2015年07月02日

CZ P-07 Vol.07 その他加工

大きな加工は終わったので、細かい加工に入ります。

まずはグリップのテクスチャですが、ココはCZ純正形状ではなく『ちょっとカスタム』した感じで行こうと・・・

フトント/バックストラップおよび側面のモールドを全て削り落としました。

CZ P-07 Vol.07 その他加工



側面は以前、Tiki HiCapで使った滑り止めテープを使いますが、曲面の多いバックストラップは仕方なく面倒臭い
スティップリングを行いました。

CZ P-07 Vol.07 その他加工

細かい方が好きなので、地道に1点1点細い半田コテでチクチクと。

後は完成までのお楽しみ♪




それから、ココは目を瞑ろうと思っていたところなんですが・・・

やっぱり気になるフロントセレーション。

フルサイズであるP-09のフロントセレーションの位置に対して、P-07のは後ろに3本分ほど寄ってるんですよね。
ただし本数は同じ8本。


セレーションの断面は垂直な矩形波断面のものもあれば、KJがモデルアップした片側に勾配が付いているものもあるようです。
Gun Professional誌2015年6月号のは前者)

今回は後者の形状のまま、左右とも後ろに3本ずつ追加する事に。



手ヤスリでな!!!(`・ω・´)

CZ P-07 Vol.07 その他加工



ナイロンなので粘りがあり、なかなか削り難くて大変でしたが、何とかなったかな・・・

CZ P-07 Vol.07 その他加工

多少の幅のズレとかはご容赦の程をm(_ _)m



前の3本分をABS板で埋めます。

CZ P-07 Vol.07 その他加工

2本リブを削り取って1枚の板で塞ぎました。



シコシコして下地の黒サフを吹いたところ。

CZ P-07 Vol.07 その他加工

多少の粗は大目に見てください・・・



最後に、フレームの刻印は面倒なのでやりませんが、やはりスライドの機種名刻印くらいは何とかしておきたいので、
P-09の9だけを埋めて、7を手彫りしましたー

CZ P-07 Vol.07 その他加工

こういう線が太い文字の手彫りはめっちゃ難しい!! 材質的にも粘りがあり、手彫りには最悪な条件が揃ってますww
何度も手直ししましたが、どうしても手彫り感が残りますね・・・


まぁ、今回は細かい事は気にしない事にしましょうww


と言う事で、いよいよ次回、完成です!!






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Posted by あじゃ  at 20:56 │Comments(19)CZ P-07/P-09

この記事へのコメント
斎藤です。こんばんは。

グリップ回りはやっぱりハンダコテ使うと思ってました!ん~細かいですね点々が(≧∀≦)

あと少しです!ラストスパートも慎重に(^-^)V

コンパクトはやっぱりいいなぁ~♪
Posted by 斎藤ー at 2015年07月02日 21:15
あじゃさん

側面に付ける滑り止め見ました! 便利ながら物があるんですね♪
Posted by 斎藤ー at 2015年07月02日 21:28
自分用と言いながらも結局、拘りがにじみ出てきていませんか?(笑)。
Posted by Wica at 2015年07月02日 21:45
うわぁあ~・・・セレーションもなんですね・・・

コレだけ加工しても、完成したら何処をどうしたのか、
わからないような状態の綺麗な塗装肌になるんですね

07のところが「トドメだぁ~~どりゃっ!!」みたいな必殺拳の印象を受けましたw
Posted by sirokuma at 2015年07月02日 22:33
こんばんは。

グリップ、そう来たんすか。シボシボからブツブツへ。

ふと~い刻印も、お見事です。すごいですね~。
Posted by sizu at 2015年07月02日 23:12
初めまして!
いつもブログ拝見させていただいております。
華麗なヤスリテクニックですね。
質問があるのですが、ヤスリでセレーションなどを彫る時、どのようにして位置決めをなさっているのでしょうか?
教えていただけると幸いです。
Posted by イマムライマムラ at 2015年07月02日 23:47
セレーションやると思ってましたよ!しかしグリップ仕上げ、そうきましたか!
これはコンパクトこそ似合いそうです。
スライド刻印ですが、9mmから彫り直しするかと期待してました(笑)
Posted by アメカジ67 at 2015年07月03日 00:28
あじゃさん、こんばんは♪

遂にセレーション迄...太字刻印に手彫り感?全く感じません( ;´Д`)美しぃ

...あじゃさんであれば、グリップのテクスチャーも再現可能なのでは!!?
Posted by butchbutch at 2015年07月03日 01:21
>斎藤一さん
>コンパクトはやっぱりいいなぁ~♪

いいですよね!
Posted by あじゃあじゃ at 2015年07月03日 09:19
>Wicaさん
>自分用と言いながらも結局、拘りがにじみ出てきていませんか?(笑)。

最低限の事はしておかないと皆さん納得して頂けないと思ったので・・・
って訳じゃないんですが、どうしてもこうなっちゃいますねww
Posted by あじゃあじゃ at 2015年07月03日 09:22
>sirokumaさん
>うわぁあ~・・・セレーションもなんですね・・・

