2021年04月09日
SIG SAUER P229 Nitron Compact 製作記②
(前回の続き)
何と、タイミング良く現行P229のワンピースグリップが某オークションに出品されたのです!
(出品者はグリップ好きなら一度はお世話になっているであろう、目の粗い麻生地?バックのあのお方。正に女神と思いましたw)
そして、無事にゲット出来ました~!!

DAK(P229のダブルアクションオンリー版)用のパッケージでしたが、グリップ自体はDA/SAと共用なので無問題♪
ただ、そのままではタナカP228に装着出来ず、要加工です。ワンピースグリップの内側、しかも削りにくいナイロンをシコシコ
するのは大変なので、今回はグリップは一切加工せずにフレーム側を合わせます!
まずはハンマーストラット。

ノーマルのままではどう逆立ちしてもハンマースプリングがグリップに干渉するので、ストラットを削り込んでハンマースプリングの
位置を下げます。ハンマースプリングはジャンクパーツから適当なモノを持ってきて、上端だけ径を絞って使います。

ハンマーシート周りも加工が必要ですが、写真撮り忘れました・・・
続きまして、フレームのスタッドが嵌る部分。

このグリップ内側の丸い凹みの内径が6mmなのですが、タナカのスタッド(樹脂部分)は外径7mmほどあります。

このまま外径6mmに削るのはなかなか難しいので、一旦真鍮のスタッドを抜いてフレームの突起を削り落とします。

そこに長さを0.5mmほど短くした真鍮のスタッドを戻し、輪切りにした内径5mm外径6mmの真鍮パイプと共に接着。


また、P229用グリップにはP226E2用に無い抜け止めの爪がありまして・・・

タナカのフレーム寸法ではこの爪が引っ掛からないので、穴(グリップウェイトが入ってたトコ)を後方に拡大してます。
(上の画像は加工済み)
更に、親指の水かきの辺りに僅かに隙間ができるので、0.5mmのABS板をフレームに接着して埋めました。


最後に、ハンマーピンは旧型のシンプルなピンに交換。

タナカ現行のフランジが付いたハンマーピンだと、グリップに干渉するので・・・
トリガーバーには先日紹介した加工を施してあるので、フランジ無しのハンマーピンでも問題なく作動します♪
これでようやっと装着可能になります。心配していた上下のスタッドの位置や、フレームの幅などはそのままでピッタリ!
次回からは、これまた大変なスライド側の加工を紹介します♪
お楽しみに!!
何と、タイミング良く現行P229のワンピースグリップが某オークションに出品されたのです!
(出品者はグリップ好きなら一度はお世話になっているであろう、目の粗い麻生地?バックのあのお方。正に女神と思いましたw)
そして、無事にゲット出来ました~!!

DAK(P229のダブルアクションオンリー版)用のパッケージでしたが、グリップ自体はDA/SAと共用なので無問題♪
ただ、そのままではタナカP228に装着出来ず、要加工です。ワンピースグリップの内側、しかも削りにくいナイロンをシコシコ
するのは大変なので、今回はグリップは一切加工せずにフレーム側を合わせます!
まずはハンマーストラット。

ノーマルのままではどう逆立ちしてもハンマースプリングがグリップに干渉するので、ストラットを削り込んでハンマースプリングの
位置を下げます。ハンマースプリングはジャンクパーツから適当なモノを持ってきて、上端だけ径を絞って使います。

ハンマーシート周りも加工が必要ですが、写真撮り忘れました・・・
続きまして、フレームのスタッドが嵌る部分。

このグリップ内側の丸い凹みの内径が6mmなのですが、タナカのスタッド(樹脂部分)は外径7mmほどあります。

このまま外径6mmに削るのはなかなか難しいので、一旦真鍮のスタッドを抜いてフレームの突起を削り落とします。

そこに長さを0.5mmほど短くした真鍮のスタッドを戻し、輪切りにした内径5mm外径6mmの真鍮パイプと共に接着。


また、P229用グリップにはP226E2用に無い抜け止めの爪がありまして・・・

タナカのフレーム寸法ではこの爪が引っ掛からないので、穴(グリップウェイトが入ってたトコ)を後方に拡大してます。
(上の画像は加工済み)
更に、親指の水かきの辺りに僅かに隙間ができるので、0.5mmのABS板をフレームに接着して埋めました。


最後に、ハンマーピンは旧型のシンプルなピンに交換。

タナカ現行のフランジが付いたハンマーピンだと、グリップに干渉するので・・・
トリガーバーには先日紹介した加工を施してあるので、フランジ無しのハンマーピンでも問題なく作動します♪
これでようやっと装着可能になります。心配していた上下のスタッドの位置や、フレームの幅などはそのままでピッタリ!
次回からは、これまた大変なスライド側の加工を紹介します♪
お楽しみに!!
SIG SAUER P229 SAS 完成!
SIG SAUER P229R カスタム完成♪
SIG SAUER P229R スライド側加工
SIG SAUER P229R カスタム開始!
SIG SAUER P229 SAS パーツ加工
SIG SAUER P229 SAS製作開始!
SIG SAUER P229R カスタム完成♪
SIG SAUER P229R スライド側加工
SIG SAUER P229R カスタム開始!
SIG SAUER P229 SAS パーツ加工
SIG SAUER P229 SAS製作開始!
これも大変な加工しないと取り付け出来ないんですね
トリガーバーの加工も考えたら難易度SSSクラスのグリップ取り付け加工ですね・・・ハァ・・・
> 私のデザートイーグルにグリップ取り付けて頂いた時を思い出しました、
>これも大変な加工しないと取り付け出来ないんですね
今回はフレームの肉盛り作業は少なかったので、デザートイーグルより楽だったかも知れませんw
>トリガーバーの加工も考えたら難易度SSSクラスのグリップ取り付け加工ですね・・・ハァ・・・
確かにその辺はちょっと敷居高いですが、やらなくても付かない事はないので…