUER P229R スライド側加工
SIG SAUER P229R カスタム開始!
SIG SAUER P229 SAS製作開始!
SIG SAUER P229 Nitron Compact 製作記④
しかしまたスゴいとこ見つけますね、写真見ても私わかんないっすw
実戦で部隊(多くの物が使われる意味で)使用されているものって、
道具としてどんどん進化していくんですよね、そこが民間用と違うというか、
プロ用の1911にも共通するところがありますよね
私自身もナイトホークカスタムのヴィッカーズタクティカルの実銃を調べて思いました
レーザー刻印は予想外でしたね、溶けるトハ・・・ビビりました・・・
僅かな形状修正の積み重ねがタナカのモデルガンをグッとリアルにしてくれます。
スライド後部のギャップにはそんな理由があるんですね!
私もこんくらいはご愛敬のガタだと思ってましたw
勉強になるなぁ。
レーザ-刻印と材質の相性は私も遭遇したことがあり、出力を下げれば何とかなるのではと思いましたが、それでは上手くいきませんでした。
完成までよろしくお願いしまーす!
> SIG229 やっぱイイですね、プロっぽい!
ですよね! もしアメリカに住んだら今のところ欲しい銃ナンバーワンですw
(オラガバニスト、とはw)
>しかしまたスゴいとこ見つけますね、写真見ても私わかんないっすw
私もなかなか気が付かなくてずっと気になってたというか頭の片隅に残ってたんですが、
先日、実銃分解動画を観てた時に「あっ!!」ってなりましたw
仕上げ済みのを加工するのは面倒でしたがww
>レーザー刻印は予想外でしたね、溶けるトハ・・・ビビりました・・・
このスライド材質、削ってる時も明らかに普通のABSよりも粘り気があるので、耐衝撃性を上げるためにウレタンか何か分かりませんが混ぜてあるみたいですね。
それで逆に耐熱性が下がってるみたいで… なかなか厄介なヤツです_(:3」∠)_
> 僅かな形状修正の積み重ねがタナカのモデルガンをグッとリアルにしてくれます。
言われなきゃ(言われても?)分からないような部分を頑張ってシコシコしました!w
>スライド後部のギャップにはそんな理由があるんですね!
>私もこんくらいはご愛敬のガタだと思ってましたw
ですよねw
理由は私の想像ですけど、他に理由が見当たらないので恐らく間違いないです。
P228とかの古いモデルからずーっとこうなってるっぽいですー
>レーザ-刻印と材質の相性は私も遭遇したことがあり、出力を下げれば何とかなるのではと思いましたが、それでは上手くいきませんでした。
やはりそうなんですね〜
今回は刻印と言っても深く彫らずに塗装皮膜を落とすくらいで良いんですが、それでも綺麗に仕上がるかはやってみないと何とも…というお話でした。
>完成までよろしくお願いしまー!
はーい_(:3」∠)_