ココは目立つのでやらざるを得ませんでしたw

>コレだけ加工しても、完成したら何処をどうしたのか、
>わからないような状態の綺麗な塗装肌になるんですね

実は一旦完成後にスライドをちょっと弄ったので塗装からやり直す予定です(;^_^A

>07のところが「トドメだぁ~~どりゃっ!!」みたいな必殺拳の印象を受けましたw

鉄拳ではキング使ってます!(?)
Posted by あじゃあじゃ at 2015年07月03日 09:25
>sizuさん
>グリップ、そう来たんすか。シボシボからブツブツへ。

滑り止めテープ、屋外の階段のステップとかに使うので超ザラザラで、
元のとは違う意味で痛いかもw コンシールドキャリーにはあまり荒いのは
向かないんですけどね・・・

>ふと~い刻印も、お見事です。すごいですね~。

あじゃっす! この後何度も手直しして何とか納得行く刻印になりました♪
Posted by あじゃあじゃ at 2015年07月03日 09:27
>イマムラさん
はじめまして! コメントありがとうございます♪

>質問があるのですが、ヤスリでセレーションなどを彫る時、どのようにして位置決めをなさっているのでしょうか?

位置決めというか目安の線をノギスとか使ってけがいて、後は目見当です(;^_^A
Posted by あじゃあじゃ at 2015年07月03日 09:37
>アメカジ67さん
>しかしグリップ仕上げ、そうきましたか!

オラガバニストですから!(`・ω・´)

あれ・・・? ガバじゃないや・・・

>スライド刻印ですが、9mmから彫り直しするかと期待してました(笑)

9x19とロゴマーク入れ替えですか?('A`)メンドクセ
Posted by あじゃあじゃ at 2015年07月03日 09:40
>butchさん
>遂にセレーション迄...太字刻印に手彫り感?全く感じません( ;´Д`)美しぃ

あじゃっす!! 太字だと底の部分が見えるじゃないですか? ソコが手彫りだと
元の刻印のように平坦に出来ないので、難しいんですね~~

>...あじゃさんであれば、グリップのテクスチャーも再現可能なのでは!!?

型取り君もあるので頑張ればテクスチャは何とかなるかも?ですが、真ん中の
ロゴマークがP-09より一回り(二回りくらいか?)小さいんですよね~
まぁ、そこまでP-07のグリップテクスチャに思い入れが無いのでやりませんでしたw
Posted by あじゃあじゃ at 2015年07月03日 09:45
こんばんは。
なんだかんだ言って、色々弄ってますね(笑)
セレーションはスルーするかと思いきや、やはり見逃せませんでしたね(笑)
とか言いながら自分、、気が付きませんでした(爆)
こうやって、自分好みに調きょ、、もとい、調整してくんですね。
加工し辛そうですが、じゃじゃ馬も地道に手なずけていくんですね(笑)
Posted by ta-93s at 2015年07月03日 20:24
>ta-93sさん
こんばんは!

>なんだかんだ言って、色々弄ってますね(笑)

まぁ、あっちこっち短くしてますからね〜
どうしても加工盛り沢山にはなりますね(;^_^A

>セレーションはスルーするかと思いきや、やはり見逃せませんでしたね(笑)

気付いたらヤスリを手にしてました…w

>加工し辛そうですが、じゃじゃ馬も地道に手なずけていくんですね(笑)

悪いところばかりじゃなく良いところもありますからね♪
耐衝撃性とか耐熱とか… 耐熱はトイガンにはオーバースペックですがw
Posted by あじゃあじゃ at 2015年07月03日 21:08
こんばんわ~。

フレームどうするんだろう?と思ってましたが、全削りですか。
ってか、それしかないですよね。
バックストラップのステッピング細かいですね~。
ステッピング加工って、どうも痛そうなイメージなんですよね。
セレーションの再現や、刻印も材質的に加工がかなり大変
そうですよね...
それがこんなに綺麗に出来てしまうってのは流石あじゃさん!
今までの数々の加工技術の成果の賜物ですよね。
Posted by とも at 2015年07月18日 20:57
>ともさん
どもども!

>フレームどうするんだろう?と思ってましたが、全削りですか。 ってか、それしかないですよね。

完全再現するとなると、元のテクスチャを型取りして、トレードマークは二回りくらい小さいから
刻印の要領で薄いプラ板から切り出して・・・とか考えたけど、きっとKJが出すからと思ってやめたw

>バックストラップのステッピング細かいですね~。 ステッピング加工って、どうも痛そうなイメージなんですよね。

ステッピング(Stepping)じゃないよスティップリング(Stippling)だよw
あんまり鋭いとコンシールドキャリーした時に服に引っ掛かっちゃうから、実銃の場合も
最後にブラスト掛けてエッジを丸めるんだそうな。

>セレーションの再現や、刻印も材質的に加工がかなり大変 そうですよね...

これは機械加工でもバリが出て嫌がられそうだよー
耐衝撃性は高いんだろうけど、加工性は最悪だねw

>今までの数々の加工技術の成果の賜物ですよね。

確かにそうかもね! 仕上げは別として加工はフルコンボ決めた感じ?w
Posted by あじゃあじゃ at 2015年07月19日 22:29
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